JPH0214315A - 電子黒板装置のマーカ - Google Patents

電子黒板装置のマーカ

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JPH0214315A
JPH0214315A JP63311870A JP31187088A JPH0214315A JP H0214315 A JPH0214315 A JP H0214315A JP 63311870 A JP63311870 A JP 63311870A JP 31187088 A JP31187088 A JP 31187088A JP H0214315 A JPH0214315 A JP H0214315A
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JP
Japan
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marker
frequency
signal
coil
circuit
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JP63311870A
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English (en)
Inventor
Azuma Murakami
東 村上
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Toshiaki Senda
仙田 聡明
Yoshiaki Tomofuji
友藤 吉明
Satoshi Ineshima
智 稲嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、定常的な磁気バイアスが加えられた位置の座
標値を検出するタブレットを用いた電子黒板装置のマー
カに関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の装置として、本件出願人は既に特願昭6
1−2736号の「電子黒板装置」 (特開昭62−1
60299号公報参照)に開示されたものを提案した。
以下、その内容を簡単に説明する。
マーカは、市販のフェルトペン等のペン体と、定常的な
磁気バイアスを発生する磁気発生器、例えば磁石と、ペ
ン体を黒板本体の筆記面等に押付けた時に動作するスイ
ッチと、該スイッチの動作に基づいて赤外線を発信させ
る発光素子9発振変調回路及び電池等とを備えている。
また、黒板本体は、アモルファス合金等からなる長尺の
磁歪伝達媒体並びにその一端に巻回された第1のコイル
及びそのほぼ全体に亘って巻回された第2のコイルを主
要構成とする位置検出体をX方向及びY方向に多数並列
に配設してなるタブレットと、非磁性素材よりなり表面
を繰返し使用可能な筆記面となした筐体とを備えている
前記黒板本体において、前記第1のコイルにパルス電流
を印加すると、電磁変換作用により該第1のコイルの周
囲に磁場変動が発生し、これにより磁歪伝達媒体に磁歪
振動波が発生する。該磁歪振動波は磁歪伝達媒体を固有
の速度で伝幡するが、その間、各部位の電気機械結合係
数に応じた磁場変動を発生させる。
而して、前記筆記面上にて前記マーカを操作すると、磁
気バイアスが前記磁歪伝達媒体に加えられ、その部位の
電気機械結合係数を大きくする。
このため、前記磁歪振動波がマーカの真下の部位に到達
すると、大きな磁場変動が発生し、前記第2のコイルに
大きな誘導電圧が生じる。
第1のコイルにパルス電流を印加してから第2のコイル
に大きな誘導電圧が発生するまでの時間は、磁歪振動波
が磁歪伝達媒体の第1のコイルの巻回部位からマーカの
真下の部位まで伝幡するのに要する時間であり、その間
の距離に比例したものとなるため、この時間を測定する
ことによりマーカの座標値が検出される。
また、この際、前記スイッチが動作し、発振変調回路が
動作して発光素子より所定の周波数を有する赤外線が発
信され、その周波数より前記マーカが他の筆記具、例え
ば定常的な磁気バイアスを発生する磁気発生器を備えた
イレーザの使用と区別して認識される如くなっていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記構成のマーカでは赤外線の発光素子
、発振変調回路やこれらを動作させるための電池等を設
けなければならず、その構成が複雑化し、大型且つ大重
量となり、また、電池の交換や充電を頻繁に行なわなけ
ればならず、操作性が悪いという問題点があった。
本発明は前記問題点を除去し、コードや電池等を必要と
せず、操作性に優れた電子黒板装置のマーカを提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、フェルトペン等の
ペン体と、定常的な磁気バイアスを発生する磁気発生器
とを備えた電子黒板装置のマーカにおいて、ペン体を黒
板本体の筆記面等に当接させた時に動作するスイッチと
、該スイッチを介して接続されるコイルとコンデンサを
含み所定の周波数を同調周波数とする同調回路とを設け
た。
(作 用) 本発明によれば、黒板本体の筆記面上にてマーカを操作
すると、そのスイッチが動作し同調回路が構成されるが
、この際、黒板本体側のアンテナコイルより所定の周波
数を有する電波が発信されると、該電波が前記同調回路
に受信され、該同調回路には該所定の周波数の誘導電圧
が発生する。
この誘導電圧は該同調回路中に電流を流し、そのコイル
より前記所定の周波数とほぼ同一周波数の電波を発信さ
せるが、前記アンテナコイルよりの電波の発信が停止し
ても急に減衰することはなく電流を流し続けるため、該
電波の発信を停止したアンテナコイルには前記所定の周
波数とほぼ同一・周波数の誘導電圧が発生する。従って
、所定の周波数の電波の発信を停止したアンテナコイル
に該所定の周波数の誘導電圧が発生すれば、マーカの使
用が判別される。
(実施例) 第1図は本発明の電子黒板装置のマーカの一実施例を示
すもので、合成樹脂等の非金属材料からなり且つ互いに
ネジ込みによって結合される2つの部分11a及び11
bからなるペン軸11と、黒色の市販のフェルトペン等
のペン体12と、リング状の磁石13と、補強用のリン
グ状の磁石14a、14bと、スイッチ151.:]ア
入りコイル152.コンデンサ153及び可変コンデン
サ154からなる同調回路15と、ペン体12のキャッ
プ16とから構成されている。
前記ペン体12はペン軸11内の部分11aに設けられ
たストッパ118′と部分11bに収納されるスイッチ
151との間において、わずかに摺動する如く収納され
る。また、磁石13は磁石14a、14bとともにペン
軸11の先端帯りに取付けられ、位置指定のための定常
的な磁気バイアスを発生する。
同調回路15は、第4図にも示すようにコイル152の
一端にスイッチ151を介してコンデンサ153及び可
変コンデンサ154の一端を接続し、また、該コンデン
サ253及び可変コンデンサ154の他端にコイル15
2の他端を接続してなっている。
前記スイッチ151は、操作しない状態(非動作状態)
においてはコイル152の一端とコンデンサ153及び
可変コンデンサ154の一端とを接続せず、また、ペン
軸11を手等で保持し、ペン体12の先端を黒板本体の
筆記面等に押付けることによってペン軸11内に押込む
と、その後端により押圧され動作状態となり、コイル1
52の一端とコンデンサ153及び可変コンデンサ15
4の一端とを接続する如くなっている。なお、コイル1
52、コンデンサ153及び可変コンデンサ154の数
値は所定の周波数fl、例えば280kH2で共振する
周知の共振回路を構成する値に設定されている。
第2図は前述したマーカを使用する電子黒板装置の一例
を示すもので、図中、1,2.3はマーカ、4は黒板本
体、5はイレーザ、6は位置検出回路、7は筆記具判別
回路、8は画像処理装置、9は出力装置である。
マーカ1は前述したマーカであり、また、マーカ2及び
3はペン体12のインクの色が、例えば赤色及び緑色で
あり、同調回路15の同調周波数が所定の周波数f2及
びf3、例えば290kHz及び300kHzである点
を除いて、マーカ1と同一である。
黒板本体4は、非磁性金属の筐体41にタブレット42
及びアンテナコイル43.44を取付けてなるもので、
タブレット42は位置検出回路6に接続され、また、ア
ンテナコイル43.44は筆記具判別回路7に接続され
ている。
タブレット42は、位置検出回路6に駆動され、マーカ
1〜3又はイレーザ5により指定された位置を検出する
検出部を構成するもので、該タブレット42は筐体41
のほぼ中央に収納されている。
なお、筐体41の前記タブレット42に対応する部分は
表面をほうろう仕上げしたアルミニウムやオーステナイ
ト系のステンレス等からなり、繰返し使用可能な筆記面
45を構成する如くなっている。
タブレット42及び位置検出回路6としては前述した本
件出願人の出願にかかる「電子黒板装置」において用い
たもの、又は同じく本件出願人の出願にかかる特願昭5
9−32244号の「位置検出装置」 (特開昭60−
176133号公報参照)を用いることができる。
アンテナコイル43及び44は、それぞれ絶縁被覆され
た導体を筆記面45の周囲の筐体41の表面に配設して
なるものである。なお、図面上、アンテナコイル43及
び44とも1ターンのコイルで示されているが、実際に
は数ターンのコイルからなっている。
第3図はイレーザ5の構造を示すもので、合成樹脂等の
非金属材料からなるケース51と、該ケース51の内部
51aに収納されたスイッチ521゜522、コア入り
コイル523.コンデンサ524及び可変コンデンサ5
25からなる同調回路52と、ケース51の底面に対応
する形状を有し互いに着脱自在な一対の部材53a及び
53bからなる可動板53と、該可動板53とケース5
1との間に挿入された一対のスプリング54と、ケース
51の内部51aに設けられ部材53bの紙面に対して
直交する方向に突出した係止部53b′を支承し可動板
53のケース51に対する位置を規制するストッパ55
と、可動板53の前記一対のスプリング54に対応する
位置にその部材53a及び53b間に挾持される如く取
付けられた一対のリング状の磁石56と、可動板53の
部材53aの外面に取付けられたフェルト等のイレース
部材57とからなっており、前記可動板53は前記スイ
ッチ521又は522のいずれか一方あるいは両方を同
時に動作し得る如くケース51に対してわずかに動くよ
う保持されている。
同調回路52は、第4図にも示すようにコイル523の
一端にスイッチ521及び522を介してコンデンサ5
24及び可変コンデンサ525の一端を接続【7、また
、該コンデンサ524及び可変コンデンサ525の他端
にコイル523の他端を接続してなっている。前記スイ
ッチ521及び522は、操作しない状態(非動作状態
)においてはコイル523の一端とコンデンサ524及
び可変コンデンサ525の一端とを接続せず、また、ケ
ース51を手等で保持し、可動板53のイレース部材5
7を筆記面45等に押付けることによってケース51内
に押込むと、該可動板53の部材53bにより押圧され
、そのいずれか一方あるいは両方が動作状態となり、コ
イル523の一端とコンデンサ524及び可変コンデン
サ525の一端とを接続する如くなっている。なお、コ
イル523、コンデンサ524及び可変コンデンサ52
5の数値は所定の周波数f4、例えば310kHzで共
振する周知の共振回路を構成する値に設定されている。
第4図はマーカ1及びイレーザ5の同調回路並びに筆記
具判別回路7の詳細な構成を示すもので、図中、701
は制御回路、702はタイミング回路、703はインバ
ータ、704 、705はアナログスイッチ、706は
駆動回路、707 、708はコンデンサ、709は増
幅器、710は位相検波器(PSD)、711は低域フ
ィルタ(L P F) 、712はパルス検出器である
第5図は第4図の各部における信号波形図である。以下
、第4図の各部の構成とともにその動作を詳細に説明す
る。
制御回路701は周知のマイクロプロセッサ等より構成
され、第6図に示すフローチャートに従って、タイミン
グ回路702に動作開始のタイミング信号を与え、パル
ス検出器712からの出力信号を受信し、後述するタイ
ミング回路702からの発信周波数情報に従って使用中
の筆記具の種別、即ちマーカ1,2,3及びイレーザ5
のいずれであるかを判別し、これを画像処理装置8に送
出する。
タイミング回路702は周波数fl、f2.f3゜f4
.fkの矩形波信号をそれぞれ発生する矩形波信号発生
器702a、 702b、 702c、 702d、 
702e、分周カウンタ702C及びマルチプレクサ7
02gからなっている。前記周波数f1〜f4の矩形波
信号はマルチプレクサ702gの入力端子にそれぞれ入
力され、また、前記周波数fkの矩形波信号は分周カウ
ンタ702rにより1/2及び1/4に分周されてマル
チプレクサ702gの制御端子に入力されており、該マ
ルチプレクサ702gは所定の時間2T (−1/fk
)毎に周波数fl、f2.f3.f4の矩形波信号を順
次繰返す信号Aを出力する。また、前記所定の周波数f
kの矩形波信号は送受切替信号Bとして出力され、前記
周波数fkの矩形波信号を1/2に分周した信号及び1
/4に分周した信号はその時点における信号Aの周波数
がfl〜f4のいずれであるかを示す2ビツトの発信周
波数情報CI及びC2として出力される。
前記信号Aは位相検波器710に送出されるとともに図
示しない低域フィルタにより正弦波信号に変換されてア
ナログスイッチ704の−の入力端子に送出され、また
、送受切替信号Bはアナログスイッチ704の制御端子
に送出されるとともにインバータ703に送出され、さ
らにまた、発信周波数情報C1,C2は制御回路701
に送出される。
前記アナログスイッチ704の他の入力端子は接地され
ており、送受切替信号Bがハイ(H)レベルの期間は−
の入力端子を選択し、また、ロー(L)レベルの期間は
他の入力端子を選択するため、その出力には時間2T毎
に周波数f1〜f4の正弦波信号を時間Tの間のみ順次
出したり、出さなかったりする信号りが出力される。
信号りは駆動回路706に送出され平衡信号に変換され
、さらにコンデンサγ07を介してアンテナコイル43
に送出されるが、該コンデンサ707とアンテナコイル
43とは周波数fl−f4を中心とした共振周波数を有
する直列共振回路を構成するため、該アンテナコイル4
3からは時間2T毎に周波数f1〜f4の電波が時間T
の間のみ順次発信される。
この際、黒板本体4の筆記面45上において、マーカ、
例えば1が使用状態、即ちペン軸11と該筆記面45と
のなす角度が90″〜45″程度以内になるように保持
され且つペン体12の先端が該筆記面45に接しスイッ
チ151が動作状態になっていると、前記電波のうちの
周波数f1の成分が該マーカ1のコイル152を励振し
、その同調回路15に前記信号りの周波数flの成分に
同期した誘導電圧Eを発生させる(なお、実際には前記
電波のうちの他の周波数f2〜f4の成分によってもコ
イル152は励振されるが、周波数が若干具なるため、
その振幅は小さくなる。)。
その後、信号りにおいて信号オフの期間、即ち受信期間
に入ると、該アンテナコイル43は接地されるため、そ
の電波は直ちに消滅するが、前記誘導電圧Eは同調回路
15内の損失に応じて徐々に減衰する。
一方、前記誘導電圧Eに基づいて同調回路15を流れる
電流は、コイル152より周波数f1の電波を発信させ
る。該電波はアンテナコイル44を励振し、該アンテナ
コイル44及びこれに接続されたコンデンサ708から
なる並列共振回路に周波数f1の誘導電圧を発生させる
(なお、実際にはアンテナコイル43より発信された電
波によってもアンテナコイル44は励振されるが、この
期間においては後述するように接地されるため、誘導電
圧は全く発生しない。)。該誘導電圧は増幅器709に
送出され増幅され、さらにアナログスイッチ705に送
出される。
アナログスイッチ705はインバータ703を介してそ
の制御端子に入力された送受切替信号Bの反転信号B′
に基づいて、前記増幅器709の出力を位相検波器71
0又はグランドのいずれに接続するかを切替えるもので
、前記反転信号B′がハイレベルの期間は位相検波器7
10に接続し、ローレベルの期間はグランドに接続する
ため、その出力には信号り中の周波数成分子1に基づく
周波数f1の誘導電圧とともに、信号り中の周波数成分
子2〜f4に基づく周波数f1の誘導電圧を備えた信号
Fが得られる。
前記信号Fは位相検波器710に送出されるが、該位相
検波器710には前述した信号Aが検波信号として入力
されており、信号Fに含まれる誘導電圧のうち、信号A
中の周波数f1の成分に対応する部分についてはその周
波数及び位相が一致するが、その他の周波数f2〜f4
の成分に対応す゛る部分は周波数及び位相が一致しない
従って、信号Fに含まれる誘導電圧のうち、信号A中の
周波数flの成分に対応する部分についてはちょうど正
側に折返した電圧成分を有し、また、その他の周波数f
2〜f4の成分に対応する部分については正側及び負側
に電圧成分を有する信号Gが位相検波器710から出力
される。
前記信号Gは充分遮断周波数の低い低域フィルタ711
に送出され、前記信号A中の周波数f1の成分に対応す
る部分については所定の時間幅及び電圧値を備えた直流
成分を有し、また、その他の周波数f2〜f4の成分に
対応する部分については該周波数f2〜f4と周波数f
1との差の周波数に対応する交流波形を備えた成分を有
する信号Hに変換され、パルス検出器712に送出され
る。
パルス検出器712はシュミットトリガ及びパルス幅検
出回路等より構成され、その入力信号中に所定幅、例え
ばT/2以上のパルスを検出した時、パルス信号を制御
回路701に送出する如くなっており、ここでは信号H
の前記信号A中の周波数f1の成分に対応する直流成分
を検出してパルス信号を発生し、その信号Iを送出する
制御回路701は前記信号Iを受信すると、その時点に
おける発信周波数情報CI、C2、ここでは“L、L“
から使用中の筆記具、即ちマーカ1を判別し、この情報
を画像処理装置8に送出する。
一方、位置検出回路6は前記判別情報の有無に拘らず、
筆記具の磁石、ここではマーカ1の磁石13.14a、
14bによる磁気バイアスがタブレット42の座標検出
可能な範囲内に入った時点より位置検出を行ない、゛そ
の座標値を画像処理装置8に送出し続けている。
画像処理装置8は通常、位置検出回路6から出力される
座標値を一時的な値としてバッファ等に記憶するが、前
記マーカ1の判別情報を受信した時点の座標値はマーカ
1による画像データ、即ち黒色の画像データとして認識
し、図示しない画像メモリ等に記憶する。
また、黒板本体4の筆記面45上において、マーカ2又
は3を使用状態にすれば、筆記具判別回路7は前記同様
にこれらを判別し、その判別情報、即ちマーカ2又は3
の判別情報を画像処理装置8に送出し、また、画像処理
装置8は前記同様にその時点の座標値をマーカ2又は3
による画像データ、即ち赤色又は緑色の画像データとし
て認識し、画像メモリに記憶する。
また、黒板本体4の筆記面45上において、イレーザ5
を使用状態、即ちイレース部材57の一部又は全部を該
筆記面45に押当て、その同調回路52のスイッチ52
1 、522のいずれか一方又は両方を動作状態とすれ
ば、筆記具判別回路7は前記同様にこれを判別し、その
判別情報、即ちイレーザ5の判別情報を画像処理装置8
に送出するが、画像処理装置8はその時点の座標値をイ
レーザ5による所定の消去領域の設定座標値として認識
し、画像メモリ中の該座標値によって決定される所定の
範囲の画像データを消去する。
このようにして、画像処理装置8の画像メモリ内に得ら
れた画像データは、必要に応じてカラーデイスプレィ(
図示せず)上に表示され、また、カラープリンタ等から
なる出力装置9よりカラーハードコピー化されて出力さ
れる。さらにまた、該画像データは公衆電話回線やデー
タ回線等を介して他のデータ処理装置に送出するように
なしても良い。
なお、黒板本体4の筆記面45にマーカ1〜3又はイレ
ーザ5を近付けるのみで、そのスイッチを動作状態とし
なければ、パルス検出器712からパルス信号は出力さ
れないため、制御回路701がその判別情報を出力しな
いことはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、黒板本体側より所
定の周波数の電波を発信し、該電波を停止した時、反射
される電波が受信されれば、該所定の周波数を同調周波
数とする同調回路、即ち使用中のマーカが黒板本体の筆
記面上にあることを認識できるため、該マーカと他の回
路との間にコードが不要で且つその使用を正確に判別で
きることはもとより、コイルとコンデンサを含む同調回
路を設けるのみで良く、従来のように赤外線の発光素子
や発振変調回路、電池等を設ける必要がなく、従って、
軽量で極めて操作性の良いマーカを実現できる等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子黒板装置のマーカの一実施例を示
す図、第2図は本発明のマーカを使用する電子黒板装置
の一例を示す図、第3図はイレーザの断面図、第4図は
マーカ及びイレーザの同調回路並びに筆記具判別回路の
詳細な構成図、第5図は第4図の各部の信号波形図、第
6図は筆記具判別回路の制御回路の処理の流れ図である
。 1.2.3・・・マーカ、4・・・黒板本体、5・・・
イレーザ、6・・・位置検出回路、7・・・筆記具判別
回路、8・・・画像処理装置、9・・・出力装置、12
・・・ペン体、13・・・磁石、15・・・同調回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェルトペン等のペン体と、定常的な磁気バイア
    スを発生する磁気発生器とを備えた電子黒板装置のマー
    カにおいて、 ペン体を黒板本体の筆記面等に当接させた時に動作する
    スイッチと、 該スイッチを介して接続されるコイルとコンデンサを含
    み所定の周波数を同調周波数とする同調回路とを設けた ことを特徴とする電子黒板装置のマーカ。
  2. (2)同調回路の同調周波数をペン体のインクの色毎に
    変更したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電子黒板装置のマーカ。
  3. (3)磁気発生器をペン体と同軸上に配置した複数のリ
    ング状の磁石から構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の電子黒板装置のマーカ。
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