JPS6246966B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246966B2
JPS6246966B2 JP61174840A JP17484086A JPS6246966B2 JP S6246966 B2 JPS6246966 B2 JP S6246966B2 JP 61174840 A JP61174840 A JP 61174840A JP 17484086 A JP17484086 A JP 17484086A JP S6246966 B2 JPS6246966 B2 JP S6246966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
coil
layer
mandrel
wound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP61174840A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6216504A (ja
Inventor
So Tsuboi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP61174840A priority Critical patent/JPS6216504A/ja
Publication of JPS6216504A publication Critical patent/JPS6216504A/ja
Publication of JPS6246966B2 publication Critical patent/JPS6246966B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 線材を多層に積層整列巻回するコイルの製造に
際し、 心金に沿つて摺動可能なコイル押え金具のコイ
ル巻回側端面に所定の凹所を形成し、第1層目を
巻回したのち該押え金具で押すことをでその巻き
線間ギヤツプを無くしてから、第2層目の巻き線
を巻回することにより、 巻回密度を改善したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は整列巻回コイルの製造方法、特に高密
度にコイルを巻回するための改良に関する。
〔従来の技術〕
例えば第1図に示す如く、線材1を密着巻回し
た1層目(内側)の巻き線が形成する各谷間に、
2層目(外側)の巻き線が重畳するように巻回し
てなるソレノイド整列巻回コイル2は、巻回幅w
と巻き厚さtとが構成するコイル断面内の線密度
が均等で無駄なスペースが少ないため、計算され
た均一磁界を発生し、かつ、限定された空間内に
挿入することができるコイルとして、磁気バブル
メモリ装置のバブル転送用コイル等に使用されて
いる。なお、線材1には熱融着性絶縁被覆を被着
したものを使用し、心金に巻回されたコイル2に
適宜の熱風を吹付けると互に接触する前記被覆間
が融着するため、ボビンを使用することなく所定
のコイル形状が維持される。
第2図は従来の巻線装置に装着した心金に前述
したコイル2を巻回形成する工程を順次示したも
のであり、図中の符号3は回動可能なコイル巻回
用心金、4は心金3に1体化形成されたフラン
ジ、5は心金3に嵌合し心金3に沿つて摺動可能
なコイル押え金具である。
第2図aにおいて、フランジ4の端面7とコイ
ル押え金具5の端面6とをコイル巻回幅wよりや
や広く開離させたのち、図示しないボビンに巻装
した線材1の一端をフランジ4等に固定して心金
3を所定回数(図では6回)だけ回転させる。と
共に、前記ボビン又は図示しない線材ガイドを前
記心金回転に同期する所定速度で矢印A方向へ移
動させる。その結果、心金3に巻回された第1層
目の巻き線8は、密着巻きに近い状態ながら多少
の線間ギヤツプ9が生じる。
次いで、第2図bに示す如く押え金具5をフラ
ンジ4方向へ移動させ、押え金具端面6とフラン
ジ端面7との間に巻き線8を狭み、かつ、巻き線
8が所定圧力で押圧されるようにする。その結
果、巻き線8は線間ギヤツプ9が無くなつて密着
巻き状態になる。
さらに次いで、第2図cに示す如く心金3を前
記回転と同方向に所定回数(図では5回)だけ回
転させると共に、該回転に同期させ前記ボビン又
は線材ガイドを矢印B方向へ所定速度で移動させ
る。その結果、第2図bに示す巻き線8の各線材
1谷間10に重畳するようにして、第2層目の巻
き線11が形成され、第1図に示したコイル2が
完成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来方法にあつては第2層目の巻
き線11が、第1層目の巻き線8の各谷間10に
重畳形成されず、巻き線8の真上に重畳形成され
ることがあり、その分コイル厚さtが大きくなる
のみならず、複数個のコイル2をその側方へ連続
的に接続形成するときには総巻き数が不足する問
題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を除去することであり、第
5図の実施例によれば、コイル巻回用の心金3に
沿つて摺動可能であり第1層目のコイル巻回終端
側に位置するコイル押え金具34のコイル巻回側
端面35に、コイル線材32の半径より浅くその
直径より幅が広い環状凹所36を心金3に沿つて
設け、心金3に第1層目の巻き線37を巻回した
のち押え金具34をコイル巻回側に押し第1層目
の巻き線37の巻き線間ギヤツプを無くしてか
ら、第2層目の巻き線38を巻回することを特徴
とする整列巻回コイルの製造方法である。
〔作用〕
上記手段によれば、第1層目の巻き線は完全な
密着巻きになると共に、第2層目の巻き線が第1
層目の巻き線の谷間に確実に重畳形成されるよう
になり、コイル内の無駄なスペースが最小とな
り、高密度なコイルを巻回可能にする。
〔実施例〕
以下に図面を用い、磁気バブルメモリ装置の駆
動コイルの製造に本発明方法を利用した実施例を
説明する。
第3図は磁気バブルメモリ装置の一般的構造を
示す斜視図、第4図は該装置の駆動コイルを拡大
した側断面図、第5図は本発明方法によるコイル
巻線装置の主要部を示す側面図である。
第3図の磁気バブルメモリ装置21において、
絶縁基板22に搭載されたバブルメモリチツプ2
3にはバブルの発生、転送、検出、消去などを行
なう各パターンが形成され、それらの各パターン
電極は絶縁基板22に取着したリード端子24に
接続されている。一方、チツプ23を包囲してバ
ブルの転送に必要な回転磁界を与えるためのX方
向コイル25とY方向コイル26は、その中央に
チツプ23が位置するように絶縁基板22に嵌装
される。そして、コイル25及び26の上下方向
にはバブルを保持するバイアス磁界を印加する永
久磁石27及び28と整磁板29及び30とが設
けられ、さらにこれら全体がヨークを兼ねた磁気
シールドケース31に挿入されてなる。
第4図において、熱融着性絶縁被覆が被着され
た線材32を巻回してなるコイル25(または2
6)は、複数個(n個)の2層巻きコイル33-1
〜33-oを連続させ並列形成し、百数十ターンの
整列巻きにしたものである。ただし、コイル33
-1は第1層目(内側)が5ターンで第2層目(外
側)が4ターンに形成され、コイル33-2〜33
-oは第1層目及び第2層目がそれぞれ5ターンず
つであり、コイル33-1〜33-(o-1)の各巻回終
端は次配列コイル33-2〜33-oの各巻回始端に
連らなつて形成し、その形状は線材被覆の融着に
より維持される。
第2図及び第4図と共通部分には同一符号を用
いた第5図において、巻線装置に装着されて回動
可能な心金3に嵌合し、摺動可能なコイル押え金
具34には、心筋3に嵌合する穴がフランジ端面
7と対向する面35に開口する周縁に、深さがd
で幅wの凹部(切欠き)36を形成してある。た
だし、深さdは線材32の半径寸法より少し小さ
く、幅wは線材32の直径寸法よりやや大きくし
てある。
従つて、第2図a及びbについて説明した手順
と同じ手順で、コイル33-1の第1層目巻き線3
7を形成させたとき、巻き線37はフランジ端面
7と環状凹所36の底面とで挾まれて線間ギヤツ
プが無くされる。次いで、第2図cについて説明
した手順と同じようにコイル33-1の第2層目巻
き線38を巻回すると、巻き線37の最終ターン
の一部分が凹部36に隠されているため、該最終
ターン側から開始する巻き線38の最初の巻回タ
ーンは前記最終ターンの真上に重畳することな
く、巻き線37の谷間に入るようになる。
さらに次いで、押え金具34を後退させて心金
3に巻回されたコイル33-1の隣りにコイル33
-2が巻回できる空間を設け、コイル33-1の巻回
終端からコイル33-2の巻回始端まで斜めに線材
32の一部を張設したのち、コイル33-1と同様
手順でコイル33-2を形成、以下同様にコイル3
-3〜33-oを形成することにより第4図に示し
たコイル25(及び26)が完成する。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明によれば、第1層目の
巻き線が完全な密着巻きとなり、その上に巻回さ
れる第2層目の巻き線は、確実に前記第1層目の
巻き線の谷間へ重畳して巻回されるため、該コイ
ルの断面に生じる無駄なスペース及び巻回厚さが
最小となり、かつ、所期の巻回数が正確に確保さ
れる。従つて、コイルの磁気特性に対する信頼性
が向上したのみならず、その収容空間に見込む寸
法的余裕を減少することができた実用的効果は大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は積層整列巻回コイルの一例を示す側断
面図、第2図は従来の巻線装置によるコイル巻回
例を示す工程図、第3図は磁気バブルメモリ装置
の一般的構造を示す斜視図、第4図は該装置の駆
動コイルを拡大した側断面図、第5図は本発明方
法によるコイル巻線装置の主要部を示す側面図、
である。 図中において、3はコイル巻回用心金、32は
コイル線材、34はコイル押え金具、35はコイ
ル押え金具の端面、36は環状凹所、37は第1
層目の巻き線、38は第2層目の巻き線、を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コイル巻回用の心金3に沿つて摺動可能であ
    り第1層目のコイル巻回終端側に位置するコイル
    押え金具34のコイル巻回側端面35に、コイル
    線材32の半径より浅くその直径より幅が広い環
    状凹所36を該心金3に沿つて設け、該心金3に
    第1層目の巻き線37を巻回したのち該押え金具
    34をコイル巻回側に押し該第1層目の巻き線3
    7の巻き線間ギヤツプを無くしてから、第2層目
    の巻き線38を巻回することを特徴とする整列巻
    回コイルの製造方法。
JP61174840A 1986-07-25 1986-07-25 整列巻回コイルの製造方法 Granted JPS6216504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61174840A JPS6216504A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 整列巻回コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61174840A JPS6216504A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 整列巻回コイルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6216504A JPS6216504A (ja) 1987-01-24
JPS6246966B2 true JPS6246966B2 (ja) 1987-10-06

Family

ID=15985573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61174840A Granted JPS6216504A (ja) 1986-07-25 1986-07-25 整列巻回コイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6216504A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5422994B2 (ja) * 2008-12-25 2014-02-19 新神戸電機株式会社 鉛蓄電池の製造方法
JP6746354B2 (ja) 2016-04-06 2020-08-26 株式会社村田製作所 コイル部品
EP3514402B8 (en) * 2016-09-14 2023-09-06 Asahi Intecc Co., Ltd. Connection structure, and guide wire provided with connection structure
JP6795070B2 (ja) * 2019-09-26 2020-12-02 株式会社村田製作所 コイル部品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6216504A (ja) 1987-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4416056A (en) Process for preparation of film coils
JP2003124031A (ja) 巻線型チップコイルおよびその特性調整方法
JPS6246966B2 (ja)
JPH02114503A (ja) レコーダ用の回転式トランスデユーサ
JPS5867007A (ja) 積層コイル
JP2004180367A (ja) 扁平形空芯コイルとその製造方法
JP2549534B2 (ja) 読取り/書込み磁気ヘツドのコイル付き平坦磁性支持体の製造方法
JPH0522369B2 (ja)
JPS60254403A (ja) 薄膜コイル製造方法
JPS63131505A (ja) コイルおよびコイルの製造方法
JPS60216516A (ja) 回転トランスの巻線形成方法
JPS60144922A (ja) 小形インダクタの製造方法
JP2840721B2 (ja) 鞍型コイルの巻線方法
JPS62250622A (ja) クラ形コイルの製作方法
JP2000323330A (ja) トロイダルコイル。
JPS62145703A (ja) 金属薄膜コイルの製造方法
SU1086506A1 (ru) Способ изготовлени многослойной обмотки дл беспазовых корей
JPH0516268B2 (ja)
JPH01161804A (ja) 不等ピッチソレノイドコイル及びその製造方法
JPH03169004A (ja) 多層整列巻コイル巻線方法
JPH065453A (ja) 複数の巻線を有するコイル装置の製造方法
JPH1083914A (ja) 多層空芯コイル及びその製造方法
JPH05129133A (ja) コイル装置及びその製造方法
JPH03227002A (ja) ロータリートランスの製造方法
JPH0646548A (ja) 電磁モーターの製造方法