JPS624950B2 - - Google Patents

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JPS624950B2
JPS624950B2 JP52075786A JP7578677A JPS624950B2 JP S624950 B2 JPS624950 B2 JP S624950B2 JP 52075786 A JP52075786 A JP 52075786A JP 7578677 A JP7578677 A JP 7578677A JP S624950 B2 JPS624950 B2 JP S624950B2
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JP
Japan
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voltage
inverter
output
fundamental wave
harmonics
Prior art date
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JP52075786A
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JPS5410923A (en
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Tadaaki Kyomya
Takao Kawabata
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直流電力を交流電力に変換するイン
バータ装置に関し、特にインバータに使用される
半導体スイツチの制御装置に関するものである。
直流電力を交流電力に変換する装置として、一
般にトランジスタ、サイリスタ等の半導体スイツ
チを使用したインバータ装置がある。
従来のインバータ装置において、インバータ出
力電圧に含まれる高調波成分、特に低次高調波成
分を抑制するために単相インバータを変圧器回路
を介して、合成出力電圧を取り出す事が行なわれ
ていた。第1図は、その基本的概念図であり、単
相インバータユニツト1〜6は、1を基準として
2〜6が、位相が30゜、60゜、90゜、120゜、150
゜遅れたものであり、その出力は変圧器回路7〜
12を介して同図のように結線されている。第2
図はそれの基本波ベクトル図である。このように
結線した場合のR−N間の電圧は下記(1)式のよう
になる。
ここで、nは奇数の場合、Knは n=1、12m±1のときKn=1 n=12m−7、12m−5のときKn=0 n=3(2m−1)のときKn=1/2 (m=1、2、3、………) よつて第5、第7およびそれに12の倍数を加え
た調波が消えるが、第11、第12調波はそのまま残
る。(3の倍数調波は線間で0となる。) 第3図は、各ユニツトインバータの構成図を概
念的に示したもので、X,,Y,はそれぞれ
半導体スイツチを模形化したスイツチである。第
4図はこの回路の動作を説明したもので、信号
X′,′,Y′,′がそれぞれ存在する時は、それ
に対応するスイツチは「オン」の状態にあり、信
号が零のときはスイツチは「オフ」となる。信号
X′と′あるいはY′と′は、それぞれ相補の関係
にあり、信号が同時に存在することはない。従つ
てブリツジインバータのスイツチX,を含むア
ーム、Y,を含むアームが直流電源Eの短絡回
路を形成することはない。信号X′と′が存在す
る期間と信号′とY′が存在する期間では、負荷
Zにかかる電圧の極性が異なる。すなわち負荷Z
には交流電圧が印加される。第4図eは、この負
荷Zにかかる電圧を示したものである。信号
X′と′、あるいは′とY′が同時に存在する期間
θを変えることにより交流電圧eの実効値の調整
ができる。
以上の方法で、インバータの出力電圧を調整で
き、第3、第5、第7、第9調波などの低次高調
波成分が0となるが、この従来の方式の欠点とし
て、主回路に用いられる半導体スイツチが6×4
=24本必要で、比較的大容量のものでないと大巾
なコストアツプになる。また、線間電圧の第11、
13調波が全く減衰されずに出力されるため、この
交流電圧を正弦化するためのフイルタもあまり小
さい物が使用できない。これは装置の大形化、重
量化するばかりでなく、電圧の過度特性の劣化、
効率の低下など電気的にも悪い結果をもたらして
いる。また、変圧器として、2種類の単相変圧器
が必要となるが、これらは、一般に使われる3相
トランスなどに比べ、特殊な部類に入るためコス
トが割高になることがあつた。
本発明はこれらの欠点を改良するために、基本
波電圧の一周期内に、特定高調波を消去もしくは
減少させるように複数のパルスを発生するような
第1および第2の単位インバータに位相差をもた
し、各単位インバータで、消去もしくは減少でき
なかつた高調波を消去もしくは、減少させるよう
にして、合成出力を取り出すようにしたインバー
タの制御装置を得ることを目的とする。
第5図は、本発明を説明するための図で、
X11,Y11,Z11,X22,Y22
Z22は、それぞれ半導体スイツチを模擬したも
のである。第6図は、このうちアームX11
動作を説明した図であり、信号X1,′1が存在す
るときは、それに対応するスイツチは「オン」の
状態にあり、信号が零のときはスイツチは「オ
フ」となる。信号X′1と′1はそれぞれ相補の関係
にあり信号が同時に存在することはない。eは理
論中心点NCとU1との電位差である。
基本波交流の半サイクル内の転流回数を2n回
とし、その転流位置は基本波交流の半サイクルの
中心90゜、270゜に対し対称となるようにし、半
周期ごとに出力電圧の正負が逆転するようにする
と、各転流位置Ak,Bk,Ck,Dkは、次の関係
になる。
このパルス幅変調回路において、理論中性点
NCから測つた交流電圧eの各調波成分の波高値
E(2m−1)は、次の(3)式で表わされる。
(3)式において(2m−1)は、各調波の次数で
ある。(m=1、2、3、………)この(3)式にお
いて、n=3とし、第5および第7調波を0にし
ながら基本波交流電圧の大きさを変化さたときの
A1,A2,A3の値を第7図に示す。ここで(Y1
1)(Z11)の半導体スイツチを(X11)の
制御信号(X′1,′1)に比べ、各々120゜、240゜
ずらすように制御することにより、3の倍数調波
を除去することが可能である。このようにするこ
とにより、U1−V1間V1−W1間、W1−U1間に含
まれる最低次の高調波は第11調波となる。各線間
に含まれる高調波成分及び基本波成分を第8図に
示す。第8図をみてもわかるように、第11調波及
び第13調波が比較的大きいので、X22,Y2
2,Z22をX11,Y11,Z11に比べ
φ=180゜/11〜180゜/13程度、位相を遅れ
さすか、もし くは進めさせ、この2つの電圧を変圧器回路1
3,14を介し、合成出力電圧を得ることによ
り、もともとのユニツトインバータに多く含まれ
ていた第11・第13調波を抑制している。即ち、例
えばX2,X2,Y22,Z22を、X11,Y1
Y1,Z11に対して△φ=180゜/11とすれば、
変圧 器回路13,14の合成出力電圧には第11調波が
含まれなくなり、上記△φを、180゜/13とすれば
上記合成出力電圧には第13調波が含まれなくな
る。従つて、上記△φを180゜/11〜180′/13のう
ちの適当な値とすることにより、第11調波及び第
13調波の双方を完全に0にはできないまでもそれ
に近い値に抑制する事ができるものである。この
ときの基本波ベクトル図を第9図に示す。
第10図は本発明によるインバータ制御装置の
一実施例を示した図である。第10図において発
振器101は基本波交流周波数FのN倍(Nは十
分大きい)の周波数をもつパルス発振器である。
この101の出力aが分周器102に入る。分周
器102は基本波交流の電気角にして、10゜分を
カウントできる2進カウンタの継続接続である。
この出力bは9進カウンタ103に入り、この出
力cが4進カウンタ104に入る。
第7図に示す転流位置は、基本波の波高値が
0.0〜1.1変化してもA1は0゜〜10゜、A2は60゜〜
80゜、A3は80゜〜90゜内にあるため、A1は0゜
から、A2は60゜から、A3は80゜からの電気角を
N/360倍した値を各基本波電圧をアドレスとして
記憶装置107〜109に記憶される。
ここで、必要な記憶装置の容量は、設定電圧の
数が記憶装置のワード数になり、log2(N×
20゜/360゜)が、ビツト数となる。通常Nが28
215程 度にとれば十分なため最大でも11ビツト程度とな
る。電圧設定装置106は希望出力交流電圧を記
憶装置107〜109のアドレスとして指定する
ものである。記載装置107〜109の出力はデ
ータセレクタ110〜112に入り、110は電
気角が0゜、170゜、180゜、350゜のときに、
g、60゜、100゜、240゜、280゜のときにh、80
゜、80゜、260゜、270゜のときにiより入力する
ようにコントロールユニツト105の出力jによ
つて指示される。ここで、jが(0、0)でg
(0、1)でh、(1、0)でiとなるようにす
る。111,112は電気角で120゜、240゜各々
にずれたものの信号k,lによつて同様に動作す
る。
これらの出力m,o,pは、リバーシブルカウ
ンタ113〜115のプリセツトに入る。ここで
113について考えれば電気角が0゜〜90゜、
180゜〜270゜においては、ダウンカウンタ90゜〜
180゜、270゜〜360゜内の範囲では、アツプカウ
ンタとして動作させる制御信号qによつて制御さ
れる。114,115も位相分、各々120゜、240
゜ずれたものとし、同様な動作を行なう。113
〜115に入る信号tは101の出力aと同じも
のである。
ここで、第7図のA1の転流点について考えて
みると、106によつて定めれた出力電圧に相当
するものが、106の出力fになり、これが10
7のアドレスとなり、その内容gは、0゜からの
変化分である。この出力mをt1が1になることに
より113にロードして、プリセツト値として与
え、ダウンカウンタとして113を使うことによ
り、113の出力Uが0になつたときが、A1
転流位置に相当する。114,115も同様に考
えることができる。このようにアンダーフローも
しくは、オーバーフローした時のキヤリーU,
V,Wをフリツプフロツプ116〜118に入れ
る。116〜118のフリツプフロツプはp1〜
p3のプリセツト信号、及びR1〜R3のリセツト
信号が共に1のときはUのトリガが入つたとき
に、入力を反転して出力に伝え、p1〜p3が1
でR1〜R3が0のときは、Uの信号に関係なく出
力に0を出し、p1〜p3が0でR1〜R3が1の
ときは出力に1を出す。116について考えてみ
れば、電気角が0゜のときにp1=0、R1
0、180゜のときにp1=0、R1=1を出力を
し、それ以外のときは、p1=1、R1=1であ
る。117,118についても位相が120゜、240
゜ずれただけで、全く同様な動作を行なう。
このようにすると、116〜118の出力に
は、X1,Y1,Z1の各アームの制御信号X′1,Y′1
Z′1が得られこの信号を反転することにより、
111の制御信号が得られる。ここで、X′1
〜Z′1の信号は、電気角で180゜/11〜180゜/13遅
延する遅延回路122〜124に入ることによ
り、X2〜Z′2の信号を得、またX′2〜Z′2の信号を1
25〜127のNOT回路を過すことにより、′2
〜′2の信号を得る。第11図にX′1,′1,X′2
2を信号を得る様子を示す。105のコントロ
ール回路は第11図の信号図に基づいて制御信号
を発生するものであり、簡単な論理回路によつて
作ることが可能である。また、122〜124の
遅延回路としては、遅延素子を利用したもの、シ
フトレジスタを利用するなど色々なものが考えら
れる。
本発明は基準パルス発振器101を固定とする
ことにより説明を行なつたが、101の周波数を
可変とすることにより、可変周波数、電源装置に
も応用が可能である。
以上のようなインバータ制御装置を用いるイン
バータ装置においては、従来の多重型インバータ
制御装置に比べ、主回路素子の数が減るのみなら
ず、出力電圧に含まれる高調波成分も減り、波形
を正弦化するときに必要とされる出力側のフイル
タ部も減少させることができ、変圧器にも、通常
使われる3相変圧器ですむため、価格的にも安く
なる。
以上のように、本発明によれば、2組のインバ
ータの位相差を180゜/11から180゜/13の範囲で幅
をもたせて該2組のインバータを運転させるの
で、第11調波と第13調波を確実に消去もしくは減
少できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多重インバータ装置の構成を示
す回路図、第2図はその出力端の基本波ベクトル
図、第3図は第1図に示す各インバータの構成を
示す模形回路図、第4図は第3図に示す回路の動
作を説明するためのタイムチヤート、第5図は本
発明を説明するための概略回路図、第6図はその
動作を説明するためのタイムチヤート、第7図は
高調波を除去するに必要な転流時点を示すグラ
フ、第8図は線間にあらわれる各調波成分波高を
示すグラフ、第9図は第5図に示す回路出力端の
基本波ベクトルを示すベクトル図、第10図はこ
の発明の一実施例を示す制御回路図、第11図は
第10図の各部における制御信号波形を示す図で
ある。 図中X11,Y11,Z11,X22,Y2
2,Z22は半導体スイツチ、Eは直流電源、1
3,14は変圧器、101は発振器、102は分
周器、103,104はカウンタ、105はコン
トロールユニツト、106は電圧設定装置、10
7〜109は記憶装置、110〜112はデータ
セレクタ、113〜115はリバーシブルカウン
タ、116〜118はフリツプフロツプ、122
〜124は遅延回路である。尚図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 短形状の出力電圧を発生する第1および第2
    の単位インバータ装置に使われる半導体スイツチ
    を制御するインバータ制御装置において、基本波
    交流電圧の各半サイクルの中心となる電気角90゜
    及び270゜に対して対称であり、かつ特定高調波
    を消去もしくは、減少させるのに適したあらかじ
    め計算された複数回の転流位置を記憶する記憶装
    置と、前記第1および第2のインバータ装置の入
    力直流電圧に対する交流出力電圧基本波成分の比
    率を求める電圧設定装置と、上記転流位置を上記
    記憶装置より読み出し、この読み出した信号によ
    り、上記第1の単位インバータをスイツチングし
    て第5及び第7調波を除去しつつ基本波成分を制
    御する制御手段と、前記読み出した信号を電気角
    で180゜/11〜180゜/13遅延させる遅延回路と、前
    記遅延回路により遅延された信号で前記第2の単
    位インバータをスイツチングすることにより、第
    5及び第7調波を除去しつつ基本波成分を制御す
    る制御手段と、上記第1の単位インバータの出力
    及び第2の単位インバータの出力を合成して出力
    する出力合成手段とを備えたことを特徴とするイ
    ンバータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57166881A (en) * 1981-04-07 1982-10-14 Mitsubishi Electric Corp Control circuit for inverter device
US5657214A (en) * 1991-06-03 1997-08-12 Sundstrand Corporation Stepped waveform PWM inverter

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JPS5410923A (en) 1979-01-26

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