JPS6251781B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6251781B2
JPS6251781B2 JP55163023A JP16302380A JPS6251781B2 JP S6251781 B2 JPS6251781 B2 JP S6251781B2 JP 55163023 A JP55163023 A JP 55163023A JP 16302380 A JP16302380 A JP 16302380A JP S6251781 B2 JPS6251781 B2 JP S6251781B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
turn signal
change
turn
Prior art date
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Expired
Application number
JP55163023A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5787734A (en
Inventor
Makoto Kawai
Akio Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP55163023A priority Critical patent/JPS5787734A/ja
Publication of JPS5787734A publication Critical patent/JPS5787734A/ja
Publication of JPS6251781B2 publication Critical patent/JPS6251781B2/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフラツクスゲート式の地磁気センサを
利用した自動ウインカーキヤンセル装置に関し、
特に地磁気センサによつて車両の進行方位に係る
2つの信号を得、この信号と、この信号の比の変
化率に係る信号により方向転換時左右いずれの方
向に方向転換するのかを識別する自動ウインカー
キヤンセル装置に関する。
本出願人は、先にフラツクスゲート式の地磁気
センサを車両に取り付け、車両の走行時に常に車
両の進行方位を計測するようにし、方向転換時に
方向転換前後の方位差を検出し、方位差が一定の
方位差になつたときに自動的にウインカーの作動
をキヤンセルするようにした自動ウインカーキヤ
ンセル装置を提案した。
上記自動ウインカーキヤンセル装置は実用性が
高いものではあるが、左右のいずれの方向転換に
対しても関係なく方向転換前後の一定の方位差を
検出してキヤンセルのための信号を出力するた
め、方向転換前の特殊な運転事情、例えば右折す
るため右方向のウインカーランプを作動させたに
もかかわらず、ハンドルを左に切らざるを得ない
場合が生じたため、左に切つたところウインカー
の作動がキヤンセルされて再度ウインカースイツ
チを入れる手間がかかり不便である。
本発明者は上記した問題点に鑑み、これを有効
に解決すべく本発明を成したものである。
本発明の目的は、地磁気を検出して方位を測定
するセンサを設け、該センサの出力信号に基づき
方向転換前後の方位差を計測し該方位差と設定さ
れた方位差とを比較する回路を設けるとともに、
前記センサの出力信号の信号比の変化率の符号を
検出し、この符号によつてウインカースイツチの
作動方向と実際の車両進路の変更方向とが一致し
ているか否かを判断する回路を設けて成り、車両
が設定方位差よりも大きく方向転換し、且つウイ
ンカースイツチの作動方向と実際の進路変更方向
とが一致したときにウインカーキヤンセル信号を
出力するようにした自動ウインカーキヤンセル装
置を提供することにある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図は基本的構成のフラツクスゲート式地磁
気センサを示す。地磁気センサ1は鉄芯2に励磁
巻線3と誘導巻線4,4とを設けて成り、例えば
地磁気センサ1の鉄芯2を地磁気の磁力線に平行
させて配置し、この状態で励磁巻線3に電源5か
ら周波数の交流電流を流すと、誘導巻線4の出
力端子6に周波数2のパルス的電圧vが生じる
ように作用する。又交流電流に直流バイアスを加
えて電圧vの周波数をにして出力を大きくとる
こともできる。これは励磁巻線3の作用によつて
磁性体である鉄芯2内に周期的に磁気飽和状態が
生じて地磁気を鉄芯2から排除し他の時には導入
し、これにより地磁気の磁力線が鉄芯2内を周期
的に通過するようになるからである。
端子6に生じる電圧vの大きさは、鉄芯2内を
通過する地磁気の磁力線の量によつて変化する。
これを各方位について測定すると、該磁力線は
略々北から南に向つて生じているため、第2図に
示される如き出力特性が得られる。地磁気センサ
以後の信号処理過程ではパルス的電圧vはピーク
検波され、方向転換時の時間的経過で考えると正
弦波的に変化し得る信号Xとして取扱われるよう
に構成される。第2図中においてパルス的電圧v
は部分的に且つ概略的に示される。
本発明に係る方位検出器として使用される地磁
気センサは前述の地磁気センサ1が2個使用さ
れ、原理的にはこれを鉄芯2の第1図における長
手方向が互いに直交する如く構成される。これに
より互いの地磁気センサの検出しようとする方向
が90゜ずれることになり、この状態で一方の地磁
気センサを基準として北から順に右回りで地磁気
を検出すると他方の地磁気センサに出力信号はあ
たかも位相的に90゜ずれる如き状態で生じうる。
この関係を第2図において信号Xに対する信号Y
として示す。ただし信号Yは既にピーク検波され
たものとする。従つて本発明に係る方位検出器と
しての地磁気センサは2つの方位に係る信号X,
Yを出力し、方位のすべては信号X,Yの組み合
せとして検出されることになる。
第3図に本発明において用いられる地磁気セン
サの具体的一実施例を示す。これは、略ドーナツ
状の鉄芯7に、その鉄芯7の全表面に亘り励磁巻
線8を巻くとともに、互いに空間的に直交する如
き配置で2つの誘導巻線9,10を設けたもので
ある。この地磁気センサ11からは2つの信号
X,Yが出力されることになる。
第4図に本発明に係る自動ウインカーキヤンセ
ル装置のブロツク図を示す。
地磁気センサ11は車両の適宜な箇所に取り付
けられ、車両の進行に伴い2つの信号X,Yを出
力する。出力される信号は既述の通りピーク検波
されて、正弦波的に変化し得る信号であり、この
信号X,Yは増幅器12で増幅された後に信号
X,Yの夫々の信号処理回路に送られる。信号X
とYの処理は夫々同じであるので信号Xについて
のみ説明する。
13はサンプルホールド回路であり、ウインカ
ースイツチ14のオン動作によつて方向転換前の
方位に係る出力信号Xを記憶保持する回路であ
る。
サンプルホールド回路13の出力は差動増幅器
15の1つの入力に入力されるとともに、差動増
幅器15の他の入力には直接的に信号Xが入力さ
れ、差動増幅器15においては、ウインカースイ
ツチがオンした時点より、サンプルホールド回路
13の出力と継時的に変化する信号Xとの差が得
られ、これがため車両の方向転換中の方向転換前
の方位との差、すなわち旋回角が継続的に電圧差
として計測される。
差動増幅器15の出力は、コンパレータ16に
入力される。コンパレータ16では予め設定器1
7によつて、ウインカーの作動をキヤンセルすべ
き地点としての設定旋回角(方位差)に相当する
電圧を設定しており、この電圧と差動増幅器15
との出力が比較され、差動増幅器15の出力電圧
が設定電圧よりも大きくなつたときにコンパレー
タ16は高レベル出力を出し次段のフリツプフロ
ツプ18を作動させてキヤンセル信号の起因とな
るべき信号をORゲート19に入力せしめる。
信号Yについても上記と同様で、サンプルホー
ルド回路13′、差動増幅器15′、コンパレータ
16′、設定器17′、フリツプフロツプ18′と
から成り、最終的な出力はORゲート19に入力
される。
上記によつて信号X,Yの位相のずれを利用す
ることにより、方位差を顕著に生じる信号X,Y
のうちいずれかの信号をORゲート19を介して
ANDゲート20に取り出すことができるのであ
る。
他方、増幅器12より出力された信号X,Yは
演算回路21によつて比(Y/X)を求められ、
次いでこの比の微分信号〓(Y/X)が求められ
る。次に信号〓(Y/X)は符号判別回路22に
入力され、その信号が正であるのか、負であるの
かが判別される。符号判別回路22の出力は、次
段の符号判別回路23に入力され、この判別回路
23において次のような作用が生じる。
第5図において明らかなように、地磁気センサ
11からの出力信号X,Yの比の変化の状態をみ
てみると、 右旋回の場合にはd/dt(Y/X)=d/dt(ta
nθ)>0 左旋回の場合には、d/dt(Y/X)=d/dt(
tanθ)<0の 如く、右旋回の場合と左旋回の場合とを識別する
ことできる。
以上の性質を利用することにより、判断回路2
3では、車両の操縦者が操作したウインカースイ
ツチ14の作動方向と、実際に車両が方向転換し
ている方向とが一致している場合にのみ高レベル
出力を出し、ANDゲート20に入る。ウインカ
ースイツチ14の作動方向と車両の実際の旋回方
向とが一致しないときには、判断回路23は低レ
ベル出力をANDゲート20に入力せしめる。
従つて、上記の構成によつて、ウインカースイ
ツチ14を作動させた後、車両の方向転換をした
方向がウインカースイツチ14の作動の方向と一
致し且つ所定の旋回角を検出したときにのみ
ANDゲート20が高レベルの出力を出し、出力
回路24よりキヤンセル信号を出力せしめる。
又、たとえ方向転換によつて所定の旋回角が検出
されたとしても、ウインカースイツチ14の作動
方向と実際の車両の旋回方向とが一致しないとき
には、判断回路23は低レベルの出力状態を維持
するためANDゲート20より高レベル出力が出
されることはない。
上記の演算回路21、判別回路22、判断回路
23は一般にマイクロコンピユータ等を利用して
構成される。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、
地磁気センサを利用して車両の進行方位を常に計
測できるようにし、これによつて方向転換時に方
向転換中の方位の変化を検出するとともに、地磁
気センサから得られる2信号の比の変化率によつ
て車両が右旋回しているのか、左旋回しているの
かを判別し、車両の実際の旋回方向とウインカー
スイツチの作動方向が一致したときウインカーの
作動をキヤンセルすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は地磁
気センサの原理を説明する図、第2図は地磁気セ
ンサの出力特性を示す図、第3図は具体的な地磁
気センサの斜視図、第4図は本発明に係る自動ウ
インカーキヤンセル装置の構成を示すブロツク
図、第5図は地磁気センサの出力信号の比の特性
を示す図である。 尚図面中、1,11は地磁気センサ、14はウ
インカースイツチ、21は演算回路、22は符号
判別回路、23は判断回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地磁気を検出して方位を測定する複数のセン
    サを設け、該センサの出力信号に基づき方向転換
    前後の方位差を計測し該方位差と設定された方位
    差とを比較する回路を設けるとともに、前記複数
    のセンサの各出力信号からそれらの信号比の変化
    率の符号を検出し、この符号によつてウインカー
    スイツチの作動方向と実際の車両進路の変更方向
    とが一致しているか否かを判断する回路を設けて
    成り、車両が設定方位差よりも大きく方向転換
    し、且つウインカースイツチの作動方向と実際の
    進路変更方向とが一致したときにウインカーキヤ
    ンセル信号を出力するようにしたことを特徴とす
    る自動ウインカーキヤンセル装置。
JP55163023A 1980-11-19 1980-11-19 Automatic winker cancellation system Granted JPS5787734A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55163023A JPS5787734A (en) 1980-11-19 1980-11-19 Automatic winker cancellation system

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JP55163023A JPS5787734A (en) 1980-11-19 1980-11-19 Automatic winker cancellation system

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Publication Number Publication Date
JPS5787734A JPS5787734A (en) 1982-06-01
JPS6251781B2 true JPS6251781B2 (ja) 1987-11-02

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ID=15765709

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JP55163023A Granted JPS5787734A (en) 1980-11-19 1980-11-19 Automatic winker cancellation system

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