JPS6253348A - 多孔質銀面層を有するシ−ト状物の製造方法 - Google Patents
多孔質銀面層を有するシ−ト状物の製造方法Info
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- JPS6253348A JPS6253348A JP19236585A JP19236585A JPS6253348A JP S6253348 A JPS6253348 A JP S6253348A JP 19236585 A JP19236585 A JP 19236585A JP 19236585 A JP19236585 A JP 19236585A JP S6253348 A JPS6253348 A JP S6253348A
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は多孔質銀面層を有するシート状物の製造方法に
係り、より詳しくは透湿性に優れた上記シート状物を製
造するための新規な方法に関する。
係り、より詳しくは透湿性に優れた上記シート状物を製
造するための新規な方法に関する。
一般にポリアミド、ポリウレタン等の重合体の有機溶剤
溶液を、重合体に対しては非溶剤であり、かつその溶液
の溶剤とは混和し得る液体で処理して凝固させると、凝
固過程に伴なう脱溶媒および体積変化のために成型物内
部が多孔質構造となる。
溶液を、重合体に対しては非溶剤であり、かつその溶液
の溶剤とは混和し得る液体で処理して凝固させると、凝
固過程に伴なう脱溶媒および体積変化のために成型物内
部が多孔質構造となる。
この重合体の凝固方法は湿式凝固法と称せられ、他の凝
固方法である溶剤を蒸発させて重合体を凝固させる乾式
凝固法に比べ、一般に成型物が柔軟で透湿性が良好であ
る特徴を有している。この特徴を生かして、従来よりポ
リウレタン等の重合体の有機溶剤溶液を不織布、織編物
あるいはこれら繊維構造物に重合体を充填した基材に塗
布し、湿式凝固して得られる多孔質銀面層を有するシー
ト状物(以下、銀面付シート状物ということがある)が
皮革代替品として利用されている。
固方法である溶剤を蒸発させて重合体を凝固させる乾式
凝固法に比べ、一般に成型物が柔軟で透湿性が良好であ
る特徴を有している。この特徴を生かして、従来よりポ
リウレタン等の重合体の有機溶剤溶液を不織布、織編物
あるいはこれら繊維構造物に重合体を充填した基材に塗
布し、湿式凝固して得られる多孔質銀面層を有するシー
ト状物(以下、銀面付シート状物ということがある)が
皮革代替品として利用されている。
しかしながら、湿式凝固法によって得られる上記シート
状物といえども通常は、透湿性が天然皮革に比べ相当劣
っており、衣類、靴等に加工し着用する際にムレ感を感
じ快適さの点で不満足であり、このため透湿性のより改
良された銀面付シート状物を作る試みが従来より種々な
されてきている。
状物といえども通常は、透湿性が天然皮革に比べ相当劣
っており、衣類、靴等に加工し着用する際にムレ感を感
じ快適さの点で不満足であり、このため透湿性のより改
良された銀面付シート状物を作る試みが従来より種々な
されてきている。
例えば、
1、親水性物質を共重合あるいはグラフト重合させて親
水性を高めた重合体により、あるいは該重合体を一部使
用して多孔質銀面層を形成する方法(特公昭48−48
80号、同48−82188号など) 2、銀面形成用の重合体溶液中に固体物質を分散あるい
は溶解せしめておき、重合体の凝固過程に於て、又は凝
固後に、固体物質は溶解するが重合体には不活性な溶剤
で処理して該固体物質を溶出させる方法(特公昭88−
9587号など)8、銀面形成用の重合体溶液中に凝固
調節剤を配合することにより、気孔の連通化を高める方
法(特公昭48−4989号など) 4、重合体溶液層表面を毛細管作用を有する被覆材(布
、金網、多孔性フィルム)でおおった状態のまま凝固さ
せ、表明スキン層の形成を防ぐ方法(特公昭46−99
58号) 等がそれである。
水性を高めた重合体により、あるいは該重合体を一部使
用して多孔質銀面層を形成する方法(特公昭48−48
80号、同48−82188号など) 2、銀面形成用の重合体溶液中に固体物質を分散あるい
は溶解せしめておき、重合体の凝固過程に於て、又は凝
固後に、固体物質は溶解するが重合体には不活性な溶剤
で処理して該固体物質を溶出させる方法(特公昭88−
9587号など)8、銀面形成用の重合体溶液中に凝固
調節剤を配合することにより、気孔の連通化を高める方
法(特公昭48−4989号など) 4、重合体溶液層表面を毛細管作用を有する被覆材(布
、金網、多孔性フィルム)でおおった状態のまま凝固さ
せ、表明スキン層の形成を防ぐ方法(特公昭46−99
58号) 等がそれである。
しかし、1の方法は親水性重合体の合成に困難を伴なう
ことが多く、また、該重合体の湿式凝固性に問題があっ
たり、更には該重合体がカビ、細菌等に犯され易いこと
が欠点であり、2の方法は固体物質の溶出に困難を伴な
い、品質的にも満足できるものが得難い。また8の方法
は、多孔質銀面層の強度が不十分であるという難点を有
し、4の方法は、凝固工程が複雑であり、特別の装置を
設けなければならず、なおかつ均質なものが得難い欠点
がある。即ち、従来の方法はいずれも充分満足できる方
法とは云い難い。
ことが多く、また、該重合体の湿式凝固性に問題があっ
たり、更には該重合体がカビ、細菌等に犯され易いこと
が欠点であり、2の方法は固体物質の溶出に困難を伴な
い、品質的にも満足できるものが得難い。また8の方法
は、多孔質銀面層の強度が不十分であるという難点を有
し、4の方法は、凝固工程が複雑であり、特別の装置を
設けなければならず、なおかつ均質なものが得難い欠点
がある。即ち、従来の方法はいずれも充分満足できる方
法とは云い難い。
本発明者らは、前記従来技術の有する欠点に鑑み、品質
上及び製造上の難点を伴うことなく透湿性に優れた銀面
付シート状物を製造する方法を見い出すべく鋭意検討の
結果、ゼオライトを含有したポリウレタンエラストマー
の有機溶剤溶液を湿式凝固する方法がかかる要請を満足
し、これによって、皮革代用品特に靴、衣類材料として
有用な高透湿性の銀面付シート状物の提供が可能となる
ことを知り、本発明を完成するに至った。
上及び製造上の難点を伴うことなく透湿性に優れた銀面
付シート状物を製造する方法を見い出すべく鋭意検討の
結果、ゼオライトを含有したポリウレタンエラストマー
の有機溶剤溶液を湿式凝固する方法がかかる要請を満足
し、これによって、皮革代用品特に靴、衣類材料として
有用な高透湿性の銀面付シート状物の提供が可能となる
ことを知り、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、ポリウレタンエラストマーの水混和性有
機溶剤溶液をシート状基体に塗市し、水性媒体中で湿式
凝固せしめて多孔質銀面層を有するシート状物を製造す
るに際して、前記ポリウレタンエラストマー溶液中にゼ
オライトを含有させるようにしたことを特徴とする多孔
質銀面層を有するシート状物の製造方法である。
機溶剤溶液をシート状基体に塗市し、水性媒体中で湿式
凝固せしめて多孔質銀面層を有するシート状物を製造す
るに際して、前記ポリウレタンエラストマー溶液中にゼ
オライトを含有させるようにしたことを特徴とする多孔
質銀面層を有するシート状物の製造方法である。
本発明で多孔質銀面層の形成に用いるポリウレタンエラ
ストマーは、通常人工皮革等の多孔質シート状物の製造
に使用される湿式用ポリウレタンエラストマーのいずれ
であってもよく特に制限はない。該ポリウレタンエラス
トマーは、組成的には両末端に水酸基を持つポリオール
と有様ジイソシアネートおよび低分子鎖伸長剤からなる
ものであり、具体的にはポリオールとしては、例エバポ
リエチレンエーテルグリコール、ポリプロピレンエーテ
ルグリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリ2−ル
、ポリへキサメチレンエーテルクリコール等の両末端に
水酸基を持つポリアルキレンニーflLt’fリコール
、或いはポリエチレンアジペートグリコール、ポリプロ
ピレンアジペートクリコール、ポリエチレンプロピレン
アジペートクリコール、ポリブチレンアジペートグリコ
ール、ポリエチレンブチレンアジベートグリコール、ポ
リペンタメチレンアジペートグリコール、ポリエチレン
セバケートグリコール等及びラクトンを開環重合して得
られるポリカプロラクトン等の両末端に水酸基を有する
ポリエステルグリコール等がある。また有機ジイソシア
ネートとしては、例えばジフェニルメタン−4,4′−
ジインシアネート。
ストマーは、通常人工皮革等の多孔質シート状物の製造
に使用される湿式用ポリウレタンエラストマーのいずれ
であってもよく特に制限はない。該ポリウレタンエラス
トマーは、組成的には両末端に水酸基を持つポリオール
と有様ジイソシアネートおよび低分子鎖伸長剤からなる
ものであり、具体的にはポリオールとしては、例エバポ
リエチレンエーテルグリコール、ポリプロピレンエーテ
ルグリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリ2−ル
、ポリへキサメチレンエーテルクリコール等の両末端に
水酸基を持つポリアルキレンニーflLt’fリコール
、或いはポリエチレンアジペートグリコール、ポリプロ
ピレンアジペートクリコール、ポリエチレンプロピレン
アジペートクリコール、ポリブチレンアジペートグリコ
ール、ポリエチレンブチレンアジベートグリコール、ポ
リペンタメチレンアジペートグリコール、ポリエチレン
セバケートグリコール等及びラクトンを開環重合して得
られるポリカプロラクトン等の両末端に水酸基を有する
ポリエステルグリコール等がある。また有機ジイソシア
ネートとしては、例えばジフェニルメタン−4,4′−
ジインシアネート。
トリレン−2,4−ジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4゜4−ジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等があ
る。
ソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4゜4−ジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等があ
る。
また低分子鎖伸長剤としては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレンクリコール、ペンタメチ
レングリコール、ジエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、 N−メチ/&ジェタノールアミン、p
、p’−ジフェニロールアルカン、ヒドラジン、1.2
−プロピレンジアミン。
ロピレングリコール、ブチレンクリコール、ペンタメチ
レングリコール、ジエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、 N−メチ/&ジェタノールアミン、p
、p’−ジフェニロールアルカン、ヒドラジン、1.2
−プロピレンジアミン。
ヘキサメチレンジアミン、 p、p’−ジアミノジフェ
ニルメタン等がある。
ニルメタン等がある。
本発明においては、ポリウレタンエラストマーとともに
、製品の透湿性を阻害しない限り他の成型用重合体、例
えばポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニ
ル等を混合して使用することができる。その混合割合は
重合体により異なり一概には云えないがポリウレタンエ
ラストマーに対して一般に80重量%以下とするのがよ
い。
、製品の透湿性を阻害しない限り他の成型用重合体、例
えばポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニ
ル等を混合して使用することができる。その混合割合は
重合体により異なり一概には云えないがポリウレタンエ
ラストマーに対して一般に80重量%以下とするのがよ
い。
ポリウレタンエラストマーの水混和性有機溶剤溶液(以
下、ポリウレタンエラストマー溶液トいう)を調製する
ための該有機溶剤としては、ジメチルホルムアミドが好
適であり、その他ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド等が使用出来る。ポリウレタンエラストマーの
濃度は、得られるシート状物の充実感(腰の強さ)およ
び強度等の観点から余り低濃度であることは好ましくな
く、一般には15〜40重量%、特に20〜35重量%
の範囲とするのが適当である。
下、ポリウレタンエラストマー溶液トいう)を調製する
ための該有機溶剤としては、ジメチルホルムアミドが好
適であり、その他ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド等が使用出来る。ポリウレタンエラストマーの
濃度は、得られるシート状物の充実感(腰の強さ)およ
び強度等の観点から余り低濃度であることは好ましくな
く、一般には15〜40重量%、特に20〜35重量%
の範囲とするのが適当である。
かかるポリウレタン工、ラストマー溶液の調製は、ポリ
オール、有機ジイソシアネートおよび低分子鎖伸長剤を
上記の如き水混和性有機溶剤中で重合させるか、もしく
はそれら成分を溶剤不存在下に重合させた後得られた重
合体を上記の水混和性有機溶剤に溶解させる等周知の方
法によってこれを行うことができる。
オール、有機ジイソシアネートおよび低分子鎖伸長剤を
上記の如き水混和性有機溶剤中で重合させるか、もしく
はそれら成分を溶剤不存在下に重合させた後得られた重
合体を上記の水混和性有機溶剤に溶解させる等周知の方
法によってこれを行うことができる。
本発明において、上記のポリウレタンエラストマー溶液
に含有させるゼオライトは細孔を有するアルミノシリケ
ートの三次元構造よりなる結晶物質で、あり、一般には
AJ20g を基準にしてxM20五 ・ム/zOa ・ysto、、 # ZH20テ表わさ
れる(Mはイオン交換可能な金属イオンを表わし、通常
は1価〜2価の金属であり、nはこの原子価に対応する
。
に含有させるゼオライトは細孔を有するアルミノシリケ
ートの三次元構造よりなる結晶物質で、あり、一般には
AJ20g を基準にしてxM20五 ・ム/zOa ・ysto、、 # ZH20テ表わさ
れる(Mはイオン交換可能な金属イオンを表わし、通常
は1価〜2価の金属であり、nはこの原子価に対応する
。
一方%Xおよびyはそれぞれ金属酸化物およびシリカの
係数であり、2は結晶水の数を表わしている)。ゼオラ
イトは、その組成比及び細孔径、比表面積などの異なる
多くの種類が知られているが、本発明への適用に当って
はそれらの種類によって特に限定を受けることはなく、
また天然および合成品の何れのゼオライトも使用可能で
ある。例えば天然のゼオライトとしてはアナルシン、チ
ャバサイト、クロノブチロライト、エリオナイト、フォ
ジャサイト9モルデナイト、フィリップサイト等があり
、また合成ゼオライトの典型的なものとしては、X型ゼ
オライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、モデルナ
イト等が挙げられる。
係数であり、2は結晶水の数を表わしている)。ゼオラ
イトは、その組成比及び細孔径、比表面積などの異なる
多くの種類が知られているが、本発明への適用に当って
はそれらの種類によって特に限定を受けることはなく、
また天然および合成品の何れのゼオライトも使用可能で
ある。例えば天然のゼオライトとしてはアナルシン、チ
ャバサイト、クロノブチロライト、エリオナイト、フォ
ジャサイト9モルデナイト、フィリップサイト等があり
、また合成ゼオライトの典型的なものとしては、X型ゼ
オライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、モデルナ
イト等が挙げられる。
これらの天然および合成ゼオライトは、いずれも本発明
に好適に使用することができるが、なかでも成分が均一
で不純物が少ない点で合成ゼオライトが好ましい。
に好適に使用することができるが、なかでも成分が均一
で不純物が少ない点で合成ゼオライトが好ましい。
ゼオライトの形状は、ポリウレタンエラストマー溶液中
への均−且つ安定な分数を期すため、粒子径が0.1〜
10ミクロン程度の粉末状であることが好ましい。
への均−且つ安定な分数を期すため、粒子径が0.1〜
10ミクロン程度の粉末状であることが好ましい。
ポリウレタンエラストマー溶液中へのゼオライトの配合
量は、ポリウレタンエラストマー固形分に対して通常6
重量%以上、より好ましくは10重量%以上とする。ゼ
オライトの配合量が5重量96未満の場合には、得られ
る銀面付シート状物の改善効果が不十分である。ゼオラ
イトの配合量の上限については!M性の観点からは特に
限定はないものの、ゼオライトの配合量が余りに多くな
ると湿式凝固後生成する多孔質銀面層の機械的物性が低
下するので一般には50重量%程度迄とすることが望ま
しい。
量は、ポリウレタンエラストマー固形分に対して通常6
重量%以上、より好ましくは10重量%以上とする。ゼ
オライトの配合量が5重量96未満の場合には、得られ
る銀面付シート状物の改善効果が不十分である。ゼオラ
イトの配合量の上限については!M性の観点からは特に
限定はないものの、ゼオライトの配合量が余りに多くな
ると湿式凝固後生成する多孔質銀面層の機械的物性が低
下するので一般には50重量%程度迄とすることが望ま
しい。
本発明で上記のゼオライト含有ポリウレタンエラストマ
ー溶液を塗布するシート状基体としては、天然a維、再
生繊維1合成繊維あるいはそれらの混合級維よりなる織
物9編物、不織布、さらにはそれらw&維構造物の空隙
部にスチレンブタジェンゴム、ニトリルブタジェンゴム
等の合成ゴム、あるいはポリウレタンエラストマー等を
充填せしめて得られる基材等通常合成皮革や人工皮革の
製造に用いられる基体が使用可能であり、それらの内か
ら最終製品の銀面付シート状物の要求性能、用途等に応
じて適宜のものが選択される。例えば、天然皮革様の内
部構造と風合を求めるのであれば、三次元化不織布に合
成ゴムあるいはポリウレタンニラストマール今尾 ′:
b:樽シア瓜+”−M !背杯−m−溶液とシート状基
体とを用いて多孔質銀面層を有するシート状物を製造す
る工程は常法に従って行うことができる。
ー溶液を塗布するシート状基体としては、天然a維、再
生繊維1合成繊維あるいはそれらの混合級維よりなる織
物9編物、不織布、さらにはそれらw&維構造物の空隙
部にスチレンブタジェンゴム、ニトリルブタジェンゴム
等の合成ゴム、あるいはポリウレタンエラストマー等を
充填せしめて得られる基材等通常合成皮革や人工皮革の
製造に用いられる基体が使用可能であり、それらの内か
ら最終製品の銀面付シート状物の要求性能、用途等に応
じて適宜のものが選択される。例えば、天然皮革様の内
部構造と風合を求めるのであれば、三次元化不織布に合
成ゴムあるいはポリウレタンニラストマール今尾 ′:
b:樽シア瓜+”−M !背杯−m−溶液とシート状基
体とを用いて多孔質銀面層を有するシート状物を製造す
る工程は常法に従って行うことができる。
即ち、ゼオライトを含有するポリウレタンエラストマー
溶液に、必要に応じて、また透湿性を阻害しない限度内
で、顔料、染料等の着色剤、熱・光安定剤、耐カビ剤等
の老化防止剤等を配合し、更に溶液濃度(固形分)を前
記した範囲内に關整したものを、上記のシート状基体に
、リバースロールコータ−、ナイフコーター等を用いて
、一般に100〜15001/rn2、好ましくは80
0〜100097m2の塗布艦となるように塗布し、こ
れを水性媒体、即ち水或いは水とポリウレタンエラスト
マーの溶媒との混合系中に浸漬して湿式凝固させた後、
水′fc(脱溶媒)、乾燥することにより多孔質銀面層
を有するシート状物が得られる。
溶液に、必要に応じて、また透湿性を阻害しない限度内
で、顔料、染料等の着色剤、熱・光安定剤、耐カビ剤等
の老化防止剤等を配合し、更に溶液濃度(固形分)を前
記した範囲内に關整したものを、上記のシート状基体に
、リバースロールコータ−、ナイフコーター等を用いて
、一般に100〜15001/rn2、好ましくは80
0〜100097m2の塗布艦となるように塗布し、こ
れを水性媒体、即ち水或いは水とポリウレタンエラスト
マーの溶媒との混合系中に浸漬して湿式凝固させた後、
水′fc(脱溶媒)、乾燥することにより多孔質銀面層
を有するシート状物が得られる。
かくして得られる本発明の銀面付シート状物は、そのま
まで、あるいは必要に応じて更にその表面に出来得る限
り透湿性を低下せしめない着色仕上げ層を形成せしめて
靴、衣料用の材料として使用される。
まで、あるいは必要に応じて更にその表面に出来得る限
り透湿性を低下せしめない着色仕上げ層を形成せしめて
靴、衣料用の材料として使用される。
以上の本発明方法によれば、後に実施例および比較例に
示す通り、ゼオライトを用いない場合に比べて著しく透
湿性の改善された銀面付シート状物を得ることが可能で
あり、また該シート状物に着色仕上げ等を施したとして
も、従来の同様の製品の透湿度(例えば靴用人工皮革で
は通常2〜8m1kta2 、 h rであり、最高で
も5 ml/ctn2 、 h r程度である)を上廻
わる製品とすることが容易である。
示す通り、ゼオライトを用いない場合に比べて著しく透
湿性の改善された銀面付シート状物を得ることが可能で
あり、また該シート状物に着色仕上げ等を施したとして
も、従来の同様の製品の透湿度(例えば靴用人工皮革で
は通常2〜8m1kta2 、 h rであり、最高で
も5 ml/ctn2 、 h r程度である)を上廻
わる製品とすることが容易である。
また本発明によれば、ポリウレタンエラストマー溶液に
ゼオライトを配合する丈の極く簡便な方法で、凝固工程
等各工程に何ら特別な工夫を要することなく上記の透湿
性にすぐれた銀面付シート状物を製造することが可能で
あり、しかも得られるシート状物は機械的物性、例えば
耐屈曲性に於てゼオライト無配合のものと比べて何ら遜
色のない高い値を示す。
ゼオライトを配合する丈の極く簡便な方法で、凝固工程
等各工程に何ら特別な工夫を要することなく上記の透湿
性にすぐれた銀面付シート状物を製造することが可能で
あり、しかも得られるシート状物は機械的物性、例えば
耐屈曲性に於てゼオライト無配合のものと比べて何ら遜
色のない高い値を示す。
ゼオライトは、その組成、細かい空洞を有する結晶構造
及び比表面積が大きいこと等に基づき撰択的吸着能、イ
オン交換能、化学反応を加速する触媒能などの特異な機
能を保有してl、すること力S知られており、乾燥剤(
除湿剤)、イオン交換体。
及び比表面積が大きいこと等に基づき撰択的吸着能、イ
オン交換能、化学反応を加速する触媒能などの特異な機
能を保有してl、すること力S知られており、乾燥剤(
除湿剤)、イオン交換体。
ガスの濃縮・分離・精製、触媒等として利用されている
。しかしながら、ゼオライトが湿式凝固法により形成さ
れるポリウレタンエラストマー多孔質皮膜の透湿性を向
上させることは従来全く知られていなかったところであ
り、ゼオライトがかかる効果を奏することは予想外のこ
とである。
。しかしながら、ゼオライトが湿式凝固法により形成さ
れるポリウレタンエラストマー多孔質皮膜の透湿性を向
上させることは従来全く知られていなかったところであ
り、ゼオライトがかかる効果を奏することは予想外のこ
とである。
以下実施例によって本発明の方法を更に詳細に説明する
。
。
尚、本実施例中の部及び%とは、特に断わりのない限り
すべて重量に関するものである。また実施例に示した透
湿度、引張強伸度、引裂強度、耐屈曲性の測定法は下記
の通りである。
すべて重量に関するものである。また実施例に示した透
湿度、引張強伸度、引裂強度、耐屈曲性の測定法は下記
の通りである。
(1)透湿度
JIS K−6549の方法に準じた。
(2)引張強伸度及び引裂強度
JIS K−6550の方法に準じた。
(3) 耐屈曲性
JIS K−6545の方法に準じた。
実施例1.比較例1.2
繊度1.θデニール、m細長51Hの6−ナイロンステ
ープyを用いて、カード、クロスラッパーによりウェブ
を作成し、該ウェブをダブルニードtvaツカールーム
に通し、上下より2000本/nL2のニードルパンチ
ングを行ない、重量22 Qll/fn2゜厚さ1.2
*tx *見掛は密度0.18 l/c−の三次元化
不織布を得た。
ープyを用いて、カード、クロスラッパーによりウェブ
を作成し、該ウェブをダブルニードtvaツカールーム
に通し、上下より2000本/nL2のニードルパンチ
ングを行ない、重量22 Qll/fn2゜厚さ1.2
*tx *見掛は密度0.18 l/c−の三次元化
不織布を得た。
該不織布に、分子f11500のポリエチレンブチレン
(1:1モA/)アジペートグリコール、ジフェニルメ
タン−4,4−ジイソシアネート及び鎖伸長剤としてエ
チレングリコールをジメチルホルムアミド中モル比1:
6:4で反応させて得たポリウレタンエラストマーの1
5%ジメチルホルムアミド溶液を、含浸率が不織布重量
当り約400%となるように含浸させた後、40℃の凝
固浴〔水;ジメチルホルムアミド−80:20(重量比
)〕の中に浸漬して凝固させた。次いで、60℃の温水
中に2時間浸漬して脱溶媒を行なった後、120℃で熱
風乾燥を行って、ポリウレタンエラストマーが充填され
た基材を得た■ かくして得られた基材は、1曾85077/m”。
(1:1モA/)アジペートグリコール、ジフェニルメ
タン−4,4−ジイソシアネート及び鎖伸長剤としてエ
チレングリコールをジメチルホルムアミド中モル比1:
6:4で反応させて得たポリウレタンエラストマーの1
5%ジメチルホルムアミド溶液を、含浸率が不織布重量
当り約400%となるように含浸させた後、40℃の凝
固浴〔水;ジメチルホルムアミド−80:20(重量比
)〕の中に浸漬して凝固させた。次いで、60℃の温水
中に2時間浸漬して脱溶媒を行なった後、120℃で熱
風乾燥を行って、ポリウレタンエラストマーが充填され
た基材を得た■ かくして得られた基材は、1曾85077/m”。
厚さ1.25鰭、見掛は密度0.281/c−で、透湿
度は20 mF/ct2. h rであった。
度は20 mF/ct2. h rであった。
次に、この基材の表面に、前記と同様のポリウレタンエ
ラストマーの80%ジメチルホルムアミド溶液に、粒子
径1.1ミクロンのX型ゼオライトをポリウレタンエラ
ストマー固形分に対して20%量添加混合した溶液を7
00 ji/m2ドクターコートシ、次いで40℃の凝
固谷〔水ニジメチルホルムアミド=80:20(重量比
)〕中に80分間浸漬後、60℃の温水中に2時間浸漬
し、その後加圧ロールによる絞液を10回繰返し行ない
、120℃で熱風乾燥して多孔質銀面層を有するシート
状物を得た(実施例1)。
ラストマーの80%ジメチルホルムアミド溶液に、粒子
径1.1ミクロンのX型ゼオライトをポリウレタンエラ
ストマー固形分に対して20%量添加混合した溶液を7
00 ji/m2ドクターコートシ、次いで40℃の凝
固谷〔水ニジメチルホルムアミド=80:20(重量比
)〕中に80分間浸漬後、60℃の温水中に2時間浸漬
し、その後加圧ロールによる絞液を10回繰返し行ない
、120℃で熱風乾燥して多孔質銀面層を有するシート
状物を得た(実施例1)。
また比較のため、ゼオライトを添加したポリウレタンエ
ラストマージメチルホルムアミド溶液に代えて、ゼオラ
イト塵、添加のポリウレタンエラストマージメチルホル
ムアミド溶液(比較例1)、または粒子径0.8ミクロ
ンの炭酸カルシウムをポリウレタンエラストマー固形分
に対して20%量添加混合したポリウレタンエラストマ
ージメチルホルムアミド溶液(比較例2)をそれぞれ基
材に塗布する以外は上記の実施例1と全く同様にして、
同じく多孔質銀面層を有するシート状物を得た。
ラストマージメチルホルムアミド溶液に代えて、ゼオラ
イト塵、添加のポリウレタンエラストマージメチルホル
ムアミド溶液(比較例1)、または粒子径0.8ミクロ
ンの炭酸カルシウムをポリウレタンエラストマー固形分
に対して20%量添加混合したポリウレタンエラストマ
ージメチルホルムアミド溶液(比較例2)をそれぞれ基
材に塗布する以外は上記の実施例1と全く同様にして、
同じく多孔質銀面層を有するシート状物を得た。
ここに得られた8種のシート状物の物性を第1表に示す
。
。
第1表
第1表の結果から、本発明のゼオライトを添加した銀面
付シート状物がゼオライトm添加および糞謳炭酸カルシ
ウム添加の同様のシート状物に比して著しく透湿性にす
ぐれており、しかも機械的物性に於てもゼオライト無添
加のものと比較して何ら遜色のないことが明らかである
。
付シート状物がゼオライトm添加および糞謳炭酸カルシ
ウム添加の同様のシート状物に比して著しく透湿性にす
ぐれており、しかも機械的物性に於てもゼオライト無添
加のものと比較して何ら遜色のないことが明らかである
。
実施例2.比較例8
実施例1と同様の基材の表面に、分子量1500のポリ
テトラメチレンエーテルグリコールとジフ工二Mメタン
ー4.4−ジインシアネートとエチレングリコールを、
ジメチルホルムアミド中モル比8:10ニアで反応して
得られたポリウレタンエラストマーの28%ジメチルホ
ルムアミド溶液に、尿素、Tio2及び粒子径1.2ミ
クロンのX型ゼオライトを各々ポリウレタンエラストマ
ー固形分に対して15%、8%、および20%量添加混
合(尿素は溶解)した溶液(実施例2)、及び尿素とT
iO2のみを上記と同U添加混合した溶液(比較例8)
をそれぞれ5001/m2ドクターコートした後、実施
例1と同様に凝固、脱溶媒、乾燥を行って2種類の銀面
付シート状物を得た。
テトラメチレンエーテルグリコールとジフ工二Mメタン
ー4.4−ジインシアネートとエチレングリコールを、
ジメチルホルムアミド中モル比8:10ニアで反応して
得られたポリウレタンエラストマーの28%ジメチルホ
ルムアミド溶液に、尿素、Tio2及び粒子径1.2ミ
クロンのX型ゼオライトを各々ポリウレタンエラストマ
ー固形分に対して15%、8%、および20%量添加混
合(尿素は溶解)した溶液(実施例2)、及び尿素とT
iO2のみを上記と同U添加混合した溶液(比較例8)
をそれぞれ5001/m2ドクターコートした後、実施
例1と同様に凝固、脱溶媒、乾燥を行って2種類の銀面
付シート状物を得た。
得られた銀面付シート状物の物性は第2表の如くで:あ
り、ゼオライトを添加したポリウレタンエラストマーの
ジメチルホルムアミド溶液を塗布して得られたシート状
物(実施例2)は、無添加の場合(比較例8)に比べ透
湿性が非常に優れているにもかかわらず、他の物性面で
は何ら欠点のないものであった。
り、ゼオライトを添加したポリウレタンエラストマーの
ジメチルホルムアミド溶液を塗布して得られたシート状
物(実施例2)は、無添加の場合(比較例8)に比べ透
湿性が非常に優れているにもかかわらず、他の物性面で
は何ら欠点のないものであった。
第2表
実施例8〜8
ゼオライトとして粒子径1.0ミクロンのY拒ゼオライ
トを使用し、かつポリウレタンエラストマージメチルホ
ルムアミド溶液中への添加量を396゜5%、10%、
2096.80%、50%(対ポリウレタンエラストマ
ー固形分)とする以外は、実施例1と同様にして6種類
の銀回付シート状物を得た。
トを使用し、かつポリウレタンエラストマージメチルホ
ルムアミド溶液中への添加量を396゜5%、10%、
2096.80%、50%(対ポリウレタンエラストマ
ー固形分)とする以外は、実施例1と同様にして6種類
の銀回付シート状物を得た。
得られた銀面付シート状物の物性は第3表の如くであっ
た。
た。
なお、第8表には比較例1(ゼオライト無添加)第8表
の結果から、実施例3Jこみられるようlこポリウレタ
ンエラストマー溶液中へのゼオライトの添加量が5%(
対ポリウレタンエラストマー固形分・以下同じ)を下辺
わる場合は透湿度の向上度合がやや不十分となる事が判
る。一方、実施例4〜8の結果から、ゼオライトの添加
量が5%以上の場合、特に10%以上の場合は送振性が
著しく良好な銀面付シート状物が得られることが判るe
又、透湿度以外の物性については、ゼオライト量が50
%の場合に、機械的物性が若干低下する傾向が認められ
る。
の結果から、実施例3Jこみられるようlこポリウレタ
ンエラストマー溶液中へのゼオライトの添加量が5%(
対ポリウレタンエラストマー固形分・以下同じ)を下辺
わる場合は透湿度の向上度合がやや不十分となる事が判
る。一方、実施例4〜8の結果から、ゼオライトの添加
量が5%以上の場合、特に10%以上の場合は送振性が
著しく良好な銀面付シート状物が得られることが判るe
又、透湿度以外の物性については、ゼオライト量が50
%の場合に、機械的物性が若干低下する傾向が認められ
る。
ゼオライトを含有するポリウレタンエラストマー溶液を
シート状基体に塗布し、湿式凝固せしめる本発明の方法
によれば、透湿性ならびに機械的物性に優れた銀面付シ
ート状物を製造することが可能であり、かくしてここに
靴、衣料等の用途に用いて特に好適な特性を具えた該シ
ート状物が擾供される。
シート状基体に塗布し、湿式凝固せしめる本発明の方法
によれば、透湿性ならびに機械的物性に優れた銀面付シ
ート状物を製造することが可能であり、かくしてここに
靴、衣料等の用途に用いて特に好適な特性を具えた該シ
ート状物が擾供される。
Claims (1)
- ポリウレタンエラストマーの水混和性有機溶剤溶液をシ
ート状基体に塗布し、水性媒体中で湿式凝固せしめて多
孔質銀面層を有するシート状物を製造するに際して、前
記ポリウレタンエラストマー溶液中にゼオライトを含有
させるようにしたことを特徴とする多孔質銀面層を有す
るシート状物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19236585A JPS6253348A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 多孔質銀面層を有するシ−ト状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19236585A JPS6253348A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 多孔質銀面層を有するシ−ト状物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6253348A true JPS6253348A (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=16290068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19236585A Pending JPS6253348A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 多孔質銀面層を有するシ−ト状物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6253348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10996164B2 (en) | 2017-04-28 | 2021-05-04 | Komatsu Ltd. | Oil state detection device, work machine, management system, and oil state detection method |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51133401A (en) * | 1975-05-14 | 1976-11-19 | Shiraishi Chuo Kenkiyuushiyo K | Production of highly porous synthetic leather |
JPS55165929A (en) * | 1979-06-13 | 1980-12-24 | Kunimine Kogyo Kk | Production of microporous permeable polymer film |
JPS57106777A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-02 | Ichirou Noda | Production of synthetic leather for grip |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP19236585A patent/JPS6253348A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51133401A (en) * | 1975-05-14 | 1976-11-19 | Shiraishi Chuo Kenkiyuushiyo K | Production of highly porous synthetic leather |
JPS55165929A (en) * | 1979-06-13 | 1980-12-24 | Kunimine Kogyo Kk | Production of microporous permeable polymer film |
JPS57106777A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-02 | Ichirou Noda | Production of synthetic leather for grip |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10996164B2 (en) | 2017-04-28 | 2021-05-04 | Komatsu Ltd. | Oil state detection device, work machine, management system, and oil state detection method |
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