JPS6247729A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JPS6247729A
JPS6247729A JP60187887A JP18788785A JPS6247729A JP S6247729 A JPS6247729 A JP S6247729A JP 60187887 A JP60187887 A JP 60187887A JP 18788785 A JP18788785 A JP 18788785A JP S6247729 A JPS6247729 A JP S6247729A
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JP
Japan
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magnetic
position detection
circuit
coils
signal
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Pending
Application number
JP60187887A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Yoshinori Taguchi
田口 義徳
Yoichi Miura
洋一 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6247729A publication Critical patent/JPS6247729A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、位置指定用磁気発生器により磁界を加えられ
た磁性体の透11ホの変化に基づいて、位置指定用磁気
発生器で指定された位置を検出する位置検出装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の一端また
は位置指示ペンの先端に設けた駆動コイルにパルス電流
を印加して1))2磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起さ
せた時点より、位置指示ペンの先端または磁歪伝達媒体
の一端に設【ノた検出コイルに前記磁歪振動波に基づく
誘導電圧を検出するまでの時間を処理器等で測定し、こ
れより位置指示ペンの指示位置を算出する如くなしたも
のがあった。また、従来の他の位置検出装置としては、
複数の駆動線と検出線とを互いに直交して配置し、駆動
線に順次、電流を流すとともに検出線を順次選択して誘
導電圧を検出し、フェライトのような磁性体を有する位
置指示ペンで指定した位置を大ぎな誘導電圧が誘起され
た検出線の位置より検出するようになしたものがあった
(発明が解決しようとする問題点) 前者の装■では位置検出精度は比較的良好であるが、ペ
ンと処理器等との間でタイミング信号等を授受するため
、ペンと装置との間にコードを必要としその取扱いが著
しく制限されると共に、他のti器からの誘導を受けや
すく誤動作したり、また逆にノイズの発生源となる可能
性もあり、更にペンを磁歪伝達媒体に対して垂直に保持
し、かつかなり近接させて指示しなければならなかった
また、後者の装置では位置指示ペンをコードレスとする
ことができるが、座標位置の分解能が線の間隔で決まり
、分解能を上げるために線の間隔を小さくするとSN比
及び安定度が悪くなり、従って分解能を上げることが困
難であり、また駆動線と検出線の交点の具上の位置検出
が困難であり、更に位置指示ペンを線に極く接近さIな
ければならず入力面上に厚みのある物を置いて使用でき
なかった。さらに従来、位置入力のタイミングをペンの
操作に関連付けようとする場合は、ペン自体にスイッチ
、あるいはなんらかの信号の発生回路を取付ける必要が
あり、構成が複雑となり、また故障し易い等の問題点が
あった。
本発明はこのような従来の欠点を改善したものであり、
位置指定用磁気発生器がどこにも接続されず操作性が良
く、また外部からの誘導に強く且つノイズを放出するこ
とのない高精度な位置検出装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明の位置検出装置は、第1図に示すように所定間隔
隔てて互いにほぼ平行に配列された複数の長尺の磁性体
11a〜11jど、該複数の磁性体11a〜11jのそ
れぞれについてその広い範囲に亘って巻回された複数の
コイル12a〜12jとを備えた位置検出部10と、定
常的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器、例えば入
力ペン20と、所定周期の交番信号を発生する駆動信号
源30と、前記コイル12a〜12jのうちの2つと所
定のインピーダンス素子とを組合眩且つ前記交番信号を
電源としてブリッジ回路を構成し、前記複数のコイル1
28〜12jを該ブリッジ回路のコイルとして順次切替
えて接続する信号選択回路40と、前記ブリッジ回路の
検出端子間に発生する電圧を次々に取出し、これらより
前記入力ベン20による位置検出部10上の指定位置を
求める位置検出回路50とからなっている。
(作用) 前記各コイル12a〜12jの自己インダクタンスLを
式で表わすと、 し−μ・SN2/1        ・・・・・・(1
)となる(但し、ここで、Sは各コイル12a〜12j
の断面積、Nは各コイル128〜12jの巻回数、pは
各コイル12a〜12jの長さである。)。
ところで、磁性体11a〜11jの透磁率μは、外部か
ら加わる定常的な磁界(以下、磁気バイアスと称す。)
によって大きく変化する。その変化のようすは磁性体の
組成、前記交流信号の周波数、あるいは磁性体に熱処理
、又は磁場処理を加えること等によって異なるが、ここ
では第2図に示すように僅かな磁気バイアスを加えた時
に最大となり、それ以上の磁気バイアスを加えれば加え
る程減少するものとする。なお、ここで磁気バイアスを
加える向きは磁性体118〜11jの長手方向である。
而して、棒磁石21を内蔵する入力ベン20の一端を磁
性体118〜11jの上部に位置させると、第3図及び
第4図に示すように磁性体11a〜11jに棒磁石21
より出た磁束が交差する。
この時、棒磁石21を中心として等距離の部位において
、前記磁束と各磁性体118〜11jとの交差でる角度
は、棒磁石21に近い磁性体稈小さく、棒磁石21より
離れた磁性体程大きくなる。
磁性体11a〜11jの長手方向に加えられる磁気バイ
アス量は磁束と磁性体118〜11jとの交差する角度
が小さい程大きくなるため、前記入力ベン20の棒磁石
21に一番近い磁性体で一番大きく、ここから離れるに
従って徐々に小さくなり、さらに離れると徐々に大きく
なる。
従って、磁性体11a〜11jの長手方向に直交する方
向(D下、X方向とする。)における位置(変位)X(
但し、棒磁石21直下の位置を0とする。)と透磁率μ
との関係は、第5図に示す如くなる。
一方、各磁性体118〜11j上に巻回された各コイル
12a〜12jは信号選択回路40により、そのうちの
2つのコイル(以下、これをコイルKl、に2とする。
)と所定のインピーダンス素子、例えば抵抗R1,R2
とが、第6図(a)又は(b)に示されるブリッジ回路
を構成する如く組合される。この時、コイルに1.に2
を例えば、(K1.に2)= (12a、12c)、(
12t)。
12e)、(12d、12g>、(12f、121)、
(12h、12j>と順次切替え、コイルに1.に2と
棒磁石21との位置を変化させると、自己インダクタン
スは前記(1)式に示されるように透磁率μに比例する
ため、該コイルKl、に2の自己インダクタンスLl、
L2も第7図に示すように変化する。ここで、コイル1
2a〜12jの各コイルの間隔をaとすると、前記切替
えの間隔は2aであり、対になるコイルの間隔は3aと
なる(但し、両端のみ切替えの間隔はa1コイルの間隔
は2aとなる。)。
第6図(a)又は(b)に示されるブリッジ回路が平衡
する条件は、 Ll・R2=L2・R1・・・・・・(3)であるが、
R1=R2とすると、該ブリッジ回路の検出端子1−2
間には、近似的に2つのコイルKl、に2の自己インダ
クタンスLl、L2の差に比例する電圧が得られる。従
って、前述したようにコイルに1.に2を切替えると、
第8図に示すような、間隔3aの一対のコイルの信号の
差に相当する信号を間隔2aで標本化した電圧値が得ら
れる。ここで、電圧値が「0」となる点Pは自己インダ
クタンスL1.L2が等しい、即ち棒磁石21から2つ
のコイルK1.に2までの距離がちょうど等しい場合を
示しており、これより棒磁石21の位置を検出すること
ができる。
第8図に示す曲線は、コイル12a〜12jを前述した
ように切替えた際の幾つかの電圧値を近似したものであ
り、実際にはこのような連続した値としては得られない
。しかしながら、この近似信号の周波数成分の上限はほ
ぼ6aに比例し、その標本化周波数は前述したように2
aに比例するため、周知の標本化定理によれば前記電圧
値より該近似信号を再生できることになる。
本発明では前述した離散的な電圧値の信号を検波し直流
電圧の検波信号に変換し、さらに所定の低域フィルタを
通して第8図に示づような連続信号となし、その上で前
記点Pを検出し、棒磁石21の位置を検出するようにな
している。
点Pの第1の検出方法は、第8図に示す検出信号を所定
値Vtレベルシフトした上e1細かく標本化しアナログ
・ディジタル変換し、第9図に示すように前記レベルシ
フト値に相当するレベルVtを横切る点P′のコイル切
替えタイミングでの比(b : c)を求めることによ
りX方向の位置を算出でき、また、同時に点Pでの傾き
より、棒磁石21、即ち入力ベン20の高さ方向(以下
、Z方向と称す。)の位置を算出できる。
また、点Pの第2の検出方法としては、所定のクロツタ
パルスを計数するカウンタの計数値をデコードし、信号
選択回路40の切替えタイミング信号を発生させるとと
もに、第8図に示す検出信号がゼロクロスするタイミン
グを所定の比較器で検出し、この時点における前記カウ
ンタの計数値より前記点PのX方向の位置を算出するこ
ともできる。
(実施例) 第10図は位置検出部10の具体的な構成を示す一部破
断乎面図である。磁性体118〜11jとしては、磁石
を接近させても磁化され難く、即ら保持力が小さく、且
つ透磁率の高い材料、例えば直径が約0.1amの断面
円形状のアモルファスワイヤであり、各磁性体11a〜
11jは互いに所定間隔(約5 m )離れて平行に並
べられている。また、アモルファスワイヤとしては、例
えば(Fe1−xCOx)7.5i1oB15(原子%
)(XはFeとcoとの割合を示すもので、0〜1の値
をとる。)等が適している。該磁性体11a〜11jは
円筒状の絶縁性部材、例えばエンバイアチューブ138
〜13jの内部にそれぞれ収容されている。コイル12
8〜12jは、前記エンバイアチューブ1.3a〜13
jの表面に巻回されている。コイル12a〜12jは全
て同一方向くこの実施例では左巻き)に巻回され、それ
ぞれの両端は信号選択回路40に接続される。これらの
磁性体、エンバイアチューブ及びコイルからなる位置検
出部10は、非磁性の金属ケース14の内部に接着剤等
で固定される。また、金属ケース14の上部には非磁性
の金属よりなる蓋15が被せられる。
第11図は入力ペン20の具体例をポリ断面図、第12
図はその電気回路図である。同図において、22は合成
樹脂等からなるペン状の容器であり、その一端には前述
した棒磁石21が軸方向に摺動自在に収容されている。
また、容器22の他端側には周方向に亘って透明なプラ
スチック等からなる赤外線透過窓23が設けられ、その
内側には円錐体の周面にクロムメッキ等を施した反射体
24と、赤外線発光ダイオード25とが収納されている
。26a、26bは操作スイッチで、操作スイッチ26
aは容器22の先端側の一側に取付けられ、操作スイッ
チ26bは棒磁石21の他端に対向して取付けられてい
る。また、27は信号発生回路、28は電池で、容器2
2内の適所に収納されている。信号発生回路27は、測
定開始、位置入力等の位置検出回路50に対する複数(
ここでは3通り)の命令を幾つかのパルス信号の組合せ
による複数のコード信号にそれぞれ変換するもので、デ
コーダ27aとコード信号発生器27bとダイオード駆
動用1〜ランジスタ27Cとを備え、操作スイッチ26
a、26bのオン・オフの組合せに従って、コード信号
を発生し、発光ダイオード25を駆動する。而して、操
作スイッチ26aをオンすると、測定開始のコードを示
す赤外線信号がダイオード25より反射体24、透過窓
23を介して発信され、そのままカバー29を取り付け
た棒磁石21の先端を入力面に押し当てると、該棒磁石
21がスライドしてスイッチ26bがオンし、位置入力
のコード信号を示す赤外線信号が発信される如くなって
いる。
第13図は駆動信号源30の具体例を示すもので、図中
、31は積分回路、32はバンドパスフィルタ、33は
パワードライバである。積分回路31はその入力端子3
4に後述する位置検出回路50の演算処理回路からのク
ロックパルス(またはこれを分周したパルス)を受け、
これを積分し、三角波信号に変換する。バンドパスフィ
ルタ32では、前記三角波信号を正弦波信号に変換する
。パワードライバ33はオペアンプと電流増幅器とから
なっており、前記正弦波信号を電流増幅し、その出力端
子35より信号選択回路40に送出する。なお、基準(
入力)信号にクロックパルスを用いたのは位置検出回路
50と同期をとるためである。
第14図は信号選択回路40の具体例を示すもので、図
中、41.42はマルチプレクサ、43は増幅器、Rは
抵抗である。マルチプレクサ41.42は、1つの共通
端子と、複数(図示例では5個)の選択端子とを有する
周知のもので、位置検出回路50からの切換信号に従っ
て、それぞれ同一番号の選択端子を選択し、コイル12
a〜12jを、第6図(a)に示すブリッジ回路を順次
構成するよう切替え接続する。マルチプレクサ41.4
2の共通端子、即ちブリッジ回路の検出端子は増幅器4
3を介して位置検出回路50に接続される如くなってい
る。
第15図は信号選択回路40の他の構成例を示すもので
、同図において、44は1つの共通端子と複数(図示例
では5個)の選択端子とを有する周知のマルチプレクサ
、45は増幅器、Rは抵抗である。マルチプレクサ44
は位置検出回路50からの切換信号に従って、前記選択
端子を順次選択し、コイル12a〜12jを、第6図(
b)に示すブリッジ回路を順次構成するよう切替え接続
する。マルチプレクサ44の共通端子および抵抗Rの接
続中点、即ちブリッジ回路の検出端子は増幅器45を介
して位置検出回路50に接続される如くなっている。こ
のような構成によれば、マルチプレクサおよび抵抗の個
数を削減することができる。
第16図は位置検出回路50の具体的構成を示す回路ブ
ロック図、第17図は各部の信号を糸す図である。前述
した入力ベン20の発光ダイオード25より、測定開始
のコードを示す赤外線信号が発信されると、該赤外線信
号は赤外線受光ダイオード51で受信され、更に受信v
s52で増幅・波形整形され、元のコード信号に変換さ
れ、更に測定開始の命令信号に戻され、演算処理回路(
CPLJ)53に送出される。演算処理回路53は前記
命令信号を読み取り、測定開始を認識すると、デコーダ
54を介して信号選択回路40へ切換信号S1を送り、
また一方、クロックパルスを分周鼎55を介して駆動信
号源30へ送り、該駆動信号源30は駆動信号をコイル
12a〜12jへ入力する。
この時、コイル12a〜12jにより構成される各ブリ
ッジ回路の出力電圧はマルチプレクサ41.42および
増幅器43を介して、検波器56に送出され、整流され
て直流電圧の検波信号S2に変換され、さらに低域(ロ
ーパス)フィルタ57に送られ、検出信号S3に変換さ
れる。該検出信号S3はレベルシフタ58により正の電
圧信号となるようレベルシフトされ、さらにアナログ・
ディジタル(A/D)変換器59により標本化されディ
ジタル化され、演算処理回路53に送出される。該演算
処理回路53では該ディジタル値より、前述したレベル
シフト値と一致する点Pを検出し、そのタイミングより
棒磁石21、即ち入力ベン20のX方向の座標xpを算
出し、また、必要に応じて入力ベン20の高さhを算出
する。
このようにして求められたディジタル値のX座標値xp
 (又は座標値xpと高さh)は、一旦、演算処理回路
53内のメモリに配憶されるが、前記測定開始を示す信
号が出されている間、上述したような測定及び演算が所
定時間毎に繰返され、その値は更新される。次に、入力
ベン20より位置入力のコードを示す赤外線信号が発信
され、受光ダイオード51、受信152を介して演算処
理回路53に認識されると、その時点における前記ディ
ジタル値のX座標値が入力値として、ディジタル表示器
(図示Vず)等に送出され表示され、または伯のコンピ
ュータ装@60に送出され処理される。
前述した実施例において、測定開始、位置入力等を示す
信号を入力ベン20から位置検出回路50まで赤外線信
号を用いて伝送したが、超音波信号を用いても良い。ま
た、これらの信号は単に位置検出回路50の動作開始や
座標値の入力のタイミングを演算処理回路54に認識さ
せるためのものであるから特に入力ベン20より送るこ
とを要するものではなく、位置検出回路50自体に設け
たキーボードその他のスイッチ回路より送る如くなして
も良い。
また、入力ベン2゛Oの高さを位置入力のパラメータと
して使用することもできる。即ち、測定開始の信号はキ
ーボードその他のスイッチ回路より送り、この状態で入
力ベン20の一端が位置検出部10の入力面に押付けら
れ、高さ[1が所定の値、例えば入力面上、0.5#以
下になった時、これを演算処理回路53で検出し、位置
入力の信号として認識する。
第18図はこの時使用する入力ベン70を示すもので、
合成樹脂からなるペン軸状の容器71の一端72に、先
端先細状の棒磁石73がN極を先端方向に向けて収容さ
れ、ざらに棒磁石73の先端にプラスチック等のカバー
74を取付けてなっている。従って、入力ベン70自体
に前述したような電気回路や電池を設ける必要がなく、
且つ該入力ペン70の操作に関連して位置入力すること
が可能となり、操作性の悪化をきたすことがない。・ なお、実施例中の磁性体、コイルの本数は一例であり、
これに限定されないことはいうまでもない。また、」イ
ルの間隔は2〜6jIIi程度であれば比較的精度良く
位置検出ができることが実験により確かめられている。
また、位置指定用磁気発生器も永久磁石に限定されるこ
とはなく電磁石でもよい。
第19図は位置検出回路の他の構成例を承りもので、こ
こでは点Pの第2の検出方法を実行りる回路を示す。当
初、クリアされたカウンタ801はアンドゲート802
を介してクロックパルス発振器803が発生するクロッ
クパルスを計数する。該計数値はデコーダ804でデコ
ードされ、マルチプレクサ41.42を切替え制御する
。また、前記クロックパルスは分周器805を介して駆
動信号源30に送出される。各ブリッジ回路の検出電圧
は増幅器43を介して検波器806、ローパスフィルタ
807に送られ、第8図に示す連続信号に変換され、比
較器808に送出される。該比較器808では該信号と
“0″レベルとを比較し、一致した時、フリップフロッ
プ809にワンショットパルスを出力する。該フリップ
フロップ809はカウンタ801のクリアと同時にリセ
ットされており、前記ワンショットパルスを受けてセッ
トされる。フリップ70ツブ809の出力は、アンドゲ
ート802を閉じ、カウンタ801の計数を停止させる
とともに、出力バッフ7810を介してホストコンピュ
ータ811に送出され、点Pの検出を通知する。ホスト
コンピュータ811はその時点におけるカウンタ801
の計数値を読取り、これより入力ベン20のX座標値を
算出する。なお、前記カウンタ801、フリップ70ツ
ブ809のリセット信号は、ホストコンピュータ811
より入力バッファ812を介して与えられる。
第20図は本発明の他の実施例を示すものである。同図
において、91及び92はX方向及びY方向の位置検出
部、93及び94はX方向及びY方向用の信号選択回路
で、それぞれ前記位置検出部10、信号選択回路40と
同様な構成を有し 6ており(但し、図面では簡略のた
めその細部については省略する。)、該位置検出部91
.92についてはその各磁性体がそれぞれX方向及びY
方向に直交する如く、互いに重ね合わされている。
また、95は位置検出回路で、X方向及びY方向の位置
検出を交互に行なわせるようにした点を除いて前記位置
検出回路50と同様である。従って、この実施例によれ
ば、X方向及びY方向の2方向、さらに必要であればZ
方向の位置(座標)検出が容易に出来る。この場合、Z
方向の位置検出はX方向の位置検出部91、又はY方向
の位置検出部92のいずれの信号から求めても良い。な
お、位置指定用磁気発生器、駆動信号源の構成は前記実
施例と同じで良い。
また、本発明の位置検出装置は、位置検出部に定常的な
磁界を僅かに与えるのみで良いので、その上部に液晶等
の平面型ディスプレイパネルやタッチパネルを組合せて
使用することらて゛きる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、位置指定用磁気発
生器の指定位置に基づいて変化する複数の各コイルのイ
ンダクタンスを、該コイルを含むブリッジ回路のバラン
スより検出するようになしたため、外部からの誘導やレ
ベル変動、ノイズ等に左右されず、また、磁気発生器の
磁力が弱くても大きな信号が得られ、従って、位置検出
精度を上げることができ、位置検出範囲を大きくとるこ
とが可能となる。また、磁性体の周囲にコイルを巻回し
たので、インダクタンスを大きくとることができ、より
大きな出力が得られ、検出範囲の大きな装置を安価に構
成し得る。また、高さ方向の位置検出が可能となり、位
置指定用磁気発生器の位置検出部に対する高さを位置指
定時のタイミング検出のパラメータとすることができ、
位置指定用磁気発生器自体に電気回路や電池を設けるこ
となく、且つ該位置指定用磁気発生器の操作に関連して
位置指定することが可能となる。また、位置検出の為に
位置指定用磁気発生器と他の装置との間に信号をやりと
りする必要がないためコードレスとすることができ、更
にまた、位置指定の為に必要とする磁気バイアスの量は
、数エルステッド(Oe)程度で良いので、該位置指定
用磁気発生器は位置検出部より多少離しても位置指定が
可能であり、位置検出部の裏面からの位置指定も可能で
あり、強磁性体以外の金属を入力面上に載置することも
できる。また、位置検出部をX方向及びY方向に設けた
ものによれば、X方向及びY方向の2方向、又はこれに
加えて高さくZ)方向の3方向の位置検出が可能となる
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は本発明の
主要な構成を示す説明図、第2図は磁気バイアス対透磁
率の特性図、第3図は位置指定用磁気発生器より磁性体
に印加される磁束のようすを示す図、第4図は位置指定
用磁気発生器の上方より見た第3図と同様な図、第5図
は棒磁石により磁気バイアスを与えられた各磁性体の透
磁率を示すグラフ、第6図(a)(b)は本発明におけ
るブリッジ回路の構成例を示す図、第7図は第6図(a
)(、b)に示すブリッジ回路のコイルに1.に2のイ
ンダクタンス変化を示すグラフ、第8図は第6図(a)
(b)に示すブリッジ回路の出力電圧の変化を示すグラ
フ、第9図はぜOクロス点Pの位置検出のようすを示す
図、第10図は位置検出部10の具体的な構成を示す一
部破断乎面図、第11図入力ペンの具体的な構成を示す
断面図、第12図はその電気回路図、第13図は駆動信
号源の具体的な構成を示す回路図、第14図は信号選択
回路の具体的な回路図、第15図は信号選択回路の他の
具体的な回路図、第16図は位置検出回路の具体的な構
成を示す回路ブロック図、第17図は第16図の各部に
おける信号波形を示す図、第18図は入力ペンの他の実
施例を示す断面図、第19図は位置検出回路の他の具体
的な構成を示す回路ブロック図、第20図は本発明の他
の実施例を示す説明図である。 10・・・位置検出部、20・・・入力ペン、30・・
・駆動信号源、40・・・信号選択回路、50・・・位
置検出回路、11a〜11j・・・磁性体、12a〜1
2j・・・コイル、91・・・X方向位置検出部、92
・・・Y方向位置検出部。 特許出願人  株式会社 ワコム 代理人弁理士  吉 1)精 孝 図面の製雪(内′#cこ室F外!−) 第1図 第2図 0.5 1.0 1.5 2.0 磁気ρイアス(Oe) 第4図 iid   11e 第5図 μ ×方向座標 第6図 (a)     (b) 第7図 第8図 第9図 第10図 第15図 第18図 第20 rI!J 手続補正書初式) 昭和60年12月26日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1事件の表示 昭和60年特許願第187887号 2発明の名称 位置検出装置 3.7I11正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 埼玉県北葛飾郡鷲宮町 接口5丁目23番4 名 称 株式会社 ワコム 代表者 古 1)元 男 4代理人 〒105 電[03)508−9866住 
所 東京都港区虎ノ門1丁目15番11号 林ピル氏 
名 (6998)弁理士 吉 1)精 孝5補正命令通
知の日付 昭和60年11月 6日 昭和60年11月26日(発送日) 6、補正の対象 「図 面」 7、?Ill正の内容 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定間隔隔てて互いにほぼ平行に配列された複数
    の長尺の磁性体と、該複数の磁性体のそれぞれについて
    その広い範囲に亘って巻回された複数のコイルとを備え
    た位置検出部と、定常的な磁界を発生する位置指定用磁
    気発生器と、所定周期の交番信号を発生する駆動信号源
    と、前記コイルのうちの2つと所定のインピーダンス素
    子とを組合せ且つ前記交番信号を電源としてブリッジ回
    路を構成し、前記複数のコイルを該ブリッジ回路のコイ
    ルとして順次切替えて接続する信号選択回路と、前記ブ
    リッジ回路の検出端子間に発生する電圧を次々に取出し
    、これらより前記位置指定用磁気発生器による位置検出
    部上の指定位置を求める位置検出回路とからなる位置検
    出装置。
  2. (2)所定間隔隔てて互いにほぼ平行に配列された複数
    の長尺のX方向の磁性体と、該複数のX方向の磁性体の
    それぞれについてその広い範囲に亘って巻回された複数
    のX方向のコイルとを備えたX方向位置検出部と、該X
    方向位置検出部と同様の構成を有し且つこれと重ね合わ
    されたY方向位置検出部と、定常的な磁界を発生する位
    置指定用磁気発生器と、所定周期の交番信号を発生する
    駆動信号源と、前記X方向及びY方向のコイルのうちの
    2つと所定のインピーダンス素子とを組合せ且つ前記交
    番信号を電源としてX方向及びY方向のブリッジ回路を
    構成し、前記複数のX方向及びY方向のコイルを該X方
    向及びY方向のブリッジ回路のコイルとして順次切替え
    て接続するX方向及びY方向の信号選択回路と、前記X
    方向及びY方向のブリッジ回路の検出端子間に発生する
    電圧を次々に取出し、これらより前記位置指定用磁気発
    生器によるX方向及びY方向の位置検出部上の指定位置
    を求める位置検出回路とからなる位置検出装置。
JP60187887A 1985-08-27 1985-08-27 位置検出装置 Pending JPS6247729A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03128572U (ja) * 1990-04-09 1991-12-25

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