JPS6257678A - フツ素樹脂コ−テイング方法 - Google Patents
フツ素樹脂コ−テイング方法Info
- Publication number
- JPS6257678A JPS6257678A JP19477985A JP19477985A JPS6257678A JP S6257678 A JPS6257678 A JP S6257678A JP 19477985 A JP19477985 A JP 19477985A JP 19477985 A JP19477985 A JP 19477985A JP S6257678 A JPS6257678 A JP S6257678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluoroplastic
- fluororesin
- coating
- sheet
- coating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、アルミニウム(At)板上にフッ素樹脂をコ
ーティングする方法に関し、樹脂が強く接着するように
工夫したものである。
ーティングする方法に関し、樹脂が強く接着するように
工夫したものである。
〈従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〉フッ
素樹脂コーティングは、耐熱性のよい耐蝕性コーティン
グであυ、従来より、At板上にフッ素樹脂をコートし
て、加熱し焼結することにより行われている。しかし、
このようなフッ素樹脂コーティング層は、At板との接
着力が弱いため、はがれ易い欠点がある。このように従
来の方法では、At板上に高強度に接着したフッ素樹脂
コーティング層を形成できないので、通常At板の表面
の改質によって問題を解決しようとしているが、一般に
工程が煩雑になる傾向がある。
素樹脂コーティングは、耐熱性のよい耐蝕性コーティン
グであυ、従来より、At板上にフッ素樹脂をコートし
て、加熱し焼結することにより行われている。しかし、
このようなフッ素樹脂コーティング層は、At板との接
着力が弱いため、はがれ易い欠点がある。このように従
来の方法では、At板上に高強度に接着したフッ素樹脂
コーティング層を形成できないので、通常At板の表面
の改質によって問題を解決しようとしているが、一般に
工程が煩雑になる傾向がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、接着力の強化されたフッ
素樹脂コーティング層を容易に形成すことができるフッ
素樹脂コーティング方法を提供することを目的とする。
素樹脂コーティング層を容易に形成すことができるフッ
素樹脂コーティング方法を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
前記目的を達成する本発明の構成は、アルミニウム板上
にフッ素樹脂をコートシ、予備焼結を行うことによシ前
記フッ素樹脂を熱分解させて前記アルミニウム板の表面
をフッ素化し、その後新たにフッ素樹脂をコートして焼
結することによりフッ素樹脂コーティング層を形成する
ことを特徴とする特 本発明方法において最初にコートするフッ素樹脂の厚さ
は約1μm程度でよい。このフッ素樹脂を熱分解するに
は、約400℃以上で短時間(約1分間)加熱すればよ
い。このとき、分解によシ生成したフッ素がアルミニウ
ムと反応してAt−F 結合が形成される。
にフッ素樹脂をコートシ、予備焼結を行うことによシ前
記フッ素樹脂を熱分解させて前記アルミニウム板の表面
をフッ素化し、その後新たにフッ素樹脂をコートして焼
結することによりフッ素樹脂コーティング層を形成する
ことを特徴とする特 本発明方法において最初にコートするフッ素樹脂の厚さ
は約1μm程度でよい。このフッ素樹脂を熱分解するに
は、約400℃以上で短時間(約1分間)加熱すればよ
い。このとき、分解によシ生成したフッ素がアルミニウ
ムと反応してAt−F 結合が形成される。
この後、従来一般に行われていた方法に従って、所定の
フッ素樹脂コーティング層を形成すればよい。通常の焼
結条件は390℃で約1分間である。このようにして形
成づれたフッ素樹脂コーティング層は表面が7ツ累化さ
れたアルミニウム板と強固に接着している。
フッ素樹脂コーティング層を形成すればよい。通常の焼
結条件は390℃で約1分間である。このようにして形
成づれたフッ素樹脂コーティング層は表面が7ツ累化さ
れたアルミニウム板と強固に接着している。
なお、最初から所定の厚さにフッ素樹脂をコートし、高
温焼結した場合にも強固に接着されたフッ素樹脂コーテ
ィング層が形成されるが、この場合には樹脂の分解によ
シ全体が黄変する欠点がある。
温焼結した場合にも強固に接着されたフッ素樹脂コーテ
ィング層が形成されるが、この場合には樹脂の分解によ
シ全体が黄変する欠点がある。
本発明方法では、最初にコートされたフッ素樹脂は、予
備焼結によシ分解されるときに黄変するが薄い膜であシ
、さらにその上にコーティングするので最終製品での黄
変はほとんど無視できる。
備焼結によシ分解されるときに黄変するが薄い膜であシ
、さらにその上にコーティングするので最終製品での黄
変はほとんど無視できる。
〈作 用〉
本発明では、予備焼結によシフツ累樹脂とAt板とを化
学反応させて接着力の強いAt−F結合を形成する。そ
の後、新たにフッ素樹脂をコートして焼結するが、同一
樹脂を用いるので樹脂間の接着力も強い。
学反応させて接着力の強いAt−F結合を形成する。そ
の後、新たにフッ素樹脂をコートして焼結するが、同一
樹脂を用いるので樹脂間の接着力も強い。
く実 施 例〉
以下、本発明の好適な実施例を説明する。
通常の酸洗浄法によ多処理したAt板に、フッ素樹脂を
約1μmコートし、その後4905′X60秒の予備焼
結を行った。更に、新たにフッ素樹脂を厚くコートして
、390’CX45秒の焼結を行い、第一のコーテイン
グ膜全形成した。
約1μmコートし、その後4905′X60秒の予備焼
結を行った。更に、新たにフッ素樹脂を厚くコートして
、390’CX45秒の焼結を行い、第一のコーテイン
グ膜全形成した。
比較のため、上と同一のAt板にフッ素樹脂を厚くコー
トして、460℃×300秒の焼結を行い、第二のコー
テイング膜を形成した。
トして、460℃×300秒の焼結を行い、第二のコー
テイング膜を形成した。
さらに、従来技術にかかる方法に従い、同一のAt板に
フッ素樹脂をコートして390℃×45秒の焼結を行い
第三のコーテイング膜を形成した。
フッ素樹脂をコートして390℃×45秒の焼結を行い
第三のコーテイング膜を形成した。
第一のコーテイング膜は、At板と強く接着しており、
またフッ素樹脂本来の特性を有するものであった。
またフッ素樹脂本来の特性を有するものであった。
第二のコーテイング膜は、At板と強く接着しているが
コーテイング膜全体が熱分解を受けて黄変しておシ、撥
水性等のフッ素樹脂本来の特性が損われていた。
コーテイング膜全体が熱分解を受けて黄変しておシ、撥
水性等のフッ素樹脂本来の特性が損われていた。
従来技術にかかる第三のコーテイング膜はAt板との接
着力か弱く、はがれ易いものであった。
着力か弱く、はがれ易いものであった。
なお、第−及び第二のコーテイング膜をはがしてAt板
表面を分析した結果、Fが検出された。また、第三のコ
ーテイング膜の下のAt板からはFは検出されなかった
。
表面を分析した結果、Fが検出された。また、第三のコ
ーテイング膜の下のAt板からはFは検出されなかった
。
〈発明の効果〉
以上、実施例とともに具体的に説明したように、本発明
方法によれば、フッ素樹脂コーティング層の本来の特性
を有するとともにAt板に強く接着しているフッ素樹脂
コーティング層を容易に形成することができる。
方法によれば、フッ素樹脂コーティング層の本来の特性
を有するとともにAt板に強く接着しているフッ素樹脂
コーティング層を容易に形成することができる。
Claims (1)
- アルミニウム板上にフッ素樹脂をコートし、予備焼結を
行うことにより前記フッ素樹脂を熱分解させて前記アル
ミニウム板の表面をフッ素化し、その後新たにフッ素樹
脂をコートして焼結することによりフッ素樹脂コーティ
ング層を形成することを特徴とするフッ素樹脂コーティ
ング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19477985A JPS6257678A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | フツ素樹脂コ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19477985A JPS6257678A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | フツ素樹脂コ−テイング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257678A true JPS6257678A (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=16330113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19477985A Pending JPS6257678A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | フツ素樹脂コ−テイング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257678A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0481075A1 (en) * | 1990-04-05 | 1992-04-22 | Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha | Wall-forming structural material and resin-coated metal |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19477985A patent/JPS6257678A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0481075A1 (en) * | 1990-04-05 | 1992-04-22 | Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha | Wall-forming structural material and resin-coated metal |
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