JPS62262121A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JPS62262121A
JPS62262121A JP61104908A JP10490886A JPS62262121A JP S62262121 A JPS62262121 A JP S62262121A JP 61104908 A JP61104908 A JP 61104908A JP 10490886 A JP10490886 A JP 10490886A JP S62262121 A JPS62262121 A JP S62262121A
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JP
Japan
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coils
circuit
position detection
signal
bridge circuit
Prior art date
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Application number
JP61104908A
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English (en)
Inventor
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Yoshinori Taguchi
田口 義徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP61104908A priority Critical patent/JPS62262121A/ja
Publication of JPS62262121A publication Critical patent/JPS62262121A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気発生器により磁界を加えられた磁性体か
らなるコイルのインピーダンスの変化に基づいて、指定
された位置を検出する位置検出装置に関するものである
(従来の技術) 従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の一端又は
位置指示ペンの先端に設けた駆動コイルにパルスl!流
を印加して前記磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起させた
時点より、位置指示ペンの先端又は磁歪伝達媒体の一端
に設けた検出コイルに前記磁歪振動波に基づく誘導電圧
を検出するまでの時開を処理器等で測定し、これより位
置指示ペンの指示位置を算出する如くなしたものがあっ
た。また、従来の他の位置検出装置としては、複数の駆
動線と検出線とを互いに直交して配置し、駆動線に順次
、電流を流すとともに検出線を順次選択して誘導電圧を
検出し、フェライトのような磁性体を有する位置指示ペ
ンで指定した位置を大きなIt誘導電圧誘起された検出
線の位置より検出するようになしたものがあった。
(発明が解決しJ:うとする問題点) 前者の装置では位置検出精度は比較的良好であるが、ペ
ンと処理器等との間でタイミング信号等を授受するため
、ペンと装置との間にコードを必要としその取扱いが著
しく制限されると共に、他の機器からの誘導を受けやす
く誤動作したり、また、逆にノイズの発生源となる可能
性もあり、さらにペンを磁歪伝達媒体に対して垂直に保
持し、且つかなり近接させて指示しなければならなかっ
た。また、優者の装置では位置指示ペンをコードレスと
することができるが、座標位置の分解能が線の間隔で決
まり、分解能を上げるために線の間隔を小さくするとS
N比および安定度が悪くなり、従って分解能を上げるこ
とが困難であり、また、駆動線と検出線の交点の真上の
位置検出が困難であり、さらに位置指示ペンを線に極く
接近させなければならず、入力面上に厚みのある物を置
いて使用できなかった。さらに従来、位置入力のタイミ
ングをペンの操作に関連付けようとする場合は、ペン自
体にスイッチ、あるいはなんらかの信号の発生回路を取
付ける必要があり、構成が複雑となり、また、故障し易
い等の問題点があった。
本発明はこのような従!の欠点を改善したものであり、
位置指定用磁気発生器がどこにも接続されず操作性が良
く、また、外部からの誘導に強く且つノイズを放出する
ことのない^精度な位置検出装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の位置検出装置は、第1図に示すように所定間隔
隔1て互いにほぼ平行に配列された磁゛性体からなる複
数のコイル11a〜11Jを備えた位置検出部10と、
定常的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器、例えば
入力ペン20と、所定周期の交番信号を発生ずる駆動信
号源30と、前記コイル11a〜11jのうちの2つと
所定のインピーダンス素子とを組合せ且つ前記交番信号
を電源としてブリッジ回路を構成し、前記複数のコイル
118〜11jを該ブリッジ回路のコイルとして順次切
替えて接続する信号選択回路40と、前記ブリッジ回路
の検出端子間に発生ずる電圧を次々に取出し、これらよ
り前記入力ベン20による位置検出部10上の指定位置
を求める位置検出回路50とからなっている。
(作用) コイルの等価回路は、例えば第2図に示されるように抵
抗弁Rとインダクタンス分しと容量分Cとの並列回路で
示される。従って、そのアドミッタンスYは、 Y= (1/R)+ (1/jωL)+jωC・・・・
・・(1) となり、また、アドミッタンスYの絶対値IYIは、 IYI−((1/R)2 +(ωC−1/ωL)2)1/2 ・・・・・・(2) となる。
ここで、コイル11a〜11jに定常的な磁界(以下、
磁気バイアスと称す。)を加えると、前記抵抗弁R,イ
ンダクタンス分り、容量分Cはそれぞれ変化する。
その変化のようすはコイル118〜11jを構成する磁
性体の組成、前記交流信号の周波数、あるいは該磁性体
に熱処理、又は磁場処理を加えること等によって異なる
が、磁気バイアスが強くなればなる程、前記抵抗弁Rは
減少し、インダクタンス分りは減少し、容量分Cは増加
し、結果的にアドミッタンスYは増大する、即ちコイル
11a〜11jのインピーダンスZ(−1/Y)は減少
する性質を示す。
従って、第3図に示すように棒磁石21を内蔵する入力
ベン20の一端をコイル11a〜11jの上部に位置さ
せ、その先端より磁気バイアスを加えると、各コイル1
1a〜11jのインピーダンスZは該入力ベン20を四
いた位置に最も近い磁性体のインピーダンスを最小値と
して、ここから離れるに従って徐々に大きくなる。
なお、コイルの等化回路を、抵抗弁Rとインダクタンス
分りとを直列として表示する場合もあるが、この場合で
も前記同様、磁気バイアスが強くなればなる程、コイル
118〜11jのインピーダンス2は減少することにな
る。
前記コイル11a〜11jの長手方向に直交する方向(
以下、X方向とする。)における位置(変位)X(但し
、棒磁石21直下の位置を0とする。)とそのインピー
ダンス2との関係は、第4図にポリ如くなる。なお、各
コイル11a〜11jはX方向に所定間隔離して配置さ
れているため、実際にはこのような連続的な変化を表わ
すわけではないが、その変化を理解し易くするため、便
宜上、連続的に示す。
一方、各コイル11a〜11jは信号選択回路40によ
り、そのうちの2つのコイル(以下、これをコイルKl
、に2とする。)と所定のインピーダンス素子、例えば
抵抗R1,R2とが、第5図(a)又は(b)に示され
るブリッジ回路を構成する如く組合される。この時、コ
イルに1.に2を例えば、(K1.に2)−(11a、
11 c)、(11b、11e)、 (11d、11q
)、<11f、11i)、(11h、11j)と順次切
替え、コイルに1.に2と棒磁石21との位置を変化さ
せると、該コイルKl、に2のインピーダンスZ1.Z
2も第6図に示すように変化する。
ここで、コイル118〜11jの各コイルの間隔をaと
すると、前記切替えの間隔は2aであり、対になるコイ
ルの間隔は3aとなる(但し、両端のみ切替えの間隔は
a、コイルの間隔は2aとなる。)。
第5図(a)又は(b)に示されるブリッジ回路が平衡
する条件は、 Zl−R2=Z2−R1・・−・・−(3)であるが、
R1=R2とすると、該ブリッジ回路の検出端子1−2
閂には、近似的に2つのコイルに1.に2のインピーダ
ンスZ1.Z2の差に比例する電圧が得られる。従って
、前述したようにコイルに1.に2を切替えると、第7
図に示すような、間隔3aの一対のコイルの信号の差に
相当する信号を間隔2aで標本化した電圧値が得られる
ここで、電圧値が「0」となる点Pはインピーダンス2
1.22が等しい、即ち棒磁石21から2つのコイルに
1.に2までの距離がちょうど等しい場合を示しており
、これより棒磁石2.1の位置を検出することができる
第7図に示す曲線は、コイル11a〜11jを前述した
ように切替えた際の幾つかの電圧値を近似したものであ
り、実際にはこのような連続した値としては得られない
。しかしながら、この近似信号(曲線)の周波数成分の
上限はほぼ6aに比例し、その標本化周波数は前述した
ように2aに比例するため、周知の標本化定理によれば
vt記電圧値より該近似信号を再生できることになる。
本発明では前述した離数的な電圧値の信号を検波し直y
l電圧の検波信号に変換し、さらに所定の低域フィルタ
を通して第7図に示すような連続信号となし、その上で
前記点Pを検出し、棒磁石21の位置を検出するように
なしている。
点Pの第1の検出方法は、第7図に示ず検出信号を所定
1i11vtレベルシフトした上で、細かく標本化しア
ナログ・ディジタル変換し、第8図に示すように前記レ
ベルシフト値に相当するレベルV【を横切る点P′のコ
イル切替えタイミングでの比(b:c)を求めることに
よりX方向の位置を算出でき、また、同時に点Pでの傾
きより、棒磁石21、即ち入力ペン20の高さ方向(以
下、2方向と称す。)の位置を算出できる。
また、点Pの第2の検出方法としては、所定のクロック
パルスを計数するカウンタの計数値をデコードし、信号
選択回路40の切替えタイミング信号を発生させるとと
もに、第7図に示す検出信号がゼロクロスするタイミン
グを所定の比較器で検出し、この時点における前記カウ
ンタの計数値より前記点PのX方向の位置を算出するこ
ともできる。
(実施例) 第9図は位置検出部10の具体的な構成を示す一部破断
平面図である。コイル11a〜11jを構成する磁性体
としては、磁石を接近させても磁化され難く、即ち保持
力が小さく、且つ透磁率の高い材料、例えば直径が約0
.1.wの断面円形状のアモルファスワイヤが用いられ
る。なお、アモルファスワイヤとしては、例えば(F 
e 1−xCOx ) 758 ! 10B 15 (
原子%)(XはFeとCOとの割合を示ずもので、0〜
1の値をとる。)等が適している。各コイル11a〜1
1jは、互いに所定1iJwA(約5履)離れて平行に
並べられている棒状の絶縁性支持部112a〜12jの
表面に巻回されている。コイル11a〜11jは全て同
一方向(この実施例では左巻き)に巻回され、それぞれ
の両端は信f33fi択回路40に接続される。
これらのコイルおよび支持部材からなる位置検出部10
は、表面に絶縁層を設けた非磁性の金属ケース13の内
部に接着剤等で固定される。また、金属ケース13の上
部には、該金属ケース13と同様な材料よりなる蓋14
が被せられる。
なお、コイルを構成する磁性体としては、その表面に塩
化ビニル等を被覆したものを用いでも良い。
第10図は入力ペン20の具体例をポリ断面図、第11
図はその電気回路図である。同図において、22は合成
樹脂等からなるペン状の容器であり、その一端には前述
した棒磁石21が軸方向に摺動自在に収容され1いる。
また、容器22の他端側には周方向に亘って透明なプラ
スチック等からなる赤外線透過窓23が設けられ、その
内側には円錐体の周面にクロムメッキ等を施した反射体
24と、赤外線発光ダイオード25とが収納されている
26a、26bは操作スイッチで、操作スイッチ26a
は容器22の先端側の一側に取付けられ、操作スイッチ
26bは棒磁石21の他端に対向して取付けられている
。また、27は信号発生回路、28は電池で、容!22
内の適所に収納されている。
信号発生回路27は、測定開始、位n入力等の位置検出
回路50に対する複数(ここでは3通り)の命令を幾つ
かのパルス信号の組合せによる複数のコード信号にそれ
ぞれ変換するもので、デコーダ27aとフード信号発生
器27bとダイオード駆動用トランジスタ27cとを備
え、操作スイッチ26a、26bのオン・オフの組合せ
に従って、コード信号を発生し、発光ダイオード25を
駆動する。
而して、操作スイッチ26aをオンすると、測定開始の
コードを示す赤外線信号がダイオード25より反射体2
4、透過窓23を介して発信され、そのままカバー29
を取り付けた棒磁石21の先端を入力面に押し当てると
、該棒磁石21がスライドしてスイッチ26bがオンし
、位置入力のコード信号を示す赤外線信号が発信される
如くなっている。
第12図は駆!lI信号11030の具体例を示すもの
で、図中、31は積分回路、32はバンドパスフィルタ
、33はパワードライバである。積分回路31はその入
力端子34に後述する位置検出回路50の演算処理回路
からのクロックパルス(又はこれを分周したパルス)を
受け、これを積分し、三角波信号に変換する。バンドパ
スフィルタ32では、前記三角波信号を正弦波信号に変
換する。
パワードライバ33はオペアンプと電流増幅器とからな
ってa3す、前記正弦波信号を電流増幅し、その出力端
子35より信号選択回路40に送出する。なお、基準(
入力)信号にクロックパルスを用いたのは位置検出回路
50と同期をとるためである。
第13図は信号選択回路40の具体例を示ずもので、図
中、41.42はマルチプレクサ、43は増幅器、Rは
抵抗である。マルチプレクサ41.42は、1つの共通
端子と、複数(図示例では5個)の選択端子とを有する
周知のもので、位置検出回路50からの切換信号に従っ
て、それぞれ同一番号の選択端子を選択し、コイル11
8〜11jを、第5図(a)に示すブリッジ回路を順次
構成するよう切替え接続する。マルチプレクサ41.4
2の共通端子、即ちブリッジ回路の検出端子は増幅i5
!43を介して位置検出回路50に接続される如くなっ
ている。
第14図は信号選択回路40の他の構成例を示すもので
、同図において、44は1つの共通端子と複数(図示例
では5個)の選択端子とを右する周知のマルチプレクサ
、45は増幅器、Rは抵抗である。マルチプレクサ44
は位置検出回路50からの切換信号に従って、前記選択
端子を順次選択し、コイル11a〜11jを、第5図(
b)に示すブリッジ回路を順次構成するよう切替え接続
する。マルチプレクサ44の共通端子および抵抗Rの接
続中点、即ちブリッジ回路の検出端子は増幅器45を介
して位置検出回路50に接続される如くなっている。こ
のような構成によれば、マルチプレクサおよび抵抗の個
数を削減することができる。
第15図は位置検出回路50の具体的構成を示す回路ブ
ロック図、第16図は各部の信号を示す図である。前述
した入力ベン20の発光ダイオード25より、測定開始
のコードを示す赤外線信号が発信されると、該赤外線信
号は赤外線受光ダイオード51で受信され、受信機52
で増幅・波形整形され、元のコード信号に変換され、ざ
らに測定開始の命令信号に戻され、演算処理回路(CP
U)53に送出される。
演算処理回路53は前記命令信号を読み取り、測定開始
を認識すると、デコーダ54を介して信号選択回路40
へ切換信@S1を送り、また一方、りOツクパルスを分
周器55を介して駆動信号源30へ送り、該駆動信号源
30は駆動信号をコイル118〜11jへ入力する。
この時、コイル11a〜11jにより構成される各ブリ
ッジ回路の出力電圧はマルチプレクサ41.42および
増幅器43を介して、検波器56に送出され、整流され
て直R電圧の検波信号S2に変換され、さらに低域(ロ
ーパス)フィルタ57に送られ、検出信号S3に変換さ
れる。
該検出信号S3はレベルシフタ58により正の電圧信号
となるようレベルシフトされ、さらにアナログ・ディジ
タル(A/D)変換PJ59により標本化されディジタ
ル化され、v4μ処理回路53に送出される。
@篩処理回路53では該ディジタル値より、前述したレ
ベルシフト値と一致する点Pを検出し、そのタイミング
より棒磁石21、[51#5人カペン、20のX方向の
座axp+算出し、また、必要に応じて入力ベン20の
高ざhを算出する。
このようにして求められたディジタル値のX座標値XO
(又は座標値xpと高さh)は、一旦、演算処理回路5
3内のメモリに記憶されるが、前記測定開始を示す信号
が出されている間、と達したような測定および演算が所
定時間毎に繰返され、その値は更新される。
次に、入力ベン20より位置入力のコードを示す赤外線
信号が発信され、受光ダイオード51、受信t152を
介して演算処理回路53に認識されると、その時点にお
ける前記ディジタル値のX座ja値が入力値として、デ
ィジタル表示固(図示せず)等に送出され表示され、又
は他のコンピュータ装置60に送出され処理される。
前述°した実施例において、測定開始、位置入力等を示
す信号を入力ベン20から位置検出回路50まで赤外線
信号を用いて伝送したが、超音波信号を用いても良い。
また、これらの信号は、単に位置検出回路50の動作開
始や座標値の入力のタイミングを8R口処理回路54に
認識させるためのらのであるから、特に入力ベン20よ
り送ることを要するものではなく、位置検出口路50自
体に設けたキーボードその他のスイッチ回路より送る如
くなしても良い。
また、入力ベン20の高さを位置入力のパラメータとし
て使用することもできる。即ち、測定開始の信号はキー
ボードその他のスイッチ回路より送り、この状態で入力
ベン20の一端が位置検出部10の入力面に押付けられ
、高さhが所定の値、例えば入力面上、0.5am以下
になった時、これを演算処理回路53で検出し、位置入
力の信号として認識する。
第17図はこの際、使用できる入力ベン70を示すもの
で、合成樹脂からなるペン軸状の容器71の一端72に
、先端先細状の棒磁石73がN極を先端方向に向けて収
容され、ざらに棒磁石73の先端にプラスチック等のカ
バー74を取付けてなっている。従って、入力ペン70
自体に前述したような電気回路や電池を設ける必要がな
く、且つ該入力ベン70の操作に1311st、、て位
置入力することが可能となり、操作性の悪化をきたすこ
とがない。
なお、実施例中のコイルの本数は一例であり、これに限
定されないことはいうまでもない。また、コイルの間隔
は2〜6履程度であれば比較的精度良く位置検出ができ
ることが実験により確かめられている。また、位置指定
用磁気発生器も永久磁石に限定されることはなく電磁石
でもよい。
第18図は位置検出回路の他の構成例を示すもので、こ
こでは点Pの第2の検出方法を実行する回路を示す。当
初、クリアされたカウンタ801はアンドゲート802
を介してクロックパルス発振器803が発生するクロッ
クパルスを計数する。該計数値はデコーダ804でデコ
ードされ、マルチプレクサ41.42を切替え制御する
。また、前記クロックパルスは分周器805を介して駆
動信号源30に送出される。
各ブリッジ回路の検出電圧は増幅器43を介して検波3
806 、ローパスフィルタ807に送られ、第7図に
示す連続信号に変換され、比較5808に送出される。
該比較器aO8では該信号と“0″レベルとを比較し、
一致した時、フリップフロップ809にワンショットパ
ルスを出力する。
該フリップフロップ809はカウンタ801のクリアと
同時にリセットされており、前記ワンショットパルスを
受けてセットされる。フリップフロップ809の出力は
、アンドゲート802を閉じ、カウンタ801の計数を
停止させるとともに、出力バッファ810を介してホス
トコンピュータ811に送出され、点Pの検出を通知す
る。
ホストコンピュータ811はその時点にお、けるカウン
タ801の計数値を読取り、これより入力ベン20のX
座標値を算出する。なお、前記カウンタ801、フリッ
プフロップ809のリセット信号は、ホストコンピュー
タ811より入力バッファ812を介して与えられる。
第19図は本発明の他の実施例を示すものである。同図
において、91および92はX方向およびX方向の位置
検出部、93および94はX方向およびX方向用の信号
選択回路で、それぞれ前記位置検出部10、信号選択回
路40と同様な構成を有しており(但し、図面では簡略
のためその細部については省略する。)、該位置検出部
91゜92についてはその各コイルがそれぞれX方向お
よびX方向に直交する如く、互いに重ね合わされている
。また、95は位置検出回路で、X方向およびX方向の
位置検出を交互に行なわせるようにした点を除いて前記
位置検出回路50と同様である。
従って、この実施例によれば、X方向およびX方向の2
方向、ざらに必要であれば2方向の位置(座標)検出が
容易に出来る。この場合、2方向の位置検出はX方向の
位置検出部91、又はX方向の位置検出部92のいずれ
の信号から求めても良い。なお、位置指定用磁気発生器
、駆動信号源の構成は前記実施例と同じで良い。
また、本発明の位置検出装置は、位置検出部に定常的な
磁界を僅かに与えるのみで良いので、その上部に液晶等
の平面型ディスプレイパネルやタッチパネルを組合せて
使用することもできる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、位置指定用磁気発
生器の指定位置に基づいて変化する複数の各コイルのイ
ンピーダンスを、該コイルを含むブリッジ回路のバラン
スより検出するようになしたため、外部からの誘導やレ
ベル変動、ノイズ等に左右されず、また、磁気発生器の
磁力が弱くても大きな信号が得られ、従って、位置検出
精度を上げることができ、位置検出範囲を大きくとるこ
とが可能となる。また、磁性体をコイル状に巻回したの
で、インピーダンスを大きくとることができ、より大き
な出力が得られ、検出範囲の大きな装置を安価に構成し
得る。また、高さ方向の位置検出が可能となり、位置指
定用磁気発生器の位置検出部に対する^さを位置指定時
のタイミング検出のパラメータとすることができ、位置
指定用磁気発生器自体に電気回路や電池を設けることな
く、且つ該位置指定用磁気発生器の操作に関連して位置
指定することが可能となる。また、位置検出のために位
置指定用磁気発生器と他の装置との間に信号をやりとり
する必要がないためコードレスとすることができ、さら
にまた、位置指定のために必要とする磁気バイアスの量
は、数エルステッド(Oe)程度で良いので、該位置指
定用磁気発生器は位置検出部より多少離しても位置指定
が可能であり、位置検出部の裏面からの位置指定も可能
であり、強磁性体以外の金属を入力面上に載置すること
もできる。また、位置検出部をX方向およびX方向に設
けたものによれば、X方向およびX方向の2方向、又は
これに加えて高さくZ)方向の3方向の位置検出が可能
となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主要な構成を示す説明図、第2図はコ
イルの等価回路を示す図、第3図は位置指定用磁気発生
器より各コイルに印加される磁束のようすを示す図、第
4図は棒磁石により磁気バイアスを与えられたコイルの
インピーダンスの変化を示すグラフ、第5図(a)(b
)は本発明におけるブリッジ回路の構成例を示す図、第
6図は第5図(a)(b)に示すブリッジ回路のコイル
K1.に2のインピーダンスの変化を示すグラフ、第7
図は第5図(a)(b)に示すブリッジ回路の出力電圧
の変化を示すグラフ、第8図はゼロクロス点Pの位置検
出のようすを示す図、第9図は位置検出部10の具体的
な構成を示す一部破断平面図、第10図は入力ペンの具
体的な構成を示す断面図、第11図はその電気回路図、
第12図は駆動信号源の具体的な構成を示す回路図、第
13図は信号選択回路の具体的な回路図、第14図は信
号選択回路の他の具体的な回路図、第15図は位置検出
回路の具体的な構成を示す回路ブロック図、第16図は
第15図の各部における信号波形を示す図、第17図は
入力ペンの他の実施例を示す断面図、第18図は位置検
出回路の他の具体的な構成を示す回路ブロック図、第1
9図は本発明の他の実施例を示す説明図である。 10・・・位置検出部、20・・・入力ペン、30・・
・駆動信号源、40・・・信号選択回路、50・・・位
置検出回路、11a〜11j・・・コイル、91・・・
X方向位行検出部、92・・・X方向位置検出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定間隔隔てて互いにほぼ平行に配列された磁性
    体からなる複数のコイルを備えた位置検出部と、 定常的な磁界を発生する位置指定用磁気発生器と、 所定周期の交番信号を発生する駆動信号源と、前記コイ
    ルのうちの2つと所定のインピーダンス素子とを組合せ
    且つ前記交番信号を電源としてブリッジ回路を構成し、
    前記複数のコイルを該ブリッジ回路のコイルとして順次
    切替えて接続する信号選択回路と、 前記ブリッジ回路の検出端子間に発生する電圧を次々に
    取出し、これらより前記位置指定用磁気発生器による位
    置検出部上の指定位置を求める位置検出回路とからなる 位置検出装置。
  2. (2)所定間隔隔てて互いにほぼ平行に配列された磁性
    体からなる複数のx方向のコイルを備えたx方向位置検
    出部と、 該x方向位置検出部と同様の構成を有し且つこれと重ね
    合わされたy方向位置検出部と、定常的な磁界を発生す
    る位置指定用磁気発生器と、 所定周期の交番信号を発生する駆動信号源と、前記x方
    向およびy方向のコイルのうちの2つと所定のインピー
    ダンス素子とを組合せ且つ前記交番信号を電源としてx
    方向およびy方向のブリッジ回路を構成し、前記複数の
    x方向およびy方向のコイルを該x方向およびy方向の
    ブリッジ回路のコイルとして順次切替えて接続するx方
    向およびy方向の信号選択回路と、 前記x方向およびy方向のブリッジ回路の検出端子間に
    発生する電圧を次々に取出し、これらより前記位置指定
    用磁気発生器によるx方向およびy方向の位置検出部上
    の指定位置を求める位置検出回路とからなる 位置検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015511751A (ja) * 2012-03-29 2015-04-20 コミサリア ア レネルジ アトミクエ オウ エネルジ アルタナティヴ 器具の先端と筆記補助具との接触点の検出方法

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