JPS6248100A - チツプ部品取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はチップ部品取付装置、さらに詳細には貯蔵部に
貯蔵されたチップ部品をフィーダ並びにマウンタを介し
て回路基板上に配置するチップ部品取付装置に関する。

［従来の技術］ 従来から、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等電子チッ
プ部品を回路基板上に取り付けるのにフィーダを介して
所定位置まで供給されたチップ部品をＸ軸、Ｙ軸がコン
ピュータ制御されるマウンタを介して取り上げ、回路基
板上に移動させて配置させるチップ部品取付装置が知ら
れている。

その場合チップ部品を連続的に所定位置まで供給するの
にフィーダに振動が与えられており、それによりチップ
部品は滑らかに所定位置まで移送される。またフィーダ
は通常平行に多数隣接して配置された多連式のフィーダ
となっていて各フィーダに振動が与えられている。

［発明が解決しようとする問題点］ このような従来の構成では、各フィーダに振動が与えら
れるので、フィーダ並びにその周辺部品が機械的に干渉
しあって供給部品が滑らかにしかも連続的に所定位置ま
で移動されず、また振動力を多く必要とし、騒音が大き
くなるという問題点があった。

従って本発明は、この問題点を解決するためになされた
もので、チップ部品を連続的に平滑に所定位置まで供給
できるチップ部品取付装置を提供することを目的とする
。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、この問題点を解決するためになされたもので
、複数のフィーダのうちマウンタが近づくフィーダに与
えられる振動形態を他のフィーダの振動形態と異なるよ
うにする構成を採用した。

［作　用］ このような構成では、マウンタが近づくフィーダに与え
られる振動形態は、他のフィーダの振動形態と異なるよ
うになるので、相互の機械的干渉が少なくなり、平滑で
連続的なチップ部品の供給が可能になる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に従い本発明の詳細な説明する
。

第１図において符号ｌで示すものはチップ部品取付装置
の基板であり、この基板上にヘッド３を取り付けたマウ
ンタ２をＸ、Ｙ軸に移動させる移動手段が設けられる。

即ちブロック４，５にＸ軸方向に延る２つのシャフト６
が横架されており、このシャフトに沿ってブロック７が
Ｘ軸方向駆動モータ（図示せず）によりＸ軸方向に駆動
される。このブロックには取付板８を介してブロック１
０をＹ軸方向に案内するシャフト９が取り付けられる。

ブロック１０は、不図示のモータによりシャフト８に沿
ってＹ軸方向に移動され、このブロック１０にはチップ
部品のをマウントさせるマウンタ２が取り付けられる。

このマウンタ２はＺ方向に上下できるとともに、その下
方部に取り付けられたヘッド３は矢印方向に回動できる
ように構成されている。マウンタ２にはエアチューブｌ
Ｏが設けられ、このエアチューブに空気源を接続、遮断
することによりヘッド３を介してトランジスタ、抵抗、
コンデンサ等のチップ部品を吸着あるいは脱着させるこ
とができる。

チップ部品２０は、互いに平行に隣接して配置された多
連式の複数のフィーダ２１内に形成された溝２１ａに沿
ってその前端位置まで供給され、近づくマウンタ２によ
りヘッド３を介して吸着されるように構成されている。

これらのチップ部品は貯蔵部２３に手動、あるいは自動
供給装置により供給され貯蔵されている。

また各フィーダの下方部には、それぞれ例えば電磁式の
振動装置２４が設けられており、各フィーダに振動を与
え、そのフィーダ内のチップ部品に振動を与えて、チッ
プ部品を整列させる。

振動装置２４は、第２図に図示したように直列に電磁振
動板２５とスイッチ２６を接続した構造になっており、
スイッチ２６をリレー２７を介してオン、オフすること
により振動を発生あるいは停止させることができる。各
フィーダに関連したスイッチ２７を後述するように所定
のシーケンス内でオン、オフ制御される。

なお、第１図において符号３０で示すものは、回路基板
で不図示の移送装置で所定位置に移送され、その上にチ
ップ部２０が配置される。

次にこのように構成された装置の動作を、第３図、第４
図を参照して説明する。

まず第３図のステップＳ１において、フィーダ２１の番
号が指示され、続いてそのフーイーダに関連したリレー
２７を作動させ、スイッチ２６を閉じて振動板２５を駆
動してそのフィーダに振動を与える（ステップＳ２）。

それによりフィーダ内のチップ部品は互いに整列して前
端部の方向へ送られる。続いて、マウンタ２をＸ、Ｙ方
向に移動させてそのフィーダの前端部に位置させる（ス
テップ３３）、［いてステップ５３’においてそのフィ
ーダの振動を停止させる。次にステップ８４〜Ｓ７に図
示したようにヘッド３を下げて最前端の１つのチップ部
品を吸着したのち回路基板３０に移動させ、チップ部品
を所定位置上に配置させる。なおその間ステップＳ６に
おいて、そのフィーダの振動を開始させる。

第４図に図示した駆動例では、まずステップＴ１におい
てフィーダ全部に振動が与えられ、各フィーダ内のチッ
プ部品を整列させる。続いてステップＴ２〜Ｔ８で示し
たようにフィーダ番号を指定しヘッド３をそのフィーダ
に移動させた後、そのフィーダの振動を止めその後ヘッ
ドを下げ、最前端のチップ部を吸着し回路基板３０上に
そのチップ部品を配置する。この間ステップＴ５におい
てヘッド３が下降する時、そのフィーダの振動を止め、
またヘッドがチップ部品を吸着後は、再びそのフィーダ
を振動させ全フィーダに振動を与える（ステップＴ７）
。

なお上述した実施例では、マウンタは１つであったが、
複数個のマウンタを同時にフィーダにアクセスする時は
、その各フィーダに対し振動を与え、ないしは停止する
ようにしても良い。

また、上述した実施例では、各フィーダに１つの振動装
置が取り付けられたが、複数のフィーダにそれぞれ１つ
の振動装置を関連させるようにしても良い。この場合に
は、マウンタが近づいたフィーダに関連したフィーダ群
に振動が与えられ、ないしは振動が停止することになる
。

［効　果］ 以上説明したように、本発明によれば、マウンタが近づ
くフィーダ、ないしフィーダ群の振動形態が他のフィー
ダ（群）の振動形態と異なるように構成されるので、互
いのフィーダないしその周辺部品間に機械的な干渉ない
しは、共振作用がなくなり、チップ部品を滑らかに連続
的に整列させて、供給させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の概略構成を示した斜視図、第２図は
振動を与える装置の電気回路図、第３図、第４図は動作
を説明するシーケンス図であ２・・・マウンタ　　　　
３・・・ヘッド２０・・・チップ部品　　２１・・・フ
ィーダ２４・・・振動装置 第２図 第３２ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）電子チップ部品を貯蔵する貯蔵部と、貯蔵部に貯蔵
   された電子チップ部品を所定位置まで供給する多連式の
   複数のフィーダと、フィーダに振動を与える手段と、所
   定位置に供給された電子チップ部品を取り上げ回路基板
   に配置するマウンタとを備えたチップ部品取付装置にお
   いて、前記複数のフィーダのうちマウンタが近づくフィ
   ーダに与えられる振動形態を他のフィーダの振動形態と
   異なるようにしたことを特徴とするチップ部品取付装置
   。 ２）前記マウンタが近づくフィーダに与えられる振動形
   態を振動あり、他の振動形態を振動なしとした特許請求
   の範囲第１項に記載のチップ部品取付装置。 ３）前記マウンタが近づくフィーダに与えられる振動形
   態を振動なし、他の振動形態を振動ありとした特許請求
   の範囲第１項に記載のチップ部品取付装置。