JPS6246991Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246991Y2 JPS6246991Y2 JP1983159300U JP15930083U JPS6246991Y2 JP S6246991 Y2 JPS6246991 Y2 JP S6246991Y2 JP 1983159300 U JP1983159300 U JP 1983159300U JP 15930083 U JP15930083 U JP 15930083U JP S6246991 Y2 JPS6246991 Y2 JP S6246991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonance
- sound absorbing
- sound
- inner cylinder
- resonance box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 12
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 9
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温水ボイラー等に使用される消音装置
に関するものである。
に関するものである。
従来、温水ボイラーの運転時に発生する着火・
燃焼騒音を減衰させる消音装置として第1図aに
示すような円筒状の消音装置本体10の外筒11
と吸音孔12aを有する内筒12との間隙を大き
くし、該間隙に吸音材を充填して吸音部13aを
形成したいわゆる体積吸音型消音装置、或いは、
第1図bに示すような消音装置本体10の外筒1
1と内筒12との間に吸音材を充填して吸音部1
3bを形成するとともに該内筒12の内側に吸音
材を充填した吸音箱14を配置したいわゆる多重
式体積吸音型消音装置が提供されている。
燃焼騒音を減衰させる消音装置として第1図aに
示すような円筒状の消音装置本体10の外筒11
と吸音孔12aを有する内筒12との間隙を大き
くし、該間隙に吸音材を充填して吸音部13aを
形成したいわゆる体積吸音型消音装置、或いは、
第1図bに示すような消音装置本体10の外筒1
1と内筒12との間に吸音材を充填して吸音部1
3bを形成するとともに該内筒12の内側に吸音
材を充填した吸音箱14を配置したいわゆる多重
式体積吸音型消音装置が提供されている。
しかしながら、前記体積吸音型消音装置にあつ
ては該装置本体10の吸音部13aの体積を大き
くして着火・燃焼騒音を緩衝緩和するものである
から、該装置本体10が大型化するとともに大量
の吸音材を必要とするという欠点がある。また、
前記多重式体積吸音型消音装置にあつては吸音部
13b並びに吸音箱14の体積及び表面積を大き
くして該騒音の緩衝緩和するものであるから、前
記体積吸音型消音装置と同様に該装置本体10の
大型化及び吸音材の増大という欠点は勿論のこと
装置本体10内部の複雑化を招来するという欠点
をも有する。特に消音の難しい低音域の騒音を減
衰させるためには該装置本体10の一層の大型
化、複雑化は免れ得なかつた。
ては該装置本体10の吸音部13aの体積を大き
くして着火・燃焼騒音を緩衝緩和するものである
から、該装置本体10が大型化するとともに大量
の吸音材を必要とするという欠点がある。また、
前記多重式体積吸音型消音装置にあつては吸音部
13b並びに吸音箱14の体積及び表面積を大き
くして該騒音の緩衝緩和するものであるから、前
記体積吸音型消音装置と同様に該装置本体10の
大型化及び吸音材の増大という欠点は勿論のこと
装置本体10内部の複雑化を招来するという欠点
をも有する。特に消音の難しい低音域の騒音を減
衰させるためには該装置本体10の一層の大型
化、複雑化は免れ得なかつた。
本考案は従来のものに見られた前記の如き欠点
に鑑み、ボイラー等で発生する燃焼騒音、特に低
音域の騒音をも有効に消音し、また、小型かつ構
造簡単な消音装置を提供しようとするものであ
る。以下、本考案を図面について説明する。
に鑑み、ボイラー等で発生する燃焼騒音、特に低
音域の騒音をも有効に消音し、また、小型かつ構
造簡単な消音装置を提供しようとするものであ
る。以下、本考案を図面について説明する。
第2図は本考案の第1の実施例を示すものであ
り、従来例と同一構成部分は同一符号を持つて表
わす。即ち、10は筒状に形成されたボイラー用
の消音装置本体で、上部に上板11aを、下部に
底板11bを有する外筒11と、該外筒11の内
側に所定間隙をおいて設けられた複数個の吸音孔
12aを有する内筒12とを備え、上記間隙内に
グラスウール等の吸音材を充填し吸音部13bを
形成してなる。尚、上記内筒12はパンチングメ
タルにて形成する。15a,15bは上記上板1
1a及び底板11bの中央に穿設した開口部、1
6はボイラー本体17の接続筒である。20は支
持具21によつて内筒12内に支持された筒状の
共鳴箱であり、底部20aには1個又は複数個の
共鳴孔22が設けられている。
り、従来例と同一構成部分は同一符号を持つて表
わす。即ち、10は筒状に形成されたボイラー用
の消音装置本体で、上部に上板11aを、下部に
底板11bを有する外筒11と、該外筒11の内
側に所定間隙をおいて設けられた複数個の吸音孔
12aを有する内筒12とを備え、上記間隙内に
グラスウール等の吸音材を充填し吸音部13bを
形成してなる。尚、上記内筒12はパンチングメ
タルにて形成する。15a,15bは上記上板1
1a及び底板11bの中央に穿設した開口部、1
6はボイラー本体17の接続筒である。20は支
持具21によつて内筒12内に支持された筒状の
共鳴箱であり、底部20aには1個又は複数個の
共鳴孔22が設けられている。
本考案に係る消音装置は前述の如く構成されて
いるので、ボイラー17の排気接続筒16から前
記装置本体10に入つて来た燃焼騒音中低音域の
騒音は、共鳴箱20の共鳴孔22を通り共鳴現象
により一定の低音域の周波数帯で振動を行ない減
衰され、また、中・高音域の騒音は内筒12の吸
音孔12aを通り吸音部13bの吸音材にて緩衝
緩和されてそれぞれ開口部15aから放出され
る。
いるので、ボイラー17の排気接続筒16から前
記装置本体10に入つて来た燃焼騒音中低音域の
騒音は、共鳴箱20の共鳴孔22を通り共鳴現象
により一定の低音域の周波数帯で振動を行ない減
衰され、また、中・高音域の騒音は内筒12の吸
音孔12aを通り吸音部13bの吸音材にて緩衝
緩和されてそれぞれ開口部15aから放出され
る。
また、c:音速、n:共鳴孔22の数、s:共
鳴孔22の面積、l:共鳴孔22の壁厚、r:共
鳴孔22の半径、v:共鳴箱20の容積とおくと
き共鳴周波数oは、 となるから、ボイラー17の騒音特性を計測し共
鳴箱20の容積、共鳴孔22の数、半径等を適宜
設計することにより所望の低音域の周波数帯で共
鳴減衰させることができる。
鳴孔22の面積、l:共鳴孔22の壁厚、r:共
鳴孔22の半径、v:共鳴箱20の容積とおくと
き共鳴周波数oは、 となるから、ボイラー17の騒音特性を計測し共
鳴箱20の容積、共鳴孔22の数、半径等を適宜
設計することにより所望の低音域の周波数帯で共
鳴減衰させることができる。
更に、共鳴箱20は低音域の騒音を減衰させる
と同時に該共鳴箱20の底部20aの共鳴孔22
がボイラー本体17の接続筒16に対向配置して
あるためボイラー本体17のバーナ(図示せず)
着火時に発生する爆発的な着火振動を緩衝緩和す
るいわゆるアキユームレイター作用をも発揮し、
バーナの着火性能を安定させる。
と同時に該共鳴箱20の底部20aの共鳴孔22
がボイラー本体17の接続筒16に対向配置して
あるためボイラー本体17のバーナ(図示せず)
着火時に発生する爆発的な着火振動を緩衝緩和す
るいわゆるアキユームレイター作用をも発揮し、
バーナの着火性能を安定させる。
第3図aは本考案の第2の実施例を示すもの
で、前記共鳴箱20の上部20bの内側に吸音材
を貼着してなる吸音体30を設けている。これに
より共鳴現象による低音域騒音の減衰は勿論のこ
と該共鳴箱20内部の吸音体30によつても減衰
され、消音作用並びにアキユームレイター作用が
より促進されることとなる。尚、その他の構成、
効果は第1の実施例と同様である。
で、前記共鳴箱20の上部20bの内側に吸音材
を貼着してなる吸音体30を設けている。これに
より共鳴現象による低音域騒音の減衰は勿論のこ
と該共鳴箱20内部の吸音体30によつても減衰
され、消音作用並びにアキユームレイター作用が
より促進されることとなる。尚、その他の構成、
効果は第1の実施例と同様である。
第3図bは本考案の第3実施例を示すもので、
前記共鳴箱20を前記装置本体10の内筒12内
にバネ40によつて取付け、振動自在となしたも
のである。これにより燃焼騒音の音響エネルギー
の一部は振動(運動)エネルギーに変換され一層
の消音が可能となる。尚、その他の構成、効果は
第1の実施例と同様である。
前記共鳴箱20を前記装置本体10の内筒12内
にバネ40によつて取付け、振動自在となしたも
のである。これにより燃焼騒音の音響エネルギー
の一部は振動(運動)エネルギーに変換され一層
の消音が可能となる。尚、その他の構成、効果は
第1の実施例と同様である。
以上説明した如く本考案によれば、ボイラー等
の燃焼器具に用いられる筒状の消音装置本体の外
筒と有孔の内筒との間に吸音材を充填してなる吸
音部を有する消音装置において、前記内筒の内側
に1個以上の共鳴孔を有する共鳴箱を該共鳴孔が
燃焼器具本体の接続筒側に対向するように配設し
たので、該共鳴箱により低音域の燃焼騒音が共
鳴・減衰されると同時にボイラーのバーナ着火時
に発生する爆発的な着火振動を緩衝緩和しバーナ
の着火性能を安定させるという実用的効果を有す
る。また、共鳴箱により低音域の燃焼騒音は減衰
されるから、吸音材を充填した吸音部等の体積或
いは表面積を大きくすることを要せず、小型でか
つ構造簡単な消音装置が提供され、経済的にも有
利である。
の燃焼器具に用いられる筒状の消音装置本体の外
筒と有孔の内筒との間に吸音材を充填してなる吸
音部を有する消音装置において、前記内筒の内側
に1個以上の共鳴孔を有する共鳴箱を該共鳴孔が
燃焼器具本体の接続筒側に対向するように配設し
たので、該共鳴箱により低音域の燃焼騒音が共
鳴・減衰されると同時にボイラーのバーナ着火時
に発生する爆発的な着火振動を緩衝緩和しバーナ
の着火性能を安定させるという実用的効果を有す
る。また、共鳴箱により低音域の燃焼騒音は減衰
されるから、吸音材を充填した吸音部等の体積或
いは表面積を大きくすることを要せず、小型でか
つ構造簡単な消音装置が提供され、経済的にも有
利である。
図面は本考案の説明に供するもので、第1図
a,bは従来の消音装置を示す断面図であり、第
1図aはその一例、第1図bは他の例、第2図及
び第3図a,bは本考案に係る消音装置を示す断
面図であり、第2図はその第1の実施例、第3図
aはその第2の実施例、第3図bはその第3の実
施例を示すものである。 図中、10……消音装置本体、11……外筒、
12……内筒、13a,13b……吸音部、20
……共鳴箱、22……共鳴孔、30……吸音体、
40……バネ。
a,bは従来の消音装置を示す断面図であり、第
1図aはその一例、第1図bは他の例、第2図及
び第3図a,bは本考案に係る消音装置を示す断
面図であり、第2図はその第1の実施例、第3図
aはその第2の実施例、第3図bはその第3の実
施例を示すものである。 図中、10……消音装置本体、11……外筒、
12……内筒、13a,13b……吸音部、20
……共鳴箱、22……共鳴孔、30……吸音体、
40……バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ボイラー等の燃焼器具に用いられる筒状の消
音装置本体の外筒と有孔の内筒との間に吸音材
を充填してなる吸音部を有する消音装置におい
て、前記内筒の内側に1個以上の共鳴孔を有す
る共鳴箱を該共鳴孔が燃焼器具本体の接続筒側
に対向するように配設したことを特徴とする消
音装置。 (2) 前記共鳴箱内部の一部に吸音材を取付けたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の消音装置。 (3) 前記共鳴箱を振動自在に取付けたことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
項記載の消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15930083U JPS6066939U (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15930083U JPS6066939U (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 消音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6066939U JPS6066939U (ja) | 1985-05-13 |
JPS6246991Y2 true JPS6246991Y2 (ja) | 1987-12-23 |
Family
ID=30350709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15930083U Granted JPS6066939U (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6066939U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134139A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Muffling device |
JPS5647357B2 (ja) * | 1973-06-28 | 1981-11-09 | ||
JPS57267U (ja) * | 1980-05-29 | 1982-01-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916663Y2 (ja) * | 1979-09-13 | 1984-05-16 | 株式会社ヒノデ | 温水ボイラ |
-
1983
- 1983-10-17 JP JP15930083U patent/JPS6066939U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647357B2 (ja) * | 1973-06-28 | 1981-11-09 | ||
JPS52134139A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Muffling device |
JPS57267U (ja) * | 1980-05-29 | 1982-01-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6066939U (ja) | 1985-05-13 |
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