JPS6254474A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

Info

Publication number
JPS6254474A
JPS6254474A JP61101833A JP10183386A JPS6254474A JP S6254474 A JPS6254474 A JP S6254474A JP 61101833 A JP61101833 A JP 61101833A JP 10183386 A JP10183386 A JP 10183386A JP S6254474 A JPS6254474 A JP S6254474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
gate
type
voltage
effect transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61101833A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0262945B2 (ja
Inventor
Goro Sasaki
吾朗 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Publication of JPS6254474A publication Critical patent/JPS6254474A/ja
Publication of JPH0262945B2 publication Critical patent/JPH0262945B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/36Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the concentration or distribution of impurities in the bulk material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/778Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface
    • H01L29/7782Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface with confinement of carriers by at least two heterojunctions, e.g. DHHEMT, quantum well HEMT, DHMODFET
    • H01L29/7783Field effect transistors with two-dimensional charge carrier gas channel, e.g. HEMT ; with two-dimensional charge-carrier layer formed at a heterojunction interface with confinement of carriers by at least two heterojunctions, e.g. DHHEMT, quantum well HEMT, DHMODFET using III-V semiconductor material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (7)産業上の利用分野 この発明は二次元電子層を利用した高移動度の電界効果
トランジスタの改良に関する。より具体的には、Al工
nAs / GaInAs電界効果トランジスタのゲー
ト電極の逆耐圧特性を高める改良に関する。
(イ)従来技術 GaAsを基板とする電界効果トランジスタ(MESF
ET )は既に実績がある。Si基板の上に作られたF
ET (接合型F E T、 MOSFET ) 、l
:りも、電子移動度が速いので、高速論理素子などに最
適である。
しかし、MES FET (Metal Sem1co
nductor f’1eldeffect tran
sistor)は、Siを基板とするFETと本質的な
動作が同一である。電子がキャリヤとなる場合は、チャ
ンネルがn型の半導体となっており、n型不純物から電
子が供給される。
電子が走行するチャンネルにはn型不純物が存在し、こ
れを中和するように電子が等量分布している。不純物原
子による電子の散乱という問題がある。
キャリヤを増そうとすると、これを与える不純物のドー
ピング量も増さなくてはならない。このため不純物によ
るキャリヤの散乱断面積も増加する。
不純物散乱によって電子移動度が制御される、という開
運があったのである。これは、キャリヤである電子と、
これを供給するn型不純物が同一の領域(チャンネル)
に存在するというFETの構造である限り避ける事がで
きない。
GaAsではなく、混晶を使ったMES FET  も
いくつか提案されている。本発明のFETに似た点があ
るので予め説明する。
HIDEO0HNOet am、 ’ Double 
HeterostructureGa0.47In0.
53As MESFETs by MBE ” IEE
E ELECTRONDEVICE LETTER3,
VOL、 EDL−1,N0.3,August198
0 p、154−155 このFETの基板はInPで、これに格子整合するよう
に、AdInAs 、 GaInAs 、、AgInA
s  が順に分子線エピタキシーによって成長しである
。上から順に書くと (a)ケート電1(AAりショットキ接合(b)   
A、5InAs  (600人)(c)  GaInA
s (Ge ドープ 1250人)(d)   A、5
1nAs  (1000人)(e)  InP (基板
、Fドープ、半絶縁性)のようであって、ソース、ドレ
イン電極は、(C)のGaInAsの上にAuGe電極
として形成され、合金処理により、オーミックコンタク
トを得ている。
An0.<s I n0.52AE3を単にAlInA
sと:外き、Ga0.47In0.51Asを単にGa
 I nAsと書く。これは、添字を付すのが面倒なた
めである。0.48や0.久7という値はInP基板と
格子整合するという条件から決まってしまい、バラメー
クではない。従って、略した表記法であっても、組成は
決まっているのである。本明細書に於て、以下も同様で
ある。
(b)のAlInAsはゲートのショットキバリヤの高
さを高めるために入れである。
活性層はGeドープGa I nAsである。ドレンソ
ース電極はこの層にオーミックコンタクトしている。
ショットキバリヤは(b)の存在により、Q、geVに
なったとされている。(b)のないものは、0.2ev
であった。
GaInAsが上下から、AlInAs層によって挾ま
れ ゛ているのでダブルへテロと名づけられている。ま
た、ドレイン・ソース間電圧が5vで、ゲート電圧Ov
の時の、相互コンダクタンスが57m5/myであった
とされる。極めてよい値である。
Sはシーメンスで、オームの逆数である。mh。
(モー)と書く事もある。両者は同一の単位である。m
sはミリシーメンスである。1/1000の単位である
。朋が分母にくるのは、ゲート、ソース、ドレインの幅
と、相互コンダクタンスが比例するC11)で、lym
の幅あたりの相互コンダクタンスで評価する。実際にゲ
ート等の幅が1間あるというわけではない。
このような単位はMOS FET 、 MES FET
の評価のために、広く一般的に使用されている。
このMES FETで(d) AgInAsは、単なる
パ”777層であって、InP基板と活性層Ga I 
nAs  とを遮断しているにすぎない。
Ga I nAsにチャンネルが形成されており、不純
物GeがここシC多数ドープされている。電子は不純物
散乱を受ける。電子移動度は、不純物の存在により制限
される。このような従来のMES EFTと同じ難点が
あった。電子移動度は4000d、/vsec 程度で
ある。
このようなものでなく、不純物のないチャンネルの中を
電子が走行する、という形にすれば、より高速性が得ら
れるはずである。
このような電界効果トランジスタとして、A3GaAs
 / GaAs 選択ドープ構造電界効果トランジスタが作られた。
GaAsはノンドープであり、この上にSiをドーフシ
たA4GaAs層を分子線エピタキシャル法MBHによ
って成長させる。Siはn型不純物で、電子を供出する
。しかし、この電子の一部はAlGaAs層にとどまら
ず、GaAs層に入る。
これは、AlGaAsのバンドギャップの方が、GaA
sのバンドギャップより大きい事と、 AlGaAsよ
りもGaAsの電子親和力(election af’
finity )  が大きい事による。
GaAs層には電子が二次元的に存在する逆転層ができ
る。厚さ方向に分布を持たないので「二次元」という。
高密度に電子が存在するので、二次元電子ガスという事
もある。界面より離れないの+ は、A3GaAs層のSi  イオンからのクーロン力
によって束縛されているためである。
このクーロン力は面に対して、実効的に垂直にしか働か
ないので、電子の二次元運動の妨げにはならない。つま
り、Si+イオンは、電子移動度を下げる要因にはなら
ない。
このように、キャリヤと、キャリヤを与える不純物とを
切り離したFETの構造をModulation −D
oped Field Ef’fect Transi
storとイイMODFETと略記される。
二次元電子ガス(two dimensional e
lectron gas )は単に2DECと略記する
事もある。
特公昭59−58714、及びJapanese Jo
urnal ofApplied Physics 、
 vol、1g 、 L 225頁(1980)には、
このようなMOD FETをいくつか提案している。
(1)  A、/GaAs / GaAs(2)  A
3GaAs / Ge (3)  CdTe / In5b (4)  GaSb / InAs 、(1)は既に述べたものである。(2)〜(4)は新
しい提案である。しかし、未だ成功を収めていない。
AgGaAs / GaAsのMOD FETより新し
く AlIAs/GaInAsのMOD FETが提案
されている。ここでAlXnAs  というのは前記の
GaAsの上のA、5GaAsと同じではない0 GaAsとA、5Asとは格子定数が似ているので、多
くの範囲で格子整する混晶をGaAs基板の上にエピタ
キシャル成長させることができる。
しかし、今回の発明の基礎となるAII nAs/Ga
 I nAsは基板がInPであって、GaAsではな
い。
InPの格子定数と、AlAs 、 GaAs 、 f
nAs  の格子定数とは異なる。InPの上に格子定
数の同じ混晶を成長させるという条件がある。先に述べ
たダブルへテロMES FETの場合と同じようにAI
Q、4g In0.52人S1ている。
A3GaAs /GaAsの場合AgGaAsの混晶比
は特定されない。
しかし、本発明のように、InP基板上にA4InAs
/Ga I nAs  のエピタキシャル成長層を設け
る場合、組成は上記のように一意的に決定される。
:  しかし、簡単のためAl1nAs或はGa I 
nAsと略記する。これは一般的な慣習である。
AlInAs/GaInAsの電界効果トランジスタに
ついては、 C,Y、CHEN et al、%Depletion
 Mode ModulationDoped kl0
.48In0.52As −Ga0.47 In0.5
3As Hetero junctionField 
Ii:f’f’ect Transistors //
IEEE ELECTRON DEVICELETTE
R3、vol、EDL−3、N0.5、June 19
82 p152−155、に提案されている。
層構造を上から書くと (a)  A、5InAs         Q、15
μm    Si  ドープ(b)  A、[InAs
      、  0.00811m   ノンドープ
(C)  GaInAs (活性層)   1.57z
m    ノンドープ(d) Inp    基板 である。(a)の上にドレイン ソース電極がオーミッ
クコンタクトしている。(a)の上に、ショットキー接
合するゲート電極が設けられる。
ゲート電極の長さは5.21tm、ゲート ソース間、
ゲート ドレイン間の距離は2. (5ltmである。
素子の幅は8407zmである。
この場合、ソース ドレイン間の寸法より、幅の方がず
っと大きいので、電極に平行な方向を幅というのは抵抗
がある。しかし、NO5FETでは一般に、ソース・ゲ
ート ドレインと並ぶ方向を長さく length 、
 spacing )  といい、電極に平行な方向を
幅(width )というのが習慣である。
(a)のAlInAsのSiドーピング濃度はI X 
10 c7Rである。
(C)のGatnAs  はノンドープであるが、(a
)のAdInAsから電子が、GaInAsに供出され
る。このkめGaInAsの上面に二次元電子が形成さ
れる。
二次元電子が生ずるのは、 (1)  Ga1nAsの電子親和力がAgInAs 
(r)電子親和力より大きい (ii)  Ga I nAsのバンドギャップより、
AlInAsの、(ンドギャップが大きい などの条件があるからである。
GaInAsに生ずる二次元電子密度はns = 9 
X 1011C7nであったという。相互コンダクタン
スは、800°にで81 m87mm 、 77°K(
液体窒素温度)で69m5/mmであったと報告されて
いる。
二次元電子は、これを供出するためのSiと分離されて
おり、Siによる散乱を受けない。このため、高移動度
を得る事ができる。
トランジスタ動作は、通常のFETと同様である。
ゲート電極に印加する電圧により、チャンネルに空乏層
が生ずる。空乏層の大きさは電圧によって変化する。ゲ
ート電極には負の電圧をかけるが、負の電圧が大きくな
ると空乏層が拡がり、電流は流れにくくなる。
負の電圧が小さくなると、空乏層も小さくなり、電流は
流れやすい。こうして、ゲート電圧により、ドレイン電
流が制御される。
AlInAs/GaInAsのMOD F’li:Tは
、前記の特公昭59−53714、JJAP voL1
9 K比ヘテ、電子移動度力特に大きい。室温で10o
000d/v−sec  以上の高い電子移動度が得ら
れる。
これは、GaInAs中の電子°の有効質量が小さいた
めである。
Si MOSFETの場合、ドーバン)d度を増すと著
−)−ts  −s しく電子移動度は減少する。ドーパントが10  α程
度の極限でも1400d/v−sec程度にしかならな
い。
ドーパントを実用的な範囲に増やすと1000d/v−
sec以下である。GaAsのMli:S FETでも
6000〜7000rJ/”l−8eC(不純物濃度に
よる)の程度である。
これらに比べて、極めて電子移動度が高いという事が分
る。
従ってAlInAs/GaInAsのMOD FETは
、高い相互コンダクタンス、高速動作性など優れた特性
が期待されている。
ゆ)発明が解決しようとする問題点 AdInAs/GaInAsのMOD F’ETには、
ゲート電極の逆耐圧が低い、という難点がある。
ゲート電極は、AlInAs層にショットキー接合しで
ある。
ショットキー接合は、半導体に金属を接触させた接合で
あって、オーミックコンタクトではなく、ダイオード特
性を持っている。Siのように酸化膜SiO2を容易に
得ることのできるものは、ショットキーゲートでな(、
MOSゲートを使う事ができる。
しかし、化合物半導体の場合、絶縁膜を作るのが困難で
あるからショットキーゲートを使うのが一般的である。
ここでダイオード特性というのは、順方向には電圧を殆
どかけることなく電流が流れるが、逆方向には大電圧を
加えても電流が流れない、という事である。pn接合に
よって得ることができるが、金属と半導体の接触によっ
ても得られる。
実際には、無限の逆耐圧を持つという事はなく、有限の
電圧で逆方向に導通する。これをブレークダウンといい
、その電圧をブレークダウン電圧という。
AdInAs層に金属電極を付けた場合、逆方向電圧に
より、容易にブレークダウンする。つまり逆耐圧が極め
て低いという難点があった。
ショットキー電極の逆耐圧が低いとなぜ不都合であるか
?という事を説明する。
FETであるから、デプリー−,i ヨン(deple
tion )型のものと、エンハンスメント(enha
ncement )  型のものがある。
デプリーション型のものは、ゲート電圧が、ソース電圧
より低い範囲で使用されるものである。
ただし、これはnチャンネルのFETの場合に限られる
。化合物半導体によるFETは、正孔の移動度が電子の
移動度に比べて極めて低いので、正孔をキャリヤとする
ものは殆ど作られる事がない。
そこで、nチャンネルFETの場合に条件を限る。
ドレインには正電圧が加わっている。ソースよりもゲー
トの電圧が低い。当然、ゲート電圧とドレイン電圧の差
は、ゲート・ソース間電圧より大きい。
ショットキー電極にかかる逆電圧は、ゲート・ドレイン
間で、(lVgl+ Vd>となる。ただし、これはソ
ース電位を基準とし、vgをゲート電圧、vdをドレイ
ン電圧としたものである。1・・・1は絶対値を示す。
ゲート・ドレイン逆電圧がゲート・ソース間の逆電圧よ
り大きいので、ゲート・ドレイン間電圧が間;mになる
デプリーション型の場合は、必ずこうなるが、エンハン
スメント型の場合は、やや事情が異なる。
ドレイン・ソース間の電圧により、ゲート・ソース間電
圧と、ゲート・ドレイン間電圧の大小関係が変動するか
らである。
この場合、最大のドレイン・ゲート電圧を考えてみれば
よい。
エンハンスメント型の場合、ゲート電圧の最小値はOv
である。負荷にもよるが、ドレイン電圧の最大値は、電
源電圧Vccである。結局、ゲート・ドレイン間には、
vCCの逆電圧が加わるという可能性がある スルト、エンハンスメント型であっても、極めて電源電
圧Vccを低くして使わなければならないという事であ
る。
Vccが低くてもよいという事は実際には少ない。
5v程度のVccがなくては実用にならない。
第5図は従来の、 AgInAsの上に形成したショッ
トキーゲートの電圧・電流特性を示すグラフである。横
軸は、ゲート・ソース間、又は、ゲート・ドレイン間の
電圧である。ゲート・ソース間の場合、ドレインは開放
されている。
ソース・ドレインはゲートに関して対称であるから、ど
ちらでも同じことである。
縦軸は接合を流れる電流である。曲線を5TOVとする
。Ovは順方向の特性であり、勾配は無限大であるのが
望ましいが、そうではない。
順方向は、しかし、あまり問題ではない。
逆方向の電圧が問題である。OTS  となっているが
、T点が降伏電圧であり、81間は、オーミックな特性
を示す。To間では使えるが、81間では、もはや使用
する事ができない。
ところが、Tは約−1v程度である。これでは、トラン
ジスタとして使う事ができない。
第7図は同じものをトランジスタ構造にし、ゲート電圧
をバラメークにして、ドレイン電圧・ドレイン電流の関
係を測定したものである。
これはエンハンスメント型のFETとしたものである。
パラメータG1、G2、G3、G4はゲート電圧である
。横軸はドレイン電圧(V)で、縦軸はドレイン電流(
μA)である。
ドレイン電圧が低い部分では、電圧と抵抗とが比例する
線型関係がある。
電圧が増えると、電流が飽和する領域になる。
この時のドレイン電流は、ドレイン電圧にあまりよらず
、ゲート電圧によってほぼ決定されろ。ドレイン電流の
ゲート電圧に対する微分増加分が、相互コンダクタンス
、又は伝達コンダクタンス(trans conduc
tance )である。
FETとして動作するためには、飽和領域の広い事が望
゛ましい。少なくとも電源電圧より広くな 。
くてはならない。
ところが飽和領域が極めて狭<、K1、K2、K3、・
・・・点で、ドレイン電流が再び増加している。
これは、ドレイン・ソース間の電流が増えた、という事
ではない。
そうではなくて、ゲート・ドレイン間の電圧が、ショッ
トキバリヤの耐圧を越えたために、ドレインから、ゲー
トへ電流が流れている、という事なのである。これは、
第5図の81間のカーブによるものである。
K□、K2、K3から生ずるゲート・ドレイン間の電流
は、はぼ同じカーブにのるが、これはエンハンスメント
型のFETであるからである。ゲート電圧が高いほど、
飽和電流Jが太き(、またドレイン・ゲート電圧が低い
から、ブレークダウンが遅(なる。
ブレークダウン後の曲線に1、K2、・・、KoOに於
ては、トランジスタ動作しない。負荷抵抗の直線を書い
てみれば、これは明白に分る。ゲート電圧を変えても、
ドレイン電流は殆ど変化しない。K1、K2、・・Ko
Oに於て、これは単なる抵抗としての機能しか持ってい
ない。
従って、ブレークダウン後、l−ランリスタ動作はしな
いのである。
SiドープA、jInAsの上に形成されたショットキ
ーゲート電極の逆耐圧特性を上げなければならない。
n型不純物をドープした半導体層の上に金属を接合する
事によってショットキー電極を作っている。半導体層の
中に形成される電界強度は不純物濃度の172乗に反比
例する。この電界強度を太きぐすれば、逆耐圧も大きく
なる。
そこで、n型不純物のドープ量を減ずれば良い。
AlInAs層をアンドープにすれば、ショットキバリ
ヤが高くなる。
しかし、AdInAsは二次元電子をGaInAsに供
−1J−するという役割がある。AlInAsをアンド
ープにすれば、二次元電子層2DECそのものが、発生
しない。
AlInAs層に対するドープ量を減するとすると、2
DECの量も少なくなり、電流が少なくなる。
このため、相互コンダクタンスが著しく減少する。
たとえ高移動度をもつ電子を利用しても、電流がとれな
くては使いものにならない。
さらに、A4InAsのドープ:1トを減すると、ゲー
ト容11シも増え、応答特性も悪くなる。
(に)発明の目的 ショットキーゲ−1・の逆耐圧特性を高めた選択ドープ
AlInAs/Ga1nAs F E T  を提供す
る事が本発明の目的である。
ドレイン・ソース間に加えることのできる電圧を高くし
た、二次元電子ガスによる高速応答性を持った選択ドー
プAlInAs/GaInAs F E T を提供す
る事が本発明の第2の目的である。
制御可能なドレイン電流を、従来のAdInAs/Ga
InAsFETよりも大きくしたFETを与える事が本
発明の第3の目的である。
(3)問題点を解決するための手段 ゲートのショットキーバリヤの逆耐圧を高めるために、
本発明に於ては、AlInAs層のnの不純物濃度nを
、基板に近い側で高く、ゲート電極に近い側で低くする
グーI・を原点とし、AdjnAs層内へ、深さ方向に
座標Xをとる。x=Qがゲートとの境界である。
x=dがAlInAsとGa I nAsとの境界であ
るとする。
」二記の限定は、 n(o) <  n(d)         (1)で
あるという事を含むが、これだけではない。
n (x)について、X、とX2を任意にとり、0≦x
1〈x2≦d(2) であれば、必ず n (xl) < n(x2)    (3)である。
(2)、(3)式により、上記の限定を過不足なく、表
現することができる。
n (x)が連続函数であれば0≦x≦dに於て、(2
)(3)により、上記の限定を表現できるのは明らかで
ある。n (x)が非連続であっても、(2)、(3)
式により、本発明の条件を表現する事ができる。
n (x)が微分可能な函数であれば、より簡単に、0
くX≦dに於て、 と表現することができる。
n (x)の函数形は自由である。分子線エピタキシー
MBEによ)) AlInAs層をエピタキシャル成R
させるのであるから、Siのドープπを深さXの函数と
して変化させるのは極めて容易な事である。
函数例を説明する。
I ステップ型 o<e<clのある値eをとり 0≦x (eに於て    n = no(5)e≦x
 (dに於て    ” ” nt    (6)no
(nt   (7) とするものである。
第3図は、ステップ型の例を示す。AlInAs層の厚
さd = 400人、el = 100人である0nO
=O1nz = 1.0 X 10 /Cm とした例
である。
このタイプは、MBEのSi分子線源の制御が簡単であ
る、という長所がある。e (x (dを形成する間の
みSi分子線をInP基板に当てるようにする。以後、
Si分子線のシャックを閉じる。O−;x<eの間はシ
リコン分子線を飛ばさない。
さらに、ショットキバリヤの高さは、特に電極に近い部
分の不純物濃度n0に強く依存するので、Xが0〜dで
no= Q  とするのは有効である。
さらに、二次元電子ガスとしてGa I nAsに入る
電子の数は、単位面積当り、fn(x)dxによって上
限が決定される。この積分値を最も大きくし、しかも、
ゲート近傍のnoを小さくする上で最も有効であるのは
、このようなステップ型である。
fn(x)dxの値は、第3図の例で、2×1012α
−2である。これが直ちに二次元電子ガスの面密度であ
るとは必ずしも言えないが、この程度の値ではある。
■ 連続−次変化型 o<e<clの値をとり、 e≦x≦dの間で    n(x) −n2(8)OS
 X < eの間で    n (x) = ”  (
9)とするものである。
第4図にこの例を示している。
d = 400八   〇 = 200人n2 = I
 X 1010n としている。単位面積当りの不純物濃度はfn(x)d
x  =  2 X 1012ff−2であって、第3
図のものと同じである。
これは、MBHによって形成することのできる濃度分布
である。まに1第3図のように、n型不純物をステップ
状にドープしたとしても、熱拡散により、第4図の連続
分布に変化することもある。
1.11の他に、任意の分布が条件(2)、(3)の下
で考えられる。
以下、図面によって、本発明のFETの構造を説明する
第1図は本発明のAeInAs/GaInAs MOD
 FETの縦断面図である。実際にはInP基板の上に
、等価であるFETを、縦横に多数製作し、これをスク
ライブし、rij−位のFETとする。
第1図、第2図は切断した状態を示しているわけである
が、製造工程を説明する場合は、InP基板上のひとつ
の単位のみを示していると考えるべきである。
第1図に於て、下から順にInP基板1の上へ、分子線
エビクキシャル成長させ、電極をとりつけたものである
。上から順に書くと、 Si  ドープAdInAs J聾3 ノンドープGaInAs層2 半絶縁性InP基板  1 である。基板に半絶縁性が必要なのは当然である。
化谷物半導体は、半絶縁性のものが得られやすいので、
これを基板とする。Si基板のように、pn接合を用い
たアイソレーションが不要である。
基板温度を例えば480℃に保ち、MBHにより、Ga
InAs 1AlInAs層を形成する。
ノンドープGa I nAs層2は、既に述べたように
、任意の比率のGa1 Inを指すわけではない。In
P基板と格子整合しなければエビクキシャル成長させる
事ができない。Ga0.47I n。53Asの比率の
定まった混晶である。
またノンドープといっても、意図的に不純物をドープし
ないという事である。1015α 以下の不純物を含む
可能性はある。
ノンドープGa I nAsとInP基板の間に薄イA
l工rLAsのバッファ層を設ける事もある。このバッ
ファ層は、ノンドープである。これはGa I nA3
  の結晶性を高めるためである。
ノンドープGa I nAs層2は、厚さが約Q 、 
l ltm とする。これは二次元電子ガスを保持する
ためのチャンネルとなるのであるから、もつと薄くても
よい。OO8ttm (300人)程度であってもよい
このように、SiドープagInAs )’i 3をエ
ピタキシャルによって設ける。これの厚さは例えば40
0人とする。これは、2次元電子を供給するためのSi
を含む層である。
厚みは、十分なSiをドープできるために薄すぎてはな
らない。また、この層が厚すき゛ると、ゲート電圧によ
り、GaInAs層2の空乏層を制御し難くなるので望
ましくない。Si ドープ量にもよるが、200〜60
0人の厚みとする。
Siのドープ量は例えばI X 1018atan/α
3とする。
但し、本発明に於てはAllnAs層の中のn型不純物
の分布が、ゲート電極4の近くで低く、基板へ近くなる
に従いn型不純物の濃度を高くする、という限定がある
たとえば、第4図に示すように、表面からの距離Xが、
0〜200人で、Siドープ量がリニヤに増力口し、2
00Å〜400人で、■×1018/C11?  であ
るようにする。
或は第3図に示すように、ステップ状にSiC度を変化
させる。400人のAlInAs層の内、ゲートに近い
100人(x=0〜100八〕 をノンドープとする。
基板に近い300人を(x = 10t)−400人)
 I X 10 、/anのドープ量とする。
AlInAs層3の上に、ドレイン電極6、ソース電極
5及びゲート電極4を説ける。
ドレイン電極6、及びソース電極5は、二次元電子層で
あるGa I nAs層2にオーミック接触しなければ
ならない。
オーミックコンタクトを取る方法は周知である。
たとえば、金、ゲルマニウム、ニッケルなどの合金をA
lInAs層の上に蒸着によって付ける。この後、約4
分間400℃で合金化処理する。これにより、電極材料
と、AlInAs 、 GaInAs層が合金を形成す
る。こうして、電極とGaInAs層との間にバリヤの
ないオーミックコンタクトを形成することができる。
ゲート電極4は、オーミックでなく、ショットキー接合
させる。例えば、Pt、 A/、 W、シリサイドなど
金属又は金属化合物を、蒸着、或はスフζツクリングに
よって、AlI nAs層3の上に付ける。
これらは、通常のフォトリソグラフィーによって行なう
ことができる。
さらに、n−AlInAsとノンドープGa I nA
sの間にノンドープのAlInAsを存在させてもよい
第2図はそのようなAlInAs/GaInAs MO
D FETの在を断面図である。
ノンドープGa I nAs層2の上にノンドープA(
lInAs層3−1  kエピタキシャル成長させる。
これの厚みは例えば、20人とする。
ノンドープA/InAs層3−1の上に、さらに400
人のSiドープA71!InAs層3−2 をエピタキ
シャル成長させである。オーミッタなドレイン・ソース
電極と、ショットキーゲート電極を設ける点は同じであ
る。
SiドープAlInAs層3−2のSi濃度にライても
、基板に近い方で高く、ゲート電極に近い方で低くして
おく。
ノンドープAlInAs WJは、n型でもp型でもな
く、半絶縁性(Semiinsulating )であ
る。これは、SIと略記することもあるが、より簡単に
i −A5InAs層と図中に略記した。
(至)  作     用 バンドギャップの差、及び電子親和力(electro
naffinity )の差によッテ、SiドープAl
InAs層から、電子がノンドープGa1nAs K7
jへ移動する。静電力士 カSi  イオンとの間に働いているから、電子は、A
lInAs層とGaInAs層との境界の狭い領域に集
中する。深さ方向の拡がりが殆どないので、二次元電子
ガスといえる。
面密度は、fn(x)dxによってガーえられるが、こ
れは最大値であって、厳密にこれだけ存在するとは限ら
ない。
ゲートに加えた電圧により、二次元電子層に空乏層が生
じる。電圧によって空乏層の拡がりが変化する。
ドレイン・ソース間に電圧を加えておけば、ドレインか
らソースに電流が流れる。ゲート電圧によって、ドレイ
ン電流が変化する。したがって、FETとして作動する
さて、ゲート電極は、ノンドープAlInAs  又は
低ドープAlxnAsに接している。不純物濃度が低い
ので、ショットキー接合の逆耐圧が増加する。
ゲート電極の逆耐圧が増大するので、ドレイン・ゲート
間に逆電位がかかつても、ドレイン・ゲート間に電流が
流れないという事になる。
また、不純物濃度は、GaInAsに接する部分では十
分大きいから、十分な(役の電子をGa I nAs層
へ与える事ができる。
こうして、本発明によれば、 (1)高い逆方向耐圧を有するショットキーゲ−1・電
極を実現する事ができる。
(2) GaInAs層には高い密度の二次元電子ガス
を形成する事ができる。
(1)効 果 ステップ型のSi濃度分布を有するAI I nAs層
を形成した。第3図と同様な分布であるが、0〜120
人までノンドープとした。120Å〜400八までSi
を1 x 10 /crnの濃度で含むこととしている
。この上に電極を形成した。
こうして、作ったゲート電極の電圧・電流特性を測定し
六〇第6図はその結果を示している。電圧はゲート・ソ
ース間又はゲート・ドレイン間にかけている。ドレイン
、ソースはゲートに関して対称であって等価であるから
どちらでも同じことである。ただし、残りの電極は開放
されている。
横軸は印加電圧である。NOが、逆方向電圧を加えてい
るのに、電流の流れない部分である。OQが順方向の特
性で、良いダイオード特性が得られている。
逆電圧をさらに加えるとN−、Mへと、逆方向電流が増
大してくる。
逆方向耐圧はN点の電圧を指すが、これは約6vである
そうすると、エンハンスメント型として使う場合、電源
電圧が6v以下であれば、全領域にわたってトランジス
タ動作する、という事が分る。
通常のIC回路は5v電源のものが多いので、これらと
同じ電源を用いる事ができる。また、論理回路の一部と
して使う場合は、オン・オフの電圧舎、他の回路と同一
にすることができるので、極めて便利である。
第8図は第6図の特性をもつ、本発明のAl工nAs/
GaInAs MOD FETの特性を示す図である。
これはゲート電圧をパラメータとし、G1、G2、G 
 G、  ・ と変化させている。ゲート電圧を−定に
保って、ドレイン電圧を上げていったものである。この
時のドレイン電流(μA)が縦軸に示されている。
飽和領域が十分に広くなっているという事がわかる。ド
レイン電圧からゲート電圧G1、G2、・・を差し引い
たものが、ゲート・ドレイン間逆電圧である。ここでは
3vまでしか示していないが、5vまで、この飽和特性
が保たれる。
ここで飽和特性というのは、ゲート電圧を一定に保って
いる限り、ドレイン電圧が増えても、ドレイン電圧があ
まり増えないという事である。
つまり、ゲート電圧G1、G2、・・に対する飽和領域
でのドレイン電流工1、工2、■3、・が安定している
これは、ドレインからゲートに電流が流れるという事が
起こらないからである。
こうして、本発明によれば、実用的な電源電圧に於て高
速動作するAdInAs/GaInAs MOD FE
Tを得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のA、5InAs/GaInAs MO
D FETの一例を示す縦断面図。 第2図は本発明のAdInAs/GaInAs MOD
 FETの他の一例を示す縦断面図。 第3図はAlInAs層に於て、ステップ状にSiミド
−プ濃度を変化させた場合のSi濃度を示すグラフ。 第4図はA、jInAs層に於てゲートに近い側に於て
、リニヤにSiドープ濃度を変化させた場合のSi濃度
を示すグラフ。 第5図はSiを一様にlX10ffl  ドープしたA
lInAs層にショットキー電極を設けた場合の、ショ
ットキー接合の電流電圧特性を示すグラフ。 オーミック接触したソース電極又はドレイン電極とゲー
ト電極との間で電流電圧特性を測定したものである。 第6図は400人厚さのAlInAs層の内、基板に近
い300人については1×10tIn  のSiがドー
プ“され、ゲート電極に近い100八についてはSiド
ープしないようにした場合のショットキーゲート電極の
電流電圧特性を示すグラフ。本発明のFETのゲート特
性を示す。 第7図は従来のAlInAs /GaInAs MOD
 FET  の、ゲート電圧をバラメークとした、ドレ
イン電圧、ドレイン電流特性を示すグラフ。 第8図は本発明のAlInAs /GaInAs MO
D FET tり、ゲート電圧をパラメータとしな、ド
レイン電圧、ドレイン電流特性を示すグラフ。 1 ・・・ 半絶縁性InP基板 2 ・・・ ノンドープGaInAs層3   ・・・
−Si  ドープA5InAsWJ3−1−/ンドープ
AlInAs層 3−’1−3iドープAl1nAs層 4 ・・・ゲート電極 5 ・・・ソース電極 6 ・・・ ドレイン電極 第   1   図 第   2   図 第   5   図 (r、A)従来例のジョツキ−ゲート電圧電流特性第 
  6   図 本発明のショットキーゲート電圧電流特性(mA) ゲート印加電圧(V) ド (/7A)        第   8   図ド

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半絶縁性のInP基板と、ノンドープのAl_0
    _._4_8In_0_._5_2Asのバッファ層を
    介し或は直接にInP基板の上に格子整合するようエピ
    タキシャル成長したノンドープのGa_0_._4_7
    In_0_._5_3As層と、前記Ga_0_._4
    _7In_0_._5_3As層の上にノンドープAl
    _0_._4_8In_0_._5_2Asを介し、或
    は介さず直接にエピタキシャル成長したn型不純物をド
    ープしたAl_0_._4_8In_0_._5_2A
    s層と、前記n型Al_0_._4_8In_0_._
    5_2As層の上に設けられ合金化処理によつて前記ノ
    ンドープGa_0_.47In_0_._5_3As層
    にオーミック接合するソース電極及びドレイン電極と、
    ソース電極とドレイン電極の中間に於て前記n型Al_
    0_._4_8In_0_._5_2As層の上にショ
    ットキー接合するように設けられたゲート電極とよりな
    るAlInAs/GaInAs選択ドープ電界効果トラ
    ンジスタであつて、n型 Al_0_._4_8In_0_._5_2As層のn
    型不純物によつて与えられた電子がノンドープGa_0
    _._4_7In_0_._5_3As層の境界面近く
    に二次元電子ガスを形成し、ゲート電極に加えられた電
    圧によつて、ドレイン・ソース間の電流を制御するよう
    にした電界効果トランジスタに於て、前記n型Al_0
    _._4_8In_0_._5_2As層のゲートとの
    境界を原点として基板方向に向つて深さ方向の座標xを
    とり、n型Al_0_._4_8In_0_._5_2
    As層の厚みをdとし、n型不純物濃度をxの函数とし
    てn(x)と表現する時、厚みd内の任意の2点x_1
    、x_2についてx_1<x_2であれば必ずn(x_
    1)≦n(x_2)であるようにした事を特徴とする電
    界効果トランジスタ。
  2. (2)n型Al_0_._4_8In_0_._5_2
    As層の厚みd内の一点eを選び、n_0<n_1とし
    て、0≦x≦eに於てn(x)=n_0、e<x≦dに
    於てn(x)=n_1となるようにステップ状にn型不
    純物濃度が変化するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の電界効果トランジスタ。
  3. (3)n型不純物濃度の変化する点の深さeが50Å〜
    200Åの範囲内であり、ゲート側の不純物濃度n_0
    が10^1^7cm^−^3以下である事を特徴とする
    特許請求の範囲第(2)項記載の電界効果トランジスタ
  4. (4)n_0が10^1^5cm^−^3以下であり、
    n_1が1×10^1^7cm^−^3以上である事を
    特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の電界効果ト
    ランジスタ。
  5. (5)n型Al_0_._4_8In_0_._5_2
    As層の厚みd内の一点eを選び、0≦x≦eに於てn
    型不純物濃度n(x)がxに関して単調に変化するよう
    にした事を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    電界効果トランジスタ。
  6. (6)0≦x≦eに於て不純物濃度n(x)が1×10
    ^1^7cm^−^3以下であり、eが100Å〜20
    0Åの間の値である事を特徴とする特許請求の範囲第(
    5)項記載の電界効果トランジスタ。
  7. (7)ノンドープGa_0_._4_7In_0_._
    5_3As層の上にノンドープAl_0_._4_8I
    n_0._5_2As層を成長させさらにn型Al_0
    _._4_8In_0_._5_2As層を成長させた
    後、n型Al_0_._4_8In_0_._5_2A
    s層にソース、ドレイン電極及びゲート電極を設け、前
    記n型Al_0_._4_8In_0_._5_2As
    の不純物濃度n(x)が、x_1<x_2である任意の
    2点に対しn(x_1)≦n(x_2)であろようにし
    た事を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の電界
    効果トランジスタ。
  8. (8)n型Al_0_._4_8In_0_._5_2
    As層の厚みd内の一点eを選び、n_0<n_1とし
    て、0≦x≦eに於てn(x)=n_0、e≦x≦dに
    於てn(x)=n_1となるようステップ状にn型不純
    物濃度が変化するようにした事を特徴とする特許請求の
    範囲第(7)項記載の電界効果トランジスタ。
  9. (9)eが50Å〜200Åの範囲内にあり、ゲート側
    の不純物濃度n_0が10^1^7cm^−^3以下で
    ある事を特徴とする特許請求の範囲第(8)項記載の電
    界効果トランジスタ。
  10. (10)n型Al_0_._4_8In_0_._5_
    2As層の厚みdの内の一点eを選び、0≦x≦eに於
    てn型不純物濃度n(x)がxに関し単調に変化するよ
    うにした事を特徴とする特許請求の範囲第(7)項記載
    の電界効果トランジスタ。
  11. (11)0≦x≦eに於てn(x)が10^1^7cm
    ^−^3以下であり、eが100Å〜200Åの間の値
    である事を特徴とする特許請求の範囲第(10)項記載
    の電界効果トランジスタ。
JP61101833A 1985-05-20 1986-05-01 電界効果トランジスタ Granted JPS6254474A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10885085 1985-05-20
JP60-108850 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254474A true JPS6254474A (ja) 1987-03-10
JPH0262945B2 JPH0262945B2 (ja) 1990-12-27

Family

ID=14495174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61101833A Granted JPS6254474A (ja) 1985-05-20 1986-05-01 電界効果トランジスタ

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0203493B1 (ja)
JP (1) JPS6254474A (ja)
KR (1) KR900000071B1 (ja)
CA (1) CA1237827A (ja)
DE (1) DE3687185T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63134555U (ja) * 1987-02-24 1988-09-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2497603A1 (fr) * 1981-01-06 1982-07-09 Thomson Csf Transistor a faible temps de commutation, de type normalement bloquant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63134555U (ja) * 1987-02-24 1988-09-02

Also Published As

Publication number Publication date
EP0203493B1 (en) 1992-12-02
EP0203493A2 (en) 1986-12-03
DE3687185T2 (de) 1993-04-15
DE3687185D1 (de) 1993-01-14
CA1237827A (en) 1988-06-07
KR900000071B1 (ko) 1990-01-19
EP0203493A3 (en) 1988-05-04
KR860009496A (ko) 1986-12-23
JPH0262945B2 (ja) 1990-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4075651A (en) High speed fet employing ternary and quarternary iii-v active layers
US9117893B1 (en) Tunneling transistor suitable for low voltage operation
US5179037A (en) Integration of lateral and vertical quantum well transistors in the same epitaxial stack
EP0031366B1 (en) Vertical field effect transistor
JPS6327065A (ja) ヘテロ接合二重チャネル半導体装置、この半導体装置を応用した電界効果トランジスタ、ならびにこの半導体装置を応用した負のコンダクタンスをもつ装置
JPH0783107B2 (ja) 電界効果トランジスタ
KR20010032538A (ko) 전계효과 트랜지스터
JPH024140B2 (ja)
JP2701633B2 (ja) 半導体装置
JPH0624208B2 (ja) 半導体装置
US4903091A (en) Heterojunction transistor having bipolar characteristics
US5981986A (en) Semiconductor device having a heterojunction
JPS5953714B2 (ja) 半導体装置
JPS6254474A (ja) 電界効果トランジスタ
JPH0261151B2 (ja)
JPH06188272A (ja) ヘテロ接合電界効果トランジスタ
JP2796113B2 (ja) 半導体装置
JP2800675B2 (ja) トンネルトランジスタ
Singh et al. A Review on Graphene Transistors
JP2715868B2 (ja) 電界効果トランジスタ
Masselink et al. Saturation in the transfer characteristics of (Al, Ga) As/GaAs modulation‐doped field‐effect transistors at 77 K
JP3054216B2 (ja) 半導体装置
JPH0620142B2 (ja) 半導体装置
CN109244121B (zh) 带栅场板结构的纵向隧穿场效应晶体管
JP2655594B2 (ja) 集積型半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term