JPS6067103A - ベニヤ単板の巻取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はべ立ヤレースで切削され、搬入コンベヤで移送
されてくるベニヤ単板の先端縁を巻取りリールあるいは
巻玉へ自動的Ｖこ導入し、かつその外周に沿って巻イ」
け、順次巻取り出来る様にしたベニヤ単板の巻取り装置
に関するものである。

従来よりこの種作業は第１図に示す様に、ベニヤレース
、ベニヤ単板搬入コンベヤｌおよびサイドドライブロー
ル２を一旦停止させ、人手でベニヤ単板Ｓの先端縁を巻
取りリール８の外周表面に巻付け、巻付は後切削が再開
され、順次巻取りを行う方法が採用されていた。

しかしながら、ベニヤ単板Ｓは繊維方向と直角に搬送さ
れ、かつ多数の割れが存在するために裂断され易く、巻
取υ中にベニヤ単板Ｓが裂断されルトベニャレース、搬
入コンベヤｌおよびサイドドライブロール２を一旦停−
止させ、後続するベニヤ単板Ｓの先端縁を再び人手で外
周表面に巻付けねばならず、都度人手を要し、しかも作
業能率の低トが著しかった。

また主として原木切削の初期および終期に削出される小
ｌ］ベニヤ単板Ｓには切削時の裏割れに起因１〜てカー
ルが発生しており、これを人手によって都度矯正しなが
ら従来装置へ巻取らせることは作業能率を低下おせるば
かりか、この作業に時間を要し、実質的に切削速度に対
応した巻取！ｌｌを行うことは不可能であった。

従ってこの種、小ｒｌ］ベニヤ単板Ｓに２いては巻取り
を行うことなく、一旦機外へ排出して保管し次工程へ供
給するのが実情であり、余分な人手と保管場所を要して
いた。

本発明は従来の非能率な手作業と小［ＩＪベニヤ単板の
処理作業を改善するために、巻取りリールのベニヤ単板
搬出側側面下方全囲巻する巻取り案内べｌレトにベニヤ
単板導入部材を連係させることにより、ベニヤ単板の先
端縁を目動的Ｖこ巻取９リーＶまたは巻玉へ導入し、さ
らに巻取シリールのベニヤ単板搬出側側面より外周上面
ｔへてベニヤ単板導入口附近迄全囲巻する巻取り案内部
材によって巻取りリールめるいは巻玉の外周に沿って巻
付け、順次巻取り出来る様に、また機外へ搬出するベニ
ヤ単板は巻取リリールを通過させ、ベニヤ単板搬出コン
ベヤに巻取り案内コンベヤを連係させて迅速に機外へ搬
出出来る様に構成したものである。

以下、本発明の−・実施例′を添付図面に基づき１ずそ
の構成より説明する ール１８の間に、ベニヤ単板Ｓ切削速度と同速度で回動
される複数本のベルト１４を懸回してなる搬入コンベヤ
、１５は前記搬入コンベヤｌｏが載設され、始端部プー
リ軸１６′ｆ：支点として終端が端附近で懸吊するチェ
イン１８の一端が撤続された押圧流体シリンダ、１９は
前記抑圧流体シリンダ１７の押圧力に打勝って架台１５
ｉ’ｌ’方へ付勢する圧［流体シリンダ、２０はその外
周１・面を前記サイドドライブロール１８の外周上面へ
当接させ、従＃Ｊきれてベニヤ単板Ｓ２巻取る４取りリ
一／ｌ／、２１は架台１５の前方適宜位置ｖＣ巻巻取す
−ル２０と平行に横架され、その両端が搬出コンベヤ昇
降流体シリンダ２２へ接続筋れた機枠、２３は前記機枠
２１に立設され、スプリング２４を介して下端附近を支
点として上端が前後に揺動される複数本の支柱、２５は
前記支柱２３の上端にベニヤ単板Ｓ搬出側へ傾斜させて
枢支され、搬入コンベヤｌＯによって移送されてきたベ
ニヤ単板Ｓを機外へ搬出するベニヤ単板搬出コンベヤ、
２６は前記支柱２３に固着されたベニヤ単板搬出コンベ
ヤ２５のスト，パ、２７は前記ベニヤ単板搬出コンベヤ
２５の先端に遊嵌され、巻取りリール２０と適宜間隔で
対設する加圧ロール、２８は架台１５９ドラム２９に一
端を保止し、その他端が案内体３０をへて前記加圧ロー
ル２７へ係止６れたｍ数条のベニヤ単板導入部材、８１
は架台１５上のブラケット８２Ｖこ枢支された揺動アー
ム８３の先端に遊嵌され、かつ連結アーム３４を介して
加圧流体シリンダ３５へ接続し、巻取ジ１）ｔｕ２Ｑの
ベニヤ単板Ｓ搬出側側面を付勢する加圧プーリ、３６は
サイドドライブロール１３と前記加圧プーリ３１との間
に搬入コンベヤ１０と同速度で同方向に回動され、かつ
巻取りリール２０のベニヤ単板Ｓ搬出側側面下方を囲巻
する複数本の巻取り案内ベルト３７が懸回されてなる巻
取９案内コンベヤ、３８は前記巻取り案内ベルト３７を
緊張するテンションフーリ、３９は巻取りリール２０の
ベニヤ単板Ｓ［入側の架台１５の両側に取着された摺動
体案内具、４０は前記摺動体案内具３９に遊嵌され、巻
取りリール２．　ＯＫ対して進退自在とした摺動体、４
１は前記摺動体４０に枢支された一対の滑動枠昇降流体
シリンダ、４２は巻取りリール２０と平行に横架され、
前記滑動枠昇降流体シリンダ４１のロッド４３にその両
端附近で支持ちｎた滑動枠、４４は前記滑動枠４２の両
端部ＶＣ嵌挿され、滑動枠４２を斜方向に摺動規−制す
る摺動案内体、４５は前記滑動枠４２　ｖｃ固眉された
中空体４６へ前記摺動体４０ｖｃ枢支された軸４７を嵌
挿する昇降補助部材、４８は前記滑動枠４２に枢支され
た複数本の押圧アーム４９の先端に遊嵌され、巻取りリ
ール２０のベニヤ単板Ｓ［入側側面金付勢する押圧ロー
ル、５０は滑動枠４２に固着きれた抑圧アーム４９のス
トッパ、５１は巻取りリール２０の上方適宜位置に配置
δれ、巻取りリール２０のベニヤ単板Ｓ搬入側一端のス
デロケッ１−軸５２を支点として他端が回動される揺動
枠、５８はチェイン５４、スデロケソト５５を介して前
記スプロケット軸５２へ連結された揺動枠回動流体シリ
ンダ、５６は前記揺動枠５１の他端に枢支され、加圧体
抑圧流体シリンダ５７の伸縮動により前後に揺動される
複数本の加圧アーム５８の先端に遊嵌され巻取りリール
２０のベニヤ単板Ｓ搬出側側面を付勢する加圧体、５９
は前記揺動枠５１に軸支され、テンション部材を内蔵す
る上部巻取９ドラム６０Ｖこ一端を係止し、での他端が
加圧体５６を介して巻取りリール２０の外周上面を囲巻
し、前記押圧ロール４８に係止ちれた複数条の巻取り案
内部材である。

次に作用を説明する。

まず巻取シに入る前に機外へ搬出するベニＡ！単板Ｓの
処理について述べる。

圧「流体シリンダ１９によって架台１５を下方へ揺動さ
せ、搬入コンベヤ１０をほぼ水平の状態にすると共に、
滑動枠４２を摺動案内体４４に沿って斜下方へ移動させ
る。

次に巻取９案内コンベヤ３６の加圧プーリ８１を加圧流
体シリンダ３５によって回動婆せ、巻取り案内ベルト３
７をほぼ水平の状態にする。

さらにベニヤ単板搬出コンベヤ２５を搬出コンベヤ昇降
流体シリンダ２２によって下降させ、搬入コンベヤ１０
とほぼ同じ高さにする。

また滑動枠昇降流体シリンダ４１によって滑動枠４２を
摺動案内体４４に沿って斜上方へ移動させ、押圧ロール
４８とベルト１４の間隔を広くする。

搬入コンベヤ１０によって移送ちれてくる上向きにカー
ルしたベニヤ単板Ｓは押圧ロール４８および巻取りソー
９２０２通過し、巻取り案内コンベヤ３６およびベニヤ
単板搬出コンベヤ２５によって機外へ搬出婆れる。

機外搬出後、搬入コンベヤｌＯ１巻取９案内コンベヤ３
６は駆動が一旦停止ちれ、その開架−ｆｉ１５、滑動枠
４２、巻取り案内コンベヤ３６、ベニヤ単板搬出コンベ
ヤ２５を下記の如く夫々巻取り状態に復帰させる。

すなわち、滑動枠４２を滑動枠昇降流体シリンダ４１に
よって下降させる。

また架台１５の終端はグーリ軸１６を支点として抑圧流
体シリンダ１７によって上方へ揺動され、す・１トドラ
イブロール１８の外周上面を巻取りリール２０の外周下
面へ押圧すると共に抑圧ロール４８が巻取９リール２０
の側面へ付勢されている。

さらに加圧体５６を加圧体抑圧流体シリンダ５７によっ
て巻取りリール２０の１１１１面へ付勢させ、巻取！７
案内部材５９が巻取９リール２０の外周上面ＶＣ沿つ−
Ｃ張架されている。

一方、加圧グーリ８１が加圧流体シリンダ３５によって
巻取９リール２０の外周側ｊ面へ付勢さｎ巻取り案内ベ
ルト３７を巻取りリール２０の外周側面［方に沿って張
架している。

またベニヤ単板搬出コンベヤ２５は搬出コンベヤ昇降流
体シリンダ２２によって上昇され、加圧ロール２７を巻
取りリール２０の側面と適宜間隔で対設し、かつベニヤ
単板導入部材２８が案内体８０をへて下部巻取９ドラム
２９へ張架されている。

巻取り状態に復帰後、搬入コンベヤＩＯで移送されてき
たベニヤ単板Ｓは巻取りリール２０へ供給され、その先
端縁が巻取りリール２０のベニヤ単板Ｓ搬出側側面下方
を囲巻する巻取り案内ベルト３７によって導入され、か
つ巻取りリール２０のベニヤ単板Ｓ搬出側側面よりその
上面をへてベニヤ単板Ｓ導入口附近迄を囲巻する巻取り
案内部材５９によって巻取りリール２０の外周に沿って
巻付けられる。

巻取り途上、巻玉径の増大すこ伴い、巻玉の圧［カは押
圧流体シリンダ１７の加圧力に打勝つので架台１５を順
次Ｆ方へ揺動ちせる。

葦た巻玉径の増大（ｌこ伴い、最初巻取りリール２０の
側面中央附近を付勢していた加圧グーリ８１は巻玉に押
圧されて前方へ揺動し、さらに架台１５が■方へ揺動さ
れると巻Ｉ４ｙ、９案内コンベヤ８６も下方へ揺動され
るので巻取９案内ベルト３７の巻玉囲巻範囲は下方へ順
次移動することになる。

一方、巻取りリール２０の側面中央附近と適宜間隔で対
設していた加圧ロール２７は巻玉が適宜径、例えば１９
０朋〜２００朋になると巻玉に押圧され、巻玉径の増大
に伴い、順次前方へ揺動される。

架台１５が下方へ、加圧ロール２７が前方へ揺動される
に伴い、ベニヤ単板導入部材２８は下部巻取りドラム２
９から順次巻戻され、巻玉外周側面下方を囲巻する様に
なる。

この場合、加圧ロール２７０巻上付勢位置の灰化Ｊｔを
僅小にし、かつベニヤ単板尋人部材２８の巻玉囲巻範囲
を順次１０方へ拡大する様に案内体３０、［部巻取シト
ラム２９の位置が設定されているため、ベニヤ単板Ｓは
巻取９案内コンベヤ８６とベニヤ単板導入部材２８の連
係作用によって巻玉のベニヤ単板Ｓ［出側側面中央附近
迄導入されることになる： さらに一方、巻玉径の増大に伴う架台１５の揺動Ｉ′降
に伴い、最初巻取りリール２ｏのベニヤ単板Ｓ搬入側側
面中央附近金付勢していた押圧ロール４８は摺動案内体
４４に沿って下方へ移動される。

また加圧体抑圧流体シリンダ５７によって巻取りリール
２ｏのベニヤ単板５ｌｌｉｊ出側側面中央附近を付勢し
ていた加圧体５６は巻玉径の増大に伴い巻玉に押圧され
てＭｉＪ方へ揺動する。

押圧ロール４８が斜下方へ移動され、また加圧体５６が
前方へ揺動纒れるＶこ伴い、巻取り案内部材５９は巻玉
外周に沿ってト部券取りドラム６゜から順次巻戻される
。

この場合、加圧体５６の付勢位置の父化慮τ罐小にし、
かつ押圧ロール４８が巻玉金付労しながら架台１５の揺
動に伴い糾「方へ＃動する様ｖＣ設定されているため、
巻取り案内部材５９は巻玉のベニヤ単板Ｓ搬出１ｌＩＩ
ＩｉＩｌｌｊ面中央附近から外周上面をへてベニヤ単板
８４人口附近迄を常時囲巻することが出来る。

従って最小径、すなわち巻取りリール２ｏ径、例えば１
７　Ｏｆｆから適宜最大径、例えば１０００１１１迄の
任意径においてその先端ｍ’ｉ巻取９案内コンベヤ３６
とベニヤ単板導入部材２８の連係作用によりベニヤ単板
Ｓｒｉ出側側面中央附近迄自動的に導入されたベニヤ単
板Ｓは、さらに巻取り案内部材５９によって外周に沿っ
て円滑確実に巻付けられる。

巻取り完了後、加圧体抑圧流体シリンダ５７の縮小動に
より加圧アーム５８を第４図図示時計方向へ回動させ、
また揺動枠回動流体シリンダ５８の縮小動によりスゲロ
ケット軸５２を支点とじて揺動枠５１會時計方回へ回動
させることにより巻玉上面から囲巻していた巻取Ｖ案内
郡祠５９を開放させ、巻玉ｒストツクエリヤへ叙出し、
架台１５、ベニヤ単板搬出コンベヤ２５．５ａｖｅ内コ
ンベヤ８６は原状に復帰される。

搬出後、巻＊Ｖリール２０’に供給し、揺動枠５１、加
圧体５６が原状に復帰ちれる。

以上の如く本発明によれば、巻取９′リールおよび巻玉
は巻取り案内コンベヤとベニヤ単板導入部材の連係作用
によってベニヤ単板搬出ＩＩ側面を囲巻され、かつ巻取
９案内部相によってその外周上面よりベニヤ単板導入口
附近迄を囲巻されるため高速で搬送されてくるベニヤ単
板はベニヤレースおよび搬入コンベヤを一旦停止させる
ことなく、任意径においてその先端縁を自動的に導入さ
れ、外周に沿って巻付けられる。

従って従来、搬入コンベヤ、サイドドライブロールを一
旦停止させ、人手で巻付けていた手作業は完全に排除さ
れ、また従来装置では一旦機外へ搬出して保管し、次工
程へ供給していた小１１」ベニヤ単板の自動巻取りも可
能となるので作柴能率の向上が図れるばかりでなく、余
分の人手と保営場所を順減出来るー。

さら［−ｇた、ベニヤ単板を巻取ジリールに巻取らず機
外へ搬出する場合、例えば王として荒剥ぎ切削の初期に
削出される合板製造に不過当と判断されるベニヤ単板、
あるいは巻取り農が少いため巻取らず次工程へ供給する
ベニヤ単板等は、搬入コンベヤ、巻取リコンベヤ、ベニ
ヤ単板搬出コンベヤの各搬送面全量−とし、さらに押圧
ロールを上昇させれば迅速に機外へ搬出出来るので、削
出されるベニヤ単板に応じて巻取９若しくは搬出の適確
な処理を期し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置を示す側面図、第２図は本発明装置の
一実施例を示す平面図、第３図は第２図の側面図、第４
図は第２図のＡ−Ａ線破断矢視拡大図、第５図は第２図
のＢ−Ｂ線破断矢視拡大図、第６図は第２図のＣ−Ｃ線
破断矢視拡大図である。 ｌＯ・・・搬入コンベヤ、ｌｌ・・・グーリ、１８・・
・サイドドライブロール、　１４・・・ベルト、１５・
・・架台、　２０・・・巻取リリール、２５・・・ベニ
ヤ単板搬出コンベヤ、２７・・・加圧ローへ２８・・・
ベニヤ単板導入部材、　２９・・・［部巻取９ドラム、
３１・・・加圧プーリ、　８６・・・巻取りコンベヤ、
　８９・・・摺動体案内具、４０・・・摺動体、　４１
・・・滑動枠外降流体シリンダ・４２・・・滑動枠、　
４４・・・摺動案内体、　４８・・・押圧ローＩし、４
９・・・押圧アーム、　５１・・・揺動枠、　５６・・
・加圧体、５８・・・加圧アーム、　５９・・・巻取９
案内部材、６０・・・上部巻取９ドラム。 特許出願人　株式会社太平製作所 見２日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベニヤ単板搬入側の始端附近を支点として終端が上下へ
   揺動される架台上の両端附近に複数個のグーりとサイド
   ドライブロールを対設し、このプーリとサイドドライブ
   ロールの間にベニヤ単板切削速度と同速度で回動される
   複数本のベルトを懸回してなる搬入コンベヤと回動自在
   に支承されその外周下面を前記サイドドライブロールの
   外周上面へ当接させ、従動されてベニヤ単板を巻取る巻
   取りリールとこの巻取９リールのベニヤ単板搬出側に立
   設され、前後へ揺動すると共に上下に昇降する複数本の
   支柱の先端に枢支され、前記搬入コンベヤで移送されて
   きたベニヤ単板を機外へ排出するベニヤ単板搬出コンベ
   ヤと前記ベニヤ単板搬出コンベヤの先端に遊嵌され、巻
   取りリールと適宜間隔で対設する加圧ロールと前記架台
   に軸支されたＦ部巻取９ドラムに一端を係止し、七の他
   端がサイドドライブロールのベニヤ単板搬出側前方をへ
   て前記加圧ロールに係止された複数条のベニヤ単板導入
   部材と前記巻取９リールのベニヤ単板搬入側適宜位置に
   巻取りリールと平イ１に横架ちれ、巻取りリールに対し
   て進退自在とした滑動枠とこの滑動枠を斜方向に摺動規
   制する摺動案内体と前記架台の両側の摺動体案内具Ｖこ
   遊嵌され、巻取りリールに対して進退自在とした摺動体
   とこの摺動体に枢支６れ、ロンド先端を前記滑動枠に接
   続した一対の滑動枠外降流体シリンダと前記滑動枠に枢
   支された複数本の抑圧アームの先端に遊嵌され、巻取り
   リールのベニヤ単板搬入側側面を付勢する押圧ロールと
   巻取りリールの上方適宜位置に配置され、巻取シリ−／
   しのベニヤ単板搬入側の一端を支点として他端が回動さ
   れる揺動枠と前記揺動枠に枢支された複数本の加圧アー
   ムの一端に遊嵌され、巻取りリールのベニヤ単板搬出側
   側面を付勢する加圧体と前記揺勲枠に軸支された」二部
   巻取りドラムに一端金係止し、その他端が前記加圧体ｒ
   介して巻取りリールの外周上面全囲巻し、前記押圧ロー
   ルに係止された複数条の巻＊す案内部材から構成された
   ことを特徴とするベニヤ単板の巻取り装置。