JPH0746664B2 - トロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 - Google Patents
トロイダル・トランスの磁気遮蔽構造Info
- Publication number
- JPH0746664B2 JPH0746664B2 JP4161204A JP16120492A JPH0746664B2 JP H0746664 B2 JPH0746664 B2 JP H0746664B2 JP 4161204 A JP4161204 A JP 4161204A JP 16120492 A JP16120492 A JP 16120492A JP H0746664 B2 JPH0746664 B2 JP H0746664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toroidal transformer
- magnetic
- coil
- magnetic shield
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トロイダル・トランス
の磁気遮蔽構造に関し、特にトロイダル・トランスから
生じる縦方向の漏れ磁束に対して高い遮蔽効果を発揮す
る磁気遮蔽構造に関する。
の磁気遮蔽構造に関し、特にトロイダル・トランスから
生じる縦方向の漏れ磁束に対して高い遮蔽効果を発揮す
る磁気遮蔽構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、トロイダル・トランスは、オーデ
ィオ機器等を動作させるための電源トランスとして主に
利用されているが、オーディオ機器等は磁気ノイズを嫌
うことからトロイダル・トランスから生じる漏れ磁束
（リーケージ・フラックス）を効果的に遮蔽する必要が
ある。
ィオ機器等を動作させるための電源トランスとして主に
利用されているが、オーディオ機器等は磁気ノイズを嫌
うことからトロイダル・トランスから生じる漏れ磁束
（リーケージ・フラックス）を効果的に遮蔽する必要が
ある。
【０００３】そこで、従来のトロイダル・トランスの磁
気遮蔽構造としては、図５に示すようにトロイダル・ト
ランスを構成するコイル本体２０の周囲全体を複数枚の
積層構造からなる磁気シールド板２１、２２、２３で囲
んだものが知られており、（実公昭５６−１５８３９号
公報）この図に示す構造では、コイル本体２０の表面２
０ａ及び裏面２０ｂがそれぞれディスク状及び略方形状
の三層からなる磁気シールド板２１ａ〜２１ｃ、２２ａ
〜２２ｃにより包囲されているとともに、コイル本体２
０の側面２０ｃが円筒状の三層からなる磁気シールド板
２３ａ〜２３ｃにより包囲されている。
気遮蔽構造としては、図５に示すようにトロイダル・ト
ランスを構成するコイル本体２０の周囲全体を複数枚の
積層構造からなる磁気シールド板２１、２２、２３で囲
んだものが知られており、（実公昭５６−１５８３９号
公報）この図に示す構造では、コイル本体２０の表面２
０ａ及び裏面２０ｂがそれぞれディスク状及び略方形状
の三層からなる磁気シールド板２１ａ〜２１ｃ、２２ａ
〜２２ｃにより包囲されているとともに、コイル本体２
０の側面２０ｃが円筒状の三層からなる磁気シールド板
２３ａ〜２３ｃにより包囲されている。
【０００４】ここで、上記各磁気シールド板２１ａ〜２
１ｃ、２２ａ〜２２ｃ、２３ａ〜２３ｃは冷間圧延また
は熱間圧延などの珪素鋼板から形成されており、特に冷
間圧延珪素鋼板は圧延方向の磁束に対して高い透磁率を
示すことから、冷間圧延珪素鋼板からなる磁気シールド
板を圧延方向が交差するように積層することにより、コ
イル本体からあらゆる方向に生じる漏れ磁束を効果的に
遮蔽している。
１ｃ、２２ａ〜２２ｃ、２３ａ〜２３ｃは冷間圧延また
は熱間圧延などの珪素鋼板から形成されており、特に冷
間圧延珪素鋼板は圧延方向の磁束に対して高い透磁率を
示すことから、冷間圧延珪素鋼板からなる磁気シールド
板を圧延方向が交差するように積層することにより、コ
イル本体からあらゆる方向に生じる漏れ磁束を効果的に
遮蔽している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造では、コイル
本体２０の表裏面２０ａ、２０ｂから側面２０ｃにわた
る縦方向に生じる漏れ磁束は、必ずしもその方向が冷間
圧延珪素鋼板の圧延方向に対応しないため、縦方向にあ
る程度の磁気が漏れてしまうという問題点があり、この
縦方向の漏れ磁束をさらに効果的に遮蔽するよう改善が
望まれていた。
来のトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造では、コイル
本体２０の表裏面２０ａ、２０ｂから側面２０ｃにわた
る縦方向に生じる漏れ磁束は、必ずしもその方向が冷間
圧延珪素鋼板の圧延方向に対応しないため、縦方向にあ
る程度の磁気が漏れてしまうという問題点があり、この
縦方向の漏れ磁束をさらに効果的に遮蔽するよう改善が
望まれていた。
【０００６】そこで、本発明は上記問題点に着目してな
されたもので、トロイダル・トランスから生じる縦方向
の漏れ磁束に対して高い遮蔽効果を発揮するトロイダル
・トランスの磁気遮蔽構造を提供することを目的とす
る。
されたもので、トロイダル・トランスから生じる縦方向
の漏れ磁束に対して高い遮蔽効果を発揮するトロイダル
・トランスの磁気遮蔽構造を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、リング状のコアにコイルを巻き付けて
なるトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造において、リ
ング状のコアに絶縁部材を介してコイルを巻き付けると
ともに、トロイダル・トランスの表裏面から側面にわた
る縦方向に、磁気遮蔽用の方向性磁性を有する帯状の磁
性鋼板よりなるシールド板を複数枚巻装していることを
特徴とする。
達成するために、リング状のコアにコイルを巻き付けて
なるトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造において、リ
ング状のコアに絶縁部材を介してコイルを巻き付けると
ともに、トロイダル・トランスの表裏面から側面にわた
る縦方向に、磁気遮蔽用の方向性磁性を有する帯状の磁
性鋼板よりなるシールド板を複数枚巻装していることを
特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明では、まずコイルに電流を流すと、トロ
イダル・トランスの表裏面から側面にわたる縦方向に漏
れ磁束が生じるが、この縦方向の漏れ磁束はトロイダル
・トランスの軸心を中心として放射状に生じる。
イダル・トランスの表裏面から側面にわたる縦方向に漏
れ磁束が生じるが、この縦方向の漏れ磁束はトロイダル
・トランスの軸心を中心として放射状に生じる。
【０００９】そして、放射状に生じた縦方向の漏れ磁束
は、その放射方向に対応した方向でトロイダル・トラン
スに巻装された帯状のシールド板により効果的に吸収さ
れるため、縦方向の漏れ磁束に対して高い遮蔽効果が発
揮される。
は、その放射方向に対応した方向でトロイダル・トラン
スに巻装された帯状のシールド板により効果的に吸収さ
れるため、縦方向の漏れ磁束に対して高い遮蔽効果が発
揮される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１１】図１は、本発明の一実施例に係るトロイダ
ル・トランスの磁気遮蔽構造を示した正面斜視図であ
り、図２はこの構造を分解して示した分解図である。
ル・トランスの磁気遮蔽構造を示した正面斜視図であ
り、図２はこの構造を分解して示した分解図である。
【００１２】図１に示すようにこの実施例では、全体が
円筒状を呈するトロイダル・トランス１の表裏面１ａ、
１ｂから側面１ｃにわたる縦方向に、磁気遮蔽用の複数
枚のシールド板２ａ〜２ｄが巻装されている。
円筒状を呈するトロイダル・トランス１の表裏面１ａ、
１ｂから側面１ｃにわたる縦方向に、磁気遮蔽用の複数
枚のシールド板２ａ〜２ｄが巻装されている。
【００１３】トロイダル・トランス１は、図１及び図２
に示されないが断面略方形状で、かつリング状のコアを
内部に備えており、このコア全体にコイル３を多数回巻
き付けて形成された中空状のコイル本体４から構成され
ている。さらにコイル本体４の表裏面及び側面は、コイ
ル３とシールド板２ａ〜２ｄとを絶縁するためにそれぞ
れディスク状の絶縁部材５ａ、５ｂ及び円筒状の絶縁部
材５ｃにより包囲されている。なお、図２ではコイル本
体４を示すために表面側の絶縁部材５ａが省略されてい
る。
に示されないが断面略方形状で、かつリング状のコアを
内部に備えており、このコア全体にコイル３を多数回巻
き付けて形成された中空状のコイル本体４から構成され
ている。さらにコイル本体４の表裏面及び側面は、コイ
ル３とシールド板２ａ〜２ｄとを絶縁するためにそれぞ
れディスク状の絶縁部材５ａ、５ｂ及び円筒状の絶縁部
材５ｃにより包囲されている。なお、図２ではコイル本
体４を示すために表面側の絶縁部材５ａが省略されてい
る。
【００１４】さらに、トロイダル・トランス１では、コ
イル本体４に一次電流を導くための一次用リード線６、
６が絶縁部材５ａ、５ｃのすきまから外方に引き出され
ているとともに、同様にコイル本体４から二次電流を導
くための二次用リード線７、７、７が絶縁部材５ａ、５
ｃのすきまから外方に引き出されている。
イル本体４に一次電流を導くための一次用リード線６、
６が絶縁部材５ａ、５ｃのすきまから外方に引き出され
ているとともに、同様にコイル本体４から二次電流を導
くための二次用リード線７、７、７が絶縁部材５ａ、５
ｃのすきまから外方に引き出されている。
【００１５】シールド板２ａ〜２ｄそれぞれは、磁性材
により帯状に形成されているとともに、トロイダル・ト
ランス１の径方向に沿いながら縦方向に巻装されるため
にその四ヶ所が屈曲されている。
により帯状に形成されているとともに、トロイダル・ト
ランス１の径方向に沿いながら縦方向に巻装されるため
にその四ヶ所が屈曲されている。
【００１６】さらに、シールド板２ａ〜２ｄは、図２に
示すように１組がほぼ直角に交差するような状態をとり
つつトロイダル・トランス１の縦方向に巻装される。
示すように１組がほぼ直角に交差するような状態をとり
つつトロイダル・トランス１の縦方向に巻装される。
【００１７】なお、帯状のシールド板２ａ〜２ｄは、長
さ方向を圧延方向として形成された冷間圧延珪素鋼板が
好適である。
さ方向を圧延方向として形成された冷間圧延珪素鋼板が
好適である。
【００１８】以上の構成からなるトロイダル・トランス
の磁気遮蔽構造では、一次用リード線６、６を介してコ
イル本体１２に一次電流を導くと、電磁誘導によりコイ
ル３に二次電流が誘起されて二次用リード線７、７、７
から高圧の電流が取り出されるが、この際、コイル本体
４の表裏面から側面にわたる縦方向と、コイル本体４の
側面周りの横方向に漏れ磁束が生じる。
の磁気遮蔽構造では、一次用リード線６、６を介してコ
イル本体１２に一次電流を導くと、電磁誘導によりコイ
ル３に二次電流が誘起されて二次用リード線７、７、７
から高圧の電流が取り出されるが、この際、コイル本体
４の表裏面から側面にわたる縦方向と、コイル本体４の
側面周りの横方向に漏れ磁束が生じる。
【００１９】そして、特に縦方向の漏れ磁束はコイル本
体４の軸心を中心とした３６０°全方向に放射状に生じ
るが、この放射方向に対応した方向でトロイダル・トラ
ンス１に巻装された帯状のシールド板２ａ〜２ｄが縦方
向の漏れ磁束を効果的に吸収する。
体４の軸心を中心とした３６０°全方向に放射状に生じ
るが、この放射方向に対応した方向でトロイダル・トラ
ンス１に巻装された帯状のシールド板２ａ〜２ｄが縦方
向の漏れ磁束を効果的に吸収する。
【００２０】例えば、帯状のシールド板２ａ〜２ｄが長
さ方向を圧延方向とする冷間圧延珪素鋼板である場合、
透磁率の高い圧延方向に沿って縦方向の漏れ磁束が生じ
ることとなるため、漏れ磁束のシールド板２ａ〜２ｄに
よる吸収効果はさらに顕著に発揮される。
さ方向を圧延方向とする冷間圧延珪素鋼板である場合、
透磁率の高い圧延方向に沿って縦方向の漏れ磁束が生じ
ることとなるため、漏れ磁束のシールド板２ａ〜２ｄに
よる吸収効果はさらに顕著に発揮される。
【００２１】次に、本発明に係るトロイダル・トランス
の磁気遮蔽構造と従来の磁気遮蔽構造とにより縦方向の
磁気遮蔽効果を比較した実験結果を図３及び図４に基づ
いて説明する。
の磁気遮蔽構造と従来の磁気遮蔽構造とにより縦方向の
磁気遮蔽効果を比較した実験結果を図３及び図４に基づ
いて説明する。
【００２２】（ａ）実験対象； １．本発明に係るトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 トロイダル・トランスに６枚のシールド板を巻装した構
造であり、さらにこの構造を図３に示すような磁性材か
らなるケーシング１０に収納したもの。 ２．従来のトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 図５に示すような構造とほぼ同一であるが、四層構造と
したもの。なお、トロイダル・トランスは本発明の場合
と同一のものを使用する。 （ｂ）実験方法；図３に示すように、ケーシング１０に
収納されたトロイダル・トランスの縦方向に、半径１０
０ｍｍをもって描かれる円周１１があり、この円周１１
上にサーチコイル１２を配置して磁気を測定する方法で
ある。サーチコイル１２は測定した磁気の強さを電圧に
変換して出力する装置であり、図中０°で示されたポイ
ントをＰ1 として、このＰ1 から３０°間隔に位置する
Ｐ2 〜Ｐ12までを加えた合計１２カ所を測定ポイントＰ
1 〜Ｐ12とする。
造であり、さらにこの構造を図３に示すような磁性材か
らなるケーシング１０に収納したもの。 ２．従来のトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 図５に示すような構造とほぼ同一であるが、四層構造と
したもの。なお、トロイダル・トランスは本発明の場合
と同一のものを使用する。 （ｂ）実験方法；図３に示すように、ケーシング１０に
収納されたトロイダル・トランスの縦方向に、半径１０
０ｍｍをもって描かれる円周１１があり、この円周１１
上にサーチコイル１２を配置して磁気を測定する方法で
ある。サーチコイル１２は測定した磁気の強さを電圧に
変換して出力する装置であり、図中０°で示されたポイ
ントをＰ1 として、このＰ1 から３０°間隔に位置する
Ｐ2 〜Ｐ12までを加えた合計１２カ所を測定ポイントＰ
1 〜Ｐ12とする。
【００２３】（ｃ）実験結果；図４の極座標に示すよう
に、本発明の場合に対して測定された磁気の強さが実
線、また従来の場合に対して測定された磁気の強さが磁
線で示されており、このグラフから明らかなように全て
の測定ポイントＰ1 〜Ｐ12における磁気の強さが本発明
では従来よりも著しく抑制されている。
に、本発明の場合に対して測定された磁気の強さが実
線、また従来の場合に対して測定された磁気の強さが磁
線で示されており、このグラフから明らかなように全て
の測定ポイントＰ1 〜Ｐ12における磁気の強さが本発明
では従来よりも著しく抑制されている。
【００２４】例えば、測定ポイントＰ9 では、本発明の
場合に測定された磁気の強さが電圧換算により約２ｍＶ
と示されているが、従来の場合では約８ｍＶもあり、７
５％も磁気の強さが減少している。
場合に測定された磁気の強さが電圧換算により約２ｍＶ
と示されているが、従来の場合では約８ｍＶもあり、７
５％も磁気の強さが減少している。
【００２５】また、最も減少率の悪い測定ポイントＰ1
でも、従来の場合では磁気の強さが約８ｍＶもあるが本
発明では約４．５ｍＶまで減少されており、５０％近く
の減少率が示されている。
でも、従来の場合では磁気の強さが約８ｍＶもあるが本
発明では約４．５ｍＶまで減少されており、５０％近く
の減少率が示されている。
【００２６】したがって、以上の実験からも明らかなよ
うに、本発明に係るトロイダル・トランスの磁気遮蔽構
造によれば、トロイダル・トランスの縦方向に生じる漏
れ磁束は、この縦方向に対応した方向をもってトロイダ
ル・トランスに巻装された帯状のシールド板に効果的に
吸収されるので、トロイダル・トランスの縦方向に生じ
る漏れ磁束の遮蔽効果は従来の磁気遮蔽効果に比べ著し
く向上される。
うに、本発明に係るトロイダル・トランスの磁気遮蔽構
造によれば、トロイダル・トランスの縦方向に生じる漏
れ磁束は、この縦方向に対応した方向をもってトロイダ
ル・トランスに巻装された帯状のシールド板に効果的に
吸収されるので、トロイダル・トランスの縦方向に生じ
る漏れ磁束の遮蔽効果は従来の磁気遮蔽効果に比べ著し
く向上される。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、トロイダル・トランスに複数枚巻装された帯
状のシールド板は、それぞれトロイダル・トランスから
縦方向に生じる漏れ磁束と対応するように巻装されてい
るので、縦方向の漏れ磁束は帯状のシールド板に沿いつ
つ効果的に吸収されることとなり、縦方向の漏れ磁束に
対して高い磁気遮蔽効果が発揮される。
によれば、トロイダル・トランスに複数枚巻装された帯
状のシールド板は、それぞれトロイダル・トランスから
縦方向に生じる漏れ磁束と対応するように巻装されてい
るので、縦方向の漏れ磁束は帯状のシールド板に沿いつ
つ効果的に吸収されることとなり、縦方向の漏れ磁束に
対して高い磁気遮蔽効果が発揮される。
【図１】本発明の一実施例に係るトロイダル・トランス
の磁気遮蔽構造を示した正面斜視図。
の磁気遮蔽構造を示した正面斜視図。
【図２】図１に示した構造を分解して示した分解図。
【図３】磁気遮蔽効果の実験方法を説明するために示し
た説明図。
た説明図。
【図４】本発明に係るトロイダル・トランスの磁気遮蔽
構造及び従来の磁気遮蔽構造による磁気遮蔽効果を比較
して示したグラフ。
構造及び従来の磁気遮蔽構造による磁気遮蔽効果を比較
して示したグラフ。
【図５】従来のトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造を
示した正面斜視図。
示した正面斜視図。
１ トロイダル・トランス ２ａ〜２ｄ シールド板 ３ コイル ４ コイル本体 ５ａ〜５ｃ 絶縁部材 １０ ケーシング １２ サーチコイル ２０ コイル本体 ２１〜２３ 磁気シールド板
Claims (1)
- 【請求項１】 リング状のコアにコイルを巻き付けてな
るトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造において、 リング状のコアに絶縁部材を介してコイルを巻き付ける
とともに、 トロイダル・トランスの表裏面から側面にわ
たる縦方向に、磁気遮蔽用の方向性磁性を有する帯状の
磁性鋼板よりなるシールド板を複数枚巻装していること
を特徴とするトロイダル・トランスの磁気遮蔽構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161204A JPH0746664B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | トロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161204A JPH0746664B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | トロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065426A JPH065426A (ja) | 1994-01-14 |
| JPH0746664B2 true JPH0746664B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15730579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161204A Expired - Fee Related JPH0746664B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | トロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746664B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU720276B2 (en) * | 1996-09-16 | 2000-05-25 | Pdl Electronics Limited | Improvements relating to inductive assemblies in electronic circuits |
| KR20010028537A (ko) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | 함상천 | 자계실드장치 |
| JP2002057047A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-22 | Minebea Co Ltd | コモンモードチョークコイル |
| US20210210281A1 (en) * | 2019-07-24 | 2021-07-08 | Rockwell Collins, Inc. | Coupled Output Inductor and System |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5493427A (en) * | 1977-12-30 | 1979-07-24 | Shin Kobe Electric Machinery | Method of producing cathode plate for lead storage battery |
| JPS5615839U (ja) * | 1979-07-16 | 1981-02-10 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161204A patent/JPH0746664B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH065426A (ja) | 1994-01-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10410778B2 (en) | Magnetic circuit component | |
| GB2025148A (en) | Electrical transformers and reactors | |
| KR101198031B1 (ko) | 다중의 독립형 자장공간을 가지는 전자장 차폐 변압기 | |
| JPH0746664B2 (ja) | トロイダル・トランスの磁気遮蔽構造 | |
| US5075663A (en) | Noise-shielded transformer | |
| US4042900A (en) | Electrostatic shielding of disc windings | |
| JPS58212110A (ja) | 電磁誘導機器 | |
| JPS5941297B2 (ja) | 電源トランス | |
| US3290634A (en) | Magnetically shielded transformer | |
| KR101838274B1 (ko) | 표류부하손실을 저감하는 변압기 | |
| JPH02148811A (ja) | 静止誘導電器 | |
| GB1142598A (en) | High voltage coil | |
| JP4371307B2 (ja) | 零相変流器 | |
| KR0173815B1 (ko) | 유도차폐형 고내압 통신용 변압기 | |
| JPH07220942A (ja) | 変圧器の巻鉄心 | |
| JPH04230010A (ja) | 変成器 | |
| JP3327460B2 (ja) | 変流器 | |
| JPH0534090Y2 (ja) | ||
| JPH0364009A (ja) | ノイズ阻止トランス | |
| JP2009021281A (ja) | 巻鉄心形静止誘導器 | |
| JPH0129781Y2 (ja) | ||
| JPH0246020Y2 (ja) | ||
| JP2000068139A (ja) | 零相変流器 | |
| JPS5932103Y2 (ja) | 絶縁変圧器 | |
| JPH0325384Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951106 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517 Year of fee payment: 16 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517 Year of fee payment: 17 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |