JPS6249188A - セラミツクス基板焼成用シ−ト - Google Patents
セラミツクス基板焼成用シ−トInfo
- Publication number
- JPS6249188A JPS6249188A JP60182727A JP18272785A JPS6249188A JP S6249188 A JPS6249188 A JP S6249188A JP 60182727 A JP60182727 A JP 60182727A JP 18272785 A JP18272785 A JP 18272785A JP S6249188 A JPS6249188 A JP S6249188A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- ceramic
- powder
- firing
- substrates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はアルミナ基板のようなセラミックス基板を焼成
する際に各セラミックス基板間の融着を防止するために
用いられるセラミックス基板焼成用シートの改良に関す
るものである。
する際に各セラミックス基板間の融着を防止するために
用いられるセラミックス基板焼成用シートの改良に関す
るものである。
（従来の技術）
セラミックス基板を焼成する際には、相互間の融着を防
止するために高融点のＡ１□０．粉体を人手によりセラ
ミックス基板上に散布しつつセラミックス基板を積層し
て焼成する方法が採用されているが、この方法によると
きにはｌｉｔ布の不均一に起因する基板のうねりやピン
ホール等の欠点が生じ易いうえ、ＡｌｚＯｓ粉体が不必
要な部分に付着して製品不良を生ずることがあり、また
人手による散布を行うため製造コストが高くなる等の欠
点があった。そこでこれらの欠点を解決するために、祇
やプラスチックシートの内部にＡ１□０．粉体やＺｒＯ
２粉体を分散させた敷粉含有シートが発明され、特公昭
６０−８９９１号として公告されているが、祇やプラス
チックシートの材質によっては焼成時にシート全体が大
幅に収縮して周縁部においてはセラミックス基板どうし
が融着することがあり、これを防止するためには収縮を
見込んで太き目のものを用いなければならない等の問題
が残されていた。
止するために高融点のＡ１□０．粉体を人手によりセラ
ミックス基板上に散布しつつセラミックス基板を積層し
て焼成する方法が採用されているが、この方法によると
きにはｌｉｔ布の不均一に起因する基板のうねりやピン
ホール等の欠点が生じ易いうえ、ＡｌｚＯｓ粉体が不必
要な部分に付着して製品不良を生ずることがあり、また
人手による散布を行うため製造コストが高くなる等の欠
点があった。そこでこれらの欠点を解決するために、祇
やプラスチックシートの内部にＡ１□０．粉体やＺｒＯ
２粉体を分散させた敷粉含有シートが発明され、特公昭
６０−８９９１号として公告されているが、祇やプラス
チックシートの材質によっては焼成時にシート全体が大
幅に収縮して周縁部においてはセラミックス基板どうし
が融着することがあり、これを防止するためには収縮を
見込んで太き目のものを用いなければならない等の問題
が残されていた。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明はこのような従来の問題点を解決して、焼成時に
過大な収縮を生ずることがなく、七ラミノクス基板相互
の融着を確実に防止することができるセラミックス基板
焼成用シートを目的として完成されたものである。
過大な収縮を生ずることがなく、七ラミノクス基板相互
の融着を確実に防止することができるセラミックス基板
焼成用シートを目的として完成されたものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は可燃性のシートの表面に、Ａｌ２Ｏ，、ＺｒＯ
□等の高融点のセラミックス粉体とカーボン粉とを含む
コーティング層を形成したことを特徴とするものである
。
□等の高融点のセラミックス粉体とカーボン粉とを含む
コーティング層を形成したことを特徴とするものである
。
本発明において用いられる可燃性のシートｆｉ＋として
は、焼成時に完全に焼失するパルプ紙が最も好ましいも
のであるが、ポリビニルアルコールのような可燃性のプ
ラスチックスからなるシートを用いることもできる。こ
のシート（１）の表面にはＡｔｚｏｘ 、ＺｒＯ２等の
ような高融点のセラミックス粉体（２）と、カーボン粉
（３）とを有機バインダと混合したうえで塗布したコー
ティングＮ（４）が形成されている。コーティング層（
４）は図示のようにシート（１）の両表面に形成するこ
とが好ましいが、片面のみに形成しても差支えない。コ
ーティング層（４）は２５〜９０％（重量％、以下同じ
）のセラミックス粉体（２）と５〜７０％のカーボン粉
（３）とを５〜３０％の有機バインダと混合したものと
することが好ましい。セラミックス粉体（２）はセラミ
ックス基板が相互に融着することを防止する役割を果す
ものであり、その含有率が２５％以下ではこの効果が不
十分であり、９０％以上とするとコーティング層（４）
の平滑度が失われるのみならずカーボン粉（３）の含有
率が相対的に低下して次に述べるカーボン粉（３）によ
る効果が不十分となる。カーボン粉（３）は焼成時にお
ける焼成用シート全体の収縮を抑制して代表的なセラミ
ックス基板であるアルミナ基板の焼成収縮率と同程度と
する役割を果すものであり、５％未満では収縮抑制効果
が不足し、７０％を越えると次第にシート＋１）の表面
へのコーティングを行うことが困難化する。なお、有機
バインダとしては例えばアクリル樹脂系のものを使用す
ることができるが、焼成時にセラミックス基板に悪影響
を及ぼすことがなく焼失するものであれば、任意の種類
のものを用いることができる。
は、焼成時に完全に焼失するパルプ紙が最も好ましいも
のであるが、ポリビニルアルコールのような可燃性のプ
ラスチックスからなるシートを用いることもできる。こ
のシート（１）の表面にはＡｔｚｏｘ 、ＺｒＯ２等の
ような高融点のセラミックス粉体（２）と、カーボン粉
（３）とを有機バインダと混合したうえで塗布したコー
ティングＮ（４）が形成されている。コーティング層（
４）は図示のようにシート（１）の両表面に形成するこ
とが好ましいが、片面のみに形成しても差支えない。コ
ーティング層（４）は２５〜９０％（重量％、以下同じ
）のセラミックス粉体（２）と５〜７０％のカーボン粉
（３）とを５〜３０％の有機バインダと混合したものと
することが好ましい。セラミックス粉体（２）はセラミ
ックス基板が相互に融着することを防止する役割を果す
ものであり、その含有率が２５％以下ではこの効果が不
十分であり、９０％以上とするとコーティング層（４）
の平滑度が失われるのみならずカーボン粉（３）の含有
率が相対的に低下して次に述べるカーボン粉（３）によ
る効果が不十分となる。カーボン粉（３）は焼成時にお
ける焼成用シート全体の収縮を抑制して代表的なセラミ
ックス基板であるアルミナ基板の焼成収縮率と同程度と
する役割を果すものであり、５％未満では収縮抑制効果
が不足し、７０％を越えると次第にシート＋１）の表面
へのコーティングを行うことが困難化する。なお、有機
バインダとしては例えばアクリル樹脂系のものを使用す
ることができるが、焼成時にセラミックス基板に悪影響
を及ぼすことがなく焼失するものであれば、任意の種類
のものを用いることができる。
（作用）
このように構成されたものは、アルミナ基板のようなセ
ラミックス基板を複数段積層して焼成する際にそれらの
間に挟んで用いられ、焼成時の高温によって可燃性のシ
ート（１）は焼失するが高融点のセラミックス粉体（２
）がセラミックス基板間に残ってセラミックス基板が相
互に融着することを防止するものであることは従来のこ
の種のシートと同様である。しかし本発明のセラミック
ス基板焼成用シートは可燃性のシート（１）の表面にコ
ーティング層（４）を形成したものであるからその製造
が容易でコストが安いものであるうえに、コーティング
層（４）には好ましくは５〜７０％のカーボン粉（３）
を含有させであるので焼成時にセラミックス基板と同程
度にしか収縮せず、従来のように周縁部においてセラミ
ックス基板どうしが融着することがない。また、本発明
のセラミックス基板焼成用シートは表面が平滑なもので
あるから、これを用いて焼成したセラミックス基板も平
滑性に優れたものとなり、うねりやピンホール等の発生
を有効に防止することができるものである。次に本発明
の好ましい実施例を示す。
ラミックス基板を複数段積層して焼成する際にそれらの
間に挟んで用いられ、焼成時の高温によって可燃性のシ
ート（１）は焼失するが高融点のセラミックス粉体（２
）がセラミックス基板間に残ってセラミックス基板が相
互に融着することを防止するものであることは従来のこ
の種のシートと同様である。しかし本発明のセラミック
ス基板焼成用シートは可燃性のシート（１）の表面にコ
ーティング層（４）を形成したものであるからその製造
が容易でコストが安いものであるうえに、コーティング
層（４）には好ましくは５〜７０％のカーボン粉（３）
を含有させであるので焼成時にセラミックス基板と同程
度にしか収縮せず、従来のように周縁部においてセラミ
ックス基板どうしが融着することがない。また、本発明
のセラミックス基板焼成用シートは表面が平滑なもので
あるから、これを用いて焼成したセラミックス基板も平
滑性に優れたものとなり、うねりやピンホール等の発生
を有効に防止することができるものである。次に本発明
の好ましい実施例を示す。
（実施例）
粒度ＩＯμ〜５０μのＡｌｚ（１＋からなるセラミック
ス粉体５．５（重量）部に同程度の粒度のカーボン粉３
５部とアクリル樹脂系の有機バインダ１０部とを混合し
、パルプ１００％からなる厚さ約１ｍｌの紙製のシート
の両表面にこれを塗布し乾燥させてコーティング層を形
成した。このシートを１２８ 龍×１２８１ｍの正方形
状に切断してセラミックス基板焼成用シートとなし、１
２８鶴Ｘ １２８ ｖａ Ｘ １．２ ｍｍのアルミナ
グリーンシートの間に挟みながら８段積層し焼成した。
ス粉体５．５（重量）部に同程度の粒度のカーボン粉３
５部とアクリル樹脂系の有機バインダ１０部とを混合し
、パルプ１００％からなる厚さ約１ｍｌの紙製のシート
の両表面にこれを塗布し乾燥させてコーティング層を形
成した。このシートを１２８ 龍×１２８１ｍの正方形
状に切断してセラミックス基板焼成用シートとなし、１
２８鶴Ｘ １２８ ｖａ Ｘ １．２ ｍｍのアルミナ
グリーンシートの間に挟みながら８段積層し焼成した。
焼成されたセラミックス基板のうねりを従来のＡ１□０
３扮体を人手により散布する方法によって焼成された同
質のセラミックス基板のうねりと比較すると次表のとお
りであって、本発明のセラミックス基板焼成用シートを
用いると平滑性に優れたセラミックス基板が焼成できる
ことがわかる。なお、次表のデータは測長８ＯＮについ
てのものである。
３扮体を人手により散布する方法によって焼成された同
質のセラミックス基板のうねりと比較すると次表のとお
りであって、本発明のセラミックス基板焼成用シートを
用いると平滑性に優れたセラミックス基板が焼成できる
ことがわかる。なお、次表のデータは測長８ＯＮについ
てのものである。
（発明の効果）
本発明は以上の説明からも明らかなように可燃性のシー
トの表面に、Ａｌ２Ｏ３、Ｚｒ（ｈ等の高融点のセラミ
ックス粉体とカーボン粉とを含むコーティング層を形成
したことを特徴とするものであって、焼成時に過大な収
縮を生ずることがなく、セラミックス基板どうしの融着
を確実に防止することができるものであるうえに、製造
が容易でコストが安り、シかも焼成されたセラミックス
基板のうねりやピンホールを防止することができるもの
であるから、従来のこの種のセラミックス基板焼成用シ
ートの問題点を解消したものとして、業界に寄与すると
ころは掻めて大である。
トの表面に、Ａｌ２Ｏ３、Ｚｒ（ｈ等の高融点のセラミ
ックス粉体とカーボン粉とを含むコーティング層を形成
したことを特徴とするものであって、焼成時に過大な収
縮を生ずることがなく、セラミックス基板どうしの融着
を確実に防止することができるものであるうえに、製造
が容易でコストが安り、シかも焼成されたセラミックス
基板のうねりやピンホールを防止することができるもの
であるから、従来のこの種のセラミックス基板焼成用シ
ートの問題点を解消したものとして、業界に寄与すると
ころは掻めて大である。
図面は本発明のセラミックス基板焼成用シートを示す断
面図である。 （１）：シート、（２）；セラミックス粉体、Ｃ３）：
力−ボン粉。
面図である。 （１）：シート、（２）；セラミックス粉体、Ｃ３）：
力−ボン粉。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、可燃性のシート（１）の表面に、Ａｌ＿２Ｏ＿３、
ＺｒＯ＿２等の高融点のセラミックス粉体（２）とカー
ボン粉（３）とを含むコーティング層（４）を形成した
ことを特徴とするセラミックス基板焼成用シート。 ２、コーティング層（４）が２５〜９０（重量）％のセ
ラミックス粉体（２）と、５〜７０（重量）％のカーボ
ン粉（３）とを含むものである特許請求の範囲第１項記
載のセラミックス基板焼成用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60182727A JPS6249188A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | セラミツクス基板焼成用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60182727A JPS6249188A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | セラミツクス基板焼成用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6249188A true JPS6249188A (ja) | 1987-03-03 |
| JPS6329194B2 JPS6329194B2 (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=16123385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60182727A Granted JPS6249188A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | セラミツクス基板焼成用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6249188A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4756959A (en) * | 1986-02-20 | 1988-07-12 | Ishizuka Garasu Kabushiki Kaisha | Sheet for use in firing base plates |
| JPS645978A (en) * | 1987-06-27 | 1989-01-10 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Releasing sheet |
| JPH01159305A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-22 | Ishizuka Glass Co Ltd | 焼成時の滑性向上シート |
| JPH0283242A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-23 | Ishizuka Glass Co Ltd | 焼成用シート |
| JPH0375272A (ja) * | 1989-05-18 | 1991-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ハニカムセラミックスの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57106565A (en) * | 1980-12-19 | 1982-07-02 | Nittetsu Mining Co Ltd | Mold release sheet for ceramic industry |
| JPS57122282A (en) * | 1981-01-20 | 1982-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Sheet with ground powder for ceramic baking |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP60182727A patent/JPS6249188A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57106565A (en) * | 1980-12-19 | 1982-07-02 | Nittetsu Mining Co Ltd | Mold release sheet for ceramic industry |
| JPS57122282A (en) * | 1981-01-20 | 1982-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Sheet with ground powder for ceramic baking |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4756959A (en) * | 1986-02-20 | 1988-07-12 | Ishizuka Garasu Kabushiki Kaisha | Sheet for use in firing base plates |
| JPS645978A (en) * | 1987-06-27 | 1989-01-10 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Releasing sheet |
| JPH01159305A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-22 | Ishizuka Glass Co Ltd | 焼成時の滑性向上シート |
| JPH0283242A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-23 | Ishizuka Glass Co Ltd | 焼成用シート |
| JPH0375272A (ja) * | 1989-05-18 | 1991-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ハニカムセラミックスの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6329194B2 (ja) | 1988-06-13 |
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