JPS6255111B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6255111B2
JPS6255111B2 JP7880981A JP7880981A JPS6255111B2 JP S6255111 B2 JPS6255111 B2 JP S6255111B2 JP 7880981 A JP7880981 A JP 7880981A JP 7880981 A JP7880981 A JP 7880981A JP S6255111 B2 JPS6255111 B2 JP S6255111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic core
circuit
winding
excitation
Prior art date
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Expired
Application number
JP7880981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57194424A (en
Inventor
Hisatsugu Ito
Megumi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7880981A priority Critical patent/JPS57194424A/ja
Publication of JPS57194424A publication Critical patent/JPS57194424A/ja
Publication of JPS6255111B2 publication Critical patent/JPS6255111B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
1 可飽和特性を示す磁性材料で構成された磁心
と、この磁心に巻回された励磁巻線と、上記磁心
に巻回された少くとも一つの出力巻線よりなる磁
気センサーと、上記磁気センサーの励振巻線に交
流電流を供給する駆動回路と、上記磁気センサー
の出力巻線に得られる信号を増巾し、所望の形式
の出力信号を得る増幅回路より構成される磁気検
知装置において、上記磁気センサーの励振巻線に
並列にコンデンサを接続したことを特徴とする励
振回路。 2 上記磁心は円環形状をなし、上記出力巻線を
互に直交するように第1出力巻線、及び第2出力
巻線を巻装し、該第1出力巻線側に第1増幅回路
を設け、該第2出力巻線に第2増幅回路を設けた
特許請求の範囲第1項記載の励振回路。
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気変調形磁気センサーの励振回路に
関するものである。 第1図は磁気変調形磁気センサーの原理を示す
構成図で、1は磁心であつて、第2図に示すごと
く鋭い飽和特性を有するものを用いる。2は励振
巻線、3は出力巻線、40は駆動信号源、41は
駆動回路の内部抵抗をあらわし、抵抗値がRであ
る。また5は増幅回路である。 この第1図において、駆動信号源40から得ら
れる信号が第3図aに示すごとき振幅が±Eで、
周期が2Tの方形波であるとすると、励振巻線2
に流れる電流は第3図bに示すような波形とな
る。すなわち、磁心1は磁気的に飽和していない
状態では、駆動巻線2に流れる電流IはE/Lなる
傾斜で増加又は減少する。ただしLは磁心が飽和
していない状態における励振巻線のインダクタン
スである。今、電流Iが最大電流値Imになつた
時点で磁心が飽和するものとすると、飽和に至る
までの時間T1は、T1=2ImL/Eで与えられる。
また外部から磁界が印加されていない状態では磁
心のB−H曲線は第2図に示すように原点に対し
て対称であるため、第3図において負方向に飽和
するに至る時間T2は、T1に等しくT1=T2=2Im
L/Eで与えられる。磁心1が飽和すると、励振巻
線のインダクタンスは、ほとんど零になるから、
励振電流Iは第3図bに示すように±E/(r+
R)まで急変し、駆動信号源40が発生する電圧
の極性が反転するまでその状態を維持する。 これにともない励磁巻線2に印加される電圧は
第3図cに示すごとき波形になる。すなわち、磁
心1が飽和していない状態では、駆動信号源40
が発生する電圧±Eがほとんどそのまま励磁巻線
2に印加され、磁心1が飽和した状態では励磁巻
線2に印加される電圧は±r/REになる。 ただし、rは励振巻線2の巻線抵抗である。 出力巻線3に得られる電圧eOUTは磁心と1の磁
束の時間微分に比例するから、第3図dに示すよ
うな波形となり、正負のパルス幅がそれぞれ
T2,T1なるパルス列になる。 今、第2図に示すように磁心1に対して、外部
より磁界Hが印加された状態を考える。外部から
磁界が印加されることにより、磁心1のB−H曲
線は見かけ上第2図の点線のごとくなり、原点に
対する対称性が失われる。これにより、第3図に
示すT1,T2が影響を受け、第3図dのごとく負
パルスの後縁が右へシフトし、正パルスの後縁が
左へシフトする。この結果T1>T2となる。以上
のことは、外部磁界の方向が逆になれば、逆のこ
とが起り、T1<T2となることは明らかである。 したがつて外部磁界Hの大きさおよび極性は出
力巻線3に得られる信号eOUTを適宜増幅するこ
とによつて得られる。第1図において5はこのよ
うな目的で用いられる増幅器であつて、増幅器5
の具体的形式としては各種知られているが、詳述
は避ける。 第1図において、増幅器5の出力端子51に得
られる出力VOUTは磁心1に外部から加えられる
磁界Hに比例し、VOUT=kHで与えられる。ただ
しkは定数である。 以上の説明は、すべて理想的な状態について行
つたものであるが、実際には、さまざまな要因に
よつて出力VOUTにオフセツトが生ずる。この出
力のオフセツトVEを考慮するとVOUTはVOUT
kH+VEとあらわせる。この式の意味するところ
は、外部からの印加磁界Hが零の状態でも出力V
OUTが零にならないということであつて、精密な
測定に際しては、重大な障害となる。このオフセ
ツトを生ずる最も大きな要因な磁心1の磁化によ
るものである。すなわち、大きな外部磁界Hを磁
心1に加えた後で、この外部磁界を去つて
も、磁心1のB−H曲線は第2図の実線で示す原
点対称な曲線でなく、たとえば第2図で点線で示
す曲線となる。したがつて、この場合、磁心1に
外部から印加される磁界Hが零の状態でも出力V
OUTは零にはならない。この強力磁場によるオフ
セツトの発生は磁心1から見れば着磁されたこと
を意味し、着磁の程度は、外部から印加する磁界
の強さに依存し、きわめて不安定である。この磁
心の飽和を除くためには、磁心を十分深く飽和す
る程度まで励振して、いわゆる消磁を行うことが
必要である。第3図bの波形図からも判るよう
に、磁心1が飽和した状態における励磁電流の大
きさImaxはE/(R+r)である。rは励磁巻
線の巻線抵抗でほゞ一定であるから、Imaxを大
きくするためにはEを大きくするか、駆動回路の
内部抵抗値Rを小さくするかのいずれかに依らざ
るを得ない。Eは制御回路の系電圧により主とし
て制限され、またRを小さくすると、回路全体の
消費電流が大きくなり、ひいては回路部品の温度
上昇などの点で問題になる。 以上のような事から、E又はRを変えてImax
を大きくする事に関してはおのずと限度があり、
問題解決に関して常に有効とは言い難い。 本発明はかゝる点に鑑みなされたものであつ
て、回路の系電圧を変えることなく、また回路の
消費電流の著しい増加をまねくことなく、磁心を
消磁するに必要な励振電流を供給しうる励振回路
を提供することを目的としている。 以下本発明の一実施例を第4図ないし第5図を
参照して詳述する。 第1図と同一部分を同一符号で示す第4図は、
本発明の一実施例を示す回路接続図であつて、6
は励振巻線2に並列接続されたコンデンサであ
る。第5図は第4図に示す回路の動作を説明する
ための波形図であつて、aは駆動信号源40が発
生する電圧波形、bは励振巻線に流れる電流、e
は励振巻線に印加される電圧の波形を示す。励振
巻線2に印加される電圧は、抵抗41、コンデン
サ6の影響で、パルスの前縁が多少鈍るが、本発
明の効果とは直線関係ない。励振巻線2に流れる
電流Iは磁心1が飽和していない状態ではコンデ
ンサ6の影響を受けず、第3図bに示す波形と同
様の傾向で増加又は減少するが、磁心1が飽和し
た瞬間にコンデンサ6に蓄えられた電荷が励振巻
線2を介して急速に放電する。このため、第5図
bに示すように、励振電流はスパイク状波形とな
る。このとき、電流のピーク値IpはIp=E/rとな
り、第1図の回路における電流の最大値Imax=
E/(R+r)と比べると(R+r)/r倍にな
つている。通常この比を5〜10に選ぶことは容易
であり、この結果、従来方式に比べて5〜10倍程
度の電流を励振巻線2に流せるため、消磁効果が
一段と向上する。 第4図と同一部分を同一符号で示す第6図は本
発明の他の実施例を示す回路図であつて、本実施
例においては磁心1は円環状を形成しており、励
振巻線2は円環に沿つてトロイダル巻きされてい
る。出力巻線30,31は互いに直交するごと
く、かつ円環を包み込むように巻装されている。
出力巻線30,31の出力は増幅回路500,5
10によりそれぞれ増幅され、出力UOUT,VOUT
を得る。 本構成によれば、出力巻線30に直交する基準
線10とθなる角度を成して強さHの磁界が加え
られたとき、θ=tan -1VOUT/UOUTにより磁界
の方位を知ることができ、方向センサーとして用
いることができる。 かゝる構成においても第6図に示すように、励
振巻線2に並列にコンデンサ6を接続することに
より、消磁効果の向上を達成でき、方位測定にお
ける精度向上が実現できる。 以上記載のように、本発明によれば、わずかな
部品の追加により、消費電流の大幅な増大をもた
らすことなく効果的な消磁を行うことができ、高
信頼性の磁気変調形磁気センサーの励振回路が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気変調形磁気センサーの原理を説明
するための回路図、第2図は磁気変調形磁気セン
サーの磁気特性図、第3図は第1図の動作を説明
する波形図、第4図は本発明の1実施例を示す励
振回路図、第5図は第4図の波形図、第6図は本
発明の他の実施例を示す磁気センサーの構成を示
す回路図である。 1…磁心、2…励振巻線、3,30,31…出
力巻線、5,500,510…増幅回路、40…
駆動用信号源、6…コンデンサ。図中、同一符号
は同一又は相当部分である。
JP7880981A 1981-05-22 1981-05-22 Exciting circuit Granted JPS57194424A (en)

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US6323634B1 (en) 1998-10-14 2001-11-27 Tdk Corporation Magnetic sensor apparatus, current sensor apparatus and magnetic sensor element
US6411078B1 (en) 1999-01-21 2002-06-25 Tdk Corporation Current sensor apparatus

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