JPS6254627A - セラミツクス製給電材 - Google Patents

セラミツクス製給電材

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JPS6254627A
JPS6254627A JP60193041A JP19304185A JPS6254627A JP S6254627 A JPS6254627 A JP S6254627A JP 60193041 A JP60193041 A JP 60193041A JP 19304185 A JP19304185 A JP 19304185A JP S6254627 A JPS6254627 A JP S6254627A
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JP
Japan
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titanium
power supply
carbide
supply material
material according
Prior art date
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Pending
Application number
JP60193041A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Mannami
和夫 万波
Shotaro Okumiya
奥宮 正太郎
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6254627A publication Critical patent/JPS6254627A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワイヤー放電加工機に使用する給電材(板状
等)に関するものである。
[従来の技術] 従来では、超硬合金もしくは超硬合金にTie。
TiN等を被覆した給電板が使用されている。
[発明の解決しようとする問題点1 従来の給電板は以Eのような構成をしており、ワイヤー
にこすれて痕がつき易く、又、錆が出て来ると云った欠
点があった。 TiC等を被覆した給電板においても、
若干痕がつきにくくはあるが、一度、痕がつくと母地が
超硬合金であり、痕が深くなり易く、かつ錆も発生する
という欠点を有していた。この様に給電板に痕がついた
り、錆がついたり、錆がつくと、ワイヤーとこの給電板
との間に放電が起きてワイヤーが断線し、加工玉不都合
である。特にZrBの様な導電性かつ高硬度セラミック
スを加重すると、これらの高硬度の物質が付着しこの傾
向は顕著である。
[問題を解決するための手段] 本発明は、前述の問題連を解決すべくなされたものであ
り1tff、耗性に優れ、錆びない耐久性のあるセラミ
ックス製給電材を提供するものである。
即ち、さらに具体的に望ましくはジルコニウム及び/又
はチタンの硼化物を主成分とし、特には副成分として、
炭化チタン、窒化チタン。
實窒化チタン、炭化硼素、炭化珪素いずれかを、1種又
は2種以トを含み少なくともその場合!Tf量%(以下
同じ)で1%以り含み、これらの合着が2〜80%から
なるもので特長づけられた導電性かつ高硬度のジルコニ
ウム及び/又はチタニウムの硼化物焼結体で構成された
セラミックス製給電材である。
本発明に用いる主成分としてのZrB2又はT iB7
は粉末としては、酸化ジルコニウム、#化硼素、カーボ
ン又は、酸化チタニウム、酸化硼素、カーボンの混合物
を高温で反応させることにより得られ1本焼結体の一製
造には、できるだけ高純度のものが望ましく、又、粒径
もできるだけ小さい粉末が望ましい、具体的には、純度
39%以上、平均粒径10ILm特にはIIL■以下の
ものである。又、副成分として存在せしめる窒化チタン
、炭化チタニウム、炭窒化チタニウム、yR化硼素、炭
化珪素等については、焼結体としてそのような化合物と
して所定量存在していればよいので、出発材料としてど
のような形態のものとして配合していてもよいが、L記
以外の原料を使用した場合には焼結段階で特別な配慮が
必要となるから、通常配合原料として予め調整しておく
のが良い。
これら、窒化チタニウム、炭化チタニウム。
炭窒化チタニウム、炭化タンタル、炭化硼素、炭化珪素
原料は、できるだけ純度が高い方が望ましく通常89%
以1のものが良い、又、粒径でもできるだけ小さい粉末
が望ましく、通常10IL腸さらに好ましくは、 tI
L−以Fがよい。
原料混合物は通常これらの1種又は2種以上の微粉末を
均一に混合することによって調整するが、粉砕混合を目
的として超微粉砕しても同様である。一般に混合原料の
粒度は10℃膳以下が、より好ましくは平均粒度は10
ル履以下にまで十分に調整しておくことである。これら
の粉砕はSiCポールを用いることが適当である。
本発明焼結体は、これらの混合物を例えば黒鉛型に充填
し、真空中又はアルゴン、ヘリウム、−酸化炭素などの
中性或は還元性の雰囲気下でホットプレスするか、上記
混合物をラバープレス成形してから常圧焼成することな
どにより得ることができる。尚、焼成温度は、1700
〜2200℃、焼成時間は、試料の大きさにもよるが通
常0.5〜5時間が適邑である。
このような焼結体において、本発明のワイヤー放電加工
機用に使用されるに必要な物性はまず錆びないことであ
るが、その他に高硬度であることであり、そのためには
ビッカース硬度において少なくとも2200kg/鵬膳
2以上必要であり望ましくは3000kg/鵬膳2以上
である。また導電性としての適切な電気抵抗値は25℃
のそれとして大体1.OX 10−3〜1.OX 1G
−5種度である。
この焼結体は、ダイヤモンド等による加工や、導電性に
優れている為放電加工により希望形状に加工し、ワイヤ
ーに触れる部分は円滑な表面に研磨して、給電板とする
表面粗さは次のようなものとして表わされるものが適当
である。
即ち、表面粗さ計にて得られた断面曲線から基準長さL
を抜き取り、その部分の最大高さを求める。数ケ所の粗
さの算術平均をもってRwaxとする。栄位はp量で表
わす、基準長さしは表面粗さにより0.25〜8m膳で
ある0本発明給′屯板のワイヤーが触れる部分の研磨程
度はR■ax 2rJ#Lm以下であり、通常好ましく
はl鉢l以下のものである。
本発明焼結体としてのφましい具体的な態様について以
下説明する。
即ち、主成分としてはジルコニウム及び/又はチタニウ
ムの硼化物(ZrH2又はTiB2)であり、望ましい
副成分は窒化チタニウム(Tie)、炭化チタニウム(
Tie) 、 5’R窒化チタニウム(Ti−C−N)
、炭化4m素(BaC)であり、そして最も好ましく必
要なものは炭化珪素(SiC)である。
これらにおいて、通常1成分であるZ rB7又はTi
B、+は少なくとも主成分として20%は必要で、通常
40%以北がよく副成分との関係で選択決定しうる。副
成分は各成分により適切な範囲が異なるが、一般的には
少なくとも1%は通常必要で好ましくは少なくとも2%
以Eであり含量としての望ましい範囲は10〜60%で
ある。以下各々について具体的にさらに説明する。
まず炭化珪素は少なくとも1%は必要であるが、これは
それ以下では高緻密化が難しくなるので目的とする高硬
度が得られにくく、−万象すぎると、硬度の低下、電気
伝導度の低下等好ましくないからで最大15%がよく、
望ましくは3〜lO%である。
窒化チタニウムは、少なくとも3%は必要で、これはそ
れ以下だと高緻密化に特別の技術が必要となり好ましく
なく−1−万象すぎても硬度低下、電気伝導性の低下と
なるからで最大50%望ましくは5〜40%である。
炭化チタニウムは少なくとも3%は必要であるがこれは
、それ以下だと高硬度焼結体が得難いからであり、−万
象すぎても電気抵抗大となり給電が悪くなり好ましくな
い、最大50%であり望ましくは、 5〜40%である
。炭窒化チタニウムは少なくとも3%は必要であるが、
これは、それ如何だと緻密質な焼結体が得られず。
強度硬度が不足する。−・万象すぎると電気抵抗が大き
くなりすぎて好ましくない、最大BO%であり好ましく
は3〜50%である。
炭化硼素は少なくとも5%は必要であるがそれはそれ以
下だとm密質な焼結体が得にくく、高硬度、高強度化が
はかれない為である。−万象すぎると、′電気抵抗が増
し、給電が悪くなり好ましくない、最大60%にとどめ
るべきであり、望ましくは7〜50%である。
[実施例] 実施例1 TiB2粉末(純度39%以上) 、 BaG粉末(純
度合粉砕すべくボットミルを使用しエタノール溶媒中で
SiCポールを用い3日間粉砕した。得られた粉末をエ
バポレーターでアルコールを除き、十分乾燥の後、平均
粒径tL15gmの粉末を得た。この粉末を黒鉛型に充
填し、アルゴン雰囲気下テ350kg/cm’に加工し
ながら1950’Cテ30分間加熱した。得られた焼結
体を放電層−[攻しワイヤー接触面は、研磨加工し、R
層ax 0.2ル鳳とした。これを給電板として使用し
、同質の焼結体をワイヤー放電加工した所、極めて良好
で耐摩耗性に優れワイヤー断線もなく、耐用が箸しく向
上することが分かった0表1に焼結体の特性と給電板と
しての使用状況の結果を示す。
本ワイヤー放電加工機によりブロックから切り出した。
放電加工の条件は、0.2φのシンチュウワイヤーを用
い電圧110V、電流12mA、デユーティ−ファクタ
ーDが0.3で加工した。
実施例2乃至9 実施例1と同様の方杖にょ41椿鈷休を古、面様の加工
を行なった。ワイヤー接触面はいずれもRmax 0.
2〜0.4gmに研磨仕りげを行なった。同様に使用し
たところ良好な結果をもたらした。これらの焼結体の分
析値、物性及び結果をまとめて第1表に示す。
[発明の効果] このようにして得られた本発明のセラミックス製給′市
板は優れた高密度、高硬度、高強度、耐摩耗性、良電気
伝導性を有しており、又錆びない為、給′712板とし
て最適である。特に超硬合金や導電性セラミックスをワ
イヤー放電加重する場合、放゛屯後のワイヤーには、こ
れら高硬度の物質が付着する為、放電後のワイヤーに接
する給電板は、特に消耗が著しく、消耗が進むと、ワイ
ヤーの接触不良により給電板とワイヤーとの間で放電が
生じ、ワイヤー断線がたびたび起こり加工が進まなくな
る。又給電板の消耗も加速度的に進む、さらに錆の発生
についても、同様の不都合が生じるが1本発明セラミッ
クス製給電板はこれらの不都合を同時に解決した優れた
ものである。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性セラミックスからなるワイヤー放電加工機
    用セラミックス製給電材。
  2. (2)ビッカース硬度が2200kg/mm^2以上で
    あるセラミックスからなる特許請求の範囲第1項記載の
    給電材。
  3. (3)電気抵抗が25℃で 1.0×10^−^3〜1
    ×10^−^5であるセラミックスからなる特許請求の
    範囲第2項記載の給電材。
  4. (4)セラミックスがジルコニウム及び/又はチタニウ
    ムの硼化物を主成分とする焼結体である特許請求の範囲
    第1項乃至第3項いずれか記載の給電材。
  5. (5)副成分として炭化珪素を重量%で少なくとも1%
    以上含有する特許請求の範囲第4項記載の給電材。
  6. (6)副成分として炭化チタン、窒化チタン、炭窒化チ
    タン、炭化硼素のいずれか1種以上を重量%で1%以上
    含有する特許請求の範囲第4項又は第5項記載の給電材
  7. (7)副成分の含量が2〜80%である特許請求の範囲
    第5項又は第6項記載の給電材。
  8. (8)副成分の含量が10〜60%である特許請求の範
    囲第7項記載の給電材。
  9. (9)炭化珪素が3〜15重量%である特許請求の範囲
    第7項又は第8項記載の給電材。
  10. (10)炭化チタン又は窒化チタンが3〜50重量%で
    ある特許請求の範囲第7項又は第8項記載の給電材。
  11. (11)炭窒化チタンが3〜60%である特許請求の範
    囲第7項又は第8項記載の給電材。
  12. (12)炭化硼素が5〜60%である特許請求の範囲第
    7項又は第8項記載の給電材。
JP60193041A 1985-09-03 1985-09-03 セラミツクス製給電材 Pending JPS6254627A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03117521A (ja) * 1988-11-28 1991-05-20 Sassovia Werkzeug Mas Fab Gmbh 放電加工機の電極線給電装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57156127A (en) * 1981-03-18 1982-09-27 Mitsubishi Electric Corp Wire cut electric discharge machining device

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