JPS6255104A - ベニヤ単板の巻玉係止方法および装置 - Google Patents

ベニヤ単板の巻玉係止方法および装置

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JPS6255104A
JPS6255104A JP19556285A JP19556285A JPS6255104A JP S6255104 A JPS6255104 A JP S6255104A JP 19556285 A JP19556285 A JP 19556285A JP 19556285 A JP19556285 A JP 19556285A JP S6255104 A JPS6255104 A JP S6255104A
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JP
Japan
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veneer
reel
winding
roll
ball
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JP19556285A
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English (en)
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荒川 誠二
久野 俊宏
瀬川 一
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Taihei Machinery Works Ltd
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Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ベニヤレースによって切削されるベニヤ単板
を、一旦巻取シリールに巻取って巻玉とし、この巻玉を
巻戻し場所まで移送するに際して、これが巻戻らないよ
うにする巻玉係止方法および装置に関するものである。
「従来の技術」 第9図に示すように、ベニヤレースで切削されたベニヤ
単板1は、搬入コンベヤ2上を搬送され、その終端のプ
ーリ3から適宜距離だけ離隔して設置されたサイドドラ
イブロール4と圧接回転する巻取9リール5によって巻
取られ、巻取りを完了した巻玉6は、昇降装置7を介し
てリール支柱8内を上昇し、巻玉ストックエリヤ9の移
送レール10へ移送される。次いで、リールストックエ
リヤ11の返送レール12から次位の巻取シリール5を
、サイドドライブロール4上まで下降させて、新たな巻
取りを開始している。
通常、この移送レール10は、前方に位置する巻戻し場
所に向かって若干の下シ勾配を有しており、巻玉6は巻
玉ストックエリヤ9に一旦貯蔵されながら、またはその
まま巻取シリール5の両端転子の転動に伴い、回転しな
がら前方へ移送される。
従って、一旦巻取シリール5に巻取られ、巻玉6となっ
たベニヤ単板1も、巻戻し場所に至る途上において、そ
の終端部から巻戻され、所期の目的を達成できない結果
となる。
従来よシ、上記巻戻シ現象を防止するため、巻取りリー
ル5に巻取られた巻玉6の概ね中央部を縄で縛ったり、
或いはテープまたはホッチキス等で連続状のベニヤ単板
1の終端部を、複数個所に亘って止着していた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかして、これらの従来手段は何れも作業者の手作業で
行なわれて、しかも作業環境が悪いので、極めて非能率
であるばかりか、危険を伴うものである。
[問題点を解決するだめの手段」 本発明は叙上に鑑み、連続状のベニヤ単板の巻取シ途上
、テープリールを増大する巻玉の表面との間隔を一定に
維持して対設すると共に、巻玉の巻取シ終了間際に、テ
ープリールから繰出されたマジックテープを、案内レー
ルに沿って巻取シ位置に近接するベニヤ単板搬送面上へ
移乗させ、その先端を巻玉に巻き込ませた後、制動ロー
ルをテープリールの繰出し面へ押し当て、相互に連係さ
れたマジックテープを分離し、巻玉に巻付けられたマジ
ックテープの各接着面を巻玉の自重によって押し当て、
巻玉を係止するものである。
「実施例」 以下、本発明方法を直接実施する装置の実施例を、添付
図面に基づき、まずその構成よシ説明する。尚、従来装
置において既に説明した部分には、同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
前記搬入コンベヤ2とサイドドライブロール4は、架台
13上に設置され、この架台13は始端プーリ軸14近
傍を支点として、終端を自由端とし、また前記一対のリ
ール支柱8に逆向きに枢支された押圧流体シリンダ15
のロッド16には、チェ/17の一端が係止され、その
他端を前記自由端に接続して、架台13を揺動自在に懸
吊支持している。
このリール支柱8には、前記抑圧流体シリンダ15の圧
下刃より大とした圧下流体シリンダ18が枢支され、そ
のロッド19を前記架台13の終端に接離自在としてい
る。一対のリール支柱8のベニヤ単板1搬出方向には、
搬出コンベヤ昇降用流体シリンダ20を枢支すると共に
、ロッド21の先端をサイドドライブロール4と平行に
横架された機枠22の両端に各々取着している。
この機枠22には、一定間隔を置いてスプリング23が
巻装されてなる支持枠24を立設し、この支持枠24の
上端には、ベニヤ単板1の搬出側への傾斜状態を、スト
ッパ25によって調整された搬出コンベヤ゛26が枢支
され、また、この搬出コンベヤ26の先端に加圧ロール
27を遊嵌している。
前記架台13の終端下方には、搬送方向に直交して複数
個の下部巻取りドラム28を一定間隔を置いて悪吊し、
この下部巻取シトラム28にその一端を係止したベニヤ
単板導入部材29の他端を、架台13の終端上方に支承
された案内体30を介して、前記加圧ロール27に係止
している。
また、前記架台13の終端上部に任意間隔を置いてブラ
ケット31を突出配置し、各プラケット31には、先端
に加圧プーリ32が遊嵌された加圧アーム33を枢支す
ると共に、架台13の終端側部に枢支された加圧流体シ
リンダ34のロッド35に、前記加圧アーム33にその
一端が枢支された連結アーム36を接続している〇 次いで、前記サイドドライブロール4と加圧プ−932
間に、搬入コンベヤ2と同速度で同方向に回動し、巻取
シリール5のベニヤ単板1搬出側の下方を囲巻する巻取
シ案内ベルト37を、テンションプーリ38を介して複
数条無端懸回する。
前記架台13のベニヤ単板1搬入方向の両側には、巻取
りリール5に対して進退自在とした摺動体39を遊嵌す
る案内具40が配置され、との摺動体39に滑動枠外降
流体シリンダ41を枢支すると共に、各ロッド42の先
端に滑動枠43の両端を、前記巻取りリール5と平行に
支持する。
一方、前記一対のリール支柱8の両側に斜設された摺動
案内体44に、前記滑動枠43の両端を嵌挿すると共に
、前記滑動枠43に固着された中空体45へ、前記摺動
体39に枢支された軸46を嵌挿し、滑動枠43の昇降
規制をしている。
まだ、前記滑動枠43の上部には、ストッパ47によっ
て揺動量が規制された押圧アーム48を枢支し、その先
端に巻取り IJ−ル5のベニヤ単板1搬入側側面を付
勢、する押圧ロール49を遊嵌する。
前記一対のリール支柱8のベニヤ単板1搬入方向の両側
に支承されたスプロケット軸50を支点とし、揺動アー
ム51を介して揺動枠52を横架枢支すると共に、リー
ル支柱8に取着された揺動枠回動用流体シリンダ53の
ロッド54の先端を、前記スプロケット軸50に嵌着さ
れた鎖車55と、リール支柱8の下方の鎖車56間に懸
回されたチェ757に取着している。
前記揺動枠52には、任意間隔を置いて複数個の加圧体
抑圧用流体シリンダ58が枢支され、そのロッド59に
揺動枠52から突出するリンク60に枢支された連係ア
ーム61を取着し、この連係アーム61の先端には、巻
取1−ル5のベニヤ単板1搬出側側面を付勢する加圧体
62を遊嵌している。これに近接して、揺動枠52には
、テンション部材を内蔵する上部巻取シトラム63が複
数個軸支され、この上部巻取りドラム63に巻取シ案内
部材64の一端を係止し、またその他端を前記抑圧ロー
ル49に係止し、巻取りリール5の外周上面を囲巻させ
ている。
前記滑動枠43上の長手方向に、任意間隔を置いて複数
個立設された受具65の上部に、軸上にスプリング66
を介して回転力が調整されたチープリー1  ル67を
支承している。このテープ!J−ル67には、その両端
に連係面68が付着され、且つ巻玉6の最大径を少なく
とも囲巻し得る長さのマジックテープ69が、この連係
面68によって複数本相互に連係され、連続状に巻装さ
れている。
さらに、このマジックテープ69の始端から任意長さの
一面と、その終端間際の他面には、巻玉6を係止するだ
めの接着面70が各々付着されている。
前記受具65に近接する滑動枠43上に一対の支持板7
1を立設し、この支持板71間に前記マジックテープ6
9の繰出し面を確保する案内ガイド72を固着している
。また、一対の支持板71より突出支持させた側板73
の上方後部に、制動用流体シリンダ74を取着し、その
ロッド75の先端に支承された制動ロール76を、前記
案内ガイド72に対して進退自在としている。
前記案内ガイド72の直下には、駆動ロール77が側板
73間にて支承され、前記滑動枠43上に設置された原
動機78の駆動を受動させている。また一方、前記側板
73の下方後部に両ロッド型の流体シリンダ79を取着
し、一方のロッド80の先端に繰出しロール81を支承
し、また、他方のロッド82側に検出器83を設置して
いる。
さらに、この繰出しロール81の直下に案内ロール84
を支承すると共に、この案内ロール84に近接する位置
からベニヤ単板1搬送面に延在する案内レール85を、
前記滑動枠43から斜設している。
「作用」 次に作用を説明する。
まず、原木の辺材部から削出され、巻取シネ可能な不連
続状のベニヤ単板1は、一旦機外へ排出する。
このため、圧下流体シリンダ15のロッド16を伸長さ
せて、架台13を始端プーリ軸14近傍を支点として、
その終端を押し下げ、搬入コンベヤ2をほぼ水平状態と
しながら、滑動枠43を摺動案内体44に沿って、斜下
方へ移動させる。
同時に、加圧流体シリンダ34のロッド35を縮小させ
て、加圧プーリ32を回動させ、巻取り案内べシト37
をほぼ水平状態にすると共に、搬出コンベヤ昇降用流体
シリンダ20のロッド21を伸長させて、機枠22を押
し下げることによシ、搬出コンベヤ26を下降させ、搬
入コンベヤ2と同一高さにする。
また、滑動枠43を摺動案内体44に沿って、滑動枠昇
降流体シリンダ41の作動により、斜上方へ移動させて
押圧ロール49を搬送面上方へ退避させる。
この状態下、不連続、且つ巻取り不可能なベニヤ単板1
は、搬入コンベヤ2上を搬送され、押圧ロール49、巻
取シリール5の下方を通過し、巻取シ案内ベルト37、
搬出コンベヤ26によって、機外へ搬出される。
次いで、原木から連続状のベニヤ単板1を切削するに際
し、一旦各駆動を停止し、架台13、巻取り案内ベルト
37、搬出コンベヤ26、滑動枠43を、巻取シ状態に
復帰させる。
即ち、架台13を始端プーリ軸14を支点として、抑圧
流体シリンダ15によってその終端部分を上方へ揺動し
、サイドドライブロール4の外周上面を、巻取りリール
5の外周下面へ押圧すると共に、滑動棒昇降流体シリン
グ41のロッド42を縮小させて、抑圧ロール4つを巻
取りリール5の側面へ付勢する。
また、加圧流体シリンダ34によって加圧プーリ32を
、巻取シリール5の外周側面へ付勢し、巻取9案内ベル
ト37を巻取りリール5の外周側面下方に沿って張架す
る。さらに、搬出コンベヤ26を搬出コンベヤ昇降用流
体シリンダ20の作動によって上昇させ、加圧ロール2
7を巻取りリール5の側面と適宜間隔を置いて対設させ
る。
この時、加圧体抑圧用流体シリンダ58によって加圧体
62を巻取シリール5の側面へ付勢させ、巻取シ案内部
材64を巻取シリール5の外周上面に沿って張架する。
次いで、切削速度と搬送速度を同調させて、連続状のベ
ニヤ単板1を搬入コンベヤ2によって巻取シリール5へ
供給し、その先端部分を巻取り案内ベルト37、巻取り
案内部材64に沿って巻取りリール5の外周面に巻付け
る。巻取り途上、巻玉6径の増大に伴う圧下刃は、押圧
流体シリンダ15の加圧力に打勝ち、巻玉6径の増大分
、架台13を順次下方へ揺動させる。
この巻玉6径の増大に伴い、当初、巻取りIJ−ル5の
側面中央付近を付勢していた加圧プーリ32は、巻玉6
に押されて前方へ揺動し、さらに、架台13の下方への
揺動によシ、巻取シ案内ベルト37の巻玉6囲巻範囲も
、下方へ順次移動することになる。
また一方、巻取りリール5の側面中央付近と適宜間隔を
置いて対設していた加圧ロール27は、巻玉6が適宜径
、例えば190ffll〜200闘になると巻玉6に押
され、その後、順次前方へ揺動される0架台13が下方
へ、加圧ロール27が前方へ揺動すれば、加圧ロール2
7とベニヤ単板導入部材29が拡開するのであるが、巻
玉6の外周側面下方は、下部巻取りドラム28から順次
巻戻されるベニヤ単板導入部材29によって囲巻される
ことになる。
この場合、加圧ロール27の巻玉6に対する付勢位置の
変化量を僅小にし、且つベニヤ単板導入部材29の巻玉
6の囲巻範囲を順次下方へ拡大するように、案内体30
、下部巻取りドラム28の位置が設定されているため、
ベニヤ単板1は巻取り案内ベルト37とベニヤ単板導入
部材2つの連係作用によシ、巻玉6のベニヤ単板1搬出
側側面の中央付近まで導入されることになる。
さらに、当初、巻取シリール5のベニヤ単板1搬入側側
面の中央付近を付勢していた押圧ロール49は、摺動案
内体伺に沿って下方へ移動され、また、ベニヤ単板1搬
出側側面の中央付近を付勢していた加圧体62は、巻玉
6に押されて前方へ揺動されることになる。
抑圧ロール49が斜下方へ移動され、また加圧体62が
前方へ揺動されるに伴い、巻取シ案内部材64は巻玉6
外周に沿って、上部巻取シトラム63から順次巻戻され
る。この場合、加圧体62に対する付勢位置の変化量を
僅小にし、且つ押圧ロール49が巻玉6を付勢しながら
、架台13の揺動に伴い、斜下方へ移動するように設定
されているため、巻取シ案内部材64は巻玉6のベニヤ
単板1搬出側側面の中央付近から外周上面を経て、ベニ
ヤ単板1導入口付近までを、常時、囲巻することになる
従って、巻取りリール5に巻かれた巻玉6が、最小径か
ら任意径に至るまで、搬入コンベヤ2上を搬送されてき
たベニヤ単板1は、巻取シ案内ベルト37とベニヤ単板
導入部材29との連係作用、並びに巻取り案内部材64
によって、その外周に倣って順次巻取られることになる
しかして、巻玉6の巻取り終了間際、搬入コンベヤ2上
のベニヤ単板1の不存在を確認、或いはベニヤレースか
らの指令によって、連続状のベニヤ単板1の終端を検知
し、この時、増大した巻玉6との間隔を一定に維持して
対設されている滑動枠43のテープリール67から、マ
ジックテープ69を繰出すべく両ロッド型の流体シリン
ダ79の一方のロッド80を伸長させる。
ロッド80の伸長に伴い、繰出しロール81は原動機7
8によって駆動されている駆動ロール77に押し当てら
れ、第6図に示すように、マジックテープ69をテープ
リール67から繰出し、案内レール85を介して、巻取
シ終了間際の巻玉6へ、ベニヤ単板1の終端と共に゛サ
イドドライブロール4上で巻キ込ませる。
マジックテープ69の繰出し途上、次位のマジックテー
プ69との連係面68が繰出し口〜ル81と駆動ロール
77間に至シ、その厚みによって他方のロッド82が突
出し、これを検出器83によって検出する時、第7図に
示すように、繰出しロール81を駆動ロール77面から
離反させ、同時に、制動用流体シリンダ74の作動によ
り、制動ロール76を案内ガイド72へ押し当てる。
従って、次位のマジックテープロ9は、制動ロール76
によってテープリール67からの繰出しが制止され、一
方、前位のマジックテープ69は巻玉6の巻取りに伴っ
て引張られ、その終端と始端の連係面68は分離される
分離された前位のマジックテープ69は、巻玉6の外周
に沿って巻き付けられ、第8図に示すように、始端から
任意長さの一面と終端間際の他面に付着された各接着面
70が相対することになシ、巻玉6の自重によって押し
当てられ、巻玉6を係止するものである。またこれに同
期して、サイドドライブロール4を停止させ、巻玉6を
停止させる0巻玉6の係止後、加圧体押圧用流体シリン
ダ58のロッド59を縮小させ、連係アーム61を第2
図時計方向へ回動させ、また、揺動枠回動用流体シリン
ダ53のロッド54を縮小させ、スプロケット軸50を
支点として、揺動枠52を時計方向へ回動させることに
よシ、巻玉6上面から巻取シ案内部材64を開放させる
以後、マジックテープ69によって係止された巻玉6は
、昇降装置7を介して、リール支柱8内を昇降フック(
図示せず)で吊如上げ、巻玉ストックエリヤ9の移送レ
ール10上へ移送される。
しかして、巻取シリール5並びに巻玉6は、巻取シ案内
ベルト37とベニヤ単板導入部材29の連係作用によっ
て、ベニヤ単板1搬出側側面を囲巻され、且つ巻取り案
内部材64によってその外周上面から、ベニヤ単板1導
入口付近まで囲巻されるので、搬送されるベニヤ単板1
は拳取りリール5に自動的に導入され、巻取られるもの
である。
「効果」 以上の如く本発明によれば、連続状のベニヤ単板の巻取
シ途上、テープリールを増大する巻玉の表面との間隔を
一定に維持して対設すると共に、巻玉の巻取り終了間際
に、テープリールから繰出されたマジックテープを、案
内レールに沿っテ巻取シ位置に近接するベニヤ単板搬送
面上へ移乗させ、その先端を巻玉に巻き込ませた後、制
動ロールをテープリールの繰出し面へ押し当て、相互に
連係されたマジックテープを分離し、巻玉に巻き付けら
れたマジックテープの各接着面を巻玉の自重によって押
し当てるので、巻玉へのマジックテープの繰出し並びに
各マジックテープの分離を至近距離から、短時間、且つ
自動的に行なうことができ、前記記載した従来方法の諸
欠点を一掃し得る0 また、分離されたマジックテープは巻玉に巻き付けられ
てから、その接着面によって巻玉を確実に係止でき、巻
戻し場所までの移送途上、その端部からの巻戻りは回避
される。
さらに、巻戻し場所において、巻玉の係止を解いたマジ
ックテープを都度回収し、これらを連係面によって連続
状としながら、空のテープリールに巻き付けることによ
って、マジックテープを再使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す平面図、第2図は
第1図のA−A線矢視図、第3図は第1図のB−B線矢
視図、第4図は第1図の一部切欠き側面図、第5図は第
1図のC−C線矢視図、第6図乃至第8図は作動説明図
、第9図は従来装置の側面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連続状のベニヤ単板の巻取り途上、テープリールを
    増大する巻玉の表面との間隔を一定に維持して対設する
    と共に、巻玉の巻取り終了間際に、テープリールから繰
    出されたマジックテープを、案内レールに沿って巻取り
    位置に近接するベニヤ単板搬送面上へ移乗させ、その先
    端を巻玉に巻き込ませた後、制動ロールをテープリール
    の繰出し面へ押し当て、相互に連係されたマジックテー
    プを分離し、巻玉に巻き付けられたマジックテープの各
    接着面を巻玉の自重によって押し当てることを特徴とす
    るベニヤ単板の巻玉係止方法。 2、ベニヤ単板搬入側の始端を支点として終端を揺動自
    在とした架台上に、搬入コンベヤとサイドドライブロー
    ルを並設し、このサイドドライブロールの両側延長位置
    に立設されたリール支柱にリール受を取着し、このリー
    ル受に前記サイドドライブロールと圧接回転する巻取り
    リールを支承し、一方前記巻取りリールのベニヤ単板搬
    入側に、前記巻取りリールと平行に横架され、且つ巻玉
    径の増加に対応して移動し得る滑動枠を横架し、この滑
    動枠には、マジックテープが巻装されて成るテープリー
    ルと、このテープリールからベニヤ単板搬送面に延在す
    る案内レールが配置され、さらに前記テープリールの繰
    出し面に進退自在となる制動ロールを配設したことを特
    徴とするベニヤ単板の巻玉係止装置。
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