JPS6257036B2 - - Google Patents
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- JPS6257036B2 JPS6257036B2 JP55053066A JP5306680A JPS6257036B2 JP S6257036 B2 JPS6257036 B2 JP S6257036B2 JP 55053066 A JP55053066 A JP 55053066A JP 5306680 A JP5306680 A JP 5306680A JP S6257036 B2 JPS6257036 B2 JP S6257036B2
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- BRALEKVBUFQYGS-HLYLUYEOSA-N [(2s,3r,4s,5r,6r)-6-[[(2r,3r,4s,5r,6s)-6-[5,7-dihydroxy-2-(4-hydroxy-3-methoxyphenyl)-4-oxochromen-3-yl]oxy-3,4,5-trihydroxyoxan-2-yl]methoxy]-4,5-dihydroxy-2-methyloxan-3-yl] (e)-3-(4-hydroxyphenyl)prop-2-enoate Chemical compound C1=C(O)C(OC)=CC(C2=C(C(=O)C3=C(O)C=C(O)C=C3O2)O[C@H]2[C@@H]([C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](CO[C@H]3[C@@H]([C@H](O)[C@@H](OC(=O)\C=C\C=4C=CC(O)=CC=4)[C@H](C)O3)O)O2)O)=C1 BRALEKVBUFQYGS-HLYLUYEOSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
本発明はジエネレータアサイナ方式の電子楽器
に関し、特に、複数の楽音発生チヤネルの選択操
作の拡張性がある電子楽器に関する。 ジエネレータアサイナ方式の電子楽器とは、全
鍵に相当する楽音信号が発生出来るように構成さ
れた楽音発生チヤネルを使用可能な鍵数より少な
い個数有し、押鍵操作により空いている楽音発生
チヤネルを選択して押鍵に対応する楽音信号を発
生させるものである。 このようなジエネレータアサイナ方式の電子楽
器は、必要最小限の楽音発生チヤネルを具えるだ
けでよく、回路構成が簡略化出来るため、より複
雑な音源処理が容易に出来るようになつている。 たとえば、プリセツトサウンド系(ピアノ、ハ
ープシユード等)とタブレツト系(フルート、オ
ボエ等)を同時に発音出来るようにする構成や、
プリセツトサウンド系から発生される楽音信号の
ピツチは一定しており、タブレツト系から発生さ
れる楽音信号はビブラート効果が付加されるよう
な構成も考えられる。 さらに、種々のカプラー効果も考えられより複
雑な構成になる。 このように音源処理が複雑化すると、楽音発生
部は楽音発生チヤネルの選択操作が容易で拡張性
のあるものが要求されてくる。 また、ジエネレータアサイナ部にマイクロコン
ピユータを利用する場合、マイクロコンピユータ
をより効率的に使用するために楽音発生部は楽音
発生チヤネルの選択操作が容易で拡張性のあるも
のが要求されてくる。 本発明は、複数の楽音発生チヤネルの選択操作
が容易でしかも拡張性のあるようにしたものであ
る。 以下図面と共に本発明の実施例を説明する。 第1図に本発明の楽音発生部の実施例を示す。
図において1は鍵盤で、複数の鍵スイツチにより
構成されている。2はジエネレータアサイナ(以
下GA部と略す。)で、特公昭50−33407号「電子
楽器における楽音およびボイスを選択するための
多重装置」などで既に公知のジエネレータアサイ
ナと同様の機能を有するものであつて、上記鍵盤
1の押鍵状態を検出し、押鍵された鍵に対して複
数の楽音発生チヤネルのうち空いている適当なチ
ヤネルを割り当て、鍵の押離鍵状態を示す押鍵信
号、音高を表わすノートデータ、オクターブデー
タを楽音発生部7に供給するものである。3は主
クロツク発振器、4はイニシヤルクリヤ信号発生
部(以下ICRG部と略す。)で、電源投入時など
のシステム全体のイニシヤライズ信号を発生する
ものである。5はトツプオクターブシンセサイザ
(以下TS部と略す。)で、前記主クロツク発振
器3の出力信号を入力とし、12音階の最高音域に
相当する1オクターブの音階信号を発生する。6
はタイミングパルス発生部(以下TPG部と略
す。)で、位相合わせ処理のタイミングパルスを
発生する。7は楽音発生部で、前記GA部2から
供給された押鍵信号、ノート、オクターブデータ
に基づいて所定の楽音信号を発生する。8はラツ
チで、前記GA部2で割り当てられた所定の楽音
発生チヤネルTGiのチヤネル選択データを記憶す
るものである。9はデコーダで、上記ラツチ8に
記憶されたチヤネル選択データに基づいて所定の
楽音発生チヤネルを選択するチヤネル選択信号を
出力する。10は音色形成部で、前記楽音発生部
7の出力信号(楽音信号)を入力とし、ローパス
フイルタ、バンドパスフイルタなどを用い所定の
音色を形成する。11は増幅器、12はスピーカ
である。 説明を簡単にするために、前記楽音発生部7内
にある楽音発生チヤネル数を8チヤネルすなわち
TG0〜TG7として説明する。 また、前述のように音源処理が複雑になつてく
ると、GA部2の処理も複雑になつてくる。そこ
で第1図の実施例ではGA部2をマイクロコンピ
ユータで構成したものを想定している。GA部2
の出力A/Dは8ビツト構成になつている。 まず、電源がFFからNに変化すると、
ICRG部4からイニシヤルクリヤパルスが発生す
る。そうするとGA部2、TS部5、TPG部
6、楽音発生部7が初期設定される。 その後、鍵盤1のある鍵たとえば、鍵スイツチ
KC1を押鍵操作するとGA部2において適当な楽
音発生チヤネルTGoの割り当て操作を行ない、
GA部2から楽音発生部7に楽音発生チヤネル選
択データ(以下CH選択データと略す。)と楽音発
生データ(押鍵信号、ノートデータ、オクターブ
データ)が送出される。 GA部2から楽音発生部7に送出されるデータ
のタイミングを第2図に示す。 第2図からも分かるようにGA部2の出力A/
DからCH選択データと楽音発生データを多重化
した形で送出している。 出力A/DからCH選択データが送出されてい
るタイミング中に出力ALEから論理ロウレベル
(以下“0”と略す。)→論理ハイレベル(以下
“1”と略す。)→“0”というCH選択データ書
き込みパルス(以下CDWP信号と略す。)が送出
される。 また、出力A/Dから楽音発生データが送出さ
れているタイミング中に出力WRから“0”→
“1”→“0”という楽音発生データ書き込みパ
ルス(以下TDWP信号と略す。)が送出される。 出力ALEおよび出力WRから送出されるCDWP
信号およびTDWP信号は楽音発生部7側でCH選
択データおよび楽音発生データを記憶するための
書き込み信号となる。 第2図に示したようなタイミング関係でCH選
択データと楽音発生データが楽音発生部7に転送
されると、まずCH選択データをラツチ8に
CDWP信号の“1”から“0”へ変化するタイミ
ングで記憶する。そして、デコーダ9では、ラツ
チ8に記憶されたCH選択データに基づいて出力
Snから楽音発生チヤネルの入力SELに選択信号
“1”を送出する。 CH選択データと選択される楽音発生チヤネル
との関係を第1表に示す。
に関し、特に、複数の楽音発生チヤネルの選択操
作の拡張性がある電子楽器に関する。 ジエネレータアサイナ方式の電子楽器とは、全
鍵に相当する楽音信号が発生出来るように構成さ
れた楽音発生チヤネルを使用可能な鍵数より少な
い個数有し、押鍵操作により空いている楽音発生
チヤネルを選択して押鍵に対応する楽音信号を発
生させるものである。 このようなジエネレータアサイナ方式の電子楽
器は、必要最小限の楽音発生チヤネルを具えるだ
けでよく、回路構成が簡略化出来るため、より複
雑な音源処理が容易に出来るようになつている。 たとえば、プリセツトサウンド系(ピアノ、ハ
ープシユード等)とタブレツト系(フルート、オ
ボエ等)を同時に発音出来るようにする構成や、
プリセツトサウンド系から発生される楽音信号の
ピツチは一定しており、タブレツト系から発生さ
れる楽音信号はビブラート効果が付加されるよう
な構成も考えられる。 さらに、種々のカプラー効果も考えられより複
雑な構成になる。 このように音源処理が複雑化すると、楽音発生
部は楽音発生チヤネルの選択操作が容易で拡張性
のあるものが要求されてくる。 また、ジエネレータアサイナ部にマイクロコン
ピユータを利用する場合、マイクロコンピユータ
をより効率的に使用するために楽音発生部は楽音
発生チヤネルの選択操作が容易で拡張性のあるも
のが要求されてくる。 本発明は、複数の楽音発生チヤネルの選択操作
が容易でしかも拡張性のあるようにしたものであ
る。 以下図面と共に本発明の実施例を説明する。 第1図に本発明の楽音発生部の実施例を示す。
図において1は鍵盤で、複数の鍵スイツチにより
構成されている。2はジエネレータアサイナ(以
下GA部と略す。)で、特公昭50−33407号「電子
楽器における楽音およびボイスを選択するための
多重装置」などで既に公知のジエネレータアサイ
ナと同様の機能を有するものであつて、上記鍵盤
1の押鍵状態を検出し、押鍵された鍵に対して複
数の楽音発生チヤネルのうち空いている適当なチ
ヤネルを割り当て、鍵の押離鍵状態を示す押鍵信
号、音高を表わすノートデータ、オクターブデー
タを楽音発生部7に供給するものである。3は主
クロツク発振器、4はイニシヤルクリヤ信号発生
部(以下ICRG部と略す。)で、電源投入時など
のシステム全体のイニシヤライズ信号を発生する
ものである。5はトツプオクターブシンセサイザ
(以下TS部と略す。)で、前記主クロツク発振
器3の出力信号を入力とし、12音階の最高音域に
相当する1オクターブの音階信号を発生する。6
はタイミングパルス発生部(以下TPG部と略
す。)で、位相合わせ処理のタイミングパルスを
発生する。7は楽音発生部で、前記GA部2から
供給された押鍵信号、ノート、オクターブデータ
に基づいて所定の楽音信号を発生する。8はラツ
チで、前記GA部2で割り当てられた所定の楽音
発生チヤネルTGiのチヤネル選択データを記憶す
るものである。9はデコーダで、上記ラツチ8に
記憶されたチヤネル選択データに基づいて所定の
楽音発生チヤネルを選択するチヤネル選択信号を
出力する。10は音色形成部で、前記楽音発生部
7の出力信号(楽音信号)を入力とし、ローパス
フイルタ、バンドパスフイルタなどを用い所定の
音色を形成する。11は増幅器、12はスピーカ
である。 説明を簡単にするために、前記楽音発生部7内
にある楽音発生チヤネル数を8チヤネルすなわち
TG0〜TG7として説明する。 また、前述のように音源処理が複雑になつてく
ると、GA部2の処理も複雑になつてくる。そこ
で第1図の実施例ではGA部2をマイクロコンピ
ユータで構成したものを想定している。GA部2
の出力A/Dは8ビツト構成になつている。 まず、電源がFFからNに変化すると、
ICRG部4からイニシヤルクリヤパルスが発生す
る。そうするとGA部2、TS部5、TPG部
6、楽音発生部7が初期設定される。 その後、鍵盤1のある鍵たとえば、鍵スイツチ
KC1を押鍵操作するとGA部2において適当な楽
音発生チヤネルTGoの割り当て操作を行ない、
GA部2から楽音発生部7に楽音発生チヤネル選
択データ(以下CH選択データと略す。)と楽音発
生データ(押鍵信号、ノートデータ、オクターブ
データ)が送出される。 GA部2から楽音発生部7に送出されるデータ
のタイミングを第2図に示す。 第2図からも分かるようにGA部2の出力A/
DからCH選択データと楽音発生データを多重化
した形で送出している。 出力A/DからCH選択データが送出されてい
るタイミング中に出力ALEから論理ロウレベル
(以下“0”と略す。)→論理ハイレベル(以下
“1”と略す。)→“0”というCH選択データ書
き込みパルス(以下CDWP信号と略す。)が送出
される。 また、出力A/Dから楽音発生データが送出さ
れているタイミング中に出力WRから“0”→
“1”→“0”という楽音発生データ書き込みパ
ルス(以下TDWP信号と略す。)が送出される。 出力ALEおよび出力WRから送出されるCDWP
信号およびTDWP信号は楽音発生部7側でCH選
択データおよび楽音発生データを記憶するための
書き込み信号となる。 第2図に示したようなタイミング関係でCH選
択データと楽音発生データが楽音発生部7に転送
されると、まずCH選択データをラツチ8に
CDWP信号の“1”から“0”へ変化するタイミ
ングで記憶する。そして、デコーダ9では、ラツ
チ8に記憶されたCH選択データに基づいて出力
Snから楽音発生チヤネルの入力SELに選択信号
“1”を送出する。 CH選択データと選択される楽音発生チヤネル
との関係を第1表に示す。
【表】
CH選択データとしてはGA部2の出力A/Dの
下位3ビツトすなわち、A/D0、A/D1、A/
D2を利用している。 そして、所定の楽音発生チヤネルTGiが選択さ
れたのち、楽音発生データとTDWP信号がGA部
2から楽音発生部7に加えられると、TDWP信
号の“1”から“0”へ変化するタイミングで所
定の楽音発生チヤネルTGiに楽音発生データが記
憶される。 ここで、楽音発生データのデータ構成内容を説
明する。第2表に楽音発生データの構成内容を示
す。GA部2の出力A/Dの上位4ビツトすなわ
ちA/D4〜A/D7がノート選択データとなり第
3表にノート選択データと選択される音名との関
係を示す。 4ビツト目すなわちA/D3は鍵スイツチの
N/FF状態を表わす鍵N/FFデータであ
り“1”でN、“0”でFF状態となる。 そして、下位3ビツトすなわちA/D0〜A/
D2はオクターブ選択データとなり第4表にオク
ターブ選択データと選択されるオクターブの関係
を示す。
下位3ビツトすなわち、A/D0、A/D1、A/
D2を利用している。 そして、所定の楽音発生チヤネルTGiが選択さ
れたのち、楽音発生データとTDWP信号がGA部
2から楽音発生部7に加えられると、TDWP信
号の“1”から“0”へ変化するタイミングで所
定の楽音発生チヤネルTGiに楽音発生データが記
憶される。 ここで、楽音発生データのデータ構成内容を説
明する。第2表に楽音発生データの構成内容を示
す。GA部2の出力A/Dの上位4ビツトすなわ
ちA/D4〜A/D7がノート選択データとなり第
3表にノート選択データと選択される音名との関
係を示す。 4ビツト目すなわちA/D3は鍵スイツチの
N/FF状態を表わす鍵N/FFデータであ
り“1”でN、“0”でFF状態となる。 そして、下位3ビツトすなわちA/D0〜A/
D2はオクターブ選択データとなり第4表にオク
ターブ選択データと選択されるオクターブの関係
を示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
所定の楽音発生チヤネルTGnに楽音発生デー
タが記憶されると、ノート選択データによりT
S部5から所望の最高音階信号を選択し、選択し
た音階信号を入力とし全音域に相当する音階信号
をオクターブ分周器で形成する。そして、オクタ
ーブ選択データにより所望の音域の音階信号を選
択したのち鍵ON/OFFデータに基づいて振幅変
調を行ない楽音発生チヤネルから楽音信号として
出力する。 各楽音発生チヤネルから出力された楽音信号は
音色形成部10に加えられ所望の音色などを形成
する。そして、音色形成部10で形成された音色
は増幅器11を介してスピーカ12から発音され
る。 その後、新たな鍵スイツチが押鍵操作されると
上述と同様な操作により押鍵に対応した楽音信号
が発音される。 次に位相合わせ動作について説明する。 使用可能な鍵数より少ない楽音発生チヤネルを
有し、押鍵操作により空いている楽音発生チヤネ
ルを選択し押鍵に対応する楽音信号を発生するシ
ステムでは、各々の楽音発生チヤネルは使用出来
る全鍵に相当する楽音信号を発生出来るようにな
つており、楽音発生チヤネル内にあるオクターブ
分周器の分周状態が各々の楽音発生チヤネル間で
異なつていることもある。そのような状態で複数
チヤネルたとえば、楽音発生チヤネルTG0と楽音
発生チヤネルTG1に同一音名のノート選択データ
が入力された場合、楽音発生チヤネルTG0とTG1
の間でノート選択データを入力するタイミングお
よびオクターブ分周器の分周状態が異なり、その
まま楽音信号を発生すると楽音信号の位相関係が
2チヤネル間で異なることもあり最悪の場合前記
2チヤネルの楽音信号の位相が逆位相の関係にな
る。そうなると、それぞれの楽音信号間で打ち消
しが生じ楽音信号が発生しなくなる。 そこで、複数の楽音発生チヤネルに同一音名が
入力された時でもオクターブ分周器の分周状態を
等しくし、楽音信号間での位相打ち消しという上
述のような現象を防ぐ機能(位相合わせ動作)が
必要になる。 たとえば、楽音発生チヤネルTG0に鍵スイツチ
KC1が割り当てられ鍵スイツチKC1に対応する楽
音信号が発生しているとする。 そして、楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分
周内容(位相データ)はTPG部6の出力信号
(タイミングパルスφ0〜φ6)よつてPD1およ
びPD2から所定のタイムスロツトで周期的に位相
データバスに送出される。 その後、楽音発生チヤネルTG1に楽音発生チヤ
ネルTG0で発生している楽音信号とオクターブ関
係にある鍵スイツチKC2が割り当てられた場合、
楽音発生チヤネルTG0とTG1に同一音名が割り当
てられたことになり、位相データバスに重畳され
ている楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分周内
容をタイミングパルスφ0〜φ6によつて所定の
タイミングで楽音発生チヤネルTG1のオクターブ
分周器に順次書き込み処理が行なわれる。その結
果、楽音発生チヤネルTG0とTG1のオクターブ分
周内容が等しくなり楽音信号の位相関係が2チヤ
ネル間で一致する。 そして、書き込み処理が終了すると楽音発生チ
ヤネルTG0とTG1のオクターブ分周内容はTPG部
6からのタイミングパルスφ0〜φ6によつて同
一タイムスロツトで周期的に位相データバスに送
出されることになる。 また、上述のように楽音発生チヤネルTG1に位
相データの書き込み処理を行なつている途中に楽
音発生チヤネルTG0のオクターブ分周器でカウン
トアツプ処理あるいはカウントダウン処理が行な
われた場合はもう一度楽音発生チヤネルTG1に楽
音発生チヤネルTG0のオクターブ分周内容を書き
込む必要がある。 なぜならば、位相データの書き込み処理を行な
うタイミングとオクターブ分周器がカウントアツ
ブあるいはカウントダウンされるタイミングとは
無関係なタイミングであり、カウントアツプある
いはカウントダウンが行なわれることにより位相
データがみだれ、書き込みミスが発生する。書き
込みミスが発生すると、楽音信号の位相関係が逆
位相になることもあり、楽音信号の打ち消しが発
生する。 位相合わせ処理は本発明に関係しないので、詳
細な説明は省略する。 第3図は本発明の実施例であり、楽音発生部の
選択操作を行なう部分を示す。第3図は第1図の
楽音発生部7に相当する楽音発生部を複数個並列
使用した場合を示している。 13はラツチで、複数の楽音発生部の選択を行
なう楽音発生部選択データ(以下TG選択データ
と略す。)を記憶する。14,15,16はAND
ゲート、17,18,19は楽音発生部で、第1
図中の楽音発生部7と同一機能である。 鍵スイツチが押鍵操作されると、GA部2にお
いて所定の楽音発生部および空チヤネルを検索
し、第4図に示すようなタイミングでGA部2の
出力A/DからTG選択データとCH選択データが
送出され、その後楽音発生データが送出される。 そして、CDWP信号が“1”から“0”に変化
するタイミングでTG選択データがラツチ13に
記憶されると共に、各楽音発生部17,18,1
9内にあるラツチ8にCH選択データが記憶され
る。そうすると、TG選択データに基づいて楽音
発生部が選択される。すなわち、TG選択データ
によつてAND14〜16のうち1つを選択す
る。TG選択データはGA部2の出力A/Dの4ビ
ツト〜6ビツト(A/D4、A/D5、A/D6)を
使用している。第5表にTG選択データと選択さ
れる楽音発生部の関係を示す。 たとえば、A/D4=“1”、A/D5=“0”、
A/D6=“0”とすると、ラツチ13の出力Q1=
“1”、Q2、Q3=“0”となりAND15,16は開
状態となる。そして、TDWP信号はAND14を
介して楽音発生部17の入力WRにのみ印加され
る。
タが記憶されると、ノート選択データによりT
S部5から所望の最高音階信号を選択し、選択し
た音階信号を入力とし全音域に相当する音階信号
をオクターブ分周器で形成する。そして、オクタ
ーブ選択データにより所望の音域の音階信号を選
択したのち鍵ON/OFFデータに基づいて振幅変
調を行ない楽音発生チヤネルから楽音信号として
出力する。 各楽音発生チヤネルから出力された楽音信号は
音色形成部10に加えられ所望の音色などを形成
する。そして、音色形成部10で形成された音色
は増幅器11を介してスピーカ12から発音され
る。 その後、新たな鍵スイツチが押鍵操作されると
上述と同様な操作により押鍵に対応した楽音信号
が発音される。 次に位相合わせ動作について説明する。 使用可能な鍵数より少ない楽音発生チヤネルを
有し、押鍵操作により空いている楽音発生チヤネ
ルを選択し押鍵に対応する楽音信号を発生するシ
ステムでは、各々の楽音発生チヤネルは使用出来
る全鍵に相当する楽音信号を発生出来るようにな
つており、楽音発生チヤネル内にあるオクターブ
分周器の分周状態が各々の楽音発生チヤネル間で
異なつていることもある。そのような状態で複数
チヤネルたとえば、楽音発生チヤネルTG0と楽音
発生チヤネルTG1に同一音名のノート選択データ
が入力された場合、楽音発生チヤネルTG0とTG1
の間でノート選択データを入力するタイミングお
よびオクターブ分周器の分周状態が異なり、その
まま楽音信号を発生すると楽音信号の位相関係が
2チヤネル間で異なることもあり最悪の場合前記
2チヤネルの楽音信号の位相が逆位相の関係にな
る。そうなると、それぞれの楽音信号間で打ち消
しが生じ楽音信号が発生しなくなる。 そこで、複数の楽音発生チヤネルに同一音名が
入力された時でもオクターブ分周器の分周状態を
等しくし、楽音信号間での位相打ち消しという上
述のような現象を防ぐ機能(位相合わせ動作)が
必要になる。 たとえば、楽音発生チヤネルTG0に鍵スイツチ
KC1が割り当てられ鍵スイツチKC1に対応する楽
音信号が発生しているとする。 そして、楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分
周内容(位相データ)はTPG部6の出力信号
(タイミングパルスφ0〜φ6)よつてPD1およ
びPD2から所定のタイムスロツトで周期的に位相
データバスに送出される。 その後、楽音発生チヤネルTG1に楽音発生チヤ
ネルTG0で発生している楽音信号とオクターブ関
係にある鍵スイツチKC2が割り当てられた場合、
楽音発生チヤネルTG0とTG1に同一音名が割り当
てられたことになり、位相データバスに重畳され
ている楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分周内
容をタイミングパルスφ0〜φ6によつて所定の
タイミングで楽音発生チヤネルTG1のオクターブ
分周器に順次書き込み処理が行なわれる。その結
果、楽音発生チヤネルTG0とTG1のオクターブ分
周内容が等しくなり楽音信号の位相関係が2チヤ
ネル間で一致する。 そして、書き込み処理が終了すると楽音発生チ
ヤネルTG0とTG1のオクターブ分周内容はTPG部
6からのタイミングパルスφ0〜φ6によつて同
一タイムスロツトで周期的に位相データバスに送
出されることになる。 また、上述のように楽音発生チヤネルTG1に位
相データの書き込み処理を行なつている途中に楽
音発生チヤネルTG0のオクターブ分周器でカウン
トアツプ処理あるいはカウントダウン処理が行な
われた場合はもう一度楽音発生チヤネルTG1に楽
音発生チヤネルTG0のオクターブ分周内容を書き
込む必要がある。 なぜならば、位相データの書き込み処理を行な
うタイミングとオクターブ分周器がカウントアツ
ブあるいはカウントダウンされるタイミングとは
無関係なタイミングであり、カウントアツプある
いはカウントダウンが行なわれることにより位相
データがみだれ、書き込みミスが発生する。書き
込みミスが発生すると、楽音信号の位相関係が逆
位相になることもあり、楽音信号の打ち消しが発
生する。 位相合わせ処理は本発明に関係しないので、詳
細な説明は省略する。 第3図は本発明の実施例であり、楽音発生部の
選択操作を行なう部分を示す。第3図は第1図の
楽音発生部7に相当する楽音発生部を複数個並列
使用した場合を示している。 13はラツチで、複数の楽音発生部の選択を行
なう楽音発生部選択データ(以下TG選択データ
と略す。)を記憶する。14,15,16はAND
ゲート、17,18,19は楽音発生部で、第1
図中の楽音発生部7と同一機能である。 鍵スイツチが押鍵操作されると、GA部2にお
いて所定の楽音発生部および空チヤネルを検索
し、第4図に示すようなタイミングでGA部2の
出力A/DからTG選択データとCH選択データが
送出され、その後楽音発生データが送出される。 そして、CDWP信号が“1”から“0”に変化
するタイミングでTG選択データがラツチ13に
記憶されると共に、各楽音発生部17,18,1
9内にあるラツチ8にCH選択データが記憶され
る。そうすると、TG選択データに基づいて楽音
発生部が選択される。すなわち、TG選択データ
によつてAND14〜16のうち1つを選択す
る。TG選択データはGA部2の出力A/Dの4ビ
ツト〜6ビツト(A/D4、A/D5、A/D6)を
使用している。第5表にTG選択データと選択さ
れる楽音発生部の関係を示す。 たとえば、A/D4=“1”、A/D5=“0”、
A/D6=“0”とすると、ラツチ13の出力Q1=
“1”、Q2、Q3=“0”となりAND15,16は開
状態となる。そして、TDWP信号はAND14を
介して楽音発生部17の入力WRにのみ印加され
る。
【表】
TDWP信号が“1”から“0”に変化するタ
イミングで、楽音発生部17内のラツチ8に記憶
されているCH選択データに基づいて所定の楽音
発生チヤネルに楽音発生データが記憶され第1図
で説明したような処理が行なわれて押鍵スイツチ
に対応した楽音信号が発生される。 また、上述ではTG選択データを各楽音発生部
に対応して1ビツトづつ割り当てていたが、A/
D4、A/D5、A/D6から出力されるTG選択デ
ータをコード化した形にすることによりさらに複
数の楽音発生部が選択出来ることはいうまでもな
い。 以上のように本発明では、楽音発生チヤネルの
選択をコード化(CH選択データ)し、そのCH選
択データを楽音発生部7内にあるラツチ8に一時
記憶してデコーダ9で所定の楽音発生チヤネルを
選択するようにしジエネレータアサイナ部2から
は、選択すべきCH選択データと楽音発生データ
を送出するだけで所定の楽音が発生できるように
したことによりジエネレータアサイナ部2にマイ
クロコンピユータを利用した場合、上述のような
簡単な操作により楽音が発生できるため、マイク
ロコンピユータをジエネレータアサイナ部専用だ
けでなく他の用途にも共用して使用できる。 また、音源系列または発音可能なチヤネル数が
増加してもTG選択データにより容易に拡張出来
るという効果が得られる。
イミングで、楽音発生部17内のラツチ8に記憶
されているCH選択データに基づいて所定の楽音
発生チヤネルに楽音発生データが記憶され第1図
で説明したような処理が行なわれて押鍵スイツチ
に対応した楽音信号が発生される。 また、上述ではTG選択データを各楽音発生部
に対応して1ビツトづつ割り当てていたが、A/
D4、A/D5、A/D6から出力されるTG選択デ
ータをコード化した形にすることによりさらに複
数の楽音発生部が選択出来ることはいうまでもな
い。 以上のように本発明では、楽音発生チヤネルの
選択をコード化(CH選択データ)し、そのCH選
択データを楽音発生部7内にあるラツチ8に一時
記憶してデコーダ9で所定の楽音発生チヤネルを
選択するようにしジエネレータアサイナ部2から
は、選択すべきCH選択データと楽音発生データ
を送出するだけで所定の楽音が発生できるように
したことによりジエネレータアサイナ部2にマイ
クロコンピユータを利用した場合、上述のような
簡単な操作により楽音が発生できるため、マイク
ロコンピユータをジエネレータアサイナ部専用だ
けでなく他の用途にも共用して使用できる。 また、音源系列または発音可能なチヤネル数が
増加してもTG選択データにより容易に拡張出来
るという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図はジエネレータアサイナ部から送出されるデー
タのタイミングチヤート、第3図は本発明の他の
実施例のブロツク図、第4図はTG選択データ、
CH選択データと楽音発生データの送出されるタ
イミングチヤートである。 1……鍵盤、2……ジエネレータアサイナ、7
……楽音発生部、8……ラツチ、9……デコー
ダ、13……ラツチ、14,15,16……
ANDゲート。
図はジエネレータアサイナ部から送出されるデー
タのタイミングチヤート、第3図は本発明の他の
実施例のブロツク図、第4図はTG選択データ、
CH選択データと楽音発生データの送出されるタ
イミングチヤートである。 1……鍵盤、2……ジエネレータアサイナ、7
……楽音発生部、8……ラツチ、9……デコー
ダ、13……ラツチ、14,15,16……
ANDゲート。
Claims (1)
- 1 楽音を発生する複数の楽音発生チヤネルから
構成される楽音発生部と、鍵スイツチにより要求
された楽音を上記複数の楽音発生チヤネルのうち
空いている適当なチヤネルに割り当てるジエネレ
ータアサイナとを具備した電子楽器において、上
記複数の楽音発生チヤネル個別に楽音発生データ
を記憶する記憶器と、上記楽音発生部内に複数の
楽音発生チヤネルのうち所定の楽音発生チヤネル
を選択するための選択データを記憶し選択信号を
出力する選択部を設けるとともに上記楽音発生部
を複数並列に接続して前記ジエネレータアサイナ
と上記複数の楽音発生部との間に複数の楽音発生
部のうち所定の楽音発生部を選択するための選択
データを記憶し選択信号を出力する選択部を設
け、ジエネレータアサイナからは楽音発生部の選
択データと楽音発生チヤネルの選択データと押鍵
スイツチに対応する楽音の楽音発生データを送出
し、上記楽音発生部の選択データと楽音発生チヤ
ネルの選択データに基づいて選択された楽音発生
チヤネルに上記楽音発生データを転送し所望の楽
音を発生するようにしたことを特徴とする電子楽
器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5306680A JPS56149091A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Electronic musical instrument |
DE8181301749T DE3175149D1 (en) | 1980-04-21 | 1981-04-21 | Electronic musical instrument |
EP81301749A EP0038707B1 (en) | 1980-04-21 | 1981-04-21 | Electronic musical instrument |
CA000375858A CA1170484A (en) | 1980-04-21 | 1981-04-21 | Electronic musical instruments |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5306680A JPS56149091A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Electronic musical instrument |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149091A JPS56149091A (en) | 1981-11-18 |
JPS6257036B2 true JPS6257036B2 (ja) | 1987-11-28 |
Family
ID=12932451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5306680A Granted JPS56149091A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Electronic musical instrument |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56149091A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638192B2 (ja) * | 1986-04-24 | 1994-05-18 | ヤマハ株式会社 | 楽音発生装置 |
JPS6488594A (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electronic musical instrument |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49131111A (ja) * | 1973-04-19 | 1974-12-16 | ||
JPS5087705A (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-15 | ||
JPS5241517A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-31 | Nippon Gakki Seizo Kk | Electronic musical instrument |
JPS5383610A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-24 | Nippon Gakki Seizo Kk | Wave generator for electronic musical instruments |
JPS5434812A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-14 | Nippon Gakki Seizo Kk | Electronic musical instrument |
JPS54134414A (en) * | 1978-04-10 | 1979-10-18 | Nippon Gakki Seizo Kk | Touch response device for electronic instrument |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5306680A patent/JPS56149091A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49131111A (ja) * | 1973-04-19 | 1974-12-16 | ||
JPS5087705A (ja) * | 1973-12-07 | 1975-07-15 | ||
JPS5241517A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-31 | Nippon Gakki Seizo Kk | Electronic musical instrument |
JPS5383610A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-24 | Nippon Gakki Seizo Kk | Wave generator for electronic musical instruments |
JPS5434812A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-14 | Nippon Gakki Seizo Kk | Electronic musical instrument |
JPS54134414A (en) * | 1978-04-10 | 1979-10-18 | Nippon Gakki Seizo Kk | Touch response device for electronic instrument |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149091A (en) | 1981-11-18 |
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