JPH0545959B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0545959B2 JPH0545959B2 JP55053073A JP5307380A JPH0545959B2 JP H0545959 B2 JPH0545959 B2 JP H0545959B2 JP 55053073 A JP55053073 A JP 55053073A JP 5307380 A JP5307380 A JP 5307380A JP H0545959 B2 JPH0545959 B2 JP H0545959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- musical tone
- data
- envelope
- tone generation
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- BRALEKVBUFQYGS-HLYLUYEOSA-N [(2s,3r,4s,5r,6r)-6-[[(2r,3r,4s,5r,6s)-6-[5,7-dihydroxy-2-(4-hydroxy-3-methoxyphenyl)-4-oxochromen-3-yl]oxy-3,4,5-trihydroxyoxan-2-yl]methoxy]-4,5-dihydroxy-2-methyloxan-3-yl] (e)-3-(4-hydroxyphenyl)prop-2-enoate Chemical compound C1=C(O)C(OC)=CC(C2=C(C(=O)C3=C(O)C=C(O)C=C3O2)O[C@H]2[C@@H]([C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](CO[C@H]3[C@@H]([C@H](O)[C@@H](OC(=O)\C=C\C=4C=CC(O)=CC=4)[C@H](C)O3)O)O2)O)=C1 BRALEKVBUFQYGS-HLYLUYEOSA-N 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
本発明はジエネレータアサイナ方式の電子楽器
に関し、特に、複数の楽音発生チヤネルの選択操
作の拡張性がある電子楽器に関する。 ジエネレータアサイナ方式の電子楽器とは、全
鍵に相当する楽音信号が発生出来るようになつて
いる楽音発生チヤネルを使用可能な鍵数より少な
い固数有し、押鍵操作により空いている楽音発生
装置を選択して押鍵に対応する楽音信号を発生さ
せるものである。 このようなジエネレータアサイナ方式の電子楽
器は、必要最小限の楽音発生チヤネルを具えるだ
けでよく回路構成が簡略化出来るため、よる複雑
な音源処理が容易に出来るようになつている。 また、ジエネレータアサイナ部にマイクロコン
ピユータを利用する場合、マイクロコンピユータ
をより効率的に使用するために楽音発生部は、楽
音生チヤネルの選択操作が容易で拡張性のあるも
のが要求されてくる。 本発明の複数の楽音発生チヤネルの選択操作が
容易でしかも拡張性のあるようにした電子楽器を
提供するものである。 以下図面と共に本発明の実施例を説明する。 第1図に本発明の一実施例を示す。図において
1は鍵盤で、複数の鍵スイツチにより構成されて
いる。2はエンベロープ選択スイツチ(以下
ESSWと略す。)で、各種エンベロープ特性を選
択するための複数のスイツチ群で構成されてい
る。3は制御部で、上記鍵盤1の押鍵状態を検出
し押鍵された鍵に対応して複数の楽音発生チヤネ
ルのうち空いている適当なチヤネルを割り当て鍵
の押離鍵状態を示す押鍵信号、音高を表わすノー
トデータ・オクターブデータを楽音発生部8に供
給するジユネレータアサイナと、上記ESSW2の
ON/FF状態を検出し所定のエンベロテープ
データを楽音発生部8に供給する要求エンブロー
プ検出部とで構成されており、特公昭54−41497
号『電子楽器』などで既に公知のものと同様な機
能を有するものである。そして、第1図に示した
制御部3はマイクロコンピユータを想定してい
る。4は主クロツク発振器、5はイニシヤルクリ
ア信号発生部(以下ICRG部と略す。)で、電源
投入時などのシステム全体のイニシヤライズ信号
を発生するものである。6はトツプオクターブシ
ンセサイザ(以下TS部と略す。)で、前記主
クロツク発振器4の出力信号を入力とし、12音階
の最高域に相当する1オクターブの音階信号を発
生する。7はタイミングパルス発生部(以下
TPG部と略す。)で、位相組合わせ処理のタイミ
ングパルスを発生する。8は楽音発生部で、前記
制御部3から供給された押鍵信号、ノートデー
タ、オクターブデータおよびエンベロープデータ
に基づいて所定の楽音信号を発生する。9はラツ
チ、10はデコーダ、TG0〜TG7は楽音発生チヤ
ネル、11はラツチで、エンベロープデータを記
憶するものである。12は単音楽発生チヤネル
(以下MTGチヤネルと略す。)で、上記楽音発生
チヤネルTG0〜TG7と独立した楽音発生チヤネル
である。13はANDゲート、14は楽音形成部
で、上記MTGチヤネル12からの出力信号によ
り所定の振幅変調および音色形成を行なう。15
は音声形成部で、前記楽音発生チヤネルTG0〜
TG7の出力信号を入力とし、所望な音声を形成す
る。16は増幅器、17はスピーカである。 説明を簡単にするために前記楽音発生チヤネル
数を8チヤネルとする。 まず、電源がFFからNに変化すると、
ICRG部5からイニシヤルクリヤパルスが発生す
る。そうすると制御部3、TS部6、TPG部
7、楽音発生部8が初期設定される。 制御部3から楽音発生部8に送出される各種デ
ータのタイミングの第2図に示す。 第2図中aは楽音発生チヤネルに楽音発生デー
タを転送する場合のタイミングチヤートであり、
どの楽音発生データを転送するかを決定するチヤ
ネル選択データを転送した後、押鍵スイツチに対
応した楽音発生データが転送される。図中bはラ
ツチ11にエンベロープデータを転送する場合の
タイミングチヤートであり、ラツチ11を選択す
るためのチヤネル選択データを転送した後、所定
のエベロープデータが転送される。図中cは
MTGチヤネル12に単音発生データを転送する
場合のタイミングチヤートであり、MTGチヤネ
ル12を選択するためのチヤネル選択データを転
送した後、所定の単音発生データが転送される。
そして、楽音発生チヤネルTG0〜TG7、ラツチ1
1およびMTGチヤネル12選択するチヤネル選
択データと同期して出力ALEからは、論理ロウ
レベル(以下“0”と略す。)→論理ハイレベル
(以下“1”と略す。)→“0”と変化するパルス
信号(以下CDWP信号と略す。)が送出される。
また、楽音発生データ、エンベロープデータおよ
び単音発生データと同期して出力WRからは
“0”→“1”→“0”と変化するパルス信号
(以下TDWP信号と略す。)が送出される。 初期設定が終了すると、鍵盤1およびESSW2
のN/FF状態を検索する。そして、ESSW
2のN/FF状態に基づいて制御部3からラ
ツチ11を選択するためのチヤネル選択データが
出力A/Dから送出されると共に出力ALEから
CDWP信号が送出される。CDWP信号が“1”
から“0”へ変化するタイミングでチヤネル選択
データがラツチ9に記憶される。そうすると、ラ
ツチ9に記憶されたデータに基づいてデコーダ1
0でラツチ11のみを選択する選択信号が出力S8
から送出される。すなわち、デコーダ10の出力
S8のみ“1”となり他出力はすべて“0”とな
る。デコーダ10のS8から“1”が送出されると
ANDゲート13は閉状態となり出力信号は入力
WRに印加されるTDWP信号によつて左右され
ることになる。 その後、出力A/Dからエンベロープデータが
送出されると共に、出力WRからTDWP信号が
送出される。TDWP信号はANDゲート13を介
してラツチ11の入力CKに印加される。そして
TDWP信号の“1”から“0”へ変化するタイ
ミングでエンベロープデータがラツチ11に記憶
され、楽音発生チヤネルTG0〜TG7に入力ECD
にラツチ11に記憶されたエンベロープデータが
印加される。 そして、鍵盤1のある鍵たとえば、鍵スイツチ
KC1を押鍵盤操作すると制御部3において適当な
楽音発生チヤネルTGoの割り当て操作を行ない制
御部3から楽音発生部8にチヤネル選択データと
楽音発生データ第2図aに示したタイミングで転
送される。 そうすると、まずCDWP信号の“1”から
“0”へ変化するタイミングでラツチ9にチヤネ
ル選択データが記憶されデコーダ10によつて所
定の楽音発生チヤネルが選択される。そして、
TDWP信号の“1”から“0”へ変化するタイ
ミングで所定の楽音発生チヤネルに楽音発生デー
タ(押鍵信号、ノートデータ、オクターブデー
タ)が記憶される。 所定の楽音発生チヤネルに楽音発生データが記
憶されると、ノートデータに基づいてTS部6
からC音の最高音階信号を選択し、選択された音
階信号を入力としC音の全音域に相当する音階信
号をオクターブ分周器で形成する。そして、アク
ターブデータに基づいて所望の音域の音階信号を
選択し、押鍵信号とエンベローブデータによつて
形成されたエンブロープ信号に基づいて振幅変調
を行ない楽音発生チヤネルから楽音信号として出
力される。 各楽音発生チヤネルから出力された楽音信号は
音色形成部15に加えられ所望の音色を形成す
る。そして音色形成部10で形成された音色は増
幅器16を介してスピーカ17から発音される。 その後、新たな鍵スイツチが押鍵操作されると
上述と同様な操作により押鍵に対応した楽音信号
がスピーカ17より発音される。 また、1鍵あるいは複数鍵押鍵操作が行なわれ
ている時、たとえば、押鍵操作されている鍵スイ
ツチのうち最高音に相当する1音のみ上記楽音発
生チヤネルと独立に楽音を発生させる場合MTG
チヤネル12を使用する。制御部3において押鍵
操作されている鍵スイツチのうち最高音に相当す
る鍵スイツチを検出し、その鍵スイツチに対応す
る単音発生データ(押鍵信号と分周データ)が第
2図中cに示したタイミングで楽音発生部8に転
送される。 そうすると、CDWP信号が“1”から“0”
へ変化するタイミングでラツチ9にチヤネル選択
データが記憶されデコーダ10でMTGチヤネル
12を選択する選択信号が送出される。MTGチ
ヤネル12には、デコーダ10の出力S9,S10,
S11からの3出力信号が印加されているが、これ
は、押鍵信号と分周データを3回に分けて転送し
ているためである。押鍵信号および分周データが
MTGチヤネル12に記憶されると、出力KDか
ら鍵スイツチON信号(“1”)が送出されると共
に、分周データに基づいて入力MCに印加されて
いる信号を分周し所定の音階信号を出力UTか
ら送出する。そして、楽音形成部14において所
望の楽音信号に形成し増幅器16を介してスピー
カ17から発音する。 分周データに基づいて入力MCに印加された信
号を分周する手段としては、分周データをデータ
とするプログラマブル分周器で構成できる。 次に、各種データについて説明する。 (チヤネル選択データ) チヤネルデータは、制御部3の出力A/Dの下
位4ビツトで構成されており、第1表にチヤネル
選択データと選択されるチヤネルの関係を示す。
選択されるチヤネルに対応するデコーダ9の出力
Soは“1”となり非選択チヤネルに対応する出力
Soは“0”となる。また、第1表に示したデータ
以外では選択するチヤネルが存在しない。
に関し、特に、複数の楽音発生チヤネルの選択操
作の拡張性がある電子楽器に関する。 ジエネレータアサイナ方式の電子楽器とは、全
鍵に相当する楽音信号が発生出来るようになつて
いる楽音発生チヤネルを使用可能な鍵数より少な
い固数有し、押鍵操作により空いている楽音発生
装置を選択して押鍵に対応する楽音信号を発生さ
せるものである。 このようなジエネレータアサイナ方式の電子楽
器は、必要最小限の楽音発生チヤネルを具えるだ
けでよく回路構成が簡略化出来るため、よる複雑
な音源処理が容易に出来るようになつている。 また、ジエネレータアサイナ部にマイクロコン
ピユータを利用する場合、マイクロコンピユータ
をより効率的に使用するために楽音発生部は、楽
音生チヤネルの選択操作が容易で拡張性のあるも
のが要求されてくる。 本発明の複数の楽音発生チヤネルの選択操作が
容易でしかも拡張性のあるようにした電子楽器を
提供するものである。 以下図面と共に本発明の実施例を説明する。 第1図に本発明の一実施例を示す。図において
1は鍵盤で、複数の鍵スイツチにより構成されて
いる。2はエンベロープ選択スイツチ(以下
ESSWと略す。)で、各種エンベロープ特性を選
択するための複数のスイツチ群で構成されてい
る。3は制御部で、上記鍵盤1の押鍵状態を検出
し押鍵された鍵に対応して複数の楽音発生チヤネ
ルのうち空いている適当なチヤネルを割り当て鍵
の押離鍵状態を示す押鍵信号、音高を表わすノー
トデータ・オクターブデータを楽音発生部8に供
給するジユネレータアサイナと、上記ESSW2の
ON/FF状態を検出し所定のエンベロテープ
データを楽音発生部8に供給する要求エンブロー
プ検出部とで構成されており、特公昭54−41497
号『電子楽器』などで既に公知のものと同様な機
能を有するものである。そして、第1図に示した
制御部3はマイクロコンピユータを想定してい
る。4は主クロツク発振器、5はイニシヤルクリ
ア信号発生部(以下ICRG部と略す。)で、電源
投入時などのシステム全体のイニシヤライズ信号
を発生するものである。6はトツプオクターブシ
ンセサイザ(以下TS部と略す。)で、前記主
クロツク発振器4の出力信号を入力とし、12音階
の最高域に相当する1オクターブの音階信号を発
生する。7はタイミングパルス発生部(以下
TPG部と略す。)で、位相組合わせ処理のタイミ
ングパルスを発生する。8は楽音発生部で、前記
制御部3から供給された押鍵信号、ノートデー
タ、オクターブデータおよびエンベロープデータ
に基づいて所定の楽音信号を発生する。9はラツ
チ、10はデコーダ、TG0〜TG7は楽音発生チヤ
ネル、11はラツチで、エンベロープデータを記
憶するものである。12は単音楽発生チヤネル
(以下MTGチヤネルと略す。)で、上記楽音発生
チヤネルTG0〜TG7と独立した楽音発生チヤネル
である。13はANDゲート、14は楽音形成部
で、上記MTGチヤネル12からの出力信号によ
り所定の振幅変調および音色形成を行なう。15
は音声形成部で、前記楽音発生チヤネルTG0〜
TG7の出力信号を入力とし、所望な音声を形成す
る。16は増幅器、17はスピーカである。 説明を簡単にするために前記楽音発生チヤネル
数を8チヤネルとする。 まず、電源がFFからNに変化すると、
ICRG部5からイニシヤルクリヤパルスが発生す
る。そうすると制御部3、TS部6、TPG部
7、楽音発生部8が初期設定される。 制御部3から楽音発生部8に送出される各種デ
ータのタイミングの第2図に示す。 第2図中aは楽音発生チヤネルに楽音発生デー
タを転送する場合のタイミングチヤートであり、
どの楽音発生データを転送するかを決定するチヤ
ネル選択データを転送した後、押鍵スイツチに対
応した楽音発生データが転送される。図中bはラ
ツチ11にエンベロープデータを転送する場合の
タイミングチヤートであり、ラツチ11を選択す
るためのチヤネル選択データを転送した後、所定
のエベロープデータが転送される。図中cは
MTGチヤネル12に単音発生データを転送する
場合のタイミングチヤートであり、MTGチヤネ
ル12を選択するためのチヤネル選択データを転
送した後、所定の単音発生データが転送される。
そして、楽音発生チヤネルTG0〜TG7、ラツチ1
1およびMTGチヤネル12選択するチヤネル選
択データと同期して出力ALEからは、論理ロウ
レベル(以下“0”と略す。)→論理ハイレベル
(以下“1”と略す。)→“0”と変化するパルス
信号(以下CDWP信号と略す。)が送出される。
また、楽音発生データ、エンベロープデータおよ
び単音発生データと同期して出力WRからは
“0”→“1”→“0”と変化するパルス信号
(以下TDWP信号と略す。)が送出される。 初期設定が終了すると、鍵盤1およびESSW2
のN/FF状態を検索する。そして、ESSW
2のN/FF状態に基づいて制御部3からラ
ツチ11を選択するためのチヤネル選択データが
出力A/Dから送出されると共に出力ALEから
CDWP信号が送出される。CDWP信号が“1”
から“0”へ変化するタイミングでチヤネル選択
データがラツチ9に記憶される。そうすると、ラ
ツチ9に記憶されたデータに基づいてデコーダ1
0でラツチ11のみを選択する選択信号が出力S8
から送出される。すなわち、デコーダ10の出力
S8のみ“1”となり他出力はすべて“0”とな
る。デコーダ10のS8から“1”が送出されると
ANDゲート13は閉状態となり出力信号は入力
WRに印加されるTDWP信号によつて左右され
ることになる。 その後、出力A/Dからエンベロープデータが
送出されると共に、出力WRからTDWP信号が
送出される。TDWP信号はANDゲート13を介
してラツチ11の入力CKに印加される。そして
TDWP信号の“1”から“0”へ変化するタイ
ミングでエンベロープデータがラツチ11に記憶
され、楽音発生チヤネルTG0〜TG7に入力ECD
にラツチ11に記憶されたエンベロープデータが
印加される。 そして、鍵盤1のある鍵たとえば、鍵スイツチ
KC1を押鍵盤操作すると制御部3において適当な
楽音発生チヤネルTGoの割り当て操作を行ない制
御部3から楽音発生部8にチヤネル選択データと
楽音発生データ第2図aに示したタイミングで転
送される。 そうすると、まずCDWP信号の“1”から
“0”へ変化するタイミングでラツチ9にチヤネ
ル選択データが記憶されデコーダ10によつて所
定の楽音発生チヤネルが選択される。そして、
TDWP信号の“1”から“0”へ変化するタイ
ミングで所定の楽音発生チヤネルに楽音発生デー
タ(押鍵信号、ノートデータ、オクターブデー
タ)が記憶される。 所定の楽音発生チヤネルに楽音発生データが記
憶されると、ノートデータに基づいてTS部6
からC音の最高音階信号を選択し、選択された音
階信号を入力としC音の全音域に相当する音階信
号をオクターブ分周器で形成する。そして、アク
ターブデータに基づいて所望の音域の音階信号を
選択し、押鍵信号とエンベローブデータによつて
形成されたエンブロープ信号に基づいて振幅変調
を行ない楽音発生チヤネルから楽音信号として出
力される。 各楽音発生チヤネルから出力された楽音信号は
音色形成部15に加えられ所望の音色を形成す
る。そして音色形成部10で形成された音色は増
幅器16を介してスピーカ17から発音される。 その後、新たな鍵スイツチが押鍵操作されると
上述と同様な操作により押鍵に対応した楽音信号
がスピーカ17より発音される。 また、1鍵あるいは複数鍵押鍵操作が行なわれ
ている時、たとえば、押鍵操作されている鍵スイ
ツチのうち最高音に相当する1音のみ上記楽音発
生チヤネルと独立に楽音を発生させる場合MTG
チヤネル12を使用する。制御部3において押鍵
操作されている鍵スイツチのうち最高音に相当す
る鍵スイツチを検出し、その鍵スイツチに対応す
る単音発生データ(押鍵信号と分周データ)が第
2図中cに示したタイミングで楽音発生部8に転
送される。 そうすると、CDWP信号が“1”から“0”
へ変化するタイミングでラツチ9にチヤネル選択
データが記憶されデコーダ10でMTGチヤネル
12を選択する選択信号が送出される。MTGチ
ヤネル12には、デコーダ10の出力S9,S10,
S11からの3出力信号が印加されているが、これ
は、押鍵信号と分周データを3回に分けて転送し
ているためである。押鍵信号および分周データが
MTGチヤネル12に記憶されると、出力KDか
ら鍵スイツチON信号(“1”)が送出されると共
に、分周データに基づいて入力MCに印加されて
いる信号を分周し所定の音階信号を出力UTか
ら送出する。そして、楽音形成部14において所
望の楽音信号に形成し増幅器16を介してスピー
カ17から発音する。 分周データに基づいて入力MCに印加された信
号を分周する手段としては、分周データをデータ
とするプログラマブル分周器で構成できる。 次に、各種データについて説明する。 (チヤネル選択データ) チヤネルデータは、制御部3の出力A/Dの下
位4ビツトで構成されており、第1表にチヤネル
選択データと選択されるチヤネルの関係を示す。
選択されるチヤネルに対応するデコーダ9の出力
Soは“1”となり非選択チヤネルに対応する出力
Soは“0”となる。また、第1表に示したデータ
以外では選択するチヤネルが存在しない。
【表】
【表】
(楽音発生データ)
楽音発生データは、制御部3の出力A/Dの8
ビツトすべてを使用している。 第2表に楽音発生データのデータ構成を示す。 上位4ビツトすなわち、A/D4〜A/D7で
ノートデータ、4ビツト目すなわちA/D3で鍵
ON/OFFデータ、下位3ビツトすなわちA/D
0〜A/D2でオクターブデータを構成してい
る。 ノートデータと選択される音名の関係を第3
表、オクターブデータと選択されるオクターブの
関係を第4表に示す。 そして、鍵N/FFデータ(KD)は、鍵ス
イツチNで“1”、鍵スイツチFFで“0”と
いうデータになる。
ビツトすべてを使用している。 第2表に楽音発生データのデータ構成を示す。 上位4ビツトすなわち、A/D4〜A/D7で
ノートデータ、4ビツト目すなわちA/D3で鍵
ON/OFFデータ、下位3ビツトすなわちA/D
0〜A/D2でオクターブデータを構成してい
る。 ノートデータと選択される音名の関係を第3
表、オクターブデータと選択されるオクターブの
関係を第4表に示す。 そして、鍵N/FFデータ(KD)は、鍵ス
イツチNで“1”、鍵スイツチFFで“0”と
いうデータになる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
次に位相合わせ動作について説明する。
使用可能な鍵数より少ない楽音発生チヤネルを
有し、押鍵操作により空いている楽音発生チヤネ
ルを選択し押鍵に対応する楽音信号を発生するシ
ステムでは、各々の楽音発生チヤネルは使用出来
る全鍵に相当する楽音信号を発生出来るようにな
つており、楽音発生チヤネル内にあるオクターブ
分周器の分周状態が各々の楽音発生チヤネル間で
異なつていることもある。そのような状態で複数
チヤネルたとえば、楽音発生チヤネルTG0と楽音
発生チヤネルTG1に同一音名のノート選択データ
が入力された場合、楽音発生チヤネルTG0とTG1
の間でノート選択データを入力するタイミングお
よびオクターブ分周器の分周状態が異なり、その
まま楽音信号を発生する楽音信号の位相関係が2
チヤネル間で異なることもあり最悪の場合前記2
チヤネルの楽音信号の位相が逆位相の関係にな
る。そうすると、それぞれの楽音信号間で打ち消
しが生じ楽音信号が発生しなくなる。 そこで、複数の楽音発生チヤネルに同一音名が
入力された時でもオクターブ分周器の分周状態を
等しくし、楽音信号間での位相打ち消しという上
述のような現象を防ぐようにすることを位相合わ
せ動作という。 たとえば、楽音発生チヤネルTG0に鍵スイツチ
KC1が割り当てられ鍵スイツチKC1に対応する楽
音信号が発生している。 そして、楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分
周内容(位相データ)はTPG部7の出力信号
(タイミングパルスφ0〜φ6)によつてPD1および
PD2から所定のタイムスロツトで周期的に位相デ
ータパスに送出される。 その後、楽音発生チヤネルTG1に楽音発生チヤ
ネルTG0で発生している楽音信号とオクターブ関
係にある鍵スイツチKC2が割り当てられた場合、
楽音発生チヤネルTG0とTG1に同一音名が割り当
てられたことになり位相データバスに重畳されて
いる楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分周内容
をタイミングパルスφ0〜φ6によつて所定のタイ
ミングで楽音発生チヤネルTG1のオクターブ分周
器が順次書き込み処理が行なわれる。その結果、
楽音発生チヤネルTG0とTG1のオクターブ分周内
内が等しくなり楽音信号の位相関係が2チヤネル
間で一致する。 そして、書き込み処理が終了すると楽音発生チ
ヤネルTG0とTG1のオクターブ分周内容はTPG
部7からのタイミングパルスφ0〜φ6によつて同
一タイムスロツトで周期的に位相データバスに送
出されることになる。 また、上述のように楽音発生チヤネルTG1に位
相データの書き込み処理を行なつている途中に楽
音発生チヤネルTG0のオクターブ分周器がカウン
トダウン処理が行なわれた場合はもう一度楽音発
生チヤネルTG1に楽音発生チヤネルTG0のオクタ
ーブ分周内容を書き込む必要がある。 なぜならば、位相データの書き込み処理を行な
うタイミングとオクターブ分周器がカウントアツ
プあるいはカウントダウンされるタイミングとは
無関係なタイミングであり、カウントアツプある
いはカウントダウンが行なわれることにより位相
データがみだれ書き込みミスが発生する。書き込
みミスが発生すると、楽音信号の位相関係が逆位
相になることもあり楽音信号の打ち消しが発生す
る。 なお、位相合わせ処理は本発明に直接関係しな
いのでこれ以上の詳細な説明は省略する。 第3図に楽音発生チヤネルの一具体例を示す。
第3図において、18はラツチで、制御部3から
のTDWP信号により楽音発生データを記憶する
ものであり、8ビツトで構成している。入力D0
〜D2はオクターブデータ、入力D3は鍵N/
FFデータ、入力D4〜D7はノートデータに対応し
ている。19はラツチで、内部クロツク(TPG
部7からのタイミングパルスによつて楽音発生チ
ヤネル内部で発生するクロツク信号であり、
AND36の出力信号を用いている。)に同期して上
記ラツチ18に記憶されたデータを記憶する。2
0はノートセレクタで、上記ラツチ19に記憶さ
れたノートデータ(ラツチ19の出力Q4〜Q7に
相当)に基づいてTS部6からの音階信号のう
ち1つを選択するものであり、具体的には既に公
知でもあるデータセレクタで構成できる。21は
NANDゲートで、デコーダ9からの選択信号と
制御部3からのTDWP信号とを入力とし、ラツ
チ18のクロツク信号を選択するものである。5
4は位相合わせ回路で、位相合わせ処理を実行す
るものである。前述のようにこの位相合わせ処理
は本発明には直接関係しないので説明は省略す
る。 55〜60はプリセツト可能な1/2カウンタ
(以下PFFと略す。)で、オクターブ分周器を構
成している。入力Pに“1”が印加されると入力
Dに印加されているデータが強制的に記憶され出
力Qに現われる。また、入力Rに“1”が印加さ
れるとリセツト動作が行なわれ出力Qは“0”と
なる。そして、入力CKに印加されている信号が
“1”から“0”に変化するたびに出力Qは反転
する。前記ノートセレクタ20の出力信号をと
しPFF55〜60の出力Qから出力される音階
信号とノートセレクタ20の出力信号との周波数
関係を示すと次のようになる。 PFF55の出力Q……/2 PFF56の出力Q……/4 PFF57の出力Q……/8 PFF58の出力Q……/16 PFF59の出力Q……/32 PFF60の出力Q……/64 61はオクターブセレクタで、上記PFF47
〜PFF52の出力信号を入力とし前記ラツチ1
9に記憶されたオクターブデータ(ラツチ19の
出力Q0〜Q2に相当)により所定の音域の音階信
号を選択するものである。オクターブセレクタ6
1の一具体例を第4図に示す。第4図において、
64〜68はデータセレクタで、入力A,B,C
により入力D1〜D7に加わつている信号のうち1
つを選択し出力Zから出力するものであり、公知
のデータセレクタで構成できる。 オクターブセレクタ61の入力A,B,Cによ
つて出力1〜5に現われる音階信号の関係を第
5表に示す。第5表において、出力1〜5に現
われる音階信号は、入力D1〜D7に加わつている
音階信号であり、PFF55〜PFF60で説明し
た周波数関係で表わす。
有し、押鍵操作により空いている楽音発生チヤネ
ルを選択し押鍵に対応する楽音信号を発生するシ
ステムでは、各々の楽音発生チヤネルは使用出来
る全鍵に相当する楽音信号を発生出来るようにな
つており、楽音発生チヤネル内にあるオクターブ
分周器の分周状態が各々の楽音発生チヤネル間で
異なつていることもある。そのような状態で複数
チヤネルたとえば、楽音発生チヤネルTG0と楽音
発生チヤネルTG1に同一音名のノート選択データ
が入力された場合、楽音発生チヤネルTG0とTG1
の間でノート選択データを入力するタイミングお
よびオクターブ分周器の分周状態が異なり、その
まま楽音信号を発生する楽音信号の位相関係が2
チヤネル間で異なることもあり最悪の場合前記2
チヤネルの楽音信号の位相が逆位相の関係にな
る。そうすると、それぞれの楽音信号間で打ち消
しが生じ楽音信号が発生しなくなる。 そこで、複数の楽音発生チヤネルに同一音名が
入力された時でもオクターブ分周器の分周状態を
等しくし、楽音信号間での位相打ち消しという上
述のような現象を防ぐようにすることを位相合わ
せ動作という。 たとえば、楽音発生チヤネルTG0に鍵スイツチ
KC1が割り当てられ鍵スイツチKC1に対応する楽
音信号が発生している。 そして、楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分
周内容(位相データ)はTPG部7の出力信号
(タイミングパルスφ0〜φ6)によつてPD1および
PD2から所定のタイムスロツトで周期的に位相デ
ータパスに送出される。 その後、楽音発生チヤネルTG1に楽音発生チヤ
ネルTG0で発生している楽音信号とオクターブ関
係にある鍵スイツチKC2が割り当てられた場合、
楽音発生チヤネルTG0とTG1に同一音名が割り当
てられたことになり位相データバスに重畳されて
いる楽音発生チヤネルTG0のオクターブ分周内容
をタイミングパルスφ0〜φ6によつて所定のタイ
ミングで楽音発生チヤネルTG1のオクターブ分周
器が順次書き込み処理が行なわれる。その結果、
楽音発生チヤネルTG0とTG1のオクターブ分周内
内が等しくなり楽音信号の位相関係が2チヤネル
間で一致する。 そして、書き込み処理が終了すると楽音発生チ
ヤネルTG0とTG1のオクターブ分周内容はTPG
部7からのタイミングパルスφ0〜φ6によつて同
一タイムスロツトで周期的に位相データバスに送
出されることになる。 また、上述のように楽音発生チヤネルTG1に位
相データの書き込み処理を行なつている途中に楽
音発生チヤネルTG0のオクターブ分周器がカウン
トダウン処理が行なわれた場合はもう一度楽音発
生チヤネルTG1に楽音発生チヤネルTG0のオクタ
ーブ分周内容を書き込む必要がある。 なぜならば、位相データの書き込み処理を行な
うタイミングとオクターブ分周器がカウントアツ
プあるいはカウントダウンされるタイミングとは
無関係なタイミングであり、カウントアツプある
いはカウントダウンが行なわれることにより位相
データがみだれ書き込みミスが発生する。書き込
みミスが発生すると、楽音信号の位相関係が逆位
相になることもあり楽音信号の打ち消しが発生す
る。 なお、位相合わせ処理は本発明に直接関係しな
いのでこれ以上の詳細な説明は省略する。 第3図に楽音発生チヤネルの一具体例を示す。
第3図において、18はラツチで、制御部3から
のTDWP信号により楽音発生データを記憶する
ものであり、8ビツトで構成している。入力D0
〜D2はオクターブデータ、入力D3は鍵N/
FFデータ、入力D4〜D7はノートデータに対応し
ている。19はラツチで、内部クロツク(TPG
部7からのタイミングパルスによつて楽音発生チ
ヤネル内部で発生するクロツク信号であり、
AND36の出力信号を用いている。)に同期して上
記ラツチ18に記憶されたデータを記憶する。2
0はノートセレクタで、上記ラツチ19に記憶さ
れたノートデータ(ラツチ19の出力Q4〜Q7に
相当)に基づいてTS部6からの音階信号のう
ち1つを選択するものであり、具体的には既に公
知でもあるデータセレクタで構成できる。21は
NANDゲートで、デコーダ9からの選択信号と
制御部3からのTDWP信号とを入力とし、ラツ
チ18のクロツク信号を選択するものである。5
4は位相合わせ回路で、位相合わせ処理を実行す
るものである。前述のようにこの位相合わせ処理
は本発明には直接関係しないので説明は省略す
る。 55〜60はプリセツト可能な1/2カウンタ
(以下PFFと略す。)で、オクターブ分周器を構
成している。入力Pに“1”が印加されると入力
Dに印加されているデータが強制的に記憶され出
力Qに現われる。また、入力Rに“1”が印加さ
れるとリセツト動作が行なわれ出力Qは“0”と
なる。そして、入力CKに印加されている信号が
“1”から“0”に変化するたびに出力Qは反転
する。前記ノートセレクタ20の出力信号をと
しPFF55〜60の出力Qから出力される音階
信号とノートセレクタ20の出力信号との周波数
関係を示すと次のようになる。 PFF55の出力Q……/2 PFF56の出力Q……/4 PFF57の出力Q……/8 PFF58の出力Q……/16 PFF59の出力Q……/32 PFF60の出力Q……/64 61はオクターブセレクタで、上記PFF47
〜PFF52の出力信号を入力とし前記ラツチ1
9に記憶されたオクターブデータ(ラツチ19の
出力Q0〜Q2に相当)により所定の音域の音階信
号を選択するものである。オクターブセレクタ6
1の一具体例を第4図に示す。第4図において、
64〜68はデータセレクタで、入力A,B,C
により入力D1〜D7に加わつている信号のうち1
つを選択し出力Zから出力するものであり、公知
のデータセレクタで構成できる。 オクターブセレクタ61の入力A,B,Cによ
つて出力1〜5に現われる音階信号の関係を第
5表に示す。第5表において、出力1〜5に現
われる音階信号は、入力D1〜D7に加わつている
音階信号であり、PFF55〜PFF60で説明し
た周波数関係で表わす。
【表】
62はエンベロープ信号形成部で、ラツチ11
に記憶されたエンベロープデータとラツチ19に
記憶された鍵N/FFデータによつてエベロ
ープ信号を形成するものである。第5図にエンベ
ロープ形成部62の一具体例を示す。第5図にお
いて、69,70,71はANDゲート、72は
インバータ、73,74,75はアナログスイツ
チで、入力Cに“1”が印加されると閉状態、
“0”が印加されると開状態となる。R1,R2,
R3,R4は抵抗、D1はダイオード、Cはコンデン
サ、VSUSは電圧で、サステイン時間を決定するも
のである。 エンベロープデータ(ECD)によつて、第6
図1〜6に示すような種々のエンベロープ信号を
形成することが出来る。以下第6図1〜6のエン
ベロープ信号を発生する動作を説明する。 鍵N/FFデータが“0”から“1”に変
化した場合。 (AT1=“0”、AT2=“1”) AT1=“0”、AT2=“1”の状態で鍵N/
FFデータが“1”になると、AND70の出力の
み“1”となり、アナログスイツチ74が閉状態
となる。そうすると、コンデンサCは抵抗R2を
介して充電動作が行なわれる。出力UTには第
6図の波形1に相当するエンベロープ信号が出力
される。 (AT1=“1”、AT2=“0”) AT1=“1”、AT2=“0”の状態で鍵N/
FFデータが“1”になると、AND69の出力の
み“1”となり、アナログスイツチ73が閉状態
となる。そうすると、コンデンサCは抵抗R1お
よびR2を介して充電動作が行なわれる。R1>R2
であるので出力UTには第6図の波形2に相当
するエンベロープ信号が出力される。 鍵N/FFデータが“1”から“0”に変
化した場合。 (SUS=“0”) SUS=“0”の状態で鍵N/FFデータが
“0”になると、AND69,70,71の出力信
号はすべて“0”となりアナログスイツチ73,
74,75はすべて開状態となる。そうすると、
コンデCに充電されていた電荷が、抵抗R3およ
び、ダイオードD1、抵抗R4を介して放電される。
出力UTには第6図の波形4,5,6に相当す
るエンブロープ信号が出力される。波形4,5,
6の複数のエンベロープ信号は、電圧源VSUSによ
つてコントロールできる。 (SUS=“1”) SUS=“1”の状態で鍵N/FFデータが
“0”になると、AND71の出力のみ“1”とな
りアナログスイツチ75が閉状態となる。そうす
ると、コンデンサCに充電されていた電荷が抵抗
R2、アナログスイツチ75を介して放電される。
出力UTには第6図の波形3に相当するエンベ
ロープ信号が出力される。 第3図に戻つて63は新幅変調ゲートで、前記
オクターブセレクタ61で選択された音階信号を
入力とし、上記エンベロープ形成部62で形成さ
れたエンベロープ信号により新幅変調を行うもの
であり、たとえば、特開昭54−33019号「電子楽
器のゲート回路」に開示されているようなゲート
回路で構成されている。 次に第3図の実施例の動作を説明する。 選択信号が入力SELに印加された後、TDWP
信号が入力WPに印加されるとTDWP信号は
NAND21、インバータ22およびAND23を
介してラツチ18の入力CKに加わる。TDWP信
号の“1”から“0”へ変化するタイミングで楽
音発生データはラツチ18に記憶される。そして
内部クロツクによつてラツチ18に記憶された内
容がラツチ19に転送される。 そうすると、ラツチ19に記憶されたノートデ
ータに基づいて位相合わせ回路54において所定
の位相合わせ処理が行なわれると共に、ノートセ
レクタ20で所定の音階信号が選択される。ノー
トセレクタ20で選択された音階信号をPFF5
5〜PFF60で構成されているオクターブ分周
器で分周し、6オクターブに相当する音階信号を
発生する。 そして、オクターブセレクタ61において、ラ
ツチ19に記憶されたオクターブデータに基づい
て所定の音域の音階信号を選択する。 オクターブセレクタ61で選択された音階信号
は、ラツチ19に記憶された鍵N/FFデー
タとエンベロープデータ(ECD)によつて形成
されたエンベロープ信号により振幅変調ゲート6
3において振幅変調され出力UTに楽音信号と
して送出される。 以上のように本発明は、楽音発生チヤネル、エ
ンベローブデータラツチおよびMTGチヤネルの
選択をコード化(チヤネ選択データ)し、チヤネ
ル選択データを楽音発生部に(実施例ではラツチ
9に)一時記憶して選択部(実施例ではデコーダ
10)で所定の楽音発生チヤネル、エンベロープ
データラツチあるいはMTGチヤネル12を選択
するようにし、制御部からは選択すべきチヤネル
選択データと楽音発生データ、エンベロープデー
タあるいは単音発生データを送出するだけで所定
の楽音が発生できるようにしたものであるから、
制御部にマイクロコンピユータを利用した場合、
上述のような簡単な操作により楽音発生できるた
め、楽音発生の処理が簡単になりマイクロコンピ
ユータを制御部専用だけでなく他の用途にも共用
化できる。 また、楽音発生チヤネルTGのチヤネル数を増
加する時は、前述のチヤネル選択データを操作す
るだけでチヤネル数を増やすことができ、複数の
楽音発生チヤネル、エンベロープデータラツチあ
るいはMTGチヤネル選択操作を容易に行なうこ
とができ、楽音発生チヤネルのチヤネル数の拡張
性もあるという効果が得られる。
に記憶されたエンベロープデータとラツチ19に
記憶された鍵N/FFデータによつてエベロ
ープ信号を形成するものである。第5図にエンベ
ロープ形成部62の一具体例を示す。第5図にお
いて、69,70,71はANDゲート、72は
インバータ、73,74,75はアナログスイツ
チで、入力Cに“1”が印加されると閉状態、
“0”が印加されると開状態となる。R1,R2,
R3,R4は抵抗、D1はダイオード、Cはコンデン
サ、VSUSは電圧で、サステイン時間を決定するも
のである。 エンベロープデータ(ECD)によつて、第6
図1〜6に示すような種々のエンベロープ信号を
形成することが出来る。以下第6図1〜6のエン
ベロープ信号を発生する動作を説明する。 鍵N/FFデータが“0”から“1”に変
化した場合。 (AT1=“0”、AT2=“1”) AT1=“0”、AT2=“1”の状態で鍵N/
FFデータが“1”になると、AND70の出力の
み“1”となり、アナログスイツチ74が閉状態
となる。そうすると、コンデンサCは抵抗R2を
介して充電動作が行なわれる。出力UTには第
6図の波形1に相当するエンベロープ信号が出力
される。 (AT1=“1”、AT2=“0”) AT1=“1”、AT2=“0”の状態で鍵N/
FFデータが“1”になると、AND69の出力の
み“1”となり、アナログスイツチ73が閉状態
となる。そうすると、コンデンサCは抵抗R1お
よびR2を介して充電動作が行なわれる。R1>R2
であるので出力UTには第6図の波形2に相当
するエンベロープ信号が出力される。 鍵N/FFデータが“1”から“0”に変
化した場合。 (SUS=“0”) SUS=“0”の状態で鍵N/FFデータが
“0”になると、AND69,70,71の出力信
号はすべて“0”となりアナログスイツチ73,
74,75はすべて開状態となる。そうすると、
コンデCに充電されていた電荷が、抵抗R3およ
び、ダイオードD1、抵抗R4を介して放電される。
出力UTには第6図の波形4,5,6に相当す
るエンブロープ信号が出力される。波形4,5,
6の複数のエンベロープ信号は、電圧源VSUSによ
つてコントロールできる。 (SUS=“1”) SUS=“1”の状態で鍵N/FFデータが
“0”になると、AND71の出力のみ“1”とな
りアナログスイツチ75が閉状態となる。そうす
ると、コンデンサCに充電されていた電荷が抵抗
R2、アナログスイツチ75を介して放電される。
出力UTには第6図の波形3に相当するエンベ
ロープ信号が出力される。 第3図に戻つて63は新幅変調ゲートで、前記
オクターブセレクタ61で選択された音階信号を
入力とし、上記エンベロープ形成部62で形成さ
れたエンベロープ信号により新幅変調を行うもの
であり、たとえば、特開昭54−33019号「電子楽
器のゲート回路」に開示されているようなゲート
回路で構成されている。 次に第3図の実施例の動作を説明する。 選択信号が入力SELに印加された後、TDWP
信号が入力WPに印加されるとTDWP信号は
NAND21、インバータ22およびAND23を
介してラツチ18の入力CKに加わる。TDWP信
号の“1”から“0”へ変化するタイミングで楽
音発生データはラツチ18に記憶される。そして
内部クロツクによつてラツチ18に記憶された内
容がラツチ19に転送される。 そうすると、ラツチ19に記憶されたノートデ
ータに基づいて位相合わせ回路54において所定
の位相合わせ処理が行なわれると共に、ノートセ
レクタ20で所定の音階信号が選択される。ノー
トセレクタ20で選択された音階信号をPFF5
5〜PFF60で構成されているオクターブ分周
器で分周し、6オクターブに相当する音階信号を
発生する。 そして、オクターブセレクタ61において、ラ
ツチ19に記憶されたオクターブデータに基づい
て所定の音域の音階信号を選択する。 オクターブセレクタ61で選択された音階信号
は、ラツチ19に記憶された鍵N/FFデー
タとエンベロープデータ(ECD)によつて形成
されたエンベロープ信号により振幅変調ゲート6
3において振幅変調され出力UTに楽音信号と
して送出される。 以上のように本発明は、楽音発生チヤネル、エ
ンベローブデータラツチおよびMTGチヤネルの
選択をコード化(チヤネ選択データ)し、チヤネ
ル選択データを楽音発生部に(実施例ではラツチ
9に)一時記憶して選択部(実施例ではデコーダ
10)で所定の楽音発生チヤネル、エンベロープ
データラツチあるいはMTGチヤネル12を選択
するようにし、制御部からは選択すべきチヤネル
選択データと楽音発生データ、エンベロープデー
タあるいは単音発生データを送出するだけで所定
の楽音が発生できるようにしたものであるから、
制御部にマイクロコンピユータを利用した場合、
上述のような簡単な操作により楽音発生できるた
め、楽音発生の処理が簡単になりマイクロコンピ
ユータを制御部専用だけでなく他の用途にも共用
化できる。 また、楽音発生チヤネルTGのチヤネル数を増
加する時は、前述のチヤネル選択データを操作す
るだけでチヤネル数を増やすことができ、複数の
楽音発生チヤネル、エンベロープデータラツチあ
るいはMTGチヤネル選択操作を容易に行なうこ
とができ、楽音発生チヤネルのチヤネル数の拡張
性もあるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は制御部から送出される各種データのタイミン
グチヤート、第3図は楽音発生チヤネルの一具体
例のブロツク図、第4図はオクターブセレクタの
一具体例のブロツク図、第5図はエンベロープ形
成部の一具体例の回路図、第6図はエンベロープ
形成部で形成されるエンベロープ波形図である。 1……鍵盤、2……エンベロープ選択スイツ
チ、3……制御部、8……楽音発生部、9……ラ
ツチ、10……デコーダ、13……ANDゲート、
TG0〜TG7……楽音発生チヤネル、11……ラツ
チ、12……単音楽音発生チヤネル。
図は制御部から送出される各種データのタイミン
グチヤート、第3図は楽音発生チヤネルの一具体
例のブロツク図、第4図はオクターブセレクタの
一具体例のブロツク図、第5図はエンベロープ形
成部の一具体例の回路図、第6図はエンベロープ
形成部で形成されるエンベロープ波形図である。 1……鍵盤、2……エンベロープ選択スイツ
チ、3……制御部、8……楽音発生部、9……ラ
ツチ、10……デコーダ、13……ANDゲート、
TG0〜TG7……楽音発生チヤネル、11……ラツ
チ、12……単音楽音発生チヤネル。
Claims (1)
- 1 楽音を発生する楽音発生部と、鍵スイツチに
より要求された楽音を空いている適当な楽音発生
チヤネルに割り当てるジエネレータアサイナおよ
び楽音のエンベロープを選択するエンベロープ選
択スイツチを検索し所望のエンベロープデータを
作成するエンベロープ検出部で構成される制御部
とを具備した電子楽器において、上記楽音発生部
は、押鍵スイツチに対応する楽音の楽音発生デー
タを記録する楽音発生データラツチをそれぞれ有
する複数の楽音発生チヤネルと、上記エンベロー
プデータを記憶するエンベロープデータラツチ
と、上記複数の楽音発生チヤネルのうちの所定の
楽音発生チヤネルあるいは上記エンベロープデー
タラツチを選択するための選択データを記憶し選
択信号を出力する選択部から構成されており、前
記制御部からは上記楽音発生チヤネルあるいは上
記エンベロープデータラツチを選択する選択デー
タと押鍵スイツチに対応する楽音の楽音発生デー
タあるいはエンベロープデータが時分割多重化し
た形で前記楽音発生部に転送され、上記選択デー
タを記憶した選択信号に基づいて選択された楽音
発生チヤネルあるいはエンベロープデータラツチ
に所定のデータを転送し所望な楽音を発生するよ
うにしたことを特徴とする電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5307380A JPS56149093A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Electronic musical instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5307380A JPS56149093A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Electronic musical instrument |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149093A JPS56149093A (en) | 1981-11-18 |
JPH0545959B2 true JPH0545959B2 (ja) | 1993-07-12 |
Family
ID=12932630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5307380A Granted JPS56149093A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Electronic musical instrument |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56149093A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5383609A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-24 | Nippon Gakki Seizo Kk | Wave generator for electronic musical instruments |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5307380A patent/JPS56149093A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5383609A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-24 | Nippon Gakki Seizo Kk | Wave generator for electronic musical instruments |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149093A (en) | 1981-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3986423A (en) | Polyphonic music synthesizer | |
US3624263A (en) | Electronic musical instrument with automatic bass performance circuitry | |
US3955459A (en) | Electronic musical instrument | |
US4114497A (en) | Electronic musical instrument having a coupler effect | |
US4217805A (en) | Apparatus and method for writing rhythm information in storage | |
US4282788A (en) | Electronic musical instrument with automatic chord performance device | |
GB1559750A (en) | Elctronic musical instruments and demultiplexing audio waveshape generators for such instruments | |
US4186637A (en) | Tone generating system for electronic musical instrument | |
JPS6337400B2 (ja) | ||
US4103581A (en) | Constant speed portamento | |
US4314493A (en) | Automatic rhythm pattern accompaniment equipment | |
JPH0428316B2 (ja) | ||
JPS5812595B2 (ja) | 電子楽器 | |
JPH0213318B2 (ja) | ||
JPH0545959B2 (ja) | ||
US4152966A (en) | Automatic chromatic glissando | |
JPS6114518B2 (ja) | ||
JPS6355595A (ja) | 電子楽器の自動伴奏装置 | |
JPS6329270B2 (ja) | ||
US4612839A (en) | Waveform data generating system | |
US4495846A (en) | Electronic musical instrument | |
US4024786A (en) | Electronic musical instrument using integrated circuit components | |
US4018122A (en) | Electronic musical instrument with automatic bass accompaniment | |
JPS6247317B2 (ja) | ||
JPS6113239B2 (ja) |