JPS62507Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62507Y2 JPS62507Y2 JP1981088661U JP8866181U JPS62507Y2 JP S62507 Y2 JPS62507 Y2 JP S62507Y2 JP 1981088661 U JP1981088661 U JP 1981088661U JP 8866181 U JP8866181 U JP 8866181U JP S62507 Y2 JPS62507 Y2 JP S62507Y2
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- JP
- Japan
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- wood
- synthetic resin
- top plate
- impregnated
- top surface
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 29
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 15
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 3
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- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は基材1の上面に合成樹脂製化粧板2を
貼着した天板3の前端面に木材に合成樹脂を含浸
させたWPCよりなる木口材4をその上端面が天
板3の上面より上方に位置するように取着し、木
口材4の後面上部と天板3の上面前端部とで形成
される入隅部に全長に亘つて木口材4に含浸され
ている合成樹脂を主成分とした硬化性樹脂よりな
る目地材5を充填して成るカウンタに係るもので
あり、その目的とするところは木口材部分に傷お
よび汚れがつき難く、木口材と天板との接合部の
耐水性が良いカウンタを提供することにある。
貼着した天板3の前端面に木材に合成樹脂を含浸
させたWPCよりなる木口材4をその上端面が天
板3の上面より上方に位置するように取着し、木
口材4の後面上部と天板3の上面前端部とで形成
される入隅部に全長に亘つて木口材4に含浸され
ている合成樹脂を主成分とした硬化性樹脂よりな
る目地材5を充填して成るカウンタに係るもので
あり、その目的とするところは木口材部分に傷お
よび汚れがつき難く、木口材と天板との接合部の
耐水性が良いカウンタを提供することにある。
従来、この種のカウンタは第1図に示すように
合板よりなる基材1の上面にメラミン化粧板のよ
うな合成樹脂製化粧板2が貼着された天板3の前
端面に木口材4aを接着剤を用いて取着し、木材
よりなる木口材4aの表面を着色塗装していた。
しかしながら、このようなカウンタを台所用カウ
ンタとして用いた場合、木口材4aと天板3との
接合部にできるすき間から水が浸入して化粧板2
が基材1から浮き上つて見栄えが悪くなるという
不都合があり、しかも木口材4aは木材に塗装し
ただけのものであるので、長年使用すると、傷お
よび汚れがつき易く、摩耗などによつて塗装がと
れて変色し易いという問題があつた。本考案は上
記の点に鑑みて為されたものである。
合板よりなる基材1の上面にメラミン化粧板のよ
うな合成樹脂製化粧板2が貼着された天板3の前
端面に木口材4aを接着剤を用いて取着し、木材
よりなる木口材4aの表面を着色塗装していた。
しかしながら、このようなカウンタを台所用カウ
ンタとして用いた場合、木口材4aと天板3との
接合部にできるすき間から水が浸入して化粧板2
が基材1から浮き上つて見栄えが悪くなるという
不都合があり、しかも木口材4aは木材に塗装し
ただけのものであるので、長年使用すると、傷お
よび汚れがつき易く、摩耗などによつて塗装がと
れて変色し易いという問題があつた。本考案は上
記の点に鑑みて為されたものである。
以下、実施例について図を用いて説明する。第
2図は本考案一実施例の要部斜視図であり、天板
3は従来例と同様、基材1の上面にメラミン化粧
板2を貼着したものであり、天板3の前端面には
木口材4が取着されている。この木口材4は木材
に着色された合成樹脂を含浸させたいわゆる
WPC(Wood Plastic Combination)であつてそ
の上端面が天板3の上面より上方に位置するよう
になつている。実施例であつては木材に含浸させ
る合成樹脂はポリエステル樹脂を用いている。5
は木口材4の後面上部と天板3の上面前端部とで
形成される入隅部に全長に亘つて充填される目地
材であり、目地材5は木口材4に含浸させた合成
樹脂すなわち実施例にあつては同色に着色された
ポリエステル樹脂を主成分とする硬化性パテを用
いている。図中6は補強桟である。
2図は本考案一実施例の要部斜視図であり、天板
3は従来例と同様、基材1の上面にメラミン化粧
板2を貼着したものであり、天板3の前端面には
木口材4が取着されている。この木口材4は木材
に着色された合成樹脂を含浸させたいわゆる
WPC(Wood Plastic Combination)であつてそ
の上端面が天板3の上面より上方に位置するよう
になつている。実施例であつては木材に含浸させ
る合成樹脂はポリエステル樹脂を用いている。5
は木口材4の後面上部と天板3の上面前端部とで
形成される入隅部に全長に亘つて充填される目地
材であり、目地材5は木口材4に含浸させた合成
樹脂すなわち実施例にあつては同色に着色された
ポリエステル樹脂を主成分とする硬化性パテを用
いている。図中6は補強桟である。
本考案は上述のように基材の上面に合成樹脂製
化粧板を貼着した天板の前端面に木材に合成樹脂
を含浸させたWPCよりなる木口材を取着したの
で、木口材部分に傷および汚れがつき難く、耐摩
耗性も良好でありしかも変色し難いという利点が
あり、さらに木口材の後面上部と天板の上面前端
部とで形成される入隅部に全長に亘つて木口材に
含浸されている合成樹脂を主成分とした硬化性樹
脂よりなる目地材を充填したものであるので、木
口材と目地材との接着性が良好になつて水が侵入
することがないという効果がある。つまり、本考
案は、一般に、接着剤と被接着剤に含まれている
合成樹脂が同一の場合には、馴染みが良くなつて
接着着強度が大きくなり、確実な接着が行なわれ
ることに着目し、目地材として木口に含浸した合
成樹脂を主成分とする接着剤を用いて木口材と天
板とを接着することにより、大きな剥離力が加わ
り易い目地材と木口材との間の接着性を良好にし
て隙間の発生を防止し、高防水性を実現できるよ
うにしたものである。
化粧板を貼着した天板の前端面に木材に合成樹脂
を含浸させたWPCよりなる木口材を取着したの
で、木口材部分に傷および汚れがつき難く、耐摩
耗性も良好でありしかも変色し難いという利点が
あり、さらに木口材の後面上部と天板の上面前端
部とで形成される入隅部に全長に亘つて木口材に
含浸されている合成樹脂を主成分とした硬化性樹
脂よりなる目地材を充填したものであるので、木
口材と目地材との接着性が良好になつて水が侵入
することがないという効果がある。つまり、本考
案は、一般に、接着剤と被接着剤に含まれている
合成樹脂が同一の場合には、馴染みが良くなつて
接着着強度が大きくなり、確実な接着が行なわれ
ることに着目し、目地材として木口に含浸した合
成樹脂を主成分とする接着剤を用いて木口材と天
板とを接着することにより、大きな剥離力が加わ
り易い目地材と木口材との間の接着性を良好にし
て隙間の発生を防止し、高防水性を実現できるよ
うにしたものである。
第1図は従来例の要部斜視図、第2図は本考案
一実施例の要部斜視図である。 1は基材、2は化粧板、3天板、4は木口材、
5は目地材である。
一実施例の要部斜視図である。 1は基材、2は化粧板、3天板、4は木口材、
5は目地材である。
Claims (1)
- 基材の上面に合成樹脂製化粧板を貼着した天板
の前端面に木材に合成樹脂を含浸させたWPCよ
りなる木口材をその上端面が天板の上面より上方
に位置するように取着し、木口材の後面上部と天
板の上面前端部とで形成される入隅部に全長に亘
つて木口材に含浸されている合成樹脂を主成分と
した硬化性樹脂よりなる目地材を充填して成るカ
ウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981088661U JPS62507Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981088661U JPS62507Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57198944U JPS57198944U (ja) | 1982-12-17 |
JPS62507Y2 true JPS62507Y2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=29883825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981088661U Expired JPS62507Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62507Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2708855B2 (ja) * | 1989-03-07 | 1998-02-04 | 松下電工株式会社 | 木質系化粧縁の取り付け構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57188213A (en) * | 1981-05-16 | 1982-11-19 | Takara Standard Kk | Top plate of kitchen furniture |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP1981088661U patent/JPS62507Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57188213A (en) * | 1981-05-16 | 1982-11-19 | Takara Standard Kk | Top plate of kitchen furniture |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57198944U (ja) | 1982-12-17 |
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