JPH0736535B2 - 誘導遮蔽線輪 - Google Patents
誘導遮蔽線輪Info
- Publication number
- JPH0736535B2 JPH0736535B2 JP60189025A JP18902585A JPH0736535B2 JP H0736535 B2 JPH0736535 B2 JP H0736535B2 JP 60189025 A JP60189025 A JP 60189025A JP 18902585 A JP18902585 A JP 18902585A JP H0736535 B2 JPH0736535 B2 JP H0736535B2
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- Japan
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- cable
- cables
- shielded
- small
- pairs
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信ケーブル等における誘導障害を防止する
ための誘導遮蔽線輪に関する。
ための誘導遮蔽線輪に関する。
(従来の技術) 従来より、送電線の地絡事故等による起誘導電流に起因
して、通信ケーブル等に過大な電圧が誘導されることが
知られている。かかる誘導起電力は、ケーブルに触れて
いる人を死傷させたり、またケーブルに接続されている
通信機器の絶縁破壊を招来するおそれがあるため、これ
らを予防するために従来から種々の対策が提案されてい
る。
して、通信ケーブル等に過大な電圧が誘導されることが
知られている。かかる誘導起電力は、ケーブルに触れて
いる人を死傷させたり、またケーブルに接続されている
通信機器の絶縁破壊を招来するおそれがあるため、これ
らを予防するために従来から種々の対策が提案されてい
る。
例えば、その一つとして特許第753849号に示されるよう
な誘導遮蔽線輪を挙げることができる。この誘導遮蔽線
輪は、第4図に示す如く鉄心11の脚部12に1本のケーブ
ル13を巻装して構成されており、ケーブル13自体は心線
14と、絶縁層15を介して被装された金属シースや金属テ
ープ等の金属遮蔽層16および再外装の絶縁層17とからな
るものである。
な誘導遮蔽線輪を挙げることができる。この誘導遮蔽線
輪は、第4図に示す如く鉄心11の脚部12に1本のケーブ
ル13を巻装して構成されており、ケーブル13自体は心線
14と、絶縁層15を介して被装された金属シースや金属テ
ープ等の金属遮蔽層16および再外装の絶縁層17とからな
るものである。
そしてこの誘導遮蔽線輪は、誘導障害を防止されるべき
通信ケーブルの如き被遮蔽ケーブル(図示せず)の端末
または途中に挿入され、被遮蔽ケーブルの心線を前記心
線14に直列に接続すると共に、被遮蔽ケーブルの金属シ
ース等を前記金属遮蔽層16に直列に接続して用いられる
もので、被遮蔽ケーブルに発生した誘導起電力によって
金属シース、金属遮蔽層16および接地からなる閉回路に
電流が流れた際に、金属遮蔽層16を1次巻線、ケーブル
13の心線14を2次巻線とするトランス作用によって心線
14側に電圧を誘起させ、この電圧が被遮蔽ケーブルの誘
導起電力に対して逆極性になることを利用して誘導起電
力を減少させ、もって遮蔽作用を行わせるものである。
通信ケーブルの如き被遮蔽ケーブル(図示せず)の端末
または途中に挿入され、被遮蔽ケーブルの心線を前記心
線14に直列に接続すると共に、被遮蔽ケーブルの金属シ
ース等を前記金属遮蔽層16に直列に接続して用いられる
もので、被遮蔽ケーブルに発生した誘導起電力によって
金属シース、金属遮蔽層16および接地からなる閉回路に
電流が流れた際に、金属遮蔽層16を1次巻線、ケーブル
13の心線14を2次巻線とするトランス作用によって心線
14側に電圧を誘起させ、この電圧が被遮蔽ケーブルの誘
導起電力に対して逆極性になることを利用して誘導起電
力を減少させ、もって遮蔽作用を行わせるものである。
(発明が解決しようとする問題点) ここで、被遮蔽ケーブルが多対のものであれば、誘導遮
蔽線輪のケーブル13もこれに対応させて多対化する必要
があるが、一般にケーブルの曲げ半径はケーブルの外径
の6倍は必要とされているため、ケーブル13が多対にな
ってその外径が大きくなるとこのケーブル13を鉄心11に
巻装した際の巻き直径も大きくなり、鉄心11の大型化お
よび重量の増加とも相まって誘導遮蔽線輪全体が大型
化、重量化してコストが上昇し、更に設置スペースの増
大や保管、運搬コストの増大ならびに取り扱いの煩雑化
を招くという欠点があった。
蔽線輪のケーブル13もこれに対応させて多対化する必要
があるが、一般にケーブルの曲げ半径はケーブルの外径
の6倍は必要とされているため、ケーブル13が多対にな
ってその外径が大きくなるとこのケーブル13を鉄心11に
巻装した際の巻き直径も大きくなり、鉄心11の大型化お
よび重量の増加とも相まって誘導遮蔽線輪全体が大型
化、重量化してコストが上昇し、更に設置スペースの増
大や保管、運搬コストの増大ならびに取り扱いの煩雑化
を招くという欠点があった。
すなわち、第5図に示すようにこの誘導遮蔽線輪を外鉄
形の変圧器として構成する場合、例えば心線径0.65mmで
400対の市内ケーブルの如きケーブル13′においてはそ
の外径が約52mmであるため、ケーブル13′の曲げ半径は
最小312mmとなり、鉄心11′に50回巻装した状態での巻
き直径は、内側でl1′=625mm,外側でl2′=999mmにも
達する。また、この時の鉄心11′の外側脚部12′の幅を
100mmとすれば、鉄心11′をも含めたい誘導遮蔽線輪全
体の幅はl3′=1199mmとなり、かなり大きなものとな
る。
形の変圧器として構成する場合、例えば心線径0.65mmで
400対の市内ケーブルの如きケーブル13′においてはそ
の外径が約52mmであるため、ケーブル13′の曲げ半径は
最小312mmとなり、鉄心11′に50回巻装した状態での巻
き直径は、内側でl1′=625mm,外側でl2′=999mmにも
達する。また、この時の鉄心11′の外側脚部12′の幅を
100mmとすれば、鉄心11′をも含めたい誘導遮蔽線輪全
体の幅はl3′=1199mmとなり、かなり大きなものとな
る。
本発明は上記の問題点を解決するべく提案されたもの
で、その目的とするところは、巻装するべきケーブルを
1本でなく被遮蔽ケーブルの対数に総計で一致するよう
な複数本の少対ケーブルに分割してこれらの少対ケーブ
ルを鉄心に並列に巻装することにより、少対ケーブルが
少径でその曲げ半径が比較的小さいことを利用して全体
の小型・軽量化を図り、設置スペースや保管・運搬コス
トの減少、更には取り扱いの容易化を可能にした誘導遮
蔽線輪を提供することにある。
で、その目的とするところは、巻装するべきケーブルを
1本でなく被遮蔽ケーブルの対数に総計で一致するよう
な複数本の少対ケーブルに分割してこれらの少対ケーブ
ルを鉄心に並列に巻装することにより、少対ケーブルが
少径でその曲げ半径が比較的小さいことを利用して全体
の小型・軽量化を図り、設置スペースや保管・運搬コス
トの減少、更には取り扱いの容易化を可能にした誘導遮
蔽線輪を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、誘導障害を防止さ
れるべき被遮蔽ケーブルに心線がそれぞれ接続され、か
つ総対数が前記被遮蔽ケーブルの対数以上になるような
対数を保有した複数本の少対ケーブルを鉄心に巻装する
と共に、これらの少対ケーブルの前記心線を2次巻線と
する変圧器の1次巻線としての導体を備えたことをその
要旨とするものである。
れるべき被遮蔽ケーブルに心線がそれぞれ接続され、か
つ総対数が前記被遮蔽ケーブルの対数以上になるような
対数を保有した複数本の少対ケーブルを鉄心に巻装する
と共に、これらの少対ケーブルの前記心線を2次巻線と
する変圧器の1次巻線としての導体を備えたことをその
要旨とするものである。
(作用) すなわち本発明においては、被遮蔽ケーブルに対応する
所要対数のケーブルを一本のケーブルによって構成する
のではなく、総対数が前記所要対数以上になるような複
数本の少対ケーブルに分割してこれらを鉄心に並列に巻
装するものとして、少対ケーブルにおいてはその外径が
比較的小さいことによってケーブルの曲げ半径ひいては
巻き直径が小さくなることに着目して巻線状態のケーブ
ルおよび鉄心の小型化を図ると共に、誘導遮蔽線輪全体
の小型・軽量化を可能にしたものである。
所要対数のケーブルを一本のケーブルによって構成する
のではなく、総対数が前記所要対数以上になるような複
数本の少対ケーブルに分割してこれらを鉄心に並列に巻
装するものとして、少対ケーブルにおいてはその外径が
比較的小さいことによってケーブルの曲げ半径ひいては
巻き直径が小さくなることに着目して巻線状態のケーブ
ルおよび鉄心の小型化を図ると共に、誘導遮蔽線輪全体
の小型・軽量化を可能にしたものである。
同時に、少対ケーブルの各々に付設される金属シース等
の遮蔽体または別個に設けられた絶縁線等の導体と、前
記少対ケーブルの心線とによるトランス作用により、従
来と同様に被遮蔽ケーブルの誘導起電力を低減せしめて
所期の遮蔽作用を行わせるものである。
の遮蔽体または別個に設けられた絶縁線等の導体と、前
記少対ケーブルの心線とによるトランス作用により、従
来と同様に被遮蔽ケーブルの誘導起電力を低減せしめて
所期の遮蔽作用を行わせるものである。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。第1図
は本発明における誘導遮蔽線輪の概略を示しており、図
において1は鉄心、2は鉄心1の中央脚部1aに巻装され
る複数本の通信ケーブルの如き少対ケーブルを示してい
る。本発明においては、この誘導遮蔽線輪が挿入される
後述の通信ケーブル等の被遮蔽ケーブル3(第3図参
照)の対数を適宜分割し、複数の少対ケーブル2の総対
数が前記被遮蔽ケーブル3の対数に一致するように構成
されている。例えば、前述の例と同様に被遮蔽ケーブル
3が400対であるとし、これに直列に接続される少対ケ
ーブル2を心線が0.62mmで100対のケーブル4本にて構
成するとすれば、この少対ケーブルの個々の外径は約28
mmであるため許容曲げ半径は168mmとなり、鉄心1にそ
れぞれ50回巻装した状態での巻き直径は内側でl1=336m
m,外側でl2=732mmとなる。また、鉄心1の外側脚部1b
の幅を従来と同様に100mmとすれば、鉄心1をも含めた
誘導遮蔽線輪全体の幅はl3=932mmとなる。従って400対
のケーブルを1本使用した場合に比べて幅、奥行共に26
7mm小さくすることができる。
は本発明における誘導遮蔽線輪の概略を示しており、図
において1は鉄心、2は鉄心1の中央脚部1aに巻装され
る複数本の通信ケーブルの如き少対ケーブルを示してい
る。本発明においては、この誘導遮蔽線輪が挿入される
後述の通信ケーブル等の被遮蔽ケーブル3(第3図参
照)の対数を適宜分割し、複数の少対ケーブル2の総対
数が前記被遮蔽ケーブル3の対数に一致するように構成
されている。例えば、前述の例と同様に被遮蔽ケーブル
3が400対であるとし、これに直列に接続される少対ケ
ーブル2を心線が0.62mmで100対のケーブル4本にて構
成するとすれば、この少対ケーブルの個々の外径は約28
mmであるため許容曲げ半径は168mmとなり、鉄心1にそ
れぞれ50回巻装した状態での巻き直径は内側でl1=336m
m,外側でl2=732mmとなる。また、鉄心1の外側脚部1b
の幅を従来と同様に100mmとすれば、鉄心1をも含めた
誘導遮蔽線輪全体の幅はl3=932mmとなる。従って400対
のケーブルを1本使用した場合に比べて幅、奥行共に26
7mm小さくすることができる。
なお、少対ケーブル2を第2図に示すように整列巻きし
た場合、これを全体で200回かつ8層に巻いた時の高さ
は726mm、巻厚は197.7mmとなる。一方、従来のように40
0対のケーブルを1本使用した場合には、全体で50回か
つ4層に巻いた時の高さは676mm、巻厚は187.1mmとな
る。すなわち、巻線状の少対ケーブル2の方が高さおよ
び巻厚共に若干増加するが、巻厚の増加分は巻き直径の
減少分によって完全に吸収されており、この実施例では
巻き高さが若干増えているに過ぎず、誘導遮蔽線輪全体
から見れば組立寸法を大幅に減少させることができる。
た場合、これを全体で200回かつ8層に巻いた時の高さ
は726mm、巻厚は197.7mmとなる。一方、従来のように40
0対のケーブルを1本使用した場合には、全体で50回か
つ4層に巻いた時の高さは676mm、巻厚は187.1mmとな
る。すなわち、巻線状の少対ケーブル2の方が高さおよ
び巻厚共に若干増加するが、巻厚の増加分は巻き直径の
減少分によって完全に吸収されており、この実施例では
巻き高さが若干増えているに過ぎず、誘導遮蔽線輪全体
から見れば組立寸法を大幅に減少させることができる。
更に、巻き直径の平均値は、400対のケーブルでは812m
m、この実施例では534mmとなり、50回巻いた場合のケー
ブルの長さは前者で127.5m、後者で83.9mとなってその
長さの比は、400対のケーブルに対しこの実施例では65.
8%となる。従って、この誘導遮蔽線輪を挿入すること
による損失は、従来例に比べて約66%に低減させること
ができ、漏話等の減少にも寄与することができるもので
ある。また、所要ケーブルの重量は、400対のケーブル
では427kgであるが、この実施例では312kgと軽量化さ
れ、鉄心および補強材料等を含めれば全体の重量を従来
の1/2ないし2/3にすることができる。このため、小型化
による設置スペースの減少ばかりでなく、軽量化によっ
て保管や運搬が容易となり、これらに要するコストの低
減も可能である。
m、この実施例では534mmとなり、50回巻いた場合のケー
ブルの長さは前者で127.5m、後者で83.9mとなってその
長さの比は、400対のケーブルに対しこの実施例では65.
8%となる。従って、この誘導遮蔽線輪を挿入すること
による損失は、従来例に比べて約66%に低減させること
ができ、漏話等の減少にも寄与することができるもので
ある。また、所要ケーブルの重量は、400対のケーブル
では427kgであるが、この実施例では312kgと軽量化さ
れ、鉄心および補強材料等を含めれば全体の重量を従来
の1/2ないし2/3にすることができる。このため、小型化
による設置スペースの減少ばかりでなく、軽量化によっ
て保管や運搬が容易となり、これらに要するコストの低
減も可能である。
なお、この実施例においては、個々に金属シースや金属
テープ等の遮蔽体を内蔵した少対ケーブル2を用いる
か、あるいは少対ケーブル2には金属シース等を有しな
いものを使用し、別途に形成した絶縁線等の導体2aを少
対ケーブル2に添設することを予定している。
テープ等の遮蔽体を内蔵した少対ケーブル2を用いる
か、あるいは少対ケーブル2には金属シース等を有しな
いものを使用し、別途に形成した絶縁線等の導体2aを少
対ケーブル2に添設することを予定している。
そして、第3図に示すように、これらの遮蔽体または絶
縁線等の導体2aを通信ケーブル等の被遮蔽ケーブル3の
金属シース3a等に接続すると共に、鉄心1に対して並列
に巻装された4本の少対ケーブル2の多数の心線2bを被
遮蔽ケーブル3の心線3bにそれぞれ接続し、導体2aを変
圧器の1次巻線とし、他方、少対ケーブル2の心線2bを
2次巻線として作用させ、従来のように被遮蔽ケーブル
3に発生した誘導起電力によって導体2aを流れる電流に
より少対ケーブル2の心線2bに所定の電圧を誘起させ、
この電圧によって被遮蔽ケーブル3の誘導起電力を打ち
消すことにより、被遮蔽ケーブル3の誘導障害を防止す
るものである。
縁線等の導体2aを通信ケーブル等の被遮蔽ケーブル3の
金属シース3a等に接続すると共に、鉄心1に対して並列
に巻装された4本の少対ケーブル2の多数の心線2bを被
遮蔽ケーブル3の心線3bにそれぞれ接続し、導体2aを変
圧器の1次巻線とし、他方、少対ケーブル2の心線2bを
2次巻線として作用させ、従来のように被遮蔽ケーブル
3に発生した誘導起電力によって導体2aを流れる電流に
より少対ケーブル2の心線2bに所定の電圧を誘起させ、
この電圧によって被遮蔽ケーブル3の誘導起電力を打ち
消すことにより、被遮蔽ケーブル3の誘導障害を防止す
るものである。
また、上述の実施例においては、400対の被遮蔽ケーブ
ル3に対して100対の少対ケーブル2を4本使用する場
合について説明したが、この他に50対の少対ケーブルを
8本使用する等、その態様を任意に選択できることは言
うまでもない。
ル3に対して100対の少対ケーブル2を4本使用する場
合について説明したが、この他に50対の少対ケーブルを
8本使用する等、その態様を任意に選択できることは言
うまでもない。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、比較的小径の少対
ケーブルを使用することによって巻線状態のケーブルお
よび鉄心、ひいては誘導遮蔽線輪全体の小型・軽量化を
図ることができ、設置スペースや製造・保管・運搬コス
トの減少が可能であると共に、設置作業や運搬作業の際
の取り扱いが容易になり、これらの作業性を向上させる
ことができる等の効果を有する。
ケーブルを使用することによって巻線状態のケーブルお
よび鉄心、ひいては誘導遮蔽線輪全体の小型・軽量化を
図ることができ、設置スペースや製造・保管・運搬コス
トの減少が可能であると共に、設置作業や運搬作業の際
の取り扱いが容易になり、これらの作業性を向上させる
ことができる等の効果を有する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図(イ)は中央断面図、同(ロ)は正面図、第2図
は要部説明図、第3図は使用状態を示す説明図、第4図
は従来の誘導遮蔽線輪を示す斜視図、第5図(イ)は他
の従来例を示す中央断面図、同(ロ)は正面図である。 1……鉄心、1a……中央脚部、1b……外側脚部、2……
少対ケーブル、2a……導体、2b……心線、3……被遮蔽
ケーブル、3a……金属シース、3b……心線
第1図(イ)は中央断面図、同(ロ)は正面図、第2図
は要部説明図、第3図は使用状態を示す説明図、第4図
は従来の誘導遮蔽線輪を示す斜視図、第5図(イ)は他
の従来例を示す中央断面図、同(ロ)は正面図である。 1……鉄心、1a……中央脚部、1b……外側脚部、2……
少対ケーブル、2a……導体、2b……心線、3……被遮蔽
ケーブル、3a……金属シース、3b……心線
Claims (1)
- 【請求項1】誘導障害を防止されるべき被遮蔽ケーブル
に心線がそれぞれ接続され、かつ総対数が前記被遮蔽ケ
ーブルの対数以上になるような対数を保有した複数本の
少対ケーブルを鉄心に巻装すると共に、これらの少対ケ
ーブルの前記心線を2次巻線とする変圧器の1次巻線と
しての導体を備えたことを特徴とする誘導遮蔽線輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189025A JPH0736535B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 誘導遮蔽線輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189025A JPH0736535B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 誘導遮蔽線輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248815A JPS6248815A (ja) | 1987-03-03 |
JPH0736535B2 true JPH0736535B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=16234037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60189025A Expired - Fee Related JPH0736535B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 誘導遮蔽線輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736535B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114709025B (zh) * | 2022-03-29 | 2024-03-22 | 中铁电气化局集团有限公司 | 一种轨道交通信息传输电缆屏蔽保护方法及系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3705365A (en) * | 1971-02-11 | 1972-12-05 | Westinghouse Electric Corp | Common mode noise cancellation system |
JPS5427098B2 (ja) * | 1972-09-11 | 1979-09-07 |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP60189025A patent/JPH0736535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248815A (ja) | 1987-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |