JPS6248815A - 誘導遮蔽線輪 - Google Patents

誘導遮蔽線輪

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JPS6248815A
JPS6248815A JP60189025A JP18902585A JPS6248815A JP S6248815 A JPS6248815 A JP S6248815A JP 60189025 A JP60189025 A JP 60189025A JP 18902585 A JP18902585 A JP 18902585A JP S6248815 A JPS6248815 A JP S6248815A
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cable
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Toshimi Nagano
永野 敏美
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SHIYOUDEN KK
Shoden Corp
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SHIYOUDEN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (&架上の利用分野) 本発明は、通信ケーブル等における誘導障害を防止する
ための誘導遮蔽線輪に関する。
(従来の技術) 従来より、送電線の地絡事故等による起誘導電流に起因
して、通信ケーブル等に過大な電圧が誘導されることが
知られている。かかる誘導起電力は、ケーブルに触れて
いる人を死傷させたり、またケーブルに接続されている
通信機器の絶縁破壊を招来するおそれがあるため、これ
らを予防するために従来から種々の対策が提案されてい
る。
例えば、その一つとして特許第783849号に示され
るような誘導遮蔽線輪を挙げることができる。
この誘導遮蔽線軸は、第4図に示す如く鉄心11の脚部
12に1本のケーブル13を巻装して構成されており、
ケーブル13自体は心線14と、絶縁層15を介して被
装された金属シースや金属テープ等の金属遮蔽層16お
よび最外装の絶縁層17とからなるものである。
そしてこの誘導遮蔽線輪は、誘導障害を防止されるべき
通信ケーブルの如き被遮蔽ケーブル(図示せず)の端末
または途中に挿入され、被遮蔽ケーブルの心線を前記心
線14に直列に接続すると共に、被遮蔽ケーブルの金属
シース等を前記金属遮蔽層16に直列に接続して用いら
れるもので、被遮蔽ケーブルに発生した誘導起電力によ
って金属シース、金屈遮if層16および接地からなる
閉回路に電流が流れた際に、金属遮蔽層16を1次巻線
、ケーブル13の心線14を2次巻線とするトランス作
用によって心線14側に電圧を誘起させ、この電圧が被
遮蔽ケーブルの誘導起電力に対して逆極性になることを
利用して誘導起電力を減少させ、もって遮蔽作用を行わ
せるものである。
(発明が解決しようとする問題点) ここで、被遮蔽ケーブルが多対のものであれば、誘導遮
蔽線軸のケーブル13もこれに対応させて多対化する必
要があるが、一般にケーブルの曲げ半径はケーブルの外
径の6倍は必要とされているため、ケーブル13が多対
になってその外径が大きくなるとこのケーブル13を鉄
心11に巻装した際の巻き直径も大きくなり、鉄心11
の大型化および重量の増加とも相まって誘導遮蔽線輪全
体が大型化、重量化してコストが上昇し、更に設置スペ
ースの増大や保管、運搬コストの増大ならびに取り扱い
の煩雑化を招くという欠点があった。
すなわち、第5図に示すようにこの誘導遮蔽線輪を外鉄
形の変圧器として構成する場合、例えば心線径0.65
mmで400対の市内ケーブルの如きケーブル13′に
おいてはその外径が約52r@であるため、ケーブル1
3′の曲げ半径は最小312mmとなり、鉄心11’に
50回巻装した状態での巻き直径は、内側で7、’==
625mm、外側で12’=999nmLCも達する。
また、この時の鉄心11′の外側脚部12′の幅をlo
onwnとすれば、鉄心11′をも含めた誘導遮蔽線軸
全体の幅はノ、’=1199+nmとなり、かなり大き
なものとなる。
本発明は上記の問題点を解決するべく提案されたもので
、その目的とするところは、巻装するべきケーブルを1
本でなく被遮蔽ケーブルの対数に総計で一致するような
複数本の少対ケーブルに分割してこれらの少対ケーブル
を鉄心に並列に巻装することにより、少対ケーブルが小
径でその曲げ半径が比較的小さいことを利用して全体の
小型・軽量化を図り、設置スペースや保管・運搬コスト
の減少、更には取り扱いの容易化を可能にした誘導遮蔽
線軸を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため1本発明は、誘導障害を防止さ
れるべき被遮蔽ケーブルに心線がそれぞれ接続され、か
つ総対数が前記被遮蔽ケーブルの対数以上になるような
対数を保有した複数本の少対ケーブルを鉄心に巻装する
と共に、これらの少対ケーブルの前記心線を2次巻線と
する変圧器の1次巻線としての導体を備えたことをその
要旨とするものである。
(作用) すなわち本発明においては、被遮蔽ケーブルに対応する
所要対数のケーブルを一本のケーブルによって構成する
のではなく、総対数が前記所要対数以上になるような複
数本の少対ケーブルに分割してこれらを鉄心に並列に巻
装するものとし、少対ケーブルにおいてはその外径が比
較的小さいことによってケーブルの曲げ半径ひいては巻
き直径が小さくなることに着目して巻線状態のケーブル
および鉄心の小型化を図ると共に、誘導遮蔽線輪全体の
小型・軽量化を可能にしたものである。
同時に、少対ケーブルの各々に付設される金属シース等
の遮蔽体または別個に設けられた絶縁線等の導体と、前
記少対ケーブルの心線とによるトランス作用により、従
来と同様に被遮蔽ケーブルの誘導起電力を低減せしめて
所期の遮蔽作用を行わせるものである。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明における誘導遮蔽線輪の概略を示してお
り、図において1は鉄心、2は鉄心1の中央脚部1aに
巻装される複数本の通信ケーブルの如き少対ケーブルを
示している。本発明においては、この誘導遮蔽線輪が挿
入される後述の通信ケーブル等の被遮蔽ケーブル3(第
3図参照)の対数を適宜分割し、複数の少対ケーブル2
の総対数が前記被遮蔽ケーブル3の対数に一致するよう
に構成されている。例えば、前述の例と同様に被遮蔽ケ
ーブル3が400対であるとし、これに直列に接続され
る少対ケーブル2を心線径が0.65mmで100対の
ケーブル4本にて構成するとすれば、この少対ケーブル
2の個々の外径は約28nn+であるため許容曲げ半径
は1681m1となり、鉄心1にそれぞれ50回巻装し
た状態での巻き直径は内側で1. = 336 nvn
 、外側で12=732mmとなる。また、鉄心1の外
側脚部tbの幅を従来と同様に100mmとすれば、鉄
心1をも含めた誘導遮蔽線輪全体の幅はl、 =932
mmとなる。従って400対のケーブルを1本使用した
場合に比べて幅、奥行共に267mm小さくすることが
できる。
なお、少対ケーブル2を第2図に示すように整列巻きし
た場合、これを全体で200回かつ8Mに巻いた時の高
さは726m、巻厚は197.7amとなる。
一方、従来のように400対のケーブルを1本使用しム
場合には、全体で50回かつ4層に巻いた時の高さは6
76mm、巻厚は187.1amとなる。すなわち、巻
線状の少対ケーブル2の方が高さおよび巻厚共に若干増
加するが1巻厚の増加分は巻き直径の減少分によって完
全に吸収されており、この実施例では巻き高さが若干増
えているに過ぎず、誘導遮蔽線輪全体から見れば組立寸
法を大幅に減少させることができる。
更に1巻き直径の平均値は、400対のケーブルでは8
12+m+、この実施例では534 tttnとなり、
50回巻いた場合のケーブルの長さは前者で127.5
m、後者で83.9mとなってその長さの比は、400
対のケーブルに対しこの実施例では65.8%となる。
従って、この誘導遮蔽線輪を挿入することによる損失は
、従来例に比べて約66%に低減させることができ、漏
話等の減少にも寄与することができるものである。また
、所要ケーブルの重量は、400対のケーブルでは42
7kgであるが、この実施例では312−と軽量化され
、鉄心および補強材料等を含めれば全体の重量を従来の
1/2ないし2/βにすることができる。このため、小
型化による設置スペースの減少ばかりでなく、軽量化に
よって保管や運搬が容易となり、これらに要するコスト
の低減も可能である。
なお、この実施例においては、個々に金属シースや金属
テープ等の遮蔽体を内蔵した少対ケーブル2を用いるか
、あるいは少対ケーブル2には金属シース等を有しない
ものを使用し、別途に形成した絶縁線等の導体2aを少
対ケーブル2に添設することを予定している。
そして、第3図に示すように5これらの遮蔽体または絶
縁線等の導体2aを通信ケーブル等の被遮蔽ケーブル3
の金属シース3a等に接続すると共に、鉄心1に対して
並列に巻装された4本の少対ケーブル2の多数の心線2
bを被遮蔽ケーブル3の心線3bにそれぞれ接続し、導
体2aを変圧器の1次巻線とし、他方、少対ケーブル2
の心線2bを2次巻線として作用させ、従来のように被
遮蔽ケーブル3に発生した誘導起電力によって導体2a
を流れる電流により少対ケーブル2の心線2bに所定の
電圧を誘起させ、この電圧によって被遮蔽ケーブル3の
誘導起電力を打ち消すことにより、被遮蔽ケーブル3の
誘導障害を防止するものである。
また、上述の実施例においては、40(l対の被遮蔽ケ
ーブル3に対して100対の少対ケーブル2を4本使用
する場合について説明したが、この他に50対の少対ケ
ーブルを8本使用する等、その態様を任意に選択できる
ことは言うまでもない。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、比較的小径の少対
ケーブルを使用することによって巻線状態のケーブルお
よび鉄心、ひいては誘導遮蔽線輪全体の小型・軽量化を
図ることができ、設置スペースや製造・保管・運搬コス
トの減少が可能であると共に、設置作業や運搬作業の際
の取り扱いが容易になり、これらの作業性を向上させる
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図(イ)は中央断面図、同(ロ)は正面図、第2図
は要部説明図、第3図は使用状態を示す説明図、第4図
は従来の誘導遮蔽線輪を示す斜視図、第5図(イ)は他
の従来例を示す中央断面図、同(ロ)は正面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 誘導障害を防止されるべき被遮蔽ケーブルに心線がそれ
    ぞれ接続され、かつ総対数が前記被遮蔽ケーブルの対数
    以上になるような対数を保有した複数本の少対ケーブル
    を鉄心に巻装すると共に、これらの少対ケーブルの前記
    心線を2次巻線とする変圧器の1次巻線としての導体を
    備えたことを特徴とする誘導遮蔽線輪。
JP60189025A 1985-08-28 1985-08-28 誘導遮蔽線輪 Expired - Fee Related JPH0736535B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114709025A (zh) * 2022-03-29 2022-07-05 中铁电气化局集团有限公司 一种轨道交通信息传输电缆屏蔽保护方法及系统

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JPS4718576A (ja) * 1971-02-11 1972-09-14
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