JPS62560A - 水彩絵具 - Google Patents
水彩絵具Info
- Publication number
- JPS62560A JPS62560A JP14111285A JP14111285A JPS62560A JP S62560 A JPS62560 A JP S62560A JP 14111285 A JP14111285 A JP 14111285A JP 14111285 A JP14111285 A JP 14111285A JP S62560 A JPS62560 A JP S62560A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- pigment
- metal salt
- dextrin
- watercolor
- Prior art date
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- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は展色剤の影響により生じる色のにごりを極力防
止した水彩絵具に関するものである。
止した水彩絵具に関するものである。
(従来の技術)
従来より水彩絵具は着色剤に顔料を使用し。
展色剤に天然の水溶性高分子の水溶液と、焙焼デキスl
−IJンの水溶液とを主体に使用しており。
−IJンの水溶液とを主体に使用しており。
用途に応じて充填剤を添加しているのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点)
然し乍ら、前述した水彩絵具は展色剤自体のにごった色
の影響により、絵具の色ににごりが生じており、特に明
るい色については、それが顕著であるという問題点があ
った。
の影響により、絵具の色ににごりが生じており、特に明
るい色については、それが顕著であるという問題点があ
った。
(問題点を解決する為の手段)
そこで本発明者等は、上記問題を解決すべく鋭意研究を
重ねた結果、展色剤として、平均重合度が250以下の
カルボキシメチルセルロースの金属塩と、ブドウ糖当量
が10以上の酵素変性デキストリンを併用することで、
にごりのない鮮やかな色彩の水彩絵具が得られることを
見い出し2本発明を完成したものである。即ち。
重ねた結果、展色剤として、平均重合度が250以下の
カルボキシメチルセルロースの金属塩と、ブドウ糖当量
が10以上の酵素変性デキストリンを併用することで、
にごりのない鮮やかな色彩の水彩絵具が得られることを
見い出し2本発明を完成したものである。即ち。
本発明は、顔料と、平均重合度が250以下のカルボキ
シメチルセルロースの金属塩と、ブドウ糖当量が10以
上の酵素変性デキスl−IJンとから少なくともなる水
彩絵具を要旨とするものである。
シメチルセルロースの金属塩と、ブドウ糖当量が10以
上の酵素変性デキスl−IJンとから少なくともなる水
彩絵具を要旨とするものである。
(作用)
本発明の水彩絵具が何故9色ににごりが生じないかは定
かではないが、以下の如く推察する。。
かではないが、以下の如く推察する。。
本発明に使用されている平均重合度が250以下のカル
ボキシメチルセルロースの金属塩やブドウ糖当量が10
以上の酵素変性デキストリンの水溶液は無色透明に近く
なり、かつ併用により何らかの相乗効果が働らき顔料を
よく分散させている為、水彩絵具の色ににごりを生じさ
せないものと思われる。
ボキシメチルセルロースの金属塩やブドウ糖当量が10
以上の酵素変性デキストリンの水溶液は無色透明に近く
なり、かつ併用により何らかの相乗効果が働らき顔料を
よく分散させている為、水彩絵具の色ににごりを生じさ
せないものと思われる。
尚、展色剤として上記両物質の水溶液を各々単独で使用
した場合は、水彩絵具の色にさえがなくなり、彩度がお
ちてしまうといった問題が生じる。又、平均重合度が2
50より高いカルボキシメチルセルロースの金属塩やブ
ドウ糖当量が10未満の酵素変性デキストリン、その他
の例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
等の水溶液が無色透明に近い水溶性高分子を水彩絵具の
展色剤に使用した場合はその水溶液自体の色の影響によ
る水彩絵具のにごりは生じないが、水彩絵具の他の品質
特性に悪影響を及ぼす。例えば、水彩絵具の色の彩度が
著しくおちたり、水に溶けにくくなったり、筆さばきが
悪くなったり、凍結復元性が悪くなる等の問題がある。
した場合は、水彩絵具の色にさえがなくなり、彩度がお
ちてしまうといった問題が生じる。又、平均重合度が2
50より高いカルボキシメチルセルロースの金属塩やブ
ドウ糖当量が10未満の酵素変性デキストリン、その他
の例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
等の水溶液が無色透明に近い水溶性高分子を水彩絵具の
展色剤に使用した場合はその水溶液自体の色の影響によ
る水彩絵具のにごりは生じないが、水彩絵具の他の品質
特性に悪影響を及ぼす。例えば、水彩絵具の色の彩度が
著しくおちたり、水に溶けにくくなったり、筆さばきが
悪くなったり、凍結復元性が悪くなる等の問題がある。
(発明の構成)
以下に本発明の各成分について詳細に説明する。
顔料は着色側として使用せられるもので、酸化チタン、
カーボンブラック、ハンザエロー〇。
カーボンブラック、ハンザエロー〇。
ハンザエロー10G、黄土、バーントシエンナー、ベン
ガラ、レーキレッド、カーミン3B。
ガラ、レーキレッド、カーミン3B。
カーミン(5B、群青、フタロシアニンブルー。
フタロシアニングリーン等の周知の顔料を適宜単独もし
くは組み合わせて使用でき、その使用量は水彩絵具全重
量に対して5〜35重量うである。
くは組み合わせて使用でき、その使用量は水彩絵具全重
量に対して5〜35重量うである。
カルボキシメチルセルロースの金属塩は水彩絵具の展色
剤の一つとして用いられ、顔料の分散の安定に寄与し、
絵具の発色を向上させる役割をはたしている。尚カルボ
キシメチルセルロースの平均重合度が250より高くな
ると水彩絵具の水に対する溶けや筆さばきに悪影響を与
ぼすので平均重合度が250以下のものを使用する。そ
の具体例を挙げるとCMCダイセル1120、同111
0.同1105.同1103(以上、ダイセル化学工業
株式会社製)、セロゲンPR,同7A、同6A、同5A
(以上、第−工業製薬株式会社製)等゛があり、その使
用量は水彩絵具全重量に対して0.1〜30重量%であ
り、好ましくは0.5〜15重量%である。
剤の一つとして用いられ、顔料の分散の安定に寄与し、
絵具の発色を向上させる役割をはたしている。尚カルボ
キシメチルセルロースの平均重合度が250より高くな
ると水彩絵具の水に対する溶けや筆さばきに悪影響を与
ぼすので平均重合度が250以下のものを使用する。そ
の具体例を挙げるとCMCダイセル1120、同111
0.同1105.同1103(以上、ダイセル化学工業
株式会社製)、セロゲンPR,同7A、同6A、同5A
(以上、第−工業製薬株式会社製)等゛があり、その使
用量は水彩絵具全重量に対して0.1〜30重量%であ
り、好ましくは0.5〜15重量%である。
酵素変性デキスl−IJンは水彩絵具の展色剤のひとつ
として用いられ、顔料の分散の安定に寄与し、絵具の発
色を向上させる役割をはたしている。尚、酵素変性デキ
スl−IJンのブドウ糖当量が10未満になると、水彩
絵具の凍結復元性が悪くなり、凍結解凍をくり返すと、
水彩絵具の粘度が著しく上昇する恐れがあるので、ブド
ウ糖当量が10以上のものを”使用する。その具体例を
挙げるとパインデツクス#3.同#4゜同#5.同#6
.グリスターP(以上、松谷化学工業株式会社製)、ア
ミコール腐1.同7161B、同腐5L、同/166
L、同層16(以上9日澱化学株式会社製)等があり、
その使用量は水彩絵具全重量に対して0,1〜40重量
%であり。
として用いられ、顔料の分散の安定に寄与し、絵具の発
色を向上させる役割をはたしている。尚、酵素変性デキ
スl−IJンのブドウ糖当量が10未満になると、水彩
絵具の凍結復元性が悪くなり、凍結解凍をくり返すと、
水彩絵具の粘度が著しく上昇する恐れがあるので、ブド
ウ糖当量が10以上のものを”使用する。その具体例を
挙げるとパインデツクス#3.同#4゜同#5.同#6
.グリスターP(以上、松谷化学工業株式会社製)、ア
ミコール腐1.同7161B、同腐5L、同/166
L、同層16(以上9日澱化学株式会社製)等があり、
その使用量は水彩絵具全重量に対して0,1〜40重量
%であり。
好ましくは1〜20重量%である。
又、水の使用量は水彩絵具全重量に対して40重量%以
下が好ま1.い。
下が好ま1.い。
尚、上記成分以外に必要に応じて2体質顔料。
界面活性剤、防腐剤、凍結安定剤、湿潤剤等。
種々の添加剤を適宜使用可能である。
又9本発明の水彩絵具は上記成分を三本ロールミルや横
型のボールミル等の分散器にて混合分散することにより
容易に得ることができる−(実施例) 以下に本発明を実施例に従って更に詳細に説明するが、
実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
型のボールミル等の分散器にて混合分散することにより
容易に得ることができる−(実施例) 以下に本発明を実施例に従って更に詳細に説明するが、
実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
実施例1
酸化チタン 20部炭酸カルシウ
ム 20部酸化ケイ素
10部グリセリン 5部
セロゲン7A(平均重合度が250以下のカルボキシメ
チルセルロースの金属 塩、第一工業製薬■製) 5部グリスターP(
ブドウ糖当量が10以上水
25部上記各成分をラボミキサー
に入れ15分攪拌後、三本ロールミルに2回通し、白色
水彩絵具を得た。
ム 20部酸化ケイ素
10部グリセリン 5部
セロゲン7A(平均重合度が250以下のカルボキシメ
チルセルロースの金属 塩、第一工業製薬■製) 5部グリスターP(
ブドウ糖当量が10以上水
25部上記各成分をラボミキサー
に入れ15分攪拌後、三本ロールミルに2回通し、白色
水彩絵具を得た。
比較例1
実施例1のセロゲン7A5部とグリスター215部の代
わりにアラビアガム10部と、焙焼デキストリン10部
とを使用した以外は実施例1と同様にして白色の水彩絵
具を得た。
わりにアラビアガム10部と、焙焼デキストリン10部
とを使用した以外は実施例1と同様にして白色の水彩絵
具を得た。
実施例2
実施例1の酸化チタン20部の代わりにハンザエロー1
0G20部を使用した以外は実施例1と同様にして黄色
水彩絵具を得た。
0G20部を使用した以外は実施例1と同様にして黄色
水彩絵具を得た。
比較例2
実施例2のセロゲン7A5部とグリスター215部の代
わりにアラビアガム10部と、焙焼デキストリン10部
とを使用した以外は実施例2と同様にして黄色水彩絵具
を得た。
わりにアラビアガム10部と、焙焼デキストリン10部
とを使用した以外は実施例2と同様にして黄色水彩絵具
を得た。
(発明^効果)
以上、実施例1,2.比較例1,2で得られた水彩絵具
の色相、明度、彩度をJIS Z 8722測定方法に
より測定した結果をJISZ8721の表示方法により
表−1に示す。
の色相、明度、彩度をJIS Z 8722測定方法に
より測定した結果をJISZ8721の表示方法により
表−1に示す。
表−1
上記測定の結果、実施例1は比較例1より明度が高い、
即ち、白色水彩絵具における色のにごりが実施例1より
少ないと判定でき、又、実施例2は比較例2より明度、
彩度ともに高い。
即ち、白色水彩絵具における色のにごりが実施例1より
少ないと判定でき、又、実施例2は比較例2より明度、
彩度ともに高い。
即ち黄色水彩絵具における色のにごりが実施例2が比較
例2より少ないと判定できる。
例2より少ないと判定できる。
以上の如く2本発明の水彩絵具は色のにごりを極力防止
した優れたものである。
した優れたものである。
Claims (1)
- 顔料と、平均重合度が250以下のカルボキシメチルセ
ルロースの金属塩と、ブドウ糖当量が10以上の酵素変
性デキストリンとから少なくともなる水彩絵具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14111285A JPS62560A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 水彩絵具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14111285A JPS62560A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 水彩絵具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62560A true JPS62560A (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=15284438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14111285A Pending JPS62560A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 水彩絵具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62560A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105086553A (zh) * | 2014-05-16 | 2015-11-25 | 康存良 | 一种彩陶彩绘颜料 |
JP2018127558A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 株式会社サクラクレパス | 固形水彩絵具組成物 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP14111285A patent/JPS62560A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105086553A (zh) * | 2014-05-16 | 2015-11-25 | 康存良 | 一种彩陶彩绘颜料 |
JP2018127558A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 株式会社サクラクレパス | 固形水彩絵具組成物 |
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