JPS6252192B2 - - Google Patents

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JPS6252192B2
JPS6252192B2 JP15699981A JP15699981A JPS6252192B2 JP S6252192 B2 JPS6252192 B2 JP S6252192B2 JP 15699981 A JP15699981 A JP 15699981A JP 15699981 A JP15699981 A JP 15699981A JP S6252192 B2 JPS6252192 B2 JP S6252192B2
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
pvdf
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coated
treated
Prior art date
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Expired
Application number
JP15699981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5857566A (ja
Inventor
Yoichi Ninomya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd filed Critical Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority to JP15699981A priority Critical patent/JPS5857566A/ja
Publication of JPS5857566A publication Critical patent/JPS5857566A/ja
Publication of JPS6252192B2 publication Critical patent/JPS6252192B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/226Shaping or arrangements of the sealing
    • F16K1/2263Shaping or arrangements of the sealing the sealing being arranged on the valve seat

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、耐食性を有するバタフライバルブ
の改良にかんする。
合成樹脂製のバタフライバルブも、次第にプラ
ント配管の各部に重用されるようになり、その容
量が大きくなるとともに、塩素ガスもしくはそれ
を含む流体に耐える等の、耐化学薬品性の高いバ
ルブが要望されている。そして、この種の、塩素
の如き腐食性の化学物質は温度が高くなるほど、
その侵食作用も活発化するから、バルブの耐高温
性をも高める必要があるが、もちろん、バルブは
冷態の流体をも取扱うことも多いので、耐高温性
は使用上からいつて、発明の必須要件となるもの
ではない。
この種のバタフライバルブの弁部材は閉弁時に
おけるシール特性を完壁にするために、いわゆる
偏心型にすることが多く、その公知例としては、
たとえば特公昭39−10284号公報に所載のものを
挙げることが出来る。この公知のバタフライバル
ブは合成樹脂製のものではないけれども、弁部材
が離接するそのシート部材は、ゴムまたは金属あ
るいはそれらの両者の組合せから成つているが、
それらのいずれもが被処理流体との接触について
は、格別の防護措置が採られてはいない。かくて
も、たとえば塩素ガスはそれらの両者を腐食する
作用があるから、少くとも、その種のシート部材
はこれをひんぱんに取り替えねばならず、もし交
換を失念すればバルブの漏洩事故が起ることはま
ぬかれない。
次に、従来公知のものとしては特公昭53−
42893号公報を挙げることが出来る。このバタフ
ライバルブはそのシート部材に改良の重点がおか
れており、ゴムリングと芯金リングとの結合体か
ら成つているが、それらの両者とも少くとも一部
が被処理流体と直接に接触する構成であるから、
前記と同じ流体漏洩の事故を避けることができな
い。
次に第3の公知例として、実公昭51−54261号
公報を挙げることが出来る。この公知考案におい
て密封性が改良されているのは、シート部材(弁
座)ではなくて弁部材のほうであるが、いずれに
しても、断面的に見て弁部材の外隅に相当する部
分に、内部に中空室を有する軟質弾性体よりなる
環状のパツキングと閉塞環との結合体を密封用の
主体部とするものであるが、この弾性体製環状パ
ツキングは被処理流体と直接に接触する構造であ
ることは、前各例のばあいと同じである。
次に第4の公知例としては、実公昭54−39140
号公報のものが挙げられる。この公知考案では、
断面的にみて外隅部に配置せられた芯金とゴムシ
ート主体とを結合したものから成り立つている
が、ゴム製の該主体部は直接に被処理流体と接触
するものである。
第5の公知例としては、実公昭55−16528号公
報が挙げられる。本例は、コイルスプリングを中
空室として内装するか、あるいは片寄せ式に外装
された芯金と跨がるようにコイルスプリングを配
装した弾性ゴムリングより成るものであるが、後
者が被処理流体に対し直接に接触することは前各
例と同じである。
次に第6の公知例として、実開昭55−82558号
公報を挙げる。この公知考案では、弾性バツクア
ツプリングを内蔵もしくは内装した弾性材料製の
シートリングを示しているが、後者が被処理流体
と直接に接触することは前各例のものと同じであ
る。
これらの公知技術とは、顕著に相違する本発明
の発明の目的は、たとえば塩素もしくはそれを含
むような、きわめて侵食ないし腐食性の強い被処
理流体であつても、弁本体、弁部材、シート部材
のいずれもが、被処理流体と直接に接触すること
なく、直接あるいは間接に、PVDFを介して接触
するようになされ、かくして耐薬品性を飛躍的に
向上させたバタフライバルブを提供するにある。
このような革新的な技術思想に立脚する本発明
の要旨とするところは、頭書に記載された特許請
求の範囲に掲記したとおりである。
以下に図面について、この発明の1実施例をく
わしく説明する。
1は弁本体であり、その材料は従来は塩ビの如
き通例一般の合成樹脂であつたものをPVDFとし
た。そして、1aは、横置の、あらまし筒管状に
形成されたその本体部であり、1bは動弁機構支
え部であつて、本体部1aの内部を貫通して成形
されている円筒状の流路部Aに対して直角方向に
(第1図・第2図においては上方へ)首状に伸び
ていて、中間フランジ部1cと、その上に載置さ
れたような姿態のギヤ箱部1dとから成り立ち、
蓋部1eを除き、なるべくは図示例の如く一体形
状に構成されている。したがつて、弁本体1を構
成する上記の各部1a,1b,1c,1dの相互
の分劃境界面な必ずしも明瞭ではない。ただし、
必要があれば1aの部分のみをPVDFとし、他の
部分は塩ビのような材料にしてもよい。
2は枢動が可能な弁部材であつて、PVDFによ
つて一体に構成され、正面(上流側)もしくは裏
面(下流側)から見て、あらまし円盤体に見える
形のものとして形成されている。弁部材2は枢軸
の役目をしている偏心配置の弁軸10によつて所
定の位置に支えられており、弁軸10のあらまし
流路部Aを横断するのに相当する区間部分Bは角
軸形状に形成され、下端部10aはネジつきの丸
棒状に、また上端部10bは下端部10aよりや
や太目の径を有した丸棒状に形成されている。
3は環状かつ組合せ型のシート部材である。こ
のシート部材3は、最外側の芯金部材6と、その
表面を被覆しているPVDFよりなる第1の被覆層
11と、その内方に配設されたゴムなどの弾性体
からなる偏肉かつ彎曲緩傾斜形状をしたクツシヨ
ン部材7と、少くともその内周側表面をPVDFで
被覆している第2の被覆層8とからなる。ただ
し、図面には示していないが、この第2の被覆層
8は、さらにPTFEよりなる追加の被覆層を形成
せしめた2層形の構成にしてもよい。いずれにし
ても、その組合せ構造の態様は第4図の断面図に
詳示されている。
9はクツシヨン部材7の外周面、すなわち前記
芯金部材6の被覆層11と接する面に設けた1個
もしくは適数の(図示例は2個)環状溝であつ
て、それを設けることによつて、クツシヨン部材
7のクツシヨン性をいちじるしく高めることがで
きる。
4は環状部体の形に構成された内向する軸方向
突出部4aの外周面上に雄ネジ部4bを有し、弁
本体1の本体部1aの内面の一部に設けた雌ネジ
部と咬み合つていて、シート部材3を弁本体1の
内面によつて規定されている流路Aの限界面よ
り、僅かに流路側に一部が突出するように位置ぎ
めするシートホルダである。
12は操作ハンドルであつて、ハンドル軸13
の外端部に固定されており、ハンドル軸13の内
端部領域には図には示していないがウオームが形
成されていて、これがウオーム歯車14と咬み合
つている。ウオーム歯車14は弁軸10の上端部
に固定されている。したがつて、上記の部分1
2,13,14は狭義の動弁機構を構成してい
て、ギア箱部1d内にあらまし収容されている
が、その構造と作用とは従来公知のものと変りが
なく、操作ハンドル12を1方向たとえば右廻り
にまわすと、弁部材2は閉弁位置に持ち来され、
逆に他方向たとえば左廻りにまわすと開弁位置に
もち来される。なお、弁部材2の示されている図
面は、その開弁状態を示している。
以上のように、本発明では、弁本体1の少くと
も本体部1a、弁部材2がいずれもPVDF(二弗
化ビニリデン樹脂)によつて組成されているとと
もに、シート部材3の一方の構成員である芯金部
材6は表面がPVDFによつて被覆され、また他方
の構成員であるクツシヨン部材7は少くともその
内周側表面がPVDFもしくはPVDFとPTFE(四
弗化エチレン樹脂)とで被覆され、したがつて被
処理流体は直接にPVDF層8に接触するか、ある
いはPTFE層を介して間接にPVDF層8と接触を
するので、いずれにしても、たとえば塩素の如き
強烈な侵食性の化学薬品の食害を実際上まぬかれ
ることが出来、たとえ本発明のバタフライバルブ
が化学工場の重要配管中に使用されても、その有
効なシール性が阻害される影響がほとんどない。
また、従来の塩ビ製バルブのようなものでは、
普通は常用温度は60℃程度であるが、本品では
120℃を常用温度となしうるので、樹脂製バタフ
ライバルブとしては、まさに驚異的であるから、
冷態もしくはそれに近い状態の被処理液体のばあ
いは格別であるが、もしも、本品が耐高温配管中
に使用されても、その効果は抜群である。
なお、選択的にPTFE層を使用するのは、
PVDFとPVDFとの間では、滑性がそれほどよく
ないので、滑性を増大させて、弁の開閉を低いハ
ンドルトルクでスムーズにするためである。
なお、本品の場合、耐食性の向上は従来品にく
らべて、3〜5倍良好であり、とくに高温時にお
いて、その効力が顕著であつた。
本発明は、弁本体の少なくとも本体部と弁部材
とを共にPVDFで構成しているため、金属製本体
部や弁部材の表面を単に合成樹脂で被覆したもの
に比し、腐食性流体が侵入して上記金属部を腐食
するというおそれがなく、また簡単に成形でき製
造費も低減される。さらにシート部材を構成する
芯金はPVDFでその表面を被覆されているので、
接液部のみを合成樹脂で被覆したものに比べ、芯
金の腐食は長期にわたつて阻止されシート部材の
寿命が延長される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバタフライバルブの1実
施例を半ばは横断面図で示した正面図、第2図は
その側面図、第3図はその平面図、第4図は組合
せ型シート部材の拡大縦断面図である。 これらの図面において、1……弁本体、1a…
…その本体部、1b……動弁機構支え部、1c…
…中間フランジ部、1d……ギヤ箱部、1e……
蓋部、A……流路部、B……角軸部、2……弁部
材、3……シート部材、4……シートホルダ、6
……芯金部材、7……クツシヨン部材、8……第
2のPVDF被覆層、9……環状溝、10……弁
軸、10a………弁軸下端部、10b……弁軸上
端部、11……第1のPVDF被覆層、12……操
作ハンドル、13……ハンドル軸、14……ウオ
ーム歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弁本体1の少くとも本体部1aはPVDFより
    なり、弁本体1の流路A内にて枢動可能に支承せ
    られた弁部材2もPVDFよりなり、該弁部材2と
    離接可能に、上記の本体部1aの内周面に配装さ
    れたシート部材3は表面がPVDFにより被覆され
    た芯金部材6と、少くとも内周側表面がPVDFも
    しくはPVDFとPTFEによつて被覆され、かつ、
    前記芯金部材6と接する外周面に適数の環状溝9
    もしくは多数の凹所、あるいは、それらの双方が
    形成されたクツシヨン部材7との組合せ物もしく
    は結合体によつて構成されていることを特徴とす
    るバタフライバルブ。
JP15699981A 1981-10-02 1981-10-02 バタフライバルブ Granted JPS5857566A (ja)

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DE4136805A1 (de) * 1991-11-08 1993-05-13 Almatec Tech Innovationen Gmbh Doppelmembranpumpe
JPH05223176A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Showa Denko Kk 塩素用弁
JPH10288262A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd プラスチック製バタフライ弁

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