JPS6255149A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンビーータ端末やカラープリンタ等に利用
されている、ヘッドクリーニング機能およびヘッドのノ
ズル乾燥防止機能を備えたインクジェット記録装置に関
するものである。

従来の技術 インクジェットヘッドのノズル乾燥防止方法については
従来より非常に多くの提案がなされている。その一つと
して、特開昭５４−１１９２３８号公報に記載されてい
る構成が知られており、以下、第３図を参照して、従来
のノズル目詰り防止装置について説明する。

第３図に示すように、インクジェット装置のヘッド２１
のノズルを設けた面２１ａに対向して目詰り防止装置２
２が配設される。目詰り防止装置２２は非印写時にはへ
７ド２１に接近使用され、印写時にはヘッド２１から離
れた位置に移動される。

目詰シ防止装置２２は水等の湿潤液２３を収容する湿潤
液タンク２４と、湿潤液タンク２４に装着されたリップ
パツキンホルダー２５とを有し、　リップパツキンホル
ダー２５の自由端にはゴム材よりなるリップパツキンが
取付けられている。リップパツキンホルダー２５と湿潤
液タンク２４との装着部はＱ　　＋）ング２７により密
封されている。

リップパツキンホルダー２５にはヘッド２１０ノズル部
分と対向して通路３０が形成され、通路３０には湿潤液
タンク２４内までつながった海綿体２９が挿入され、リ
ップパツキンホルダー２５の前面には通路３０を塞ぐよ
うにメツシュプレート３４が取付けられている。メツシ
ュプレート３４は多孔板等により形成され湿潤液の蒸発
とともに、表面張力によって液だれを防ぐ役割を果すと
共に海綿体２９が直接ヘッド２１のノズルに接触するの
を防ぐ役割も果す。

目詰り防止装置２２が作動位置に移動されると、リップ
パツキン２６の先端部がヘッド２１０面、例えばテーパ
ー面２１ｂに差込まれ、ヘッド２１とリップパツキン２
６とメツシュプレート３４で囲まれた微小空間３６は外
気と遮断され、かつ、メッシュプレート３４開口部より
蒸発した湿潤液蒸気によって満され、ヘッドのノズル開
口部からのインク溶媒の蒸発が抑制され目詰りを防止す
る。

湿潤液タンク２４には外部の温度変化や湿潤液の減少等
による気圧の変化を生じないように空気孔３５が設けら
れている。

に曝される時間が長くなり湿潤液２３の消費が激しく、
湿潤液２３の補給頻度が高くなる。

また、湿潤液２３に水を使用する場合は、湿潤液タンク
２４内、特に海綿体２９部内にバクテリア類が繁殖し、
海綿体２９が腐敗したり、メツシュプレート３４の目が
詰って本来の役目を果せないことも生じる。そのため、
防バクテリア剤等を添加すると液の蒸発によってその濃
度が次オに高くなり、メツシュプレート３４部に析出し
目を詰らせることになり、湿潤液タンク２４および海綿
体２９を定期的に清掃したり、交換したりする必要があ
る。また、湿潤液の補給時期を知るために液の残量セン
サ等の電気回路が必要である等問題点を有していた。

さらに、記録紙面より跳返ったインクミストや紙ぼこり
等が付着したままにしておくと、ヘッドノズル面に次オ
に堆積してインク吐出方向が不安定になるなどの問題点
も有している・ 本発明は、上記問題点を解決するもので、信頼性の高い
インクジーット記録装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は、記録媒体装着面の側端からインクジｓ−ノド
ユニットが外れた位置で対向する位置に、インク吐出方
向に開閉するヘッド安定化ユニットを設け、上記目的を
達成するものである。

作　　　　用 本発明は、上記構成により記録が終了し、記録紙面より
跳返ったインクミストや紙ぼこり等の付着により記録紙
と対向した面が汚れたインクジェットユニットが記録ド
ラム側端から外ｎて停止すルト、ヘッド安定化ユニット
のハウジング駆動機構が作動し、ハウジングがインクジ
ェットユニットのヘッド取付面に押しつけられる。

そして、前記ハウジング内に設けられた洗浄ノズルに連
通した給水装置からインクジェットユニットに向けてウ
ォーターシャワーが吹キつけられ、ヘッドおよびヘッド
取付面に付着した汚れは完全に洗い落され清浄にされる
。

なお、ヘッドに水を吹きかける時、ヘッドの空気ノズル
からは空気流が流出したままなので空気ノズルから異物
が侵入したり、空気圧のバランスが崩れてヘッドのイン
ク室に空気を吸入するトラブルは起らない。

洗浄に使用された水は、前記ノ・ウジング内に入り、ハ
ウジング内に溜めである水を一部追い出すようにして入
れ替る。そして、ノ・ウジングからオーバーフローした
洗浄水は、前記インクジ−ノドユニットの移動範囲をカ
バーする排水受けに導かれ、装置内に設けられた排水タ
ンクに溜められるか、プリンタ外部に排出される。

洗浄動作が終了し、ヘッドノズル面が清浄になったイン
クジ−ノドユニットは、アラかじめプログラムされたシ
ーケンスによって前記ヘッド安定化ユニットとは反対側
の記録開始位置に移動し、次の記録動作に入る。

以上のような動作を記録毎に行うことによってインクジ
ェットヘツドのノズル面は常に清浄にされ、最上のコン
ディションを保つことができる。

まだ、装置の電源が切られると、あらかじめプログラム
されたシーケンスによって前記インクジーットユニット
はどの位置にあっても、前記ヘッド安定化ユニットと対
向する位置迄移動し、前記ヘッド安定化ユニットのノ・
ウジング駆動機構の作動によってヘッドに蓋がされ、イ
ンク乾燥によるノズル目詰りが防止され、信頼性の高い
インクジェット記録装置が提供されるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の要部千面歯である。

第１図において、　１０はインクジェットに対向して開
口を有する空気ノズルを設け、電気信号に応じて微小イ
ンク液滴を吐出、停止させるインクジェットユニット、
１２は記録紙が巻回される記録ドラム、　１３はインク
ジェットユニット１０におけるヘッドの乾燥を防止し、
また、インクジェットユニツト１０におけるヘッドを洗
浄するヘッド安定化ユニ７ト、１４はヘッド安定化ユニ
ット１３に洗浄液を供給する給水タンク、１５は電磁弁
、１６は給水タンク１４からヘッド安定化ユニット１３
に洗浄液を送る給水配管、１７はヘッド洗浄ユニット２
２によりヘッドを洗浄した除虫じる排液を受ける排水受
け、１８はその排水配管、１９は排水配管１８を介して
出される排液を溜めておく排水タンクである。

第２図は、上記ヘッド安定化ユニット１３の構造図であ
る。

第２図において、１０１はインクジェットヘッド、１３
１はハウジング、１３２はキャップ、１３３はインクジ
ェットのヘッドを洗浄する洗浄ノズル、１３４は保水材
、１３５はハウジング駆動機構、１３６はハウジ動作支
点、１３７は液溜り、１３８は仕切板、１３９は液流出
通路、１３０１は通気孔、１３０２は排水パイプである
。

上記構成において、以下にその動作について説明する。

第１図において、装置停止時においては、インクジェッ
トユニット１０はヘッド安定化ユニット１３と対向した
位置にあり、ヘッド安定化ユニット１３によってヘッド
のノズルはキャップ１３２により外気から遮断されてい
る。

装置の電源が投入されると、まず、ヘッド安定化ユニッ
ト１３のハウジング駆動機構１３５が作動してインクジ
ェットユニット１０からキャップ１３２が外される。そ
して、図示されていない空気供給装置が作動し加圧空気
がインクジェットユニット１０に供給され、所定の圧力
に保持される。次に記録ドラム１２に記録紙が装着され
プリント開始信号が印加されると、インクジーットユニ
ット１０は記録開始位置１で移動した後、記録が開始さ
れる。

インクジェットユニット１０は記録終了後も移動し続は
ヘッド安定化ユニット１３と対向する位置で停止する。

インクジェットユニット１０が停止すると、あらかじめ
プログラムされたシーケンスによりノ・ウジング駆動機
構１３５が作動しノ・ウジング１３１がキャップ１３２
を介してインクジェットユニ７）１０に押しつけられる
。数秒後、給水タンク１４のポンプが所定の時間作動し
、洗浄水が給水管１６、洗浄ノズル１３３を介して、ヘ
ッド１０１に吹きかけられヘッドノズル面およびヘッド
周辺部に付着したインクミストや紙ぼこり等の汚れが洗
い落される。インク等を含んだ洗浄水はノ・ウジフグ１
３１内、′／Ｃ充填された保水材１３４の中を流下し、
液溜り１３７に溜る。

給水タンク１４を使用せずに水道から直接水を引く場合
は、給水管１６の途中に電磁弁１５を設け、この電磁弁
の制御により水量の制御を行うこともできる。

液溜り１３７は一定の水位を保つようにつくられている
。すなわち、液溜り１３７は仕切板１３８によって２つ
の液室に仕切られ、前記２つの液室は仕切板１３７の下
部に設けられた液流出通路１３９で連通している。そし
て、一方の液室には所定の液面レベルを保持するように
排水バイブ１３０２が配してあり、過剰な洗浄水は液流
出通路１３９を経て排水バイブ１３０２上部からオーバ
ーフローシテ排水受け１７に排出される。

なお、ヘッド１０１を洗浄する際、ヘッド１０１から吐
出されている空気と洗浄ノズル１３３がら吐出される水
によってハウジング１３１内が高圧状態にならないよう
に、保水材１１４は通水性がよく、かツ保水性のよい材
料、例えばポリビニルアルコル系樹脂でつくられた親水
性の連続気泡発泡体を用い、前記保水材１３４を介して
通気孔１３０１が設けである。

以上のように、記録動作終了の毎にヘッド洗浄が行なわ
れるので、ヘッドは常に最良のコンディションに保たれ
、かつ、液溜り１３７の水は順次新しいものと替ってい
く。このため、記録している時間がいくら長くても蒸発
による水の減少や枯渇することはなく、水量を気にした
り、検出回路を設ける必要もない上、装置動作中に常に
水が入替っているのでバクテリア類の繁殖も押えられる
。

装置が停止された場合はあらかじめプログラムされたシ
ーケンスによりインクジェットユニット１０はどの位置
にあってもヘッド安定化ユニット１３と対向する位置ま
で移動する。そして、ハウジング駆動機構１３５の作動
によってハウジング１３１がインクジェットユニット１
０に押出される。なお、ハウジング駆動機構１３５の構
成についての詳細は省略するが、種々の構成により容易
に設計できる。

ヘッド１０１はキャップ１３２を介して外気と遮断さね
、キャップ１３２と保水材１３４とインクジ−ノドユニ
ット１０とで囲まれた小空間１３０３は保水材１３７！
から生成する蒸気で満たされ、この加湿空気によってノ
ズルのインク乾燥が防止される。

以上の実施例によれば、記録媒体装着面の側端からイン
クジェットユニット１０が外れた際、そのインクジェッ
トユニット１０に対向する位置に、インクの吐出方向に
開閉するヘッド安定化ユニット１３を有し、ヘッドノズ
ル面に付着した汚れをクリーニングしてヘッドを最良の
コンディジ日ンに維持するとともに、装置停止期間中に
は目詰り防止装置としての機能を十分発揮し、装置の信
頼性を著しく高めることができるものである。

発明の効果 以上のように、本発明はヘッドのインク吐出安定性が図
られるとともに、インクシェアド記録装置に欠くことの
できない目詰り寿命の延長、および記録紙の汚損防止が
なされる等インクジェット記録装置の信頼性を高めるう
えでその効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の要部平面図、第２図は同装置におけるヘッド安定
化ユニットの側面図、第３図は従来の目詰シ防止装置の
一例を示す側面図である。 １０・・・インクジェットユニット、１２・・・記録ド
ラム、１３・・・ヘッド安定化ユニット、１０１・・・
ヘッド、１３２・・・キャップ、１３３・・・洗浄ノズ
ル、１３４・・・保水材、１３７・・・液溜９゜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクノズルに対向して開口を有する空気ノズルを設け
   、電気信号に応じて微小インク液滴を吐出、停止させる
   インクジェットユニットと、前記インクジェットユニッ
   トと対向して設けられ記録媒体を装着する記録媒体装着
   部と、前記記録媒体装着部の側端から外れた位置に、前
   記インクジェットヘッドのインク吐出方向に開閉し、装
   置停止時にはノズル乾燥を防止し、装置動作時にはヘッ
   ドを洗浄するヘッド安定化ユニットとを具備したインク
   ジェット記録装置。