JPS6249845A - 歯科用バ−の製造方法 - Google Patents

歯科用バ−の製造方法

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JPS6249845A
JPS6249845A JP18942885A JP18942885A JPS6249845A JP S6249845 A JPS6249845 A JP S6249845A JP 18942885 A JP18942885 A JP 18942885A JP 18942885 A JP18942885 A JP 18942885A JP S6249845 A JPS6249845 A JP S6249845A
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JP
Japan
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base metal
jig
shank
abrasive grains
masking
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JP18942885A
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貫司 松谷
智 手塚
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Matsutani Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 木登明け、歯科用バーのり遣方性に団子る。
(従来の技術) 歯科用バーは細棒からなる台金に砥粒を固着することに
よって構成されている。この台金の形状は用途によって
異なるが、例えば、第8図に示す台金11は、根元から
所定長さにわたって一定の径をなすシャンク部12と、
このシャンク部1′?から先端に向かって漸次径が細く
なるテーパ部13と、このテーパ部13の先端に形成さ
れた球状部14とを有している。この球状部14および
テーパ部13の一部が切削部15となり、ダイヤモンド
粒等の砥粒17が固着されて切削可能になっている。
このような歯科用バーを製造する場合、台金11を洗浄
した後にマスキング16(電気絶縁性被膜)を施す。す
なわち、シャンク部12の根元側端部12a(メッキ工
程で通電部となる)および切削部15を除く部位に、レ
ジストインキ等のマスキング液を塗布したり、マスキン
グテープを巻外付ける。
次に、台金11の通電部12aを、一方の電極を兼ねた
治具100によりはさんで支持し、切削部15を電解液
1.01 (メッキ液)に浸漬させるとともに、多数の
砥粒17中に埋没させ、この状態で、上記治具100を
陰極に、能力の電極板102を陽極に接続して通電する
ことによって、切削部15に金属メッキ層を析出させる
とともに、このメッキ層によって砥粒17を固着する。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の方法では、台金11を1本ずつマスキング処理し
、また、メッキ法により砥粒17を台金11に固着する
場合も1本ずつ行なうので、生産性が非常に悪かった。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
その要胃は、根元側に把持用のシャンク部を有し、この
シャンク部より先端側に切削部を有する細棒状の台金に
、メッキ法により砥粒を固着する歯科用バーの製造方法
において、複数本の白金のシャンク部を治具で支持し、
シャンク部を下に、切削部を上にした状態で・、白金の
切削部を除いた部位および治具をマスキング液に浸漬す
ることにより、電気絶縁のためのマスキングを白金に施
し、次に、シャンク部を上に、切削部を下にした状態で
、台金の切削部をメッキ液に浸漬するとともに、多数の
砥粒中に埋没させ、この切削部にメッキ層を析出させる
とともに、このメッキ層で砥粒を固着することを特徴と
する歯科用バーの製造方法に”ある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。本実施例で用いられる台金11は、第8図の台
金11と同じであるから、図中同番号を付してその詳細
な説明を省略する。
図中20は治具である。この治具20は、第4図に示す
ように一対の金属製支持板21.22を有している。一
方の支持板21には圧着端子25がボルト26により固
定されており、この圧着端子25には電線27の端部が
接続されている。−・方の支持板21には挿通孔21a
が形1され、能力の支持板22にはねし孔22aが形成
されている。各支持板21.22の対向面には、多数の
\゛溝21b、22bがそれぞれ形r&されている。
治具20の\゛溝21b、22b内に台金11のシャン
ク部12を挿入した状態で、ボルト24(第1図、第2
図)を支持板21の挿通孔21aがら挿入して眺方の支
持板22のねし孔22aにねし込むことにより、前支持
板21.22の連結がなされるとともに、台金11の支
持がなされる。なお、台金11は、上記治具2()に支
持される前に洗浄される。また、台金11は治具20が
らの突出長さが全て等しくなるように支持される。
次に、第1図に示すようにしてマスキング処理を行なう
。すなわち、槽30にマスキング液31を収容する。そ
して、多数の台金11を上記のようにして治具20で支
持し、シャンク部12を下に、切削部15を上にした状
態で、台金11および治具20をマスキング液31中に
浸漬する。この時、切削部15はマスキング液31の液
面から突出している。治具20を引き上げて台金11に
す、第3図(a)に示すように切削部15を除いて台金
11にマスキング16が施される。なお、図では明示し
ないが、シャンク部12において、治具20と接触して
いる部位が、マスキングされないのは勿論であり、これ
ら治具20と台金11とはマスキング16を介さずに直
接接触した状態を保持される。
次に、第2図に示すようにメッキ法により切削部15に
ダイヤモンド粒等の砥粒17を固着する。
すなわち、槽40には電界液41が収容されている。槽
40内にはイオン透過可能な素焼きの容器42が収容さ
れ、この容器42内には砥粒17が収容されている。ま
た、槽40内には電極板45が配置されている。上記の
マスキング処理の後、多数の台金11を治具20に支持
したまま、シャンク部12を上に、切削部15を下にす
る。そして、切削部15を含む台金11の先端側を電界
液41内に浸漬するとともに、多数の砥粒17内に埋没
させる。この状態で、治具20に接続された陽極に接続
して、通電を行なう。この結果、第3図(b)に示すよ
うに、台金2()の切削部15にメ、。
キ層が析出し、このメッキ層によって砥粒17が固着さ
れる。なお、電解液41に浸漬されていても、切削部1
5以外の部位はマスキング16が施されているので、メ
ッキ層の析出や砥粒17の固着は行なわれない。
上記砥粒固着の際、台金11のシャンク部12は\’溝
21b、22b内において確実に固定されており、治具
20とシャンク部12の接触状態が良好である。このた
め、第8図の従来方法のような接触不良がなく、大電流
が局部的に流れてその熱によりシャンク部12の一部が
変色する等の不都合は生じない。また、電解液が跳ねて
シャンク部12に付着しても、このシャンク部12は全
域にわたってマスキング16が施されているため、メッ
キ層が析出されることがない。なお、シャンク部の精度
は±5μIll程度と非常に厳しい。これは、高速で回
転しても事故が起ぎないこと、回転機構の把持部となる
ハンドピースに脱着を簡単にして完全に固定させること
が必要とされるからである。
上記のようにシャンク部12にメッキ層が析出されない
ので、シャンク部12が太くなるのを防止でき、また、
台金11を化学研摩または電界研摩して上記変色部やメ
ッキ層を除去する必要がなく、この研摩によってシャン
ク部11の径が細くなるのを防止できる。このため、シ
ャンク部12を高精度にすることができる。
なお、前述のマスキング処理の際に、マスキング液31
が治具20の\“溝21b、22b間に侵入せず、シャ
ンク部12の根元側がマスキングされない場合もあるが
、この場合には、マスキング液31が〜゛溝21b、2
2bの両端開口部で乾燥してこれら開口を塞ぐかその開
口面積を小さくするため、電解液41が跳ねた場合でも
その侵入を確実に防止でき、シャンク部12にメッキ層
が析出するのを防止できる。
上記砥粒17の固着後に、マスキング16を公知の手段
で除去し、第3図(C)に示すように、最終製品として
の歯科用バー10を得る。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。例えば、台金11のシャンク部12の径が非常にわ
ずかながら互いに異なっている場合、\°溝21b、2
2bのうち少なくとも一方の内面に導電ゴムを取り付け
ることにより、径のわずかな相異を吸収し、シャンク部
12の支持および接触をより良好にすることができる。
また、通常の歯科用バーは、台金の先端から所定長さに
わたって切削部を有しており、その製造にあたって、前
述した実施例と同様の方法を採用できる。特殊用途の歯
科用バーとして、先端から所定長さにわたって非切削部
とし、この非切削部とシャンク部との間に切削部を有す
るものも考えられる。このような特殊な歯科用バーを製
造する場合にも本発明を適用できる。すなわち、第1図
に示すようなマスキング処理の前または後に、上記先端
の非切削部のマスキング処理を行なう。この非切削部の
マスキング処理は、多数の台金を治具で支持したまま、
台金の先端の非切削部をマスキング液に浸しても良いし
、1本ずつ刷毛塗り等の手段でマスキング処理してもよ
い。その池の工程は前記実施例と同様である。
さらに、砥粒固着工程の前に下地メッキ処理を行なう場
合には、砥粒固着工程と同様にして台金を電解液に浸漬
する。
第6図、第7図は、前記実施例と異なる治具50を示す
。この治具50は、台金11を支持するための支持ブロ
ック51と、台金11を案内するための案内板52とを
有しており、これら支持板51と案内板52とはボルト
S3により連結されている。支持ブロック51には細長
い多数の収納室54が形成されており、この収納室54
は両端が“開口されている(開口部を符号54a、54
bで示す)。収納室54内には導電性の板バネ5Sか形
成されている。この板バネ55は一方の開口部54a側
に配置される基部SSaと、この基部5Saから収納室
54の長手方向に延びる両側片55bとを有している。
基部55aには開口部S4aから挿入された電線57が
ハンダ付けされている。板バネ55はこの電線57を介
して電源の陰極)こ接続されるようになっている。他方
、案内板52には案内孔53が形I#、されており、こ
の案内孔58は、開口部54bを介して収納室54と連
通している。案内孔53は、台金11のシャンク部12
の径とほぼ等しくなっている。そして、台金11のシャ
ンク部12を案内孔58から挿入し、板バネ55の両側
片SSb開に圧入する。これにより、台金11を支持す
るようになっている。この際、シャンク部12は板バネ
55の基部55aに当たって位置決めされ、案内孔53
によって横振れなしに支持される。この実施例では、シ
ャンク部12の根元側はマスキングされない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明方法は、多数の台金を治具
により支持した状態で、先端側の切削部を除いてマスキ
ング液に浸漬し、次に向きを反対にして切削部をメッキ
液に浸漬しなから砥粒中に埋没させることにより、この
切削部に砥粒を固着するものであり、複数の台金を一度
にマスキング処理し、砥粒固着を行なうので、生産性が
著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
@1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図はマ
スキング処理の工程を示す図、第2図は電気メツキ法に
より砥粒を台金に固着する工程を示す図、第3図(a)
〜(c)は台金の状態を順を迫って説明する図、第4図
は治具の分解斜視図、第5図は治具による台金支持の状
態を示す拡大断面図、@6図は治具の池の態様を示す斜
視図、第7図は同断面図、第8図は従来の方法による砥
粒固着の工程を示す図である。 10・・・歯科用バー、11・・・台金、12・・・シ
ャンク部、15・・・切削部、16・・・マスキング、
17・・・砥粒、20.50・・・治具、31・・・マ
スキング液、41・・・電界液(メッキ液)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 根元側に把持用のシャンク部を有し、このシャンク部よ
    り先端側に切削部を有する細棒状の台金に、メッキ法に
    より砥粒を固着する歯科用バーの製造方法において、複
    数本の台金のシャンク部を治具で支持し、シャンク部を
    下に、切削部を上にした状態で、台金の切削部を除いた
    部位および治具をマスキング液に浸漬することにより、
    電気絶縁のためのマスキングを台金に施し、次に、シャ
    ンク部を上に、切削部を下にした状態で、台金の切削部
    をメッキ液に浸漬するとともに、多数の砥粒中に埋没さ
    せ、この切削部にメッキ層を析出させるとともに、この
    メッキ層で砥粒を固着することを特徴とする歯科用バー
    の製造方法。
JP18942885A 1985-08-30 1985-08-30 歯科用バ−の製造方法 Granted JPS6249845A (ja)

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JPH0213573B2 JPH0213573B2 (ja) 1990-04-04

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