JPS624803A - 真空熱処理炉の安全装置 - Google Patents

真空熱処理炉の安全装置

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JPS624803A
JPS624803A JP14365485A JP14365485A JPS624803A JP S624803 A JPS624803 A JP S624803A JP 14365485 A JP14365485 A JP 14365485A JP 14365485 A JP14365485 A JP 14365485A JP S624803 A JPS624803 A JP S624803A
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inert gas
vacuum pump
line
gas supply
exhaust
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Shuichi Tanaka
秀一 田中
Tomoyasu Kawasaki
川崎 知安
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発嬰は、爆発性ガスを使用する真空熱処理炉の安全装
置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、超硬合金の焼結には、近年、その雰囲気ガスと
してHl、COその他の爆発性を有するガスを使用する
ことが多くなって来ている。かかる爆発性ガスを用いる
焼結作業は、通常真空焼結炉内で適当な減圧状態の下で
実施されるため、炉内に大気リーク等を生じると爆発事
故の危険がある。そこで、この種の真空炉では、リーク
の発生を炉内圧の変化や雰囲気ガス中の酸素濃度の変化
などをセンシングして絶えず監視し、爆発事故を未然に
防止するための細心の配慮が払われている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、現状では焼結炉本体についての安全性について
は対策が講じられているものの、炉内の爆発性ガスを真
空ポンプで吸引し排気するその排気ラインについては余
り注意が払われておらず、このためこの種焼結炉による
操業の安全性の確保は必ずしも完全なものとは言えない
情況にある。
具体的に言えば、特に焼結炉から爆発性ガスを吸引する
真空ポンプの停止時または始動時乃至運転中に排気ライ
ン中で一時的に爆発性ガスと空気(酸素)とが混合し、
両者の危険な混合状態を呈する可能性があることである
。そして、このような危険性は真空焼結炉の場合のみな
らず、爆発性ガスを雰囲気ガスとして使用する真空熱処
理炉一般に共通する問題として提起される。
本発明は、かかる閘題点に着目し、真空熱処理炉の排気
系路で爆発性ガスと酸素とが混合するおそれを確実に防
止でき、爆発事故の危険性を完全に排除できるようにし
た安全装置を提供する目的でなされたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、爆発性ガ
スを含む熱処理炉内からの排ガスを真空ポンプで吸引し
て大気中に放出せしめるようにした真空熱処理炉の排気
システムにおいて、前記熱処理炉内の排気口と前記真空
ポンプの吸気口とをメインバルブを介して連通ずる上流
側配気系路と、一端が前記真空ポンプの排気口と連通さ
れ他端に大気放出口を有する下流側排気系路と、この下
流側排気系路に第1バルブを介して連通され不活性ガス
供給手段から該下流側排気系路に不活性ガスを流入させ
る第1不活性ガス供給系路と、前記メインバルブと前記
真空ポンプとの間の上流側排気系路に第2バルブを介し
て連通され前記不活性ガス供、給手段から該上流側排気
系路に不活性ガスを流入させる第2不活性ガス供給系路
とを設けたことを特徴としている。
[作用] 真空熱処理炉の排気システムに、このような第1、第2
の不活性ガス供給系路を付設したものであれば、メイン
バルブを開にして真空ポンプを運転しているときには、
その第1バルブを開にして第1不活性ガス供給系路から
下流側排気系路に不活性ガスを流入せしめ、該下流側排
気系路内を正圧域におくようにする。すると、真空ポン
プの運転中に下流側排気系路にその大気放出口から空気
が逆流してきて、該F流側排気系路内で危険な爆発性ガ
スと酸素の混合が確実に防止できる。また、真空ポンプ
の運転を停止するときには、メインバルブを閉じると°
ともに、第1、第2バルブを共に開にして第1、第2の
不活性ガス供給系路から下流側配気系路と真空ポンプ側
の上流側配気系路とにそれぞれ不活性ガスを流入せしめ
る。すなわち、こうすれば上流側配気系路と上流側配気
系路に残存する爆発性が不活性ガスで瞬時にガスパージ
することができるのである。
[実施例] 以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
添付図は、本発明に係る真空焼結炉の排気システムの概
要を図示しており、図においてlは、チャンバー2内で
処理物aを収納するためのタイトボックス3と、このタ
イトボックス3内を加熱するためのヒータ4等を設けて
構成される真空焼としてHlやGOなどの爆発性ガスを
炉内に流入させるガス導入口1aと、この爆発性ガスを
含む排ガスを外部に排気するための排気口1bとを設け
ている。5は真空ポンプ(ロータリポンプ)であり、真
空焼結炉1内から爆発性ガスを含んだ排ガスを真空吸引
して大気中に放出せしめる。そして、このために、前記
真空焼結炉1の排気口1bと真空ポンプ5の吸気口5a
とを接続連通する上流側排気系路6と、一端が真空ポン
プ5の排気口5bに接続連通され他端に大気放出口8を
有する下流側排気系路7とを配設している。そして、上
流側排気系路6にはこの排気システムのメインバルブ9
が介設され、真空ポンプ5の運転作動時のみ炉l内と排
気ラインとの接続を行なわしめるように開閉状態が切換
えられる。
しかして、かかる真空焼結炉1の排気システムにおいて
、次のような構成を付加している。すなわち、まず前記
下流側排気系路7に、その真空ポンプ5の排気口5b近
傍位置で第1不活性ガス供給系路11を接続して連通さ
せるようにしている、この第1不活性ガス供給系路11
は、ガス貯留器のような不活性ガス供給手段10から該
下流側排気系路7にN2その他の不活性ガスを流入させ
るためのもので、その途中に介設した第1バルブ12の
開度調整によりガス流入量を自在に可変できるものとし
ている。また、前記メインバルブ9と前記真空ポンプ5
の吸気口5aとの間の上流側排気系路6bに、前記第1
不活性ガス供給系路11から分岐する第2不活性ガス供
給系路13を接続して連通させるようにしている。この
第2不活性ガス供給系路13は、共通の前記不活性ガス
供給手段10から該上流側排気系路6bに不活性ガスを
必要なときのみ流入させるためのもので、その途中に介
設した第2パルプ14の開閉で所定のタイミングに不活
性ガスを流入できるようにしている。そして、これら第
1、第2不活性ガス供給系路11.13に設けられたバ
ルブ12.14は、前記メインバルブ9と共に制御手段
15により各バルブの開閉切換または開度調整が自動制
御される。すなわち、メインバルブ9は制御手段15か
らの指令信号COを入力して真空ポンプ5の運転開始−
運転停止に連動して開閉される。また、第1バルブ11
は制御手段15からの指令信号CIを入力して、真空ポ
ンプ5の運転作動中は下流側排気系路7を正圧域にする
小流量の不活性ガスを絶えず下流側排気系路7に流入さ
せるバルブ開度に制御され、真空ポンプ5の運転停止時
には一定時間下流側排気系路7に大流量の不活性ガスを
流入させるバルブ開度に制御されるようになっている。
モして又、第2バルブ14は制御手段15からの指令信
号C2を入力して、真空ポンプ5の運転作動中は閉止状
態に保持され、真空ポンプ5の運転停止時のみ一定時間
上流側排気系路6bに所定量の不活性ガスを流入させる
バルブ開成状態に切換えられるように制御される。
以上のような機構の安全装置を具備したものであれば、
次のようにしてその排気ラインにおける爆発事故の危険
が取り除かれるものとなる。すなわち、メインバルブ9
を開にして真空ポンプ5の運転の開始したときには、そ
の第1バルブ12が開成され第1不活性ガス供給系路1
1から下流側排気系路7に不活性ガスを流入されてその
内部が正圧域におかれるから、真空ポンプ5の運転開始
時乃至運転中に下流側排気系路7内にその大気放出O8
から空気が逆流してきて、該下流側排気系路7内での爆
発性ガスと酸素との危険な混合が確実に防止できる0次
いで、真空ポンプ5の運転を停止する(停電等の原因で
不慮に停止されるときを含む)には、メインバルブ9が
閉じられるとともに、第1、第2バルブ12.14が同
時に開成され第1、第2の不活性ガス供給系路11.1
3から下流側配気系路7と真空ポンプ側の上流側配気系
路6bとに同時にそれらの内容積に相当する大流量の不
活性ガスが一時的に流入されるから、メインバルブ9以
降の排気ラインに残存する爆発性ガスが不活性ガスで瞬
時にガスパージされ、下流側配気系路7と上流側配気系
路6bの内部が即座に不活性ガスで置換されることにな
る。なお、必要に応じ真空ポンプ5の停止後も引き続き
第1不活性ガス供給系路11から下流側排気系路7に不
活性ガスを流し続けるようにしてもよい。
したがって、このシステムを採用すれば、真空ポンプ5
の運転中、停止時のいずれのときでも、その排気系路6
b、7内で爆発性ガスと大気放出口8から逆流する空気
(酸素)とが混合したり或いは排気系路6b、7内に爆
発性ガスが滞留する危険な状態を惹起するおそれが完全
に回避できるものとなり、この種焼結炉の操業の安全性
に万全を期することができるものとなる。また、このシ
ステムでは、真空ポンプ5の停止時には同時に上流側排
気系路6bへも不活性ガスを流入してガスパージするよ
うにしているので、ポンプ停止に伴ないその下流側排気
系路7から該真空ポンプ5内を通過したオイルを含むガ
スが逆流して、上流側の炉1等をオイルで汚染する心配
もない。
本発明は、以上の如くして真空焼結炉における排気シス
テムでの爆発事故の危険性を排除できるものである。そ
して、本発明は真空焼結炉のみならず、雰囲気ガスとし
て爆発性ガスを使用するその他の真空熱処理炉の場合に
ついても同様に利用可能な汎用性をもったものであるこ
とは言うまでもない、なお、第1、第2不活性ガス供給
系路11.13に設けたバルブ12.14の開閉切換や
開度調整の具体的な制御の内容、またメインバルブ9を
含めてそれらの具体的な制御方式等は、上記実施例に拘
束されず、必要に応じ様々に改良、変更等を加えること
ができる。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明は真空熱処理炉の排気系
路で爆発性ガスと酸素とが混合するおそれを確実に防止
できて爆発事故の危険性を排除でき、併せてガスの逆流
に伴なう真空ポンプ上流側でのオイルによる汚染問題も
解消できる安全装置を提供することができたものである
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明の一実施例を示す真空焼結炉における排
気システムの概略説明図である。 1・・・真空焼結炉 1a11e11ガス導入口、ib・・拳排気口5・・・
真空ポンプ(ロータリポンプ)5 a* 11 @吸気
口、  5beII11排気口6・・・上流側排気系路 6b・・・真空ポンプ側の上流側排気系路7・・・下流
側排気系路 8・Φ・大気放出口 9・・・メインバルブ 10・拳・不活性ガス供給手段 11−−−第1不活性ガス供給系路 12・・・第1バルブ 13・・・第2不活性ガス供給系路 14・や・第2バルブ 15・Φ・制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 爆発性ガスを含む熱処理炉内からの排ガスを真空ポンプ
    で吸引して大気中に放出せしめるようにした真空熱処理
    炉の排気システムにおいて、前記熱処理炉内の排気口と
    前記真空ポンプの吸気口とをメインバルブを介して連通
    する上流側排気系路と、一端が前記真空ポンプの排気口
    と連通され他端に大気放出口を有する下流側排気系路と
    、この下流側排気系路に第1バルブを介して連通され不
    活性ガス供給手段から該下流側排気系路に不活性ガスを
    流入させる第1不活性ガス供給系路と、前記メインバル
    ブと前記真空ポンプとの間の上流側排気系路に第2バル
    ブを介して連通され前記不活性ガス供給手段から該上流
    側排気系路に不活性ガスを流入させる第2不活性ガス供
    給系路とを設けたことを特徴とする真空熱処理炉の安全
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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