JPS6248770A - エマルシヨン樹脂組成物 - Google Patents

エマルシヨン樹脂組成物

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JPS6248770A
JPS6248770A JP18774485A JP18774485A JPS6248770A JP S6248770 A JPS6248770 A JP S6248770A JP 18774485 A JP18774485 A JP 18774485A JP 18774485 A JP18774485 A JP 18774485A JP S6248770 A JPS6248770 A JP S6248770A
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alkyd resin
resin
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Yosei Nakayama
雍晴 中山
Tetsuo Aihara
哲夫 相原
Koichi Umeyama
公一 梅山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエマルション組成に関し、さらに詳しくは、貯
蔵安定性にすぐれ、かつ着色の少ない塗膜を形成しうる
酸化硬化型のエマルション樹1旨組成物に関するもので
ある。
近年水溶性アルキド樹脂をビヒクル成分とする水溶性塗
料は、無公害、低コスト、塗装が谷易なこと及び火災の
危険性が少ないこと等の理由てより工業用塗料として多
く用いられている。しかしながら、従来の水溶性アルキ
ド樹脂はアルキド樹脂の水溶化に必要な酸を導入する方
法として、無水トリメリット酸、無水フタル酸等を利用
して)・−7エステル化する方法が一般的に行なわれて
いる。かくして得られる水溶性アルキド樹脂は、それ自
体着色が少なくかつ最終的に得られる塗膜の着色も少な
く白色の塗膜を形成するものであるが、該樹脂の水溶化
物はアシキメリック効果によって、容易に加水分解され
、不溶化するため貯蔵安定性が悪い。又水溶性アルキド
樹脂の主鎖もエステル結合を有しているので水及び中和
剤で加水分解され、該樹脂の主鎖が切断されるなめ貯蔵
安定性に劣る欠点がある。
これらの欠点を改良する試みとして、アルキド樹脂をマ
レイン化することによって酸を導入する方法がありその
結合は、炭素−炭素結合からなり、水及び中和剤に対し
て安定で!F[安定性に優れるものである、しかしなが
ら、肢アルキド樹脂は一般にマレイン化反応が容易なこ
との理由により分子中に3個の非共役二重結合を有する
リルシ酸を多く含むアマニ油脂肪酸が使用されている。
しかしながら得られ念マレイン化アルキド樹脂は着色し
、最終的に得られる塗膜も着色する欠点がある。又該着
色をおさ、える定めに該アマニ油脂肪酸の配合量を減少
し念ものは得られるエマルションの貯蔵安定性が悪くな
り、両者の欠点を満足させることは鰍かしくその用途(
特に般用塗料)が制限され貯蔵安定性にすぐれ、かつ着
色の少ない塗膜を形成し得るエマルション樹脂組成物の
開発が強く要望されている。
本発明者等け、前記欠点を有さないエマルション樹脂組
成物を提供することを目的として鋭意研究を重ねた結果
、リノレン酸を比較的多く含有する(半)を性油脂肪酸
で変性され念アルキド樹脂のマレイシ化物を水分散性樹
脂さし、かつリノレン酸の含有量の少ない(半)乾性油
脂肪酸で変性され次酸化硬化性に優れるアルキド樹脂と
を組合せ、さらに該樹脂組成物より得られるエマルショ
〉中の有機溶斉1量を少なくするこ七により従来のエマ
ルション組成物と比べて高固形分、低粘度及び貯蔵安定
性に優れ、かつ着色の少ない塗膜を形成するエマルショ
ン樹脂組成物が得られることを見い出し本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明はリノレン酸20〜701i量%で、
かつ共役二重結合を有する脂肪酸5重量%以下含有する
(半)乾性油及び/又はそれらの脂肪酸(以下、このも
のを「(半)乾性油脂肪酸(a)という)35〜70重
量部、多価アルコール5〜35重量部、多塩基酸0〜3
0重量部及び一塩基酸0〜40重量部を縮合して得られ
る反応物をマレイン化し念酸価15〜150のマレイン
化アルキド嘴詣(A)10〜70重竜%と重量ク素価1
00〜180で、かつリル〉酸25重量%以下含有する
(半)乾性油及び/又はそれらの脂肪酸(以下、このも
のを「(半)乾性油脂肪酸(b) Jという)35〜8
0重量部、多価アルコール5〜35重量部、多塩基酸0
〜30重量部及び一塩基酸0〜40重量部を結合反応さ
せたアルキド樹脂(130〜90重情%との混合物もし
くけ反応物(以下、これらのものを「水分散用樹脂J七
いうことがある)を水中に分散して得られるエマルショ
ン組成物に、アルフール系有機溶剤を10重量%以下含
有せしめたことを特徴とするエマルション樹脂組成物に
関する。
本発明で用いるマレイン化アルキド樹脂囚は、(半)乾
性油脂肪酸(a)、多価アルコール及び必要に応じて多
塩基酸、一塩基酸を反応せしめて得られ、さらに無水マ
レイン酸を反応せし°めることにより得られる。
(半)乾性油脂肪酸(a)としては、例えば、アマニ油
、二ノ油及びこれらの脂肪酸等が挙げられる。
前記油又はそれらの脂肪酸は単独で用いることができ、
又該油又はそれらの脂肪酸き下記の油又はそれらの脂肪
酸(以下、これらのものを[(半)乾性油脂肪酸(a’
) Jという。)と組合わせて(半)乾性油脂肪酸(ω
とすることができる。
(半)乾性油脂肪酸(a′)としては、例えば、麻実油
、サフラワー油、大豆油、ゴマ油、ケシ油、ブドウ核部
、トクモロコシ油、ヒマワリ油、綿実油、クルミ油、ゴ
ム種油、キリ油、脱水とマシ油、米ヌカ油及びこれらの
脂肪酸、魚油脂肪酸、トール油脂肪酸及びハイジエン脂
肪酸等が挙げられる。
(半)乾性油脂肪酸(a)中のリルシ酸含有量は、20
〜70重量%、好壕しくけ25〜65重量%の範囲であ
り、該リル〉酸含有量が20重量%未満の場合は、マレ
イン化反応が難かしく、又念とえ該反応が行なわれたき
しても得られたマレイン化反応の貯蔵安定性が劣る。逆
に含有量が70重量%より多い場合は、入手が困難でか
つ高価なものとなる次め経済的に不利である− (半)乾性油脂肪酸(a)中の共役二重結合を有する脂
肪酸含有量は5重量%以下、好ましくは2重量%以下、
さらに好ましくは1重量%以下の範囲であり、含有量が
5重量%より多い場合は、水分散安定性及び貯蔵安定性
等に劣るマレイ〉化アルキド樹脂が多く構成される念め
好ましくない。
(半)乾性油脂肪酸(alの配合量は、35〜70重量
部、好ましくi40〜65重量部の範囲であり、配合量
が35重量部未満の場合はマレイン化反応がおこり難く
、又念とえ該反応が行なわれ九としても水分教化に必要
な水分散性成分が少ない次め水分散性に劣るとともに最
終的に得られる塗膜の硬度も劣る。逆に配合量が70重
量部より多い場合は該樹脂の親油性が強くなりすぎるた
めそれよh得られるエマルションの貯蔵安定性が悪くな
り好ましくない。
多塩基酸きしては、1分子中に2〜6個のカルボキシル
基を有する化合物である。具体的には、たとえばフクル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、テ
トラヒドロ7タル酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン
酸、セパチン酸、アゼライン酸、ハイミック酸、イタコ
ン酸、メチルシクロヘキセントリカルボ〉酸、クロトン
酸、ピロメリット酸およびこれらの無水物等が挙げられ
る。
中でも、フタΦル酸、イソフタル酸、テレフタル酸が好
ましい。
多塩基酸の配合量は、要求される塗膜性能に応じて任意
に変えられるが、一般には約0〜約40重量部の範囲で
用いることができる。
一塩基酸としては、上記した脂肪酸を含まず一般にアル
キド樹脂製造に使用されている化合物である。具体的に
は、た(!−えば、安息香酸、メチル安息香酸、ブチル
安息香酸、P−tert−ブチル安息香酸、ロジン、不
乾性油脂肪酸及び合成脂肪酸等が挙げられる。中でも安
息香酸は低コスト及び塗膜硬度が高くなるので好ましい
一塩基酸の配合量は、要求される塗膜性能に応じて任意
に変えられるが、一般には約0〜約40重量部の範囲で
′用いることができる。
多価アルコールとしては、1分子中に2〜6個の水酸基
を有するアルコールであり、具体的には、念と乏はエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
クリコール、ポリプロピレジグリコール、ブタンジオー
ル、デカンジオール、ジエチレングリコール、ペンタ〉
ジオール、ネオペンチルクリコール ルエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、ソルビトール、1.4シクロへキサンジメタツー
ル、トリシフロブカシジメタノール、ジベンタエリスリ
ト−lし、ジグリセリン、トリグリセリン、トリスイソ
シアヌレート等があげられる。さらに多価アルコール以
外にスチレン−アリルアルコール共重合体及びエポキシ
樹脂等もアルキド樹脂成分に使用することができる。該
多価アルコールは前記の(半)乾性油脂肪酸と併用して
用いることにより樹脂の分子量を調整することができる
多価アルコールの配合量は、貯蔵安定性及び塗膜性能の
観点から5〜35重量部、好ましくは10〜30重量部
゛の範囲である。
上記し之アルキド樹脂成分は単独で、又は2種以上組合
せることができる。
マレイン化アルキド樹脂(A)の製造は、上記し念各成
分をそれ自体公知の合成方法に従って不活性ガス雰囲気
中、約150〜250℃で約3〜10時間、脱水結合反
応を行なう。次に得られ次縮合反応物と無水マレイン酸
の混合物を約150〜約230℃で約1〜約5時間反応
せしめることにより行なうことができる。
マレイン化アルキド樹脂(4)の酸価は15〜150の
範囲、好ましくけ25〜100の範囲である。
酸価が15未満の場合は水分教化が困難となる。
逆に150より多い場合は塗膜の耐水性が損なわれる。
ヤレイシ化アルキド樹脂に)の粘度は、限定されないが
樹脂固形分75重量%ブチルセロソルブ溶液でガードナ
ー粘度計の値がK − z.、 、好ましくはs − 
Zsの範囲である。値がKより小さい場合、水分散は容
易となるが、エマルションの安定性が悪くなり両者のバ
ランスをとることは難かしく、またその塗膜の耐水性も
劣る。逆に値が26より大きい場合は、水分散化が困難
となる。
本発明で用いるアルキド樹脂(aけ、(半)乾性油脂肪
酸(B)、多価アルコール及び必要に応じて多塩基酸、
一塩基酸を反応させて得られる。
(半)乾性油脂肪酸(b)としては、例えば、(半)乾
性油脂肪酸(a′)から選ばれる油又はそれらの脂肪酸
等が挙げられる。中でも、トール油、脱水とマシ油及び
ハイジエン脂肪酸等が乾燥性に優れ好ましい。これら油
又は脂肪酸は1種又は2種以上組合せて用いることがで
きる。
(半)乾性油脂肪酸(b)のリノレン酸含有量は、25
重量%以下、好ましく#−1:20重量%以下の範囲で
ある。含有量が25重量%より多い場合は、最終的に得
られる塗膜の着色が悪く白色の塗膜を形成することが困
難となる。
(半)乾性油脂肪酸(b)のヨウ素価は、100〜18
0の範囲である。ヨウ素価が100未満の場合は、塗膜
の硬化に必要な活性二重結合が少なくなる念めに十分に
硬化する塗膜が得られない。逆にヨウ素価が180より
大きい場合は、最終的に得られる塗膜の耐候性に劣る。
また、前記(半)乾性油脂肪酸(bl中の共役二重結合
を有する油又はその脂肪酸の量は、塗膜の硬化性の観点
から約1重量%以上、好ましくけ約3重量%以上の範囲
である。
(半)乾性油脂肪酸(b)の配合量は、35〜80重量
部、好ましくは40〜75重量部の範囲である。
配合量が35未満の場合は、マレイン化アルキド樹脂(
4)を親木性成分としアルキド樹脂(匂を疎水性成分と
するエマルションを形成することが困難であり、かつそ
のエマルションの貯蔵安定性も劣る。
又該エマルションから得られる塗膜の硬度も劣る。
逆に配合量が80重量部より多い場合は、アルキド樹脂
(秒の高分子量のものが得られず、かつ軟質となる念め
、最終的に得られる塗膜の性能に劣る。
多塩基酸としては、前記マレイン化アルキド樹脂に)の
製造に用い次と同じ酸を使用することができる。
多塩基酸の配合量は、要求される塗膜性能に心じて変え
ることができ、一般には約3〜約10重量部の範囲で用
いることができる。
一塩基酸としては、前記マレイン化アルキド樹脂1人の
製造に用い念と同じ酸を使用することができる。
一塩基酸の配合量は、前記マレイン化アルキド樹脂(4
)に記載し穴と同じ理由により0〜40重量部の範囲で
用いることができる。
多価アルコールとしては、前記マレイン化アルキド樹脂
(4)の製造に用いたと同じアルコールを使用すること
ができる。
多価アルコールの配合量は、前記マレイン化アルキド樹
脂(4)に記載し次と同じ理由により0〜40重量部の
範囲で用いることができる。ただし、ポリエチレングリ
コール又はポリプロピレングリコール等は樹脂(Bに必
要な疎水性を弱める作用があるため、その配合量は10
重量部以下の範囲であることが好ましい。
アルキド樹脂(Bの製造は、上記した各成分をそれ自体
公知の合成方法に従って不活性ガス雰囲気中、約150
〜約250℃で約3〜約10時間、脱水縮合反応を行な
うことができる。
アルキド樹脂(日の粘度は、限定されないが塗膜性能の
観点から樹脂固形分75重量%ブチルセロソルブ溶液で
ガードナー粘度計の値かに−z、、の範囲である。
かくして得られたマし/イン化アルキド樹脂(5)とア
ルキド樹脂(BFi、重量固形分でマレ、イシ化アルキ
ド樹脂(A) 10〜70重侭%、好ましくは20〜6
0重量%の範囲とアルキド樹脂(B90〜30重奮%、
好ましくは80〜40重量%の範囲内において混合して
用いるか、もしくは同成分を前記と同様の配合割合の範
囲内において約100〜約230℃で約0.5〜約5時
間反心せしめることにより行なうことができる。上記配
合物において、水分散化の観点から反応物を用いること
が好ましい。
マ友、該マレイン化アルキド樹脂(4)とアルキド樹脂
(Bとの混合物又は反応物はマレイン化アルキド樹脂(
4)単独の組成物と比べて、低酸価でも水中に分散化が
可能であり、さらに得られ念塗膜の耐水性も優れるもの
である。
エマルション組成物の調製は、従来公知の方法によって
製造することができるが、前記の水分散用樹脂を水中に
分散して微粒子で貯蔵安定性の優れ友エマルション組成
物を得る次めKは特に好オしくは下記の如く方法である
水分教用捌詣を中和剤で中和せしめた後又は中和せしめ
る前に樹脂固形分100重量部に対して約5〜約100
重量部、好ましくは約20〜約60重量部の範囲で低沸
点アルコール系有機溶剤で溶解し、中和がなされていな
いものは中和後に該樹脂中和物に脱イオン水を添加して
水分散を行なう。次に得られた水分散物を減圧下で該有
機溶剤を除去してエマルション組成物中にアルコール系
有機溶剤を10重量%以下含有せしめることにより行な
うことができる。
中和剤としては、マレイ〉化アルキド樹脂を水分教化す
るためのアンモニア及び有機アミンであり、例えば第1
級、第2級又は第3級のアルキルアミン、代表的なもの
をあげればメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、フ゛チルアミン、アミルアミン、ジメチルアミン、
ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピlレ
アミン、モルホリン:第1級、第2級又は第3Rのアル
カノールアミシ、代表的なものをあげればモノエタノ−
lレアミン、ジエクノーlレアミン、ジメチルエタノー
ルアミン、ジエチルエタノールアミンなどである。これ
らの中和剤の中では分散性が良好で、かつ塗膜中に残存
し難い揮発性の高い、アシモニアジエチ!レアミン、ト
リエチルアミン及びジメチルエタノールアミンが好適で
ある。又上記中和剤は単独で又は2種以上組合わせて使
用することができる。中和剤の使用量は一般に、fR脂
中のカルボキシル基に対し0.1〜2.0当量、好まし
くけ0.3〜1.0当量である。
アルコール系有機溶剤としては、樹脂中和物を水中に微
粒子′として分散化させる友めの有機溶剤であり、樹脂
に適当・な親和性があり、かつ水にも親和性を示すもの
である。該アルコール系有機溶剤は下記式(1) 、 
(2)及び(3)HO−R1(1) HO−cnH2n−o  Rz        (2)
)!OCnH2n OcnH2n OR2(’3)上記
各式中、 R1けC2〜6のアルキル基を表わし、R2
けC1〜4のアルキル基を表わし、nは2〜5の整数を
表わす。
で示される溶剤である。例えば該アルコール系有機溶剤
としては、エチルアルコール、n−プロピルアルコール
、インプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、5ec−ブチルアルコール、te
rt  7’チルアルコール、イソアミルアルコール、
5ec−7ミルアルコール、tert−アミルアルコー
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル チ!レエーテル、エチレングリコ−lレモノエチルエー
テル、エチル〉りIJコールモノプロピルエーテル、エ
チレシクリコールモ/グチルエーテル、プロピレングリ
コールモノメチルエーテルレ〉り°リコール工ftレエ
ーテル、フロピレンクリコールモノプロピルエーテル、
プロビレ〉グリコールモノブチルエーテル、3−メトキ
シ−3−メチルブタノール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコール七ノエチルエー
テlし、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノエチルエーテル及ヒシフロビレングリ
コールモノプチルエーテル等が挙げられる。
低沸点アルコール系有機溶剤としては、前記のアルコー
ル系有機溶剤と同様の性質を有し、かつ減圧により除去
が可能な低沸点のものである。かかる溶剤としては、例
えば、前記一般式中、式(1)HO−R1(ただし、R
1はC2〜5のアルキル基を表わす)及び式(2)  
HO−cnH211 −o  R2(fcだし、R2は
C1〜3のアルキル基を表わし、nは2〜4の整数を表
わす)で示される溶剤が挙げられる。
中和樹脂溶液をエマルション化せしめる時及びエマルシ
ョンより溶剤を減圧除去せしめる時の温度は約20〜約
70℃、好ましくけ約30〜約50℃の範囲で行なうの
が好ましい。
エマルション中の溶剤量は、10重量%以下、好ましく
は5重量%以下、さらに好ましくは3重量%以下の範囲
である。該溶剤量が10重量%より多い場合は工啼ルシ
ョシの貯蔵安定性が悪くなる。該溶剤は樹脂を水中に微
粒子に分散化させる効果を持つとともに、エマルション
の貯蔵安定性に悪い効果を与える。しかして本発明のエ
マルション組成物において本発明の範囲とする溶剤量を
含有せしめることにより貯蔵安定性に優れたものとなる
エマルション組成物の固形分は、限定されないが約15
〜約55重量%、好ましくは約30〜約50重1%の範
囲である。
平均粒子径は、濁度法で測定して0.6μ以下、好まし
くは0.3μ以下である。平均粒子径が0.6μより大
きい場合は、マレイシ化アルキド樹脂エマルションの沈
降安定性が劣り、また粒子が安定していない念め附加水
分解性が悪く、かつその塗膜の耐水性及び耐蝕性も悪く
なる。ここにいう蜀度法ハ、クリヤーエマルションの水
希釈液を分光光度計で測定し下記式より吸光度比の計算
を行ない文献(Bull、Industrial、C1
ipC11p!、ReaserchVoL、42  P
145〜152(1964):]  に記載されている
検量線にて平均粒子径を決定し、た、本発明のマレイン
化アルキド街脂エマルション組成物には、さらに頓料、
顔料分散剤、1°ライヤー、消泡剤、増粘剤、前記以外
の水性樹脂及び造膜性改良等の目的で有機溶剤及び可塑
剤なども任意に配合することができる。
本発明の組成物から形成される塗膜は常温で十分架橋硬
化するが、アミノ樹脂などの存在下又は非存在下で加熱
すれば、短時間で硬化し耐水性、耐食性等に良好な塗膜
が得られる。
次に実施例および比較例によって、本発明をさらに詳し
く説明する。以下、部および%は重合部および重量%を
示す。
マレイン化アルキド樹脂A−1の製造例□ 反応容器に下記の成分 アマニ油脂肪酸〔リノレン酸44%、 す/−ル酸21%、その他脂肪酸35 %(オレイン酸、ステアリン酸、パル ミチシ酸)3           675部イソフタ
ル酸           201部ぺ〉タエリスリト
ール       234都安息香酸        
     217部を入れ、窒素雰囲気下で攪拌しなが
らエステル化触媒の存在下で240℃に加熱し、樹脂酸
価が1.1になるまで8時間反応を行なり危。引きつづ
き温度を200℃まで下げて、無水マレイン酸78部を
加え、200℃で3時間マレイン化反応を行なった。ガ
ードナー粘度(75%プチルセロンルプ溶液以下同様の
意味を表わす) Z3、理論酸価69のマレイン化アル
キド樹脂A−1を得た。
マレイン化アルキド樹脂A−2の製造例反S容器に下記
の成分 アマニ油脂肪酸(前記マレイン化アルキド樹脂A−1で
用いたと同じアマニ油脂肪酸)675部 イソフタル酸           199部ベシタエ
リスリトール        234部安息香酸   
          220部を入れ、窒素雰囲気下で
攪拌しながらエステル化触媒の存在下で240℃に加熱
し、樹脂酸価1.0になるまで12時間反応を行なった
。引きっづ轡温度を200℃まで下げて、無水マレイン
酸117部を加え、200℃で3時間マレイン化反応を
行なった。ガードナー粘度z3、理論酸価10Iのマレ
イ〉化アルキド樹脂A  2を得た。
反応容器に下記の成分 トール油脂肪酸〔荒用林産化学工業社製、商品名“トー
ルFAX”(リノレン酸3,2%、リノール酸40%、
共役リノール酸2.0%、オレイン酸32%、その他脂
肪 酸22.8%)ヨウ素価151)     655部イ
ソフタル酸           219部ベンタエリ
ヌリトール        2379安息香酸    
         209部を入れ、窒素雰囲気中で攪
拌しながらエステル化触媒の存在下で240℃−12時
間反8を行なっto樹脂酸価2.0、ガードナー粘度W
−Xのアルキド樹脂B−1を得た。
反応容器に下記の成分 サフラワー沖脂肪酸〔リノレン酸1%、リノール酸75
%、その他脂肪酸24%(オレイン酸、ステアリン酸、
バルミチン酸)ヨウ素価151’l       52
4部ハイジエン脂肪酸r 17ノ一ル酸37%、共役リ
ノール酵5岨へその他脂肪酸13%(オレイン酸、ステ
アリン酸、バルミチン酸)ヨウ素価175)     
 131部イソフタルe           219
部ペンタエリスリトール        237部安息
香酸             209部を入れ、窒素
雰囲気中で攪拌しながらエステル化触媒の存在下で24
0℃−10時間反6を行な−た。樹脂酸価1.5、ガー
ドナー粘度W−xのアルキド樹脂B−2を得た。
実施例1 前記製造例で得たマレイン化アルキド樹脂A −121
0部とアルキド樹脂B−1210部との混合物を180
℃−30分間反応を行なっ念。
該反応物Fi樹脂酸価28.7、ガードナー粘度は該反
応中にz2からz3〜4に増粘、ヘリーゲ色数(75%
ブチルセロソルブ溶液)以下、同様の意味を示す)の特
性を示した。次に該反応物に脱イオン水を加えて開環反
応を行ない、引きつづき該反応物をイソプロビルアルコ
ール126部で溶解し次後トリエチルアミン1.0当量
で中和を行なった。さらに該中和m脂溶液に溶液温度が
40〜45℃の範囲で脱イオン水650部を2時間かけ
て滴下を行なってから、該エマルションの温度40〜4
5℃で1時間かけて前記溶剤を減圧蒸留によって留出さ
せ実施例1のエマルション組成物を得几。
実施例2〜6 表−1の配合及び製造条件にもとすいて実施例2〜6の
エマルショ〉組成物を得九。
比較例1 反応容器に下記の成分 アマニ油脂肪酸(前記マレイン化アルキド樹脂A−1で
用い念と同じアマニ油脂肪酸)675部 イソフタル酸           209部ペンタエ
リスリトール        234部安息香酸   
          205部を入れ、窒素雰囲気中で
攪拌しながらエステル化触媒の存在下で240℃に加熱
し、樹脂酸価が1.7になるまで8時間反応を行なった
。引きつづき温度を200″Cまで下げて、無水マレイ
ン酸52部を加え200℃で3時間マレイン化反応を行
なってガードナー粘度Z4のマレイン化アルキド樹脂を
得た。次に該樹脂に脱イオン水を加えて開環反応を行な
い、さらに該反応物420部を実施例と同様にし7て比
較例1のエマルション組成物を得た。
比較例2 反応容器に下記の成分 アマニ油脂肪酸(前記マレイン化アルキド樹脂A−1で
用いたと同じアマニ油脂肪酸)300部 トール油脂肪酸(前記アルキド11を脂B−1で用い次
と同じトール油脂肪酸)    300部イソフタル酸
           218部ベンタエリスリトーI
し        245部安息香酸        
     263部を入れ、!レイン化アルキド樹脂A
−1の製造例と同じ条件で樹脂酸価1.7のアルキド樹
脂を得友。
引きつづき無水マレイシ@50部を加え200℃で3時
間マレイン化反応を行なってガードナー粘度Z5のマレ
イン化アルキド樹脂を得た、次に該樹脂に脱イオン水を
加えて開環反応を行ない、さらに該反応物420部を実
施例1と同様にして比較例2のエマルショ〉組成物を得
た。
比較例3 反応容器に下記の成分 トール油脂肪酸(前記アルキド樹脂B−1で用いたと同
じトール油脂肪酸)  497部イソフタル酸    
       174部ベンタエリスリトーlし   
     245部安息香酸            
 229部を入れマレイン化アルキド樹脂A−1の製造
例と同じ条件で樹脂酸価1.5のアルキド樹脂を得次。
引きつづき無水マレイシ酸42部を加え200℃で3時
間マレイン化反応を行なってガードナー粘度z4のマレ
イン化アルキド樹脂を得友。次に該樹脂に脱イオン水を
加えて開環反応を行ないさらに該反応物420部を実施
例1と同様にして比較例3のエマルション組成物を得な
(※l):マレイン化アルキド樹脂は脱イオン水で開環
し次ものを用いた。
(*2):脂肪酸組成(a)はマレイン化アルキド樹脂
Aの製造に用い念(半)乾性油脂肪酸(a)を示し、又
脂肪酸組成(hlはアルキド樹脂Bの製造に用いた(半
)乾性油脂肪酸(b)を示す。
(※3):エマルショシ組成物に対するイソプロピルア
ルコールの%。
(※4):実施例及び比較例で製造し次エマルションに
脱イオン水を添加し次。
(※5)二B型粘度計3Orpm で測定し念時のCP
の値。
〔塗膜作成条件〕
実施例1〜6及び比較例1〜ゆで得られたエマルショ〉
組成物に樹脂固形分100部に対し水性ドライヤー(大
日本インキ社製、商品名“デイクネート″コバルト金属
)2部及びチタン白ペースト〔堺化学製チタン白R−5
N80部と水性分散剤(ビニルピロリド〉、アクリル酸
、脂肪酸変性グリシジルアクリレート及び(メタ)アク
リレートの共重合体)の樹脂固形分4部さの混合物に脱
イ1>水を加えRed Devi1分散機を用いて0.
5時間分散を行なった。〕固形分84部を配合し・軟鋼
板に塗装し念。20℃、相対湿度75%で乾燥し次。(
なお、塗膜性能の試#け塗膜を7日間乾燥せしめ友後行
なっ念。) 密着性:1m幅のゴバン目を10θ個作り、その上にセ
ロファン粘着テープをけりつ けそれをけがし残り次数を表わす。
加工性A:エリクセン押出し試験機を用いてワレのない
押出し部数を表わす。
加工性B:デュポシ式耐衝撃試験機を用いて、ロッド径
:1部2インチの条件でワレ を発生しない高さを示す。
ソルトスブレー二塗板にクロスカットを入れJIS  
K  5400 7.8に準じた。噴霧は24時間行な
う几。
ml東坤五二l喘色つ伸11幻S良?・M京、T=。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リノレン酸20〜70重量%で、かつ共役二重結合を有
    する脂肪酸5重量%以下含有する(半)乾性油及び/又
    はそれらの脂肪酸35〜70重量部、多価アルコール5
    〜35重量部、多塩基酸0〜30重量部及び一塩基酸0
    〜40重量部を縮合して得られる反応物をマレイン化し
    た酸価15〜150のマレイン化アルキド樹脂(A)1
    0〜70重量%と、ヨウ素価100〜180で、かつリ
    ノレン酸25重量%以下含有する(半)乾性油及び/又
    はそれらの脂肪酸35〜80重量部、多価アルコール5
    〜35重量部、多塩基酸0〜30重量部及び一塩基酸0
    〜40重量部を縮合反応させたアルキド樹脂(B)30
    〜90重量%との混合物もしくは反応物を水中に分散し
    て得られるエマルション組成物に、アルコール系有機溶
    剤を10重量%以下含有せしめたことを特徴とするエマ
    ルション樹脂組成物。
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