JPS62500505A - 空気の浄化方法 - Google Patents

空気の浄化方法

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JPS62500505A
JPS62500505A JP60504721A JP50472185A JPS62500505A JP S62500505 A JPS62500505 A JP S62500505A JP 60504721 A JP60504721 A JP 60504721A JP 50472185 A JP50472185 A JP 50472185A JP S62500505 A JPS62500505 A JP S62500505A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 空気の浄化方法 奔≠う技術分野 本発明は、スクラバーの如き接触手段の中で空気を効果的な洗浄液で洗浄するこ とによって浄化する方法に関するものである。しかしてこの洗浄液は再EA整後 に再使用できるものである。また、フィルター上に洗浄液を滴下する操作を行う ことも可能である。
母琲灘背景技術 空気を汚染するvIJ質すなわち汚染物は微細な粒状汚染物またはガス状汚染物 、もしくはその両者である。これらの汚染物は主として工場や燃焼装置から生じ るものである。工場から出る空気汚染物の例には、局部的な排気系、工場廃品排 出場所、燃焼装置の通気部から出るものがあげられる。空気汚染物は多少の臭気 および/または刺激物を含むことがある。
従来の汚染物除去装置は、成極の汚染物たとえばペイント工場、プラスチック工 場、石油化学工場等から出た汚染物を完全に、または効果的に除去し得るもので はなかった。
汚水汚物、汚泥の処理場、食堂、油脂工場、皿造工場、蒸留酒製造工場、魚類処 理工場、バルブ・製紙工場、肥料製造・配合工場、養鶏・鶏肉処理工場、コーヒ ー焙煎工場、飲食物廃品焼却場、ペイント工場、内燃義関の排気部、プラスチッ ク工場、石油処理工場、鉱山および冶金工場、豚肉その他の食品の調理場、種々 の薬品の処理を行う工場、臭気を有する物質を使用する印刷工場の如き種々の工 場から出る排気が、本発明によって少なくとも成程度処理できるのである。
有効であるといわれている若干の公知脱臭技術があるが、これらは費用が非常に 高く、小工場では利用できない。たとえば、メチルスチレン処理用の触媒付アフ ターバーナーはそれ自体が高価であるのみならず、その操作費も高価である。
空気の汚染物を従来のスクラビング技術によって除去する操作は一般に、非常に 効果的な操作ではなかった。
この場合には、スクラビング液すなわち洗浄液の再使用の前にそこから臭気発生 物質を分離して、この物質を最新式の衛生的な廃棄物処理装万で処理しなければ ならず、あるいは使用済の洗浄液を上記の最新式の処理装置で処理しなければな らない。
従来の空気浄化方法は、粒状物質および/または有害ガス成分および刺徴物の除 去を目的とするものであった。
粒状物質の除去のためにサイクロンセパレーター、バッグフィルター、静電集塵 機等が使用された。湿式スクラバーでは、水溶性ガスの除去のために水を成極の 幾何学的な形で噴霧する操作が行われた。洗浄液の吸収力を増すために、適当な 薬剤が添加できることも公知である。
このような装置はガス流を水または薬剤の溶液と混合して処理する設備を有し、 これによって有害ガス成分は処理液中に吸収されそして多分化学的な変換反応が 起るであろう。空気中の不純物を吸着させるために、固体状の吸着剤や吸収剤を 充填したフィルターが使用される。
“マツフグロラーヒル、エンサイクロベジア、オブ、サイエンス、アンド、テク ノロジー″1971年版、第1巻、第241頁の第2図に、代表的なサイクロン ・スプレー・スクラバーが開示されており、第3図に代表的なベンチュリ・スク ラバーが開示されている。さらに、同書第4巻第333頁−第334頁に、布片 を使用する集磨器すなわちコレクター、およびサイクロン液流式スクラバーが開 示されている。
砂、コークス、れき、磁製リングの如き粒状物質、またはガラスウール、スチー ルウール、織物用短繊維の如き繊維状物質からなる充填材の床または廖を備えた 充填床は、粒状物質の除去のために使用される。一方、充填塔、プレート塔、ス プレー塔およびフィルターは、ガス成分の吸収のために使用される。
前記の書籍の第4巻第334頁第1欄に記載されているように、充填材の一部を 清掃のために定期的にまたは連続的に取出すこと等によってダストを除去する設 備を備えない限り、充填床は粒状物の蓄積によって徐々に目詰まりが生じるため に、一般その用途は、ガス中に低濃度で存在する粒状物の捕集のみに限られてい る。
さらに、同書の同頁第2冊に記載されているように、スクラビング装置として、 乾式装置を液が添加できるように改造した程度のものから、湿式操作のみ実施で きるように特別に設計されたものまで、種々の種類のスクラビング装置が現在利 用できる。
また、前記8j口の第6巻第47頁第2濶には、溶質ガス(Solute ga s)を含むガス流を、該溶質ガスを特異的または選択的に或溶解度で溶解し得る 液と接触させることによって、この溶質ガスの回収が一般に可能であると記載さ れている。この方法によって天然ガスからメルカプタンが除去でき、あるいは、 石油化学分野の合成操作の場合にプロセス流から一酸化炭素が除去できる。また 、肥料工場やアルミニウム工場の排出物から弗化物が回収でき、全屈処理工場か ら二酸化硫黄が回収できる。同書の第6巻第48頁第1図には、ガス吸収用充填 塔の説明図が示されており、第2図には、周縁スプレー式湿式サイクロンが示さ れている。さらに、第47頁の第3図には、特別なプレート塔を有するスクラバ ーすなわちインビンジメント・バッフル・スクラバーが示されている。
第49頁には、吸収操作においては充填塔が最もよく使用されているが、その理 由は、これは固有の良好な分離機能を有し、かつ動力消費量が少ないためである と記載されている。
同書の第13巻第205頁および第206頁には、使用済のスクラビング液にス トリッピング操作を行うことによって、そこから揮発性物質が分離でき、すなわ ちこの操作によって、吸収されていた溶質が回収でき、そして溶媒は再循環でき る。このようなストリッピング操作は、減圧下または加熱下に、または不活性ガ スをストリッピング用蒸気として使用し、あるいはこれらの手段を適宜組合せて 使用することによって実施できる。水不混和性物質を含有するスクラビング液の 場合には、スチームがストリッピング用蒸気として使用できる。
米国特許第3.660,045号明細書(発明者グラドウ;発行日1972年5 月2日)には、空気中のガス状汚染物および粒状汚染物の両者を除去するための 空気(特に煤煙>r!#化用スクラバーが開示されている。ノズルから可燃性ガ スのジェット流が汚染空気たとえば煙(たとえばパルブ工場、製紙工場、溶鉱炉 等から出る煙)の中に吹出されて煙を加熱し、これによって煙の中の臭気発生成 分を無害成分に変換させ(前記明′a書第4欄第36行−第45行)。次いで煙 を洗浄帯域に送り、この帯域に水をノズルから噴射する(第4B第62行−第6 5行)。この加熱および燃焼によってガス中の炭素化合物の酸化、ガス中の別の 有害および/または臭気発生成分(たとえば含硫成分)の酸化または変換反応を 完了させる。噴霧された水は粒状物質を担持し、かつ、煙の中の水溶性−成分を 多かれ少なかれ溶解するであろう(第5瀾第6行−第9行)。
前記の“マツフグロラーヒル、エンサイクロベジア″の第1巻第242頁第2欄 に記載されているように、自治体で行われる廃棄物焼却の場合には、烈しい蒸発 操作によって種々の蒸気が生じ、かつ、燃焼型の熱によって灼熱状態になる。ガ スには種々の酸化反応が起るが、ガスは1200下以上に加熱して臭気発生成分 を完全に分解しなければならない。
焼却工程を出た最終生成物は膨張至、フライアッシュ捕集器、湿式スクラバー、 および或場合には静電集塵器を通り浄化される(焼却工程を出た最終生成物は二 酸化炭素、−酸化炭素、水、窒素酸化物、アルデヒド、未酸化すなわち未燃焼炭 化水素等を含有し、ざらにまた未燃焼炭素、無機酸化物、未燃焼物の如き粒状物 質も含有するものである)。
このように、今迄種々の空気浄化方法が開発されそして実際に利用され、多少の 成功を収めているが、従来の慣用方法では成極の空気汚染物の除去が不可能であ った。
また、空気ろ過方法はかなり多□□□の動力を要し、さらにまた、高価な装置お よび/または材料を必要とするものであるか、または或限られた処理容1しか有 さず、または収着剤を頻繁に交換または再調整しなければならず、そのためにか なりの費用を必要とするものであった。
”カーク−オスマー、エンサイクロベジア″第2版、第1巻第460頁に記載さ れているように、活性炭、活性アルミナ、活性ボーキサイト、酸処理クレー、酸 化鉄、マグネシア、フラー土等を充屓した吸着床をガス吸着のために使用するこ とは公知である。このような固体吸着剤は一般に高価であり、したがって、使用 済の吸着剤に再活性化を行って再生することが一般に行われている。
この再生操作はyA繁に行わなければならない。なぜならば、これらの吸着剤は 或限られた吸着容良しか有しないものであるからである。この床構成材料はフィ ルター床から物理的手段で除去して再生装置に移さなければならない。この再生 操作の結果としてフィルター床構成材料のかなりの伍が物理的に失われ、また、 このフィルター材料に吸着されていた物質も失われる。
成極の工場では、固体フィルター材料の代りに、化学的に活性な液がスクラバー 中で使用される。このようなスクラビング液の効果を発揮させるために、滞留時 間すなわち接触時間を充分長くしてパージング用化学反応を充分行うことが必要 であって、そのために、大型の複雑なアプリケーター装置を使用しなければなら ない。
スクラビング液に収着された汚染物を該液から除去して該液を再生し、再使用で きるようにするために、このスクラビング液に充分な水洗、ろ過、重力沈降、ス チームストリッピング、音波または超音波処理、紫外線の如き光線の照射、所定 の1またはそれ以上の反応体との反応操作等が実施できる。
発明の構成 本発明は、乾性または半乾性もしくは鹸化性の植物油、海生または陸生動物油も しくは液状脂肪の如き脂肪油であるスクラビング液、または実質的な倭の脂肪油 を含有するスクラビング液を使用することを特徴とする空気の浄化方法に関する ものである。
スクラビング液が完全に脂肪油からなるものではない場合には、このスクラビン グ液の残部の実質的な部分は水であって、この水は油または脂肪と共にエマルジ ョンを形成する。また、スクラビング液は少1の洗剤または湿潤剤を含有しろる 。ざらに、前記のエマルジョンは、汚染空気から収着した不純物と反応し得る反 応体を含有のスクラビング液から洗い出すことができ、あるいは蒸留操作によっ て除去できる。通路内を空気を通過させ、この通路にスクラビング液を噴霧する 操作の実施中に、日光および/または紫外線を空気に照射でき、これによってス チレンの如き蒸気状汚染物の重合を促進でき、すなわち、この蒸気状物質をポリ スチレンの如き粒状固体に変換できる。空気の浄化によってそこから除去できる 汚染物の別の例にはアクロレイン、オクタノ−ルー1、オクタノ−ルー2、トリ エチルアミン、ピリジン、細胞クリームすなわちセルクリーム(純化物)、スチ レン、二硫化炭素、ラフ酸、フェノール、チオグリコール酸アンモニウム、酢酸 アミル、水酸化アンモニウム、p−アニスアルデヒド、硫化水素、フルフラール 、ホルムアルデヒド、メチルエチルケトン、氷酢酸、プロピオン酸、アクロレイ ン、トルエン、吉草酸、ジエチルアミン、メチルアミン、塩化メチル、四塩化炭 素、マラチオン、オルト−ジクロロベンゼン、カダベリン、スカトール、可溶性 の魚体廃棄物(fish waste) 、牛肉の脂肪、角内の脂肪、タマネギ 油、ニンニク油、揮発性アミン、揮発性脂肪酸、汚物、汚水、硫黄含有物質、石 油留出物、トリクロロエチレン、ペンタクロロフェノール、ペイント、ペイント 用溶剤、炭化水素系物質、プラスチック、燃焼生成物等があげられる。
本発明に使用されるスクラビング液は、臭気発生物質、刺激物、有毒物質の如き 汚染物を含む空気から該汚染物を効果的かつ経済的に除去する目的のために有利 に使用できるものである。本発明の方法は工場内の空気の浄化のために使用でき 、空気は工場に再循環でき熱の損失または発生は最低限に抑制でき、したがって 冬期における加熱費の増加または夏期における冷却費の増加は最低限に抑制でき 、浄化の前後における空気の湿度の変化も最低限に抑制でき、したがって、浄化 された空気の湿度の調整は不必要である。空気の処理後にスクラビング液は空気 流から容易に沈降させることができ、認め得る量のスクラビング液が、処理装置 から出る空気に取込まれて逸失することはなく、また、この液自体が空気汚染物 となることもない。しかもこのスクラビング液は無害であり、したがって、処理 された空気に微開のスクラビンダ液が含まれていたとしても、この液はすべての 部分が無害であり、この空気を吸った人や動物に不快感を与えることはない。こ の浄化方法は効果的であり、最低の動力消費量で速やかに実施できる。スクラビ ング液に取込まれた空気汚染物は該液から大なる困難もなく除去でき、再調整処 理後すなわち再生処理後のスクラビング液は再び空気浄化のために使用できる。
このスクラビング液の原料は容易に入手でき、しかも安価であり、廃棄の際に面 倒な問題を起さない。このスクラビング液に収着された液状汚染物は、有利に活 用できる形のものであるかまたは問題なく廃棄できる形のものである。
図面の簡単な記載 添付図面は、空気浄化用のスクラビング液の効果を試験するときに使用できるス クラビング装置の略式管系図である。
発明の最良の実施態様 本発明の空気浄化方法に使用されるスクラビング液の実質的な構成成分(これは 必ずしも主成分だけを意味するとは限らない)は油または脂肪であるが、これは 石油や鉱油ではなく、好ましくは植物油であり、ただし海生または陸生動物油や 液状脂肪も使用できる。入手のし易さおよび効果の面からみて、このスクラビン グ液として好適な、あるいは該液中に配合するのに好適な脂肪油の例には次のも のがあげられる。
大豆油; 綿実油: 落花生油; トウモロコシ油(コーン油): サフラワー油: ヒマワリ油: 菜種油。
生産量が多くなく、かつ経済的でないが、本発咀には使用できる脂肪油として、 次のものがあげられる。
桐油; 胡桃油; 胡麻油: アマ二油: 麻実油; オリーブ油: 麦芽油; ヘントウ油: 植物油の代りに魚油や海生動物油を使用することも可能であるが、このような油 の使用が好ましくない場合もある。なぜならば、これらは特有な臭気を発するこ とがあり、したがってこのような油は使用前に脱臭処理を行わない限り、空気を 脱臭せずに、空気に別の臭気多分不快臭を与えることがあるからである。前記の スクラビング液として使用されるかまたはその中に配合される油または液状脂肪 は、多くの利用分野において、実質的に無臭のものであることが好ましい。
また、植物性または動物性脂肪もしくは海生生物の脂肪も使用できるが、これは 加熱または他の処理手段によって液状にしなければならない。
このような脂肪の例は次のものがあげられる。
シー(shea)バタ一二 獣脂: ココナツト脂; パーム核油: ボルネオ獣脂: バター脂肪: 中国木蝋; カカオバタ一二 コウヒューン(cohune )油: ラフツバ(ucuhuba )バター;モウラー(mowrah )バター; ムルムル(murmuru )油; 使用できる他の油として、次のものがあげられる。
オレイン; オレイン酸油; リノール酸油: エルカ酸油; ヒドロキシ酸油; セリクラ(5cericula )油;イサン(1sano)油; ベルノニア油; 杏仁油 蝋燭子油すなわちモルツカ桐油; グレープフルーツの種子の油; カポック油; オイチシカ油; エゴマ油: ケシ油: ラピソン(ravison )油: 米糠油; モロコシ(3orghum )油; スチリンギア油; ヒマシ油; 牛足油; オレンジ種子油; 茶油: 鱈肝油: 鰯油: アザラシ油; 鯨油。
さらに、食堂、油脂加工工場、魚の加工工場等から出る非鉱物質廃棄物である油 、 Zl生油または含油混合物さえ使用可能である。このような油の例にはボイ ル油、硫酸化油、吸収油;水蒸気蒸留油、音波処理油、酸処理油アルカリ処理油 、溶剤抽出油、燃焼油(burned oil)、接触燃焼油、酸化された油、 還元油、アルデヒド化油、塩素化油、スルホン化油、重力分離油、吹込油等があ げられる。油への吹込み等の処理1ユ、油の適性または効力を向上させるために 行なわれるものである。
本発明の方法に使用される油のうちには、鉱油や精油(いわゆるエツセンシャル オイル)は包含されないことを留意されたい。
前の文節に列挙された油のうちで、不乾性油とは異なる油である乾性油または半 乾性油(°゛ウエブスターズサード、ニュー、インターナショナル、ディクショ ナリ、アンアブリッジド”に記載の定義による)の範囲に入る油として、次のも のがあげられる。
桐油; アマニ油: 麻実油: 蝋1子油; オイチシカ油; エゴマ油; ケシ油; スチリンギア油: 鰯油。
乾性油または半乾性油 大豆油: ヒマワリ油。
半乾性油 綿実油; トウモロコシ油; ゴマ油; カポック油。
下記の油脂は、“ウェブスターズ、サード、ニュー、インターナショナル、ディ クショナリ、アンアブリッジド”に定義された鹸化性油脂の範囲内に入るもので あり、すなわちこれらは、石鹸の製造原料として使用できるものである。
落花生油: 胡桃油; 獣脂; ココナツトの脂肪または油; パーム核油; 中国木蝋; コウヒューン油; オレイン酸油; アザラシ油; 鯨油。
脂肪油を含有するスクラビング液の噴霧および分散を促進するために、油を水で 乳化して、油自体の粘度よりも低い粘度を有するスクラビング液を作成し使用す るのが好ましい。この目的のために好ましい成分比率は空気中の汚染物や浄化方 法の特性に大きく左右されて種々変化するであろう。たとえば、牛肉、鳥肉、魚 肉を処理し脂肪の溶出や精製を行う工場において、汚染空気が悪臭発生成分を約 400 DDm含有するものである場合には、落花生油28%、湿潤剤2%、酢 酸1%、プロピレングリコール1%および水70%(ここに“%”は重量%であ る)を含有するスクラビング液を、空気流処理容量30.0OOcf11のスク ラビング装置に、毎時8オンスの割合で添加して操作を行うことができる。
前記の酢酸は、油の乳剤中に収着されたアンモニアおよび揮発性のアンモニア含 有成分と充分に化合し、その生成物は沈降するので、これを捕集することができ る。
プロピレングリコールは、メチルメルカプタンやエチルメルカプタンの如き硫黄 分含有蒸気の収着を助ける。
スクラビング液の残部のほとんど全部は水であるが、スクラビング液は9届の乳 化剤、洗剤および/または湿潤剤を含有し得る。このような1またはそれ以上の 添加剤の使用伍は一般に0.5−5重1%であり、好ましい1は約1−1/2重 ω%である。洗剤や湿潤剤は空気と収着剤との接触性を改善し、空気流からの汚 染物特に粒状物の除去に関するスクラビング液の効力を増強する作用を有する。
適当な洗剤や湿潤剤の例には、アニオン系湿潤剤“アトラスG、3300”、カ チオン系洗剤“B10−DAC50−22”(米国ジョーシア州デカツアのバイ オ・ラブ社)、ノニオン系洗剤゛パン・ウェット9N9” (米国ワシントン州 シャトルのパン・ウォーターズ・アンド・ロジャース社)の如き市販の湿潤剤や 洗剤があげられる。
このスクラビング液の0.001−100重良%は油であるべきであるが、この 量は該液の使用分野に応じて種々変わるであろう。生物学的処理工場の場合の好 ましい吊は0.001−8%であり、化学的処理工場の場合は1−10%であり 、溶剤を使用する工場の場合には10−50%であり、有は廃棄物の処理場の場 合には0゜01−6%であり、焼却操作の場合の排出ガスの処理の際の乳剤型ス クラビング液では油の8は0.001−2%である。このスクラビング液はまた 適当な反応体またはya媒を含んでいてもよく、その例には金廊、酸化剤、還元 剤、アルデヒド、アミン、脂肪酸があげられる。
一般にスクラビング液中の油の濃度は、排出空気が熱ければ熱い程ますます低く するのがよい。換言すれば、排出空気が冷たければ冷たい程、スクラビング液中 の油の濃度をますます高くすることが必要であろう。排出空気が比較的暖かい場 合には、スクラビング液の蒸発損失を補うために、スクラビング液の色を一層多 くし、あるいは−GW厚なスクラビング液を使用するのが好ましい。
使用済のスクラビング液の再使用のために、その中の油または液状脂肪を再調整 する場合には、油と水とを分離し、この油または脂肪中の汚染物(すなわち空気 から除去された汚染物)をストリッピング操作によって除去する。このストリッ ピング操作は常法に従ってスチームを使用して実施できる。すなわちこのような スチームストリッピング(スチーミングとも称する)は連続工程として、圧力1 00−150ボンド(ケージ)、温度425−275°F(218−246℃) において実論できる。
脂肪油のスチームストリッピング方法の一例が、米国特許第1,622,126 号明細書(1927年:発明者ウニツカ−)に記載されている。
脂肪油を加熱する操作は、ジフェニル26.5%とジフェニルオキサイド73. 5%からなる共融混合物(商品名゛ダウサーム”)を加熱媒体として用いて実施 できる。
また、脂肪油のストリッピングを、米国特許′M2,280.896号明細書( 発行日1942年4月28日;発明者ディーン)に記載の脱臭方法を利用して行 うことも可能である。
植物油、海生動物油または陸生動物油を含有するスクラビング液を用いる空気浄 化方法の重要な利用分野の一つは、空気からのスチレンの除去である。上記の油 はスチレンおよびポリスチレンに対して大なる親和性を有し、したがって、本発 明の水性スクラビング液を用いて空気流から前記物質が除去できるのである。ス クラビング液中の油に捕集されたスチレン物質は、これを重合させて粒状固体の 形のポリスチレンとすることによって油から除去できる。この重合反応は光線( 好ましくは太陽光3)の照射下に実施でき、あるいは上記光線と共に、もしくは その代りに紫外線または他の常用手段(たとえば触媒)を用いて実施できる。次 いで、この油から水分を層別分取操作(5trat;rtcat+on)によっ て分離でき、そしてこのときに、多山のスチレン重合体および未重合スチレンが 重力によって水相中にa′積するであろう。其後に、ケイシャによって溝または 容器に移し、そして焼却炉で処理できる。スクラビング液の残りの部分は洗浄で き、または水を補充できる。スクラビング液の再生工程は連続操作として実施で き、この場合には水の補充を行い、かつ、前の空気浄化操作において失われた油 または脂肪を補うのに充分な皇の油または脂肪を補充するのである。
次に本発明の具体例を示す。この例では、浄化すべき排出空気は、3000cf m当りメチルスチレンの蒸気を約1061)l)m含有するものである。この空 気にスクラビング液を約5%加える。このスクラビング液は脂肪油30%、湿潤 剤2%および水70%を含有してなるものである。操作時間1時間当りの新鮮な スクラビング液の添加量は約10オンスである。スクラビング液の中に捕集され たスチレンは、紫外線の照射下に重合させ沈降させる。紫外線の強度は18.3 9オングストロームユニツトであることが好ましい。
別の例を示す。これは、空気からスチレンを除去するにあたり、スチレンを沈降 させるために紫外線を使用しないという操作条件下に行われる空気浄化方法に使 用されるスクラビング液の一例であって、その組成は次の通すフラワー油 24 .O 湿潤剤 1.0 四塩化チタン 0.5 塩化アルミニウム(水和物)0.5 ioo、。
四塩化チタンおよび塩化アルミニウム(水和物)は、スチレンと反応して無害な 錯体を形成する。
ペイント工場や塗装室の排気は溶剤a合物を含んでいるが、この空気の浄化の場 合には、たとえばヒマワリ油をアトマイズして排気中に噴射できる。次いで、溶 剤を収着した油を捕集し水洗する。溶剤をできるだけ完全に除去するために洗剤 を使用するのが好ましい。汚染物を除去した後の油は排気中に再噴射できる。
脂肪油を含むスクラビング液のもう一つの重要な用途は、空気からアクロレイン を除去する操作に使用することである。アクロレインは毒性を有する液状のアル デヒド(CH2−C)−ICHO)であって、そしてこれは辛みのある不快臭を 有し、刺激的な蒸気を発生する。アクロレインは食肉や臓物の調理の際に発生す る。脂肪油に収着されたアクロレインは次の方法によって除去でき、すなわち、 この油を尿素およびアンモニアで処理してアクロレイン錯体を形成させ沈降させ る。適当なアンモニア発生源はアミンである。この脂肪油を含有するスクラビン グ液の代表的な配合処方を以下に示す。
重(ト)% 落花生油 28 湿i剤(”7トラスG−3300” ) 1シリコーン(消泡剤) 1 水 70 この基本製剤すなわち0厚剤にさらに水を混合して濃度を1−10%(重量%ま たは容量%)とし、スクラビング液として使用する。濃厚剤の使用邑(%)は、 ガス流中の有害な、または悪臭を発生する蒸気成分の容量および濃度に左右され て種々変わるであろう。
使用済の脂肪油から汚染物を除去した後に、この脂肪油に再び所望量の水、乳化 剤、洗剤および/または湿潤剤を混合して、スクラビング液を再生させる。
油脂溶出処理工場のにおいて種々の生物学的悪臭の混ざった臭気の除去のために 使用できるスクラビング液の配合処方の一例を示す。
重量% ヒマワリ油 20.0 プロピレングリコール 1.○ Ta酸 0・5 湿潤剤(゛アトラスG−3300”) 0.5この例では、排気流はアルカリ性 であってかなりの2のアンモニアを含んでいるが、これが油乳剤に捕集され、こ の乳剤に添加された前記の酸と結合して錯体を形成する。この配合処方に酸を加 えることは必ずしも必須条件ではないけれども、酸は後の乳剤洗浄のためにも利 用でき、これによって収着アンモニアを錯体化できるのである。排気中の汚染物 のかなりの部分が、有害なアミンの如き比較的複雑なアンモニア系成分からなる ものである場合には、これを錯体化するのに必要な程度の比較的受面のアルデヒ ド、金属、触媒、酸化剤および/または還元剤が添加できる。
スクラビング液は排気0化装置において種々な濃度で使用でき、しかしてこの液 の濃度は、装置の種類、形状、寸法等に左右されて種々変わるが、この液は一般 に、既にかなり多](たとえば数百ガロン)が入っている装置に、所定量の計逗 後に供給される。スクラビング液の濃度はまた、排気の流温や汚染物の濃度にも 左右される。
スクラビング液は、装置内に入っている水に大体2−3%程度の添加1で添加さ れ、次いで、浄化操作実施期間中連続的に約5オンス/2500C4m/時程度 の量の液が計量1供給される。
ポンプを備えた汚物槽から出る汚物含有排気の浄化用スクラビング液の一例の配 合処方を示す。
重量% オリーブ油 10 プロピレングリコール 2 この組成のスクラビング液は、汚染物を33−1Cρm含有する水流から発生す る汚染物含有ガス2500cfm当り約5オンスの割合で供給できる。水および スクラビング液は直接に汚水溝または汚水槽に供給できる。臭気を発するアミン が存在する場合には、ベンズアルデヒドの如き適当なアルデヒドをスクラビング 液に添加できる。
脂肪酸が問題を起す場合にはアミンまたは他の塩基をスクラビング液に添加でき る。このような物質をスクラビング液に添加する代りに、既に)!へたような適 当な錯体形成剤を添加して、スクラビング液の洗浄または処理のときに役立たせ 、すなわち該液を再生して再循環できるようにすることも可能である。
本発明のスクラビング液は、汚染ガスとスクラビング液とを接触させるための種 々の種類の接触手段において使用可能であり、しかしてこの接触手段の例には、 周知の空気浄化用スクラバーおよびフィルターがあげられる。
このフィルターはかんなくず、寸断した紙をからみあわせるかまたは織って作っ たろ過材料、または削りかすを充填してなるものであって、このフィルターにス クラビング液を滴下するのである。
本発明のスクラビング液を接触させることによって除去できる悪臭発生物質の例 にはオクタノ−ルー1、オクタノ−ルー2(オクチルアルコール)、トリエチル アミン、ピリジン、セルクリーム(純化物)(すなわちm Pi工場等にみられ るいわゆるイーストセルの如き生物■胞の死滅後の残部)、スチレン、二硫化炭 素、ラフ酸、フェノール、チオグリコール酸アンモニウム、酢酸アミル、水酸化 アンモニウム、p−アニスアルデヒド、硫化水素、フルフラール、ホルムアルデ ヒド、メチルエチルケトン、氷酢酸、プロピオン酸、トルエン、吉草酸、ジエチ ルアミン、メチルアミン、塩化メチル、四塩化炭素、石油留出物、マラチオン、 オルト−ジクロロベンゼン、カダベリン、スカトール、可溶性の魚肉廃棄物、牛 肉の溶出物、鶏肉の溶出物、タマネギ油、ニンニク油、揮発性アミン、揮発性ア ミン、汚水、汚物、硫黄含有物質、トリクロロエチレン、ペンタクロロフェノー ル、ペイント、ペイント用溶剤、炭化水素系物質、プラスチック、燃焼生成物が あげられる。
前記の臭気発生物質のうちで、水に溶は易い物質の例にはトリエチルアミン、ピ リジン、ラフ酸、フェノール、水酸化アンモニウム、硫化水素、ホルムアルデヒ ド、メチルエチルケトン、氷酢酸、プロピオン酸、ジエチルアミン、メチルアミ ン、塩化メチル、カベダリンがあげられる。一方、水に難溶性または完全に不溶 性の臭気発生物質の例にはオクタノ−ルー1、オクタノ−ルー2、スチレン、二 硫化炭素、酢酸アミル、p−アニスアルデヒド、フルフラール、トルエン、吉草 酸、四塩化炭素、オルト−ジクロロベンゼン、石油留出物、トリクロロエチレン 、ペンタクロロフェノールがあげられる。本発明の植物油、海生または陸生動物 油、または液状脂肪を含有するスクラビング液を用いて汚染空気を処理すること によって、水溶性汚染物および非水溶性汚染物の両者が同一スクラビング液によ って除去できるのである。
空気からの臭気発生物質の除去のために使用される種種のスクラビング液の効力 を試験するための実験室的規模の試論装置の一例を添付図面に示す。一般に液体 の形の臭気発生物質をエレンマイヤー・フラスコ1に入れ、そこに空気を、フィ ルター2を介して流入させる。臭気発生物質で汚染された空気は、空気ポンプ3 によってフラスコ1の上部から出て排出管4を通過流動する。この管4に流m計 5を接続し、管4を通る空気の流母をvAll定する。この空気の流Rは管路内 の弁6によって調節できる。
前記の臭気発生物質で汚染された空気の排出管4は、適当な三方弁8を介して導 管7に接続できる。しかして導管7は、三方弁11を介して臭気発生物質含有空 気排出管9に接続できる。三方弁11を回して、管7を管9に適切に接続する。
排出管9は出口部10を有する。この臭気を帯びた空気は、出口部10において きゅう覚によって検査する。
この装置において臭気発生物質を分析するために、三方弁11を回して導管7を 導入管12に接続する。導入管12は、ウィルケス・ミラン型の走査式赤外線分 光分析器13に接続されている。臭気を有する空気を分析器13から導管14お よび排出管9を通じて排出する。空気が分析器13を経て逆流するのを防止する ために、導管14に逆止弁16を設けることができる。分析器13には直読式メ ーター17が設置でき、これによって臭気の強さを知ることができる。さらにま た、グラフ式レコーダー18が使用でき、これによって臭気の強さの経時変化を 知ることができる。
スクラビング液の効力を検査する方法について説明する。三方弁8を回して、臭 気を有する空気を導管7から導管1つへと流し、そしてそこから、スクラビング 液を入れた混合器2oに送る。スクラビング液21によって脱臭された空気は混 合器20から導管22を通じて排出され、塩化カルシウムを入れた乾燥器23で 乾燥される。
三方弁26を操作することによって、導@22を出口24または導管25のいず れかに接続できる。出口部24において、空気は検査員のきゅう覚によって検査 できる。
導管25はウィルケス・ミラン型分析器13に接続されている。
混合器20における操作は回分方式または連続方式で実施できる。回分操作は、 所定口のスクラビングV21を混合器2oに入れて実施できる。連続操作は、混 合器2o中のスクラビング液21を連続的に入れ換えるためにスクラビング液を 再循環させることによって実施できる。連続操作の場合には、スクラビング液を 貯槽28に入れるが、これは、混合器20の容量に比してはるかに大なる容量を 有するものである。この貯槽28からスクラビング液をポンプ30によって供給 管29を経て混合器20に連続的に供給する。混合器20へのスクラビング液の 供給但は、計量弁31によって調節できる。
混合器20からスクラビング液21を連続的に排出し、混合器中のスクラビング 液のMを常に一定に保つようにする。スクラビング液は、混合器2oから導管3 2を通じて連続的に排出する。)9管32にコンデンサーまたは冷却器33を取 付け、スクラビング液の温度を所定の値に保つ。冷水がコンデンサーまたは冷却 器33に、供給管34を通じて供給でき、そしてそこから排出管35を通じて排 出できる。スクラビング液はコンデンサーまたは冷却器33から導@36を経て 貯槽28に戻される。
混合器20からのスクラビング液の排出nは、この混合器へのスクラビング液の 供給】とのバランスを保つために計量弁37によって調節できる。あるいは、排 出管32の一部を混合器20のレベルを基準として所定のレベルに保ち、すなわ ち、混合器の中のスクラビング液の液面レベルが所定のレベルよりも高くなる傾 向が認められたときに、この場合の過剰のスクラビング液が混合器からオーバー フロー管32を通じて排出されるようにすることも可能である。この場合には、 計量弁(制御弁)37は省略できる。
この操作は、たとえば次の如〈実施できる。操作の開始時に三方弁8を回して導 管4を導管7に接続し、別の三方弁11を回して導管7を導管9に接続する。次 いで、空気ポンプ3を作動させ、フィルター2を通して空気をエレンマイヤー・ フラスコ1に入れ臭気をつける。着臭後の空気を、導管4.7および9、ならび に出口部10を通じて排出するが、この出口部で臭気の有無がぎゆう覚によって 検査できる。その後に、三方弁8を回して導管4を導管19に接続し、臭気を有 する空気を混合器20に供給する。さらに、三方弁26を回して排出管22を出 口部24に接続する。次いで、出口部24を通じて排出される脱臭処理空気の臭 気を、先に出口部10を通じて排出された無処理空気の臭気と、きゅう覚によっ て比較することによって、スクラビング液21の脱臭力が評価できる。
別の操作方法について述べる。この場合には、脱臭処理後の空気の臭気を無処理 空気の臭気ときゅう覚によって評価する代りに、次の操作を行うのである。三方 弁11を回して導管7を導管12に接続し、ウィルケス・ミラン型分析器13に よって空気中の臭気発生成分の伍を分析し、その分析値を直読メーター17に表 示し、かつ、これをレコーダー18に記録する。次に、弁8を回して、導管4を 導管1つに接続し、弁26を回して導管22を導管25に接続し、スクラビング 液で脱臭処理した後の空気をウィルケス・ミラン型分析器13に通し、この処理 空気を分析し、その値を、前記の臭気を有する無処理空気の分析記録と比較する のである。
空気の臭気をきゅう覚によって検査する場合、あるいはウィルケス・ミラン型分 析器で検査する場合において、混合器は所定の期間にわたって、スクラビング液 を1回充填しただけで操作でき、分析器によって同期間にわたって迅速に分析で き、これによって、スクラビング液の効力低下時期を速やかに知ることができる 。あるいは、前記のスクラビング液の再循環系を、スクラビング液の脱臭力が常 に実質的に一定に保たれるように操作することができる。
前記の装置の混合器すなわら説奥処理器において下記の油およびその水性乳剤を スクラビング液の構成成分として使用する実験によって、種々の臭気が充分に除 去できることが確認され、すなわち、落花生油、胡桃油、ココナツト油、サフラ ワー油、桐油、オリーブ油、ニシン油、ヒマワリ油、大豆油、杏仁油、ヘントウ 浦、アボカド油、胡麻油、米糎油、セイヨウカボチャの種子の油、ヒマシ油、麦 芽油、ラードおよびトウモロコシ油が有効であることが確認された。前記の混合 器における臭気を有する空気の流通は、(28℃において)1800cc/分で あった。各々の場合において分析器のデーターがら臭気発生物質の約99%が除 去されたことがlil!認され、処理後の空気に対するきゅう覚による検査では 臭気は全く認められなかった。
なお、ヒマシ油はスチレンの臭気の除去のために非常に有効であり、ただし二硫 化炭素の臭気についてはがなりの部分を除去できたが、完全には除去されなかっ た。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.汚染されたガスを、乾性または半乾性もしくは鹸化性の植物油、海生動物油 、陸生動物油または液状脂肪と接触させることによって該ガスから臭気発生物質 を除去することを特徴とする、汚染されたガスの浄化方法。
  2. 2.ガスと油または液状脂肪とをガス−液接触手段によつて接触させることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.汚染されたガスを油または液状脂肪と接触させることによつてこの油または 脂肪により該ガスから除去した汚染物を、この油または脂肪から分離するために 、前記のガスとの前記接触後に前記の油または脂肪を処理することを特徴とする 請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 4.浄化すべきガスが、スチレンで汚染された空気であることを特徴とする請求 の範囲第1項、第2項または第3項に記載の方法。
  5. 5.浄化すべきガスが、アクロレインで汚染された空気であることを特徴とする 請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の方法。
  6. 6.浄化すべきガスが、汚物処理、食品調製、肉または魚の加工、ペイント作業 、石油精製および燃焼操作からなる群から選択された操作のときに生じた物質で 汚染された空気であることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項 に記載の方法。
  7. 7.前記の油または脂肪を水と混合して水性スクラビング液を調製し、この液を 汚染ガスと接触させることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項 に記載の方法。
  8. 8.スクラビング液中の油分または脂肪分とガス中の汚染物との接触を促進する ために、スクラビング液の調製の際に、表面活性剤を油または脂肪および水と混 合することを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.スクラビング液が、酸化剤、還元剤、ハロゲン、アルデヒドおよび金属から なる群から選択された成分を含有するものであることを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の方法。
  10. 10.オクタノール−1、オクタノール−2、トリエチルアミン、ピリジン、セ ルクリーム(純化物)、スチレン、二硫化炭素、ラク酸、フエノール、チオグリ コール酸アンモニウム、酢酸アミル、水酸化アンモニウム、P−アニスアルデヒ ド、硫化水素、フルフラール、ホルムアルデヒド、メチルエチルケトン、氷酢酸 、プロピオン酸、アクロレイン、トルエン、吉草酸、ジエチルアミン、メチルア ミン、塩化メチル、四塩化炭素、マラチオン、オルト−ジクロロベンゼン、カダ ベリン、スカトール、可溶性の魚類廃棄物、牛肉溶出物、鶏肉溶出物、タマネギ 油、ニンニク油、揮発性アミン、揮発性脂肪酸、汚物、汚水、硫黄含有物質、石 油留出物、トリクロロエチレン、ペンタクロロフエノール、ペイント、ペイント 用溶剤、炭化水素系物質、プラスチツクおよび燃焼生成物からなる群から選択さ れた臭気発生物質を含有する汚染空気を浄化する方法において、この汚染空気に 、乾性または半乾性の、または鹸化性の植物油、海生または陸生動物油もしくは 液状脂肪を接触させることによつて、この空気から臭気発生物質を除去すること を特徴とする方法。
  11. 11.易水溶性の臭気発生物質および実質的に非水溶性の臭気発生物質を包含す る複数種の臭気発生物質を含有する汚染ガスを浄化する方法において、このガス に、植物油、海生または陸生動物油もしくは液状脂肪を接触させることによつて 、このガスから臭気発生物質を除去することを特徴とする方法。
  12. 12.易水溶性の臭気発生物質を含有する汚染空気を浄化する方法において、こ の空気に、植物油、海生または陸生動物油もしくは液状脂肪を接触させることに よつて、この空気から前記の水溶性臭気発生物質を除去することを特徴とする方 法。
  13. 13.前記の油または液状脂肪が乾性、半乾性または鹸化性のものであることを 特徴とする請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 14.乾性油、半乾性油、鹸化性の油および脂肪、菜種油、麦芽油、ヘントウ油 、ボルネオ獣脂、バター脂肪、カカオバター、ラード、ムルムル油、エルカ酸油 、ヒドロキシ酸油、セリクラ油、イサノ油、ペルノニア油、杏仁油、グレープフ ルーツの種子の油、オレンジの種子の油、ラビソン油、米糠油、モロコシ油、牛 足油、鱈肝油からなる群から選択された非鉱物性の油または脂肪を汚染ガスに接 触させることによつて、易水溶性の臭気発生物質および実質的に非水溶性の臭気 発生物質を汚染ガスから除去することを特徴とする、汚染ガスの浄化方法。
  15. 15.大豆油、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、サフラワー油、ヒマワリ油 、菜種油、桐油、胡麻油、胡麻油、アマニ油、大豆油、オリーブ油、麦芽油、ヘ ントウ油、シーバター、獣脂、ココナツト脂、パーム核油、ボルネオ獣脂、バタ ー脂肪、中国木蝋、カカオ脂、コウヒユーン油、ウクフババター、パーム油、ラ ード、モウラーバター、ムルムル油、オレイン、オレイン酸油、リノール酸油、 エルカ酸油、ヒドロキシ酸油、セリクラ油、イサノ油、ベルノニア油、杏仁油、 蝋燭子油、グレープフルーツの種子の油、カポツク油、オイチシカ油、エゴマ油 、ケシ油、ラビソン油、米糠油、モロコシ油、スチリンギア油、ヒマシ油、牛足 油、オレンジの種子の油、桐油、鱈肝油、ニシン油、メンヘーデン油、桐油、ア ザラシ油および鯨油からなる群から選択された非鉱物質の油または脂肪を、汚染 ガスに接触させることによつて、このガスから臭気発生物質を除去することを特 徴とする、汚染ガスの浄化方法。
  16. 16.大豆油、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、サフラワー油、ヒマワリ油 、菜種油、桐油、胡麻油、胡麻油、アマニ油、大豆油、オリーブ油、麦芽油、ヘ ントウ油、シーバター、獣脂、ココナツト脂、パーム核油、ボルネオ獣脂、バタ ー脂肪、中国木蝋、カカオ脂、コウヒユーン油、ウクフババター、パーム油、ラ ード、モウラーバター、ムルムル油、オレイン、オレイン酸油、リノール酸油、 エルカ酸油、ヒドロキシ酸油、セリクラ油、イサノ油、ベルノニア油、杏仁油、 蝋燭子油、グレープフルーツの種子の油、カポック柚、オイチシカ油、エゴマ油 、ケシ油、ラビソン油、米糠油、モロコシ油、スチリンギア油、ヒマシ油、牛足 油、オレンジの種子の油、桐油、鱈肝油、ニシン油、メンヘーデン油、桐油、ア ザラシ油および鯨油からなる群から選択された非鉱物質の油または脂肪を汚染ガ スに接触させることによつて、易水溶性の臭気発生物質および実質的に非水溶性 の臭気発生物質をこのガスから除去することを特徴とする、汚染ガスの浄化方法 。
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