JPS61295952A - ベニヤ単板の巻取り装置 - Google Patents

ベニヤ単板の巻取り装置

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JPS61295952A
JPS61295952A JP13632585A JP13632585A JPS61295952A JP S61295952 A JPS61295952 A JP S61295952A JP 13632585 A JP13632585 A JP 13632585A JP 13632585 A JP13632585 A JP 13632585A JP S61295952 A JPS61295952 A JP S61295952A
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JP
Japan
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veneer
reel
stand
winding
take
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Application number
JP13632585A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Kuno
久野 俊宏
Seiji Arakawa
荒川 誠二
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Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ベニヤレースによって切削されるベニヤ単板
を、巻取りリールに効率的に巻取る装置に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来よシ、第6図に示すように、ベニヤレースで切削さ
れたベニヤ単板1は、搬入コンベヤ2上を搬送され、そ
の終端のプーリ3から適宜距離だけ離隔して設置された
サイドドライブロール4と圧接回転する巻取り リール
5によって巻取られ、巻取りを完了した巻玉6は、昇降
装置7を介してリール支柱8内を上昇し、巻玉ストック
エリヤ9ノ移送レール10へ移送される。次いで、リー
ルストックエリヤ11の返送レール12から次位の巻取
シリール5を、サイドドライブロール4上まで下降させ
て、新たな巻取シを開始している。
通常、原木13を切削して得られるベニヤ単板lの領域
は、第7図に示す如く、その最外側の肩部分と最内側の
チャック把持部分を除いた個所であり、この領域は、原
木13の等級、樹種等によっても相異するが、1本の原
木13においては、合板の表裏板となる比較的薄く切削
される原板用のベニヤ単板工と、中板となる比較的厚く
切削される中板用のベニヤ単板1に大別される。
これらの領域を最外側から分別すると、第7図に基づき
、14は肩部分、I5は辺材層の脆弱部分、16は中板
用ベニヤ単板部分、17は原板用ベニヤ単板部分、18
は中板用ベニヤ単板部分、19は芯材層の脆弱部分、2
0はチャック把持部分となる。
従って、1本の原木13を切削し始めた場合、肩部分1
4、辺材層の脆弱部分15を経て、中板用ベニヤ単板部
分16に至ると、切削される中板用のベニヤ単板1は、
巻取シリール5に巻取られるのであるが、原板用ベニヤ
単板部分17に移行する時点で、一旦その巻取シを中断
し、中板用のベニヤ単板1の巻玉6を巻玉ストックエリ
ヤ9の移送レール10まで移送すると共に、す〜ルスト
ソクエリャ11の返送レール12から、新たな巻取りリ
ール5を下降させ、原板用のベニヤ単板1を巻取ること
になる。
さらに、内層の中板用ベニヤ単板部分18に至れば、再
び巻取シリール5を交換する必要が生じる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかして、ベニヤ単板1の厚みが相異すれば、後段のベ
ニヤドライヤにおける乾燥時間が異なるので、両者を同
一の巻取りリール5に巻取ることはできず、1本の原木
13において、巻玉6が任意径に至らないにも拘らず、
3本の巻取りリール5が必要となシ、その都度、巻玉6
を巻玉ストックエリヤ11から巻取ンリール5を下降さ
せなければならない。
[問題点を解決するだめの手段」 本発明は斜上に鑑み、ベニヤ単板搬入側の始端を支点と
して終端を揺動自在とした架台上に、搬入コンベヤとサ
イドドライブロールを並設し、このサイドドライブロー
ルの両側延長位置に立設されたリール支柱にリール受を
取着し、このリール受に前記サイドドライブロールと圧
接回転する巻取りリールを支承し、さらに、前記リール
受近傍からベニヤ単板搬出側へ任意距離だけ離隔した位
置に、前記リール受と待機位置との間を揺動自在とした
一対の待機腕を枢支すると共に、この待機腕の先端に、
前記巻取、ID リールの軸部に係合する待機フックを
取着し、同一厚みのベニヤ単板の巻玉が任意径に至るま
で、一旦待機させながら巻取るものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例を添付図面に基づき説明する。尚
、従来装置において既に説明した部分には、同一符号を
付し、その説明を省略する。
前記搬入コンベヤ2とサイドドライブロール4は、架台
21上に設置され、この架台21は始端プーリ軸22近
傍を支点として、終端を自由端とし、また前記一対のリ
ール支柱8に逆向きに枢支された押圧流体シリンダ23
のロッド24には、チェノ25の一端が係止され、その
他端を前記自由端に接続して、架台21を揺動自在に懸
吊支持している。
このリール支柱8には、前記抑圧流体シリンダ23の圧
下刃よシ大とした圧下流体シリンダ26が枢支され、そ
のロッド27を前記架台21の終端に接離自在としてい
る。一対のリール支柱8のベニヤ単板1搬出方向へ、そ
の下端から突出した梁28に垂直梁29を支持させ、こ
の垂直梁29の上端に搬出コンベヤ昇降用流体シリンダ
30を枢支すると共に、ロッド31の先端をサイドドラ
イブロール4と平行に横架された機枠32の両端に各々
取着している。
この機枠32には、一定間隔を置いてスプリング33が
巻装されてなる支持枠34を立設し、この支持枠34の
上端には、ベニヤ単板1の搬出側への傾斜状態を、スト
ッパ35によって調整された搬出コンベヤ36が枢支さ
れ、また、この搬出コンベヤ36の先端に加圧ロール3
7を遊嵌している。
前記架台21の終端下方には、搬送方向に直交して複数
個の下部巻取りドラム38を一定間隔を置いて懸吊し、
この下部巻取りドラム38にその一端を係止したベニヤ
単板導入部材39の他端を、架台21の終端上方に支承
された案内体40を介して、前記加圧ロール37に係止
している。
また、前記架台21の終端上部に任意間隔を置いてプラ
ケット41を突出配置し、各ブラケット41には、先端
に加圧プーリ42が遊嵌された加圧アーム43を枢支す
ると共に、架台21の終端側部に枢支さレタ加圧流体シ
リンダ440ロッド45に、前記加圧アーム43にその
一端が枢支された連結アーム46を接続している。
次いで、前記サイドドライブロール4と加圧プーリ42
間に、搬入コンベヤ2と同速度で同方向に回動し、巻取
りリール5のベニヤ単板1搬出側の下方を囲巻する巻取
シ案内ベルト47を、テンシミ/ブー 948を介して
複数条無端懸回する。
前記架台21のベニヤ単板1搬入方向の両側には、巻取
りリール4に対して進退自在とした摺動体49を遊嵌す
る案内具50が配置され、この摺動体49に滑動枠外降
流体シリンダ51を枢支すると共に、各ロッド52の先
端に滑動枠53の両端を、前記巻取りリール4と平行に
支持する。
一方、前記一対のリール支柱80両側に斜設された摺動
案内体54に、前記滑動枠53の両端を嵌挿すると共に
、前記滑動枠53に固着された中空体55へ、前記摺動
体49に枢支された軸56を嵌挿し、滑動枠53の昇降
規制をしている。
まだ、前記滑動枠53の上部には、ストッパ57によっ
て揺動量が規制された押圧アーム58を枢支し、その先
端に巻取りリール5のベニヤ単板l搬入側側面を付勢す
る押圧ロール59を遊嵌する。
前記一対のり〜ル支柱8のベニヤ単板1搬入方向の両側
に支承されたスプロケット軸60を支点とし、揺動アー
ム61を介して揺動枠62を横架枢支すると共に、リー
ル支柱8に取着された揺動枠回動用流体/I)ンダ63
の、ロッド64の先端を、前記スズロク諏ト軸60に嵌
着された鎖車65と、リール支柱8の下方の鎖車66間
に懸回されたチェノ67に取着している。
前記揺動枠62には、任意間隔を置いて複数個の加圧体
抑圧用流体シリンダ68が枢支され、そのロッド69に
揺動枠62から突出するリンク70に枢支された連係ア
ーム7Iを取着し、この連係アーム71の先端には、巻
取りリール5のベニヤ単板1搬出側側面を付勢する加圧
体72を遊嵌している。これに近接して、揺動枠62に
は、テンション部材を内蔵する上部巻取りドラム73が
複数個軸支され、この上部巻取りドラム73に巻取り案
内部材74の一端を係止し、またその他端を前記押圧ロ
ール59に係止し、巻取りリール5の外周上面を囲巻さ
せている。
前記リール支柱8の内側には、巻取りリール5を支承す
るリール受75を固着し、このリール受75の近傍に配
置された傾斜台76と、前記返送レール12間に、ベニ
ヤ単板1搬入方向の両側へ返送架77を架設して、前記
リールストックエリヤ11から空の巻取シリール5を、
昇降自在な返送用フック78によって供給している。
また、前記一対のリール支柱8から、ベニヤ単板1搬出
側へ任意距離だけ離隔した両側に、軸受79に支承され
た揺動軸80にその基端が嵌着された待機腕81を一対
配置し、この待機腕81に待機腕流体シリンダ82のロ
ッド83を枢支し、前記リール受75と待機位置84と
の間を、ストッパ85にて揺動角を制御しながら、揺動
自在とする。
さらに、この一対の待機腕81の先端に、前記巻取fi
 リール5の軸部に係合する待機フック86を取着して
いる。
次に作用を説明する。
まず、1本の原木13を切削するに際し、第8図のベニ
ヤ単板1の取得領域に示す如く、原木13の層部分I4
、辺材層の脆弱部分15は、合板として使用しないので
、これらを機外へ排出する。
このため、圧下流体シリンダ26のロッド27を伸長さ
せて、架台21を始端ブーり軸22近傍を支点として、
その終端を押し下げ、搬入コンベヤ2をほぼ水平状態と
しながら、滑動枠53を摺動案内体54に沿って、斜下
方へ移動させる。
同時に、加圧流体シリンダ44のロッド・15を縮小さ
せて、加圧プーリ42を回動させ、巻取り案内ベルト4
7をQlぼ水平状態にすると共に、搬出コンベヤ昇降用
流体シリンダ30のロッド31を伸長させて、機枠32
を押し下げることにより、搬出コンベヤ36を下降させ
、搬入コンベヤ2と同一高さにする。
また、滑動枠53を摺動案内体54に沿って、滑動枠外
降流体シリンダ51の作動によシ、斜上方へ移動させて
抑圧ロール59を搬送面上方へ退避させる。
この状態下、原木13から切削された層部分13、辺材
層の脆弱部分15の小幅状のベニヤ単板1は、搬入コン
ベヤ2上を搬送され、抑圧ロール59、巻取りリール5
の下方を通過し、巻取シ案内ベルト47、搬出コンベヤ
36によって、機外へ搬出される。
次いで、原木13から外層の中板用ベニヤ単板部分16
を、比較的厚く切削するに際し、一旦各駆動を停止し、
架台21、巻取シ案内ベルト47、搬出コンベヤ36、
滑動枠53を、巻取り状態に復帰させる。
即ち、架台21を始端ブーり軸22を支点として、抑圧
流体シリンダ23によってその終端部分を上方へ揺動し
、サイドドライブロール4の外周上面を、巻取シリール
5の外周下面へ押圧すると共に、滑動枠昇降流体シリン
ダ51のロッド52を縮小させて、押圧ロール59を巻
取シリール5の側面へ付勢する。
また、加圧流体シリンダ44によって加圧プーリ42を
、巻取りリール5の外周側面へ付勢し、巻取シ案内ベル
ト47を巻取シリール5の外周側面下方に沿って張架す
る。さらに、搬出コンベヤ36を搬出コンベヤ昇降用流
体シリンダ30の作動によって上昇させ、加圧ロール3
7を巻取りリール5の側面と適宜間隔を置いて対設させ
る。この時、加圧体押圧用流体シリンダ68によって加
圧体72を巻取)リール5の側面へ付勢させ、巻取シ案
内部材74を巻取シリール5の外周上面に沿って張架す
る。
次いで、切削速度と搬送速度を同調させて、中板用のベ
ニヤ単板1を搬入コンベヤ2によって巻取シリール5へ
供給し、その先端部分を巻取シ案内ベルト47、巻取9
案内部材74に沿って巻取りリール5の外周面に巻付け
る。巻取シ途上、巻玉6径の増大に伴う圧下刃は、押圧
流体シリンダ23の加圧力に打勝ち、巻玉6径の増大分
、架台21を順次下方へ揺動させる。
この巻玉6径の増大に伴い、当初、巻取、D IJ −
ル5の側面中央付近を付勢していた加圧プーリ42は、
巻玉6に押されて前方へ揺動し、さらに、架台21の下
方への揺動によシ、巻取り案内ベルト47の巻玉6囲巻
範囲も、下方へ順次移動することになる。また一方、巻
取り リール5の側面中央付近と適宜間隔を置いて対設
していた加圧ロール37は、巻玉6が適宜径、例えば1
90羽〜200朋になると巻玉6に押され、その後、順
次前方へ揺動される。
架台21が下方へ、加圧ロール37が前方へ揺動すれば
、加圧ロール37とベニヤ単板導入部材39が拡開する
のであるが、巻玉6の外周側面下方は、下部巻取りドラ
ム38から順次巻戻されるベニヤ単板導入部材39によ
って囲巻されることになる。この場合、加圧ロール37
の巻玉6に対する付勢位置の変化量を僅小にし、且つベ
ニヤ単板導入部材39の巻玉6の囲巻範囲を順次下方へ
拡大するように、案内体40、下部巻取りドラム38の
位置が設定されているだめ、ベニヤ単板1は巻取り案内
ベルト47とベニヤ単板導入部材39の連係作用により
、巻玉6のベニヤ単板1搬出側側面の中央付近まで導入
されることになる。
さらに、当初、巻取りリール5のベニヤ単板1搬入側側
面の中央付近を付勢していた押圧ロール59は、摺動案
内体54に沿って下方へ移動され、また、ベニヤ単板1
搬出側側面の中央付近を付勢していた加圧体72は、巻
玉6に押されて前方へ揺動されることになる。
押圧ロール59が斜下方へ移動され、また加圧体72が
前方へ揺動されるに伴い、巻取シ案内部材74は巻玉6
外周に沿って、上部巻取シトラム73から順次巻戻され
る。この場合、加圧体72に対する付勢位置の変化量を
僅小にし、且つ押圧ロール59が巻玉6を付勢しながら
、架台21の揺動に伴い、斜下方へ移動するように設定
されているため、巻取シ案内部材74は巻玉6のベニヤ
単板1搬出側側面の中央付近から外周上面を経て、ベニ
ヤ単板1導入口付近までを、常時、囲巻することになる
従って、巻取りリール5に巻かれる巻玉6が、最小径か
ら任意径に至るまで、搬入コンベヤ2上を搬送されてき
たベニヤ単板1ば、巻取シ案内ベルト47とベニヤ単板
導入部材39との連係作用、並びに巻取シ案内部材74
によって、その外周に倣って順次巻取られることになる
しかして、ベニヤ単板1の取得部分が、第7図中断する
と共に、巻取シ作業も停止させる。次いで、加圧体押圧
用流体シリンダ68のロッド69を縮小させ、連係アー
ム71を第3図時計方向へ回動させ、また、揺動枠回動
用流体シリンダ63のロンド64を縮小させ、スズロケ
ット軸60を支点として、揺動枠62を時計方向へ回動
させることKよシ、巻玉6上面から巻取り案内部材74
を開放させる。
この時、中板用のベニヤ単板1の巻玉6が任意径であれ
ば、昇降装置7を介して、リール支柱8内を昇降フック
(図示せず)で吊)上げ、巻玉ストックエリヤ9の下段
の移送レール10上へ移送する。
まだ逆に、中板用のベニヤ単板1の巻玉6が任意径に至
らない状態であれば、架台21の終端を押し下げると共
に、加圧プーリ42、機枠32を下降させて、巻取シ案
内ベルト47並びに搬出コンベヤ36を搬出作業に支障
とならない位置へ開放させる。
次いで、待機脱流体シリンダ82のロッド83を縮小さ
せると、ストッパ85に規制されて退避している待機腕
81は、待機位置84に向かって揺動を開始する。この
開始直後、リール受75近傍に退避していた待機フック
86が、巻取りリール5の各軸部に係合し、巻取シリー
ル5を支持しながら、待機位置84まで揺動搬送し、ス
トッパ85によって待機腕8Iは揺動停止される。
その後、リール受75上には、返送架77から返送用フ
ック78によって新だな巻取りリール5が支承され、架
台21、巻取シ案内ベルト47、搬出コンベヤ36、滑
動枠53を、前記記載の巻取り状態に復帰させ、原板用
ベニヤ単板部分17から比較的薄く切削された原板用の
ベニヤ単板1を、新たな巻取りリール5に巻取るもので
ある。
巻取シ途上、第7図に示すように、原板用ベニヤ単板部
分17から内層の中板用ベニヤ単板部分18に移行する
時、その切削を一時中断すると共に、巻取シ作業も停止
し、前記記載の如く、その上面から巻取り案内部材74
を開放させた巻玉6を、巻玉ストックエリヤ9の上段の
移送レール10へ移送する。この間、架台21、巻取少
案内ベルト47、搬出コンベヤ36を、搬入作業に支障
とならない位置へ開放させる。
次いで、待機脱流体シリンダ82のロッド83を伸長さ
せると、待機位置84において巻取りリール5の各軸部
を係合支持している待機フック86は、待機腕81の揺
動に伴い、巻取り位置まで揺動搬送され、待機腕81が
ストッパ85によって規制される直前に、巻取51J−
ル5の両端転子部をリール受75に支承させる。
その後、この巻取シ途上の巻玉6の外周面へ、サイドド
ライブロール4、巻取り案内ベルト47、巻取り案内部
材74等を囲巻させ、内層の中板用ベニヤ単板部分18
から比較的厚く切削された中板用のベニヤ単板1を、こ
の巻取り途上の巻玉6へ再び巻取らせるものである。
以後、この巻玉6が任意径に至るまで上記作業を繰シ返
し、任意径に至れば昇降装置7を介して、巻玉ストック
エリヤ9の下段の移送レール10へ移送するものである
しかして、巻取りリール5並びに巻玉6は、巻取シ案内
ベルト47とベニヤ単板導入部材39の連係作用によっ
て、ベニヤ単板工搬出側側面を囲巻され、且つ巻取シ案
内部材74によって、その外周上面からベニヤ単板1導
入口付近まで囲巻されるので、搬送されるベニヤ単板1
は、巻取り I、1−ル5に自動的に導入され、任意径
に至るまで巻取られるものである。
「効果」 以上の如く、本発明によれば、ベニヤ単板搬入側の始端
を支点として終端を揺動自在とした架台上に、搬入コン
ベヤとサイドドライブロールを並設し、このサイドドラ
イブロールの両側延長位置に立設されたリール支柱にリ
ール受を取着し、このリール受に前記サイドドライブロ
ールと圧接回転する巻取シリールを支承し、さらに、前
記リール受近傍からベニヤ単板搬出側へ任意距離だけ離
隔した位置に、前記リール受と待機位置との間を揺動自
在とした一対の待機腕を枢支すると共に、この待機腕の
先端に、前記巻取りリールの軸部に係合する待機フック
を取着°しているので、同一厚みのベニヤ単板の巻玉が
任意径に至るまで、待機位置へ一旦待機させながら巻取
ることができる。
従って、1本の巻取り リールにおける巻玉率が上昇し
、これに伴い、巻取り ’J−ル交換の時間短縮が図れ
、作業性を向上できる。
さらに、ベニヤドライヤへのベニヤ単板巻戻17時、従
来においては、任意径に至らない巻玉の巻戻し量が少な
く、巻戻し後の空の巻取りリールと、次に巻戻すべき巻
玉との交換回数が増えるので、この間、ベニヤドライヤ
へのベニヤ単板の充填率が低下していたが、本発明によ
れば、各巻玉は任意径となっているので、充填率の低下
を回避できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す平面図、第2図は
第1図のA−A線矢視図、第3図は第1図のB−B線矢
視図、第4図は第1図のC−C線矢視図、第5図は第1
図の一部切欠き側面図、第6図は従来装置、第7図は原
木のベニヤ単板取得領域の分布図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベニヤ単板搬入側の始端を支点として終端を揺動自在と
    した架台上に、搬入コンベヤとサイドドライブロールを
    並設し、このサイドドライブロールの両側延長位置に立
    設されたリール支柱にリール受を取着し、このリール受
    に前記サイドドライブロールと圧接回転する巻取りリー
    ルを支承し、さらに、前記リール受近傍からベニヤ単板
    搬出側へ任意距離だけ離隔した位置に、前記リール受と
    待機位置との間を揺動自在とした一対の待機腕を枢支す
    ると共に、この待機腕の先端に、前記巻取りリールの軸
    部に係合する待機フックを取着したことを特徴とするベ
    ニヤ単板の巻取り装置。
JP13632585A 1985-06-21 1985-06-21 ベニヤ単板の巻取り装置 Pending JPS61295952A (ja)

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