JPS6256400B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6256400B2 JPS6256400B2 JP1847680A JP1847680A JPS6256400B2 JP S6256400 B2 JPS6256400 B2 JP S6256400B2 JP 1847680 A JP1847680 A JP 1847680A JP 1847680 A JP1847680 A JP 1847680A JP S6256400 B2 JPS6256400 B2 JP S6256400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- lpg
- signal
- liquefied gas
- demand signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 54
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 43
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 43
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- GWTYBAOENKSFAY-UHFFFAOYSA-N 1,1,1,2,2-pentafluoro-2-(1,2,2-trifluoroethenoxy)ethane Chemical compound FC(F)=C(F)OC(F)(F)C(F)(F)F GWTYBAOENKSFAY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C13/00—Details of vessels or of the filling or discharging of vessels
- F17C13/02—Special adaptations of indicating, measuring, or monitoring equipment
- F17C13/028—Special adaptations of indicating, measuring, or monitoring equipment having the volume as the parameter
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2221/00—Handled fluid, in particular type of fluid
- F17C2221/03—Mixtures
- F17C2221/032—Hydrocarbons
- F17C2221/035—Propane butane, e.g. LPG, GPL
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2223/00—Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel
- F17C2223/01—Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel characterised by the phase
- F17C2223/0146—Two-phase
- F17C2223/0153—Liquefied gas, e.g. LPG, GPL
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2250/00—Accessories; Control means; Indicating, measuring or monitoring of parameters
- F17C2250/06—Controlling or regulating of parameters as output values
- F17C2250/0605—Parameters
- F17C2250/0636—Flow or movement of content
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はLPG、LNG、メタンなどの液化ガス
燃料供給プラント制御装置に係り、特に、タンク
内で発生するボイル・オフ・ガス(BOG)を有
効に利用する液化ガス燃料供給プラントを制御す
るに好適な、液化ガス燃料供給プラント制御装置
に関する。
燃料供給プラント制御装置に係り、特に、タンク
内で発生するボイル・オフ・ガス(BOG)を有
効に利用する液化ガス燃料供給プラントを制御す
るに好適な、液化ガス燃料供給プラント制御装置
に関する。
従来の液化ガス(以下、本明細書では代表的に
LPGをあげる)燃料供給プラントは、第1図に示
すように、LPG液タンク1、LPG液ポンプ2、エ
バポレータ3、リボイラ4、スーパ・ヒータ5、
温水ポンプ6から構成されている。
LPGをあげる)燃料供給プラントは、第1図に示
すように、LPG液タンク1、LPG液ポンプ2、エ
バポレータ3、リボイラ4、スーパ・ヒータ5、
温水ポンプ6から構成されている。
また、図においてCV1〜CV6は前記諸装置に
対する操作端であり、CV1はエバポレータ入口
LPG液流量調節弁、CV2はリボイラ温水流量調
節弁、CV3はエバポレータ出口LPG蒸気流量調
節弁、CV4はスーパ・ヒータ温水流量調節弁、
CV5は減圧弁、CV6は燃料流量調節弁である。
FCV1〜FCV6はそれぞれの調節弁CV1〜CV6を
通る流量を計る流量計である。
対する操作端であり、CV1はエバポレータ入口
LPG液流量調節弁、CV2はリボイラ温水流量調
節弁、CV3はエバポレータ出口LPG蒸気流量調
節弁、CV4はスーパ・ヒータ温水流量調節弁、
CV5は減圧弁、CV6は燃料流量調節弁である。
FCV1〜FCV6はそれぞれの調節弁CV1〜CV6を
通る流量を計る流量計である。
次に、第1図のLPG燃料供給プラントの動作を
説明する。
説明する。
LPG液は、LPG液タンク1からLPG液ポンプ2
を通してエバポレータ3へ送られる。エバポレー
タ3内のLPG液は、エバポレータ3の底部からリ
ボイラ4に入り、リボイラ4で温水によつて温め
られ、LPG蒸気・液混相液となつてエバポレータ
3に戻る。
を通してエバポレータ3へ送られる。エバポレー
タ3内のLPG液は、エバポレータ3の底部からリ
ボイラ4に入り、リボイラ4で温水によつて温め
られ、LPG蒸気・液混相液となつてエバポレータ
3に戻る。
エバポレータ3に戻つたLPG蒸気・液混相液の
うちLPG蒸気の一部は、スーパ・ヒータ5に送ら
れる。そして、スーパ・ヒータ5で温水により過
熱され、LPG過熱蒸気となり、過熱蒸気搬送配管
を通して火力プラント用ボイラバーナへ送られ
る。
うちLPG蒸気の一部は、スーパ・ヒータ5に送ら
れる。そして、スーパ・ヒータ5で温水により過
熱され、LPG過熱蒸気となり、過熱蒸気搬送配管
を通して火力プラント用ボイラバーナへ送られ
る。
明らかなように、LPG液タンク1−調節弁CV
1−エバポレータ3−調節弁CV3−スーパ・ヒ
ータ5−減圧弁CV5−調節弁CV6の系統は、液
化ガスの主流路を構成している。
1−エバポレータ3−調節弁CV3−スーパ・ヒ
ータ5−減圧弁CV5−調節弁CV6の系統は、液
化ガスの主流路を構成している。
上記のLPG燃料供給プラントを制御するのに従
来例として、第2図に示すLPG燃料供給プラント
制御装置がある。
来例として、第2図に示すLPG燃料供給プラント
制御装置がある。
この制御装置において、減算器201は、火力
プラント用ボイラの燃料流量デマンド信号FRD
と燃料流量FCV6との偏差FCV6Eを計算する。比
例・積分器202は、偏差FCV6Eに基づいて、燃
料流量調節弁CV6操作信号MCV6を計算し、燃料
流量調節弁CV6を操作する。
プラント用ボイラの燃料流量デマンド信号FRD
と燃料流量FCV6との偏差FCV6Eを計算する。比
例・積分器202は、偏差FCV6Eに基づいて、燃
料流量調節弁CV6操作信号MCV6を計算し、燃料
流量調節弁CV6を操作する。
減算器203は、減圧弁CV5の背後のLPG蒸
気圧力設定値PFFRと減圧弁CV5の背後のLPG蒸
気圧力PFFとの偏差PFFEを計算する。比例・積
分器204は、偏差PFFEに基づいて、減圧弁CV
5の出口LPG蒸気流量設定値修正信号FCV5RM
(すなわち、制御量フイードバツク信号)を計算
する。
気圧力設定値PFFRと減圧弁CV5の背後のLPG蒸
気圧力PFFとの偏差PFFEを計算する。比例・積
分器204は、偏差PFFEに基づいて、減圧弁CV
5の出口LPG蒸気流量設定値修正信号FCV5RM
(すなわち、制御量フイードバツク信号)を計算
する。
加算器205は、減圧弁CV5の出口LPG蒸気
流量設定値修正信号FCV5RMと燃料流量デマンド
信号FRDを加算し、減圧弁CV5の出口LPG蒸気
流量デマンド信号FCV5D(すなわち、操作量デマ
ンド信号)を計算する。
流量設定値修正信号FCV5RMと燃料流量デマンド
信号FRDを加算し、減圧弁CV5の出口LPG蒸気
流量デマンド信号FCV5D(すなわち、操作量デマ
ンド信号)を計算する。
減算器206は、減圧弁CV5の出口LPG蒸気
流量デマンド信号FCV5Dと減圧弁CV5の出口
LPG蒸気流量FCV5との偏差FCV5Eを計算する。
比例・積分器207は、偏差FCV5Eに基づいて減
圧弁CV5の操作信号MCV5を計算し、減圧弁CV
5を操作する。
流量デマンド信号FCV5Dと減圧弁CV5の出口
LPG蒸気流量FCV5との偏差FCV5Eを計算する。
比例・積分器207は、偏差FCV5Eに基づいて減
圧弁CV5の操作信号MCV5を計算し、減圧弁CV
5を操作する。
減算器208は、配管LPG蒸気圧力設定値PHR
と配管LPG蒸気圧力PHとの偏差PHEを計算す
る。比例・積分器209は、偏差PHEに基づい
て、エバポレータ3の出口LPG蒸気流量設定値修
正信号FCV3RM(すなわち、制御量フイードバツ
ク信号)を計算する。
と配管LPG蒸気圧力PHとの偏差PHEを計算す
る。比例・積分器209は、偏差PHEに基づい
て、エバポレータ3の出口LPG蒸気流量設定値修
正信号FCV3RM(すなわち、制御量フイードバツ
ク信号)を計算する。
加算器210は、エバポレータ3の出口LPG蒸
気流量設定値修正信号FCV3RMと燃料流量デマン
ド信号FRDを加算し、エバポレータ3の出口
LPG蒸気流量デマンド信号FCV3D(すなわち、操
作量デマンド信号)を計算する。
気流量設定値修正信号FCV3RMと燃料流量デマン
ド信号FRDを加算し、エバポレータ3の出口
LPG蒸気流量デマンド信号FCV3D(すなわち、操
作量デマンド信号)を計算する。
減算器211は、エバポレータ出口LPG蒸気流
量デマンド信号FCV3Dとエバポレータ出口LPG蒸
気流量FCV3との偏差FCV3Eを計算する。比例・
積分器212は、偏差FCV3Eに基づいて、エバポ
レータ3の出口LPG蒸気流量調節弁CV3の操作
信号MCV3を計算し、エバポレータ出口LPG蒸気
流量調節弁CV3を操作する。
量デマンド信号FCV3Dとエバポレータ出口LPG蒸
気流量FCV3との偏差FCV3Eを計算する。比例・
積分器212は、偏差FCV3Eに基づいて、エバポ
レータ3の出口LPG蒸気流量調節弁CV3の操作
信号MCV3を計算し、エバポレータ出口LPG蒸気
流量調節弁CV3を操作する。
減算器213は、エバポレータ3のLPG液レベ
ル設定値LEVRとLPG液レベルLEVとの偏差LEVE
を計算する。比例・積分器214は、偏差LEVE
に基づいてエバポレータ入口LPG液流量設定値修
正信号FCV1RM(すなわち、制御量フイードバツ
ク信号)を計算する。
ル設定値LEVRとLPG液レベルLEVとの偏差LEVE
を計算する。比例・積分器214は、偏差LEVE
に基づいてエバポレータ入口LPG液流量設定値修
正信号FCV1RM(すなわち、制御量フイードバツ
ク信号)を計算する。
加算器215は、エバポレータ入口LPG液流量
設定値修正信号FCV1RMと燃料流量デマンド信号
FRDを加算し、エバポレータ入口LPG液流量デ
マンド信号FCV1D(すなわち、操作量デマンド信
号)を計算する。減算器216は、エバポレータ
入口LPG液流量デマンド信号FCV1Dとエバポレー
タ入口LPG液流量FCV1との偏差FCV1Eを計算す
る。
設定値修正信号FCV1RMと燃料流量デマンド信号
FRDを加算し、エバポレータ入口LPG液流量デ
マンド信号FCV1D(すなわち、操作量デマンド信
号)を計算する。減算器216は、エバポレータ
入口LPG液流量デマンド信号FCV1Dとエバポレー
タ入口LPG液流量FCV1との偏差FCV1Eを計算す
る。
比例・積分器217は、偏差FCV1Eに基づい
て、エバポレータ入口LPG液流量調節弁CV1の
操作信号MCV1を計算し、エバポレータ入口LPG
液流量調節弁CV1を操作する。
て、エバポレータ入口LPG液流量調節弁CV1の
操作信号MCV1を計算し、エバポレータ入口LPG
液流量調節弁CV1を操作する。
減算器218は、エバポレータ3のLPG蒸気圧
力設定値PEVRとエバポレータLPG蒸気圧力PEV
との偏差PEVEを計算する。比例・積分器219
は、偏差PEVEに基づいて、リボイラ4に供給さ
れる温水流量設定値修正信号FCV2RM(すなわ
ち、制御量フイードバツク信号)を計算する。
力設定値PEVRとエバポレータLPG蒸気圧力PEV
との偏差PEVEを計算する。比例・積分器219
は、偏差PEVEに基づいて、リボイラ4に供給さ
れる温水流量設定値修正信号FCV2RM(すなわ
ち、制御量フイードバツク信号)を計算する。
関数発生器220は、燃料流量デマンド信号
FRDに基づいて、リボイラ4の温水流量設定値
FCV2Rを計算する。燃料流量デマンド信号FRD
とリボイラ温水流量設定値FCV2Rとの関数関係の
例を第5図に示す。
FRDに基づいて、リボイラ4の温水流量設定値
FCV2Rを計算する。燃料流量デマンド信号FRD
とリボイラ温水流量設定値FCV2Rとの関数関係の
例を第5図に示す。
加算器221は、リボイラ温水流量設定値修正
信号FCV2RMとリボイラ温水流量設定値FCV2Rを
加算し、リボイラ温水流量デマンド信号FCV2D
(すなわち、操作量デマンド信号)を計算する。
減算器222は、リボイラ温水流量デマンド信号
FCV2Dとリボイラ温水流量FCV2との偏差FCV2E
を計算する。
信号FCV2RMとリボイラ温水流量設定値FCV2Rを
加算し、リボイラ温水流量デマンド信号FCV2D
(すなわち、操作量デマンド信号)を計算する。
減算器222は、リボイラ温水流量デマンド信号
FCV2Dとリボイラ温水流量FCV2との偏差FCV2E
を計算する。
比例・積分器223は、偏差FCV2Eに基づい
て、リボイラ温水流量調節弁CV2の操作信号MC
V2を計算し、リボイラ温水流量調節弁CV2を操
作する。
て、リボイラ温水流量調節弁CV2の操作信号MC
V2を計算し、リボイラ温水流量調節弁CV2を操
作する。
減算器224は、スーパ・ヒータ5の出口LPG
蒸気温度設定値TSHRとスーパ・ヒータ出口LPG
蒸気温度TSHとの偏差TSHEを計算する。比例・
積分器225は、偏差TSHEに基づいて、スー
パ・ヒータ温水流量設定値修正信号FCV4RM(す
なわち、制御量フイードバツク信号)を計算す
る。
蒸気温度設定値TSHRとスーパ・ヒータ出口LPG
蒸気温度TSHとの偏差TSHEを計算する。比例・
積分器225は、偏差TSHEに基づいて、スー
パ・ヒータ温水流量設定値修正信号FCV4RM(す
なわち、制御量フイードバツク信号)を計算す
る。
関数発生器226は、燃料流量デマンド信号
FRDに基づいて、スーパ・ヒータ温水流量設定
値FCV4Rを計算する。燃料流量デマンド信号
FRDとスーパ・ヒータ温水流量設定値FCV4Rと
の関数関係の例を第6図に示す。
FRDに基づいて、スーパ・ヒータ温水流量設定
値FCV4Rを計算する。燃料流量デマンド信号
FRDとスーパ・ヒータ温水流量設定値FCV4Rと
の関数関係の例を第6図に示す。
加算器227は、スーパ・ヒータ温水流量設定
値修正信号FCV4RMとスーパ・ヒータ温水流量設
定値FCV4Rを加算し、スーパ・ヒータ温水流量デ
マンド信号FCV4D(すなわち、操作量デマンド信
号)を計算する。減算器228は、スーパ・ヒー
タ温水流量デマンド信号FCV4Dとスーパ・ヒータ
温水流量FCV4との偏差FCV4Eを計算する。
値修正信号FCV4RMとスーパ・ヒータ温水流量設
定値FCV4Rを加算し、スーパ・ヒータ温水流量デ
マンド信号FCV4D(すなわち、操作量デマンド信
号)を計算する。減算器228は、スーパ・ヒー
タ温水流量デマンド信号FCV4Dとスーパ・ヒータ
温水流量FCV4との偏差FCV4Eを計算する。
比例・積分器229は、偏差FCV4Eに基づい
て、スーパ・ヒータ温水流量調節弁CV4の操作
信号MCV4を計算し、スーパ・ヒータ温水流量調
節弁CV4を操作する。
て、スーパ・ヒータ温水流量調節弁CV4の操作
信号MCV4を計算し、スーパ・ヒータ温水流量調
節弁CV4を操作する。
明らかなように、第1図のようなLPG燃料供給
プラントにおいては、LPG液タンク1内でLPG液
の1部が自然蒸発する。この自然蒸発したガスを
ボイル・オフ・ガス(以下、BOGと略する)と
いう。
プラントにおいては、LPG液タンク1内でLPG液
の1部が自然蒸発する。この自然蒸発したガスを
ボイル・オフ・ガス(以下、BOGと略する)と
いう。
従来のLPG燃料供給プラントにおいては、
BOGはLPG液タンク1から抜いて液化装置(図
示せず)に送り、そこで冷却・液化して、再び
LPG液タンク1に戻すようにしていた。
BOGはLPG液タンク1から抜いて液化装置(図
示せず)に送り、そこで冷却・液化して、再び
LPG液タンク1に戻すようにしていた。
しかし、最近では省エネルギの観点から、第3
図に示すように、BOGをBOGコンプレツサ7で
昇圧してLPG搬送配管、すなわち主流路へ合流さ
せるようになつた。
図に示すように、BOGをBOGコンプレツサ7で
昇圧してLPG搬送配管、すなわち主流路へ合流さ
せるようになつた。
ところが、従来のLPG燃料供給プラント制御装
置では、BOGの主流路への合流を考慮していな
いので、前出のようなBOGの合流によつて制御
量(特に配管内のLPG蒸気圧力PH)が変動す
る。この結果、制御量フイードバツクにより操作
量(各部の弁開度)を変更しなければならなくな
る。
置では、BOGの主流路への合流を考慮していな
いので、前出のようなBOGの合流によつて制御
量(特に配管内のLPG蒸気圧力PH)が変動す
る。この結果、制御量フイードバツクにより操作
量(各部の弁開度)を変更しなければならなくな
る。
したがつて、従来の制御方式では、BOGの発
生に起因する制御量や操作量の変動が大きくな
り、安定な制御が難かしくなるという問題があ
る。特に、LPS運搬船からLPGをLPG液タンクへ
移すような場合には、BOGの発生が多くなるの
で、制御量や操作量の変動が大きくなり、制御系
の不安定を招くおそれがある。
生に起因する制御量や操作量の変動が大きくな
り、安定な制御が難かしくなるという問題があ
る。特に、LPS運搬船からLPGをLPG液タンクへ
移すような場合には、BOGの発生が多くなるの
で、制御量や操作量の変動が大きくなり、制御系
の不安定を招くおそれがある。
本発明の目的は、BOGの主流路への合流によ
る配管LPG蒸気圧力の変動を抑え、安定な制御を
達成するための液化ガス燃料供給プラント制御装
置を提供するにある。
る配管LPG蒸気圧力の変動を抑え、安定な制御を
達成するための液化ガス燃料供給プラント制御装
置を提供するにある。
前記目的を達成し、BOGの主流路への合流に
よる配管LPG蒸気圧力の変動を抑え、安定な制御
を成するために、本発明においては、エバポレー
タ出口LPG蒸気流量FCV3、エバポレータ入口
LPG液流量FCV1などの、液化ガスの主流路にあ
る操作端のうちの、BOGの主流路への合流点よ
りも上流側にあるものについては、燃料流量デマ
ンド信号からBOG流量信号を差引いた差信号に
基づいて、各操作量のデマンド信号を決定するよ
うにしている。
よる配管LPG蒸気圧力の変動を抑え、安定な制御
を成するために、本発明においては、エバポレー
タ出口LPG蒸気流量FCV3、エバポレータ入口
LPG液流量FCV1などの、液化ガスの主流路にあ
る操作端のうちの、BOGの主流路への合流点よ
りも上流側にあるものについては、燃料流量デマ
ンド信号からBOG流量信号を差引いた差信号に
基づいて、各操作量のデマンド信号を決定するよ
うにしている。
前記手段の採用により、LPG燃料供給プラント
としては、液化ガスの主流路のBOG合流点より
も上流側においては、燃料流量デマンドFRDか
らBOGの合流量を差引いた量だけLPGを気化さ
せることになるが、前記合流点においてBOGが
合流、加算されることにより、合流点よりも下流
側においては、燃料流量デマンドFRDに等しい
量が確保されることになり、安定な制御が達成で
きる。
としては、液化ガスの主流路のBOG合流点より
も上流側においては、燃料流量デマンドFRDか
らBOGの合流量を差引いた量だけLPGを気化さ
せることになるが、前記合流点においてBOGが
合流、加算されることにより、合流点よりも下流
側においては、燃料流量デマンドFRDに等しい
量が確保されることになり、安定な制御が達成で
きる。
まず最初に、本発明の原理にいて説明する。配
管部についての質量保存の法則から(1)式が成立す
る。
管部についての質量保存の法則から(1)式が成立す
る。
dγH/dt=1/VH(FCV3+FBOG−FCV5)……
…(1) ここで、 γH:配管部LPG蒸気比重量(Kg/m3) VH:配管部容積(m3) FCV3:エバポレータ出口LPG蒸気流量(Kg/
sec) FBOG:BOG流量(Kg/sec) FCV5:減圧弁LPG蒸気流量(Kg/sec) また、エネルギ保存の法則から(2)式が成立す
る。
…(1) ここで、 γH:配管部LPG蒸気比重量(Kg/m3) VH:配管部容積(m3) FCV3:エバポレータ出口LPG蒸気流量(Kg/
sec) FBOG:BOG流量(Kg/sec) FCV5:減圧弁LPG蒸気流量(Kg/sec) また、エネルギ保存の法則から(2)式が成立す
る。
dHH/dt=1/VH・γH(HSH・FCV3+HBOG−
HH・FCV 5 ) ………(2) ここで、 HH:配管部LPG蒸気エンタルピ(kcal/Kg) HSH:スーパ・ヒータ出口LPG蒸気エンタルピ
(kal/Kg) HBOG:BOGエンタルピ(kcal/Kg) ところで、通常の場合は、HSH≒HBOGである
から(3)式 dHH/dt≒1/VH・γH{HSH(FCV3+FBOG) −HH・FCV5} ………(3) が成り立つ。また、配管部LPG蒸気圧力PH、比
重量γH、エンタルピHHの間には(4)式の関係があ
る。
HH・FCV 5 ) ………(2) ここで、 HH:配管部LPG蒸気エンタルピ(kcal/Kg) HSH:スーパ・ヒータ出口LPG蒸気エンタルピ
(kal/Kg) HBOG:BOGエンタルピ(kcal/Kg) ところで、通常の場合は、HSH≒HBOGである
から(3)式 dHH/dt≒1/VH・γH{HSH(FCV3+FBOG) −HH・FCV5} ………(3) が成り立つ。また、配管部LPG蒸気圧力PH、比
重量γH、エンタルピHHの間には(4)式の関係があ
る。
PH−f(HH、γH)≒aHH+bγH+c
………(4) ここで、 a、b、c:定数 (4)式において、配管部におけるLPG蒸気圧力P
Hを一定に保つためには、配管部におけるLPG蒸
気比重量γHおよびエンタルピHHを一定に保つ必
要がある。このためには、(1)式および(3)式の右辺
を0にする必要があり、(5)、(6)式が成立しなけれ
ばならない。
………(4) ここで、 a、b、c:定数 (4)式において、配管部におけるLPG蒸気圧力P
Hを一定に保つためには、配管部におけるLPG蒸
気比重量γHおよびエンタルピHHを一定に保つ必
要がある。このためには、(1)式および(3)式の右辺
を0にする必要があり、(5)、(6)式が成立しなけれ
ばならない。
FCV3+FBOG−FCV5=0 ………(5)
HSH(FCV3+FBOG)−HH・FCV5=0 ………(6)
通常は、HSH≒HHが成り立つから、(6)式は(5)
式と同じ式に集約される。(5)式から(7)式が得られ
る。
式と同じ式に集約される。(5)式から(7)式が得られ
る。
FCV3=FCV5−FBOG ………(7)
(7)式から分かるように、エバポレータ3の出口
におけるLPG蒸気流量FCV3は、減圧弁CV5を通
るLPG蒸気流量FCV5からBOG流量FBOGを差し
引いたものに等しくなければならない。
におけるLPG蒸気流量FCV3は、減圧弁CV5を通
るLPG蒸気流量FCV5からBOG流量FBOGを差し
引いたものに等しくなければならない。
同様にして、圧力調整部においては
FCV5=FCV6 ………(8)
が導かれる。ここで、FCV6は燃料流量調節弁CV
6を通る燃料流量である。
6を通る燃料流量である。
したがつて、本発明では、エバポレータ3の出
口におけるLPG蒸気流量FCV3、スーパ・ヒータ
5へ供給される温水流量FCV4、減圧弁流量FCV
5、燃料流量調節弁流量FCV6のうち、BOGの主
流路への合流点より上流側に関係するもの、およ
びエバポレータ3の入口LPG液流量FCV1、リボ
イラ4へ供給される温水流量FCV2に対する操作
量の各デマンド信号は、燃料流量デマンド信号か
らBOG流量信号を差し引いた信号に基づいて決
定するようにしている。
口におけるLPG蒸気流量FCV3、スーパ・ヒータ
5へ供給される温水流量FCV4、減圧弁流量FCV
5、燃料流量調節弁流量FCV6のうち、BOGの主
流路への合流点より上流側に関係するもの、およ
びエバポレータ3の入口LPG液流量FCV1、リボ
イラ4へ供給される温水流量FCV2に対する操作
量の各デマンド信号は、燃料流量デマンド信号か
らBOG流量信号を差し引いた信号に基づいて決
定するようにしている。
第4図に、本発明の1実施例を示す。第2図と
の対比から明らかなように、本発明は、燃料流量
デマンド信号FRDからBOG流量FBOGを差し引く
ための減算器230を第2図の装置に付加した点
に特徴がある。
の対比から明らかなように、本発明は、燃料流量
デマンド信号FRDからBOG流量FBOGを差し引く
ための減算器230を第2図の装置に付加した点
に特徴がある。
そして、この減算器230で得られたLPG流量
デマンド信号FLPGDに基づいて、エバポレータ出
口LPG蒸気流量FCV3、エバポレータ入口LPG液
流量FCV1、リボイラ温水流量FCV2、スーパ・ヒ
ータ温水流量FCV4の各操作量のデマンド信号を
決定するようにしたものである。
デマンド信号FLPGDに基づいて、エバポレータ出
口LPG蒸気流量FCV3、エバポレータ入口LPG液
流量FCV1、リボイラ温水流量FCV2、スーパ・ヒ
ータ温水流量FCV4の各操作量のデマンド信号を
決定するようにしたものである。
その他の演算および制御動作は、第2図に関し
て前述したのと全く同じであるので、その説明を
省略する。
て前述したのと全く同じであるので、その説明を
省略する。
なお、LPG流量デマンド信号FLPGDとリボイラ
温水流量設定値FCV2RおよびFCV4Rとの関数関係
は、それぞれ第5,6図に示したものとほぼ同じ
である。
温水流量設定値FCV2RおよびFCV4Rとの関数関係
は、それぞれ第5,6図に示したものとほぼ同じ
である。
以上のように、本実施例においては、燃料流量
デマンド信号FRDからBOG流量を差し引いた信
号(LPG流量デマンド信号FLPGD)に基づいて、
エバポレータ出口LPG蒸気流量FCV3、エバポレ
ータ入口LPG液流量FCV1、リボイラ温水流量FC
V2、スーパ・ヒータ温水流量FCV4の各操作量の
デマンド信号を決定するので、外乱であるBOG
流量による搬送配管内におけるLPG蒸気圧力の変
動を抑え、安定な制御を達成することができる。
デマンド信号FRDからBOG流量を差し引いた信
号(LPG流量デマンド信号FLPGD)に基づいて、
エバポレータ出口LPG蒸気流量FCV3、エバポレ
ータ入口LPG液流量FCV1、リボイラ温水流量FC
V2、スーパ・ヒータ温水流量FCV4の各操作量の
デマンド信号を決定するので、外乱であるBOG
流量による搬送配管内におけるLPG蒸気圧力の変
動を抑え、安定な制御を達成することができる。
第3,4図ではスーパ・ヒータ5と減圧弁CV
5の間の主流路にBOGを供給して合流させる場
合の実施例を示したが、第7図に示すように、
BOGをエバポレータ3の出口LPG蒸気流量調節
弁CV3とスーパ・ヒータ5の間の主流路に供給
して合流させることもできる。
5の間の主流路にBOGを供給して合流させる場
合の実施例を示したが、第7図に示すように、
BOGをエバポレータ3の出口LPG蒸気流量調節
弁CV3とスーパ・ヒータ5の間の主流路に供給
して合流させることもできる。
この第2実施例の場合は、第8図に示した制御
装置の実施例から明らかなように、合流点よりも
上流側にあるエバポレータ出口のLPG蒸気流量F
CV3、エバポレータ入口のLPG液流量FCV1、およ
びリボイラ温水流量FCV2の各操作量デマンド信
号を、燃料流量デマンド信号FRDから、BOG流
量FBOGを差引いた信号、すなわち減算器230
の出力差信号FLPGDに基づいて決定するようにす
ればよい。
装置の実施例から明らかなように、合流点よりも
上流側にあるエバポレータ出口のLPG蒸気流量F
CV3、エバポレータ入口のLPG液流量FCV1、およ
びリボイラ温水流量FCV2の各操作量デマンド信
号を、燃料流量デマンド信号FRDから、BOG流
量FBOGを差引いた信号、すなわち減算器230
の出力差信号FLPGDに基づいて決定するようにす
ればよい。
また、第9図に示すように、BOGをエバポレ
ータ3とエバポレータ出口LPG蒸気流量調節弁
CV3の間の主流路に供給する場合もある。
ータ3とエバポレータ出口LPG蒸気流量調節弁
CV3の間の主流路に供給する場合もある。
この第3実施例の場合は、第10図に示すよう
に、合流点よりも上流側にあるエバポレータ入口
のLPG液流量FCV1、およびリボイラ4に供給さ
れる温水流量FCV2の各操作量デマンド信号を、
燃料流量デマンドFRDからBOG流量FBOGを差引
いた信号−すなわち、減算器230の出力差信号
FLPGDに基づいて決定するようにすればよい。
に、合流点よりも上流側にあるエバポレータ入口
のLPG液流量FCV1、およびリボイラ4に供給さ
れる温水流量FCV2の各操作量デマンド信号を、
燃料流量デマンドFRDからBOG流量FBOGを差引
いた信号−すなわち、減算器230の出力差信号
FLPGDに基づいて決定するようにすればよい。
また、第11図に示すように、BOGを減圧弁
CV5と燃料流量調節弁CV6の間に供給する場合
もある。
CV5と燃料流量調節弁CV6の間に供給する場合
もある。
この第4実施例の場合は、第12図に示すよう
に、合流点よりも上流側にある減圧弁LPG蒸気流
量FCV5、エバポレータ出口LPG蒸気流量FCV3、
エバポレータ入口LPG液流量FCV1、およびリボ
イラ温水流量FCV2、スーパ・ヒータ温水流量FC
V4の各操作量のデマンド信号を、燃料流量デマン
ド信号FRDからBOG流量FBOGを差し引いた信
号、すなわち減算器230の出力信号FLPGDに基
づいて決定するようにすればよい。
に、合流点よりも上流側にある減圧弁LPG蒸気流
量FCV5、エバポレータ出口LPG蒸気流量FCV3、
エバポレータ入口LPG液流量FCV1、およびリボ
イラ温水流量FCV2、スーパ・ヒータ温水流量FC
V4の各操作量のデマンド信号を、燃料流量デマン
ド信号FRDからBOG流量FBOGを差し引いた信
号、すなわち減算器230の出力信号FLPGDに基
づいて決定するようにすればよい。
また、第13図に示すように、BOGを燃料流
量調節弁CV6とバーナの間に供給する場合もあ
る。
量調節弁CV6とバーナの間に供給する場合もあ
る。
この第5実施例の場合は、第14図に示すよう
に、合流点よりも上流側にある燃料流量調節弁流
量FCV6、減圧弁LPG蒸気流量FCV5、エバポレー
タの出口LPG蒸気流量FCV3、エバポレータの入
口LPG液流量FCV1、およびリボイラ温水流量FC
V2、スーパ・ヒータ温水流量FCV4の各操作量の
デマンド信号を、燃料流量デマンドFRDから
BOG流量FBOGを差引いた信号、すなわち減算器
230の出力信号FLPGDに基づいて決定するよう
にすればよい。
に、合流点よりも上流側にある燃料流量調節弁流
量FCV6、減圧弁LPG蒸気流量FCV5、エバポレー
タの出口LPG蒸気流量FCV3、エバポレータの入
口LPG液流量FCV1、およびリボイラ温水流量FC
V2、スーパ・ヒータ温水流量FCV4の各操作量の
デマンド信号を、燃料流量デマンドFRDから
BOG流量FBOGを差引いた信号、すなわち減算器
230の出力信号FLPGDに基づいて決定するよう
にすればよい。
以上に図示説明した本発明の各実施例において
は、燃料流量デマンド信号FRDからBOG流量信
号FBOGそのものを直接差し引いて、LPG流量デ
マンド信号FLPGDを計算するようにしたが、その
代りに、BOG流量FBOGの信号から、その中に含
まれる高周波信号成分をカツトした信号を燃料流
量デマンド信号FRDから差し引いてLPG流量デ
マンド信号FLPGDを計算するようにしてもよい。
こうすることにより、BOG流量信号の高周波信
号成分による無用な操作量の変動を抑えることが
できる。
は、燃料流量デマンド信号FRDからBOG流量信
号FBOGそのものを直接差し引いて、LPG流量デ
マンド信号FLPGDを計算するようにしたが、その
代りに、BOG流量FBOGの信号から、その中に含
まれる高周波信号成分をカツトした信号を燃料流
量デマンド信号FRDから差し引いてLPG流量デ
マンド信号FLPGDを計算するようにしてもよい。
こうすることにより、BOG流量信号の高周波信
号成分による無用な操作量の変動を抑えることが
できる。
以上の説明から明らかなように、本発明におい
ては、燃料流量デマンド信号FRDからBOG流量
を差し引いた信号(LPG流量デマンド信号)に基
づいて、エバポレータ出口LPG蒸気流量、エバポ
レータ入口LPG液流量などの、液化ガスの主流路
にある操作端のうちの、BOGの主流路への合流
点よりも上流側にあるものの各操作量のデマンド
信号を決定するので、主流路の合流点より上流側
においては、液化ガスの蒸気発生量をBOG流量
分だけ少なくすることができ、合流後の蒸気量す
なわち燃料量を本来の燃料流量デマンドに合致さ
せることができる。すなわち、外乱であるBOG
の主流路への合流による搬送配管LPG蒸気圧力の
変動を抑え、安定な制御を達成することができ
る。
ては、燃料流量デマンド信号FRDからBOG流量
を差し引いた信号(LPG流量デマンド信号)に基
づいて、エバポレータ出口LPG蒸気流量、エバポ
レータ入口LPG液流量などの、液化ガスの主流路
にある操作端のうちの、BOGの主流路への合流
点よりも上流側にあるものの各操作量のデマンド
信号を決定するので、主流路の合流点より上流側
においては、液化ガスの蒸気発生量をBOG流量
分だけ少なくすることができ、合流後の蒸気量す
なわち燃料量を本来の燃料流量デマンドに合致さ
せることができる。すなわち、外乱であるBOG
の主流路への合流による搬送配管LPG蒸気圧力の
変動を抑え、安定な制御を達成することができ
る。
第1図は、従来のLPG燃料供給プラントの概要
を説明するための図、第2図は、LPG燃料供給プ
ラント制御装置の従来例を示す図、第3,7,
9,11,13図はそれぞれ本発明の実施例の概
略系統図、第4,8,10,12,14図はそれ
ぞれ本発明の各実施例における制御装置のブロツ
ク図、第5図は燃料流量デマンド信号とリボイラ
温水流量調節弁設定値との関係を示す図、第6図
は燃料流量デマンド信号とスーパ・ヒータ温水流
量調節弁設定値との関係を示す図である。 1……LPG液タンク、2……LPG液ポンプ、3
……エバポレータ、4……リボイラ、5……スー
パ・ヒータ、6……温水タンク、CV1……エバ
ポレータ入口LPG液流量調節弁、CV2……リボ
イラ温水流量調節弁、CV3……エバポレータ出
口LPG蒸気流量調節弁、CV4……スーパ・ヒー
タ温水流量調節弁、CV5……減圧弁、CV6……
燃料流量調節弁。
を説明するための図、第2図は、LPG燃料供給プ
ラント制御装置の従来例を示す図、第3,7,
9,11,13図はそれぞれ本発明の実施例の概
略系統図、第4,8,10,12,14図はそれ
ぞれ本発明の各実施例における制御装置のブロツ
ク図、第5図は燃料流量デマンド信号とリボイラ
温水流量調節弁設定値との関係を示す図、第6図
は燃料流量デマンド信号とスーパ・ヒータ温水流
量調節弁設定値との関係を示す図である。 1……LPG液タンク、2……LPG液ポンプ、3
……エバポレータ、4……リボイラ、5……スー
パ・ヒータ、6……温水タンク、CV1……エバ
ポレータ入口LPG液流量調節弁、CV2……リボ
イラ温水流量調節弁、CV3……エバポレータ出
口LPG蒸気流量調節弁、CV4……スーパ・ヒー
タ温水流量調節弁、CV5……減圧弁、CV6……
燃料流量調節弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液化ガス液を貯蔵する液化ガス液タンクと、
前記タンク内の液化ガス液を供給されてこれを気
化させるエバポレータと、気化した液化ガス蒸気
を供給されてこれを過熱するスーパ・ヒータと、
過熱された液化ガス蒸気を搬送する過熱蒸気搬送
配管とからなり、 前記エバポレータ、スーパ・ヒータおよび過熱
蒸気搬送配管が、これら各装置に対する流量/圧
力調整操作端を介してこの順序に連結されて液化
ガスの主流路を構成すると共に、 前記液化ガス液タンクで発生したボイル・オ
フ・ガスを、前記主流路のエバポレータ出口より
も下流側で、主流路へ合流させる手段と、各操作
端をそれぞれの操作量デマンド信号に基づいて制
御する手段とを備えた液化ガス燃料供給プラント
の制御装置において、 各操作端に対する前記操作量デマンド信号を決
定する装置が、 当該操作端に対する制御量フイードバツク信号
を得る手段と、 前記制御量フイードバツク信号およびデマンド
信号に基づいて操作量デマンド信号を得る手段と
よりなり、 前記デマンド信号は、当該操作端が、ボイル・
オフ・ガスの主流路への合流点よりも上流側にあ
るときは、燃料流量デマンド信号とボイル・オ
フ・ガス流量信号との差に等しく、また当該操作
端が、ボイル・オフ・ガスの主流路への合流点よ
りも下流側にあるときは、燃料流量デマンド信号
に等しく設定されることを特徴とする液化ガス燃
料供給プラント制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1847680A JPS56116995A (en) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | Control device for liquefied gas fuel supply plant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1847680A JPS56116995A (en) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | Control device for liquefied gas fuel supply plant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116995A JPS56116995A (en) | 1981-09-14 |
JPS6256400B2 true JPS6256400B2 (ja) | 1987-11-25 |
Family
ID=11972687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1847680A Granted JPS56116995A (en) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | Control device for liquefied gas fuel supply plant |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56116995A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059280Y2 (ja) * | 1989-02-20 | 1993-03-08 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0120661D0 (en) * | 2001-08-24 | 2001-10-17 | Cryostar France Sa | Natural gas supply apparatus |
DE102006061251B4 (de) * | 2006-12-22 | 2010-11-11 | Man Diesel & Turbo Se | Gasversorgungsanlage für einen Antrieb |
-
1980
- 1980-02-19 JP JP1847680A patent/JPS56116995A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059280Y2 (ja) * | 1989-02-20 | 1993-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116995A (en) | 1981-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006233796A (ja) | Lng利用発電プラントおよびその運転方法 | |
WO2019230603A1 (ja) | ガス供給ユニット及び混焼発電装置 | |
CN102323748A (zh) | 直流炉单元机组直接能质平衡协调控制系统 | |
CN104864385A (zh) | 一种计算超临界机组给水流量指令的方法和装置 | |
KR20190068441A (ko) | 관류형 증발기 시스템 | |
JPS6256400B2 (ja) | ||
JP2000161084A (ja) | 燃料加温装置 | |
US20140309798A1 (en) | Method and device for controlling a temperature of steam for a steam power plant | |
JPH0214599B2 (ja) | ||
JPH0214598B2 (ja) | ||
KR102627373B1 (ko) | 관류형 증발기 시스템 | |
JPH1151306A (ja) | ボイラの制御方法およびボイラ | |
JP2002081607A (ja) | 変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装置 | |
JPS59109918A (ja) | 流量制御装置 | |
JP3488021B2 (ja) | Lng減圧加温制御装置 | |
KR102573545B1 (ko) | 가스공급 및 발전 시스템 | |
JPH0566485B2 (ja) | ||
JP2014224204A (ja) | ガス製造方法及びガス製造設備 | |
JPS6323448B2 (ja) | ||
JPS6237210B2 (ja) | ||
JP2768388B2 (ja) | 減圧ボイラ式気化器およびその制御方法 | |
JPH0117037B2 (ja) | ||
JPS588210A (ja) | 液化天然ガスの流量変化に対するランキンサイクルの熱媒体流量制御装置 | |
JPS5950002B2 (ja) | 蒸気温度制御装置 | |
JPS621162B2 (ja) |