JPS62503061A - ニッケルを基礎とした電気的接触デバイス - Google Patents

ニッケルを基礎とした電気的接触デバイス

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JPS62503061A
JPS62503061A JP50287286A JP50287286A JPS62503061A JP S62503061 A JPS62503061 A JP S62503061A JP 50287286 A JP50287286 A JP 50287286A JP 50287286 A JP50287286 A JP 50287286A JP S62503061 A JPS62503061 A JP S62503061A
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hydrogen
nickel
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JP50287286A
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English (en)
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ハウザー,ジョアチム ジァーキーズ
プリューズ,ジョン トラヴィス
ロビンズ,マレイ
Original Assignee
アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニ−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニッケルを基礎とした電気的接触デバイス致五分里 本発明はニッケルを基礎とした材料の電気的接触表面を有する導電性部分をもつ デバイスに係る。
発明の背景 典型的な場合、高品質電気的接触の製作には、金を用いることが含まれ、金の低 抵抗特性及び高い化学的安定性は、そのような用途における重要な利点である。
しかし、金の価格が高いままであるから、接触材料用に別の材料を見出す努力が 続けられている。
そのような代りの物の中で突出したものは、金以外の高価な金属である。たとえ ば、銀−パラジウム合金はある種の用途には通していることがわかっている。
そのような別の合金は金より低価格であるが、なお価格の低下が望ましく、かつ たとえば銅−ニッケル合金のような高価でない金属の合金が、接触抵抗と時間に 対する安定性のために開発されてきた。ニス、エム、ガルテ(S、M、Gart e)ら「ニッケル含を合金の接触特性J (Contact Properti es of Nickel−Containing A11oys)エレクトリ カル コンタクト (Electrical Contacts) 、1972 、イリノイ工科大学、を参照のこと。
x里■景! ニッケルと制御された量の水素を木質的に含む材料は、特に低くかつ安定な接触 抵抗といった金と同程度の接触特性をもつことがわかった。ニッケル中の好まし い水素の量は、転位上のニッケル原子に付随した水素の原子が臨界位置での酸化 を阻止するようなものであるとみなされている。典型的な場合、材料の表面接触 抵抗は、酸化雰囲気に長く露出した後ですら、100ミリオームより著しく小さ い。
ス皿■皿巣呈旦皿 第1図は本発明に従う電気的接続デバイスの透視図;第2図は本発明に従うデバ イスの一部の概略断面図である。
圧員友に述 第1図に示された電気的接続デバイスは、ケース(11)と接触ピン(12)を 含む。ケース(11)は電気的絶縁材料で作られ、接触ビン(12)は本発明に 従い接触表面を有する。
第2図には断面で導電性部分(21)が示されその上には層(22)がある0部 分(21)は銅導電体材料から成ってもよく、表面N(22)はニッケル材料で 、それは少(とも表面領域(23)中で水素を含む。ニッケル材料中に制御され た量の水素を導入することにより、低接触抵抗及びそのような抵抗の長時間安定 性といった接触物性が増進する。
水素は各種の方法でニッケル材料中に導入すればよい、たとえば、電気メッキの 途中、アルゴン−水素雰囲気中でのスバンタ及びバルク表面での内部拡散による 。バルク表面は低温操作により塑性変形を受けていることが望ましい。水素の好 ましい濃度は、ニッケルの層又は基体が生成及び処理される条件に依存し、好ま しい濃度は転位上のニッケル原子の数を直接的に増加させる。具体的には、水素 の量が多ければ多いほど低温で操作する材料に有利で、好ましい量は低温操作程 度に直接関係する。電気的に堆積させる層の場合、好ましい量はニッケル中の水 素が0.0004ないし0.0009原子濃度の範囲で、厳しい低温操作が加え られた時、0.01原子濃度にまで達する量が好ましい。
幸にも、低温操作により生じる転位スリップ帯も、水素の内部拡散を容易にする ため、低温操作バルクニッケル材料の接触特性は、はとんど水素の内部拡散によ り影響を受ける。従って、ニッケル材料が著しい量塑性変形する用途が好ましい 。著しい量というのは、たとえば水素拡散前に断面積が少くとも50パーセント 減少することに対応する。水素拡散はNiの再結晶化温度より低い温度で行われ る。水素内部拡散は、典型的な場合数分間の時間で起り、内部拡散はNiの再結 晶化温度より低い温度に加熱することにより、容易になる。低温化操作材料の用 途の中には、導電性インク、ペースト及び粘着剤のような非導電性母体材料中に 分散させたか埋込まれた微小薄片を用いることがある。
水素は適当なニッケル槽から電気メッキによりニッケル層中に導入するのが便利 で、ニッケル塩の溶液は陰イオンが弱い酸化性である場合、最も適していると考 えられる。
本発明の接触材料はニッケル及び水素以外の元素は入ってないか木質的に入って なくてもよいが、不純物は存在してもよく、ホウ素、シリコン、ゲルマニウム、 リン、ヒ素、アンチモン又はビスマスのような元素を余分に含んでもよい。固溶 体中に存在する時、言いかえればニッケル構造中に含まれる時、不純物及び添加 物はニッケル中の水素の有益な効果を妨げないと考えられる。接触材料中では少 くとも70原子パーセントの量のニッケルー水素が好ましい。
本発明の接触は金、工ないしはいくつかの白金族元素、又は金及び工ないしいく つかの白金族元素のような接触材料を多量に含む“フランシュ” (flash )の最終被覆をしてもよい。その量はそのような被覆材料が被覆される表面に十 分与えられるようなものである。そのような被膜の構造は本質的に均一か層状で よく、被膜の厚さは典型的な場合、0.01ないし0.05ミクロンの範囲であ る。たとえば、コバルトで硬化させた金被膜を、金シアン化カリウム、クエン酸 コバルト及びクエン酸緩衝剤から成るわずかに酸性の溶液(p)15)から、電 子的に堆積させてもよい。(各目上重量で0.2ないし0.5パーセントの範囲 のコバルトが存在すると、特により厚い被膜の場合に表面の硬さが増す。)メッ キ槽の好ましい温度は、約35℃で、1d当り約5ミリアンペアのメッキ電流が 便利である。典型的なメッキ時間は2分の1分程度である。
メッキの前に、表面はたとえばアルカリ溶液中で電解液により洗い、脱イオン水 で洗浄し、温度を上げて稀釈、塩酸中に浸すことにより浄化してもよい。
里土炭 約1.68ミクロンの厚さとニッケル中に約0.005原子濃度の水素 を含む層を、体積にして約10パーセントの水素と残りは木質的にアルゴンの雰 囲気中で、本質的に純粋なニッケルターゲットからスパツクさせることにより、 銅基板上に堆積させた。層は75℃で95パーセントの相対温度の試験雰囲気条 件に、65時間露出させた。そのような露出の後、接触抵抗はフないし10ミリ オームの範囲であることがわかった。
m 約0.48ミクロンの厚さを有する層を、上の第1例で述べたように堆積さ せた。最終的な接触抵抗は10ないし13ミリオームの範囲であった。
m 約4.5ミクロンの厚さをもつ層を、約75℃の温度、水酸化アンモニウム を添加することにより得られるような約3の溶液pH02モルニッケル塩化物溶 液から、電子的堆積によって銅基板上に堆積させた。堆積中の電流回度は約15 0ミリアンペア/cdであった0層は上の第1例で述べた試験雰囲気に露出させ た。
接触抵抗は工ないし10ミリオームの範囲であることがわかった。
M4911 pHが約6の2モル濃度クエン酸ニッケル溶液を用いたことを除い て、上の第3例で述べたように層を堆積させた。層の接触抵抗は0.3ないし1 0ミリオームの範囲であることがわかった。
累i孤 pHが約8の1層2モル濃度クエン酸ニッケル溶液を用いたことを除い て、上の第3例で述べたように、層を堆積させた。
層の接触抵抗は2ないし15ミリオームの範囲であった。
FIG、/ FIG 2 国際調査報告 ANNEX To ’1+HE ZNTERNATIONAL 5EARCHR EPORτON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.接触表面を有する導電性部分を含むデバイスであって、前記接触表面は前記 部分の表面領域の表面であり、かつ接触材料から成るデバイスにおいて、 前記接触材料の少くとも70原子パーセントの量は、ニッケル及び水素から成り 、前記量中に存在する前記水素は前記接触表面の電気的接触特性を増すように著 しく小さい割合であることを特徴とするデバイス 2.請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおいて、前記接触材料中の水素原 子は、転位上のニッケル原子に対応することを特徴とするデバイス 3.請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおいて、前記表面領域は電子的に 堆積させた層で、その中の前記量の水素の原子濃度は、0.0004ないし、0 .0009の範囲であることを特徴とするデバイス 4.請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおいて、前記表面領域は可塑的に ひずんだ層で、その中の前記量の水素の原子濃度は、0.0004ないし0.0 1の範囲であることを特徴とするデバイス 5.請求の範囲第4項に記載されたデバイスにおいて、前記表面領域は50パー セントより大きいか等しいだけ断面積が減少するよう可塑的にひずんでいること を特徴とするデバイス6.請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおいて、前 記表面における接触抵抗は100ミリオームより小さいことを特徴とするデバイ ス 7.請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおいて、前記接触表面は前記部分 の本質的に全表面であることを特徴とするデバイス 8.請求の範囲第7項に記載されたデバイスにおいて、前記部分は接触ピンであ ることを特徴とするデバイス9.請求の範囲第7項に記載されたデバイスにおい て、前記部分は導電性粒子であることを特徴とするデバイス10.請求の範囲第 9項に記載されたデバイスにおいて、前記粒子はインク粒子であることを特徴と するデバイス11.請求の範囲第9項に記載されたデバイスにおいて、前記粒子 は非導電性母体材料中に埋め込まれていることを特徴とするデバイス 12.請求の範囲第11項に記載されたデバイスにおいて、前記非導電性母体材 料は粘着性材料であることを特徴とするデバイス 13.請求の範囲第1項に記載されたデバイスにおいて、前記接触材料は本質的 に金、1ないしいくつかの白金族元素、金及び1ないしいくつかの白金族元素か ら成る類から選択された被覆材料から成る表面被膜を有することを特徴とするデ バイス14.請求の範囲第13項に記載されたデバイスにおいて、前記被覆材料 の量は前記被覆材料が表面に生じるよう十分であることを特徴とするデバイス 15.請求の範囲第13項に記載されたデバイスにおいて、前記表面被膜は0. 01ないし0.05ミクロンの範囲の厚さを有することを特徴とするデバイス 16.接触材料の表面領域の表面である接触表面を有する導電性部分を形成する 工程を含む 導電性部分を有するデバイスの作成方法において、前記接触材料は少くともその 表面領域は少くとも70原子パーセントの量のニッケル及び水素を含み、前記量 中には水素が、前記接触表面の電気的接触特性を増すように著しく少量存在する ことを特徴とする方法 17.請求の範囲第16項に記載された方法において、前記工程は電子的堆積の 工程又はスパッタリング工程ニッケル中への水素の拡散工程を特徴とする方法1 8.請求の範囲第17項に記載された方法において、拡散前に前記部品を低温処 理することを特徴とする方法。
JP50287286A 1985-05-20 1986-05-02 ニッケルを基礎とした電気的接触デバイス Pending JPS62503061A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US73577985A 1985-05-20 1985-05-20
US735779 1985-05-20
US823986 1986-01-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62503061A true JPS62503061A (ja) 1987-12-03

Family

ID=24957146

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JP50287286A Pending JPS62503061A (ja) 1985-05-20 1986-05-02 ニッケルを基礎とした電気的接触デバイス

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