JPS6250315A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPS6250315A
JPS6250315A JP60190595A JP19059585A JPS6250315A JP S6250315 A JPS6250315 A JP S6250315A JP 60190595 A JP60190595 A JP 60190595A JP 19059585 A JP19059585 A JP 19059585A JP S6250315 A JPS6250315 A JP S6250315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
resin composition
isocyanurate
polytetramethylene ether
curable resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP60190595A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Kitayama
北山 慎一郎
Yasuteru Maeda
泰照 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JPS6250315A publication Critical patent/JPS6250315A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬化性樹脂組成物に関し、特に光伝送用ガラ
スファイバ(本明細書において、以下光ファイバと略記
する)の被覆用樹脂組成物、詳しくはその硬化物が、低
温から高温まで弾性率の変化が小さく、しかも高い伸び
を有し耐熱性、耐水性にすぐれる光フアイバ被覆用樹脂
組成物に関する。
光ファイバはもろく傷がつきやすい上に可とう性に乏し
く、わずかな外力によって容易に破壊し、又力学的側圧
が加わるとマイクロベンディングにより伝送される光は
弱められ、伝送損失を生ずる。このためガラス表面には
、マイクロベンディングを最低に抑えるためにきわめて
低い弾性率を有する材料で1次被覆を行ったのち、可と
う性を有しかつ高い弾性率を有する材料で2次被覆が行
われている。この2次被覆に望ましい性質としては特に
低温から高温までの環境下でも高い弾性率を維持し、か
つ可とう性、耐水性、耐熱性にすぐれることが要求され
ている。
本発明者は、種々のウレタンジアクリレート類と光重合
性単量体との組合せを鋭意検討した結果、本発明の2次
被覆用樹脂組成物を完成するに至った。
即ち、本発明は (1)ウレタン結合間にlリテトラメ
チレンエーテル構造を有するウレタンオリゴマージアク
リレートの樹脂組成物を基準として30〜70重ffi
%(21トリスアクリロイルオキシアルキルイソシアヌ
レートの樹脂組成物を基準として10〜30重量%諸よ
び (3)単官能性アクリレートとを含有することを特
徴とする硬化性樹脂組成物である。
これらの成分の組合せにより、その硬化物は、低温から
高温まで高い弾性率と伸びを有し、耐水性、耐熱性にす
ぐれた物性を与え、被覆光ファイバはすぐれた特性を持
つ。
本発明の硬化性樹脂組成物は、更に必要に応じて光重合
開始剤、シランカップリング剤、ハクリ剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、フィラー等の各種添加剤を配合するこ
とができる。
本発明に用いるウレタンオリゴマージアクリレートは、
公知の方法で製造されるが、例えば、ジイソシアネート
とポリテトラメチレンエーテルグリコールおよびヒドロ
キシアルキルアクリレートとを反応させて得ることがで
きる。ここで適当なジイソシアネートとしてはイソホロ
ンジイソシアネート、2.4−トリレンジイソシアネー
トまたはその異性体およびヘキサメチレンジイソシアネ
ートのような脂肪族又は芳香族化合物であるが、特にト
リレンジイソシアネートが好ましく用いられる。
また適当なヒドロキシアルキルアクリレートとしては例
えば2−ヒドロキシエチルアクリレート詔よび2−ヒド
ロキシプロピルアクリレートがある。
ここでジアクリレート末端化は種々の方法で可能である
。即ち、始めにジイソシアネートとポリテトラメチレン
エーテルグリコールとを数平均分子量1000〜500
00になるように、好ましくは1500〜20000に
なるように反応させ、高分子ジイソシアネートを生成し
、次いでそれを2モルの割合のヒドロキシアルキルアク
リレートと反応させて、末端に不飽和基を結合させる。
或いはまた、先づヒドロキシアルキルアクリレートとジ
イソシアネートを反応させ、次いで得られた不飽和モノ
イソシアネートと場合によってはジイソシアネート共存
下に数平均分子量1000〜50000になるように、
好ましくは1500〜20000になるようにポリテト
ラメチレンエーテルグリコールとを反応させる。
このウレタンオリゴマーアクリレートの含量は樹脂組成
物に対して30〜70%、好ましくは40〜60%でな
ければならない。
このウレタンオリゴマージアクリレートの含量が上記の
値を越えると、それ自体粘稠すぎて使用し難くなる。父
上記の値より少ない場合には、逆に低粘度すぎて被覆が
うまくいかない。
本発明に用いるトリスアクリロイルオキシアルキルイソ
シアヌレートとしては例えば、トリスアクリロイルオキ
シエチルイソシアヌレート、トリスアクリロイルオキシ
プロピルイソシアヌレート等が挙げられる。このトリス
アクリロイルオキシアルキルイソシアヌレートは高いT
gを与えるが本発明にいう30重2%を煽えると、硬化
物の伸びが極端に減少し、又10ffi量係より少ない
場合には高温時の弾性率低下が著しい。
本発明に用いる単官能性アクリレートとしては好ましく
はNビニルピロリドン、イソボルニルアクリレートのう
ち少くとも1つを含有することが望ましい。上記以外の
単官能性アクリレートとしては特に限定するものではな
いが、例えば、テトラヒドロフルフリルアクリレート、
2−ヒドロキシ−8−フェニルオキシプロピルアクリレ
ート、ブトキシエチルアクリレート、ラウリルアクリレ
ート、ステアリルアクリレート、ベンジルアクリレート
、ヘキシルジグリコールアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート
、シクロヘキシルアクリレート、フェノキシエチルアク
リレート、ジシクロペンタジェンアクリレート、ポリエ
チレングリコールアクリレートまたはポリプロピレング
リコールアクリレート、ノニルフェノキシエチルセロソ
ルブアクリレートなどが挙げられる。
しい。
本発明において必要に応じて配合する光重合開始剤は特
に限定するものではないが、例えば、ベンゾフェノン、
アセトフェノン、ベンゾイン、ベンゾインイソブチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン
エチルエーテル、4 、4’−ビスジメチルアミノベン
ゾフェノン、ベンジルジメチルケタール、2−クロロチ
オキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2 
、2’−ジイソプロピルチオキサントンまたは1−ヒド
ロキシシクロへキシルフェニルケトンなどが用いられる
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 温度計、攪拌機および還流冷却器を備えた500に四つ
ロフラスコにトリレンジイソシアネート84.8 Ii
と数平均分子fit 2000のポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール200Iとを仕込み70℃で2時間反
応させたのち、2−ヒドロキシエチルアクリレート24
.0 、Fを加え、さらに70℃で2時間反応させ冷却
後、258.81のジアクリレートを得た。
得られたジアクリレートtoo yに対してトリスアク
リロイルオキシエチルイソシアヌレート40.p、N−
ビニルピロリドン2011次いで、構造式 (nは5以下の整数を表わす。) で表されるアクリレート4011ベンジルジメチルケタ
ール6jiを添加混合し、目的の組成物を得た。この組
成物をガラス板上に250ミクロンの厚さで塗布したの
ち、120Wのメタルハライドランプを用いてコンベア
スピード20W/分で硬化させた。その硬化皮膜の物性
測定結果を表−1に示す。
実施例2 実施例1で用いたのと同様の四つロフラスコにトリレン
ジイソシアネート27.9 、Fを仕込み、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート18.6 !1を60℃で徐々
に滴下した後、60’Cで2時間反応させた。次に数平
均分子量2000のポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール160gを添加し、70℃で8時間反応させ冷却後
、206.Fのジアクリレートを得た。次いで、トリス
アクリロイルオキシエチルイソシアヌレート10B、y
lN−ビニルピロリドン62y1構造式 (nは5以下の整数をあられす。) で表わされるアクリレート411.ベンジルジメチルケ
タール12Iを添加混合し目的の組成物を得た。実施例
1と同様にして硬化させた皮膜の物性を表−1に示す。
実施例8 実施例1で用いたと同様の四つロフラスコにトリレンジ
イソシアネート421Iを仕込み、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート18.6 gを60℃で徐々に滴下し、
60℃で2時間反応させた。そののら数平均分子ffi
 1000のポリテトラメチレンエーテルグリコール1
60gを添加し、70℃で8時間反応させ冷却後、22
0.6 、Fのジアクリレートを得た。次いでトリスア
クリロイルオキシエチルイソシアヌレート92/1N−
ビニルピロリドン55y1ベンジルジメチルケタール1
1.Fを添加混合し目的の組成物を得た。
実施例1と同様にして硬化させた皮膜の物性を表−1に
示す。
実施例4 トリレンジイソシアネート52.8 、Fを仕込み2−
ヒドロキシエチルアクリレート17.411を60℃で
徐々に滴下した後60℃で2時間反応させたつそののち
数平均分子f& 1000のポリテトラメチレンエーテ
ルグリコール300Iを仕込み70℃で8時間反応させ
869.71のジアクリレートを得た。次いでトリスア
クリロイルオキシエチルイソシアヌレート1851、イ
ソボルニルアクリレート110 g、ラウリルアクリレ
ート7411ベンジルジメチルケタール20.Fを添加
混合し目的の組成物を得た。
実施例1と同様にして硬化させた皮膜の物性を表−1に
示す。
表   −1 実施例5 弾性率0 、15 Q/m2  の樹脂で1次被覆した
外径300μm の光フアイバ表面に実施例1〜4の組
成物をそれぞれ塗布したのち紫外線を照射して硬化させ
た。被覆後の光ファイバの外径はいずれ1\400μm
で被覆による伝送損失の増加は認められず、また−40
℃から+30℃まで伝送損失の増加は認められなかった
以上説明したように本発明の樹脂組成物はその硬化物が
低温から高温まで弾性率が高くかつ十分な伸びを有して
おり、耐水性、耐熱性にすぐれており、光伝送損失の増
加がないため光フアイバ被覆材料として適している。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1)ウレタン結合間にポリテトラメチレンエーテ
    ル構造を有するウレタンオリゴマージ アクリレートの樹脂組成物を基準として 30〜70重量% 2)トリスアクリロイルオキシアルキルイソシアヌレー
    トの樹脂組成物を基準として10〜30重量%および 3)単官能性アクリレートとを含有することを特徴とす
    る硬化性樹脂組成物
  2. (2)単官能性アクリレートが、N−ビニルピロリドン
    及びイソボルニルアクリレートの少くとも1つであるこ
    とを特徴とする特許請求範囲第1項記載の硬化性樹脂組
    成物
JP60190595A 1985-08-28 1985-08-28 硬化性樹脂組成物 Pending JPS6250315A (ja)

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