JPS62501149A - 官能化された側鎖アルキリデンを有するトリシクロ〔5.2.1.0↑2′↑6〕デカン/デセン誘導体およびそれの香料としての用途 - Google Patents

官能化された側鎖アルキリデンを有するトリシクロ〔5.2.1.0↑2′↑6〕デカン/デセン誘導体およびそれの香料としての用途

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JPS62501149A
JPS62501149A JP61500440A JP50044086A JPS62501149A JP S62501149 A JPS62501149 A JP S62501149A JP 61500440 A JP61500440 A JP 61500440A JP 50044086 A JP50044086 A JP 50044086A JP S62501149 A JPS62501149 A JP S62501149A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 官能化された側鎖アルキリデンを有するトジシクロ(5,2,1,0”°6)デ カン/デセン誘導体およびそれの香料としての用途 本発明は一般式A R” = R’ = R’ = R’ = HR” 、R’ 、Rc= H,C H3(2XH1l XCH*)。
R’、R”:tl、(、−C6−アルキル2.6−xンド 2.6−4キ’/  9.1’ −Z 9,1’ −E〔式中 基R4がR’ =−CH,の場合C− 7又はC−8の所にあり、C−3とC−4の間並びにC−4とC−5の間の点線 が2つのC−C単−結合又は1つの単一結合と1つのC−C二重結合を示し、蛇 行線が立体異性体状態を意味している。〕 で表される新規のトリシクロ(5,2,1,0”°6〕デカン/デセン誘導体に 関する。更に本発明は、−C式Aに従う新規化合物を香料として、或いは化粧用 又は工業用消費物品の為の香油の成分としての用途に関する。
ジシクロペンタジェンと呼ばれるトリシクロ(5,2,1゜02°6〕デカ−4 ,8ジエン 1は大量に製造される産業的に重要な、化学製品の生産のための、 特に環系で飽和または不飽和のトリシクロ(5,2,1,0”・6〕デ力ン基本 骨格のための原料である(エイチ、アエビ(tl、Aebi) 、イー。
バウムガルトナ−(E、Baumgartner) 、エイチ、ピー、フィード ラ−(H,P、Fiedler)及びジー、オーロフ(G、0hloff)著「 化粧品、香料及び食料品添加剤(Kosmetika、 Riechstoff e und Lebensa+1ttelzusatzstoffe) Jジー 、テイーメ フェルラーグ(G、Thteme Verlag)シュツットガル ト(Stuttgart) 1987.55〜57頁参照)。この基本骨格を有 する公知の香料のもとでは又すでに若干のものは官能化された側鎖を有する。そ こで西独特許公告第1218643号公報から基Xがグリシダート−、フォルミ ルー又は直鎖 3′−オキソ−アルキル基である飽和環系トリシクロデカン−誘 導体2は香料として公知である。C−2とC−6での層結合はその際エキソ配列 されるべきであり、C−8又はC−9での側鎖結合の立体化学については何もの も開示されていない0式2によるアルデヒドは土の特徴具を有する新鮮な臭を有 し、式2による側鎖での不飽和ケトンはワイン特徴具(R=メチル)を有する乾 燥木のようにもしくはアイリス特徴具(′R=エチル)を有する乾燥木のように 臭う。
R’、 R” =H,CH3 X =−0−CH−COOR (R=H,C,−C,−アルキル) Cll0 −CH=C)I−Co−R’ (R’、C,−C,−アルキル) −C1b−CHz−CO−R’ 室温において存在するエンド−ジシクロペンタジェン(エンド−1)のロジウム 触媒の使用下でのハイドロフォーミングにより相対的に9−エキソ−2,6−ニ ンドー構成を有するアルデヒド(式3)が生じる(Y、フジカワ(Fuj 1k ura) + Y、イナモト(Inamoto) 、 N、タカイシ(Taka ishi) 、 H。
イケダ(Ikeda)著5ynth、Commn、、 6199〜20?(19 70) )。
英国特許公開第2020277号公報にこのアルデヒド(式3)の脂肪族アルデ ヒドによるアルドール凝縮が開示されており、該アルデヒドはエキソ配置の官能 化した側鎖OとC−2とC−6でのエンド結合を有する不飽和側鎖トリシクロデ セン・アルデヒド(式4)を誘導し、その際点線はC−4での自由選択の二重結 合(rakultative Doppelbindung)を示す。このアル デヒド(式4)はアイリス根(Iriswurzel)とはちみつの副次的特徴 具を存する木のタイプのの特徴芳香を有し、香料として使用されることができる 。
更に英国特許公開第2020656号には脂肪族ケトンを有する9−エキソ−2 ,6−エンド形のアルデヒド(式3)の適当するアルドール縮合が開示されてお り、前記アルドール縮合では官能化した側鎖のエキソ配置とC−2とC−6での エンド環結合を有する不飽和側鎖トリシクロデセンケトン(式5)が含まれ、そ の際点線は、C=4での自由選択の二重結合を意味する。幾何学的同質異性体( 側鎖での二重結合)として存在するこのケトン(式5)は同様にアイリス種型又 ははちみつ型の付加的特徴芳香を有する同様に木の特徴臭を有する。
最後に西ドイツ特許公開第3303893号公報から−f投弐6(点線はC−3 ,C−4での自由選択的C−C二重結合を意味する)の構造同質異性の2.6エ キソ形態のトリシクロ〔5,2゜1.02°6〕デセン誘導体が公知のものとし て開示される。全ての一般式6にあてはまるアルデヒド又はケトンはその際側鎖 は公知の結合4と5並びにカルボニル基に関しての式2による不飽和ケトンと同 様にα、β不飽和されている。その説明は色々R” = R’ = Rc= R ’ = HR” 、R’ 、R’ = H,CHz(2XII、l XC1h) 。
R’、R”:H,C,−C6−アルキルな方法デ行われることができ、例えばエ キソ−ジシクロるアルデヒドとケトンの還元により生じ、その際二重結合の位置 は側鎖に含まれたままである。一般式6によろい木状・動物性(holzig− animalische)芳香特徴を有する。
一般に長い貯蓄の際、また好都合にそして一様な品質で製造される別の原料と接 触しても安定したままであり好ましい臭覚的特性を有する、すなわち気持のよい 出来るだけ自然に近い十分な強さの芳香特徴を有し、美容上又は技術上の消費財 の芳香を左右する位置にある合成香料では常に需要が存在する。この条件を全体 的に満たす香料を見つけ出すのは比較的費用のかかるように思われ、特に興味あ る新規の芳香特徴が手に入れようとされるときに広範な試験が必要とされる。そ の際これに関連して、個々の芳香特徴の品質が定量的に記載されないという事実 及び又芳香発生の機構も芳香発生と香料の化学構造の間の関連も十分にシステマ チックに提案されていなという事実が更に加わって難しくする0時折すでに公知 の香料の構造の僅かの変化が嗅覚的特性の強い変化を正の方向にも負の方向にも 生じる可能性があり、そて時折斯かる変化が実際には絶対生じない。
本発明に係る官能化された側鎖アルキリデンを有する一般式Aによるトリシクロ デカン/デセン誘導体は新規であり、その嗅覚的特性については今まで何も知ら れていない。この式Aによるアルデヒドとケトンは、全ての公知ノアルデヒド及 びケトンとは基本的に、カルボニル基β、Tについては不飽和であり、又側鎖に あるカルボニル基のためのC−C二重結合は脱共役(dekonj ugier 重結合の同じ変位が存在する。この二重結合の変位は又全(別の臭い特性を十分 な方法で導り、一方公知の結合がほぼ臭い基本形式「木の臭」に属する間、本発 明に係るFHNL体Aはそれから非常に偏れる臭い特性を有し、すなわち場合に よりやわらかい木の臭の副次的特性と共に強い花のような芳香特性を又ミルク/ クリーム特性を有する。この新規で非常に望ましい特徴は公知のα、β不飽和結 合において生ぜず、そして予見可能ではない。メチル置換されたトリシクロ状環 系を有する弐へにあてはまる誘導体は更に高められた固定すなわち臭いの長い付 着が観察される。
更に本発明に係る誘導体は公知の結合と比較して貰い安定性で傑出する。公知の アルデヒドとケトンは酸に敏感であり又酸化に敏惑であり、及びケトンがアルド ール縮合の直接の反応製品として考慮されアルドール結合が普通に可逆反応を示 し又アルドール分裂と釣り合っていることと関連している。それに対し、本発明 にょる式Aによるアルデヒドとケトンはアルドール縮合の直接反応製品を示して おらず、又アルドール分裂には圧倒されない。式Aによる本発明に係るアルコー ルとは別のアリルアルコールの形式に属し、したがって全てのアリルアルコール のように酸や酸化工程に対し安定性の少ない公知のアルコールにとっては適当に 通用する。トリシクロ状の環系での二重結合の直接接続により明らかに支持され る、本発明に係る誘導体Aの安定性が高いことは、香料が実際にいつも別の原料 と接触し、したがって酸と酸化剤(例えば空気酸素)の影響に容易さらされる可 能性があるということを考えに入れて、本発明の非常に重要な別の利点である。
それ以外に本発明に係る誘導体Aは又香料の全ての他の要求を満たす。前記誘導 体は良好に同じ品質で製造されることができ、更にその芳香特性は非常に強烈で 、すでに本発明に係る誘導体Aの比較的僅かの量の添加剤が例えば芳香油に対し て明らかに改良する作用を有するとような状態である。全体として本発明に係る 誘導体Aは従って非常に貴重な香料を示す。その上誘導体はしかし又芳香材料と して、もしくは芳香濃縮物の原料として食料品、嗜好品又は動物用食料品のため に良好に適合している。
本発明に係る誘導体への製造のため好都合には同じ置換基R1とR2並びにR1 〜Rdを有するα、β不飽和アルデヒドもしくはケトンから出発し、該アルデヒ ドもしくはケトンは一部は公知でありもしくは公知の結合と類似に示される。α 、β不飽和アルデヒドもしくはケトンを現在酸性の触媒(特にアジピン酸)によ り、そして(例えば今日アジピン酸のゆっくりした真空蒸留における)温度上昇 により良好な収量で、適当なβ、T不飽和、すなわち脱共役されたカルボニル結 合にかえ、これら脱共役カルボニル化合物を、例えば硼素水素ナトリウムとリチ ウムアルミニウム水素化合物のような複合水素化物の使用のもとての反応により 関連する脱共役されたアルコールが製造されることができる。
本発明に係る誘導体Aの環系は不飽和又は飽和されることができ、場合によって は付加的メチル置換基をもつことができ、そして更にエンド(endo)形状で 又はエキソ(exo )形状で存在することができる。環系で不飽和でメチル置 換されない式Aによるトリシクロデセン誘導体は不飽和トリシクロデセン・アル デヒド(弐8)から出発して公知の方法で、エンド・ジクロペンタジェン((e ndo−1)又はエキソ・ジシクロペンタジェン(exo−1)から選択的なハ イドロフォーミングにより生じ、エンド形状(endo−8)又はエキソ形状( exo−8)に入れられる。
アルデヒド エンド−8もくしはエキソ−8から低脂肪属アルデヒド又はケトン とのアルドール縮合によりα。
β不飽和誘導体エンド−9もしくはエキソ−9が形成され、該誘導体は本発明に 係るアルデヒド又はケトン エンド−10もしくはエキソ−10への脱共役によ り置換される。アルデヒド又はケトン エンド−10もくしはエキソ−10は場 合によっては尚同様に本発明に係る−11に対し還元される。
ジシクロペンタジェン エンド−1もしくはエキソ−1のハイドロフォーミング は又環系で不飽和のアルデヒド8の代わりに環系で飽和のトリシクロデカンアル デヒド7が生じるように導かれる。この同様に再びエンド形状又はエキソ形状に 入れられる飽和アルデヒド7はアルデヒド8に類似にα、β不飽和カルボニル結 合12に縮合され、それから脱共役により本発明に係るβ、T不飽和カルボニル 結合が生じ、該β、T不飽和カルボニル結合は次いでそれ自身に場合によって同 様に本発明に係るβ、T不飽和アルコール14に還元される。この方法で式Aに 係る環系で飽和のメチル置換されないトリシクロデカン誘導体が製造される。
式Aに係るメチル置換されたトリシクロデカン誘導体又はトリシクロデセン誘導 体の製造のため、メチル置換ジシクロペンタジェンが選択的ハイドロフォーミン グによりメチル化され環系で不飽和のトリシクロデセン誘導体15又はメチル化 され環系で不飽和のトリシクロデカン誘導体19に置換される。それからアルド ール縮合によりα、β不飽和カルボニル結合16又は20が製造されることがで き、それから脱共役により本発明によるβ、γ不飽和カニボニル結合17又は2 1が、そして続いての反応により同様に本発明に係るβ、T不飽和アルコール1 8又は22が生じる。
本発明に係る誘導体13,14,17.1B、21゜22は誘導体10と11の ために記したと同様に製造に対して(場合によってメチル置換された)ジシクロ ペンタジェンがエンド形又エキソ形に入れられたかどうかによって夫々エンド形 又はエキソ形にある。脱共役の結果として全ての本発明に係る誘導体Aはしかし この予め与えられた2、6−エンド/エキソ異性体に付加的に文面1つのシス/ トランス異性体をβ、T飽和二重結合(9゜1′−Zと9.1’−E)を有し、 そしてその際はぼシス/トランス異性体の只1つの脱共役の際に生じるか、この 異性の両者が生じるかは個々の場合の条件に依存する。本発明に係る誘導体Aの 臭気特性にはシス/トランス異性体は明らかに重要な影響はもたず、それに対し 同じC−9置換の2.6工ンド/エキソ異性体は臭気では同じC−9置換の公知 のα、β不飽和結合において観察されだのとは互いに違っておる。更に同じC− 9置換の2,6工ンド/エキソ異性体は又夫々ガスクロマチック保持反応(Re tentionsverhalten)により相異し、一方そのIRスペクトル 、’HNMRスペクトルと質量スペクトルは夫々近似である。
本発明に係る誘導体への脱共役された構造は分光的データにより疑いなく確認さ れる。β、γ不飽和カルボニル結合10,13,17.21においては(弐3〜 6参照)、IRスペクトルで1710〜1730G−1において夫々1つのすし が現れ、そのすしは飽和カポニル基を示し、一方α、β不飽和カルボニル結合9 ,12,16.20においては、1670cm−’においてIRずじが生じる。
R2−メチル を有する脱共役された誘導体の’H−NMRスペクトルにはメチ ル基は側鎖にδ−1゜osppmにおける二重線(Doublett)を生じ( 式1参照)、一方α、β飽和誘導体においてはδ= 1.6−1.7ppmにお いて単一線(Singulett)が現れる。
表1には式Aに係る本発明による誘導体を製造するためにアルドール縮合に入れ られる低脂肪アルデヒドもしくはケトンのいくらかがまとめられ、同時にその際 夫々生じる特別の置換形式(すなわち具体的に生じる置換基R1とR2)か表さ れている。
表 1 以下の実施例は発明を限定するのではなく説明するものである。実施例は式Aに よる若干の選ばれた誘導体の製造並びにその使用に関するものであり、その際結 合の夫々の数に添えられた符号a、b等は特別の置換基を示す。
例1:エキソー10d 9−(2−メチル−3−オフソーブチリデン)−2,6−ニキソー トリシクロ (5,2,1,0”°6〕デセンー4566gのメタノール、30.6 gのカ リろ液(85%ig、)及び380gの水の中の440g(6,1モル)のメチ ルエチルケトンの溶液に対し、約30°Cにおいて撹拌のもとて324g(11 7モル)のフォルミルトリシクロデセン エキソ−8が滴加される。室温で6時 間撹拌後酢酸75gにより中和されて溶剤は十分に分留される。残りに300− の水を混ぜ、ベンジンで抽出される。飽和重曹溶液での洗浄、真空での凝縮、及 び蒸留はα、β不飽和ケトン混合物370gをエキソ9dとエキソ9eの割合が 約4:1で生じさせる。
赤外線スペクトル(第3図):1670.1635cm−’b)脱共役 例1aにより得られたケトン混合物は3gのアジピン酸を混ぜられ、その後ゆっ くり(2日以内)1mO鋼充填体カラムを経て蒸留される。主留分として176 .3g(48%)の純粋ケトン エキソ10dが色なし油として得られ、ガスク ロマトグラムによる純度は92%(副留分はエキソ10eとエキソ9dを含む) である。
沸点:Kp(0,2バール)=92°C;濃度:D6°=1.0088゜ 屈折指数: nJ’= 1.5153 ’ H−N M Rスペクトル(第4図):1’710(飽和ケトン)、162 0cm−’ (二重結合、Z−ジ置換)。
質量スペクトル(第2図):m/z(%)−216(5,M” )、173 ( 66)、150 (19)、149 (IIL 131 (10)、117 ( 11)、107(95L 105 (18)、93 (10)、91 (36L  79 (43)、78 (11L 77 (29)、67 (200)、65  (14)、43 (34)。
全体式: C+sHz。0; モル重量:216.4例2:エキソ−1id 9−(2−メチル−3−ヒドロクシ−ブチリデン)−2,6−ニキソー トリシ クロ(5,2,1,0”°6〕デセンー4300gのエーテル中の7.5g(0 ,22モル)のりチュームアルミニュームヒドライドの懸濁液に対し室温におい て200−のエーテル中の108g(0,5モル)を撹拌下で滴下する。30℃ で1時間撹拌後普通の方法で再処理される。回転ベルトカラムを通しての蒸留が 色なし油として93.8gのエキソlidを生じる。
沸点:Kp(0,1ミリバール)=94°C;濃度:D6°=1.0051; 屈折指数:+n”=1.5204 ; ’H−NMRスペクトル:δ=0.92と0.95.2d、J=7Hz、(異性 体CH1−4’ ”)、1.10、d、J=/Hz (2’ CHz )、3. 3 3.7、m (3’−F()、4.7−5.2、”t”t(1’ −H)  、5. 2−5. 7ppm、、m <3=、4−H,もしくば4−.5−H) 。
赤外線スペクトル:3360 (OH)、1675(三重置換 二重結合)、1 620cm−’ (Z−二重置換二重結合)。
質量スペクトル(主ピーク):m/z(%)−218(3,M”)、173 ( 22)、151 (8)、145(3)、131(7)、117(5)、107  (100)、91 (42)、79 (50)、67 (84)。
全体式:C15H2□0; モル重量:218.49−〔3−オフソーブチリデ ン)−2,6−ニキソー トリシクロ(5,2,1,02°6〕デセン−4 243g(1,5モル)のアルデヒド エキソ−8と、350gのアセトンと3 50gの水の溶液は撹拌のもとて34gの水酸化ナトリウムアルカリ液(25% ig)が混ぜられ、その後更に1時間50°Cで撹拌された。減圧の下でアセト ンの分留、飽和食塩溶液内への収容、酢酸による中和、エーテルによる抽出及び 濃縮の後250gの未精製ケトン エキソ−9cが淡黄色の油として生じた。
赤外線スペクトル(第5図):1670,1620cm−晶(α、β不飽和ケト ン); ガスクロマトグラム: (50m FFAP、温度プログラム100〜220° C,6°C/ll1in) : t、(min ) (%)=19.1(10) と19.5(90)エキソ−9c(幾何学的異性体)。
b)双芝役 例3aにより得られたケトン エキソ−90は1gのアジピン酸を混ぜられ、窒 素大気の下で1時間60″Cで撹拌される。その際部分的脱共役が生じる。
赤外線スペクトル:1715.1670.1620cm−’ガスクロマトグラム : (50m FFAP、 ’/に度プログラム100〜220°C16°C/ +n1n) : tx (min ) (%)=17.1(1B)と17.4( 36)エキソ−100(幾何学的異性体)、19.1(8)と19.5(34) エキソ−9c(幾何学的異性体)。 十分な脱共役と同時にトランス異性体化は アジピン酸を混ぜた未精製ケトンの40個−ビグロイクス(νigreux)− カラムを通しての蒸留により達成される。
沸点:Kp(1ミリバール)=104°C;濃度:D6°=1.0299i 屈折指数:n占’=1.5229 IH−NMRスペクトル:δ−2,03と2.05.2s、(−Co−CH,, 1’ −Z−とl’−E)4.95−5.35、m(1’−H)、5.35−5 .75ppm。
m (3−、4−H,もしくは4−.5−H)。
赤外線スペクトル(第6図):1715C11−’(飽和ケトン)。
ガスクロマトグラム: (50m DB−WAX、230℃) ;tx (mi n 〕(%) =41.0 (36,5) 、41.6(44,2)。
質量スペクトル(主ピーク1):m/z (%)−202(8,M” )、15 9 (10)、144 (13)、136 (65)、137 (67)、12 9 (6)、117(10)、105 (’−)、93 (91)、91 (5 0)、77 (38)、67 L no)、・・・、43(82)。
全体式:C+aH+eO5eル重量:202.2例4:エキソ−11c 9−(3−ヒドロクシ〜)゛チリデン)−2,6−ニキソー トリシクロ(5, 2,1,0”′’ )デセン−4説明は例2と類似にケトン エキソ−10cの 還元によって行われる。
沸点:Kp(0,4ミリバーJL/) = 106 ’C;濃度=Dシ’=1. 0192; 屈折指数: n Mo−1,5246;’H−NMRスペクトル:δ=1.15 、d、、J=7Hz (CHz 4’ )、3.4 3.9.m (CH−3’  )4.8−5.3.m、(1’−H)、5.3−5.75ppm、 m (3 −、4−H,もしくは4−.5−H)。
赤外線スペクトル:3350(OH)、1680 (二重結合三重置換 )、1 615cm−’(二重結合 Z−二重置換 )。
質量スペクトル(主ピーク):m/z(%)=204(3,M” )、160( 8)、137 (11)、131(6)、117 (8)、105 (6)、9 3 (100)、91 (35)、79 (25)、77 (25L 67 ( 43)。
全体式: C14H2゜0; モル重量:204.3例5:エキソ−1oh 9−(3−オフソーへキシリデン)−2,6−ニキソー トリシクロ[5,2, 1,0!= ” )デセン−4説明は例1と類似になり、その際メチルプロピル ケトンが反応相手としてアルドール凝縮の中に入れられ、主留分は単離される。
’H−NMRスペクトル:δ=0.87、t、J=7Hz CCH36’ )、 4.85 5.25.m (1’−H)、5.25−5.75ppm、(3−, 4−H,もしくは4− .5−H)。
赤外線スペクトル:1710aa−’(飽和ケトン )。
質量スペクトル(主ピーク):m/z(%)=230(4,M” )、164  (146)、159 (21)、144(6)、117 (8)、93 (62 L 77 (26)。
・ 全体式: C,、H2□0; モル重量:230.4例6:エンド−10d 9−(2−メチル−3−オフソーブチリデン)=2.6−ニンドー トリシクロ [5,2,1,0””6〕デセン−4324gエンド−8と440gのメチルエ チルケトンから例1の両方の段階(Sufe)と類似に先ず380gの製品混合 物エンド−9d/エンド−9e(7:2)が製造され(赤外線スペクトル:16 70.1620C11−’)、それは第2段階で3gのアジピン酸を混ぜられ2 日以内に1mの鋼充填体カラムを経て蒸留される。
沸点二にρ(0,3ミリバール)=95°C;ガスクロマトグラム:(50m  ガラス毛管、WGII、220°C) : ta [:n+jn ) (%)= 8.58(23,2−エンド−10d、8.69)53.E−エンド−10d、 10.05 (10,E−4ンドー10e)。
10.24 (5,Z−エンド−10e)回転ベルトカラムを経ての蒸留により ケトンE−エンド−10dは得られる。
赤外線スペクトル(フィルム):1715.1620cm−’(飽和ケトン、  cis−二重置換された二重結合)。
IH−NMRスペクトル:第7図 質量スペクトル(第8図):m/z(%) =216(M”、、IL 173  (16)、150 (26)、117 (8)、108(8)、107 (10 0)、105(9)、91 (25L 79 (34)、?? (15)、67  (5’7)、43 (14)。
全体式:CI、H2zO; モル重量=216.417 :エンドー1id 9−(2−メチル−3−ヒドロキシ−ブチリデン)−2,6−ニンドー トリシ クロ(5,2,1,0”= ” )デセン−4例2と類似に、例6によるケトン  エンド−10dの10.8 g (0,54モル)は0.75 g <0.2 2モル)のりチュームアルミニューム水素化合物により還元される。
回転ベルトカラムを通しての蒸留が色なし油として8.4gのエンドlidを生 じる。
沸点:Kp(0,5ミリバール)=102°C;赤外線スペクトル(フィルム) : 3380cm−’ (OH) 質量スペクトル(主ピーク):m/z(%)=218 (M’、IIL 203  (2L 173 (26)、152 (12)、145 (5)、134 ( 10)、131(11)、119 (10)、117 (9)、108(45) 、107 (10’O)、91 (72)、81 (55)、79 (73)、 67 (85)。
全体式: Cr5HztOi モル重量:218.4尉旦 シブレ Chre 声の ゛の銖 エキソ−110とエキソ−1idの1 以下の構成(GT=重量成分)を有する香油からはじまる。
100GT メチルジ町ノン、ガンマ 40GT リモネン、右旋性 40GT2−メチル−4−(2,3,3−)リフチル−シクロペント−3−エニ ルー1−)−ブタノール−130GT 1,4−ジオキサ−シクロヘキサデカン −5,16−ジオン 20GT オレンジ油、ブラジルアン 12GT アイヘンモース−抽出物 10GT クマリン 6GT ジプロピレングリコール内10% アンデカラクトン 2GT ジプロピレングリコール内10% アルデヒド C−12 00GT この香油にはそれぞれ200GTのアルコール エキソ−IIC(混合物A)も しくは200GTのアルコールエンド=lid(混合物B)が入れて処理きれた 9両方の混合物AとBはそれぞれシプレ型の釣り合いのとれた独特の香気複合物 を有し、そのBAには明るい花のような匂状態が、Bには柔らかい木のような匂 状態が強調される。
■工 のよ゛な の る ンのm エ キソ−10cの1 以下の構成(GT・重量成分)を有する香油からはじまる。
270GT ベルガマット油、レッギ第210GT ラベンダー油、フランス 120GT フェニールエチルアルコール70GT ゼラニウム油、プルボン 50GT オイゲノール 40GT ビメント油 30GT2−メチル−4−(2,3,3−トリメチル−シクロベント−3−エニ ルー1−)−ブタノール−130GT イソブチル・サルチル酸塩 20GT ベンジルサルチル酸塩 20GT クマリン 20GT 1.4−ジオキサ−シクロヘキサデカン−5,16−ジオン 20GT じゃ香、ケトン 15GT アイヘンモース(オークこけ)−抽出物30GT この香油ははっきりと現れたラベンダー状を有する新鮮なスパイス状の芳香を有 する。ケトン エキソ−10cの70部を付加する場合に大なる調和と放射を有 する新規のスパイス状草の芳香複合物を生じる。
五上立 トの 性を する香ンの沃導 エンド =11dもしくはエキソ−1idの利 尿下の構成(GT・重量成分)を有する香油からはじまる。
120GT ベルガマット油、レッギ第100GTp−ターシャループチルーシ クロヘクシルーアセクール 80GT メチルノニルアセトアルデヒド、ジプロピレン グリコール内10% 80GT シトロネラ油(Citronenoel)80GT ベンジルアセテ ート 60GT ラベンダー状、フランス 50GT ちょうじ油(Nelkenoel)50GT ネロリ油(Nerol ioel)50GT オレンジ油、ブラジルアン 30G? アルデヒド C−10,ジプロピレングリコール内1% 30GT アイヘンモース(オークこけ)−抽出物、50%1g 30GT スチロリルアセテート 20G? パチョリ油 20GT2−メチル−4−(2,2,3−)ジメチル−シクロベント−3−エニ ルー1−)−ブタノール−120GT 1.4−ジオキサ−シクロヘキサデカン −5,16−ジオン 20GT ガルバナムーレジノイド 10GT 1.4−ジメチル−8−ヒドロキシーイオミノービこの混合物の果樹 様特性はアルコール エキソ−1idの150部を付加することにより非常に好 ましい方法で完全にされ、その際同時に柔らかい本状調性が生じる。アルコール  エンド−1idの150部を択一的に付加することにより同様に完全にし、そ の際同時に柔らかい花様の調性が生じる。
5、 5 4 3 2 + σ■ρpml O$ら■ ρ、y、不冷セ干ロγト ンルキ7−toJ^工gスペウトlし”jyワr5 x、>)−′″−+oac x才製RbS、ス<q’t−tb (bo sHy、cB4)半9(!l zン 1” l0aA it スペクト+L/c主t;−り)図面の簡単な説明 国際調査報告 ANNEX τOTl(E INTERNATIONAf、5EARCHREP ORT ON

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式A ▲数式、化学式、表等があります▼ Ra=Rb=Rc=Rd=H Ra,Rb,Rc=H,CH3(2×H,1×CH3),Rd=CH3 ▲数式、化学式、表等があります▼ R1,R2:H,Cl−C6−アルキル2,6−エンド2,6−エキソ9,11 −Z9,11−E〔式中基RdがRd=−CH3の場合C−7又はC−8の所に あり、C−3とC−4の間並びにC−4とC−5の間の点線が2つのC−C単一 結合又は1つの単一結合と1つのC−C二重結合を示し、蛇行線が立体異性体状 態を意味している。〕 で表されるトリシクロ〔5.2.1.02,6〕デカン/デセン誘導体。
  2. 2.香料として、或いは化粧用又は工業用消費物品に香をつけるため香料合成の 成分としての特許請求の範囲第1項に記載の結合の利用。
JP61500440A 1984-12-19 1985-12-16 官能化された側鎖アルキリデンを有するトリシクロ〔5.2.1.0↑2′↑6〕デカン/デセン誘導体およびそれの香料としての用途 Granted JPS62501149A (ja)

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