JPS6253913B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6253913B2 JPS6253913B2 JP13661781A JP13661781A JPS6253913B2 JP S6253913 B2 JPS6253913 B2 JP S6253913B2 JP 13661781 A JP13661781 A JP 13661781A JP 13661781 A JP13661781 A JP 13661781A JP S6253913 B2 JPS6253913 B2 JP S6253913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- circuit
- capacitor
- rectifier circuit
- high voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 19
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、マイクロ波を発生するマグネトロ
ン用電源装置に関する。
ン用電源装置に関する。
従来より出力切換ができるマグネトロン用電源
として、第1図に示す回路のものが用いられてい
る。第1図において、Eは交流電源であり、トラ
ンスTの1次巻線1Pに交流電圧が印加されてい
る。トランスTは二つの2次巻線1S,2Sを有
しており、2次巻線1Sの両端には第1のコンデ
ンサC1と第1のダイオードD1との直列回路、お
よび第2のコンデンサC2と第2のダイオードD2
との直列回路が逆並列接続されている。また、第
3のコンデンサC3と高圧スイツチS、および電
流検出抵抗R1の直列回路がC2に並列接続されて
おり、C3には放電抵抗R2が並列接続されてい
る。さらに、R1の両端の電圧およびタイマーTM
の信号を受けてスイツチSの開路を制御する制御
器2が設けられている。コンデンサC1,C2,
C3,ダイオードD1,D2とで全波倍電圧整流回路
が構成され、その出力電圧はマグネトロン1のア
ノードに加えられている。一方トランスTの2次
巻線2Sはマグネトロン1のフイラメントに接続
されている。
として、第1図に示す回路のものが用いられてい
る。第1図において、Eは交流電源であり、トラ
ンスTの1次巻線1Pに交流電圧が印加されてい
る。トランスTは二つの2次巻線1S,2Sを有
しており、2次巻線1Sの両端には第1のコンデ
ンサC1と第1のダイオードD1との直列回路、お
よび第2のコンデンサC2と第2のダイオードD2
との直列回路が逆並列接続されている。また、第
3のコンデンサC3と高圧スイツチS、および電
流検出抵抗R1の直列回路がC2に並列接続されて
おり、C3には放電抵抗R2が並列接続されてい
る。さらに、R1の両端の電圧およびタイマーTM
の信号を受けてスイツチSの開路を制御する制御
器2が設けられている。コンデンサC1,C2,
C3,ダイオードD1,D2とで全波倍電圧整流回路
が構成され、その出力電圧はマグネトロン1のア
ノードに加えられている。一方トランスTの2次
巻線2Sはマグネトロン1のフイラメントに接続
されている。
この回路において、スイツチSが閉路されてい
る時、すなわちコンデンサC2とC3が並列接続さ
れている時はマグネトロンは高出力動作となり、
スイツチSが開路されている時はC3は回路から
切り離されるので、マグネトロンは低出力動作と
なる。コンデンサC3の充放電々流i3,即ちR1の両
端の電圧VRは第2図に示すような波形となり、
T2が放電期間,T4が充電期間で、T3はT2,T4の
間にある充放電休止期間を示す。制御器2は、タ
イマーTMの信号を時刻t1で受けた後、VRが零と
なる時刻t2を検出し、その後時間T6経た時刻t3に
スイツチSを動作させ開路する。この時、スイツ
チSが実際に開路するのは、更に数ミリ秒の動作
時間T5を経た時刻t4となる。時間(T6+T5)を電
源周波数の半サイクルの整数倍、すなわち60Hzで
あればn×100/12ミリ秒、50Hzであればn×10ミ
リ秒(nは整数)に設定してあるため、スイツチ
Sの回路の時刻t4はVRが零、よつてC3の充放
電々流が零となる時刻となつて、スイツチSの開
路によつてもトランスTの2次巻線1Sの電流変
化がないため逆起電圧の発生がなく、ダイオー
ド、コンデンサ、マグネトロン等の破壊の恐れが
なく、スイツチSの長寿命化にもつながる。しか
しながら、通常、電流零の期間は1ms程度である
のに対し、スイツチSに真空リードスイツチ等の
機械接点を用いた場合、動作時間のばらつきが
1ms以上あるため、電流零の期間にスイツチSを
確実に開路させることは困難であつた。
る時、すなわちコンデンサC2とC3が並列接続さ
れている時はマグネトロンは高出力動作となり、
スイツチSが開路されている時はC3は回路から
切り離されるので、マグネトロンは低出力動作と
なる。コンデンサC3の充放電々流i3,即ちR1の両
端の電圧VRは第2図に示すような波形となり、
T2が放電期間,T4が充電期間で、T3はT2,T4の
間にある充放電休止期間を示す。制御器2は、タ
イマーTMの信号を時刻t1で受けた後、VRが零と
なる時刻t2を検出し、その後時間T6経た時刻t3に
スイツチSを動作させ開路する。この時、スイツ
チSが実際に開路するのは、更に数ミリ秒の動作
時間T5を経た時刻t4となる。時間(T6+T5)を電
源周波数の半サイクルの整数倍、すなわち60Hzで
あればn×100/12ミリ秒、50Hzであればn×10ミ
リ秒(nは整数)に設定してあるため、スイツチ
Sの回路の時刻t4はVRが零、よつてC3の充放
電々流が零となる時刻となつて、スイツチSの開
路によつてもトランスTの2次巻線1Sの電流変
化がないため逆起電圧の発生がなく、ダイオー
ド、コンデンサ、マグネトロン等の破壊の恐れが
なく、スイツチSの長寿命化にもつながる。しか
しながら、通常、電流零の期間は1ms程度である
のに対し、スイツチSに真空リードスイツチ等の
機械接点を用いた場合、動作時間のばらつきが
1ms以上あるため、電流零の期間にスイツチSを
確実に開路させることは困難であつた。
この発明は、上記欠点を除くためなされたもの
で、スイツチSと並列に電流側路用ダイオードを
接続し、ダイオードの順方向に電流が流れる状態
にある時にスイツチを開路する制御器を備えたも
ので、高圧スイツチの開路に伴う不具合の発生の
防止を図つたものである。
で、スイツチSと並列に電流側路用ダイオードを
接続し、ダイオードの順方向に電流が流れる状態
にある時にスイツチを開路する制御器を備えたも
ので、高圧スイツチの開路に伴う不具合の発生の
防止を図つたものである。
第3図はこの発明の一実施例の回路図で、スイ
ツチSと抵抗R1の直列体に放電電流側路用のダ
イオードD3が並列接続されている。制御器21
は、タイマーTMから開路信号を受けた後、C3の
充電々流が零となつた時刻、すなわち、VRの立
ち下がりの時刻を検出し、この時刻にスイツチS
に開路指令信号を送る。
ツチSと抵抗R1の直列体に放電電流側路用のダ
イオードD3が並列接続されている。制御器21
は、タイマーTMから開路信号を受けた後、C3の
充電々流が零となつた時刻、すなわち、VRの立
ち下がりの時刻を検出し、この時刻にスイツチS
に開路指令信号を送る。
第4図は制御器21の一実施例の回路図であ
り、A1は第3図のA点とフオトカプラ等で絶縁
して接続されており、C3に充電々流が流れると
き、すなわち、A点が接地に対し負電位にあると
きにH状態、その他のときはL状態となる。又、
B1は第3図のB点に接続されており、タイマー
TMの設定時刻t1までのL状態、その後H状態に
なる。A1とB1を入力とするナンドゲート11
の出力Fは時刻t1まではH、その後はA1の反
転、すなわちA1がHのとき、L,A1がLのと
きHとなる。12はFを入力として、FがLから
Hに変化するときにパルスを出す。立ち上がりエ
ツジのパルス発生器である。したがつてGにパル
スが生じるのは時間t1の後、C3への充電々流が流
れ終わつた時である。13はこのパルスによつて
状態がセツトされるフリツプフロツプで、パルス
を受ければ出力IががH状態となり、スイツチS
の励磁コイルSCを動作させるコイル駆動器14
がOFFとなつて、コイルSCの電源(図示せず)
よりJ点からの電流が切れスイツチSが開路す
る。この時、スイツチSの接点が実際に開路する
のは、コイルSCの電流が切れてから数ミリ秒
後、すなわち、動作時間が数ミリ秒であつて、開
路はコンデンサC3の放電期間中に行なわれるこ
とになる。スイツチSがコンデンサC3の放電期
間内に開路すれば、放電々流はダイオードDCを
経由して流れるため、トランスTの2次巻線1S
の急激な電流変化はない。したがつて逆起電圧発
生もない。一度放電すれば、スイツチSが開路さ
れており、ダイオードD3は充電々流とは逆向き
に接続されているため、コンデンサC3は充電さ
れず、断路されたのと同様の状態となる。
り、A1は第3図のA点とフオトカプラ等で絶縁
して接続されており、C3に充電々流が流れると
き、すなわち、A点が接地に対し負電位にあると
きにH状態、その他のときはL状態となる。又、
B1は第3図のB点に接続されており、タイマー
TMの設定時刻t1までのL状態、その後H状態に
なる。A1とB1を入力とするナンドゲート11
の出力Fは時刻t1まではH、その後はA1の反
転、すなわちA1がHのとき、L,A1がLのと
きHとなる。12はFを入力として、FがLから
Hに変化するときにパルスを出す。立ち上がりエ
ツジのパルス発生器である。したがつてGにパル
スが生じるのは時間t1の後、C3への充電々流が流
れ終わつた時である。13はこのパルスによつて
状態がセツトされるフリツプフロツプで、パルス
を受ければ出力IががH状態となり、スイツチS
の励磁コイルSCを動作させるコイル駆動器14
がOFFとなつて、コイルSCの電源(図示せず)
よりJ点からの電流が切れスイツチSが開路す
る。この時、スイツチSの接点が実際に開路する
のは、コイルSCの電流が切れてから数ミリ秒
後、すなわち、動作時間が数ミリ秒であつて、開
路はコンデンサC3の放電期間中に行なわれるこ
とになる。スイツチSがコンデンサC3の放電期
間内に開路すれば、放電々流はダイオードDCを
経由して流れるため、トランスTの2次巻線1S
の急激な電流変化はない。したがつて逆起電圧発
生もない。一度放電すれば、スイツチSが開路さ
れており、ダイオードD3は充電々流とは逆向き
に接続されているため、コンデンサC3は充電さ
れず、断路されたのと同様の状態となる。
このように構成すると、スイツチSの動作時間
に2〜3ミリ秒のばらつきがあつても、いずれも
C3の放電期間中に開路されるため、特別に補償
や保護回路を設ける必要はない。よつて制御器は
非常に簡単な構成でも動作は確実で、スイツチ、
ダイオード等を破壊する恐れもない。
に2〜3ミリ秒のばらつきがあつても、いずれも
C3の放電期間中に開路されるため、特別に補償
や保護回路を設ける必要はない。よつて制御器は
非常に簡単な構成でも動作は確実で、スイツチ、
ダイオード等を破壊する恐れもない。
上記した例では、回路を全波倍電圧整流回路と
したが、第5図に示すように、半波倍電圧整流回
路でも同様の効果が得られるものである。また、
ダイオードD3を逆向きに接続し、C3の充電期間
中にスイツチSを開路しても同様の効果があるの
はいうまでもない。
したが、第5図に示すように、半波倍電圧整流回
路でも同様の効果が得られるものである。また、
ダイオードD3を逆向きに接続し、C3の充電期間
中にスイツチSを開路しても同様の効果があるの
はいうまでもない。
この発明は、倍電圧整流回路の主充電用コンデ
ンサに並列に接続された容量増加用コンデンサと
高圧スイツチの直列体、上記高圧スイツチに並列
に接続されたダイオード、上記高圧スイツチの開
路信号を受けた後、上記容量増加用コンデンサの
充放電休止期間を検出する検出器、およびこの検
出器の信号を受けて上記ダイオードに順方向の
充・放電電流が流れている期間内に上記高圧スイ
ツチを開路させる制御器を備えたことを特徴とす
るもので、高電圧出力の切換時にサージ電圧の発
生することが防止でき、高圧スイツチの長寿命化
が図れるなどの効果がある。
ンサに並列に接続された容量増加用コンデンサと
高圧スイツチの直列体、上記高圧スイツチに並列
に接続されたダイオード、上記高圧スイツチの開
路信号を受けた後、上記容量増加用コンデンサの
充放電休止期間を検出する検出器、およびこの検
出器の信号を受けて上記ダイオードに順方向の
充・放電電流が流れている期間内に上記高圧スイ
ツチを開路させる制御器を備えたことを特徴とす
るもので、高電圧出力の切換時にサージ電圧の発
生することが防止でき、高圧スイツチの長寿命化
が図れるなどの効果がある。
第1図は従来の出力切換できるマグネトロン用
電源装置の回路図、第2図はコンデンサC3の充
放電々流を示す図、第3図はこの発明の一実施例
の回路図、第4図は制御器の一例を示す回路図、
第5図はこの発明の他の実施例の回路図である。 図において、1はマグネトロン、2,21は制
御器、C2は主コンデンサ、C3は容量増加用コン
デンサ、D3は電流側路用ダイオード、Sは高圧
スイツチである。なお、図中同一符号はそれぞれ
同一、又は相当部分を示す。
電源装置の回路図、第2図はコンデンサC3の充
放電々流を示す図、第3図はこの発明の一実施例
の回路図、第4図は制御器の一例を示す回路図、
第5図はこの発明の他の実施例の回路図である。 図において、1はマグネトロン、2,21は制
御器、C2は主コンデンサ、C3は容量増加用コン
デンサ、D3は電流側路用ダイオード、Sは高圧
スイツチである。なお、図中同一符号はそれぞれ
同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 倍電圧整流回路の主充電用コンデンサに並列
に接続された容量増加用コンデンサと高圧スイツ
チの直列体、上記高圧スイツチに並列に接続され
たダイオード、上記高圧スイツチの開路信号を受
けた後、上記容量増加用コンデンサの充放電休止
期間を検出する検出器およびこの検出器の信号を
受けて上記ダイオードに順方向の充・放電電流が
流れている期間内に上記高圧スイツチを開路させ
る制御器を備えたマグネトロン用電源装置。 2 倍電圧整流回路が全波倍電圧整流回路である
特許請求の範囲第1項記載のマグネトロン用電源
装置。 3 倍電圧整流回路が半波倍電圧整流回路である
特許請求の範囲第1項記載のマグネトロン用電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13661781A JPS5840792A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | マグネトロン用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13661781A JPS5840792A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | マグネトロン用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840792A JPS5840792A (ja) | 1983-03-09 |
JPS6253913B2 true JPS6253913B2 (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=15179483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13661781A Granted JPS5840792A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | マグネトロン用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840792A (ja) |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP13661781A patent/JPS5840792A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5840792A (ja) | 1983-03-09 |
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