JPS6253815A - 金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフイルム - Google Patents

金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフイルム

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JPS6253815A
JPS6253815A JP19188785A JP19188785A JPS6253815A JP S6253815 A JPS6253815 A JP S6253815A JP 19188785 A JP19188785 A JP 19188785A JP 19188785 A JP19188785 A JP 19188785A JP S6253815 A JPS6253815 A JP S6253815A
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polyester film
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欣治 長谷川
Hisashi Hamano
浜野 久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフィルム
に関し、更に詳しくはフイルノ、表面が平坦で)】す、
かつ走行性に優れた金属薄膜面を形成できる金!A薄膜
磁気記録媒体用二1随配向ポリエステルフィルムに関す
る。
従来技術 近年、高密度磁気配縁用媒体として、バインダーを用い
ず、蜂気記録層として金属薄膜を真空蒸着やスパッタリ
ングの如き真空沈着法又はメッキ法によって非磁性支持
体上く形成して、この強磁性金属を薄膜磁気記録材とし
たものが提案され°(いる。例えばCOの蒸着テープ(
特開昭54−147010号公報)。
Co−Cr合金からなる垂直磁化膜(特開昭52 13
4706号公報)等が開示されている。このような蒸着
、スパッタ又はイオンブレーティング等の薄膜形成手段
によつ′〔形成さjる金rA薄膜は、厚みが1.5JI
In以下で、磁性層の厚みが3μm以上である塗布型記
録媒体と同等の性能が侍られる。ところで、静的特性で
ある保凪力He、またはヒステリシスループの角形比の
ような磁気特性は、用いられる非磁性支持体の表面状態
にあまり依存しないと考えられる。このような考えKよ
ったものの例としては米国特許第3,787.327号
明細11に開示されたような真空蒸着によるCo −C
rの多層構造の例が挙げられる。しかしながら、形成さ
れる金拠薄膜厚さが薄く、非磁性支持体の表面状態(表
面凹凸)がそのまま磁性膜の凹凸として発現し、それが
雑音の原因となることが欠点とされていた。
雑音の観点からは、非磁性支持体の表面状態が出来るだ
け平滑であることが好ましい。
一方フイルム巷取り、巻出しといったハンドリングの観
点から、フィルム表面が平滑であると、゛フィルムーフ
ィルム相互の滑り性が悪く、ブロッキング現象が発生し
、製品にはなり得す、ベースフィルム表面が粗であるこ
とが要求される。このようK、電磁変換特性といつ観点
からは非磁性支持体の表面が平滑であることが要求され
、ハンドリング性の観点からは粗であることが要求され
る。そこで、これら両者の二律相反する性質を同時に満
足することが必要とされる。
更に、金属薄膜磁気記録媒体としては、実際に使用され
る時の重大な間!aK金属薄膜面の走行性がある。従来
の磁性体粉末を有機バインクーに混入させてペースに1
1X布してなる塗布型磁気記録媒体の場合には、バイン
ター中に滑剤を分散させて磁性面の走行性を向上させる
ことができるが、金属薄膜磁気記録媒体の場合には、こ
のような対策をとることが出来ず、走行性を安定して保
つのは非常に困難で)、す、特に高温高湿時の走行性が
劣るなどの欠点を有していた。
発明の目的 本発明は、フィルム表面が平滑であり、かつ走行性に優
れた金属薄膜を形成することができろ、金属11!II
A磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフィルムを提供
することKある。
発明の構成 本発明の目的は、本発明によれば、二軸配向ポリエステ
ルフィルムの金属薄機が形成される表面(A)に直径0
.O1〜0.1μ、高さ10〜100Aの小さな突起が
1 m!当り106個以上10’個未満の割合で、更に
好ましくは直径0.2〜2μ、高さ10〜200Aの大
きな突起が1117当り10’個以上10’個以下の割
合で形成されていることを特徴とする金属薄膜磁気記録
媒体用ポリニスデルフィルムによって達成される。
本発明におい【ポリエステルとしてはポリエチレンテレ
フタレートを主たる対象とする。
ここで云うポリエチレンテレフタレートは、ポリエチレ
ンテレフタレートホモポリマー07みならず、繰り返し
単位の数の8596以上がエチレンテレフタレート単位
よりなり、残りが他の成分であるような共重合ポリエチ
レンテレフタレートを含む。この他の成分は、特に限定
されないが、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ
−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート
、ポリエチレン−2,6−ナフタリンジカルボキシレー
ト、ポリエチレン−p−オキシベンゾエート等がその代
表的なものとして挙げられる。
二軸配向ポリエステルフィルムは、上述のポリエステル
を常法により溶融押出し、二軸延伸熱固足することによ
って得られる。二軸延伸は例えば逐次二軸延伸法、四時
二細延伸法等の二m延伸法で行うと良い。延伸後のフィ
ルム原さは3〜100μm、更忙は5〜50μmである
ことが好ましい。
本発明において、二軸配向ポリエステルフィルムの表面
(A)、すなわち金属薄膜が形成される表面には直径が
0.01−0.1μで、高さがlO〜100Aの突起と
が数多(存在し、これらの数は1貢i当り10’個以上
109個以下の割合にある。更に表面(A) Kは@径
が0.2〜2μで、簡さ20〜200Aの突起が1d当
り103以上10@個未濶の割合で存在することが好ま
しい。これらの条件を満足するならば、金属薄膜磁気記
録媒体とした時のMffが地軸的に減少し、ノイズレベ
ルは格段に優れ、金属薄膜面の走行性にも優れたものと
なる。
後者の突起(大きな突起)の直径は0.5〜2a + 
44 VCo、5〜1.5 μ、突起の高さは50〜2
0OA、突起の数は1d当り10’個以上105個以下
であり、また前者の突起(小さな突起)の直径は0.0
5〜0.1μ、高起の高さは10〜100A、突起の数
は11当り10’個以上106個以下であることが好ま
しい。
ポリエステルフィルムの表面(A)における後者σノ突
起は、ポリエステル中に不活性微粒子を含有させること
で形成できる。例えば、フィルム原料に用いるポリエス
テル中に不活i化合物を添加したり、不溶性触媒残渣を
ポリエステル製造時に生成せしめたりする方法を用いて
、不活性微粒子をポリエステル中に含有させることがで
きる。
不活性化合物とは、ポリエステルに対し不溶性であり、
かつ反応しない物質が含まれる。
配合される物質として、例えばMg(L ZnO+Mg
C0,+ CaCO5+ Ca5O,+ BaSO4,
AI、Os+ 5iO1!Tie、等が挙げられ、これ
らの代表例としてシリカ、カオリン、陶土、址藻土、炭
酸カルシウム、フルミノ珪酸塩およびその水和物、テレ
フタール酸カルシウム、その他カーボンブラックI燐酸
カルシウム等が挙げられる。これらを用いる場合、所望
とするフィルム表面特性は、不活性化合物の粒度、添加
蓋、#i編条件等を適宜組合せることで得ることができ
る。粒度け、添加剤の粉砕および混合操作を含むこの分
野に精通した人々により行うことのできる種々の方法で
得ることができる。例えば炭酸カルシ1クムの場合は、
エチレングリコールのスラリーとして1分級装置(例え
ば巴工業社MP−660スーパーデカンタ−)等を用い
て分級すると得られる。テレフタール酵カルシウムの場
合は、せん断、圧縮、#  、掌等の荷重を加えること
にまり過当な大きさの塊状粒子を得、分級することによ
って得られる。燐酸カルシウムの場合は、市販の燐酸塩
の分散液を調製し、サンド・ミル中で分散燐酸塩を粉砕
する。分散液は粉砕操作を一回。
又はそれ以上の回数反復してスラリー中の絵加剤の粒度
な所望の粒度まで下げることにより得ることができる。
不活性化合物の添加量は、粒径分布に依存するが、通常
0.01〜2 wt96が艮い。好ましくは0.1〜1
 wt96が良い。
不活性化合物の粒径分布の好ましい範囲は。
粒径(d(単位・μm))比率が以下の式%式% で示される範囲にあることが好ましい。
不活性触媒残渣は、例えばポリエステル製造時エステル
交換触媒とリン化合物との適当量の組合せによって形成
されろ。こび)エステル交換触媒としては1例えばカル
ンウム、マグネシウム、マンガン等の金属の化合物が挙
げられる。
ポリエステルフィルムの表面(A)における前者の突起
は、未配向又は一軸方向に延伸されたフィルムに低温プ
ラズマ処理又はコロナ放電処理を施すことKよって形成
できる。
本発明で言う低温プラズマ処理とは、低圧下のAr l
 Nt +O@ + Coy +空気、CF4などの気
体中でグロー放電を起すことにより生起される。
気体粒子が電離状態で励起活性化状態にある糸をいい、
非平衡プラズマと言われるものをさす。一般的に低温プ
ラズマを発生させる方法としては、例えば試料を入れた
真空容器を真空ポンプにより排気+111!圧し、目的
とする処理効果に必要な気体例えば、Ar + OH等
を単独あるいは混合して真空容器内に導入して一定の真
空度(例えば0.1〜2.OTorr ) K I!I
!整して電気エネルギーを印加し、グロー放電を起させ
る方法が挙げられる。電気エネルギーとしては、真空容
器内に設置された電極に直流高電圧印加、交流電圧印加
などの方法があるが、  10 KHz 〜2450 
MHzの高周波を0.5〜l0KWの出力で印加するの
が一般的である。
本発明の低温プラズマ処理は、酸素、窒素。
水素、−酸化炭素、二酸化炭素、アンモニア。
炭素数1〜10の炭化水素、・\リウム、又はアルゴン
、フッ素化合物、又はこれらの混合物の雰囲気中で行な
うことが好ましいが、これに限定されるものではない。
処理温度は、常温以上、特にポリエステルのガラス転移
温度以上が好ましい。更に好ましくは100℃以上であ
る。この様な低温プラズマ処理を未配向又は一軸配向の
フィルムに施し、二軸配向させることKよって、フィル
ム表面(A) K小さな突起を形成することができる。
本発明で言うコロナ放電処理とは、約100wM9が約
3気圧の圧力を有する気体中に一対の電極を配し、両電
極間に高電圧を印加することKより生ずるコロナに処理
物を接触せしめる様な処理方法を意味する。フィルムに
対しては、一対の電極のうち、一方を金属製のロール状
とするのが良い。一方、薄いフィルム処理する場合には
、該金属ロール電極の表面をS電体で被接することが望
ましい。他方のm極については、針状う棒状、ナイフ状
など任意のものが選ばれる。両電極間に印加する電圧は
、直流又は交流を用いろことができ4)。国電(傘間に
印加するエネルギーの大きさは、処理対象物の表面積1
mm2当り500〜30000ジユールの範囲が好まし
い。印加エネルギーが低すぎると処理の効果が発現せず
一方高すぎると小さな粒子の形状が不規則となり、好ま
しくない。
本発明におけろコロナ放電処理は、l!l素。
窒メダ、水素、−酸化炭素、二酸化戻累、アンモニア、
炭素数1〜10の炭化水素、ヘリウム又はアルゴン、フ
ッ素化合物、又は、これらの混合物の雰囲気中で行なう
ことが好ましいが、これ[111A定されるものではな
い。コロナ放電処理温度は常温以上、特にポリエステル
のガラス転移温度以上が好ましい。更に好ましくは10
0℃以上である。この様なコロナ放電処理を未配向又は
一軸配向のフィルムに施し、二軸配向させることKよっ
て、フィルム表面(A) K小さな突起を形成すること
ができる。換言すわば、フィルム表面(A)上に後者の
突起(大きな突起)を保持しながら前者の突起(小さな
突起)を設けることができる。1 mw?当りの小さな
突起の割合が101個以上10″個以下であると、金属
薄am気記録媒体としたときの雑音が地線的に炊少し、
ノイズレベルは格段に優れ、金属薄膜面の走行性にも優
れている。一方、突起の割合が1i当り106個未満、
突起の直径が0.01A未満あるいは突起の高さがIO
A未満では、金lx薄膜面の走行性が劣り、金属薄膜面
に走行性不良によるきすが顕著に入り、長期間の使用に
耐えない。また、突起の割合が1 mg”当り10″個
より多い、突起の直径が0.1A以上あるいは突起の高
さが100A以上では、電磁変換特性のうち吟比が悪く
なり、ドロップアウトも増大してしまい好ましくない。
二軸配向ポリエステルフィルムの表面は。
表面粗度として見た時、fk面(L()は表面(A)よ
り粗であることが好ましい。フィルム表面に滑り性を付
与するには水或いは溶剤に滑剤を分散せしめた溶液を塗
布することができる。
このような処理により表面(B)の表面粗度が粗れてk
・る方が、粗れていない場合よりもフィルムの走行性、
耐摩耗性に優れている。フィルム表面(B)は、水或い
は溶剤に滑剤を分散せしめた溶液を塗布して形成する。
溶液の塗布は、従来公知のすべての方法で行うことがで
き、例えば(滑剤十高分子系バインダー+界面活性剤)
の水系或いは溶剤系溶液を未延伸、一軸延伸又は二軸延
伸したフィルムの表面BK*膜時或いはフィルム製膜後
に塗布乾燥することで行うことが出来る。
滑剤としてはンルビタン等の有機滑剤;テトラフルオロ
エチレン、ポリエチレン等の有機高分子滑剤:アルミナ
、カオリン、シリカ。
硫化モリブデン等の無機滑剤が挙げられる。
高分子系パインターとして、共重合ポリエチレンテレフ
タレート、ポリウレタン、ナイ1’ 7 + )ラミン
、アクリル酸金稿塩とフィルム形成性高分子化合物、そ
の単量体またはこれらの混合物等が挙げられる。特にア
クリル酸金属塩とフィルム形成性高分子等とからなるバ
インダーが好ましい。ここで、フィルム形成性高分子化
合物とは実質的に線状の水溶性、水#潤性ないし水分散
性の高分子化合物である。水溶性高分子化合物としては
1例えばポリビニルフルフール、水溶性メラミン樹脂、
水溶性床5に樹脂、ポリアクリルアミド。
ポリメタクリル7ミド、フェ/−ル桐脂(例えばレゾー
ル樹脂)、ポリ(C,−C,)フルキレングリコール(
例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール書ポリトリメチレ/グリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、ポリエチレングリフール/ポリプロピ
レングリコールブロックコポリマー等)。
ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリル酸ソーダ+jl
sjhドロキシフルキルセルローズ(例えハ、L−ドロ
キシエチルセルローズ、ヒドロキシプロピルセルローズ
等)9カルボキシフルキルセルロース(例えばカルボキ
シメチルセルロース9カルボキシエチルセル1−ル等)
、ポリビニルピロリドン、水溶性アルキッド樹脂、スル
ホン慮ソーダ基含有共重合ポリエステル、ヒドロキシル
基含有ポリアクリル酸エステル(例えば、アクリル酸メ
チルとヒドロキシエチル7リレートとの共重合体)。
脂肪族モノ又はポリグリシジルエーテル(例えハ、エチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリ
コールジグリシジルエーテル等)ラポリスチレンスルホ
ン酸ソーダ。
あるいは水溶性シリコーン樹脂等をあげることができる
。これらのうち、脂肪族性水酸基を有する高分子が好ま
しく用いられる。また。
水&!淘性ないし分散性の高分子化合物としては、ψ1
」えは塩化ビニリチン共重合体(例えば。
塩化ビニリチンと塩化ビニルとの共重合体)。
塩化ビニル共重合体(例えば塩化ビニルと塩化ビニリチ
ンとの共重合体)、アクリル酸エステル共重合体(例え
ばアクリル酸メチルとメタクリル酸メチルとの共重合体
)、酢酸ビニル共重合体(例えば酢酸ビニルとエチレン
との共重合体)、カルボキシル基含有共重合ポリエステ
ル9スルホン酸(塩)基含有共重合ポリエステル、無水
マレイン酸共重合体(例えば無水マレイン酸と塩化ビニ
ル11ビニルとの共1合体)あるいはエポキシ樹脂等を
あげることができる。
これらの水浴性又は水膨潤性ないし水分散性高分子化合
物は、それ自体知られている3゜これらの′?、L分子
化合物を与える単量体も知られてオ6す1本発明てはこ
11らの単量体を使用することもできる。かがるit体
とし°〔は。
例えば弐〇H,= C(R,) COO1t、 (ここ
でR3は水X原子又はメチル基であり、R2は−(CI
l、)n−Ollであり、nは2又は3である)で示さ
れるヒト”t シルM 含有アクリルモノマー; 式C
H,=C(J之、)C’0ON(R,)(R,) (こ
こで爬は水素原子スはメチル基であり、 R4,k、は
同一もしくは異なり水素原子又はヒドロキシメチル基で
ある)で示されるアクリルアミド糸上ツマ−例えばN−
ヒドロキシメチルアクリルアミド及ヒN、N−ジヒドロ
キシメチルアクリルアミド等;化水素残基であり、mは
1〜4の数である)で示されるエポキシ化合物例えはグ
リセリンジグリシジルエーテル、7リルグリシジルエー
テル及びトリメチロールプロパントリグリシジルエーテ
ル等;スルホン酸基含有ビニル化合物例えばスチレンス
ルホン酸ソーダ又はカリ等;アクリル散又はメタクリル
酸の塩例えばアクリル酸ソータ又はメタクリル酸ソーダ
等;ビニルートリス(フルコギシアルコキシ)シラン例
えばビニル−トリス(β−メトキシエトギシ)シラン、
r−ウレイドプロピルトリスエトキシシラン等などを挙
けることができろ1゜ 塗液の塗布は固形分塗布量で10〜100〜/ m”で
あることが好ましい、m血抜の乾燥、硬化は、二軸配向
フィルム製造工程における熱固定処理(ヒートセット)
と同じ条件で行うことが好ましく、核熱固定処理が乾燥
、F&化も兼ねることが好ましい。通常150〜240
℃の温度が採用される。塗布後の乾燥。
硬化によって表面(B)に突起の高さが200〜600
Aの山脈状の微小ヒダを形成せしめることが好ましい。
このヒダ形成の点からもアクリル酸金属塩とフィルム形
成性高分子化合物、その単量体またはこれらの混合物か
らなるバインターを用いることが好ましい。更にこのバ
インターは硬化反応によって硬い塗膜を形成する点でも
有利である。滑剤、バインダー等の割合は従来から知ら
れて(・る割合で良い。
発明の効果 本発明によれば、フィルム表面が平坦であり、かつ走行
性に優れた金属薄膜面を形成できる金属薄am気気記録
媒体二軸配向ポリエステルフィルムを提供できる。特に
雑音が飛M的に減少し、ノイズレベルが格段に優れ、か
つ金属薄膜面の走行性に優れた金属薄!AfIi気記録
媒体の製造に肩用な二軸配向ポリエステルフィルムを提
供できろ。
実施例 以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。なお、例
中の#rjtVj性は下記の方法でf8j定した。
1、 不活性物質の粒径411成比 島律遠心沈降式粒度分布測定装*CP−50を用いてス
トークス(5tokos )の式を用いて夫々の粒径に
相当する沈降時間を算出し、夫々の粒径の範囲に相当す
る沈降時間範囲を求め、その沈降時間範囲内での不活性
物質の重量を求めて全不活性物質重量に対する割合を%
で表わし構成比とする。
2 フィルム表面の突起高さ 高精度触針式表面粗さ測定装置 (、TALYSTEP TAYLOR−HOBSON製
)を用い【、測定長0.5 yv/m において突起の
凹凸の山頂から谷底までの船離にて表わし、最大の高さ
のものから数えて7番目のものを平均的な突起高さとし
て採用した。
3、 突起数の数(#E1度) 二軸配向ポリエステルフィルム上の、突起の直径0.2
〜2.0μの大きな突起の数は微分干渉m機成にコン製
)を用い、400倍の倍率で写真を撮影して測定し、こ
の突起の数を1III2当りに換算して算出した。また
、突起の直径が0.O1〜0.1μの小さな突起の数は
走査m電子顕微鏡で倍率45000倍で写真を撮影して
測定し、この突起の数を1111I11当りに換算して
算出した。
4、 突起の直径 突起の直径0.2〜2.0μの大きな突起の直径は前項
と同様に微分干渉顕微鏡によって400倍の倍率で写真
を撮影し、その突起の直径を算出した。また、突起の直
径が0.01〜0.1μの小さな突起の直径は前項と同
様に走査型電子顕微価で倍率45000倍で写真′?、
撮影し、直径を求めた。15、 電磁変俟特性(記録密
度特性) 10 KBPI記録再生時のS / N(dB )比及
び10 KBPI記録再生時の出力に対する50KBP
I記録再生時の出力の低下率により、高密度記録特性、
%にノイズレベルの大きさを評価した。
6、 動摩擦係数μに 第1図に示す如(,25℃、相対湿度 60、Xで金属薄膜テープの金属面側を外径20關φの
sun 27固足棒(表面粗さ0.38)触させ毎秒2
5csa/secの速さで移動、摩擦させる。入口テン
ションT、が30jlとなるようテンションコントロー
ラー2を調整した時の出口テンション−(出口テンショ
ン検出機10で検出)gより次式で動摩擦係″数μkを
算出する(本発明では30m走行時の動摩擦係数をもっ
てskとする)。
実施例1〜6及び比較例1〜6 実施例1〜6.比較例1〜6のポリエステルはジメチル
テレフタレー)100部及びエチレングリコール70部
に触媒として酢酸亜鉛0.023部(0,020モル%
対ジメジメチルテレフタレート加え、150〜240℃
で4時間メタノールを留去しつつエステル交換反応を行
い。
次いで安定剤(燐化合物のグリコール溶液)をトリメチ
ルホスフェート換算で0.014部添加した。次に、重
縮合触媒として0.04部の三酸化7ンチモンを添加し
、さもに表−IK記載した粒径および構成比を有する所
定の不活性物質を所定量添加して、1mM9以下の高真
空で4時間重縮合反応を行い固有粘度(〔η〕二〇−ク
ロpフェノール溶媒、25℃測定) 0.65のポリエ
チレンテレフタレートを得た。このポリエチレンテレフ
タレートを常法に従って溶融押出しし、淳さ210 s
mの未延伸フィルムを作成して、縦方向に90℃で3.
5倍、横方向に100℃で4.0倍、逐次二軸処伸を行
ない、更に205℃で30秒間熱固定を行ない、151
mのフィルムを作成した。
尚、未延伸フィルムは低温プラズマ処理は又ハコロナ放
電処理を120℃でフィルム表面(4)K処理を施した
、詳細処理条件は表−1,2に記載した。
ここで、コロナ放電処理は加熱ロール上にナイフ状電極
を設置し、加熱ロールを120℃に保持しながら空気中
で所定の処理電力量になる様にして実施した。なお、用
いたコロナ放電処理装置は春日電機et製HF301m
であり1周波数110 KHz +運転条件はフィルム
速度20m/麿である。
低温プラズマ処理としては、試料を入れた真空容器を真
空ポンプにより排気、#圧し、0.を真空容器内に導入
して一定の真空度I Torr K l111整して電
気エネルギーを印加し、グロー放電を起させることで実
施した。電気エネルギーとしては、真空容器内Kt&置
された電&に、13゜56 MHzの高周波をI Kw
の出力で1分間印加することで実施した。尚、処理時の
温度は120℃になる様VCコントロールシタ。
更に、縦延伸の終了後1次の組成の塗液なフィルム表?
il[1(B)に塗布した。
フィルム表面(B) K塗布した塗液の組成二〇アクリ
ル酸アルミ(浅田化学に、に、 P−3゜2wt%Iv
t・・・・・・12kIIOポリエチレングリコール(
日本油脂製分子fi19,000)2wtX浴液・・・
・・・ 5〜 0ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(長1
1m業製 NEnoxe )2 wt96浴液・・・・
・・2匈0ポリオキシ工チレンノニルフエニルエーテル
2wt%#?lk・・・−・−1に!+塗塗布線ウェッ
トで約2.2117−であり、固形分として約0.01
26&/m’である。
フィルム表面(A)及び(B)の表面の特性については
表−1にまとめて示す。
このポリエステルフィルム表面に真空蒸着によりコバル
ト−ニッケル合金薄膜を100OAの膜浮で形成した。
続いて174′巾にフィルムの機械方向に切断し、金属
薄膜8気配縁テープとし、0.371のギャップ長のリ
ングヘッドを用いて9.5は/secのスピードで記録
再生し、電磁変換特性(テジタルの記録密度特性)を評
価した。
この結果を表−1,2に示す。
この結果から本発明の磁気記録媒体のS/Nは大きく、
かつノイズレベルは格段に小さいことが理解される。
次に走行性を動J13!擦係数Akで、摩耗性を以下の
評価法で評価した。
表−3にμに、M粍性評価結果を示すが、本発明の実施
例1〜6はいずれも走行性、金属薄膜面の摩耗性共に良
好であった。
表 −3
【図面の簡単な説明】
第1図は、動J11擦係数を測定する装置の概略図であ
る。ロール4及びロール10において張力T1及びT!
を測定し走行時のフィルムの摩擦係数を算出する。 図−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二軸配向ポリエステルフィルムの金属薄膜が形成さ
    れる表面(A)に直径0.01〜0.1μ、高さ10〜
    100Åの小さな突起が1mm^2当り10^6個以上
    10^9個以下の割合で形成されていることを特徴とす
    る金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフィルム。 2、二軸配向ポリエステルフィルムの金属薄膜が形成さ
    れる表面(A)に直径0.2〜2μ、高さ20〜200
    Åの大きな突起が1mm^2当り10^3個以上10^
    6個未満の割合で形成されている特許請求の範囲第1項
    記載の金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフィルム。 3、フィルム表面(A)上の小さな突起は、未配向又は
    一軸配向のフィルム表面(A)に低温プラズマ処理また
    はコロナ放電処理を施こしたのち二軸配向せしめること
    で設けられる特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフィルム。 4、ポリエステルフィルムの金属薄膜が形成される表面
    (A)の他の表面(B)に滑剤を分散せしめた有機高分
    子の塗膜が易滑層として形成されている特許請求の範囲
    第3項記載の金属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフィ
    ルム。 5、フィルム表面(B)の塗膜に、高さ200〜100
    0Åの微細な凹凸がある特許請求の範囲第4項記載の金
    属薄膜磁気記録媒体用ポリエステルフィルム。
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