JPS6256357B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6256357B2 JPS6256357B2 JP56076028A JP7602881A JPS6256357B2 JP S6256357 B2 JPS6256357 B2 JP S6256357B2 JP 56076028 A JP56076028 A JP 56076028A JP 7602881 A JP7602881 A JP 7602881A JP S6256357 B2 JPS6256357 B2 JP S6256357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side holder
- driven ring
- shaft
- ring
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 7
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/12—Shaft sealings using sealing-rings
- F04D29/126—Shaft sealings using sealing-rings especially adapted for liquid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウオーターポンプのメカニカルシール
に関する。
に関する。
従来、ウオーターポンプのポンプ軸とハウジン
グ間をシールするメカニカルシールの構造として
は、第１図に示すごとく、インペラ２背板にてポ
ンプ軸４上に設けられたセラミツク等よりなる従
動リング６と、ハウジング８の開口部に圧入嵌合
されたホルダー１０のばね１２によりラバー１４
を介して従動リング６に圧接保持されたカーボン
グラフアイト等よりなるシートリング１６とを備
えたものが一般的である。この場合、シートリン
グ（とくにフエノール系樹脂でモールドされたカ
ーボングラフアイトの場合）は高温で歪みを生じ
て水漏れを起すことが多く、また従動リング（と
くにセラミツクの場合）も高温化、急冷のサイク
ルを受けて割れを発生することがあり、これを防
止すべくインペラ２に冷却水通路１８を設けてシ
ートリング１６と従動リング６のシール部付近を
局部的に冷却している。しかしながら、該構造の
ものは冷却水通路１８を経た水がインペラ２の高
速回転に基く遠心力によつて、図示矢印のごとく
半径外方に押しやられるためにシール部付近を十
分に冷却することができない欠点がある。また、
該シール部付近を十分に冷却させるべく、第２図
に示すように、インペラ２のポンプ水吸込側にメ
カニカルシールを取付ける構造のものも提案され
ているが、該構造のものはポンプ水の水通路（図
示矢印）とポンプ軸４の軸支持構造の配置関係が
複雑になるためにコスト高となる欠点がある。
グ間をシールするメカニカルシールの構造として
は、第１図に示すごとく、インペラ２背板にてポ
ンプ軸４上に設けられたセラミツク等よりなる従
動リング６と、ハウジング８の開口部に圧入嵌合
されたホルダー１０のばね１２によりラバー１４
を介して従動リング６に圧接保持されたカーボン
グラフアイト等よりなるシートリング１６とを備
えたものが一般的である。この場合、シートリン
グ（とくにフエノール系樹脂でモールドされたカ
ーボングラフアイトの場合）は高温で歪みを生じ
て水漏れを起すことが多く、また従動リング（と
くにセラミツクの場合）も高温化、急冷のサイク
ルを受けて割れを発生することがあり、これを防
止すべくインペラ２に冷却水通路１８を設けてシ
ートリング１６と従動リング６のシール部付近を
局部的に冷却している。しかしながら、該構造の
ものは冷却水通路１８を経た水がインペラ２の高
速回転に基く遠心力によつて、図示矢印のごとく
半径外方に押しやられるためにシール部付近を十
分に冷却することができない欠点がある。また、
該シール部付近を十分に冷却させるべく、第２図
に示すように、インペラ２のポンプ水吸込側にメ
カニカルシールを取付ける構造のものも提案され
ているが、該構造のものはポンプ水の水通路（図
示矢印）とポンプ軸４の軸支持構造の配置関係が
複雑になるためにコスト高となる欠点がある。
本発明は上記従来の欠点を除去すべくなされた
ものであつて、このため本発明はウオーターポン
プのインペラ背板にてポンプ軸上に設けられた従
動リングと該従動リングに圧接保持されたシート
リングとを含むウオーターポンプのメカニカルシ
ールにおいて、前記従動リングがポンプ軸上に液
密に圧入嵌合されかつ一端がインペラ背板に形成
された環状溝内に伸びたスリーブ状の回転側ホル
ダーの該一端部に保持されており、前記インペラ
背板の環状溝と該回転側ホルダーの一端部におけ
る外面との間に〓間が形成されており、前記シー
トリングが当該ポンプのハウジングに圧入嵌合さ
れかつ前記回転側ホルダーに摺動可能に組合せら
れた固定側ホルダー上にてばねにより従動リング
に向け押圧されており、前記ポンプ軸内端より該
ポンプ軸の軸心を通つて従動リング直下位置迄伸
びる軸方向通路と従動リング直下の軸心位置より
軸表面迄伸びかつ軸方向通路と連通した半径方向
通路とからなり、かつ前記〓間に連通する冷却水
通路を設けたことを特徴とする。以下、添付図に
沿つて不発明の好適な実施例につき説明する。
ものであつて、このため本発明はウオーターポン
プのインペラ背板にてポンプ軸上に設けられた従
動リングと該従動リングに圧接保持されたシート
リングとを含むウオーターポンプのメカニカルシ
ールにおいて、前記従動リングがポンプ軸上に液
密に圧入嵌合されかつ一端がインペラ背板に形成
された環状溝内に伸びたスリーブ状の回転側ホル
ダーの該一端部に保持されており、前記インペラ
背板の環状溝と該回転側ホルダーの一端部におけ
る外面との間に〓間が形成されており、前記シー
トリングが当該ポンプのハウジングに圧入嵌合さ
れかつ前記回転側ホルダーに摺動可能に組合せら
れた固定側ホルダー上にてばねにより従動リング
に向け押圧されており、前記ポンプ軸内端より該
ポンプ軸の軸心を通つて従動リング直下位置迄伸
びる軸方向通路と従動リング直下の軸心位置より
軸表面迄伸びかつ軸方向通路と連通した半径方向
通路とからなり、かつ前記〓間に連通する冷却水
通路を設けたことを特徴とする。以下、添付図に
沿つて不発明の好適な実施例につき説明する。
第３図は本発明の一実施例を示すもので、該実
施例のものはウオーターポンプのインペラ２背板
にてポンプ軸４とハウジング８開口部９間にワン
セツトで組込まれる一体構造のものであり、該構
造のものは、ポンプ軸４上に液密を維持できるよ
うに圧入嵌合されたスリーブ状の回転側ホルダー
２０と、該回転側ホルダーまわりに摺動可能に設
けられかつハウジング８の開口部９に液密を維持
できるように直接に或はシーラントを介して圧入
嵌合された固定側ホルダー２２とを含む。上記両
ホルダー２０，２２はステンレス鋼等の薄板より
形成される。回転側ホルダー２０の一端は図示の
ようにＵ字形に折曲げられてリング保持部２４を
形成され、該保持部内にラバー２６を介してセラ
ミツク等よりなる従動リング６が固定されてい
る。回転側ホルダー２０の他端は外方に屈曲され
て組合せられた固定側ホルダー２２の脱落防止用
の保止部を形成している。固定側ホルダー２２は
断面ほぼＵ字形をなし、内部にコイルばね１２お
よび該コイルばねを包囲するリング状のラバー１
４を備えている。カーボングラフアイト等よりな
るシートリング１６が固定側ホルダー２２の内方
端上に位置決めされており、ラバー１４を介して
コイルばね１２により従動リング６に押圧保持さ
れている。
施例のものはウオーターポンプのインペラ２背板
にてポンプ軸４とハウジング８開口部９間にワン
セツトで組込まれる一体構造のものであり、該構
造のものは、ポンプ軸４上に液密を維持できるよ
うに圧入嵌合されたスリーブ状の回転側ホルダー
２０と、該回転側ホルダーまわりに摺動可能に設
けられかつハウジング８の開口部９に液密を維持
できるように直接に或はシーラントを介して圧入
嵌合された固定側ホルダー２２とを含む。上記両
ホルダー２０，２２はステンレス鋼等の薄板より
形成される。回転側ホルダー２０の一端は図示の
ようにＵ字形に折曲げられてリング保持部２４を
形成され、該保持部内にラバー２６を介してセラ
ミツク等よりなる従動リング６が固定されてい
る。回転側ホルダー２０の他端は外方に屈曲され
て組合せられた固定側ホルダー２２の脱落防止用
の保止部を形成している。固定側ホルダー２２は
断面ほぼＵ字形をなし、内部にコイルばね１２お
よび該コイルばねを包囲するリング状のラバー１
４を備えている。カーボングラフアイト等よりな
るシートリング１６が固定側ホルダー２２の内方
端上に位置決めされており、ラバー１４を介して
コイルばね１２により従動リング６に押圧保持さ
れている。
回転側ホルダー２０一端のリング保持部２４
は、図示のように、インペラ２背板に形成された
環状溝２８内において該環状溝２８との間にわず
かの隙間３０を形成するように位置決めされてい
る。一方、ポンプ軸４には該ポンプ軸４の内端よ
り該ポンプ軸の軸心を通つて従動リング６内方端
の直下位置まで伸びる軸方向通路３２と、該従動
リング６内方端の直下の軸心位置より上記〓間３
０が存する軸表面迄伸びかつ軸方向通路と連通し
た半径方向通路３４とからなる冷却水通路が形成
され、該冷却水通路は上記〓間３０と連通してい
る。これにより、ポンプ吸込側より冷却水通路３
２，３４を経た水は上記隙間３０を通つて従動リ
ング６まわりを冷却して該従動リング６とシート
リング１６のシール部付近を効果的に冷却するこ
とができる。
は、図示のように、インペラ２背板に形成された
環状溝２８内において該環状溝２８との間にわず
かの隙間３０を形成するように位置決めされてい
る。一方、ポンプ軸４には該ポンプ軸４の内端よ
り該ポンプ軸の軸心を通つて従動リング６内方端
の直下位置まで伸びる軸方向通路３２と、該従動
リング６内方端の直下の軸心位置より上記〓間３
０が存する軸表面迄伸びかつ軸方向通路と連通し
た半径方向通路３４とからなる冷却水通路が形成
され、該冷却水通路は上記〓間３０と連通してい
る。これにより、ポンプ吸込側より冷却水通路３
２，３４を経た水は上記隙間３０を通つて従動リ
ング６まわりを冷却して該従動リング６とシート
リング１６のシール部付近を効果的に冷却するこ
とができる。
以上のように、本発明によればインペラの高速
回転による遠心力に拘らず従動リングとシートリ
ングのシール部付近を効果的に冷却することがで
きるのでシール機能を良好に維持することがで
き、さらにインペラ背板にてシールするようにし
たので安価に製造および組立て可能なメカニカル
シールが得られる。また、従動リングとシートリ
ングとは互いに組合せられた回転側ホルダーと固
定側ホルダーとにより保持されているので、ポン
プ軸上でインペラ背後とハウジングとの間にワン
セツトで組込むことができ、着脱が容易であり、
しかも従動リングとシートリングとの接触状態を
安定に支持することができる。
回転による遠心力に拘らず従動リングとシートリ
ングのシール部付近を効果的に冷却することがで
きるのでシール機能を良好に維持することがで
き、さらにインペラ背板にてシールするようにし
たので安価に製造および組立て可能なメカニカル
シールが得られる。また、従動リングとシートリ
ングとは互いに組合せられた回転側ホルダーと固
定側ホルダーとにより保持されているので、ポン
プ軸上でインペラ背後とハウジングとの間にワン
セツトで組込むことができ、着脱が容易であり、
しかも従動リングとシートリングとの接触状態を
安定に支持することができる。
第１図および第２図は従来メカニカルシールの
取付構造を示す断面図、第３図は本発明によるメ
カニカルシールの一実例の取付構造を示す断面図
である。 ２……インペラ、４……ポンプ軸、６……従動
リング、８……ハウジング、１２……ばね、１４
……ラバー、１６……シートリング、２０……回
転側ホルダー、２２……固定側ホルダー、３０…
…〓間、３２……軸方向通路、３４……径方向通
路。
取付構造を示す断面図、第３図は本発明によるメ
カニカルシールの一実例の取付構造を示す断面図
である。 ２……インペラ、４……ポンプ軸、６……従動
リング、８……ハウジング、１２……ばね、１４
……ラバー、１６……シートリング、２０……回
転側ホルダー、２２……固定側ホルダー、３０…
…〓間、３２……軸方向通路、３４……径方向通
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ウオーターポンプのインペラ背板にてポンプ
軸上に設けられた従動リングと該従動リングに圧
接保持されたシートリングとを含むウオーターポ
ンプのメカニカルシールにおいて、前記従動リン
グがポンプ軸上に液密に圧入嵌合されかつ一端が
インペラ背板に形成された環状溝内に伸びたスリ
ーブ状の回転側ホルダーの該一端部に保持されて
おり、前記インペラ背板の環状溝と該回転側ホル
ダーの一端部における外面との間に〓間が形成さ
れており、前記シートリングが当該ポンプのハウ
ジングに圧入嵌合されかつ前記回転側ホルダーに
摺動可能に組合せられた固定側ホルダー上にてば
ねにより従動リングに向け押圧されており、前記
ポンプ軸内端より該ポンプ軸の軸心を通つて従動
リング直下位置迄伸びる軸方向通路と従動リング
直下の軸心位置より軸表面迄伸びかつ軸方向通路
と連通した半径方向通路とからなり、かつ前記〓
間に連通する冷却水通路を設けたことを特徴とす
るウオーターポンプのメカニカルシール。 ２ 前記従動リングが回転側ホルダーにラバーを
介して保持されている第１項のメカニカルシー
ル。 ３ 前記固定側ホルダーが前記ばねを包囲するラ
バーを含み、前記シートリングが該ラバーを介し
て前記ばねにより押圧されている第１項のメカニ
カルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7602881A JPS57191493A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Mechanical seal for water pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7602881A JPS57191493A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Mechanical seal for water pump |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191493A JPS57191493A (en) | 1982-11-25 |
| JPS6256357B2 true JPS6256357B2 (ja) | 1987-11-25 |
Family
ID=13593361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7602881A Granted JPS57191493A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Mechanical seal for water pump |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57191493A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350567U (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-16 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2888896A3 (fr) * | 2005-07-21 | 2007-01-26 | Renault Sas | Agencement de pompe hydraulique permettant de refroidir au plus pres le joint dynamique et pompe pour un tel agencement |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56175598U (ja) * | 1980-05-28 | 1981-12-24 |
-
1981
- 1981-05-20 JP JP7602881A patent/JPS57191493A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350567U (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191493A (en) | 1982-11-25 |
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