JPS6252816B2 - - Google Patents

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JPS6252816B2
JPS6252816B2 JP4436080A JP4436080A JPS6252816B2 JP S6252816 B2 JPS6252816 B2 JP S6252816B2 JP 4436080 A JP4436080 A JP 4436080A JP 4436080 A JP4436080 A JP 4436080A JP S6252816 B2 JPS6252816 B2 JP S6252816B2
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JP
Japan
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bottle
top surface
mode
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counting means
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JP4436080A
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Inventor
Michihito Kurahashi
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Suntory Ltd
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Suntory Ltd
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Publication date
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Priority to JP4436080A priority Critical patent/JPS56140242A/ja
Publication of JPS56140242A publication Critical patent/JPS56140242A/ja
Publication of JPS6252816B2 publication Critical patent/JPS6252816B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/90Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
    • G01N21/9054Inspection of sealing surface and container finish

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は瓶口特に瓶天面の検査装置に関する。
一般に瓶頼を新規にあるいは再使用する場合、
たとえばビール瓶を工場で再使用するのに、コン
ベア上を流して瓶口等に割欠損がないか検査して
いる。しかし従来の瓶口の割欠損の有無検査は作
業員が1本1本目視でチエツクして行なうもので
あり、その作業には多くの作業員を要するし、作
業自体単調な割には神経を使うものであり、長時
間その作業を続けることは作業員にかなりの疲労
を与えるおそれがあるという問題点があつた。
それゆえに本発明の目的は上記従来の検査方法
の問題点を解消し、人手を要することなく自動的
に瓶口等の検査ができる検査装置を提供すること
であり、一次元走査カメラで瓶天面(以下単に瓶
口という)を走査し、走査毎の撮像信号中の矩形
波の個数を計数する第1計数手段、その個数が定
められた数であるか否かを判別する手段、及びそ
れらの判別回数を計数し、その値が所定値である
か否かを判定する手段により瓶口の良否を判定す
るものである。
本発明の他の目的は、瓶口等の比較的大きな割
欠損を検出し得る検査装置を提供することであ
り、上記第1の計数手段で矩形波が3以上である
か否かによつて瓶口の良否を判定するものであ
る。
本発明のさらに他の目的は、瓶口等の特殊な割
欠損を検出し得る検査装置を提供することであ
り、前記第1の計数手段による同じ計数値が連続
する走査線群を1群とし、これらの群の現れる順
序が予め定められた順序であるか否かによつて瓶
口の良否を判定するものである。
本発明のさらに他の目的は、瓶口等の通常生じ
ている割欠損のほとんどを検出し得る検査装置を
提供することであり、前記の判定方法をすべて組
合せて行い瓶口の良否を判定するものである。
以下、図面に示す実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
第1図は本発明の実施例装置が適用される例を
示す概略図である。
第1図において1は被検査瓶2を載せ矢印の方
向に被検査瓶2を移送させるコンベアである。3
は光源でありこれにより照射された光は被検査瓶
2の瓶口で反射されてイメージセンサカメラ4に
向かう。イメージセンサカメラ(以下単にカメラ
という)4はたとえばCCD素子(電荷結合素
子)が多数個配列され、これらのCCD素子に光
があたるとその光信号を電気信号に変換して撮像
信号を取出す一次元走査の可能なカメラであり、
これ自体はすでに周知のものである。5はカメラ
4より撮像信号を受けて信号処理を行なう電子回
路部である。カメラ4による瓶口の走査は瓶口の
割欠損検出に十分な回数(1秒間に3333回程度)
サンプリングして、定周期で行なう。
第2図は本発明の実施例装置のブロツク図を示
す回路接続図であり、第1図の電子回路部5がさ
らに詳細に示されている。
第2図に示す実施例回路は、カメラ4及びカメ
ラ4からの撮像信号を波形整形する回路6の他、
モード2計数ブロツク7、モードオーバ検出ブロ
ツク8、モードパターン検出ブロツク9、出力回
路ブロツク10を示している。
なおここでモードとは、1走査毎に得られる撮
像信号の矩形波のことをいい、モード1とは矩形
波が1個の場合、モード2とは矩形波が2個の場
合をいう。たとえばコンベア上を移送されて来る
瓶が第3図に示すように割欠損部のない場合を想
定する。瓶2の移動により位置イが走査線いに達
するまでは、光源3よりの光は瓶2で反射されな
い。したがつてカメラ4のCCD素子よりも何の
撮像信号も導出しない。この場合当然矩形波は0
なのでモード0ということになる。瓶2の移動が
進み位置イが走査線いを越えると、カメラ4の中
央部のCCD素子は瓶2よりの反射光をキヤツチ
し、第4図Aに示すようにCCD素子毎に個別の
パルス状信号を導出する。カメラ4よりのこの信
号は波形整形回路6に加えられ、この出力は波形
整形されて第4図Bのようになる。このような波
形状態すなわち矩形波が1個の状態は、パルス巾
が変化するが、位置ロが走査線いを越えるまで続
く。この間の波形はすべてモード1ということに
なる。さらに続いて瓶2が移動し位置ロが走査線
いを越えると、瓶2の口にクロスする走査線いは
2つの部分にわけられる。この部分では走査線い
が瓶口とクロスする部分だけカメラ4のCCD素
子より出力が導出され、第4図Cのような信号と
なりさらにこれが波形整形回路6で整形されて第
4図Dのような信号を得る。これがモード2の場
合である。走査線いが位置ロと位置ハの間に存す
る間、得られる波形はモード2ということにな
る。さらに瓶2が移動し走査線いがハの位置をこ
えニの位置に至るまでの間は、前記位置イから位
置ロまでの間と同様モード1が続き、さらに瓶2
が移動し走査線いがニの位置を越えると、何の撮
像信号も得られずモードは0となる。瓶2の移動
にしたがい、カメラ4より得られるモードパター
ンは良品瓶の場合同じであるが、瓶に割欠損部が
あるとモードの状態が良品のものに比べて変化す
る。このことに着目して瓶の良否を検査しようと
するのがこの実施例装置である。
(1) モード2計数ブロツク 良品瓶の場合モード2が生じる回数は、第3
図における位置ロから位置ハの間の走査線数に
等しくなる。もし位置ロから位置ハの間におい
て瓶に割欠損部があると当然モード2の数が減
少する。(第5図参照)このことに着目して瓶
の良品を判定せんとするのがこのモード2計数
ブロツク7である。
第2図において11は波形整形回路6よりの
矩形波を計数するモード計数器、12は設定信
号Ba=「1」を出力する設定器、13はモード
計数器11の第1ビツト目および第2ビツト目
出力を入力に受け、他方の入力に前記設定器1
2よりの「1」信号を受け、これら入力される
両信号を比較する比較器である。比較器13は
モード計数器11の計数内容が「1」のときA
=Ba端に出力“1”を出し、モード計数器1
1の計数内容が2以上のときA>Ba端に出力
“1”を出す。14は比較器13のA>Ba端の
出力より“1”信号を受けてこれを計数するモ
ード2計数器である。すなわち14はモード2
の個数を計数する計数器である。15はデコー
ダ、16は表示器である。17は良品として要
求されるモード2の個数の基準値を設定する設
定器である。18はモード2計数器14の出力
Abと、設定器17よりの信号Bbを入力に受け
両者を比較する比較器である。比較器18は
Ab<Bbの場合すなわち設定器17の設定値の
方が大なる場合に出力信号“1”を出力ブロツ
ク10に送る。
設定器17の設定値を第3図における位置ロ
から位置ハまでの間の走査回数よりやや少さい
かほぼ等しい値にしておき、いまたとえば何ら
割欠損のない瓶をこの検査装置にかけると、モ
ード2計数器14の計数内容と設定器17の設
定値が比較器18で比較されその比較結果とし
て設定値の方が大きくないとされるから、この
瓶は良品と判断され何らの処理もされない。し
かし第5図に示すような割欠損のある瓶をこの
検査装置にかけると、モード2計数器14で計
数されるモード2が非常に少ないので比較器1
8における比較結果は設定値の方が大きいとさ
れ、その出力信号“1”が出力ブロツク10に
送られ瓶の不良処理がなされる。このブロツク
によれば第8図Aに示す割欠損の場合、もつと
も極端にモード2の数が少なくなるので不良品
としてチエツクが非常に容易である。
(2) モードオーバ検出ブロツク 良品瓶の場合のモードの存在はモード1とモ
ード2の場合である。したがつて第6図のよう
に割欠損のためにモードが3以上となる場合は
不良品として排除する必要がある。このことに
着目して瓶の良否を判定せんとするのがモード
オーバ検出ブロツク8である。
第2図において19はアンド回路である。ア
ンド回路19はモード計数器11の第1ビツト
目出力と第2ビツト目出力を入力に受けてい
る。さらにアンド回路19の出力端はフリツプ
フロツプ20の入力端に接続されている。フリ
ツプフロツプ20はモードが3以上になつたこ
とを記憶する回路であつて、その出力は出力ブ
ロツク10に接続されている。
今、たとえば第6図に示す瓶を検査する場合
の動作について考える。位置イが走査線い上に
ある時、モード数は2であるからモード計数器
11の内容は2となり、第1ビツト目出力
“0”、第2ビツト目出力は“1”となる。この
ためアンド回路19の入力は“1”でそろわ
ず、したがつてアンド回路19の出力には
“1”が導出されず、フリツプフロツプ20も
セツトされることはない。ところが瓶が移動し
て位置ロが走査線いの位置に達すると、波形整
形回路6の出力として3個の矩形波が導出され
モード3となる。そのためモード計数器11の
内容は3となり、第1ビツト目出力“1”、第
2ビツト目出力“1”となりアンド回路19の
入力は“1”でそろう。これによりアンド回路
19の出力は“1”が導出される。アンド回路
19の出力“1”を受けてフリツプフロツプ2
0がセツトされる。フリツプフロツプ20のセ
ツト出力はモードオーバを意味し、そのセツト
信号は出力ブロツク10に送られる。
(3) モードパターン検出ブロツク 良品の場合瓶の進行にしたがつてモードは先
ず1の場合が続き、続いてモード2の場合が続
きさらに終りにモード1が続くパターンであ
る。したがつてモード群をチエツクすると、第
1モード群、第2モード群、第1モード群の検
出で1瓶の検査が終了する。しかし瓶に割欠損
部があると当然モード群の繰り返しが多くな
る。(第7図参照)このことに着目して瓶の良
否を判定せんとするのがモードパターン検出ブ
ロツク9である。
第2図において21,22,23,24はラ
ツチ回路である。ラツチ回路21とラツチ回路
23の入力には比較器13のA=Ba出力が加
えられ、ラツチ回路22とラツチ回路24の入
力には比較器13のA>Ba出力が加えられる
ようそれぞれ接続されている。ラツチ回路21
はA=B出力が“1”のとき、これを出力に導
出しラツチ回路22にその出力を加える。ラツ
チ回路22はラツチ回路21よりの信号を条件
に比較器13よりのA>Ba出力を導出し、そ
の導出出力をラツチ回路23に加える。ラツチ
回路23はラツチ回路22よりの信号を条件に
比較器13よりのA=Ba出力を導出し、その
導出出力をラツチ回路24に加える。一方ラツ
チ回路23の出力端はインバータ25を介して
出力ブロツク10に接続されている。ラツチ回
路24はラツチ回路23よりの信号を条件に比
較器13のA>Ba出力を、その出力に導出す
る。導出された出力は出力ブロツク10に加え
られる。
いま良品瓶の場合を考えると、モードはモー
ド1群→モード2群→モード1群と変化する。
先ず最初のモード1群では各走査毎のモードは
当然1であるから、比較器13のA=Ba端に
出力“1”が導出される。導出された出力
“1”はさらにラツチ回路21の出力端にも導
出される。しかしモード1が連続する限りそれ
以上の変化はない。続いてモード2群に移る
と、比較器13のA=Ba端の出力が“0”と
なるがA>Ba端の出力が“1”となる。その
ためラツチ回路22は保持されているラツチ回
路21の出力を条件にその出力に“1”を導出
する。モード2が連続する限りやはりそれ以上
の変化はない。しかしさらに続いてモード1群
に移ると比較器13のA=Ba端に再び出力
“1”が導出される。そのためラツチ回路23
は保持されているラツチ回路22の出力を条件
にその出力に“1”を導出する。これで良品の
場合のモードパターンは終了であるが、この段
階では比較器13のA>Ba端は出力“0”な
ので、ラツチ回路24にはラツチ回路23から
“1”信号が与えられるにもかかわらずその出
力に“1”が導出されない。又ラツチ回路23
の出力“1”はインバータ25で反転されて
“0”となる。したがつてモードパターン検出
ブロツク9より出力ブロツク10に信号は送ら
れず、不良処理されることはない。
しかし第7図のように割欠損がある場合、モ
ード1群(MO1)→モード2群(MO2)→モ
ード1群→モード2群→モード1群という形に
モードパターンがなるので、上記良品瓶の場合
に比して第4番目、第5番目の群の動作が追加
される。第3番目の群に続いて第4番目の群す
なわちモード2群に入ると、比較器13のA>
Ba端に出力“1”が導出されるので、ラツチ
回路24はラツチ回路23で保持されている出
力“1”を条件にその出力に“1”を導出す
る。ラツチ回路24の出力“1”信号はモード
パターンオーバ信号として、出力ブロツク10
に送られ不良処理される。
又第8図Bに示すような割欠損がある場合、
モード1群→モード2群となる。この場合上記
したようにモード2群の段階でラツチ回路22
の出力端に“1”は導出されるが、比較器13
のA=Ba端の出力は“0”なのでラツチ回路
23の出力には“1”が導出されず出力“0”
である。この出力“0”がインバータ25で反
転され“1”信号が出力ブロツク10に加えら
れる。この信号はモードパターンラツク信号で
あり、やはり不良処理される。
(4) 出力ブロツク モード2計数ブロツク7、モードオーバ検出
ブロツク8、モードパターン検出ブロツク9よ
りの信号を受けて、瓶の良、不良の処理をなし
検査結果の表示を行なうブロツクである。26
はラツチ回路である。ラツチ回路26は入力端
子、、、を有しており、入力端子に
は比較器18からの信号を受けるように、入力
端子にはフリツプフロツプ20からの信号を
受けるように、入力端子にはラツチ回路24
の出力信号を受けるように、入力端子にはイ
ンバータ25よりの信号を受けるようにそれぞ
れ接続されている。ラツチ回路26にはさらに
また入力端子、、、に対応する出力端
子、、、も有している。27,28,
29,30は表示用の発光ダイオードである。
ラツチ回路26の各出力端子、、、は
それぞれ発光ダイオードと抵抗の直列接続を介
してアース接続されている。ラツチ回路26は
比較器18よりモード計数が少ない場合モード
計数ラツク信号を端子に受け、フリツプフロ
ツプ20よりモードオーバ信号を端子に受
け、ラツチ回路24よりモードパターンオーバ
信号を端子に受け、インバータ25よりモー
ドパターンラツク信号を端子に受け、それぞ
れ個別に保持し所要のタイミングにこれらの信
号は端子、、、を通じて導出される。
導出された信号により検査瓶の不良処理がなさ
れるとともに、対応する発光ダイオード27,
28,29,30のどれかが点灯される。1個
でも発光ダイオードが点灯されるとその検査瓶
は不良品を意味するが、当然同時に複数個点灯
する場合もあり得る。
なお上記実施例のモードパターン検出ブロツク
において、モード0の検出については考慮してい
ないが、モード変化の最初(検査前)と最後(検
査後)以外にモード0を生じた場合これを割欠損
等有として不良処理するときは、第9図に示すモ
ードパターン検出回路を使用すればよい。第9図
において12,13はそれぞれ第2図に示す同一
番号のものと同じ設定器と比較器である。91,
92,93はラツチ回路、94はオア回路であ
る。なお比較器13はA>Ba端、A=Ba端の他
にA<Baの出力端を有している。A>Ba端はモ
ード2のとき、A=Ba端はモード1のとき、A
<Ba端はモード0のとき、それぞれ出力“1”
を導出する。
第9図の回路において被検査瓶が良品の場合、
すなわちモードがモード0→モード1群→モード
2群→モード1群→モード0と変化する場合の動
作を考えると、先ず最初のモード0で比較器13
のA<Ba端に“1”を導出する。しかし出力端
A=Baの出力は“0”なのでラツチ回路91の
出力には“1”を得ることができない。したがつ
てA<Ba端の“1”はラツチ回路92の出力に
導出されない。それゆえラツチ回路93の出力に
も“1”を導出することはない。次に続いてモー
ド1群に入ると比較器13のA=Ba端に“1”
を導出し、この“1”はラツチ回路91とオア回
路94を介してラツチ回路93の入力に加えられ
る。この信号“1”を受けてラツチ回路91はこ
れを出力に導出し、ラツチ回路92に加える。し
かし比較器13のA<Ba端は“0”出力なの
で、ラツチ回路92はラツチ回路91よりの条件
信号が“1”であるにもかかわらず出力端に
“1”を導出しない。したがつてラツチ回路93
には条件信号“1”が与えられないので、入力に
加えられる“1”信号は出力端に導出されない。
次にモード2群に入ると比較器13のA>Ba端
に“1”を出力し、オア回路94を介してラツチ
回路93の入力に加えられるが比較器13のA<
Ba端の出力“0”なのでやはりラツチ回路92
の出力に“1”が導出されず、条件信号“1”が
ラツチ回路93に与えられないので入力に加えら
れる信号“1”は出力端に導出されない。まつた
く同様の動作で次のモード1群の場合にもラツチ
回路93の出力端に信号“1”は導出されない。
さらに続いて最後のモード0に入ると、比較器1
3のA<Ba端に“1”を出力し、ラツチ回路9
2の入力に加えられる。ラツチ回路91は出力に
そのまま“1”を保持したままなので条件信号
“1”をラツチ回路92に与える。そのためラツ
チ回路92の出力端に信号“1”を導出する。し
かしモードはこれで終りなのでラツチ回路93の
出力端に信号“1”を導出することはない。結局
いずれのモードの場合でもラツチ回路93の出力
端には信号“1”を導出しない。すなわち信号
“1”によつて不良処理されることはない。
一方被検査瓶が割欠損等でたとえばモード0→
モード1群→モード2群→モード0→モード2群
→モード1群→モード0と変化する場合を考える
と、最初のモード2群までは上記の良品瓶の場合
と動作において変りはない。次に割欠損等のため
に生じたモード0に移ると比較器13のA<Ba
端に“1”が出力され、ラツチ回路92の入力に
加えられる。一方最初のモード1群でラツチ回路
91に加えられた“1”信号はラツチ回路91に
保持されており、この信号が条件信号としてラツ
チ回路92に加えられているので、ラツチ回路9
2の出力端に“1”を導出する。次に続いてモー
ド2群に入ると比較器13のA>Ba端に再び
“1”が導出されオア回路94を介してラツチ回
路93の入力に加えられる。ラツチ回路93は条
件信号としてラツチ回路92より信号“1”を受
けているので、入力に加えられた信号“1”を出
力端に導出する。この出力された信号“1”は割
欠損の存在することを示し、この信号“1”によ
つて不良処理される。
又上記実施例のモード2計数ブロツクにおい
て、モード2の個数が設定値よりも小さい場合の
みを検査しているが、設定値よりもモード2の個
数が多くなる場合(たとえば第8図B)にこれを
判別し不良信号を出すことも可能である。又モー
ド2計数ブロツクでモード2の個数を計数してい
るが、逆にモード1の個数を計数しこれとあらか
じめ定めたモード1の基準値と比較してもよい。
さらに又上記実施例において、計数器、フリツ
プフロツプ、ゲート回路、ラツチ回路等の回路要
素を組合せて構成しているが、これらの回路にか
えてマイクロコンピユータを採用して本発明を実
施してもよい。
以上のように本発明の検査装置によれば、カメ
ラの一次元走査により得られる撮像信号の矩形波
信号、すなわちモード検出により瓶天面を検査す
るものであるから入手を要することなく自動的に
検査ができ省力化に果す役割は大きい。
又本発明の検査装置によれば、1走査毎に得ら
れる矩形波の個数すなわちモード数が2(もしく
は1)である回数を計数し、その計数と基準値と
を比較し瓶天面の検査を行なうものであるから比
較的大きな割欠損、汚損等のあるものを確実にチ
エツクすることができる。さらに又本発明の検査
装置によればモード数が3以上であるか否かによ
り検査したり、1走査毎に得られる矩形波の個数
を計数し、同じ計数値が連続する走査線を1群と
しこの群が現れる順序が予め定められた順序であ
るか否かによつて瓶天面の良否の検査を行なうも
のであるから特殊形状の割欠損等をも検査するこ
とができる。
さらに又本発明の検査装置によればモード2
(もしくはモード1)の走査線数を計数し、その
計数値と基準値とを比較して良否を判別するブロ
ツク、各走査毎の矩形波の個数すなわちモード数
を計数して、この計数値と基準値とを比較して良
否を判別するブロツク、モードパターン群が現れ
る順序が予め定められている順序であるかどうか
によつて良否を判別するブロツクを組合せて構成
するものであるから通常生じる形状の割欠損、汚
損、傷等を検出することができ精度の高い検査が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置が適用される一例
を示す概略図、第2図は本発明の一実施例のブロ
ツク図を示す回路接続図、第3図は被検査瓶口と
走査線の位置関係を示す図、第4図は第2図を説
明するための信号波形図、第5図は第2図実施例
のモード2計数ブロツクを説明するための被検査
瓶例、第6図は第2図実施例のモードオーバ検出
ブロツクを説明するための被検査瓶例、第7図は
第2図実施例のモードパターン検出ブロツクを説
明するための被検査瓶例、第8図はその他の被検
査瓶例を示す図、第9図は他のモードパターン検
出ブロツクの回路例を示すブロツク図である。2
……瓶、4……カメラ、11……モード数計数
器、13,18……比較器、14……モード2計
数器、19……アンド回路、20……フリツプフ
ロツプ、21,22,23,24,26……ラツ
チ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンベアにより単列的に移送される瓶に対
    し、上方より光を瓶天面に照射しその反射光によ
    つて瓶天面を検査する装置において、瓶の移動す
    る方向と直角に瓶天面全体の一次元走査を行な
    い、前記瓶天面に関する撮像信号を得るカメラ
    と、前記走査の1走査毎に得られる前記撮像信号
    中の矩形波の個数を計数する第1の計数手段と、
    前記第1の計数手段による計数値があらかじめ定
    めた2(もしくはあらかじめ定めた1)であるか
    否か判別する手段と、前記判別手段による2(も
    しくは1)であることの判別回数を計数する第2
    の計数手段と、前記第2の計数手段による計数値
    が所定値か否か判定する手段とを備え、前記判定
    手段の判定結果により検査をなす瓶天面の検査装
    置。 2 コンベアにより単列的に移送される瓶に対
    し、上方より光を瓶天面に照射しその反射光によ
    つて瓶天面を検査する装置において、瓶の移動す
    る方向と直角に瓶天面全体の一次元走査を行な
    い、前記瓶天面に関する撮像信号を得るカメラ
    と、前記走査の1走査毎に得られる前記撮像信号
    中の矩形波の個数を計数する第1の計数手段と、
    前記第1の計数手段による計数値があらかじめ定
    めた2(もしくはあらかじめ定めた1)であるか
    否か判別する手段と、前記第1の計数手段による
    計数値が3以上であるか否か判定する手段とを備
    え、前記判定手段の判定結果により検査するよう
    にしたことを特徴とする瓶天面の検査装置。 3 コンベアにより単列的に移送される瓶に対
    し、上方より光を瓶天面に照射しその反射光によ
    つて瓶天面を検査する装置において、瓶の移動す
    る方向と直角に瓶天面全体の一次元走査を行な
    い、前記瓶天面に関する撮像信号を得るカメラ
    と、前記走査の1走査毎に得られる前記撮像信号
    中の矩形波の個数を計数する第1の計数手段と、
    前記第1の計数手段による計数値があらかじめ定
    めた2(もしくはあらかじめ定めた1)であるか
    否か判別する手段と、前記第1の計数手段による
    同じ計数値が連続する走査線群を1群としこれら
    の群の現れる順序が予め定められた順序であるか
    否か判定する手段とを備え、前記判定手段の判定
    結果により検査を行なうようにしたことを特徴と
    する瓶天面の検査装置。 4 コンベアにより単列的に移送される瓶に対
    し、上方より光を瓶天面に照射しその反射光によ
    つて瓶天面を検査する装置において、瓶の移動す
    る方向と直角に瓶天面全体の一次元走査を行な
    い、前記瓶天面に関する撮像信号を得るカメラ
    と、前記走査の1走査毎に得られる前記撮像信号
    中の矩形波の個数を計数する第1の計数手段と、
    前記第1の計数手段による計数値があらかじめ定
    めた2(もしくはあらかじめ定めた1)であるか
    否か判別する手段と、前記判別手段による2(も
    しくは1)であることの判別回数を計数する第2
    の計数手段と、前記第2の計数手段による計数値
    が所定値であるか否か判定する第1の判定手段
    と、前記第1の計数手段の計数値が3以上である
    か否か判定する第2の判定手段と、前記第1の計
    数手段による計数値が同じ値で連続する走査線群
    を1群としこれらの群の現れる順序が予め定めら
    れた順序であるか否か判定する第3の判定手段と
    を設け、前記第1、第2および第3の判定手段の
    いずれかの判定結果により検査を行なうようにし
    たことを特徴とする瓶天面の検査装置。
JP4436080A 1980-04-02 1980-04-02 Inspecting apparatus of ring shaped body Granted JPS56140242A (en)

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