JPS6252596B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6252596B2
JPS6252596B2 JP9180780A JP9180780A JPS6252596B2 JP S6252596 B2 JPS6252596 B2 JP S6252596B2 JP 9180780 A JP9180780 A JP 9180780A JP 9180780 A JP9180780 A JP 9180780A JP S6252596 B2 JPS6252596 B2 JP S6252596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
circulating air
drum
condensing
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9180780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5722800A (en
Inventor
Yasuhei Nakama
Masao Obata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9180780A priority Critical patent/JPS5722800A/ja
Publication of JPS5722800A publication Critical patent/JPS5722800A/ja
Publication of JPS6252596B2 publication Critical patent/JPS6252596B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、凝縮型衣類乾燥機に係り、特にそれ
を構成する熱交換器の構造の簡単化と、凝縮性能
の向上を志向した凝縮型衣類乾燥機に関するもの
である。
凝縮型衣類乾燥機は、加熱した循環空気をドラ
ム内に送入し、前記ドラム内で衣類から蒸発水分
を吸収した高温多湿の循環空気を熱交換器に導
き、この熱交換器の伝熱管内に前記循環空気を通
過させて冷却し、その循環空気中に含有する水分
を凝縮分離した後、前記熱交換器から出た循環空
気を再加熱して、前記ドラム内に循環させて衣類
を乾燥させるものである。
第1図は、従来の、凝縮型衣類乾燥機の熱交換
器の斜視図である。
従来の熱交換器18の構造は、第1図に示すよ
うに、凝縮性能を上げるために、側板32,33
で固定された多数の伝熱管19に多数のアルミフ
イン31を付けて伝熱面積を増し、伝熱管19内
を通過する循環空気を冷却していた。したがつ
て、この熱交換器18の構造は非常に複雑で大型
となり、コスト高となるという欠点を有してい
た。
本発明は、上記した従来技術の欠点をなくし、
構造が簡単で、かつ凝縮性能の優れた熱交換器を
具備した、凝縮型衣類乾燥機の提供を、その目的
とするものである。
本発明の凝縮型衣類乾燥機の特徴は、加熱した
循環空気をドラム内に送入し、前記ドラム内で衣
類から水分を蒸発させて高温多湿となつた循環空
気を熱交換器に導き、この熱交換器の伝熱管内に
前記循環空気を通過させて冷却し、その循環空気
中に含有する水分を凝縮分離した後、再び前記循
環空気を加熱して前記ドラム内へ循環させること
により衣類を乾燥させる凝縮型衣類乾燥機におい
て、熱交換器に、比較的径の太い伝熱管を複数本
設け、これら伝熱管内に、管内壁との間で小面積
の間隙を形成する柱状物体を装着し、前記小面積
の間隙へ循環空気を通過させるようにした凝縮型
衣類乾燥機にある。
さらに詳しくは、凝縮型衣類乾燥機の熱交換器
用に、比較的径の大きな伝熱管を数本使用し、こ
の伝熱管内に、管内壁との間で小面積の間隙を形
成する柱状物体(たとえば、長方形断面の柱状物
体)を装着、すなわち挿入して固着し、前記小面
積の間隙へ循環空気を通過させて、その循環空気
を冷却効果の大きい伝熱管の壁面近くに寄せると
ともに、管内を通過するときの風速を増加させる
ことによつて、前記循環空気からの放熱量を多く
し、簡単な構成ながら凝縮性能の優れた熱交換器
を具備した凝縮型衣類乾燥機にある。
以下本発明を実施例によつて説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係る凝縮型衣類
乾燥機の側断面図、第3図は、第2図の−矢
視図、第4図は、第2図における熱交換器の詳細
を示す斜視図である。
第2図において、1は外枠、2は、外枠1内に
固定された空気流入ダクト、3は、空気流入ダク
ト2の内部に設けられたヒータ、4は、空気流入
ダクト2により囲まれた衣類投入口の前面に設け
られたドアである。
外枠1内には、またケーシングホルダ5を介し
て、フアンケーシング6が固定されている。7は
ケーシングホルダ5の軸受で支持されたフアン
軸、8は、フアン軸7に取付けられた空気循環用
フアン、9は、フアン軸7に取付けられたフアン
プーリ、26はモータ(第3図参照)、12はモ
ータ軸、11はモータ軸12に取付けられたモー
タプーリ、13は、フアンプーリ9とモータプー
リ11に掛け渡されたベルトである。
10はフアンケーシング6に設けられたドラム
軸受、14は衣類を入れるドラムであり、このド
ラム14は、その一端が空気流入ダクト2で、他
端がドラム14に固定されたドラム軸15を介し
てドラム軸受10で、それぞれ、回転自在に支持
されている。16,17は空気流入ダクト2とフ
アンケーシング6とに、それぞれ取付けられたフ
エルト片であり、これらフエルト片16,17
は、ドラム14に摺接してドラム14と空気流入
ダクト2およびフアンケーシング6との間の気密
を保つている。
21は、フアンケーシング6と流入ダクト2と
の間に設けられた冷却ダクト、18Aは、冷却ダ
クト21内に設けられた熱交換器であり、この熱
交換器18Aは、フアンケーシング6から空気流
入ダクト2へ循環空気を導く、比較的大きな径の
伝熱管19A3本を側板32A,33Aで固定
し、伝熱管19Aの中には、断面が長方形状の柱
状物体20を装着、すなわち挿入して固定し、伝
熱管19Aの内壁と柱状物体20との間に小面積
の間隙20aを形成している(第4図参照)。固
定の方法は、長方形の四隅を伝熱管19Aの内壁
に当接させることによつて、柱状物体20を位置
決めして固定する。
冷却ダクト21には、冷却フアンケーシング2
4と排気ダクト25とが接続され、冷却フアンケ
ーシング24は外枠1の吸気口1aに連なり、ま
た排気ダクト25は排気口1bに連なる。27
は、モータ軸12とドラム14に掛け渡されたベ
ルト、28は、冷却フアンケーシング24内に設
けられた冷却フアン、29は冷却フアン軸に取付
けられたフアンプーリ、30は、モータプーリ
(図示せず)とフアンプーリ29とに掛け渡され
たベルトである。
22は、空気流入ダクト2の底部に設けられ、
熱交換器18Aで生じた凝縮水を排出するための
排水口、23は排水口22に接続された排水ホー
スである。
なお、各図において、矢印Aは循環空気の流れ
を、矢印Bは冷却空気の流れを、それぞれ示す。
このように構成した本実施例の凝縮型衣類乾燥
機の動作を説明する。
モータ26を駆動すると、空気循環用フアン8
および冷却フアン28は高速回転し、ドラム14
は低速回転する。ヒータ3で加熱された循環空気
は空気循環用フアン8により空気流入ダクト2を
通つてドラム14内に流入し、ドラム14で衣類
(図示せず)の水分を蒸発させ、高温多湿となつ
た循環空気は空気循環用フアン8から送り出さ
れ、フアンケーシング6を通つて熱交換器18A
の伝熱管19A内に入る。
一方冷却フアン28により吸気口1aから吸込
まれた外気は、フアンケーシング24を通り、冷
却空気として冷却ダクト21に送られる。その冷
却空気は冷却ダクト21内を通過するときに、伝
熱管19A内を通る循環空気と熱交換を行ない、
排気ダクト25を通つて、排気口1bから外部に
排出される。したがつて、循環空気は、伝熱管1
9A内を通過する間に、前記冷却空気により冷却
され、水分を凝縮分離され、熱交換器18Aから
出た循環空気は流入ダクト2を通り、再びヒータ
3で加熱された後、ドラム14内に送られる。
熱交換器18Aで生じた凝縮水は、排水口22
を経て排水ホース23から機外に排出される。
熱交換器18Aにおける、循環空気の熱交換状
態をさらに詳細に説明すると、熱交換器18Aの
伝熱管19Aの中に、長方形状の柱状物体20を
挿入固設することで、伝熱管19A内を通過する
高温多湿の循環空気を、冷却空気による冷却効果
の大きい伝熱管19Aの壁面近くに寄せることが
できる。また風路面積も小さくなることより、伝
熱管19A内を通過する循環空気の風速が増す。
熱伝達率をα、風速をuとすると、α∝u0.8
関係があるので、循環空気の風速を増すと、熱伝
達効果が大きくなる。したがつて、循環空気の冷
却効果がよくなり、凝縮性能が向上する。
なお、本実施例では、伝熱管19A内に装着す
る柱状物体20として、その断面形状が長方形の
ものを使用したが、長方形に限らず、円、三角
形、正方形、五角形、六角形、その他など、伝熱
管19Aの壁面との間に小面積の間隙を形成する
ものであれば、すべて同様の効果を奏するもので
ある。これら柱状物体20の固定方法は、前記し
た長方形の場合と同様に、所要隅を伝熱管19A
の内壁に当接させて固定する。ただし、円の場合
は、伝熱管19Aの入口と出口に放射状のステー
を設けて固定する。
さらに本実施例では、伝熱管19Aの本数を3
本にしたが、3本に限らず、何本でもよいが、従
来の熱交換器18における伝熱管19の本数より
もかなり少なくてよい。従来のような、伝熱面積
を増すための、アルミフインは不要である。
以上詳細に説明したように本発明によれば、加
熱した循環空気をドラム内に送入し、前記ドラム
内で衣類から水分を蒸発させて高温多湿となつた
循環空気を熱交換器に導き、この熱交換器の伝熱
管内に前記循環空気を通過させて冷却し、その循
環空気中に含有する水分を凝縮分離した後、再び
前記循環空気を加熱して前記ドラム内へ循環させ
ることにより衣類を乾燥させる凝縮型衣類乾燥機
において、熱交換器に、比較的径の太い伝熱管を
複数本設け、これら伝熱管内に、管内壁との間で
小面積の間隙を形成する柱状物体を装着し、前記
小面積の間隙へ循環空気を通過させるようにした
ので、構造が簡単で、かつ凝縮性能の優れた熱交
換器を具備した、凝縮型衣類乾燥機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の、凝縮型衣類乾燥機の熱交換
器の斜視図、第2図は、本発明の一実施例に係る
凝縮型衣類乾燥機の側断面図、第3図は、第2図
の−矢視図、第4図は、第2図における熱交
換器の詳細を示す斜視図である。 14……ドラム、18A……熱交換器、19A
……伝熱管、20……柱状物体、20a……小面
積の間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱した循環空気をドラム内に送入し、前記
    ドラム内で衣類から水分を蒸発させて高温多湿と
    なつた循環空気を熱交換器に導き、この熱交換器
    の伝熱管内に前記循環空気を通過させて冷却し、
    その循環空気中に含有する水分を凝縮分離した
    後、再び前記循環空気を加熱して前記ドラム内へ
    循環させることにより衣類を乾燥させる凝縮型衣
    類乾燥機において、熱交換器に、比較的径の太い
    伝熱管を複数本設け、これら伝熱管内に、管内壁
    との間で小面積の間隙を形成する柱状物体を装着
    し、前記小面積の間隙へ循環空気を通過させるよ
    うにしたことを特徴とする凝縮型衣類乾燥機。
JP9180780A 1980-07-07 1980-07-07 Condensation type clothing drier Granted JPS5722800A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180780A JPS5722800A (en) 1980-07-07 1980-07-07 Condensation type clothing drier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180780A JPS5722800A (en) 1980-07-07 1980-07-07 Condensation type clothing drier

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5722800A JPS5722800A (en) 1982-02-05
JPS6252596B2 true JPS6252596B2 (ja) 1987-11-06

Family

ID=14036890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9180780A Granted JPS5722800A (en) 1980-07-07 1980-07-07 Condensation type clothing drier

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5722800A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5722800A (en) 1982-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100379437B1 (ko) 건조 세탁기
JPS6252596B2 (ja)
KR20230041469A (ko) 습기 응축 모듈
JP2532617Y2 (ja) 衣類乾燥機
JP7422172B2 (ja) 洗濯乾燥機
JPS6219360Y2 (ja)
KR0176895B1 (ko) 드럼세탁기의 건조장치
JPS58118797A (ja) 衣類乾燥機
JP3189336B2 (ja) 除湿式衣類乾燥機
US11421374B2 (en) Dryer
JPH0728995B2 (ja) 衣類乾燥機
JPS5867291A (ja) 衣類乾燥機
JPS6147116B2 (ja)
JPH0467899A (ja) 除湿型衣類乾燥機
JPS6255440B2 (ja)
KR100595761B1 (ko) 증기압축 사이클 시스템을 구비하는 의류 건조기
KR100595762B1 (ko) 증기압축 사이클 시스템을 구비하는 의류 건조기
JPS632797Y2 (ja)
JPH06290A (ja) 循環型衣類乾燥機
JP2767945B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH01204698A (ja) 衣類乾燥機
JPH02295594A (ja) 衣類乾燥機
JPS6244519B2 (ja)
JPS60238696A (ja) 熱交換型送風機
JPS6364239B2 (ja)