JPS6255344A - 中空柱を有するコンクリ−ト系建築物 - Google Patents

中空柱を有するコンクリ−ト系建築物

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JPS6255344A
JPS6255344A JP19461285A JP19461285A JPS6255344A JP S6255344 A JPS6255344 A JP S6255344A JP 19461285 A JP19461285 A JP 19461285A JP 19461285 A JP19461285 A JP 19461285A JP S6255344 A JPS6255344 A JP S6255344A
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Japan
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hollow
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Pending
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JP19461285A
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Inventor
川田 忠典
邦夫 早川
雅之 鶴谷
若林 康弘
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OKUMURA CONSTR CO Ltd
Original Assignee
OKUMURA CONSTR CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、多層階からなるコンクリート系建築物に関
する。
〈従来の技術〉 多層階建築物の各階の地震層剪断力による歪みに偏りが
あると、地震時に歪みの大きい階に変形損傷が集中しや
すい。
このため、各階の歪みをできるだけ均一化することが望
ましく、建築物の柱の剛性を下層階ほど大きくするのが
一般的である。すなわち、第5図に示すような多層階建
築物では、各階の地震層剪断力Qiが、下層階ほど大き
くなるので、各階に同じ層間変位1δiを得るためには
各階の柱は下層階ほど剛性Kiを大きくしなければなら
ない。
この関係を式で示すと次のようになる。
Qi=Kiδi            (りQi=P
n+Pn−++−−十Pi       (2)ここで
、Qi:4階の地震層剪断力 Ki: 4階の剛性 6121階の層間変位1 Pi:4階に作用する地震力 n:建築物の階層数 そして、 P i=kiwi              (3)
ここで、wi : 4階の重量 ki : 4階の水平震度 である。
ソ、シて、(1)式により、建築基準法で規定されてい
るように、地震時のエネルギー集中を避けるため、設計
用地震力による層間変位角を一定、即ち、階高が一定な
らば層間変位量δiを一定にするのが望ましい。
従って、(2)、(3)式より分かるように、地震層性
断力Qiが下層はど急激に大きくなるので、性の剛性K
iも下層の柱はど剛性を急激に大きくする必要があるの
である。
そして、各階の柱を下層階ほど剛性Kiを犬きくするた
めに、従来の多層階からなる鉄筋コンクリート建築物に
おいては、第6図に示すように、中実柱1.1’ 、2
.2’ 3.3’の外寸法を下層階ほど大きくして対処
していた。
しかしながら、上記従来の鉄筋コンクリート建築物にお
いては、下記の如き欠点がある。
■ 中実柱1,1’ 、2.2’ 3.3’の外寸法が
各階で異なるため、中実柱1,1’ 、2.2’ 、3
゜3′を形成する外型枠や偏平粱4,5.5’ 、6゜
6’ 、7.7’スラブ8の型枠の種類が多くなり、外
型枠や型枠を各階に転用できない。
■ 中実柱1.1’ 、2.2’ 、3.3’の外寸法
が各階で異なるため、各階の法平面形状が異なり、柱間
を間仕切りする場合、間仕切り寸法が一定せず、各階毎
に異なる資材を必要として不経済である。
■ 第6図に示すように、建築物の外周柱ビ。
2’ 、3’ とか壁付柱や隅柱のように中実柱l′。
2’ 、3’の一側面を同一面内に形成する場合には、
各階の中実柱ド、2’ 、3’の軸芯C,,C2゜C3
を偏心させねばならなく、中実柱ビ、2′。
3′に偏心モーメントがかかるという不具合が生じる。
■ 中実柱間に中実柱1.1’ 、2.2’ 、3.3
’の幅よりも広い幅を有する偏平粱4.,5.5’、6
゜6’ 、7.7’を設ける場合には、中実柱の幅が広
くなると、偏平粱4,5.5’ 、6.6’ 、7.7
’の幅も広くしなければならず、そのため、偏平粱4゜
5.5’ 、6.6’ 、7.7’の型枠の種類が多く
なり、かつ型枠の転用が難しくなる。
■ 中実柱1,1’ 、2.2’ 、3.3’の外寸法
が上、下階で異なるため、中実柱1.ド、2.2’ 。
3.3′内に鉄筋を配設すると、上、下の中実柱間のパ
ネルゾーンの所で主鉄筋を曲折しなければならず、手間
がかかる。
〈発明の目的〉 この発明の目的は、上記欠点を解消することにあり、外
寸法が同じである柱てらって、地震層性断力に対する各
階の歪みを略同じにすることである。すなわち、往の外
型枠、スラブ、梁等の型枠の種類を少なくし、各階の床
面形状を同一にし、各階の間仕切りを同じにでき、かつ
各階の外周柱等のような柱に偏心モーメントがかからな
いようにすることにある。
〈発明の構成〉 上記目的を達成するため、この発明の構成は、同じ外寸
法を有する中空柱を複数の階にわたって直線上に設け、
上層の階ほど上記中空柱の中空部の断面積を大きくした
ことを特徴としている。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図において、10.10’は基礎、11はベースス
ラブ、I 2,12’は最下層の中実柱、13.13’
 ;14.+4’ ;15,15’は各階の中空柱であ
って、上記中実柱12および中空柱13.1.1.15
は外寸法が全く同一で、軸芯を一致させて一直線に配置
し、また、外周に位置する上記中実柱!2′および中空
柱13’ 、1.4’ 、15’も外寸法が全く同一で
軸心を一致さ仕て一直線に配置している。また、17,
18.18’は偏平梁、19はスラブである。
上記中空柱13,14.15および中空柱13′。
+4.’、15’は、上層の階ほど中空部23,24゜
25.23’ 、24’ 、25’の断面積を下記の如
く大きくして、剛性Kiを小さくしている。
すなわち、上層はど、前述の(2)式により地震層性断
力Q+’=Pn+Pn−++−+Piが小さくなる条件
の下で、階高が同じとして(1)式で各階の層間変位量
δiが同じになるような中空柱13.+4゜15.13
’ 、I 4’ 、15’の剛性Kiを得るように、中
空柱13,14,15.13’ 、+4’ 、15’の
中空部23,24.25.23’ 、24’ 、25’
の寸法を定めている。
第2図(a)、第2図(b)は上記中空柱13.14の
箇所の断面を示し、30はコンクリート、31は主鉄筋
、32はフープ筋、33はパネルゾーンで、上記中空柱
14は断面において矩形で、外形が幅B、高さI−Iで
、中空部24が幅す、高さhである。
上記中空柱14の剛性には、次式で表わせる。
ここで、■・断面2次モーメント L:中空柱の長さく第1図参照) 上記中空柱14の断面の外寸法B、Hは一定寸法として
、中空部24の断面寸法す、 hを適宜定めて、断面2
次モーメント■を定め、前述の如き所望の剛性Kを得る
このようにして、同一上下方向の列において同一外寸法
を何する中空柱13.13’ 、14.14’ 。
15.15’の中空部の断面積を上層階はと大きくする
ことにより、地震層剪断力Qiに対する各階の歪みを同
一にできる。
このように、中空柱13.14.15は外寸法が同一で
一直線上に配置され、また中空柱13′。
14’、15’ も外寸法が同一で一直線上に配置され
ているから、中空柱13.14.15.+ 3’ 。
+4’、15’を形成する外型枠およびスラブ18の型
枠の種類が少なくなり、外型枠、型枠を各階に転用でき
、かつ、各階の法平面形状が同一となり、各階に共通の
資材を使用でき、経済性が向上でき、また、各階におい
て同一幅の偏平粱17゜18.18’を使用して、偏平
粱17,18.18’の型枠の種類を少なくできる。ま
た、中空柱13’ 。
+4’、15’および中実柱12′が外周柱であるが、
それらが同一外形寸法を有して、同一直線上に配置され
ているから、6柱12’ 、13’ 、14′に偏心モ
ーメントがかかることがない。また、中空柱13.14
..15.13’ 、l 4’ 、l 5’および中実
柱12.12’は同一外寸法で、軸芯が同一直線上に配
置されているから、第2図(b)に示すように、主鉄筋
31は一直線状となり、つまり、パネルゾーン33の箇
所で曲折する必要がなく、加工手間、組立手間を少なく
できる。
第3図(a) 、 (b)は変形例を示し、この変形例
では中空柱7I3.=14の外形が矩形で、中空部53
゜54の断面か円形状をしている。また、第4図(a)
(b)の変形例の中空柱63.64では外形か円形で中
空部73.74の断面も円形をしており、中空部73.
74の外周囲には鋼管あるいは型枠83゜84を埋設し
ている。そして、径の異なる鋼管83と鋼管84との間
は円錐状の鋼管85で接続している。上記鋼管85内の
領域86にはコンクリートを充填しなくてもよい。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明によれば、以下の効
果を奏ずろことができる。
■ 同じ外寸法を存する中空柱を複数の階に一直線上に
配置しているので、中空柱の外型枠お上び粱、スラブ、
偏平粱の型枠を各階に共通化でき、各階に転用できろ。
■ 各階の床の平面形状が同一となり、柱間を間仕切る
場合に、各階に統一した寸法の資材を使用できる。
■ 外周柱、壁付柱、隅柱のように一側面を同一面内に
形成する場合でも、複数の階の同一外寸法の中空柱の軸
芯か一致しているから、偏心モーメン)・の発生を防止
できる。
■ 同一外寸法の中空柱を複数の階にわたって同一直線
上に配置しているから、直な主鉄筋を加工することなく
使用でき、鉄筋の加工手間、組立手間が少なくなる。
■ 中空柱の中空部の断面積を下層の階ほど小さくして
いるので、地震に対して安定した建築物が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のコンクリート系建築物の
断面図、第2図(a)、第3図(a)、第4図(a)は
夫々中空柱の水平断面図、第2図(b)、第3図(b)
第4図(b)は夫々中空柱の垂直断面図、第5図は多層
階建築物の模式図、第6図は従来の多層階からなる鉄筋
コンクリート建築物の断面図である。 13.13’ 、14.14’ 、15.15’・・・
中空柱、23.23’ 、24.24’ 、25.25
’  ・・中空部。 特許出願人  株式会社 奥 村 組 代 理 人  弁理士青山葆外2名 第5図           第6図 第2■(0)          第3@(0)箒21
ff(b)        43図(i4囚(a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多層階からなるコンクリート系建築物において、 同じ外寸法を有する中空柱を複数の階にわたって直線上
    に設け、上層の階ほど上記中空柱の中空部の断面積を大
    きくしたことを特徴とする中空柱を有するコンクリート
    系建築物。
JP19461285A 1985-09-02 1985-09-02 中空柱を有するコンクリ−ト系建築物 Pending JPS6255344A (ja)

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JPS6255344A true JPS6255344A (ja) 1987-03-11

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JP19461285A Pending JPS6255344A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 中空柱を有するコンクリ−ト系建築物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159028A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 三井住友建設株式会社 柱と梁の架構構造及びこれを有する建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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