JPS6251294A - 多層配線板の製造方法 - Google Patents

多層配線板の製造方法

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JPS6251294A
JPS6251294A JP18983585A JP18983585A JPS6251294A JP S6251294 A JPS6251294 A JP S6251294A JP 18983585 A JP18983585 A JP 18983585A JP 18983585 A JP18983585 A JP 18983585A JP S6251294 A JPS6251294 A JP S6251294A
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昭一 岩永
藤原 彰夫
和男 名手
隆史 井上
明 富沢
毅 藤田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は多層配線板の製造方法に係り、特に複数個の高
集積LSI等を実装する多層配線板の製造方法に関する
〔発明の背景〕
ポリイミド系樹脂は、耐熱性、耐薬品性および機械的強
度がすぐれているため、回路板のパッシベーション材料
として用いられるようになってきた。また、ポリイミド
樹脂は、絶縁性が良く、かつ誘導率が低いことから多層
配線板の層間絶縁材料として用いられるようになってき
た。
しかし、従来のポリイミド′樹脂は、熱膨張係数が4〜
6X10−5/℃であり、基板との熱膨張係数との差が
大きいため、ポリイミド系樹脂絶縁層と信号配線層から
なる多層配線板を形成する場合、配線導体層は10〜2
0μmの厚さが必要となり、配線導体層間の絶縁層の膜
厚は30〜40μmになる。したがって、大規模と多層
配線板を形成すると、配線導体層が多くなり、ポリイミ
ド樹脂層も厚くなるるため、ポリイミド樹脂絶縁層が基
板からはがれるという問題が生じる。
また、このような回路板において、配線導体間を電気的
に接続するだめのスルーポールは以下のようにして形成
していた。すなわら、まずポリイミド樹脂絶縁層−Lに
フォトレジストを塗布し、露光し、現像して選択的に窓
をあLJた。その後、このフォトレジストをエソチンブ
レジスl−としてポリイミドをエツチングしてスルーホ
ールを形成していた。しかし、この方法では膜厚が30
〜40μmのポリイミド樹脂絶縁層に40x40メ1m
のスルーホールを高精度に形成することは困難である。
したがってポリイミド樹脂絶縁層と信号配線層を多層化
した多層配線板を形成できなかった。なお、多層配線板
の製造方法に関しては、プロシーディング・オブ・ザ・
サーチイーフォース・イー・シー・シー(Procee
ding of tbe 34th  (E CC) 
P82〜P 87. (1984)がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は1−記し・た従来技術の欠点をなくし、
信号配線密度の高い信号配線層を含む多層配線板の製造
方法を提供するにある。
〔発明の概要〕
上記目的は配線層間の絶縁”層を、アルミナ、ムライト
、ゴージライト系セラミック基板、シリコンウェハ、ガ
ラス基板等の熱膨張係数に近い低熱膨張係数のポリイミ
ド樹脂とすることで達成される。
上記の構成によれば配線導体の厚さが10〜20μm絶
縁層の厚さが30〜40μmの多層配線板においても、
ポリイミド樹脂絶縁層と、基板の熱膨張係数が近いため
ポリイミド樹脂絶縁層と基板の間に生しる引張り応力が
小さく、多数の配線層を有する多層配線板が得られる。
熱膨張係数が4X10−5/℃と小さいポリイミド樹脂
としては、下記一般式(1)50〜100モル%、下記
一般式(11)50〜0モル%よりなる有機ジアミンと
有機シリルの混合物と、 ■1□N−R’−NH2・・・・・・・ (1)3m 曹 t(z N  R2S i   (OR’)3−=  
・・ (II5(但し一般式中R1は2価の有m基、上
記一般式(II)+1]R2は2価の有機基、R:l、
R4は1価の有機基、mは0.1,2またば3である)
下記一般式(R1)で表わされる−に記一般式(I ’
)〜(In)の化合物と反応するのに十分な鞭のテトラ
カルボン酸二無水物とを反応させて得られたケイ素末端
反応形ポリイミド前駆耐を、100〜450℃で加熱し
、熱硬化して得たものである。
0’    R’     O(IIT)\。/へ\ 
/ (但し、」−記一般式(Iel)中、R5は4価の有機
基である) なお、」−記一般式(I)、  (IT)、  (II
I)で表わされる化合物は、それぞれ牟独または二種類
以上混合して使用する。
ポリイミド樹脂絶縁層(従来品より厚さが2倍程度ある
)にスルーホールを形成するには、ボリイミド樹脂絶縁
層−ににドライエツチング耐性、例えば放電プラスマ耐
性のある光および放射感応性樹脂、例えば下記一般式(
IV)で表わされるくり返し単位を有する有機ケイ素高
分子材r1よりなるレジスト層を形成し、 (但し、」−記一般式(IV)中R6,’R7,RB、
 R9は1価の有機基であり、R1は2価の有機基であ
り、nは1から5までの整数を表わす。) このレジストに光または放射線を照射してパターンを形
成し、ついでプラズマエツチングをすることにより、高
精度にスルーホールを形成する。したがって、従来のよ
うに感光性樹脂層と無機質膜の双方を用いることなく一
層のレジスト膜でスルーホールが形成できるため工程が
簡素化される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。第1
図(A)に示すようにアルミナ系のセラミ〒。
物96モル%と、H,z N  (CI□)+i −s
 i  (OEth4モル%よりなる有機ジ″rミンと
有機シリルの混合物と、この混合物と反応するのに十分
な量の下式で示される有機テトラカルボン酸二無水物と
をN−メチルピロリドン、N−ジメチルアセトアミド等
の有a溶媒中に溶解し、0〜40℃で縮合反応させテ得
た粘度1〜100ボイズのポリイミド前駆体ワニスを1
.セラミック基板1と信号配線導体2上に回転1200
0〜6000 r、p、m、でスピンナ塗布してポリイ
ミド前駆体ワニス層を形成した。このワニス層を200
℃で30分間加熱し、さらに360°Cで30分間加熱
しりニス層を硬化させた。そして塗布、加熱硬化を数回
くり返して厚さ30μmのポリイミド樹脂絶縁層3を得
た。
つぎに第1図(1’l)に示すように晃および放射線感
応性高分子に属する分子中に一3i−GSiト、結合を
有するフォトレジスト層4を形成した。本例では、以下
の構造を有する有機ケイ素高分子材料のP−シメン溶液
を1ooo〜200o r、P、m、でスピンナ塗布し
て未硬化のフォトレジスト層を形成し、これを80〜1
00℃で30分間加熱してフォトレジスト層4を形成し
た。
続いて第1図(C)に示すように周知のフォトリソグラ
フィー技術により、フォトレジスト層4にパターン5を
形成した。すなわち所定のパターンマスクを通して密着
露光し、イソプロピルアルコール5容とトルエン1容よ
りなる混合溶剤で現像し、リンス液(本例ではイソプロ
ピルアルコール)で洗浄した。
ついで、第1図(’C)の試料を酸素プラズマにさらし
、パターン5に露出しているポリイミド樹脂絶縁層3を
酸素プラズマと反応さセ・て除去し、第1図(D)に示
すようにスルーホール6を形成した。この時残っている
フォトレジスト層4は、はとんど膜減りがなかった。
そして残っているフォトレジスト層4は60℃のトルエ
ン中に5分間浸漬して除去してもよいが、除去しなくて
も素子特、性に全く影響を及ぼさないことを確認してい
る。
続いて第1図(R)に示すように無電解めっきによりス
ルーホール6に導体を充填した。
さらに第1図(F)に示すようにスパッタデポジション
によって厚さ100ナノメータのクロム層7を形成し、
その上にスパッタデポジションによって厚さ300〜4
00ナノメータの銅層8を形成した。
銅層8−1−に感光性レジス1(AZ型)層(図示せず
)を信号配線導体となる個所を除いて形成し、無電解銅
めっきを行ない、信号配線導体となる部分に厚さ10〜
15μmの銅めっき層(図示せず)を形成した。
ついて前記感光レジスト層を除去し、このレジスト層の
下にあった銅層8.クロム層7をエツチング除去し、第
1図(G)に示すように第2信号配線導体9を形成した
。そして、三層以上の信号配線導体を形成する場合は、
前記のボリイミi゛樹脂絶縁層の形成、フォトレジスト
層形成、フォトレジスト層へのパターン形成、パターン
に露出した部分のポリイミド樹脂絶縁層を酸素プラズマ
処理によって除去してスルホールを形成、スルーホール
内部を無電解銅めっきにより除去、スパッタデポジショ
ンによりクロム層、銅層を形成、感光性レジスト層を信
号配線導体となる個所を除いて形成、無電解銅めっき、
感光性レジスト除去、および感光性レジストの下にあっ
た部分の銅層、クロム層の除去を所望回数くり返し1ま た。
(発明の効果〕 このようにして多層回路板は、厚い絶縁層を必要とする
信号配線導体を多層化した多層配線板においても、絶縁
層を熱膨張係数4 X 10−’ / ’(:以下の低
熱膨張係数ポリイミド樹脂で形成すれば、ボリイミ]゛
樹脂絶縁層貞旧の厚さが600メ!m0)20層配線の
多層配線板を製作しても、ボリイミF 481脂絶縁層
が基板から剥離−1ず、スルーホールが高精度で形成で
きるので高密度な多層配線板を得ることができた。また
、ポリイミド樹脂は誘電率が低いので、信号の遅延時間
が著しく減少し、演算速度の大幅な高速化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を説明する工程図である。 l・・・セラミック基板、2・・・信号配線導体、3・
・・ボリイミ1゛樹脂絶縁層、4・・・フォトレジスト
層、5・・・パターン、6・・・スルーホール、7・・
・クロム層、8・・・銅層、9・・・第2信号配線導体
。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 茅 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に導体層と絶縁層を交互に積層して形成する
    多層配線基板において、下部導体を設けた基板上の全面
    に熱膨脹係数が3.5×10^−^5/℃以下のポリイ
    ミド絶縁層を形成し、この絶縁層上に耐ドライエッチン
    グ耐性のある樹脂層を形成し、この樹脂層にドライエッ
    チングによって上下導体接続用スルーホールを形成し、
    次いでスルーホール内部に無電解銅めっきにより導体を
    充填した後、その上に上部導体を形成することを特徴と
    する多層配線板の製造方法。 2、特許請求の範囲第1項において、ポリイミド絶縁層
    の下記一般式( I )50〜100モル%、下記一般式
    (II)50〜0モル%よりなる有機ジアミンと有機シリ
    ルの混合物と、 H_2N−R′−NH_2・・・・・・( I )▲数式
    、化学式、表等があります▼・・(II) (但し、上記一般式( I )中R′は2価の有機基、上
    記一般式中R^2は2価の有機基、R^3、R^4は1
    価の有機基、mは0、1、2または3である)下記一般
    式(II)で表わされるテトラカルボン酸二無水物とを反
    応させて得られたケイ素末端反応形ポリイミド前駆体を
    、100〜450℃で加熱し、熱硬化して得られたポリ
    イミド樹脂よりなることを特徴とする多層配線板の製造
    方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 3、特許請求の範囲第1項において、下部導体と上部導
    体がクロム層、銅層の二層からなることを特徴とする多
    層配線板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746755B2 (ja) * 1990-11-15 1995-05-17 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン 多層薄膜構造の製造方法
JPH08298369A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Nec Ibaraki Ltd 銅配線上のポリイミド膜及びその形成方法

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JPS6044338A (ja) * 1983-08-19 1985-03-09 株式会社日立製作所 複合成形品

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