JPS6255216A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPS6255216A
JPS6255216A JP19663985A JP19663985A JPS6255216A JP S6255216 A JPS6255216 A JP S6255216A JP 19663985 A JP19663985 A JP 19663985A JP 19663985 A JP19663985 A JP 19663985A JP S6255216 A JPS6255216 A JP S6255216A
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JP
Japan
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air
damper
cooling
outlet
blow
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JP19663985A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawada
洋 川田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、周期的な強弱変化ないしは断続を生じる空気
流を吹出すことによって、冷涼感または温暖感を向上さ
せられる空気調和装置に関する。
[従来の技術] 夏季の^温多湿に悩まされる地域では、今やほとんど不
可欠の存在となった空調装置も、過度に冷房をきかせす
ぎると身体に生理的悪影響を及ぼしがちであるし、装置
の駆動用エネルギーの浪費にもつながる。ことに乗用自
動車に搭載される空調装置の場合には、車体が断熱構造
を備えていないうえに走行用エンジンから動力の供給を
受けているので、エンジンに無理な負担を掛けざるを得
ない。したがってより少ない熱エネルギーの消費のもと
でより勝った冷涼感がえられるような二[夫をこらすこ
とが望まれる。
具体策として、送風用モータの回転数を周期的に変動さ
せたり、あるいは吹出グリルに首振り式ルーバを取付け
て吹出空気流の強さに脈動を生じさせる方法が見案され
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のごとく空調装置の吹出空気の流れに強弱を生じさ
せるために送風用モータの回転数を変動させる方法は、
空調装置の冷房能力を間欠的に減殺させながら働かせて
いることになって甚だ不合理であり、減速機構の耐久性
、あるいはモータの変速時の過渡特性に由来する作動効
率低下の問題も派生してくる。
また首振式ルーバを使用すれば、冷風を受けている期間
は、空調装置を働かせている全期間中の半分を超えるこ
とがなく、目的とする脈流効果も不充分にしか受けられ
ない。
本考案は、空調能力を損うことなく周期的に風力が変動
する吹出空気流を生じさせて感覚的冷涼感または温暖感
を向上させることのできる空気調和装置を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明の空気調和装置は、
冷房または暖房用熱交換器とブロワを内蔵すると共に、
空気の入口と、主・側内吹出口とを備えたケーシングと
、前記主・側内吹出口への送風量分配手段と、前記両吹
出口への送Jiia吊の分配割合を周期的に変化させる
ための、前記送風量分配手段の制御装置とを備えてなり
、前記分配手段制御装置を働かせた時、前記主および副
吹出口から脈流状の空気が吹出される構成を採用した。
[作用] 上記のごとき構成を備えた空気調和装置は、装置の冷房
または暖房能力をフルに稼動させている状態のもとで、
あるいは余裕のある稼働状態下であっても、自然風に近
い脈動状の空気流を吹出させることによって、感覚的冷
涼感または温暖感を向上させたいと思った時に、送風量
分配手段の制御装置を手動または自動により働かせると
、送風量分配手段が作動して、ブロワによって空調用熱
交換器を通過させられた空気が主および副の両吹出口に
分配させられる割合が周期的に変化させられるので、主
・側内吹出日からそれぞれ脈動状の空気流が吹出される
[実施例1 以下に付図に示す実施例に基づいて本発明装置の具体的
構成を説明する。
第1図の自動車用空気調和装置としての本発明による一
実施例装置の模式的側断面図において、Aは装置の本体
部分のケーシングとしての空調用ダクトであり、第3図
に描かれているように一般に運転席計器盤の下側に設置
される。1は空調用ダクトAの空気人口aに接続された
ブロワハウジング、2は内蔵ファン、3はブロワモータ
であつて、被空調空気をダクトA内に供給する役目を果
たす。4は内外気切苔箱であって外気人口5と内気人口
6とを備えており、空気出口はブロワハウジング1の吸
気口に接続されている。7は内外気切替用ダンパである
空調用ダクト八には空気入口側から下流に向けて順次冷
房用熱交換器としてのエバポレータ15、エアミックス
ダンパ16そして暖房用熱交換器としてのヒータコア1
7が納められており、下流側端すには主吹出口としての
ペンデレージョン吹出口11と副吹出口としてのデフロ
スト吹出口12、ヒート吹出口21などの複数の吹出口
が開口している。エバポレータ15には図示を省いた車
の走行用エンジンによって駆動される冷凍機から冷媒が
循環供給され、ヒータコア17にはエンジンの冷却渇水
が同じく循環供給される。またエアミックスダンパ16
はエバポレータ15を通過した空気の一部ないしは全部
を選択的にヒータコア17に通人させることによって空
調用ダクトAからの吹出空気温度を1lffJする役目
を果す。
11aはペンデレージョン吹出グリル、12aはデフロ
スト吹田グリルであって、ベンチレーション吹出口の延
長用ダクト111)とデフロスト吹出口の延長用ダクl
−12bのそれぞれの末端部に位置している。18はベ
ンチレーション吹出口11とヒート吹出口21の選択的
開閉用ベントダンパ、19はデフ口  1スト吹出口1
2の開閉をつかさどるデフダンパである。
10はエバポレータ15の下流側において、空調用ダク
トA内の冷風を直接的にデフロスト吹田グリル12aに
向けて送出させる役目を帯びた送風量分配手段の、第1
の構成要素としての冷風バイパス路、bはバイパス路入
口であり、8は第2の構成要素としてのバイパス路10
の開閉用ダンパである。
9は送Jiill量分配手段制御装置の構成要素として
の、 サーボモータであって、ダンパ8を所望の周期の
もとに間欠的に開閉作動させる役目を果す。
第3図は第1図に示された自動車用空気調和装置を運転
席計器盤の下部に設置した有様を例示した斜視図であっ
て、Bは目器盤、21は温風吹出口であり、図中の他の
符号は前記のそれと共通している。矢印は空気の吹出し
方向を表している。
第4図は第1実施例装置の組込まれる送風量分配手段制
御装置の構成を例示した側面図であって、8と9はそれ
ぞれ前述の冷風バイパス路10の開閉用ダンパと、ダン
パ8の回動用サーボモータである。30はサーボモータ
9の減速機、31は減速機の出力軸30aに嵌着さぜた
回動アームまたは回転板、32はアーム31の自由端に
植設した回転ビンである。
40は冷風バイパス路開閉用ダンパ8の回転軸8aに嵌
着されて揺動するダンパリンクであって、その回転半径
方向にスリット40aが設けられている。
41はサーボモータ9の回転動をダンパリンク40に伝
達させるための揺動リンクであり、バー状をなすこのリ
ンクの長手方向の中間部に回転軸42が、そして両端部
にそれぞれビン43と44が植設されている。33はサ
ーボモータ9の回転運動を往復運動に変換させて揺動リ
ンク41に伝えるための往復動程であって、両端部にそ
れぞれ回転ピン32とビン44の遊嵌用部材33aと3
3bが取付けられている。
そして揺動リンク41の他方のビン43はダンパリンク
40のスリット40aに遊嵌されているので、サーボモ
ータ9が一定方向に定速回転することによって冷風バイ
パス路ダンパ8に規則的な開閉動作が与えられることに
なる。
第5図はサーボモータ9の停止時には必ず冷風バイパス
路ダンパ8を冷風バイパス路10仝閉位置にもたらさせ
るだめのスイッチ機構の一例を示した模式的正面図であ
って、35と36は同心円的に配置された、それぞれ円
環状をなす固定接点であり、固定接点36には第5図に
符号Cで示されている様に円周の一部が切り欠かれてい
る。37は上記の一組の固定接点35と36との間を短
絡させる様にして設置した回転接点であって、サーボモ
ータ9によって回転させられる。35aと36aはそれ
ぞれ固定接点35と36の端子、50は車載バッテリ電
源、51はサーボモータ9への通電オン−オフ用モータ
スイッチである。
次に上記実施例装置の作動を冷房運転時について説明す
る。第1図、第2図および第3図に示された自動車用空
気調和装置の全体構成は、冷風バイパス路10およびバ
イパス路ダンパ8とその回動手段を取除けば、従来の装
置と何等異なるところはないので、送風量分配手段制御
装置の作動オン−オフをつかさどるモータスイッチ51
がオフされている限りは、従来の自動車用空気調和装置
と同一の空調作動を行わせることができる。
モータスイッチ51がオン作動されることによって既述
のごとき仕組みによってダンパ8はサーボモータ9の回
転数によって決定される任意の周期をもって冷風バイパ
ス路10の開閉を断続的に繰返すことになる。この時空
m@Ml操作用パネルに設けられている空調モード切替
用レバー(図示路)が最強冷房状態にセットされていれ
ば、このレバーに連結されているリンク機構(図示路)
が働いてデフダンパ19はデフロスト吹出口12を全閉
させ、一方ベントダンパ18はペンデレージョン吹出口
11を全開させる位置にもたらされている。
したがって開閉動作を周期的に繰返している冷風バイパ
ス路ダンパ8が冷風バイパス路10を閉鎖させる時期に
は、ブロワ2によってエバポレータ15を通過させられ
ることによって生じた冷風のすべてが全開されているペ
ンデレージョン吹出口11を経てペンデレージョン吹出
グリル11aに到達し、空調装置の最大限の送Jutを
もって車室内に吹出される。ついでダンパ8が冷風バイ
パス路10を開かせる方向に回動するのに伴って、空調
用ダクトへの側壁面に入口開口を有する冷風バイパス路
10内に向けて冷風の分流が生じ、このバイパス路10
に流入した冷風は閉ざされているデフダンパ19によっ
て阻止されることなく、直接的にデフロスト吹出グリル
12aに到達し、ここから車室内に吹き出されて冷房仕
事の一端を担う。したがってダンパ8が閉位置から全開
位置に向1プて回動する間にペンデレージョン吹出グリ
ル11aからの吹出し風量は上記のバイパス冷風量に相
当する分だけ減少させられることになり、ダンパ8がバ
イパス路10を全開させた時、ベンデレージョン吹出グ
ルル11aからの吹出し風聞は最も減少する。ついでダ
ンパ8からバイパス路10を閉ざす側に転じて回動をつ
づける間に吹出グリル11aからの吹出ff1fflは
次第に回復する。かくしてペンデレージョン吹出グリル
(主吹出口)11aとデフロスト吹出グリル(副吹出口
)12aからはそれぞれ、吹出風量の経時変化をタイム
チャートとして第7図に例示したごときパターンを描く
脈動状の冷風を吹出させることができる。
このようなペンデレージョン吹出グリル11aから吹出
される冷風の脈動のパターンは、サーボモータ9の定速
回転時はその回転数を、また断続回転や不等速回転時に
は断続や変速の周期を、そしてバイパス路ダンパ8の回
転軸8aどサーボモータ9の出力軸30の間を結ぶリン
ク機構の構成を、ないしはダンパ8の形状や有効面積な
どなどを適宜に変化さけることによって実に様々にかつ
微妙に描き分けることが可能である。例えば第8図や第
9図にタイムチャートとして示したのもそれらの一例で
あって、第8図に示された脈動パターンを示す装置では
、ダンパ8の有効面積を冷風バイパス路10の断面積よ
り幾分小さく設定することによって、ダンパ8が全開位
置を占めている時にもデフロスト吹出グリル12aから
幾分かの冷風が吹出、されるようにし、またダンパ8の
開期間と閉期間とを同一に設定することによって、主吹
出口としてのベンチレニシコン吹出グリルと、副吹出口
としてのデフロスト吹出グリルの両吹出口から吹出され
る冷風の脈動パターンを同一に揃えさせている。このよ
うに2個所の吹出口から同一パターンの脈流状空気流を
吹出さUoる方法は、普通の乗用車以外にマイクロバス
などの乗合自動車あるいは一般住宅をより効果的に空調
させる方法として好適している。また第9図の脈動パタ
ーンをもって空気を吹出させる空調装置は、冷風バイパ
ス路10の板状ダンパ8として、ダンパの一辺に設けた
回転軸の周りに揺動する前記のダンパとは異なって、板
状ダンパ8の巾方向中心部に回転軸を数句けてダンパ8
に全周回転運動を与えるように構成されているので、主
・側内吹出口からはそれぞれ波動状に風量の変化する空
気流が送出される。さらにダンパ8の回転周期を任意に
変化させる方法としては、サーボモータ9への供給電圧
を上下させることによってその回転数を増減させてもよ
いし、あるいは、サーボモータ9を360℃より小さい
回転角のもとて周期的に正逆回転を繰り返す様に制御し
てもよい。
送fil!分配手段の働きを停止させたい時にはモータ
スイッチ51をオフ操作するが、モータスイッチ51は
サーボモータ9のアース回路dに接続されている。そし
てアース回路dには前述のごとき回転接点と固定接点と
の組合せからなる、サーボモータ9の作動オン−オフ機
能をもった第2のスイッヂング機構が介在されているの
で、−絹の固定接点35と36が回転接点37によって
短絡されている限り、サーボモータ9への通電は停止さ
れない。
そして回転接点37の取付は基盤である回転板31がサ
ーボモータ9によって回動させられるのに伴って回転接
点37が回転接点の切欠部分Cの位置にまで移動された
時に始めてアース回路dも開成されるのでサーボモータ
9を停止させることができる。
したがって扇状旋回運動をつづUているダンパ8が冷風
バイパス路10を完全閉鎖する位置に到達する直前に切
欠部分Cと回転接点37とが重なり合うJ:うに、切欠
部分Cと回転接点37との位置関係をあらかじめ設定し
ておけば、送風量分配手段の作動を停止トさせ1=にも
かかわらず、デフロスト吹出口12から無意味に冷風が
吹出されると言う不都合の発生が防がれる。
上記の作動説明はいわゆるマニュアル制御式の自動車用
空調装置について行ったものであるが、あらかじめ設定
した空調状態を、8梗のセンサと電気回路の組合わせか
らなる制御装置の働きによって自動的に維持させられる
、オートエアコンと称される空調装置の場合には、例え
ば第6図に例示されたようなサーボモータ9の作動オン
−オフ用回路を使用することによって、送風量分配手段
を必要時にのみ自動的に働かせることもできる。
第6図に示された回路図において、50は車載バッテリ
電源、53はオートエアコンの制御装置(アンプ)、5
4は車室内温度が設定値にある時オン作動するリレー、
55はサーボモータ9を手動操作によってオン〜オフ作
動させるための手動スイッチ、60は外気センサ、61
は内気センサ、62は日射センサ、63はオートエアコ
ンの作動温度設定機、64は送風量分配手段の作動開始
温度設定用ボリュームである。この回路の働きを説明す
ると、まず検温用アンプ54のボリューム64を操作し
て所望の温度例えばオートエアコンの設定作動温度その
他の任意の温度にセットする。しかる後オートエアコン
を起動させると、車室内温度がボリューム64による設
定温度に達した時、手動スイッチ550オン〜オフにか
かわらずサーボモータ9への通電が開始されて送ff1
ff1分配手段が作動状態に入る。またオートエアコン
起動後でも任意の温度にセットし直すことができる。も
し、制御アンプ53の働きを無視して送風量分配手段を
働かせたいのであれば、上記の自動スイツヂング回路を
迂回して設けたサーボモータ9への給電回路の手動スイ
ッチ55をオン−オフ操作すればJ:い。
上記実施例に示された自動車用空気調和装置では、送風
路分配手段として冷風バイパス路10とこのバイパス路
の開閉用ダンパ8が設けられているが、これらのバイパ
ス風路とダンパを用いなくても本発明目的を達成させる
こともできる。すなわち第1図または第2図に示された
装置において、ベンチレーション吹出モードに設定した
時、つまりベンチレーション吹田口11以外の他の吹出
口が閉ざされる作動状態の時に、デフダンパ190回転
軸に組付けたデフダンパ19の周期的開閉作動用モ一部
を働かせるようにすれば、デフダンパ19が間かれてい
る時期には、ベンチレーショ1ン吹出口11に向かうべ
き冷風の一部はデフロスト吹出口に向けて分流させられ
るので、上記のモータの作動時にはベンチレーション吹
出グリル11aから脈動する冷風を吹出させφことがで
きる。そしてこの場合にはデフダンパ19が送風量分配
手段としての機−を併せて岑す、ことになる。もっとも
デフダンパ19の下流側に、送2風量分配手段専用のデ
フロスト吹出グリル12aの開閉用ダンパと、このダン
パの開閉手段としてのモータその他を設置する方法を採
ってもよい。その場合には開閉手段作動と同時にデフダ
ンパ19が全開されるリンク機構を組み込む発、要があ
る。またこのような送風量分配手段を採用、すれば、冷
房時に限ら、ず、暖房時にもヒータファ17で暖められ
た温風を装置使用率の好みに応、じて脈流状をな1て吹
出させることができる。
さらに本発明による空気調和装置は自動車などの乗物用
に限られることなく、住宅や事務所などの居住空間をよ
り少ないエネルギー消費のもとにより効果的に空調させ
るのにも役立てることができる。その場合には第8図に
例示されているように、主吹出口と副吹出口のそれぞれ
の空気吹出量を同等に保つようにすれば、室内の2個所
に脈流状空気流の吹出し口を備えることになって室内に
散在する複数の人のそれぞれに、感覚的冷涼感の高めら
れた冷風を提供することができる。また各個人の好みに
もよるが暖房時においても強弱変化を伴った温風の流れ
を室内に生じさせることによって温暖感が向上され、に
り少ない熱エネルギー消費のもとにより効果的な暖房を
行うことができる。この場合、主・側内吹出口は各1個
所づつに限られることなく、必要に応じてそれぞれ複数
個所に設けることももちろん自由である。
[発明の効果] 上記のごとき構成を備えた本発明による空気調和装置は
、装置の冷房機能によりある程度の冷涼感を感じる状態
のもどで送風量分配手段を作動させることによって、車
室内116を上げることなく主に主吹出口から、そして
必要に応じて主・側内吹出口から、風量が周期的に変化
する脈動状の冷風流が吹出される。このような脈動流は
定速流に較べて感覚的な冷涼感を強めさせる性質を備え
ているので、装置の冷房性能を向上させることを要せず
に冷房効果を高めることができる。別の表現をすれば、
従来の空気調和装置に較べてより少ない冷熱エネルギー
の供給によってより勝った冷涼感をうろことができる。
装置を暖房運転させた時にも上記と同様な効果がえられ
る。
さらには装置の作動効率とは無関係に、各個人の好みに
もよるが、窓辺から流れ込む自然のそよ風のように肌に
心地よい感覚を与える、いわば゛息づかいをする″空調
用空気流を生じさせることができる。
4、図の簡単な説明 第1図は自動車空気調和装置としての本発明実施例装置
の模式的側断面図、第2図は第1図の装置の斜視図、第
3図は第1および第2図に示された装置を運転席計器盤
の下部に組付けた状況の斜視図、第4図は送風量分配手
段の構成を例示した側面図、第5図は前記制御装置の作
動用電気回路を例示した図、第6図は自動制御式自動車
用空気調和装置についての送風量分配手段制御装置の作
動回路の例示図、第7図から第9図までは主吹出口と副
吹出口からそれぞれ吹出される一間の経時変化の有様を
例示した3様の実施例についての各タイムチャートであ
る。
図中 A・・・ケーシング(空調用ダクト)  1・・
・ブロワハウジング 4・・・内外気切替箱 8・・・
冷風バイパス路ダンパ 9・・・ザーボモータ(送風量
分配手段制御装置)10・・・冷風バイパス路 8+1
0・・・送風量分配手段 11・・・ベンチレーション
吹出口(主吹出口)12・・・デフロスト吹出口(副吹
出口)第5図 第6図 特開昭(li2−55216(9) 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)冷房または暖房用熱交換器とブロワを内蔵すると共
    に、空気の入口と、主・副両吹出口とを備えたケーシン
    グと、 前記主・副両吹出口への送風量分配手段と、前記両吹出
    口への送風量の分配割合を周期的に変化させるための、
    前記送風量分配手段の制御装置とを備えてなり、 前記分配手段制御装置を働かせた時、前記主および副吹
    出口から脈流状の空気が吹出されることを特徴とする空
    気調和装置。 2)前記ケーシングが自動車用空気調和装置の空調用ダ
    クトであり、前記主および副吹出口がそれぞれベンチレ
    ーシヨンおよびデフロスト吹出口であり、前記送風量分
    配手段が前記空調用ダクト内に付設した前記ベンチレー
    シヨンまたはデフロスト吹出口の選択的開閉用ダンパで
    あり、前記分配手段制御装置が該ダンパの周期的回動用
    モータとその制御回路であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の空気調和装置。
JP19663985A 1985-09-05 1985-09-05 空気調和装置 Pending JPS6255216A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01212615A (ja) * 1987-11-11 1989-08-25 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 自動車用空調装置における吹出空気の温度変動装置
JPH0261705U (ja) * 1988-10-31 1990-05-08
EP2995484A1 (en) 2014-09-09 2016-03-16 Valeo Japan Co., Ltd. Vehicle air-conditioning apparatus

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