JPS5951035B2 - 電子式座標位置デジタル化装置 - Google Patents

電子式座標位置デジタル化装置

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JPS5951035B2
JPS5951035B2 JP51127113A JP12711376A JPS5951035B2 JP S5951035 B2 JPS5951035 B2 JP S5951035B2 JP 51127113 A JP51127113 A JP 51127113A JP 12711376 A JP12711376 A JP 12711376A JP S5951035 B2 JPS5951035 B2 JP S5951035B2
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/046Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by electromagnetic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/244Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
    • G01D5/249Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains using pulse code

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は位置測定装置に係り、特に、データタ,ブレツ
ト乃至はデジタイザとして一般に知られている型式の電
子式位置測定装置に係る。
デジタイザは工学的な図面や地図の様なアナログ表示か
らデジタル形態のデータを導き出すのに一般的に用いら
れている。
デジタイザは一般に製,図板に類似した2次元基準テー
ブル面を使用し、その上に地図又は図面が置かれそして
特定の位置を示すのに針乃至はカーソルが用いられ、そ
してデジタイザはカーソルの位置のデジタル表示を発生
する。本願は1975年10月22日付のゝデジタイザ
7と称する米国特許出願第624527号の1部継続出
願で゛ある。或る種のデジタイザはテーブルに誘導巻線
をそしてカーソルにも誘導巻線を、これらの間に誘導性
結合を持つて用いている。
これら巻線の1方に励起源が接続されそして位置情報を
得るために他方の巻線に信号処理回路が接続される。テ
ーブルの巻線は各座標軸に対して2相グリツド巻線を具
備し、各相のグリツド巻線は平行な等しく離間された導
体から成る。1方の巻線は正弦波励起電流で駆動されそ
して処理回路からの信号は振巾が一定であり且つグリツ
ド巻線に対するカーソルの位置につれて変化する可変の
位相角を有している。
位相角をカーソル位置の指示として測定するための手段
が設けられている。この装置は小スケール位置測定即ち
微位置測定を達成するのに使用されそして大スケール位
置測定即ち粗位置測定のための追加手段が設けられてい
る。この型式のデジタイザがBailey氏の特許第3
647963号に開示されている。これと同様のデジタ
イザがBailey氏の特許第3801733号、Fr
eedman氏の特許第3699253号;及びCen
tner氏等の特許第3735044号に開示されてい
る。この型式の公知装置は装置の励起のためにアナログ
回路の使用を必要とする。更に、粗測定手段はカウント
サイクルをベースとしたものの様な増分型式のものであ
り、これは各測定が所与の基準位置からスタートするカ
ーソルでもつて行なわれねばならないことを必要とする
。別の種類のデジタイザはカーソルの巻線又はテーブル
の巻線のパルス励起を用いている。
或る形態に於いてはテーブルの複数個のコイルが個々の
出力信号を発生し、該信号が集合体としてカーソルの位
置を表わす2進信号を構成する。この型式のデジタイザ
がLewin氏の特許第3466646号に開示されて
おりそしてこれと同様の装置がInokuchi氏の特
許第3819857号に開示されている。
この装置は非常に多数の導体を必要としそしてその精度
は導体の配置に左右される。Kamm氏等の特許第39
04822号に示された様な別の形態に於いては、テー
ブルの多導体が逐次にパルス付勢されそして位置情報を
得るためにカーソル信号が処理される。これはわずかな
距離に対してのみ有用であり、精度に制限がある。更に
別の種類のデジタイザはカーソルと導電性シート乃至は
グリツドとの間に容量性結合を用いている。
か・る装置はAsano氏等の特許第3591718号
に開示されている。同様の装置がDym氏等の特許第3
593115号;Dym氏の特許第3668313号及
びEllis氏等の特許第3567859号に開示され
ている。この型式の装置は比較的わずかな距離に亘つて
中程度の精度しか与えない。本発明に依れば、位置測定
はパルス状の多相電流に依つて励起される多相グリツド
巻線を用いて達成される。
これはデジタルスイツチ回路とわずかなアナログ回路と
でほぼ完全に実施できる励起・検出回路を簡単化すると
いう効果を有している。本装置は特に小スケール測定即
ち微測定に対して高い精度で用いられる。更に、本発明
に依れば、微測定用のグリツドから離れたパルス付勢さ
れるグリツドと、カーソルで最も近い粗測定用グリツド
導体のアドレスを決定するための手段とでもつて大スケ
ール測定即ち粗測定が達成される。
これはカーソル位置即ち座標軸の原点に対するその位置
の絶対的な粗測定の効果を与え、これはカーソルの手前
の位置に基く増分測定とは区別される。更に本発明に依
れば、各相の微測定用グリツド巻線として、分布された
電流巻線が用いられる。
これは正弦波形を、従つて位置信号の位相ずれとカーソ
ル位置との間の実質的にリニアな関係を近似する磁束の
空間分布を与える。リニアな位相ずれによつて非常に正
確な測定が達成される。本発明の3つの重要な特徴すな
わち、(1)微測定、(2)粗測定及び(3)分布電流
相巻線について要約して述べる。テーブル中にパルス化
される多相巻線を有する微測定装置が本発明の中心的な
特徴である。
本発明のデジタイザはテーブル面上のカーソルの位置を
高精度で測定する(位置はX.Y座標値で示される)。
粗測定装置は、例えば2分の1インチというような大き
な増分で測定される位置情報をつくり、微測定装置は例
えば1000分の1インチというような非常に小さい増
分で位置情報をつくる。粗位置情報と微位置情報とを一
緒にしてX座標値を得、そして同じようにしてY座標値
を得ている。分布電流相巻線の特徴は微測定装置にだけ
利用され、これが、微測定の精度を上げている。
微測定システム各座標軸の微測定装置はテーブル面に配
置された固定巻線とテーブル上のいろいろの位置を指示
するのに使用するカーソル中のコイルとを備えている。
固定巻線は座標軸上に多数の対の極を有する多相グリツ
ド巻線で、各対の極は、例えば、軸に沿つて1インチの
長さを占めている。5相システムでは相毎に2つ、各極
の長さ内に10個の活性導線がある(第11図参照)。
多相励起源をグリツド巻線に接続し、次に矩形波電流パ
ルスを順次の相巻線A,B,C,D,Eに加える。カー
ソルコイル(これの直径は1つの極の巾よりも小さい)
が相巻線の上に配置されると、一連の電圧パルスがコイ
ルに誘導され、この電圧パルスは正弦′波の包絡線を形
成する。
この正弦波の包絡線は多相巻線の特定の極対の上のコイ
ルの位置に等しい基準位置からの位相ずれを有している
。包絡線の位相角(位置信号)は、特定の極対の最初の
パルスから開始して、励起パルスを計数し、そして包絡
線が零電圧のとき(零を横切るとき)にその計数を停止
する。このパルス計数はレジスタに記憶され、そして多
相巻線の特定の極対のスパン内でカーソルコイルの位置
を表わす。ここに説明したシステムはーつの座標軸、例
えばx軸についてであつて、別の同様のシステムをY軸
に使用する。粗測定システム粗測定システムはX軸グリ
ツドとY軸グリツドとを備えている。
各軸のグリツドはその軸に沿つて間隔をあけそしてその
軸に垂直に配置された一組の平行導線を備えている。こ
れらの導線は微測定多相巻線の1つの極の巾に等しい距
離だけ離して配置されている。例えば、導線の間隔は2
分の1インチである。粗測定グリツドの導線は別々に付
勢される、すなわち、それらは一緒に接続されてはいな
い。導線(例えば、X線グリツドにおける導線)は順次
に矩形波電流パルスを加えられる。上に説明したカーソ
ルコイルにはそれに最も近い導線から電圧パルスを誘起
され、そしてそれ故その導線の位置がカーソルの位置を
表わしている。グリツドの第1の導線へ加えられたパル
スから始めてパルスを数え、カーソルコイルに電圧信号
が誘起されるとき数え終ることによりカーソルの位置を
決定する。このパルス計数値はレジスタに加えられ、例
えば2分の1インチに近い粗増分値でその位置(例えば
、x軸の座標値)を表わす。この粗測定を微測定に加え
てその座標軸に沿う正確な座標値を得ている。この測定
値は絶対値である。すなわち、それは座標軸の零位置か
ら測定されている。いま説明した粗測定はーつの軸、例
えばx軸についてであつて、同じような別のシステムを
使つてY軸測定を行なう。分布電流相巻線 上に説明した微測定システムの精度は、ほぼ正弦波磁束
分布をつくる分布電流を流す相巻線を利用することによ
り大巾に増大される。
この目的のため、相導線A,B,C,D,E(第]図)
の各々を分布電流巻線で置換える。各相巻線は、所定の
数と間隔に従つて極対のスパン内に別々の導線を配置し
て、極対を占めている。例えば、4本の導体セグメント
を各極対(すなわち、グリツドサイクル)内に使用して
もよい。これらのセグメントは等間隔に配置され、そし
てすべて同じ電流を流している(第11,12図参照)
。これがほ.ぼ正弦波状に空間で分布している磁束をつ
くる。別の例では、各位相巻線は各極対内で6本の導体
セグメントを備えている。これらのセグメントは等間隔
に配置されているが、磁束の空間分布がほぼ正弦波とな
るように異なる電流が流れている。ノ(第15, 16
図参照)。ほぼ正弦波状の磁束分布をつくる本発明のこ
の特徴は、その測定された位相シフトとカーソルの位置
が線形関係になることを保証している。添付図面を参照
した以下の説明より本発明がよ,り完全に理解されよう
さて添付図面を参照し、本発明の例示的な実施例を、特
定のデジタイザに用いられたものとして詳細に説明する
特に、ここで説明さるべきデジタイザには、パルス付勢
される多相グリツド装置,を組み込んだ微測定装置と絶
対位置測定装置を組み込んだ粗測定装置とが設けられて
おり、そして微測定用のグリツドには分布された電流相
巻線が用いられ、これらは全て本発明によるものである
。微測定装置 パルス付勢される多相グリツド装置を含んだ小スケール
測定装置即ち微測定装置について以下に説明する。
一般に、各座標軸に対するグリツド巻線は多相電流によ
つて励起される多相巻線を備えている。検出された信号
は励起電流に対して或る位相関係を持つた包絡線波形を
有し、これはカーソルの位置につれて変化する。2以上
の相数を用いることができるが、相数が増加するにつれ
て信号に対するアナログ回路が厳密でなくなる。
解説の目的上、5相の装置について説明する。第1図は
等しく離間された相巻線A,B,C,D,Eを備えた5
相巻線の選択された部分を示している。
各相巻線は電流が第2図に示された様なシーケンスでオ
ン・オフされる様に電流源のスイツチに依り駆動される
。この駆動電流は都合の良い繰返し数(例えば5KHz
)でオン・オフされ、この繰返し周波数の1サイクル(
周期が200マイクロ秒)がn個の部分にの説明に於い
ては10個)に分割され、ここでnはグリツドの相巻線
の数の2倍である。第2図に示されている様に、電流源
は1つの繰返しサイクルの半分の時間逐次に(例えば2
0マイクロ秒間隔で)ターン・オンされ、次いでそのサ
イクルの残りの時間同じ順序で(20マイクロ秒間隔で
)ターン・オフされる。これらの電流パルスを感知する
カーソルはグリツド巻線の電流又は電圧波形を忠実に再
生する様に構成される必要はない。このカーソルは小型
の丸いコイルを具備するのが好ましいが、磁気ピツクア
ツプヘツドやホール効果装置等であつてもよい。ゞカー
ソル7という語は寸法及び形状がどんなものであろうと
可動の指示装置を意味する様に一般的な意味で用いられ
る。カーソルは指示用のレチクルを持つたデイスク形態
でもよいし、指示用の尖端を持つた針形態のものでもよ
い。電流信号の微分を取るコイルによつて優れた性能が
得られ、即ちカーソルコイルに発生する電圧が磁束の時
間変化率に対応する。カーソルコイルには空芯又は非磁
性コアが設けられるのが好ましく、即ちその磁界に影響
を及ぽす鉄や他の磁性材は持たない。1つのグリツドサ
イクル(即ち1対の極)内での位置の関数としてのか・
るカーソルコイルの時間応答が第3図に示されている。
一般的に、カーソルコイルはこれの最も近くにある導体
に対して強力に応答しそしてこの応答はコイルからより
離れた導体に対して急激に低下するという事が明らかで
あろう。特に、カーソルコイルの中心が所”与の導体か
ら所定の距離だけずらされた時にグリツド巻線の上記導
体に依つてカーソルコイルに最大電圧が誘起され、上記
所定の距離は所与の導体の隣接セグメント間の間隔やコ
イルの直径を含む多数の要因に左右される。第1図は5
相グリツド巻線の1部を示している。この巻線の1つの
完全なグリツドサイクル、即ち1対の極は各相の2本の
作動導線を含み、これは360度の電気角に相当する。
カーソルコイル8(実線)は相巻線Aの電流に対して最
大応答する様に位置されている。こ゜の位置が基準即ち
零度位置と考えられる。コイル8は270゜位置に対応
する別の位置(点線)にも示されており、この場合コイ
ルは相巻線C及びDの電流に対してほ・゛等しく応答す
る。コイルがグリツド面に沿つて移動された時には正弦
波状のパルス包絡線が調時して移動するという事が第3
図の例から明らかであろう。この包絡線はグリツドサイ
クル内のカーソルの位置を示す信号を与える様に簡単な
アナログ回路によつて処理できる。パルス付勢される多
相グリツド装置の解説のための実施例を第1図乃至5図
を参照して説明する。巻線の1つのグリツドサイクルは
1インチの様な1つの単位距離を表わし、そして0.0
01インチ(0.025mm)の分解能を持つた測定値
が各グリツドサイクル内で得られる。より長い距離に亘
つて測定値を得るためには多数のグリツドサイクルが用
いられる。1つのグリツドサイクル内での測定をここで
は小スケール測定即ち微測定と称しそして多数のグリツ
ドサイクルの測定を大スケール測定即ち粗測定と称する
第5図に示された様に、本装置は一般に微測定用Y軸グ
リツド10と該グリツドの励起を与えるための微測定用
Y軸駆動回路12を備えている。
又本装置は微測定用x軸グリツド40と微測定用x軸駆
動回路42をも備えている。本装置はカーソル位置信号
を発生するための信号回路14と、x軸及びY軸位置信
号を発生するための信号処理.回路16と、上記駆動手
段及び信号処理回路の作動を制御するためのシーケンス
制御器18をも備えている。微測定用Y軸グリツド10
には多数の平行な離間された導体22が設けられており
、該導体22は多相の群に配置されそして第1図に示さ
れた様にY軸に沿つて離間されている。
第1図に於いては、各導体の垂直部分がグリツドの作動
部分でありそして水平部分が相巻線の端部巻回を構成し
ている。第5図には導体の作動部分のみが示されている
という事に注意されたい。多相グリツドの1つの完全な
グリツドサイクル(即ち巻線の1対の極)は2Pに等し
い数の作動グリツド導体を備え、ここでPは相数に等し
い。第1図に例に於いては、グリツドサイクル当たり1
0個の作動導体部分がある。第1図は1つの完全なグリ
ツドサイクルのみを示しているが、グリツドは測定さる
べき距離のレンジに基いて非常に多数のグリツドサイク
ル(即ち極対)を含んでもよいという事が理解されよう
。上記した様に、微測定用の1つのグリツドサイクルが
1インチの様な1つの単位距離を表わしている。相巻線
A,B,C,D及びEは各半グリツドサイクルに対し相
当たり単1の導体として第1図に示されており、これは
代表的な公知の2相グリツド巻線である。
本発明の好ましい実施例に於いては、後述する本発明の
別の観点により、各相巻線は各半グリツドサイクルに対
して複数個の導体を備えている。第1図の実施例におい
て、相巻線Aは全サイクル中ただ1本の導体である。こ
れは、間隔を置いて配置し、そして電気的に並列に接続
されている複数の導体から各相を構成する第7一]6図
の好ましい実施例のようにしてもよい。本発明の解説の
ための実施例に於いては、クロツク即ちパルス発生器2
4が一定周波数のパルス列を発生し、これは本装置の基
本的なタイミング基準として働く。このパルス発生器2
4は5MHzの周波数を有しているのが適当であり、そ
してその出力は周波数分割器26へ印加される。上記し
た様に、微測定用のY軸グリツド10は駆動回路12に
依つて励起され、該回路12は50KHzの周波数の周
波数分割器26の出力によつて作動される1組の電流ス
イツチ32を備えている。
この目的のため、導体28が周波数分割器から電流スイ
ツチ32の1方の入力に接続されている。この電流スイ
ツチは微測定用のY軸グリツド巻線の相数に等しい数の
1組の出力導体34を有している。これらの出力導体3
4はグリツドの相巻線に各々接続される。1組の電流ス
イツチ32は各出力導体に対して1つのスイツチを備え
ており、これらスイツチは電流源を各出力導体に接続す
るため導体28上の入カパルスの周波数に於いて逐次作
動される。
導体34に印加される励起パルスは速い立ち上がり及び
立ち下りの時間を持つた個別の単1方向性の電流パルス
であり、そのパルス巾はパルス間隔即ち50%の衝撃係
数に等しい。立上りと立下りの時間が短かい程磁束の変
化率は大きく、誘起電圧は大きくなるから立上りと立下
りは速い程よい。頂部が平坦なパルスはその頂部では電
圧を誘起しない。そこで、立上りと立下りの時間がパル
ス巾の10%より大きくない矩形波を使つて励起する。
ここに示す実施例に於いては、励起パルスは200マイ
クロ秒の周期を有し、そのパルス巾は100マイクロ秒
でありそして立ち上がり及び立下りの時間は約1マイタ
ロ秒である。時分割のために、電流スイツチ32は連続
べースではなくて間欠ベースで可能化される。この目的
のため、周波数分割器26からの例えば5KHzの低周
波数出力がシーケンス制御器18の入力に印加される。
このシーケンス制御器は導体36を経て電流スイツチ3
2の可能化入カヘ可能化パルスを供給する。導体36上
の可能化パルスは5KHzのシーケンス制御器入力周波
数の10個のサイクルに対応する2ミリ秒の時間巾であ
るのが適当である。従つて、導体36に可能化パルスが
ある間電流スイツチ32は導体28上の50KHzパル
ス列の速度で逐次にターン・オンされ、そして各スイツ
チは100マイクロ秒間オンに保持され、従つてグリツ
ドの相導体は100マイクロ秒の巾の各パルスでもつて
20マイタロ秒の間隔で逐次パルス付勢される。換言す
れば、グリツドの相導体のパルス付勢の完全なサイクル
は200マイクロ秒の周期を有しておりそして導体36
上に可能化パルスがある間10個のパルス付勢サイクル
が微測定用Y軸グリツド巻線に与えられる。 (第5図
の微測定用x軸電流スイツチ42は分周器26からノ5
0KHzを連続的にうける。導体36上の可能パルスは
電流スイツチ42を2ミリ秒オンとし、この時間は先行
パルスの開始後20マイクロ秒で順次にパルスが開始し
て各相導体に100マイクロ秒のパルスを加えるに必要
な時間である。) 2平行な離間された導体5
2がX座標軸に沿つて離間される以外は微測定用x軸グ
リツド40も微測定用Y軸グリツド10と同じである。
微測定用x軸駆動回路42は電流スイツチ32と同一で
ある1組の電流スイツチ54を備えている。電流ス5イ
ツチ54は周波数分割器26により導体28を経て作動
される。電流スイツチ54はグリツド40の各々の相巻
線に接続された出力導体56を有している。可能化パル
スがシーケンス制御器18から導体58を経て電流スイ
ツチ54の可能化入3力に供給される。粗測定装置は原
点からの単位距離の総数に関してカーソルの位置を測定
することが必要とされる。
粗測定装置は公知技術に於いて微測定サイクルのカウン
ト装置として知られているものである。然し乍ら、好ま
しい粗測定装置について以下に説明する。粗測定装置 本発明の好ましい粗測定装置は、逐次パルス付勢される
導体と、カーソルに最も近い導体のアドレスを決定する
ための手段を持つた個別のグリツドを備えている。
第5図に示されている様に、粗測定用Y軸グリツド44
と選択マトリクス46を含んだ駆動回路とが粗測定Y軸
位置を決定するために設けられている。粗測定用x軸グ
リツド48と、選択マトリクス50を含んだ駆動回路も
設けられている。粗測定用Y軸グリツド44は第4図及
び5図に・示された様にY軸に沿つて離間された多数の
平行な導体62を備えている。
これらの平行な導体の数は2nであり、ここでnは微測
定用Y軸グリツドサイタル数である。従つて、微測定用
Y軸グリツドの1グリツドサイクルが1インチである場
合には、粗測定用配列体では1インチ当り2本の導体が
あり従つて各導体はO.5インチづ・離されている。粗
測定Y軸グリツドに於いては平行な導体62が互いに相
互接続されておらず、そうではなくて各導体は他とは無
関係に付勢される様に用いられる。粗測定用Y軸グリツ
ド44は上記した様に選択マトリクス46を備えた駆動
回路につて励起される。
この選択マトリクス46は電流パルスを逐次各導体62
に印加する様に用いられる。第5図に示された様に、選
択マトリクス46は粗測定Y軸グリツド導体62に各々
接続された出力導体64を有している。電流パルスは例
えば50KHzの周波数の周波数分割器26の出力によ
つて制御される。この目的のため、導体66が周波数分
割器から選択マトリクスの1方の入力に接続されている
。粗測定用Y軸選択マトリクス46の好ましい実施例が
第4図に示されている。
多数の色々な公知の選択・切換概念を用いることができ
るが、磁気コアメモリに使用される回路が特に適用され
る。粗測定に当つては各導体を電流パルスで別々に、少
なくとも1回は付勢する必要はあるが、一方の端から他
方の端へ順々に付勢していかなければならないというも
のではない。所望の導体から付勢を始めて所望の導体で
付勢を終つてもよい。各導体の位置は既知であり、そし
て付勢順序が判つていればパルスの計数からカーソルの
位置は決定できるからである。カーソルから応答を生じ
させる導体のアドレスがカーソルの粗測定位置を表わす
。第4図に示された様に、選択マトリクス46は各Y軸
導体に対して1つづつの1組の電流スイツチと電流源と
を備えた型式の選択回路68を含んでいる。マトリタス
46は又各導体に対して1つづつの1組の電流スイツチ
と電流シンクとを備えた選択回路70をも含んでいる。
(第4図の選択回路68と70は第5図の粗選択マトリ
クス46の一部である。これらの選択回路68,70は
個々の導体62へ順次にパルス源72を、マルチプレキ
シング回路がするようにして接続するのに必要である。
)第4図に示された様に、マトリクス46の選択回路6
8及び70は、 (第5図の周波数分割器26に対応す
る)パルス源72の周波数、好ましくは50KHzの周
波数で作動される。粗測定用導体がパルス付勢される路
を保持するためにアドレスレジスタ74がパルス源72
に接続されそして各パルスによつて増加される。 (す
なわちパルス源72からの第1のパルスで第1の導体6
2が付勢される。この第1のパルスはアドレスレジスタ
74で計数される。パルス源72から,の次のパルスは
、選択回路68,70により、次の導体62に通され、
そしてその導体62を付勢する。このパルスもレジスタ
74内で計数される。これは、カーソルコイル80が導
体の1つから誘起信号をうけるまで続けられ、そしてそ
のと,きにアドレスレジスタは停止され、そしてその計
数値がカーソルのアドレスを表わしている。)アドレス
レジスタ74は図示された如く選択回路68及び選択回
路70に接続され、これら選択回路の順序付けがアドレ
スレジスタと相互関係付けさ.れる。時分割のため、粗
測定用Y軸グリツド44は、微測定用Y軸グリツドに対
して上記で説明したのと同様に、連続的ではなくて間欠
的に励起される。
この目的のため、シーケンス制御器が可能化.パルスを
導体76を経て粗測定用Y軸選択マトリクス46の可能
化入力に供給する。導体76上のこの可能化パルスは微
測定用Y軸グリツドのための導体36上の可能化パルス
と同じ時間巾、即ち2ミリ秒で.ある。導体76上の可
能化パルスの間に、粗測定用Y軸グリツド導体62は5
0KHzパルス列の速度でパルス付勢され、従つて導体
は20マイクロ秒の間隔で逐次にパルス付勢される。こ
の例に於いては、50KHzのパルス速度と2ミリ秒の
可能化パルスを用いると、粗位置測定の各完全なサイク
ルは100個のパルスを含むことになる。粗測定用Y軸
導体がO.5インチに離間された状態ではグリツドがY
軸に沿つて最大寸法125cIn(50インチ)を持つ
ことができる。粗測定用x軸グリツド48は平行導体7
6がX軸に沿つて離間されること以外はグリツド44と
同じである。
粗測定用x軸選択マトリクス50も、シーケンス制御器
18から導体78を経て可能化パルスを受け取る以外は
選択マトリクス46と同じである。信号発生及び処理回
路 上記した様に、本測定装置はカーソル位置信号を発生す
るための信号回路14をも備えている。
この信号回路14はテーブル即ちグリツドの表面上でオ
ペレータによつて動かすことのできるカーソル80から
の入力信号を受け取る。カーソル8Oは1つ或いはそれ
以上の導体巻回の丸いコイルを備えている。信号回路1
4はパルス増巾器82を備えており、カーソノレコイノ
レのターミナノレがその入力に接続されている。パルス
増巾器82の出力は微測定用信号チヤンネルの入力に印
加され、該チヤンネルはフイルタ・リニア増巾器84か
ら成る包絡線検出器を備えている。カーソルは50KH
zの励起パルスを感知しそしてカーソルのパルスが以下
で説明する様に周波数5KHzの信号包絡線を形成する
。フイルタ・リニア増巾器84は包絡線周波数よりも高
い全ての周波数を除波する低域フイルタを備えている。
フイルタ・増巾器84の出力は零交叉検出器86の入力
に印加される。この零交叉検出器は入力包絡線信号の所
与の方向(例えば正又は負)に零交叉するたびに、導体
88上のストツプ信号として用いられる出力夕イミング
信号を発する。パルス増巾器82の出力は極性感知パル
ス増巾器83を含んだ粗測定用信号チヤンネルにも印加
される。この増巾器83は調整可能なスレツシ立ホール
ドレベルを有しておりそしてその出力は導体90を介し
てカウンタ制御回路92へ印加される。パルス増巾器8
3の出力は粗測定サイクル中にストツプ信号として用い
られる出力タイミング信号を発する。明らかな様に、カ
ーソルの微測定位置(グリツドサイクル内のその位置)
は微測定励起サイタルのスタートに対し零交叉検出器か
ら導体88にストツプ信号が発生される時間によつて表
わされる。
カーソルの粗測定位置(座標系の原点から力ーソル位置
までのグリツドサイクル数)は、導体90によつてカウ
ンタ制御回路92の入力に接続された増巾器83によつ
てストツプパルスが発生.されるまでに粗測定サイクル
中に印加される励起パルスのカウントによつて表わされ
る。x軸及びY軸位置信号を発生するための信号処理回
路16はカウンタ制御回路92と位置カウン夕94とを
備えている。
カウンタ制御回路92はノパルス発生器24から導体9
6を経て5MHzのク硝ソク即ちタイミングパルスを、
そして周波数分割器26から導体97を経て50KHz
のタイミングパルスを受け取る。このカウンタ制御回路
は各測定サイクルの開始に、即ちシーケンス制御器11
8から導体98を経てパルスを受け取つた際に位置カウ
ンタ94をクリアする。これはストツプ信号が信号回路
14から印加されるまで位置カウン夕94にタイミング
パノレスをゲートする。 (カウンタ制御回路92は各
測定サイクルの開始に当つ,て位置カウンタ94をリセ
ツトする。これはシーケンス制御器18から導線98を
通つてくるパルスに応答して行なわれる。零から計数で
きるようにするためには位置カウンタはクリヤー又はリ
セツトされなければならない。カウンタ制御器92を通
つて加えられるパルスはパルス発生器からくるものであ
る。)特に、微測定サイクルに対するストツプ信号は導
体88上の零交叉検出器の出力であり、粗測定サイクル
に対するストツプ信号は導体90上のパルス増巾器83
の出力である。ここで説明する例に於いては位置カウン
タ94は10進数3桁の10進カウンタであるのが適当
である。この位置カウンタは各々の微測定サイクル中及
び各々の粗測定サイクル中に、測定されつつある力ーソ
ル位置の微測定及び粗測定成分を表わすカウントを累算
する。本測定装置にはx軸位置レジスタ99及びY軸位
置レジスタ100が設けられている。
位置カウンタ94の測定成分(粗測定成分又は微測定成
分)はシーケンス制御器18の制御の下で適当なレジス
タ99又は100に転送される。位置レジスタ99及び
100は粗測定位置成分と微測定位置成分との和である
カーソル位置を表わすため6デジツトを保持する様に用
いられる。あいまいさ解析装置 本測定装置は粗測定及び微測定を用いているので、粗測
定と微測定とを相互関係付けるために或る形態のあいま
いさ解析技術を用いることが必要である。
各々の微測定グリツドサイクルに対して2本の粗測定用
導体を設けることにより、あいまいさを分析して解決す
るための充分な冗長情報が与えられる。好ましい実施例
に於いては、解析に対する規定は次の通りである。粗測
定に対して測定された1/2インチ間隔が微測定に対し
て測定された1/2インチ間隔と異なる場合、及び微測
定が上方の1/2インチ間隔にある場合には、1つの1
/2インチカウントを位置カウンタヘ加える。この目的
のため、第6図に示された様な諭理回路が設けられてい
る。この論理回路は微位置測定値が1/2よりも大きい
か小さいかを決定するための第1チヤンネルと、粗位置
測定値が1/2より大きいか小さいかを決定するための
第2チヤンネルと、これら測定値が異なる場合に補正信
号を発生するための比較手段とを備えている。第1チヤ
ンネルは力ウンタ制御器92に接続された第1入力10
4を持つたアンドゲート102を備え、該入力は各微測
定サイクルの終りに論理高状態となる。このアンドゲー
トは位置カウンタ94に接続された別の入力106を有
し、該入力はカウントがO.500に等しいか又はそれ
より大きい時に論理高状態となる。アンドゲート102
の出力はRSフリツプ−フロツプ108のセツト入力に
印加される。該フリツプーフロツプのリセツト入力はシ
ーケンス制御器に接続され、シーケンス制御器は各微測
定サイクルの始めにこのリセツト入力を高状態に至らし
める。フリツプ−フロツプ108のQ出力は微位置測定
値が0.500に等しいか又はそれより大きい場合にの
み各微測定サイクルの後に高状態となりそして高状態に
留まる。第2チヤンネルはアンドゲート110とJKフ
リツプーフロツプ112とを備えている。アンドゲート
110はシーケンス制御器18の粗測定可能化出力76
及び78に接続された入力114を持つている。この入
力は各粗測定サイクル中に高状態となる。アンドゲート
110は導体66に接続された別の入力116を有し、
該入力は各粗測定駆動パルス中に論理高状態となる。ア
ンドゲート110の出力はフリツプーフロツプ112の
J及びK入力に印加される。該フリツプーフロツプのプ
リセツト入力は各粗測定周期の始めに論理高状態信号を
供給するシーケンス制御器18に接続されている。これ
はフリツプーフロツプのQ出力を初期的に論理高状態に
セツトする。フリツプーフロツプ1]2のQ出力は第1
の粗測定駆動パルスが生じる時に論理低状態となりそし
て第2の駆動パルスが生じる時に論理高状態となる。従
つて、フリツプーフロツプ112の出力は粗位置測定値
が1/2インチ(プラス整数インチ)よりも小さい時に
論理高状態であり、そして粗位置測定値が1/2インチ
(プラス整数インチ)よりも大きい場合に論理低状態で
ある。論理回路の比較手段は排他的オアゲート118と
アンドゲート120を備えている。フリツプフロツプ1
08及び112の出力は排他的オアゲート118の各入
力に印加される。この排他的オアゲート118の出力は
その両入力が異なる場合にのみ論理的高状態となり、従
つて粗位置測定値が1/2インチよりも小さく或いは又
各々これと逆の場合に高状態となる。この排他的オアゲ
ート,の出力はアンドゲート120の第1入力に印加さ
れる。アンドゲート120の第2入力はシーケンス制御
器18に接続され、該シーケンス制御器は各粗測定サイ
タルの終了付近にこの第2入力を高状態にする。アンド
ゲート120の第3入力はフ5リツプーフロツプ108
の出力に接続される。従つて、排他的オアゲート118
の出力が高状態であり且つフリツプーフロツプ108の
出力が高状態である場合に、アンドゲート120の出力
は粗測定補正時に高状態となる。アンドゲート120の
出力は位置カウンタ94に接続され、そしてアンドゲー
ト120の出力が高状態である時即ち粗位置測定値と微
位置測定値とが異なり且つ微位置測定値が上方のl/2
インチ間隔にある時に1つのパルスを位置カウンタ94
に印加して該カウンタを1だけ増加する。この状態が得
られない限リアンドゲート120の出力は零であり、補
正パルスは発生されない。分布された電流相巻線 上記で説明したパルス付勢される多相グリツド装置に於
いては、カーソルに誘起された包絡線信号の位相角度が
グリツドサイクル内のカーソル位置の関数として変化す
る。
信号発生及び処理回路は包絡線信号の位相角度を測定す
る事によつてカーソルの位置を決定する。位置信号の位
相角度がカーソル位置のリニア関数であるためには、力
一ソルに誘起された包絡線信号の振巾がカーソル位置の
関数として正弦波的に変化しなければならない。カーソ
ルコイルがグリツド巻線サイクルの半分よりも小さい場
合には、誘起された信号の振巾が磁束分布と同様に位置
と共に変化する。従つて、磁束分布がほ・゛正弦波状で
あれば、リニアな位相ずれ、従つて正確な位置決定が小
さなカーソルコイル、即ち1つの極の長さ即ち半分のグ
リツド巻線サイクルより小さな直径のコイルでもつて達
成できる。本発明によれば、相巻線はほ・゛正弦波状の
磁束分布を生じる分布した電流を与える様に構成されて
いる。本発明の分布された相巻線は第7図乃至10図及
び第11図乃至16図を参照して説明する。
説明の目的上、交流電流を送る単1導体132に対する
小型コイル130の応答が第7図に示されている。この
図面に於いては、コイルに誘起された電圧が導体に対す
るコイル位置の関数としてプロツトされている。導体1
32は縦軸に位置されそして小型コイル130が導体の
真上に位置された時は誘起電圧が零である。最大応答電
圧はコイルの縁が導体上に位置された時に得られそして
この応答はその変位の増加と共に減少する。誘起された
電圧は導体の1方の側に於いては1方の位相でありそし
て導体の他方の側に於いては逆の位相である。交互の導
体が互いに逆方向の電流を送る様な平行な導体から成る
巻線に対する合成応答曲線は2つピークのある波形であ
り、従つて正弦彼を近似しないという事が示される。一
方、第8図に示された様に、同一方向の電流を送る2つ
の隣接導体に対する小型カーソルコイルの合成応答曲線
は単1ピーク波形142でもつて正弦波を近似する。第
8図に示された例に於いては、2つの導体134及び]
36がカーソルコイルの1つ分の直径の距離だけ離間さ
れている。導体134に対する応答曲線が波形138と
して示されておりそして導体136に対する応答曲線が
波形140として示されている。その合成応答曲線が波
形142である。第9図は各導体が同じ方向の1対の電
流を通流する様な2対の導体に対するカーソルコイルの
個々のそして合成した彼形を示している。第9図に於い
ては、導体144及び146が1方の方向の電流を通流
しそして導体]48及び150が他方向の電流を通流す
る。その合成波形152が正弦波を近似する。第10図
に於いては、4対の導体に対する応答曲線が示されてい
る。導体152及び154は1方の方向の電流を通流し
、導体156及び158は逆方向の電流を通流し、方導
体160及び162は1方の方向の電流を通流しそして
導体164及び166は逆方向の電流を通流する。その
合成波形168が正弦波を近似するという事に注目され
たい。分布された電流巻線はより大きな磁束強度、従つ
てより大きな誘起電圧を生じるという事にも注目された
い。本発明に依れば、分布された電流巻線がグリツドの
各相巻線に対して用いられる。
(従つて第1図を参照して説明された実施例に於いて
は、各相導体A,B,C,D及びEが分布された電流巻
線と取り替えられる。)各々の分布された電流相巻線は
、個々の導体が所望の数及び間隔に基いてグリツドサイ
クル内に配置される様に、1つの完全なグリツドサイク
ル即ち極の対を占有する。第11図乃至1,6図は上記
した原理に基いた分布された電流相巻線を示している。
第11図は各グリツドサイクル内に4つの導体セグメン
ト172,174,176及び178を備えた分布され
た電流相巻線170を示している。これらの導体セグメ
ントは等しく離間されそして全てのセグメントは同じ電
流を通流する。これらの導体セグメントは導体セグメン
ト172及び174の如き対に配置され、各対のセグメ
ントは同じ方向の電流を通流する。相巻線の他のグリツ
ドサイクルは今説明したものと同じである。相巻線全体
はターミナル182と184との間に延びている1本の
導体180で適当に形成されている。この相巻線170
は第12図に波形186で表わされた様にほぼ正弦波状
である空間磁束分布を生じる。この図に於いては、矢印
188及び190が各々導体172及び174を通して
の等振巾及び同一方向の電流を表わしており、同様に矢
印192及び194は各々導体176及び178を通し
ての等振巾及び同一方向の電流を表わしている。これら
の矢印はグリツドサイクルに対する各導体の角度位置と
同一である正弦波に対する角度位置を占めている。電流
の振巾は所与の角度位置に於ける正弦波の振巾に比例す
る。第13図は各グリツドサイクル内に4つの導体セグ
メント202, 204, 206, 208を備えた
分布された電流相導体200を示している。
これらの導体セグメントは等しく離間されていないが、
全てのセグメントは同一の電流を通流する。これらの導
体セグメントはセダメント202及び204の様な対に
配置され、各対のセグメントは同じ方向の電流を通流す
る。相巻線の他のグリツドサイクルも今説明したものと
同じである。相巻線200はターミナル212と214
との間に延びる1本の導体210で適当に形成される。
この相巻線200は第14図に波形216で表わされた
ほ・゛正弦波の空間磁束分布を発生する。この図に於い
ては、矢印218及び220が各々導体202及び20
4を通しての等振巾同一方向の電流を表わし、同様に矢
印222及び224が各々導体206及び208を通し
ての電流を表わしている。示された様に、電流の振巾は
各導体の所与の角度位置に於ける正弦波の振巾に比例す
る。第15図は各グリツドサイクル内に6個の導体セグ
メント232,234,236,238,240及び2
42を備えた分布された電流相巻線230を示している
これらの導体セグメントは等しく離間されているが、等
しくない電流を通流する。これらの導体セグメントはセ
グメント232, 234及び236の様な3つの群に
配置され、各群のセグメントは同じ方向の電流を通流す
る。相巻線の他のグリツドサイクルも今述べたのと同じ
である。各群の導体セグメントの組、即ちセグメント2
34及び240は全てのグリツドサイクルに対し1本の
導体244で適当に形成され、同様に各群の左側セグメ
ント、即ちセグメント232及び238は全てのサイク
ルに対して1本の導体246で適当に形成される。同様
に各群の右側の導体セグメント即ちセグメント236及
び242は全てのサイクルに対し1本の導体248で形
成される。導体244は1端ではターミナル250に接
続されそして他端では結合点252に接続される。導体
246及び248は結合点252と別の供給ターミナル
254との間で各々の電流制限抵抗256及び258を
通して並列に接続される。この構成に於いては導体24
4が導体246及び248の電流の振巾の2倍の電流を
通流する。この相巻線230は第16図に波形260に
よつて表わされた様にほ)゛正弦波状である空間磁束分
布を生じる。この図に於いては、矢印がグリツドサイク
ルに於ける各導体の角度位置の電流振巾を表わしている
。動作 本位置測定装置の動作は第17図乃至21図を参照して
以下に説明する。
テーブル即ちグリツド表面上のカーソル80の位置はテ
ーブルを基準とした或る選択された位置に原点を持つた
1組のx及びY座標によつて定められる。上記した本発
明の例示的な実施例に於いては、このX−Y座標がイン
チの単位で、好ましくは50インチまで測定されそして
インチの小数部分は0.001インチの分解能を持つて
いるのが適当である。1つの完全な位置測定サイクルは
微測定用x軸の測定サイクルとこれに続く粗測定用X軸
の測定サイタル及び微測定用Y軸の測定サイクルとこれ
に続く粗測定用Y軸の測定サイクルとを含んでいる。
この完全な測定サイクルに対するシーケンスが第17図
に示されておりそして各々の粗及び微測定サイクルに2
ミリ秒が割り当てられる様にして8ミリ秒の時間周期を
有している。回路を時分割できる様にするこのシーケン
スはシーケンス制御器18に依つて制御され、該シーケ
ンス制御器,は導体58,78,36及び76に2ミリ
秒の巾の可能化パルスを、カウント繰返し中にその順序
で発生する。微測定用x軸の測定及び微測定用Y軸の測
定に対する本装置の動作は、各グリツドが各可能化パル
スの制御の下で励起されるという理由で第17図に示さ
れた様に測定が別々の時間になされるという以外は同じ
である。
特にX軸に対する微測定サイクルのためのタイミングが
第18図及び]9図に示されている。微測定用X軸の測
定サイタル.中に可能化信号はシーケンス制御器により
導体58を経て微測定用X軸電流スイツチ54へ印加さ
れる。同様に50KHzの励起パルス列が周波数分割器
26によつて導体28を経て電流スイツチ54へ印加さ
れる。これは電流スイツチ54をして・相巻線を第2図
に示した様に逐次にパルス付勢する。相巻線の励起サイ
クルは200マイクロ秒の時間を有しており、導体58
上の可能化パルス中に電流スイツチは5KHzのパルス
繰返し数で10個の完全な励起サイクルに亘つてシーケ
ンスする。1乃至10と番号付けされた10個の励起サ
イクルが第18図に示されている。
パルス増巾器82及びフイルタ・リニア増巾器84が初
めの9つの励起サイクル中に安定化する機会を持つ様に
第10番目の励起サイタル中にのみ測定を行なうのが好
ましい。第10番目の励起サイクルの始めに、カウンタ
制御器92はシーケンス制御器18の制御の下で位置カ
ウンタ94を000に於いてスタートせしめそして微測
定用ストツプパルスを受け取るまで5MHzのクロツク
パルスをカウントせしめる。ストツプパルスの受け取り
は以下で説明する様に力ーソル80の位置の関数として
000と999との間の或るカウントに於いて生じる。
測定が行なわれる励起サイクル、即ち第10番目のサイ
クルが第19図のタイミング図に詳細に示されている。
相A,B,C,D,Eに対する相巻線駆動電流のタイミ
ング周期が第19図の上部の対応文字に対して示されて
いる。 にの部分が第2図に対応するという事に注意さ
れたい。)相巻線の駆動電流はカーソルコイルに依つて
感知されそして別々のパルスを含んだカーソル信号が第
19図に示された様にパルス増巾器82に印加される。
第19図のカーソル信号の例は1つのグリツドサイクル
内の零度に於けるカーソル位置に対応し、これは第3図
にも示されているという事に注意されたい。カーソル信
号はフイルタ・リニア増巾器84に印加され、該増巾器
84はカーソル信号パルスの包絡線に対応する位置信号
を発生し、これは5KHzの周波数の正弦波形である。
この包絡線信号は零交叉検出器86の入力に印加され、
該検出器はこの包絡線信号が負から正になる時にストツ
プパルスを発生する。このストツプパルスはカウンタ制
御器92に印加されそしてこのストツプパルスが発生す
る際に存在するカウントに於いて位置カウンタ94をス
トツプする。第10番目の励起サイクルの終りに、位置
カウンタ94に保持されたカウントがX位置レジスタ9
9の最下位の3デジツトにマツプされる。位置カウンタ
の作用が第19図に示されている。第10番目の励起サ
イクルの終りに、微測定値がO.500に等しいか又は
それよりも大きいならば論理高状態のデータビツトがカ
ウンタ制御器92にストアされる。このデータビツトは
上記したあいまいさの解析に用いられる。微測定用X軸
の測定サイクルの終りに、導体78上の可能化パルスが
粗測定用X軸の測定サイクルを開始する。
粗測定サイクルの動作は第20図と第21図のタイミン
グ図とを参照して説明する。粗測定用x軸の測定サイク
ルを参照して説明しそして測定サイクルの発生時間が異
なる以外は同じ説明が粗測定用Y軸の測定サイクルにも
適用されるという事を理解すべきである。第20図に於
いては、粗測定用x軸座標が1インチの単位で1つの水
平線上に示されておりそして微測定用x軸座標が示され
た分解能0.001インチで別の水平線上に示されてい
る。x軸座標は原点に於ける零でスタートし、そして解
説の便宜上中断して示されていて11インチ乃至14イ
ンチのレンジのみが第20図に示されているという事に
注意されたい。このレンジに於ける粗測定用x軸導体7
6は垂直線76a乃至76fで表わされている。微測定
用x軸グリツド導体は第20図には示されていないが、
1つの完全なグリツドサイクルがx軸に沿つて各測定単
位(1インチ)に対して与えられているという事に注意
されたい。粗測定用x軸導体(測定単位当たり2つある
)は各測定単位内の1/4インチと3/4インチの位置
にほ)゛位置されているという事に更に注意すべきであ
る。第20図に示された様に導体76aは11.250
インチに位置され、導体76bは11.750インチに
位置され、そして導体76Cは12.250インチに位
置されそして他の粗測定用導体も対応的に位置されてい
る。導体76bが粗測定駆動パルスを受け取る時は該導
体,が磁界を発生し、この磁界はカーソルがこの導体か
ら横方向に所与の距離範囲内に位置された状態でもつて
所定のスレツシユホールド値よりも大きな電圧をカーソ
ルに誘起する。パルス増巾器83はスレツシユホールド
調整を備えておりそして又.1つの極性の電圧即ち正の
電圧のみがこの増巾器を通過する様に極性感知する。従
つて、カーソル80及びパルス増巾器83はカーソルが
所与の導体の1方の側のみに於いて横方向に且つ応答距
離レンジ内に位置された時にのみ粗測定位置信号を・発
生する。第20図に於いては水平線11インチは導体7
6bに対する応答レンジを表わし、水平線11.5イン
チは導体76Cに対する応答レンジを表わし、水平線1
2インチは導体76dに対する応答レンジを表わしそし
て水平線12.5インチは導体76fに対する応答レン
ジを表わしている。各応答レンジは少くとも1/2イン
チの広さ即ち単位距離の半分でなければならず、各応答
レンジの右側縁がこれが関係する導体のすぐ左に位置さ
れねばならない。粗測定用X軸の測定サイクルに対する
タイミング図が第21図に示されている。
2ミリ秒の測定周期がシーケンス制御器18から導体7
8を経ての可能化パルスによつて与えられる。
この測定周期は、50KHzの励起パルス列が周波数分
割器26によつて導体66を経て供給されるという理由
で各々20マイクロ秒の100の間隔に分割される。こ
のパルス列は第4図に示された様にアドレスレジスタ7
4に供給され、該アドレスレジスタは各パルスによつて
増加され従つてパルス付勢されている粗測定用導体に対
応するカウントを保持する。粗測定アドレスは0.0、
0.5、1.O等々で示されたブロツクに依つて第21
図に示されている。各粗測定アドレスに対して1つづつ
の粗測定駆動パルスも又第21図に示されている。第2
1図によつて示された例については、パルス増巾器83
からの応答パルスはアドレス1.0に達した時に生じる
。第21図に示された様に位置カウンタ94は粗測定サ
イクルの開始にクリアされる。この測定サイクル中、位
置カウンタを停止する応答パルスが粗測定用増巾器から
受け取られるまで粗測定用導体のアドレスが増加される
第2の時間ごとに位置カウンタは1だけ増加される。こ
の粗測定周期の終わりに、カウンタの内容が粗測定用X
位置レジスタ99の最上位デジツト位置ヘコピーされる
。粗測定用増巾器の応答パルスが受け取られた後は、こ
の測定周期の終るすぐ前までカウンタは静止したま・で
ある。 (隣接導体からの粗測定パルスをカーソルコイ
ルが感知すると、それは増巾器83により増巾され、こ
の増巾器83にはカウンタ制御回路92へ停止信号を加
え、そしてカウンタは計数を停止する。)この時には、
カウンタ制御器92が上記あいまいさの解析装置を作動
せしめる。必要とされる場合には補正パルスが、第21
図に示された時間に発生されそして位置カウンタに1イ
ンチが追加される。これはx軸測定を完了させ、そして
微測定サイクルと粗測定サイクルとによつて決定された
カーソルのx軸位置がX軸位置レジスタ99にストアさ
れる。
粗測定x軸サイクルの終りに微測定Y軸サイクルが開始
されそしてそのすぐ後に粗測定Y軸サイクルが続けられ
る。従つて、カーソルのY軸位置が決定されそしてY軸
位置レジスタ100にストアされる。本発明の説明は特
定の実施例に関して与えられたが、こ江に薗歪客れるも
のではない。
当業者にとつては多数の変更笈び修正が今や明らかであ
ろう。本発明の定義について特許請求の範囲を参照され
たい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に依る多相グリツド巻線を示す図、第2
図は上記巻線の励起を示すタイミング図、第3図は色々
な位置に於けるカーソルの応答を示す図、第4図は粗測
定装置のブロツク図、第5図は完全な測定装置を示す図
、第6図はあいまいさを解析する論理回路を示す図、第
7図は単1の導体に対する小型コイルの応答曲線を示す
図、第8図、9図、10図は分布された電流導体に対す
る小型コイルの応答曲線を示す図、第11図は1サイク
ル当たり4導体で分布された電流巻線を示す図、第12
図は第11図の巻線に対する磁束分布を示す図、第13
図は1サイクル当たり4つの導体が不均一に離間される
様にして分布された電流巻線を示す図、第14図は第1
3図の巻線に対する磁束分布を示す図、第15図は1サ
イクル当たり6つの導体で分布された電流巻線を示す図
、第16図は第15図の巻線に対する磁束分布を示す図
、第17図、18図及び19図は微測定サイクルに対す
るタイミング図、第20図は粗測定応答領域を示す図、
及び第21図は粗測定サイクルに対するタイミング図で
ある。 10・・・・・・微測定用Y軸グリツド、12・・・・
・・微測定用Y軸駆動回路、14・・・・・・信号回路
、16・・・・・・信号処理回路、18・・・・・・シ
ーケンス制御器、26・・・・・・周波数分割器、32
・・・・・・電流スイツチ、40・・・・・・微測定用
X軸グリツド、42・・・・・・微測定用x軸駆動回路
、44・・・・・・粗測定用Y軸グリツド、46・・・
・・・選択マトリクス、48・・・・・・粗測定用x軸
グリツド、50・・・・・・選択マトリクス、54・・
・・・・電流スイツチ、80・・・・・・カーソル、8
2・・・・・・パノレス増巾器、83・・・・・・極性
感知パルス増巾器、84・・・・・・フイルタ・リニア
増巾器、86・・・・・・零交叉検出器、92・・・・
・幼ウンタ制御器、94・・・・・・位置カウンタ、9
9・・・・・・X軸位置レジスタ、100・・・・・・
Y軸位置レジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準面に平行な面内で基準面上の座標軸の方向に間
    隔をあけて配置され、多数の対の極を形成している平行
    導線を各相巻線が有している多相グリッド巻線;順次の
    相巻線へ矩形波電流パルスを次々に加えるため多相グリ
    ッド巻線と接続されている多相励起手段;及び多相グリ
    ッド巻線と誘導結合しているカーソルの感知コイルがつ
    くる多相グリッド巻線の極対内のカーソルの位置に一致
    する位相角をもつ位置信号に応答してカーソルの位置を
    決定するためカーソルと接続されているカーソルの位置
    決定手段を備えたことを特徴とする基準面上の座標軸に
    沿うカーソルの位置を測定する装置。 2 各相巻線は極当り複数の導線を含み、導線の電流が
    ほぼ正弦波状の磁束分布をつくるように導線が分布して
    いる特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 カーソルの感知コイルが円形であり、そして極長の
    半分よりも小さい直径を有する特許請求の範囲第1項に
    記載の装置。 4 上記パルスはパルス間の間隔に等しいパルス巾を有
    している特許請求の範囲第1項記載の装置。 5 上記カーソルの位置決定手段はクロックパルス発生
    器と、この発生器に接続されたカウンタと、励起サイク
    ルの始めに上記カウンタをクリアするための手段と、上
    記位置信号が所定の値に達した時に上記カウンタを停止
    するための手段とを備えた特許請求の範囲第1項記載の
    装置。 6 上記カウンタを停止するための手段は上記カーソル
    に接続された包絡線検出器と、この包絡線検出器と上記
    カーソルとの間に接続された零交叉検出器とを備えてい
    る特許請求の範囲第5項記載の装置。 7 上記多相励起手段は多相グリッド巻線の相巻線に各
    々接続された1組の電流スイイツチを備えている特許請
    求の範囲第1項記載の装置。 8 基準面に平行な面内で基準面上の座標軸の方向に間
    隔をあけて配置され、多数の対の極を形成している平行
    導線を各相巻線が有している多相グリッド巻線;順次の
    相巻線へ矩形波電流パルスを次々に加えるため多相グリ
    ッド巻線と接続されている多相励起手段;多相グリッド
    巻線と誘導結合しているカーソルの感知コイルがつくる
    多相グリッド巻線の感知コイルがつくる多相グリッド巻
    線の極対内のカーソルの位置に一致する位相角をもつ位
    置信号に応答してカーソルの位置を決定するためカーソ
    ルと接続されているカーソルの位置決定手段;及び上記
    座標軸の原点とカーソルが位置している極対との間のグ
    リッド巻線の極対数を計数するためのカウント手段を含
    む粗測定手段を備えたことを特徴とする基準面上の座標
    軸に沿うカーソルの位置を測定する装置。 9 上記カウント手段は、多相グリッド巻線の各極対内
    に少なくとも一本の導線を配置して、上記座標軸の方向
    に間隔を置いて上記基準面に平行な面内に平行導線を配
    置して成る粗測定グリッド、この粗測定グリッドの導線
    へ励起パルスを順次加える粗グリッド励起手段、パルス
    源と接続されている位置カウンタ、粗測定グリッドの励
    起サイクルの開始時に上記位置カウンタをクリアする手
    段、及び粗励起パルスに応答して上記カウンタを停止す
    るためカーソルと接続されているストップパルス発生手
    段を備えている特許請求の範囲第8項に記載の装置。
JP51127113A 1975-10-22 1976-10-22 電子式座標位置デジタル化装置 Expired JPS5951035B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62452775A 1975-10-22 1975-10-22
US000000624527 1975-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5284764A JPS5284764A (en) 1977-07-14
JPS5951035B2 true JPS5951035B2 (ja) 1984-12-12

Family

ID=24502336

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JP (1) JPS5951035B2 (ja)
DE (1) DE2647053C3 (ja)
FR (1) FR2328942A1 (ja)
GB (1) GB1565836A (ja)
SE (1) SE413265B (ja)

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KR20200037606A (ko) * 2018-10-01 2020-04-09 현대자동차주식회사 차량 시스템, 차량의 모터 제어 시스템 및 그 방법

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FR2328942B1 (ja) 1982-10-15
JPS5284764A (en) 1977-07-14
SE413265B (sv) 1980-05-12
GB1565836A (en) 1980-04-23
SE7611523L (sv) 1977-04-23
DE2647053A1 (de) 1977-05-05
DE2647053B2 (de) 1978-09-14
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FR2328942A1 (fr) 1977-05-20

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