JPS6247747B2 - - Google Patents

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JPS6247747B2
JPS6247747B2 JP21330481A JP21330481A JPS6247747B2 JP S6247747 B2 JPS6247747 B2 JP S6247747B2 JP 21330481 A JP21330481 A JP 21330481A JP 21330481 A JP21330481 A JP 21330481A JP S6247747 B2 JPS6247747 B2 JP S6247747B2
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Japan
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self
lever
propelled
operating
workbench
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JP21330481A
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JPS58116237A (ja
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Masao Nozawa
Masao Toosaka
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NOZAWA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NOZAWA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPS58116237A publication Critical patent/JPS58116237A/ja
Publication of JPS6247747B2 publication Critical patent/JPS6247747B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F11/00Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for
    • B66F11/04Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations
    • B66F11/042Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations actuated by lazy-tongs mechanisms or articulated levers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自走式作業台車に関し、特に、昇降自
在に位置制御される作業台を備え、果樹園等の管
理作業に使用される作業台車に関する。
[従来の技術] 果樹園における一連の管理作業、例えば剪定、
人工授粉、摘花、袋掛け、除袋、収穫などの作業
は、地上から手の届く低い所から梯子が必要な高
い所にわたつて行う必要があり、また、果樹から
果樹へと果樹園内を広く移動して行う必要がある
ことから、従来、自走式の台車に作業台を昇降自
在に連結した自走式作業台車が使用されている。
ところで、このような自走式作業台車において
は、その運転操作や作業台の昇降操作は地上のオ
ペレータが行うよう構成されたものが一般的であ
り、作業台上で作業する者の他にオペレータが必
要であつた。もつとも、作業台上にその昇降を切
換える操作手段、例えば切換えスイツチあるいは
油圧切換バルブ等を付設しておけば、作業台上の
作業者のみで作業台を昇降させることができるか
ら地上のオペレータは不要とすることができる
が、この場合においても、自走式台車の運転操作
は地上に降りて行なわねばならず、極めて作業性
の悪いものであつた。
[発明が解決しようとする問題点] このような自走式台車の作業性を改善する手段
としては、作業台側に各種の操作レバーを配設し
ておき、これと自走式台車側の各種の操作部材、
例えばエンジンのスロツトルレバー、ミツシヨン
装置の変換レバー、クラツチ装置のテンシヨンア
ーム、走行系のブレーキ装置などとの間を長い操
作ワイヤを介して連繋構成することが考えられる
が、この場合には、大きな操作量の伝達が難かし
いという問題点がある。従つて、ミツシヨン装置
の変換レバーのように、比較的大きな操作力や、
操作量を要するものの操作ワイヤによる遠隔操作
は極めて困難なものであつた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、以上の事情を考慮してなされたもの
で、長い操作ワイヤを用いることなく作業台上の
操作レバーと自走式台車側の操作部材とを連繋構
成でき、大きな操作力を要するミツシヨン装置の
変速レバーをも作業台上から遠隔操作できるよう
構成した自走式作業台車を提供することを目的と
する。
この目的のため本発明は、エンジンやミツシヨ
ン装置等の操作部材を有する自走式の台車と、こ
の台車上に伸縮リンク機構を介して連結され、そ
の作動により昇降位置制御させる作業台とを備え
る自走式作業台車において、上記作業台車に操作
レバーを配置すると共に、上記伸縮リンク機構の
構成メンバに沿つてチエーン伝動機構を設け、こ
のチエーン伝動機構を介して作業台側の操作レバ
ーと自走式台車側のミツシヨン装置の変速レバー
とを連繋構成したことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の構成を図面に示す一実施例に基
づいて具体的に説明する。
第1図および第2図に示す自走式作業台車にお
いて、符号1は自走台車であり、その上方に伸縮
リンク機構2を介して作業台3を上下に昇降自在
に連結している。
自走台車1はクローラ走行装置4を下部に備え
るフレーム5上にエンジン6や、ミツシヨン装置
7等を配置して備え、エンジン6の出力をミツシ
ヨン装置7で減速して各変速段のクローラ走行が
可能にされており、このような構成は従来のもの
と同様である。なお、本実施例においては、自走
台車1はクローラ走行するよう構成されている
が、車輪走行するよう構成してもよいことは勿論
である。
ここで上記自走台車1のフレーム5左右両側に
は、転倒防止用の安定フレーム8,8が設けられ
ている。この安定フレーム8は、前記クローラ走
行装置4のゴムクローラ9の側方に延び、その前
後端部をゴムクローラ9の前および後側に屈曲さ
せた平面視縦長の略C字状に形成された本体に、
フレーム5側に向つて延びる前後一対の支持アー
ム10,10を固着したもので、この支持アーム
10,10をフレーム5に形成した支持孔に対し
て挿通してボルトにより固定することで、安定フ
レーム8は上記ゴムクローラ9を囲繞する格納位
置と、この格納位置から左右方向に張り出した作
用位置とに移動可能になつている。なお、安定フ
レーム8本体と支持アーム10とは、第2図で明
らかなように同一平面にはなく上下に段差を有し
ており、支持アーム10を上側にしてこれをフレ
ーム5に挿通した場合には安定フレーム8本体が
地上に近接し、また、この取付け状態と反対に支
持アーム10を下側にした場合には安定フレーム
8の地上高が大きくなるようになつている。
また、フレーム5上には、前記伸縮リンク機構
2の下端部を支持すべく、前後方向に延びる左右
一対のガイドレール11,11を張設した支持台
12が配置されている。この支持台12は、左右
方向の片側の前後2個所が支持脚13を介してフ
レーム5にヒンジ結合されると共に、反対側の前
後方向略中央部がパンタグラフ式のジヤツキ装置
14を介してフレーム5上に支持されている。そ
して、ジヤツキ装置14は、その上下端部がそれ
ぞれ支持台12とフレーム5とにヒンジ結合され
ることで、クランクハンドル15の操作により上
下方向に伸縮させると、支持台12を左右に傾動
できるようになつている。なお、上記ジヤツキ装
置14は、パンタグラフ式のものに限らず、ねじ
棒式のダルマジヤツキや電動式ジヤツキ、あるい
は油圧式ジヤツキを用いてもよい。
つぎに伸縮リンク機構2は、その構成メンバと
して、下端部が枢軸16を介してガイドレール1
1,11前端部に回動自在に枢着され、かつ連結
板で部分的に連結される左右一対のリンクアーム
17,17と、下端部がガイドレール11,11
にローラ支持され、かつ上記と同様互いに部分的
に連結される左右一対のリンクアーム18,18
とを有し、これらのリンクアーム17,18を側
面視X字状に交叉してその交叉部分を枢軸19を
介して互いに回動自在に連結している。そして、
各リンクアーム17,18を相対回動してその上
端の位置を上下に移動させるべく、両リンクアー
ム17,18の間には取付け棒を介して油圧シリ
ンダ装置20が介設され、このように構成される
伸縮リンク機構2の各リンクアーム17,17、
18,18の上端部に作業台3が支持されてい
る。すなわち、作業台3の床板21下面には、前
後方向に延びる左右一対のガイドレール22,2
2が配設してあり、前記リンクアーム18,18
の上端部は枢軸23を介してこのガイドレール2
2,22の前端部に枢着されると共に、他方のリ
ンクアーム17,17の上端部はガイドレール2
2,22にそれぞれローラ支持されており、伸縮
リンク機構2の作動により作業台3は略水平姿勢
を保持して上下に昇降されるようになつている。
作業台3は、前記支持台12より幅広の床板2
1を備え、その左右端部に張り出し床を兼ねる左
右の側板24,24を回動自在に取付けたもの
で、床板21前端部に取手ハンドル25を有する
操作ボツクス26を固設している。なお、この操
作ボツクス26は、作業台3の下降限において地
上から充分に手の屈く高さに配置してある。この
操作ボツクス26には油圧レバーOL、スロツト
ルレバーTL、ブレーキレバー兼用のテンシヨン
クラツチレバーCL、左右一対のサイドクラツチ
レバーSL,SLが設けられ、これらは操作力が比
較的小さくてもよいものであり、それぞれ各操作
ケーブルCを介して自走台車1側の対応する操作
部材に連繋されており、油圧レバーOLの操作で
油圧シリンダ装置20の伸縮制御を行い、スロツ
トルレバーTLでエンジン6の回転数制御を、ま
たテンシヨンクラツチレバーCLでエンジン6か
らミツシヨン装置7への動力伝達の断続切換えと
その切換状態に応じてクローラ走行装置4の制
動、制動解除の切換え操作を行うと共に、左右の
サイドクラツチレバーSL,SLで自走台車1の操
向操作を行うよう構成されている。
また、前記床板21の左右両端面には第3図、
第4図にも示すようにそれぞれ前後2個所に支持
ブラケツト27が突設されると共に、この支持ブ
ラケツト27には、側板24端部に熔着した後述
する係合部材28を回動自在に枢着する取付け軸
29が形成されており、これにより側板24,2
4は床板21に対し回動自在である。このような
側板24を、床板21に対して起立位置と水平位
置に保持すべくストツパ機構30が設けられてい
る。すなわち、上記側板24端部に固設されて、
取付け軸29に枢着される係合部材28には、略
90度の角度間隔において円周2個所に係合切欠き
31,32が形成されており、一方、床板21側
には、上記係合切欠き31あるいは32に選択的
に係合する係止爪33を一端部に形成し他端部
に、操作ハンドル34を備える係止部材35が枢
着され、この係止部材35は、バネ付勢により一
方向への回動習性が与えられていて、その係止爪
33の上記係合切欠き31あるいは32に対する
係合状態を保持するようになつている。なお、係
合部材28は、係止爪33に対し側板24の起立
位置で一方の係合切欠き31を、また、その水平
位置で他方の係合切欠き32を係合するよう関連
づけて側板24に固定される。
そして、以上のように構成されるストツパ機構
30は、床板21の前端部および後端部に左右一
対ずつ配置され、かつ前後に配置される各ストツ
パ機構30は、その係止部材35の床板21に対
する枢着軸36を共通にすることで連動構成され
ている。また、上記左右の側板24,24の外側
面には、第5図に示すように側板24の水平位置
でこれより外側方にスライド可能に支持される延
長板37が設けられている。この延長板37の先
端部には、側板24に対する係止機構を付設した
取手38が取付けてあり、側板24と重合する収
納状態に保持できるようになつている。なお、上
記延長板37は、側板24内部に収納してその上
端面から引き出し得るようにしてもよい。
そして、このような左右の側板24,24の下
端面39には、引起しレバー40が上記下端面3
9に沿つて回動自在に枢着されると共に、このレ
バー40を係止するストツパ41が熔着され、か
つ上記レバー40をストツパ41側に回動付勢す
るバネ42が設けられており、第6図に示すよう
側板24を床板21に垂下した状態で引起しレバ
ー40を床板21の外側方に張出すべく回動でき
るようにしてある。
なお、上述した側板24の下端部には、図示省
略するが、その内側に向け略直角に突出して、側
板24の起立状態で床板21上面に当接するスト
ツパ部材が適宜の箇所に設けてあり、側板24の
起立位置において、その内側への倒れを防止して
いる。
一方、前記作業台3から自走台車1へ前記各操
作ケーブルCより大きい操作力、操作量の動力伝
達を可能にすべく、伸縮リンク機構2に沿つてチ
エーン伝動機構43が設けられる。
第1図に示すように、作業台3に張設したガイ
ドレール22側の枢軸23には、操作レバー44
をボスに一体結合した駆動スプロケツト45が回
動自在に取付けてあり、また、支持台12に張設
したガイドレール11側の枢軸16には、操作ア
ーム46,47をボスに一体的に取付けてこれら
両アーム46,47をボスの直径線上に対向配置
して、それぞれ外方に突設した従動スプロケツト
48を回動自在に取付け、さらに、両リンクアー
ム16,18を交叉結合する枢軸19には、一体
結合する二連の中間スプロケツト49が回動自在
に取付けてある。
そして、伸縮リンク機構2の伸縮状態にかかわ
らず軸間距離が不変である上記駆動スプロケツト
45と中間スプロケツト49との間、および中間
スプロケツト49と従動スプロケツト48との間
に、それぞれ伝動チエーン50と51が掛け巻い
てある。その際、伝動チエーン50,51は駆動
スプロケツト45側の操作レバー44を起立状態
においた場合に、従動スプロケツト48側の操作
アーム46,47がリンクアーム17の左右両側
に振り分け配置されるよう関連づけてある。な
お、上記伝動チエーン50,51は、各リンクを
無端状に連結した通常のものでも構わないが、駆
動スプロケツト45の所定角度の回動を中間スプ
ロケツト49を介して従動スプロケツト48に伝
達する機能があれば充分であるから、本実施例に
おいては、第7図に示すように、各スプロケツト
45,48,49に噛合うことのない直線部分は
チエーンに代えて、中間部分がターンバツクル5
2で連結されるリンクロツド53としてあり、チ
エーンの張り調整が行なえるようにしてある。ま
た、例えば駆動スプロケツト45は、中間スプロ
ケツト49との軸間距離が不変であるリンクアー
ム18上に設けてもよい。この場合には、駆動ス
プロケツト45を枢軸23の近傍に配置すること
により、伸縮リンク機構2の伸縮状態による操作
レバー44の位置変化の影響は実質上無視するこ
とができる。さらに、本実施例において用いたチ
エーン伝動機構43に代えて、タイミングベルト
による巻掛け伝動機構を採用してもよく、要は、
スリツプのない巻掛け伝動機構を構成することで
ある。
このような構成のチエーン伝動機構43は、一
対のコントロールワイヤ54,55を介して自走
台車1のミツシヨン装置7に連繋される。すなわ
ち、第7図に示すとおり、従動スプロケツト48
の操作アーム46,47端部には、一対のコント
ロールワイヤ54,55のインナワイヤ56,5
7の一端部が接続してあり、このインナワイヤ5
6,57の他端部は、ミツシヨン装置7のロータ
リ式変速軸58の上端に取付けた回動操作板59
の両端部にそれぞれ接続してある。そして、上記
インナワイヤ56,57を案内するシース60,
61は、前記支持台12側の不動部材に支持し
て、上記操作アーム46,47に所定間隔をあけ
て対向配置されるワイヤブラケツト62に一端部
をそれぞれ接続固定すると共に、その他端部は、
ミツシヨンケース63に取付けて回動操作板59
に所定間隔をあけて対向配置するワイヤブラケツ
ト64に、接続固定してある。
以上のとおり構成した自走式作業台車は、作業
台3の昇降操作および自走台車1の各種運転操作
が全て作業台3上においても行うことができるか
ら、従来のように、地上で各種運転操作を行うオ
ペレータは不要となる。この使用状態を、例えば
果樹園内の収穫作業に沿つて説明すると、まず、
比較的地上高の低いところの果実を収穫する場合
には、作業台3側の操作ボツクス26に配置した
油圧レバーOLの操作で、油圧シリンダ装置20
を収縮操作する。これにより伸縮リンク機構2の
両リンクアーム17,18は、枢軸19廻りに相
対回動してその上端部の位置を下げ、作業台3と
一体のガイドレール22を下降するから、作業台
3を支持台11直上まで下降される。そこで、作
業台3の床板21上で収穫作業を行うのである。
その際、側板24,24をストツパ機構30の
操作で左右側方に張り出すことにより、広い作業
スペースを得ることができる。すなわち、第3図
に示す状態から、係止部材35の操作ハンドル3
4を若干上方に揺動させ、その係止爪33と係合
部材28側の係合切欠き31との係合を解除した
後、側板24を起立位置から水平位置に倒状す
る。そして、その位置で操作ハンドル34をバネ
付勢に応じて復帰させて、係止爪33を他方の係
合切欠き32に係合させるのである。
この状態は第5図に示され、側板24の回転モ
ーメントは、係止爪33を介して係止部材35の
枢着軸36上に働き、この枢着軸36は、床板2
1に枢着されていることから、側板24は床板2
1に対応する水平姿勢が保たれる。ストツパ機構
30は、左右の側板24,24毎に独立して設け
られているので、一方の側板24のみ水平姿勢に
保持することも、また両方とも水平姿勢に保持し
て広い作業スペースを得ることも可能であり、作
業場所の広狭の条件、あるいは、収穫物の載置ス
ペースの条件に応じて適宜使い分けることができ
る。また、一方の側板24についていえば、スト
ツパ機構30は作業台3の前後端部に各々配置さ
れ、かつ互いに連動構成されているから、側板2
6の起倒操作の作業性に富むものである。
収穫した果実は、通常、上記床板21上に載置
する収容箱に収容するが、この収容箱の積卸しの
際には、第6図に示すように、左右の側板24,
24は、ストツパ機構30の解除操作により下方
に回動して床板21に垂下する。この状態では、
側板24の下端面39は上方に向いていて、引起
しレバー40を回動操作することができるから、
収容箱の積卸し作業の終了後には、上記引起しレ
バー40を床板21の外側方に張出して、これを
上方に引起すことにより作業台3上から側板24
を起立姿勢に復帰させることができる。もちろ
ん、側板24の上下操作は地上から直接行うこと
もできる。
つぎに、地上あるいは下降位置での作業台3か
らでは収穫できない高い地上高にある果実の収穫
にあたつては、前記と反対に、油圧レバーOLの
操作で油圧シリンダ装置20を伸長操作する。こ
れにより、伸縮リンク機構2が伸長動作して作業
台3を上昇させる。そこで、作業台3が所定の高
さ位置に達したとき、油圧レバーOLの操作で油
圧シリンダ装置20の伸張動作を停止して、作業
台3を所定の地上高に保つのである。
作業台3上での収穫作業は前述と略同様である
が、作業台3の上昇に伴い重心位置が高くなるの
で、このような状態で収穫作業を行う場合には、
あらかじめ安定フレーム8を、自走台車1のフレ
ーム5から左右に引出しておく。その際、安定フ
レーム8は、その支持アーム10を上側にしてフ
レーム5に取付ける。このようにすることで、自
走台車1が多少傾動した場合の左右接地幅、およ
び前後接地幅が拡大され、作業台3を上昇限にお
いた場合にも、これを安定して支持できるのであ
る。
このような安定フレーム8を使用した高所作業
においては、第5図に示すように、側板24から
延長板37を引出してその上で作業することも可
能となる。このようにすることにより、果樹の中
心部で自走台車1より遠い箇所にある果実も容易
に収穫することができる。
収穫すべき果樹が傾斜地にある場合は、自走台
車1は、その左右方向を傾斜線に沿わせて配置す
る。この状態では、支持台12は左右方向に傾斜
しているので、ジヤツキ装置14をクランクハン
ドル15を用いて適宜伸縮操作して支持台12を
水平状態にしておく。そして、作業台3を前述同
様、適宜昇降して収穫作業を行うのである。
ここで、自走式作業台車を他の収穫すべき果樹
のところまで移動する場合には、まず、安定フレ
ーム8を、その支持アーム10を下側にした状態
でフレーム5に挿通し、これを格納位置にしてお
く。こうすることにより安定フレーム8の地上高
が高くなり、走行の障害とならず、また、安定フ
レーム8がクローラ9の上方に位置するのでクロ
ーラ9を保護することもできる。
このような前準備の後、作業台3側の操作ボツ
クス26および操作レバー44を操作して、自走
台車1の運転を行う。まず、テンシヨンクラツチ
レバーCLの操作でエンジン6からミツシヨン装
置7への動力伝達を遮断すると共に、クローラ走
行装置4に制動を加えておき、この状態で操作レ
バー44を揺動操作する。この操作レバー44の
揺動運動は、伸縮リンク機構2の伸縮状態に係わ
りなく、駆動スプロケツト45、伝動チエーン5
0、中間スプロケツト49、伝動チエーン51を
介して従動スプロケツト48に強力に伝達される
ので、その操作アーム46,47を回動させる。
この操作アーム46,47は、一対のコントロー
ルワイヤ54,55によりミツシヨン装置7の回
動操作板59に連繋されているので、操作レバー
44の一方向への揺動運動は、回動操作板59へ
一方向の強い回転運動として伝達され、また、操
作レバー44の他方向への揺動運動は、同様に回
動操作板59の他方向への回転運動として強い力
で伝達される。そして、回動操作板59は揺動レ
バー44の揺動操作量に応じて回動操作されるか
ら、操作レバー44により、ミツシヨン装置7の
ロータリ式変速軸58が、適宜、変速操作され
る。
そこで、操作レバー44により所定の変速段に
切換えた後、前記テンシヨンクラツチレバーCL
を操作して、クローラ走行装置4の制動を解除す
ると共に、エンジン6からミツシヨン装置7への
動力伝達を接続する。これにより、自走台車1の
クローラ走行装置4が駆動されるから、左右のサ
イドクラツチレバーSL,SLにより操向操作する
ことで、自走台車1は果樹園内を自由に走行する
ことができる。その際、自走台車1は接地面積が
大きくて接地圧の小さくなるゴムクローラ9,9
により走行するので果樹の根を痛めることがな
い。
なお、前記操作ボツクス26は、作業台3側に
配置されているから、作業台3の昇降位置に係わ
りなく作業台3上で自走台車1の運転操作が行な
えることは勿論のこと、作業台3の下降位置にあ
つては、操作ボツクス26は地上から操作可能で
あるから、地上歩行しながら自走台車1の運転操
作を行うこともできる。従つて、第6図に示すよ
うに、側板24,24を床板21に垂下した状態
にしておけば、枝が低く張出した果樹の下を通り
抜けることも容易である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、昇降可能
な作業台上の操作レバーと自走式台車側のミツシ
ヨン装置の変速レバーとの間をチエーン伝動機構
により連繋構成したから、操作レバーの操作力お
よび操作量を強い力で確実にミツシヨン装置の変
速レバーに伝達することができる。しかも上記チ
エーン伝動機構は、作業台の昇降位置に係わりな
く操作ケーブルより強力な動力伝達が可能である
から、作業台を任意の昇降位置に保持した状態で
自走式台車側のミツシヨン装置の変速レバーの操
作が可能となる。従つて、従来、操作ケーブルで
は困難とされていたミツシヨン装置の変速レバー
の変速操作も作業台上から遠隔操作することが可
能となり、自走式作業台車の運転操作が地上から
は勿論のこと、作業台上においても全て行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による自走式作業台
車の全体側面図、第2図は同正面図、第3図は床
板に対する取付け板の取付け構造を示す正面図、
第4図は同要部の平面図、第5図および第6図は
側板の回動位置を示す使用説明図、第7図は操作
レバーからミツシヨン装置の変速軸に至る連繋構
成を示す概略全体斜視図である。 1……自走台車、2……伸縮リンンク機構、3
……作業台、4……クローラ走行装置、5……フ
レーム、6……エンジン、7……ミツシヨン装
置、8……安定フレーム、12……支持台、14
……ジヤツキ装置、17,18……リンクアー
ム、20……油圧シリンダ装置、21……床板、
24……側板、26……操作ボツクス、28……
係合部材、30……ストツパ機構、35……係止
部材、37……延長板、40……引起しレバー、
43……チエーン伝動機構、44……操作レバ
ー、45……駆動スプロケツト、46,47……
操作アーム、48……従動スプロケツト、49…
…中間スプロケツト、50,51……伝動チエー
ン、52……ターンバツクル、53……リンクロ
ツド、54,55………コントロールワイヤ、5
6,57……インナワイヤ、58……ロータリ式
変速軸、59……回動操作板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンやミツシヨン装置等の操作部材を有
    する自走式台車と、この台車上に伸縮リンク機構
    を介して連結され、その作動により昇降位置制御
    される作業台とを備える自走式作業台車におい
    て、 上記作業台側に操作レバーを配置すると共に、
    上記伸縮リンク機構の構成メンバに沿つてチエー
    ン伝動機構を設け、このチエーン伝動機構を介し
    て作業台側の操作レバーと自走式台車側のミツシ
    ヨン装置の変速レバーとを連繋構成したことを特
    徴とする自走式作業台車。
JP21330481A 1981-12-28 1981-12-28 自走式作業台車 Granted JPS58116237A (ja)

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JP21330481A JPS58116237A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 自走式作業台車

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KR101123630B1 (ko) * 2011-08-10 2012-03-21 주식회사 세웅 농업기계용 고소작업대
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CN106515419A (zh) * 2016-12-21 2017-03-22 景德镇陶瓷大学 一种油电混合叉车
CN106629487A (zh) * 2016-12-21 2017-05-10 景德镇陶瓷大学 一种叉车

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