JPS6248364A - 玄米を使つた甘酒エキスの製法 - Google Patents

玄米を使つた甘酒エキスの製法

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JPS6248364A
JPS6248364A JP60188282A JP18828285A JPS6248364A JP S6248364 A JPS6248364 A JP S6248364A JP 60188282 A JP60188282 A JP 60188282A JP 18828285 A JP18828285 A JP 18828285A JP S6248364 A JPS6248364 A JP S6248364A
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JP
Japan
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brown rice
amazake
rice
extract
starch
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Pending
Application number
JP60188282A
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English (en)
Inventor
Hiroo Takashima
広雄 高島
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Individual
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Publication date
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  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、玄米を原料に使用した甘酒エキスの製造方法
に間する。
B、従来の技術並びにその間8点 玄米は、表面に付着する外はい乳、こう質層、はい、種
皮が剥脱されていないので、これを原料として甘酒を作
ると、苦味、渋味があってそのままでは側底飲用に供し
得ない。ところが、玄米は、表面物質がビタミン等を多
量に含んで栄養価が高く、これを剥脱することなく食用
に供し得るなら、栄養価の高い甘酒が実現できる。
玄米の表面物質であるこう質層等の苦味、渋味は相当に
強く、玄米を原料として製造した甘酒を、精米を原料と
して製造した甘酒に数%添加しでも相当に味が憇く、美
味な甘酒は製造できない。
本発明者は、玄米を小さく、例えば1粒を16分の1以
下程度に粉砕し、これを約1日水に浸漬した後、これを
ザルに上げて水切りし、更に、これを台の上に布を敷い
てその上に1〜2cmの厚さに置き、表面に、扇風機で
常温の風を1〜2週間以上送り、一定時間毎に台の上の
粉を手で掻き混ぜ、又粉粒体が固まって、直径が3〜5
cmの球ができるとこれを解し、空気中の酵素でもって
玄米の渋味と、苦味とを分解する方法を開発した。
この方法で加工された玄米を原料に使用する甘酒は、相
当に美味となったが、送風に時間が掛かり、しかも途中
で全体に均一に風が当たるように播き混ぜ、更には塊を
闘す必要があり、短時間に簡単に多量加工するのが難し
い欠点があった。
本発明者は、玄米をPH2〜6の酸性下に3〜4日以上
保存した後、澱粉を糖化するジアスターゼ等の酵素を添
加することによって美味な甘酒の製法に成功した。(特
願昭60−48684号)しかしながら、甘酒の状態で
は一時に多量を飲用できず、本発明者は、これをエキス
にする方法を開発した。即ち、甘酒の上澄み液を煮て水
分を除去し、体積を数十分の1に減少した。ところが、
エキスにすると全体の収量が極めて少なく、多量の玄米
から少量のエキスしか得られなかった。
本発明者は更にこの欠点を解決する為に改良されたもの
で、本発明の重要な目的は、澱粉を糖化する酵素に加え
てペプシンを添加することによって、収量を多くできる
玄米を使った甘酒エキスの製法を提供することにある。
又、本発明の他の重要な目的は、種皮、外はい乳、こう
質層、はい等が表面に付着された玄米を原料に使用して
、美味で栄養価の高い甘酒エキスの製法を提供すること
にある。
更に又、本発明の他の重要な目的は、簡単な製法で玄米
の苦味、渋味を除去できる玄米を使った甘酒エキスの製
法を提供することにある。
C1従来の問題点を解決する為の手段 玄米に水を加えてPH2,0〜6.0の酸性状態で保持
することによって、玄米の表面物質の渋味、苦味を除き
、これに澱粉を加水分解して糖化するアミラーゼ等の酵
素とペプシンとを加えて糖化して甘酒とする。得られた
甘酒を者で水分を除去し、甘酒エキスを得る。
D、好ましい実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
表面に、種皮、外はい乳、こう質層、はいが付着された
玄米を重量比で玄米の60%程度の水に混合する。即ち
、1kgの玄米を()、6リツトルの水に浸漬するのが
最適であった。
水浸された玄米には、あらかしめ、糊状の澱粉質に空気
中の酵素を繁殖させた物を加える。
澱粉質を酸化させる酵素が添加された水浸状態の玄米を
合成樹脂袋、あるいは桶等の容器に入れて密封する。
密封状態にある玄米を、常温で3〜4日以上、好ましく
は5〜10日保存する。この状態で、水浸状態にある玄
米は酸性下に保存され、玄米表面物質の苦味と、渋味が
除去される。密封状態に置かれた玄米は、酵素によって
酸化され、PHが2゜0〜6.0の酸性下にf呆持され
る。
合成樹脂袋に、7日間、15°Cで密封、保存された玄
米は、開封時のPHが3.5であった。この工程で、表
面物質の苦味、渋味が除去された玄米は、澱粉の糖化酵
素の働きがよくなるように、消石灰を加えて、PHを4
,5〜5.8、好ましくは、5.0〜5.6に調整する
PH調整された玄米は、ローラで糊状に擦り潰す、糊状
の玄米は、数倍から数十倍、好ましくは、10〜30倍
の水を加えて煮た後、45〜65℃、好ましくは、50
〜60℃に冷却して、澱粉を加水分解して糖化する酵素
、例えばアミラーゼを0゜1〜0.6%添加し、更にこ
れに0.1〜0.2%のペプシンを添加し、そのままの
温度で約半日保存する。
この状態で、玄米の澱粉は、アミラーゼとペプシンの作
用で加水分解されて糖化される。
その後、更に、必要ならば保存温度を30〜40℃に低
下させて、24〜48時間保存すると甘味があり、苦味
と渋味のない美味な甘酒が得られる。
更に、アミラーゼとペプシンとで糖化された液体から、
上澄み液を取り出して長時間者て甘酒エキスに加工する
この場合、上澄みエキスは、例えば70℃〜95℃の温
度で、水分の含有量が1〜15%好ましくは、3〜10
%となるまで加熱して、第1の甘酒エキスとする。この
状態の甘酒エキスは甘味が強くて美味である。
水分含有率が5%になるまで煮た甘酒エキスは、上澄み
液の状態から総重量が約20分の1に減少した。
上澄み濠が除去された底部法、澱物には、数倍ないし数
十倍の水を加えて、これを50°C〜60℃で数時間な
いし半日保存した後、再び上澄み液を取り除いて、水分
含有率が前述とほぼ同一の範囲になるまで煮て、第2の
甘酒エキスを作る。
更に、上澄み液が除去された沈tJ物に再び前述と同様
の作業を繰り返して第3の甘酒エキスを得る。
玄米から3回に渡って得られた第1〜第3の甘酒エキス
は、最初が甘くしだいに酢味が強くなる。
これ等、第1ないし第3の甘酒エキスを混合すると、甘
味と酢味があって最も美味な甘酒エキスが得られる。
上澄みエキスが除去されて最後に残った底部沈澱物は、
水浸状態の玄米を酸化させる酵素が培養された物に使用
できる。従って、この底部沈澱物に、水と玄米との混合
物を混入して、玄米表面の苦み、渋みを除去することが
できる。この場合玄米表面の物質は酸化されるが、粒状
である玄米内部には水分が浸透せず、玄米全体が酸化さ
れることはない。
F、効果 本発明は、玄米を原料として甘酒エキスを製造するにも
かかわらず、PH2,0〜6.0の状態で3〜4日以上
保存するという独特の工程を経ることによって、玄米独
特の苦味や渋味が除去されて美味な甘酒エキスが得られ
る。玄米から得られる甘酒エキスの量は、本発明者の実
験によると、ペプシンを加えることによフて、従来の約
2倍と著しく増加した、従って、本発明によると、少量
の玄米で多量の甘酒エキスが得られ、原料コストを著し
く低減して、安価に、しかも栄養価の高い甘酒エキスが
製造できた。
手続補正書(自発) 昭和60年10月19日

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)玄米を水に混合して、PH2.0〜6.0の状態
    で3〜4日以上保存し、その後、この玄米を煮た後、4
    5〜65℃に冷却して澱粉を糖化する酵素とペプシンと
    を加えて3〜48時間保存し、その後得られた甘酒から
    水分を除去することを特徴とする玄米を使った甘酒エキ
    スの製法。
  2. (2)澱粉を糖化する酵素を添加する前に、玄米に消石
    灰を加えてPH調整し、その後玄米を水洗する特許請求
    の範囲第(1)項記載の玄米を使った甘酒エキスの製法
  3. (3)玄米を水に混合し、これを、玄米の澱粉を酸化さ
    せる酵素が培養された物に添加した後袋に密封してPH
    を2.0〜6.0に保持する特許請求の範囲第(1)項
    記載の玄米を使った甘酒エキスの製法。
  4. (4)袋の密封期間が4〜30日である特許請求の範囲
    第(1)項記載の玄米を使った甘酒エキスの製法。
  5. (5)澱粉を糖化する酵素にアミラーゼを使用する特許
    請求の範囲第(1)項記載の玄米を使った甘酒エキスの
    製法。
  6. (6)玄米をPH2.0〜6.0で3〜4日以上保存し
    た後、これを糊状に擦り潰して澱粉の分解酵素とペプシ
    ンとを添加する特許請求の範囲第(1)項記載の玄米を
    使った甘酒エキスの製法。
  7. (7)糊状に擦り潰された玄米に水を加えた後、澱粉を
    分解する酵素とペプシンとを添加し、その後これの上澄
    み液を煮て甘酒エキスとする特許請求の範囲第(1)項
    記載の玄米を使った甘酒エキスの製法。
JP60188282A 1985-08-26 1985-08-26 玄米を使つた甘酒エキスの製法 Pending JPS6248364A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2684847A1 (fr) * 1991-12-12 1993-06-18 Tanisake Kk Complement nutritionnel.
US5745353A (en) * 1992-09-24 1998-04-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Snubber circuit that suppresses surge and rush current flowing to a switching element of a self excitation-type flyback power supply
JP2004194592A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Hoshino Honten:Kk 玄米若しくは発芽玄米を使用した加工食品の製造方法
KR100876543B1 (ko) 2007-06-08 2008-12-31 이복섭 한약재료를 이용한 한방발효음료 및 그의 제조방법

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JP2004194592A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Hoshino Honten:Kk 玄米若しくは発芽玄米を使用した加工食品の製造方法
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