JPS6255830B2 - - Google Patents
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- JPS6255830B2 JPS6255830B2 JP23034882A JP23034882A JPS6255830B2 JP S6255830 B2 JPS6255830 B2 JP S6255830B2 JP 23034882 A JP23034882 A JP 23034882A JP 23034882 A JP23034882 A JP 23034882A JP S6255830 B2 JPS6255830 B2 JP S6255830B2
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- JP
- Japan
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- fruit
- conveyor
- paper bag
- clamp
- bag
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- Expired
Links
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 claims description 72
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 24
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、袋付きの果実を搬送するコンベアの
下面側に、そのコンベアで搬送されてくる果実に
被る紙袋に向け圧風を吹上げる送風装置を設け、
コンベアの上面側には果実に被る紙袋を開閉する
一対の挾持体により挾持するクランプを設けて、
送風装置により果実の外面から浮上げられた紙袋
をクランプで挾持して取り除くようにしてある果
実の除袋装置についての改良に関するものであ
る。
下面側に、そのコンベアで搬送されてくる果実に
被る紙袋に向け圧風を吹上げる送風装置を設け、
コンベアの上面側には果実に被る紙袋を開閉する
一対の挾持体により挾持するクランプを設けて、
送風装置により果実の外面から浮上げられた紙袋
をクランプで挾持して取り除くようにしてある果
実の除袋装置についての改良に関するものであ
る。
上述の果実の除袋装置は、コンベアの下面側に
設ける送風装置を、コンベアの上面側に設けるク
ランプに対しコンベアの搬送工程の手前側に配設
しておいて、該送風装置で予め果実の外面から浮
上がらせた紙袋をクランプが次の行程で掴み込ん
でいくようにするよりも、送風装置をクランプが
紙袋を掴んでいく作用位置の下方に配設しておい
て、該送風装置の圧風で果実の外面から浮上つて
いく紙袋が、開いた状態で果実の上面側に位置す
るクランプの挾持部の間に上昇していき、その浮
上つてきた紙袋をクランプの挾持部が掴み込むよ
うにすることの方が、クランプによる紙袋の挾持
を確実なものとし得る。しかし、このように送風
装置を配設すると、果実に被る紙袋が果実の外面
から剥離し易い場合に、圧風で果実の外面から浮
上る紙袋がクランプの挾持部よりも上方にまで吹
上げられて、クランプの挾持部の挾持作用に不調
を生ぜしめたり、クランプにからみついて開閉作
動に不調を生ぜしめたりする問題が出てくる。こ
の問題の解消には、圧風により果実の外面から浮
上げられてくる紙袋の上昇を抑えるストツパー
を、果実の上面側に設けておいて、このストツパ
ーにより、果実外面から浮上る紙袋の上昇を、果
実の上面側において開放状態にあるクランプの挾
持部と挾持部との間に位置する高さに規制するこ
とが有効なことが判つた。
設ける送風装置を、コンベアの上面側に設けるク
ランプに対しコンベアの搬送工程の手前側に配設
しておいて、該送風装置で予め果実の外面から浮
上がらせた紙袋をクランプが次の行程で掴み込ん
でいくようにするよりも、送風装置をクランプが
紙袋を掴んでいく作用位置の下方に配設しておい
て、該送風装置の圧風で果実の外面から浮上つて
いく紙袋が、開いた状態で果実の上面側に位置す
るクランプの挾持部の間に上昇していき、その浮
上つてきた紙袋をクランプの挾持部が掴み込むよ
うにすることの方が、クランプによる紙袋の挾持
を確実なものとし得る。しかし、このように送風
装置を配設すると、果実に被る紙袋が果実の外面
から剥離し易い場合に、圧風で果実の外面から浮
上る紙袋がクランプの挾持部よりも上方にまで吹
上げられて、クランプの挾持部の挾持作用に不調
を生ぜしめたり、クランプにからみついて開閉作
動に不調を生ぜしめたりする問題が出てくる。こ
の問題の解消には、圧風により果実の外面から浮
上げられてくる紙袋の上昇を抑えるストツパー
を、果実の上面側に設けておいて、このストツパ
ーにより、果実外面から浮上る紙袋の上昇を、果
実の上面側において開放状態にあるクランプの挾
持部と挾持部との間に位置する高さに規制するこ
とが有効なことが判つた。
本発明における目的は、この果実外面から浮上
する紙袋の上昇を所定の高さ位置に抑えるためス
トツパーを設けるに際し、クランプにそれの左右
の挾持部を開閉さすために装設するバネ部材が、
このストツパーの役割を兼ねるように設けること
で、ストツパーを装設する機構を簡略化すること
にある。
する紙袋の上昇を所定の高さ位置に抑えるためス
トツパーを設けるに際し、クランプにそれの左右
の挾持部を開閉さすために装設するバネ部材が、
このストツパーの役割を兼ねるように設けること
で、ストツパーを装設する機構を簡略化すること
にある。
そして、この目的を達成するための本発明によ
る果実の除袋装置は、袋付きの果実を搬送するコ
ンベアの下面側に、該クランプで搬送されてくる
果実に被る紙袋に向け圧風を吹上げる送風装置を
設け、該コンベアの上面側で前記送風装置の上方
位置に、そのコンベアの搬送方向に対し左右に開
閉する一対の挾持体よりなる紙袋挾持用のクラン
プを配設し、そのクランプには、それの左右の挾
持体を開閉作動さすバネ部材を、それら挾持体の
先端部に設けられる挾持部の上方部に配位せしめ
てそれら左右の挾持体と挾持体との間に渡架装設
したことを特長とするものである。
る果実の除袋装置は、袋付きの果実を搬送するコ
ンベアの下面側に、該クランプで搬送されてくる
果実に被る紙袋に向け圧風を吹上げる送風装置を
設け、該コンベアの上面側で前記送風装置の上方
位置に、そのコンベアの搬送方向に対し左右に開
閉する一対の挾持体よりなる紙袋挾持用のクラン
プを配設し、そのクランプには、それの左右の挾
持体を開閉作動さすバネ部材を、それら挾持体の
先端部に設けられる挾持部の上方部に配位せしめ
てそれら左右の挾持体と挾持体との間に渡架装設
したことを特長とするものである。
次に本発明の実施の一例を、果実の果梗を切断
する果梗切り装置に組合わせて果梗切り除袋装置
とした実施例について図面に従い詳述する。
する果梗切り装置に組合わせて果梗切り除袋装置
とした実施例について図面に従い詳述する。
第1図は、本発明を実施せる果実の果梗切り除
袋装置Aの全体の概要を示している。同図におい
て、aは機枠1に装架したコンベアで、機枠1の
前後の両端部(図において左右の両端部)の上部
及び下部に、左右に一対に並列せしめてスプロケ
ツト10…を軸架し、それらスプロケツト10…
に、前後方向に沿うチエン11…を左右に一対に
並列するようにエンドレスに張架し、それら一対
に対向するチエン11・11(一方は図面上省略
してある)に多数の搬送プレート12…を渡架連
結して形成してあり、それの各搬送プレート12
には、載置する果実2の果梗20及びその周辺の
果梗部を該搬送プレート12の下面側に露出させ
るための透孔状の果実受座13が形成してある。
そして、該コンベアaは、機枠1に装架せるモー
ターMによる駆動で、同第1図において矢印イ方
向に回動する。
袋装置Aの全体の概要を示している。同図におい
て、aは機枠1に装架したコンベアで、機枠1の
前後の両端部(図において左右の両端部)の上部
及び下部に、左右に一対に並列せしめてスプロケ
ツト10…を軸架し、それらスプロケツト10…
に、前後方向に沿うチエン11…を左右に一対に
並列するようにエンドレスに張架し、それら一対
に対向するチエン11・11(一方は図面上省略
してある)に多数の搬送プレート12…を渡架連
結して形成してあり、それの各搬送プレート12
には、載置する果実2の果梗20及びその周辺の
果梗部を該搬送プレート12の下面側に露出させ
るための透孔状の果実受座13が形成してある。
そして、該コンベアaは、機枠1に装架せるモー
ターMによる駆動で、同第1図において矢印イ方
向に回動する。
前記コンベア1の各搬送プレート12に対する
果実2の供給は、該コンベアaの搬送行程の始端
部である機枠1の後端側(第1図において右端
側)において、作業員が手作業により、紙袋3が
被せてある果実2をそれの果梗20が搬送プレー
ト12に設けた透孔状の果実受座13の中心部に
位置する姿勢として個々に載置していくことで行
なわれる。
果実2の供給は、該コンベアaの搬送行程の始端
部である機枠1の後端側(第1図において右端
側)において、作業員が手作業により、紙袋3が
被せてある果実2をそれの果梗20が搬送プレー
ト12に設けた透孔状の果実受座13の中心部に
位置する姿勢として個々に載置していくことで行
なわれる。
bは搬送プレート12上に載置される果実2を
被覆して口元部30が縛ばられている紙袋3を、
その果実2から剥離せしめるための前処理とし
て、その紙袋3の口元部30を切り取るよう搬送
プレート12の下面側に配設せる紙袋切断装置で
あり、紙袋3の口元部30を果梗20と一緒に左
右から挾持して果実2の姿勢を修正するよう左右
に一対に対向させた修正ベルト40・40(図面
上一方は省略している)と、該修正ベルト40・
40により修正された紙袋3の口元部30を掴ん
で搬送プレート12の搬送方向に同調して搬送し
ながら下方に引き寄せる紙袋つかみチヤツク41
…と、そのチヤツク41で移動させられる紙袋3
の口元部30に作用して果梗20を残し該紙袋3
の口元部30だけを切除する紙袋切断ナイフ42
と、紙袋3の口元部30の切除により露出してき
た果梗20を挾持して所定の姿勢に修正しながら
搬送プレート12に同調して搬送する左右に一対
の搬送ベルト43・43(図面上一方は省略して
いる)と、該搬送ベルト43・43で搬送される
間に果梗20の突出端部を切り落す果梗切断刃4
4とよりなる。
被覆して口元部30が縛ばられている紙袋3を、
その果実2から剥離せしめるための前処理とし
て、その紙袋3の口元部30を切り取るよう搬送
プレート12の下面側に配設せる紙袋切断装置で
あり、紙袋3の口元部30を果梗20と一緒に左
右から挾持して果実2の姿勢を修正するよう左右
に一対に対向させた修正ベルト40・40(図面
上一方は省略している)と、該修正ベルト40・
40により修正された紙袋3の口元部30を掴ん
で搬送プレート12の搬送方向に同調して搬送し
ながら下方に引き寄せる紙袋つかみチヤツク41
…と、そのチヤツク41で移動させられる紙袋3
の口元部30に作用して果梗20を残し該紙袋3
の口元部30だけを切除する紙袋切断ナイフ42
と、紙袋3の口元部30の切除により露出してき
た果梗20を挾持して所定の姿勢に修正しながら
搬送プレート12に同調して搬送する左右に一対
の搬送ベルト43・43(図面上一方は省略して
いる)と、該搬送ベルト43・43で搬送される
間に果梗20の突出端部を切り落す果梗切断刃4
4とよりなる。
cは前述の紙袋切断装置bで紙袋3の口元部3
0の切除処理がなされた状態の果実2に対し、そ
れの果梗20を短く切り揃える果梗切り装置であ
つて、移動する搬送プレート12の下面側におい
て、搬送プレート12の果実受座13を介してそ
の下面側に露出する果実2の果梗20に対し作用
するよう設けるニツパ状の果梗切り刃物50と、
その果梗切り刃物50を支持して前記搬送プレー
ト12の移動方向に同調せしめて移動さす移動装
置51と、その移動装置51により前記果梗切り
刃物50が移動する間の所定のタイミング時に該
果梗切り刃物50を搬送プレート12の果実受座
13の中心部位に向けて押上げる上昇ガイド52
と該果梗切り刃物50に喰い切り作動を行なわす
開閉ガイド53を具備する。
0の切除処理がなされた状態の果実2に対し、そ
れの果梗20を短く切り揃える果梗切り装置であ
つて、移動する搬送プレート12の下面側におい
て、搬送プレート12の果実受座13を介してそ
の下面側に露出する果実2の果梗20に対し作用
するよう設けるニツパ状の果梗切り刃物50と、
その果梗切り刃物50を支持して前記搬送プレー
ト12の移動方向に同調せしめて移動さす移動装
置51と、その移動装置51により前記果梗切り
刃物50が移動する間の所定のタイミング時に該
果梗切り刃物50を搬送プレート12の果実受座
13の中心部位に向けて押上げる上昇ガイド52
と該果梗切り刃物50に喰い切り作動を行なわす
開閉ガイド53を具備する。
dは、口元部30が切断されて開口した紙袋3
を果実2の外周から取り除く前に、その紙袋3を
予め果実2の外面から剥離せしめるよう圧風を吹
上げる送風装置(ノズル)で、パイプ60を介し
圧風源またはコンプレツサー61に連通し、前記
パイプ60には送風装置dの上方に果実2を支持
する搬送プレート12の果実受座13が位置した
タイミングをもつて開放する弁機構62が設けて
ある。
を果実2の外周から取り除く前に、その紙袋3を
予め果実2の外面から剥離せしめるよう圧風を吹
上げる送風装置(ノズル)で、パイプ60を介し
圧風源またはコンプレツサー61に連通し、前記
パイプ60には送風装置dの上方に果実2を支持
する搬送プレート12の果実受座13が位置した
タイミングをもつて開放する弁機構62が設けて
ある。
eは前述のコンベアaの上面側で、前記圧風を
吹上げる送風装置dの上方に配設した紙袋3を挾
持するクランプで、コンベアaの上面側に、該コ
ンベアaの上面に対し上方に離れながら該コンベ
アaの搬送方向に沿い移動する移動行程を具備し
て循環回動する回動支持体fに支持せしめてあ
る。
吹上げる送風装置dの上方に配設した紙袋3を挾
持するクランプで、コンベアaの上面側に、該コ
ンベアaの上面に対し上方に離れながら該コンベ
アaの搬送方向に沿い移動する移動行程を具備し
て循環回動する回動支持体fに支持せしめてあ
る。
回動支持体fは、コンベアaの上面側に、四本
の回転軸70・71・72・73を、第1図に示
している如く、そのうちの二本の回転軸70・7
1がコンベアaの搬送方向の手前側において上下
に並び他の二本の回転軸72・73が搬送方向の
前方において上下に並び、かつ、それの下位の回
転軸73が前記二本の回転軸70・71のうちの
下位の回転軸71より幾分上方に位置する状態に
配位して、機枠1に横架軸支し、それら回転軸7
0・71・72・73に夫々スプロケツト74…
を軸架し、それらスプロケツト74…にエンドレ
スのチエン75を第1図に示している如く、側面
視において、コンベアaの上面に対向する底辺側
が該コンベアaの搬送方向に向い次第に上方に離
れる四角形状に張設し、かつ、その底辺側が前記
搬送方向にコンベアaの搬送速度と略同調した速
度で回動するよう前記四本の回転軸70・71・
72・73のうちの何れかの回転軸を駆動してお
くことで構成してある。
の回転軸70・71・72・73を、第1図に示
している如く、そのうちの二本の回転軸70・7
1がコンベアaの搬送方向の手前側において上下
に並び他の二本の回転軸72・73が搬送方向の
前方において上下に並び、かつ、それの下位の回
転軸73が前記二本の回転軸70・71のうちの
下位の回転軸71より幾分上方に位置する状態に
配位して、機枠1に横架軸支し、それら回転軸7
0・71・72・73に夫々スプロケツト74…
を軸架し、それらスプロケツト74…にエンドレ
スのチエン75を第1図に示している如く、側面
視において、コンベアaの上面に対向する底辺側
が該コンベアaの搬送方向に向い次第に上方に離
れる四角形状に張設し、かつ、その底辺側が前記
搬送方向にコンベアaの搬送速度と略同調した速
度で回動するよう前記四本の回転軸70・71・
72・73のうちの何れかの回転軸を駆動してお
くことで構成してある。
そして、該回動支持体fに支持せしめる前記ク
ランプeは、第2図及び第3図に示している如
く、前記コンベアaの搬送方向に対し左右から閉
じ合わされる一対の挾持体8・8よりなり、それ
の各挾持体8は、前記チエン75のリンクプレー
ト75aに設けた取付金76にコンベアeの搬送
方向に沿う支軸80によつて左右に自在に回動す
るよう軸支されるアーム81と、そのアーム81
の先端部に装設される挾持部82とよりなる。
ランプeは、第2図及び第3図に示している如
く、前記コンベアaの搬送方向に対し左右から閉
じ合わされる一対の挾持体8・8よりなり、それ
の各挾持体8は、前記チエン75のリンクプレー
ト75aに設けた取付金76にコンベアeの搬送
方向に沿う支軸80によつて左右に自在に回動す
るよう軸支されるアーム81と、そのアーム81
の先端部に装設される挾持部82とよりなる。
gは前記左右に一対の挾持体8・8を開閉作動
さすためにクランプeに設けるバネ部材で、帯板
状に長く形成した板バネ90を、それの両端部9
1・91が第4図に示している如くゼンマイ状に
巻込まれていくように成形した定荷重定トルクバ
ネを用いている。そして、この定荷重定トルクバ
ネよりなるバネ部材gは、左右に一対に対向する
状態となる前記アーム81・81の夫々の長手方
向の中間部位に、前記支軸80と平行する軸杆8
3を設けてそれに回転自在にリール84を軸支
し、一方のアーム81に設けたリール84の周面
に、前記定荷重定トルクバネよりなるバネ部材g
の一方の端部91を連結し、そのバネ部材gの他
方の端部91を他方のアーム81に設けたリール
84の周面に連結して、これにより、対向する一
対のアーム81・81を、それらの先端の挾持部
82・82が一定の負荷をもつて閉じ合わされて
いくように作用させてあり、かつ、このバネ部材
gが、第2図に示している如くコンベアaにより
搬送されてきて送風装置dの上方に位置した果実
2の上方に位置する状態となつて、送風装置dの
圧風で果実2の外面から紙袋3が第3図にて鎖線
に示している如く浮上つてきたときに、その紙袋
3の上端を該バネ部材gの下面で押えて、その紙
袋3を閉じ合わされていくクランプeの挾持部8
2と挾持部82との間に位置さす状態とするスト
ツパーとしての役割を果すようにしてある。
さすためにクランプeに設けるバネ部材で、帯板
状に長く形成した板バネ90を、それの両端部9
1・91が第4図に示している如くゼンマイ状に
巻込まれていくように成形した定荷重定トルクバ
ネを用いている。そして、この定荷重定トルクバ
ネよりなるバネ部材gは、左右に一対に対向する
状態となる前記アーム81・81の夫々の長手方
向の中間部位に、前記支軸80と平行する軸杆8
3を設けてそれに回転自在にリール84を軸支
し、一方のアーム81に設けたリール84の周面
に、前記定荷重定トルクバネよりなるバネ部材g
の一方の端部91を連結し、そのバネ部材gの他
方の端部91を他方のアーム81に設けたリール
84の周面に連結して、これにより、対向する一
対のアーム81・81を、それらの先端の挾持部
82・82が一定の負荷をもつて閉じ合わされて
いくように作用させてあり、かつ、このバネ部材
gが、第2図に示している如くコンベアaにより
搬送されてきて送風装置dの上方に位置した果実
2の上方に位置する状態となつて、送風装置dの
圧風で果実2の外面から紙袋3が第3図にて鎖線
に示している如く浮上つてきたときに、その紙袋
3の上端を該バネ部材gの下面で押えて、その紙
袋3を閉じ合わされていくクランプeの挾持部8
2と挾持部82との間に位置さす状態とするスト
ツパーとしての役割を果すようにしてある。
前記バネ部材gにより閉じ合わされるように付
勢されたクランプeの左右に一対のアーム81・
81には、それらの、前述支軸80を越した基端
部に、ローラー85を夫々軸支し、そのローラー
85に接して該アーム81・81を前記バネ部材
gの付勢に抗し先端の挾持部82・82が開放す
る側に回動するよう規制するガイドレール86
を、第1図に示している如く、前述のチエン75
の内側位置で、該チエン75の回転軸71に設け
たスプロケツト74の周囲を回行する範囲に沿わ
せた部位に設けて、これにより、クランプeが、
コンベアaの上面に近づいてくる位置である前記
回転軸72に設けたスプロケツト74の周囲を回
動する位置にくると、一対のアーム81・81が
前記ガイドレール86の規制で先端の挾持部8
2・82を開くように回動し、その状態でコンベ
アaに最も近ずく位置に下降し、しかるのち、ガ
イドレール86からローラー85が外れることで
一対のアーム81・81がバネ部材gにより先端
の挾持部82・82を閉じ合わす方向に回動する
よう付勢された状態となつて、コンベアaの上面
から離れながら該コンベアaの搬送方向に移動し
ていくようにしてある。また、該クランプeは、
前述した如く一対の挾持体8・8がそれらの先端
の挾持部82・82を開放させた状態となつてコ
ンベアaの上面に近づく位置に回動してきたとき
に、第2図及び第3図に示している如く、それら
一対の挾持体8・8の先端の挾持部82・82
が、コンベアaの上面に載置されて搬送されてく
る果実2の上半側の左右の両側に位置し、側面視
においてその果実2の上半側とラツプする状態と
なるように設定して回動支持体fに支持せしめて
あつて、果実2外周面に摺接しながら閉じ合わさ
れていくようにしてあるが、果実2の上方におい
て果実2の周面に接しない状態で閉じ合わされる
ように設ける場合もある。
勢されたクランプeの左右に一対のアーム81・
81には、それらの、前述支軸80を越した基端
部に、ローラー85を夫々軸支し、そのローラー
85に接して該アーム81・81を前記バネ部材
gの付勢に抗し先端の挾持部82・82が開放す
る側に回動するよう規制するガイドレール86
を、第1図に示している如く、前述のチエン75
の内側位置で、該チエン75の回転軸71に設け
たスプロケツト74の周囲を回行する範囲に沿わ
せた部位に設けて、これにより、クランプeが、
コンベアaの上面に近づいてくる位置である前記
回転軸72に設けたスプロケツト74の周囲を回
動する位置にくると、一対のアーム81・81が
前記ガイドレール86の規制で先端の挾持部8
2・82を開くように回動し、その状態でコンベ
アaに最も近ずく位置に下降し、しかるのち、ガ
イドレール86からローラー85が外れることで
一対のアーム81・81がバネ部材gにより先端
の挾持部82・82を閉じ合わす方向に回動する
よう付勢された状態となつて、コンベアaの上面
から離れながら該コンベアaの搬送方向に移動し
ていくようにしてある。また、該クランプeは、
前述した如く一対の挾持体8・8がそれらの先端
の挾持部82・82を開放させた状態となつてコ
ンベアaの上面に近づく位置に回動してきたとき
に、第2図及び第3図に示している如く、それら
一対の挾持体8・8の先端の挾持部82・82
が、コンベアaの上面に載置されて搬送されてく
る果実2の上半側の左右の両側に位置し、側面視
においてその果実2の上半側とラツプする状態と
なるように設定して回動支持体fに支持せしめて
あつて、果実2外周面に摺接しながら閉じ合わさ
れていくようにしてあるが、果実2の上方におい
て果実2の周面に接しない状態で閉じ合わされる
ように設ける場合もある。
再び第1図において、hは、前述のクランプe
が、回動支持体fに支持されてコンベアaの上面
に近接した位置からコンベアaの搬送方向に移動
しながら該コンベアaの上方に次第に離れていく
移動行程Wの間において果実2の外面から掴み上
げた紙袋3を、戻り行程の間に紙袋の放出路iに
吹き飛ばすブロワー、87は前記戻り行程の間
に、クランプeのローラー85に当接してアーム
81・81を開放側に回動さすよう設けたガイド
レール、jはコンベアa上に載置されて搬送され
てくる果実2が、紙袋切断装置b及び果梗切り装
置Cの作用を受けている間、その果実2を搬送プ
レート12の上面に押し付けるように、コンベア
aの上面側に配設した押圧コンベアである。
が、回動支持体fに支持されてコンベアaの上面
に近接した位置からコンベアaの搬送方向に移動
しながら該コンベアaの上方に次第に離れていく
移動行程Wの間において果実2の外面から掴み上
げた紙袋3を、戻り行程の間に紙袋の放出路iに
吹き飛ばすブロワー、87は前記戻り行程の間
に、クランプeのローラー85に当接してアーム
81・81を開放側に回動さすよう設けたガイド
レール、jはコンベアa上に載置されて搬送され
てくる果実2が、紙袋切断装置b及び果梗切り装
置Cの作用を受けている間、その果実2を搬送プ
レート12の上面に押し付けるように、コンベア
aの上面側に配設した押圧コンベアである。
次に作用効果について説明すると、上述の如く
構成してある本発明による果実の除袋装置におい
ては、コンベアaの上面に載置されてくる果実2
の外面に被る紙袋3が、コンベアaの下面側に配
設せる送風装置dから吹上げられる圧風で、果実
2の外面から浮上つてきたときに、その紙袋3
が、クランプeの左右に一対の挾持部82と挾持
部82との間に吹上げられたところで、その挾持
部82・82を夫々支持するアーム81とアーム
81との間に渡架されたバネ部材gに衝突してそ
れ以上の上昇が規制され、閉じ合わされていく挾
持部82・82で挾持される高さ位置に保持され
るようになるから、送風装置dの圧風により吹上
げられる紙袋3を挾持していくクランプeによる
除袋が確実に行なわれるようになる。そして、圧
風により浮上がる紙袋3の上昇を所定の高さ位置
に抑えるよう作用する前述のバネ部材gは、クラ
ンプeの一対の挾持体8・8を開閉作動さすため
にクランプeに装設したバネ部材であるから、紙
袋3の上昇を規制するためのストツパーを格別に
設ける必要がなくなつて、機構を著しく簡単にし
得る。
構成してある本発明による果実の除袋装置におい
ては、コンベアaの上面に載置されてくる果実2
の外面に被る紙袋3が、コンベアaの下面側に配
設せる送風装置dから吹上げられる圧風で、果実
2の外面から浮上つてきたときに、その紙袋3
が、クランプeの左右に一対の挾持部82と挾持
部82との間に吹上げられたところで、その挾持
部82・82を夫々支持するアーム81とアーム
81との間に渡架されたバネ部材gに衝突してそ
れ以上の上昇が規制され、閉じ合わされていく挾
持部82・82で挾持される高さ位置に保持され
るようになるから、送風装置dの圧風により吹上
げられる紙袋3を挾持していくクランプeによる
除袋が確実に行なわれるようになる。そして、圧
風により浮上がる紙袋3の上昇を所定の高さ位置
に抑えるよう作用する前述のバネ部材gは、クラ
ンプeの一対の挾持体8・8を開閉作動さすため
にクランプeに装設したバネ部材であるから、紙
袋3の上昇を規制するためのストツパーを格別に
設ける必要がなくなつて、機構を著しく簡単にし
得る。
第1図は本発明を実施せる果実の果梗切り除袋
装置の全体概要側面図、第2図は同上装置の要部
の縦断正面図、第3図は同上要部の縦断側面図、
第4図はバネ部材の説明図である。 図面符号の説明、A……果梗切り除袋装置、a
……コンベア、1……機枠、10……スプロケツ
ト、11……チエン、12……搬送プレート、1
3……果実受座、M……モーター、W……移動行
程、2……果実、20……果梗、3……紙袋、3
0……口元部、b……紙袋切断装置、C……果梗
切り装置、d……送風装置(ノズル)、e……ク
ランプ、f……回動支持体、g……バネ部材、h
……ブロワー、i……紙袋の放出路、j……押圧
コンベア、40……修正ベルト、41……紙袋つ
かみチヤツク、42……紙袋切断ナイフ、43…
…搬送ベルト、44……果梗切断刃、50……果
梗切り刃物、51……移動装置、52……上昇ガ
イド、53……開閉ガイド、60……パイプ、6
1……コンプレツサー、62……弁機構、70・
71・72・73……回転軸、74……スプロケ
ツト、75……チエン、75a……リンクプレー
ト、76……取付金、8……挾持体、80……支
軸、81……アーム、82……挾持部、83……
軸杆、84……リール、85……ローラー、8
6・87……ガイドレール、90……板バネ、9
1……両端部。
装置の全体概要側面図、第2図は同上装置の要部
の縦断正面図、第3図は同上要部の縦断側面図、
第4図はバネ部材の説明図である。 図面符号の説明、A……果梗切り除袋装置、a
……コンベア、1……機枠、10……スプロケツ
ト、11……チエン、12……搬送プレート、1
3……果実受座、M……モーター、W……移動行
程、2……果実、20……果梗、3……紙袋、3
0……口元部、b……紙袋切断装置、C……果梗
切り装置、d……送風装置(ノズル)、e……ク
ランプ、f……回動支持体、g……バネ部材、h
……ブロワー、i……紙袋の放出路、j……押圧
コンベア、40……修正ベルト、41……紙袋つ
かみチヤツク、42……紙袋切断ナイフ、43…
…搬送ベルト、44……果梗切断刃、50……果
梗切り刃物、51……移動装置、52……上昇ガ
イド、53……開閉ガイド、60……パイプ、6
1……コンプレツサー、62……弁機構、70・
71・72・73……回転軸、74……スプロケ
ツト、75……チエン、75a……リンクプレー
ト、76……取付金、8……挾持体、80……支
軸、81……アーム、82……挾持部、83……
軸杆、84……リール、85……ローラー、8
6・87……ガイドレール、90……板バネ、9
1……両端部。
Claims (1)
- 1 袋付きの果実を搬送するコンベアの下面側
に、該コンベアで搬送されてくる果実に被る紙袋
に向け圧風を吹上げる送風装置を設け、該コンベ
アの上面側で前記送風装置の上方位置に、そのコ
ンベアの搬送方向に対し左右に開閉する一対の挾
持体よりなる紙袋挾持用のクランプを配設し、そ
のクランプには、それの左右の挾持体を開閉作動
さすバネ部材を、それら挾持体の先端部に設けら
れる挾持部の上方部に配位せしめてそれら左右の
挾持体と挾持体との間に渡架装設したことを特長
とする果実の除袋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23034882A JPS59125879A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 果実の除袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23034882A JPS59125879A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 果実の除袋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125879A JPS59125879A (ja) | 1984-07-20 |
JPS6255830B2 true JPS6255830B2 (ja) | 1987-11-21 |
Family
ID=16906438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23034882A Granted JPS59125879A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 果実の除袋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125879A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0455178U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-12 |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP23034882A patent/JPS59125879A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0455178U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125879A (ja) | 1984-07-20 |
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