JPS6257424A - 改良された球形ポリアミド粉末の製造方法 - Google Patents

改良された球形ポリアミド粉末の製造方法

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JPS6257424A
JPS6257424A JP19670285A JP19670285A JPS6257424A JP S6257424 A JPS6257424 A JP S6257424A JP 19670285 A JP19670285 A JP 19670285A JP 19670285 A JP19670285 A JP 19670285A JP S6257424 A JPS6257424 A JP S6257424A
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JP
Japan
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polyamide
powder
solvent
medium
melting point
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JP19670285A
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Tsutomu Watanabe
務 渡辺
Hideki Hayashi
英樹 林
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Shinto Paint Co Ltd
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Shinto Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は再沈澱法によるナイロン12の球状粉末の製造
に関するものである。
〔従来の技術〕
ポリアミド粉末は粉体塗装、吸着剤、化粧品基剤、焼結
成形品等の原料として工業的に大きな価値を有してふり
、特にこれらの分野では球状の形状をした粉末か望まれ
ている。
ポリアミドを粉末にする方法としてはベレット等の塊状
物を機械的に粉砕する方法・あ゛るいは適当な溶媒を用
いて温度による溶解度差を利用するか、貧溶媒を加えて
沈澱を析出させるいわゆる再沈澱法が代表的である。
機械的粉砕方法は粗砕には好適であるがポリアミドを微
細化するには限度がある上1得られた粉末は角ぼってい
て門凸に富み、あるいはヒゲ状の一突起を有する欠点が
ある。
再沈澱法は一般に粒径のより細い粉末を得ることが出来
、従来より幾つかの方法か提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のポリアミドに対する再沈澱法の溶“媒としてはエ
タノール、ブタノール、プロピレングリコールおよびベ
ンジルアルコールなどが使用出来ることが知られている
。しかしながらエタノール、ブタノールなどの低級アル
コールを使用する場合には高圧を必要とするかまたは特
別な無機化合物の添加を必要とするなど欠点がある。マ
タプロピレングリコール、ベンジルアルコールなどを使
用して得られるポリアミド粉末は不定形の2次凝集した
粒子を多く含んだ粉末となる欠点かある0 従って本発明の目的は実質的に球形のポリアミド微粒子
を製造する方法を提供することにあるO 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は再沈澱法における上記欠点を改良すべく実験
を重ねた結果、特定の媒体を使用することにより、ポリ
アミドを微細な球形になしうることを見いだし、この知
見に基づいて本発明を完成した。
本発明は1〜8重量%のヒドロキシエチルセルロースを
溶解した多価アルフール系溶媒を媒体として用いて、こ
れにペレット等のポリアミドを加えて、ポリアミドの融
点以上の温度で攪拌して十分に混合分散せしめた後、冷
却して溶融しているポリアミドを固化し、次いで媒体と
分離することからなる球形ポリアミド粉末の製造法にあ
る。
本発明で使用しうるポリアミドとしてはナイロン12、
ナイロン11、ナイロンl O/11がある。これらは
ペレットの形のもの、または他の任意の形のものを使用
でき、場合によっては予備粉砕して溶融を容易になしつ
るようにするのが好ましい。
本発明において用いられる多価アルコール系溶媒として
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリフール、ジプロ
ピレングリコール、トリプロピレングリコール、トリメ
チレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類
およびその誘導体であるエチレングリコールモツプチル
エーテルアセテートなどである。これらは1種または2
種以上混合して使用することも可能である。
これら溶媒に添加溶解することにより媒体の粘度を増加
するヒドロキシエチルセルロースとしてはハーキレス社
の商品名ナトロゾール250MR。
25014R:フジケミカル社の商品名フジヘツクHP
、Aw−153ユニオン拳カーバイド社の商品名セロサ
イズQI’15000H:ダイセル社の商品名5P−9
00などがある。
これらヒドロキシエチルセルロースの濃度は媒体中1.
0重謔%〜8.0重!i%の範囲で存在させ、好ましく
は2.0重駄%〜5.0重四%存在させるのが望ましい
とドロキシエチルセルロースが1.0ffiflffi
%以下であれば媒体の粘度を十分に増加出来ずその結果
得られるポリアミド粉末の形状は球形とは異なるものと
なりs、o重量%以上であれば逆に媒体の粘度が渇くな
り攪拌が困難となり十分な分散が行なわれず微粒化か不
満足な結果となる。
本発明において使用される媒体へとポリアミドの混合比
率は特に限定するものではないが一般にはポリアミド1
〜50重量%と媒体50〜99重敗%とを混合する。
本発明によれば上述した如く、ポリアミドと本発明で使
用するヒドロキシエチルセルロース溶解多価アルコール
系溶媒との混合物を、ポリアミドの融点以上に加熱して
溶解し1十分に攪拌してポリアミドを分散させ、次いで
冷却してポリアミドを微粒子として固化させる。
ポリアミドと媒体の分離は直接またはエタノールやアセ
トンを加えて希釈し粘度を下けてからp過することで可
能となり、戸別した粉末は更に水、エタノールおよびア
セトン等で十分洗浄した後真空乾燥器で乾燥することか
出来る0〔作用〕 本発明に従えばナイロン12の混合比、ヒドロキシエチ
ルセルロース溶解多価アルコール系溶媒からなる媒体の
粘度および攪拌条件等を適当に選定して組み合せること
により粉末の形状や粒径分布を調節することが出来る。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明を説明する。
実施例 1 ナイロン12(ダイセル社品L −21400)15?
、および3,5tのパーキュレス社のナトロゾール25
0HRを溶解したジエチレングリコール855’とを混
合し、200°Cにて30分間攪拌した後、攪拌しなが
ら冷却し、約100°Cで減圧濾過し、戸別した粉末を
エタノールにて十分洗浄した後、60°Cで3時間真空
乾燥器で乾燥した〇 得られたナイロン粉末14.9y−について電子顕微鏡
にて観察した結果3〜50μの球形の微粒子であった〇 実施例 2〜5 媒体の組成をかえて実施例1と同様な実験を行なった。
結果を表−1に示す。
比較例 1 ナイロン12(ダイセル社品L−21400)15?を
ジエチレングリコール85?と混合して200℃で30
分間攪拌後、攪拌しながら冷却したが冷却途中にて溶融
して分散していたナイロン全体が塊状にゲル化した。
比較例 2〜3 混合する溶媒をかえて比較例1と同様な実験を行なった
◎結果を表−1に示す。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば得られるナイロン例末は実質的に
均質な球形粉末であるので従来の欠点である不均一な不
定形状の粉末とは異なり粉体の流動性等が良好であり取
扱いの上で有利である。このような均質な球形微粒子は
粉体塗料、化粧品基剤および摺動部固体潤滑剤として好
適である。
同      安   達        智    
−1−二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、1〜8重量%のヒドロキシエチルセルロースを溶解
    した多価アルコール系溶媒を媒体として用いて、これに
    ポリアミドを加えて、ポリアミドの融点以上の温度で攪
    拌して十分に混合分散せしめた後、冷却して溶融したポ
    リアミドを固化させ、次いで媒体と分離することを特徴
    とする球形ポリアミド粉末の製造方法。
JP19670285A 1985-09-05 1985-09-05 改良された球形ポリアミド粉末の製造方法 Granted JPS6257424A (ja)

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JPH0450331B2 JPH0450331B2 (ja) 1992-08-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0376653A2 (en) * 1988-12-23 1990-07-04 Imperial Chemical Industries Plc Non-attritive method for making polyester, polycarbonate or polyamide particles, particles obtainable by the method and their use
JP2006169373A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Metal Color:Kk ナイロン12球状粒子粉末の製造方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0376653A2 (en) * 1988-12-23 1990-07-04 Imperial Chemical Industries Plc Non-attritive method for making polyester, polycarbonate or polyamide particles, particles obtainable by the method and their use
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JP4553717B2 (ja) * 2004-12-15 2010-09-29 株式会社メタルカラー ナイロン12球状粒子粉末の製造方法

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