JPS6253226B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6253226B2 JPS6253226B2 JP15846282A JP15846282A JPS6253226B2 JP S6253226 B2 JPS6253226 B2 JP S6253226B2 JP 15846282 A JP15846282 A JP 15846282A JP 15846282 A JP15846282 A JP 15846282A JP S6253226 B2 JPS6253226 B2 JP S6253226B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- paint
- air
- nozzle
- mixed fluid
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、既設配管路のパイプ内壁ライニング
装置に係り、エポキシ樹脂塗料と空気とを混合し
て混合流体を形成し、更にこの混合流体を圧縮空
気により増速して被処理管の一端より噴出し、管
内を高速で通過させることにより、管内壁面に塗
料皮膜を形成するようにしたパイプ内壁ライニン
グ装置に関する。
装置に係り、エポキシ樹脂塗料と空気とを混合し
て混合流体を形成し、更にこの混合流体を圧縮空
気により増速して被処理管の一端より噴出し、管
内を高速で通過させることにより、管内壁面に塗
料皮膜を形成するようにしたパイプ内壁ライニン
グ装置に関する。
一般に、都市給水本管や集合住宅用水道管、工
業用水道管等に於いては、使用期間の経過ととも
に管内壁にスケールが固着堆積し、水の濁りや管
路抵抗の増大等の不都合を起生する。その為、管
路内を清掃してスケールを除去したあと、管壁を
塗装等によつて防錆処理する方策が近年広く実施
されている。
業用水道管等に於いては、使用期間の経過ととも
に管内壁にスケールが固着堆積し、水の濁りや管
路抵抗の増大等の不都合を起生する。その為、管
路内を清掃してスケールを除去したあと、管壁を
塗装等によつて防錆処理する方策が近年広く実施
されている。
而して、従前のこの種管路用の塗装装置は、通
常の塗装方法を単に管路へ適用したものにすぎ
ず、塗装スプレーに長いホースをつないでパイプ
内へ通し、これを緩慢に引き出しながらパイプ内
面を塗装するものである。この様な塗装装置は、
市販の塗装用具をそのまま使えるという長所があ
るものの、長い管路の場合にはホースも長くな
り、作業が煩雑になるという欠点がある。また管
路内へスプレーを通すため、3B以下の小口径管
や曲がりの多い管路には適用下可能であり、その
うえホースをゆつくり動かすので作業時間が長く
なるという難点がある。
常の塗装方法を単に管路へ適用したものにすぎ
ず、塗装スプレーに長いホースをつないでパイプ
内へ通し、これを緩慢に引き出しながらパイプ内
面を塗装するものである。この様な塗装装置は、
市販の塗装用具をそのまま使えるという長所があ
るものの、長い管路の場合にはホースも長くな
り、作業が煩雑になるという欠点がある。また管
路内へスプレーを通すため、3B以下の小口径管
や曲がりの多い管路には適用下可能であり、その
うえホースをゆつくり動かすので作業時間が長く
なるという難点がある。
一方、被処理パイプの入口端に塗料の噴射口と
搬送用空気の噴出口とを各別に設け、前記被処理
パイプの入口端内部で搬送用空気内に塗料微粒子
を分散させ、この混合ガスを高速で管内へ流通さ
せることにより、管内壁面塗料微粒子を附着させ
てライニング皮膜を形成するようにした装置が開
発されている。
搬送用空気の噴出口とを各別に設け、前記被処理
パイプの入口端内部で搬送用空気内に塗料微粒子
を分散させ、この混合ガスを高速で管内へ流通さ
せることにより、管内壁面塗料微粒子を附着させ
てライニング皮膜を形成するようにした装置が開
発されている。
しかし乍ら、この装置では、コンプレツサーや
塗料圧送ポンプを被処理パイプの開口端近傍に据
付けできない場合には、塗料の供給パイプが長く
なるため、塗料の粘度を下げて塗料供給パイプ内
の詰まりを防止する必要があり、塗料粘度の不足
に起因するライニング皮膜の滴下や膜厚の不同を
生じたり、或いは大容量の塗料圧送ポンプを必要
とする等の欠点がある。
塗料圧送ポンプを被処理パイプの開口端近傍に据
付けできない場合には、塗料の供給パイプが長く
なるため、塗料の粘度を下げて塗料供給パイプ内
の詰まりを防止する必要があり、塗料粘度の不足
に起因するライニング皮膜の滴下や膜厚の不同を
生じたり、或いは大容量の塗料圧送ポンプを必要
とする等の欠点がある。
また、被処理パイプの入口端内部で塗料と空気
を直接混合させるため、パイプ入口端部には均等
な厚さのライニング皮膜が形成できず、未ライニ
ング部が残るという難点がある。
を直接混合させるため、パイプ入口端部には均等
な厚さのライニング皮膜が形成できず、未ライニ
ング部が残るという難点がある。
本発明は、既設配管部のライニング処理装置に
於ける上述の如き問題の解決を課題とするもので
あり、ライニング装置と被処理パイプ間の距離が
相当離れている場合でも、詰まりを生ずることな
く塗料の移送が出来ると共に、少ない塗料損失で
もつて管内壁面の全体に、均等な皮膜厚さのライ
ニングを出来るようにしたパイプ内壁ライニング
装置を提供するものである。
於ける上述の如き問題の解決を課題とするもので
あり、ライニング装置と被処理パイプ間の距離が
相当離れている場合でも、詰まりを生ずることな
く塗料の移送が出来ると共に、少ない塗料損失で
もつて管内壁面の全体に、均等な皮膜厚さのライ
ニングを出来るようにしたパイプ内壁ライニング
装置を提供するものである。
本発明は、主剤Aと硬化剤Bとを混合してエポ
キシ樹脂塗料を形成する混合装置2と;前記混合
装置2からのエポキシ樹脂塗料と空気とを混合し
て両者の混合流体を形成するミキシングノズル3
と;前記ミキシングノズル3からの混合流体に空
気を加えて増速し、該増速した混合流体をパイプ
内へ噴出する加速ノズル4とを発明の基本構成と
するものである。
キシ樹脂塗料を形成する混合装置2と;前記混合
装置2からのエポキシ樹脂塗料と空気とを混合し
て両者の混合流体を形成するミキシングノズル3
と;前記ミキシングノズル3からの混合流体に空
気を加えて増速し、該増速した混合流体をパイプ
内へ噴出する加速ノズル4とを発明の基本構成と
するものである。
以下、図面に示す本発明の一実施例に基づいて
その詳細を説明する。
その詳細を説明する。
図に於いて、A及びBは二液混合形エポキシ樹
脂塗料の主剤と硬化剤であり、夫々貯蔵容器(図
示省略)内に各別に貯留されている。又、Gは圧
縮空気であり、コンプレツサー等の圧縮空気源
(図示省略)から供給されている。
脂塗料の主剤と硬化剤であり、夫々貯蔵容器(図
示省略)内に各別に貯留されている。又、Gは圧
縮空気であり、コンプレツサー等の圧縮空気源
(図示省略)から供給されている。
定量供給装置6,7はエポキシ樹脂液(主剤又
は硬化剤)の圧送ポンプと流量調整器等から構成
されており、前記エポキシ樹脂塗料を形成するA
液とB液は、当該定量供給装置6,7により、弁
13,14を経て一定の割合で混合装置2の入口
側へ各別に送られる。
は硬化剤)の圧送ポンプと流量調整器等から構成
されており、前記エポキシ樹脂塗料を形成するA
液とB液は、当該定量供給装置6,7により、弁
13,14を経て一定の割合で混合装置2の入口
側へ各別に送られる。
混合装置2は、前記定量供給装置6,7から一
定の割合で圧送されてくるA液とB液を混合して
エポキシ樹脂塗料を形成するものであり、その混
合方式は如何なる方式であつてもよい。本実施例
にあつては、主剤Aの流れの中へ硬化剤Bを注入
し、両者を一定の角度で合一させることにより混
合する方式を採つており、これによりA液とB液
は一定の混合比で十分に混合され、所謂二液混合
形のエポキシ樹脂塗料が形成される。
定の割合で圧送されてくるA液とB液を混合して
エポキシ樹脂塗料を形成するものであり、その混
合方式は如何なる方式であつてもよい。本実施例
にあつては、主剤Aの流れの中へ硬化剤Bを注入
し、両者を一定の角度で合一させることにより混
合する方式を採つており、これによりA液とB液
は一定の混合比で十分に混合され、所謂二液混合
形のエポキシ樹脂塗料が形成される。
前記混合装置2の出口側は、管路aを介してミ
キシングノズル3の片側の入口側に接続されてお
り、定量供給装置6,7の圧送力により、混合装
置2から管路aを通してエポキシ樹脂塗料がミキ
シングノズル3内へ圧送される。
キシングノズル3の片側の入口側に接続されてお
り、定量供給装置6,7の圧送力により、混合装
置2から管路aを通してエポキシ樹脂塗料がミキ
シングノズル3内へ圧送される。
一方、コンプレツサー等からの圧縮空気Gは二
系統に分けられており、一方の系統は弁12を介
設した管路bを通してミキシングノズル3の空気
供給口に、また他方の系統は、弁11、レギユレ
ータ5、バルブ16を夫々介設した空気パイプC
を通して、加速ノズル4の空気供給口側に夫々接
続されている。
系統に分けられており、一方の系統は弁12を介
設した管路bを通してミキシングノズル3の空気
供給口に、また他方の系統は、弁11、レギユレ
ータ5、バルブ16を夫々介設した空気パイプC
を通して、加速ノズル4の空気供給口側に夫々接
続されている。
ミキシングノズル3は図面に示す如く、管路b
からの空気流と混合装置2からの塗料とがほぼ60
゜の狭角で合一する様に構成されており、該ミキ
シングノズル3内で塗料と空気との混合が行なわ
れる。即ち、塗料と空気を混合することにより、
塗料と空気との混合流体が形成される。
からの空気流と混合装置2からの塗料とがほぼ60
゜の狭角で合一する様に構成されており、該ミキ
シングノズル3内で塗料と空気との混合が行なわ
れる。即ち、塗料と空気を混合することにより、
塗料と空気との混合流体が形成される。
ミキシングノズル3の出口側は、ミストパイプ
dを介して加速ノズル4の混合流体入口に接続さ
れており、パイプdを通して前記混合流体が加速
ノズル4へ圧送される。
dを介して加速ノズル4の混合流体入口に接続さ
れており、パイプdを通して前記混合流体が加速
ノズル4へ圧送される。
加速ノズル4は、ミキシングノズル3からの混
合流体に圧縮空気を当て、これによつて混合流体
を増速すると共に、噴出した混合流体内の塗料粒
子を飛散せしめて管内壁面へ付着積層せしめる機
能を有するものであり、空気パイプCを介して、
レギユレータ5で3〜10Kg/cm2に調整した圧縮空
気を後方の空気供給口から送り込み、該圧縮空気
によつて混合流体入口から圧送されてきた塗料と
空気との混合流体を加速し、被処理パイプ1内へ
噴出する。
合流体に圧縮空気を当て、これによつて混合流体
を増速すると共に、噴出した混合流体内の塗料粒
子を飛散せしめて管内壁面へ付着積層せしめる機
能を有するものであり、空気パイプCを介して、
レギユレータ5で3〜10Kg/cm2に調整した圧縮空
気を後方の空気供給口から送り込み、該圧縮空気
によつて混合流体入口から圧送されてきた塗料と
空気との混合流体を加速し、被処理パイプ1内へ
噴出する。
加速ノズル4の出口側と被処理パイプ1の入口
側とは導入管eによつて接続され、該導入管e内
を、圧縮空気Gで増速されて流れて来た混合流体
は、吹込弁20を経て被処理パイプ1の入口端か
ら内方へ向けて噴出される。尚、導入管eを省略
し、加速ノズル4を被処理パイプ1の入口端へ直
接取付けてもよいことは勿論である。
側とは導入管eによつて接続され、該導入管e内
を、圧縮空気Gで増速されて流れて来た混合流体
は、吹込弁20を経て被処理パイプ1の入口端か
ら内方へ向けて噴出される。尚、導入管eを省略
し、加速ノズル4を被処理パイプ1の入口端へ直
接取付けてもよいことは勿論である。
被処理パイプ1としては、地中に埋設された給
水本管や団地等の家庭用水道管、熱交換器の水管
等がこれに該当する。例えば、被処理パイプ1が
団地の水道管の場合には、屋上の高架タンク附近
の適当な継手を外すと共に水道の蛇口を外して両
端を開放し、後者の開口側に加速ノズル4を、ま
た前者の開口端の出口10に回収タンク8を夫々
接続する。
水本管や団地等の家庭用水道管、熱交換器の水管
等がこれに該当する。例えば、被処理パイプ1が
団地の水道管の場合には、屋上の高架タンク附近
の適当な継手を外すと共に水道の蛇口を外して両
端を開放し、後者の開口側に加速ノズル4を、ま
た前者の開口端の出口10に回収タンク8を夫々
接続する。
圧縮空気によつて増速された塗料と空気との混
合流体が、パイプ1の開口端から内方へ噴出され
ると、該混合流体内の塗料は、拡散噴出する圧縮
空気のエネルギーや塗料自体の有する運動エネル
ギーによつて微細なミスト体となつて四方へ拡散
し、塗料粒子の大部分は、パイプ1の入口端部近
傍の内壁面に順次付着して、塗料の積層を形成す
る。
合流体が、パイプ1の開口端から内方へ噴出され
ると、該混合流体内の塗料は、拡散噴出する圧縮
空気のエネルギーや塗料自体の有する運動エネル
ギーによつて微細なミスト体となつて四方へ拡散
し、塗料粒子の大部分は、パイプ1の入口端部近
傍の内壁面に順次付着して、塗料の積層を形成す
る。
そして、管壁に付着積層した塗料は、加速ノズ
ル4から送られてくる混合流体内の空気流によつ
て、パイプ内壁面を濡しながらこれに沿つて出口
方向へ押し流されて行き、パイプ入口から順次出
口へと塗料層によるライニング皮膜が形成されて
行く。
ル4から送られてくる混合流体内の空気流によつ
て、パイプ内壁面を濡しながらこれに沿つて出口
方向へ押し流されて行き、パイプ入口から順次出
口へと塗料層によるライニング皮膜が形成されて
行く。
パイプ内壁面が一度塗料皮膜によつて覆われる
と、その上を後から押し流されてくる塗料層は極
めて円滑に流動し、順次前方へ繰り出されて行
く。尚、パイプ内を流通する空気流Mには、塗料
粒子が若干混在している。しかし、パイプ内へ噴
射され塗料の大部分が、パイプ入口端部近傍で内
壁面へ付着してしまうため、その量は極く僅かで
ある。
と、その上を後から押し流されてくる塗料層は極
めて円滑に流動し、順次前方へ繰り出されて行
く。尚、パイプ内を流通する空気流Mには、塗料
粒子が若干混在している。しかし、パイプ内へ噴
射され塗料の大部分が、パイプ入口端部近傍で内
壁面へ付着してしまうため、その量は極く僅かで
ある。
加速ノズル4からの混合流体の噴射を続け、被
処理パイプ1の末端から塗料が僅かに流出し始め
ると、前記ミキシングノズル3からの混合流体の
圧送を止め、引き続き加速ノズル4から空気流の
みを噴出する。当該空気流によつて、被処理パイ
プ1の入口端側に付着積層した塗料は引き続き前
方へ流動され、管内壁面の塗料皮膜厚さが均らさ
れると共に、塗料皮膜の乾燥が行なわれる。又、
被処理パイプ1からの排出空気流中に僅かに含ま
れている塗料粒子や、ライニングの完了時にパイ
プ出口10より流出する塗料層は、前記回収タン
ク8内で分離回収される。尚、図に於いて21は
流速計、22は流量計、23は圧力計である。又
17,18,19はこれらと空気パイプc、導入
管eとつなぐ弁である。
処理パイプ1の末端から塗料が僅かに流出し始め
ると、前記ミキシングノズル3からの混合流体の
圧送を止め、引き続き加速ノズル4から空気流の
みを噴出する。当該空気流によつて、被処理パイ
プ1の入口端側に付着積層した塗料は引き続き前
方へ流動され、管内壁面の塗料皮膜厚さが均らさ
れると共に、塗料皮膜の乾燥が行なわれる。又、
被処理パイプ1からの排出空気流中に僅かに含ま
れている塗料粒子や、ライニングの完了時にパイ
プ出口10より流出する塗料層は、前記回収タン
ク8内で分離回収される。尚、図に於いて21は
流速計、22は流量計、23は圧力計である。又
17,18,19はこれらと空気パイプc、導入
管eとつなぐ弁である。
本発明に係るライニング装置によつて、ライニ
ング皮膜厚さを0.2mm〜1mmとした場合のライニ
ング可能なパイプ長の例を示すと、下記の通りで
ある。
ング皮膜厚さを0.2mm〜1mmとした場合のライニ
ング可能なパイプ長の例を示すと、下記の通りで
ある。
パイプ径 最大長
1B 50m
2B 100m
3B 150m
4B 200m
また、パイプ内へ送り込む圧縮空気の流量の最
適範囲にも、下記の制限のある事が実験により分
つている。すなわち、その対応は下記の通りであ
る。
適範囲にも、下記の制限のある事が実験により分
つている。すなわち、その対応は下記の通りであ
る。
パイプ径 最適流量
1B 1.5〜2.5(m3/min)
1 1/4B 2.3〜3.9
1 1/2B 3.4〜5.6
2B 6〜10
3B 13.5〜22.5
4B 24〜40
而して、本発明にあつては、混合装置2内で形
成したエポキシ樹脂塗料に先ずミキシングノズル
3で空気を混合し、この空気と塗料との混合流体
を加速ノズル4で圧縮空気によつて増速し、被処
理パイプ1内へ圧送する構成としているため、塗
料そのものを直接的にポンプ圧送する場合に比較
してより円滑に塗料を圧送することができ、塗料
供給装置と被処理パイプ間の距離が長くても(或
いは塗料粘度が高くても)、塗料詰まりを生じる
虞れが少なく、大型の塗料圧送ポンプを必要とし
ない。
成したエポキシ樹脂塗料に先ずミキシングノズル
3で空気を混合し、この空気と塗料との混合流体
を加速ノズル4で圧縮空気によつて増速し、被処
理パイプ1内へ圧送する構成としているため、塗
料そのものを直接的にポンプ圧送する場合に比較
してより円滑に塗料を圧送することができ、塗料
供給装置と被処理パイプ間の距離が長くても(或
いは塗料粘度が高くても)、塗料詰まりを生じる
虞れが少なく、大型の塗料圧送ポンプを必要とし
ない。
又、ライニング装置を被処理パイプ1の近傍へ
据付けできない様な工事現場でも、比較的高粘度
の塗料が使用できるため、塗膜厚さを厚くした場
合でも塗膜の垂れ下がりが発生せず、均一な厚み
の塗膜の形成が可能となる。
据付けできない様な工事現場でも、比較的高粘度
の塗料が使用できるため、塗膜厚さを厚くした場
合でも塗膜の垂れ下がりが発生せず、均一な厚み
の塗膜の形成が可能となる。
更に、本願発明では、塗料と空気との混合流体
を被処理パイプ1内へ放出するようにしているた
め、塗料自体の有する運動エネルギーと圧縮空気
の噴射拡散時のエネルギーとの相剰作用によつ
て、塗料は四方へ吹き飛ばされ、殆んどの塗料が
被処理パイプ1の入口近傍内壁に付着することに
なる。その結果、パイプ1内を流通する空気流M
内の塗料成分は極く僅かとなり、管端より無駄に
放出される塗料が少なくなる。
を被処理パイプ1内へ放出するようにしているた
め、塗料自体の有する運動エネルギーと圧縮空気
の噴射拡散時のエネルギーとの相剰作用によつ
て、塗料は四方へ吹き飛ばされ、殆んどの塗料が
被処理パイプ1の入口近傍内壁に付着することに
なる。その結果、パイプ1内を流通する空気流M
内の塗料成分は極く僅かとなり、管端より無駄に
放出される塗料が少なくなる。
そのうえ、管壁に付着した塗料層が、加速ノズ
ル4へ供給した圧縮空気によつて前方へ流動さ
れ、これによつて塗料皮膜が主に形成されて行く
ため、直管部のみならず曲管部に於いても、内壁
面全体を均一な厚みにライニングすることができ
る。
ル4へ供給した圧縮空気によつて前方へ流動さ
れ、これによつて塗料皮膜が主に形成されて行く
ため、直管部のみならず曲管部に於いても、内壁
面全体を均一な厚みにライニングすることができ
る。
加えて、本発明は小口径パイプにも容易に適用
できるうえ、ライニングに要する時間も極めて短
かく、例えば10m程度の被処理パイプであれば、
皮膜厚さ0.2〜1mmのライニングを2〜3分間で
完了することができると共に、皮膜厚さの制御
も、塗料粘度と空気流量の調整により極く簡単に
行なえる。
できるうえ、ライニングに要する時間も極めて短
かく、例えば10m程度の被処理パイプであれば、
皮膜厚さ0.2〜1mmのライニングを2〜3分間で
完了することができると共に、皮膜厚さの制御
も、塗料粘度と空気流量の調整により極く簡単に
行なえる。
本願発明は上述の通り秀れた実用的効用を有す
るものである。
るものである。
図面は本発明に係る装置の構成を示す系統図で
ある。 1は被処理パイプ、2は混合装置、3はミキシ
ングノズル、4は加速ノズル、5はレギユレー
タ、6及び7は定量供給装置、8は回収タンク、
Aはエポキシ樹脂の主剤、Bはエポキシ樹脂の硬
化剤、Gは圧縮空気。
ある。 1は被処理パイプ、2は混合装置、3はミキシ
ングノズル、4は加速ノズル、5はレギユレー
タ、6及び7は定量供給装置、8は回収タンク、
Aはエポキシ樹脂の主剤、Bはエポキシ樹脂の硬
化剤、Gは圧縮空気。
Claims (1)
- 1 主剤Aと硬化剤Bとを混合してエポキシ樹脂
塗料を形成する混合装置2と;前記混合装置2か
らのエポキシ樹脂塗料と空気とを混合して両者の
混合流体を形成するミキシングノズル3と;前記
ミキシングノズル3からの混合流体に空気を加え
て増速し、該増速した混合流体をパイプ内へ噴出
する加速ノズル4とから構成したパイプ内壁ライ
ニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15846282A JPS5861866A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | パイプ内壁ライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15846282A JPS5861866A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | パイプ内壁ライニング装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53113259A Division JPS5824195B2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | パイプ内壁ライニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861866A JPS5861866A (ja) | 1983-04-13 |
JPS6253226B2 true JPS6253226B2 (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=15672263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15846282A Granted JPS5861866A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | パイプ内壁ライニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861866A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013129065A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 三菱重工業株式会社 | 樹脂被覆層及び配管の延命化処理方法 |
CN104126093B (zh) * | 2012-02-29 | 2016-11-30 | 三菱重工业株式会社 | 树脂被覆层及管道的延长寿命处理方法 |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP15846282A patent/JPS5861866A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013129065A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 三菱重工業株式会社 | 樹脂被覆層及び配管の延命化処理方法 |
JP2013181578A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 樹脂被覆層及び配管の延命化処理方法 |
CN104126093A (zh) * | 2012-02-29 | 2014-10-29 | 三菱重工业株式会社 | 树脂被覆层及管道的延长寿命处理方法 |
CN104126093B (zh) * | 2012-02-29 | 2016-11-30 | 三菱重工业株式会社 | 树脂被覆层及管道的延长寿命处理方法 |
US10139033B2 (en) | 2012-02-29 | 2018-11-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Resin coating layer and life-extension method for piping |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5861866A (ja) | 1983-04-13 |
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