JPS6246935B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6246935B2
JPS6246935B2 JP53080325A JP8032578A JPS6246935B2 JP S6246935 B2 JPS6246935 B2 JP S6246935B2 JP 53080325 A JP53080325 A JP 53080325A JP 8032578 A JP8032578 A JP 8032578A JP S6246935 B2 JPS6246935 B2 JP S6246935B2
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JP
Japan
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terminal
diode
piece
electromagnet
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP53080325A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS556760A (en
Inventor
Koji Tanaka
Hirofumi Koga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP8032578A priority Critical patent/JPS556760A/ja
Publication of JPS556760A publication Critical patent/JPS556760A/ja
Publication of JPS6246935B2 publication Critical patent/JPS6246935B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、電磁継電器の製造方法に関し、特
にコイルの逆起電力吸収用ダイオード内蔵の薄型
でコンパクトな電磁継電器の製造方法に関する。
【従来の技術】
以前では、多数の単一部品をそれぞれ組み合わ
せて組み立てるというのが電磁継電器の製造方法
であつた。最近、複数のブロツクに分け、各ブロ
ツクを自動化された製造工程であらかじめ製造し
ておき、この複数のブロツクを組み立てて作ると
いう製造方法が行われるようになつてきている。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、上述のブロツク組立方法におい
ても最終段階の数ブロツクの組立について、各ブ
ロツク間の関連寸法を高精度なものとすることは
難しい。そのため、たとえば、電磁石系と接点系
との関連寸法を正確なものとし、接点追従を正確
に行わせたりすることなどは非常に困難な作業と
なつている。また、ブロツクの組立を自動化しよ
うとする場合には、各ブロツクの位置決めのため
の治具や搬送ライン上を搬送させるための専用の
治具をそれぞれ必要とするという欠点もある。 この発明は、コイルの逆起電力吸収用ダイオー
ド内蔵の薄型でコンパクトな電磁継電器を製造す
る際に、各部の寸法精度を高精度とすることが容
易で且つ位置決め用治具や搬送用治具が不要で組
立が簡単な、電磁継電器の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明による電磁継電器の製造方法は、金属
板を打ち抜き曲げ加工して、各々の内端が対向し
ている少なくとも2個のコイル用端子片を含む多
数の端子片を有する端子板フレームを形成する工
程と、該端子板フレームが含まれるよう絶縁性合
成樹脂をインサート成形することにより、電磁石
の収容場所、接点機構の収容場所及びこれらの間
に位置する溝部を有し上記のコイル用端子片の
各々の内端が溝部内で合成樹脂壁部から表裏両面
とも露出している箱状ベースを形成する工程と、
上記ベース内に露出している他の端子片の内端に
可動接触片を溶接して上記接点機構の収容場所に
接点機構を形成する工程と、上記ベースに設けら
れた溝部内に電磁石のコイルの逆起電力吸収用ダ
イオードを配置することにより該ダイオード本体
側部を位置決めする工程と、このダイオードの両
リード線を、上記の表裏両面とも露出して対向し
ている上記2個のコイル用端子片の内端にそれぞ
れ溶接することによつて該ダイオードの固定及び
電気的接続を行う工程と、上記ベース内に露出し
ているさらに別の端子片の内端にコアを溶接する
ことにより電磁石を上記電磁石の収容場所に固定
する工程と、上記可動接触片を押圧するための可
動鉄片を上記電磁石に回動自在に装着する工程
と、上記各端子片を切断して端子板フレームを切
り離す工程とを有することを特徴とする。
【作 用】
電磁石のコイルの逆起電力吸収用ダイオード
は、溝部内に配置されることによつて、位置決め
される。この溝部内には、対向するコイル用端子
片の内端が、合成樹脂壁部から表裏両面とも露出
している。 そこで、表裏両側から、2つの溶接用電極をベ
ース内に差入れ、2つの電極で端子片の内端とダ
イオードのリード線とを挟み、溶接することが容
易に行える。 さらに、この溶接作業を行う際、ダイオード本
体を溝内に配置するだけで位置決めでき、仮固定
の作業が不要になり、作業が非常に容易になる。 また、このダイオード用の溝は、電磁石の収容
場所と、接点機構の収容場所との間に位置する、
必然的にデツドスペースとなるような空間を利用
して箱状ベース内に形成しているので、薄型でコ
ンパクトな電磁継電器を製造するのにきわめて有
効である。
【実施例】
以下に述べるこの発明の一実施例にかかる電磁
継電器の製造方法は、1極双投接点構成の、コイ
ルの逆起電力吸収用ダイオード内蔵の薄型でコン
パクトな電磁継電器を製造する場合に適用したも
のである。まず第1図に示すように、1枚の金属
板を打ち抜いて折り曲げ加工して端子板フレーム
10を形成する。この端子板フレーム10は、コ
イル端子となる端子片11〜14、アース端子と
なる端子片15、コモン端子となる端子片16、
常閉端子となる端子片17、常開端子となる端子
片18、アース端子となる端子片15より伸びて
きているコア保持片21と、他のコア保持片22
とを有している。次に第2図に示すように、絶縁
性合成樹脂により前記各端子片を埋設するように
いわゆるインサート成形法により箱状のベース3
0が形成される。このベース30は、表側開口部
31、裏側開口部32、側壁部33,34及び底
壁部35を有している。対向する側壁部33,3
4の一方よりコイル用端子用端子片11〜14及
びアース端子用端子片15が突出し、他方の側壁
部34より接点用端子片16〜18が突出してい
る。底壁部35には2個の段部38が形成されて
おり、この段部38の表面にはコア保持片22の
表面が露出している。そしてこのコア保持片22
の裏側には第3図に示すように穴41が形成され
ている。さらに底壁部35には半円筒状の有底溝
部36,37が形成されており、この溝部36,
37のそれぞれの両端にはコイル端子用端子片1
1〜14の端部表面が露出している。そして、こ
の露出している端子片11〜14の端部の裏面に
は第4図、第7図及び第9図に示すようにそれぞ
れ穴45,46が設けられている。さらに各端子
片はベース30が形成される際に第4図に示すよ
うにその側壁部33,34や底壁部35中に埋設
するような形状となつている。なお、16a,2
1a,22aはそれぞれ溶接用のプロジエクシヨ
ンである。 この様な形状に成形された端子板フレーム10
及びベース30を単位としてひとつの連続した製
造ラインにより組立が自動的に行われる。その
際、端子板フレーム10は搬送用のキヤリアとし
ての役目も果たす。まず第7図及び第8図に示す
ように、常閉接点84を端子片17に、裏側開口
部32を利用して下方からダイレクト溶接し、ま
た、常開接点85を端子片18に、表側開口部3
1を利用して上方からダイレクト溶接する。次に
コモン接点82,83が取り付けられた可動片8
1を端子片16に上方よりダイレクト溶接する。
したがつて裏側開口部32は必ずしも図示のよう
な大きなものである必要はなく端子片17の下方
位置にあるだけでもよい。 次に第7図及び第9図に示すようにコイルの逆
起電力吸収用の2個のダイオード91を溝部3
6,37にそれぞれ配置し、両端リード線91
a,91bを、穴45,46をそれぞれ利用し
て、端子片11〜14の各々にダイレクト溶接す
る。この際、各ダイオード91は溝部36,37
により位置決め保持されるので組立が容易であ
る。そして第5図に示すような電磁石50を取り
付ける。この電磁石50はコア51を内に含んで
いわゆるインサート成形法により一体成形されて
なる合成樹脂製スプール52にコイル53を巻い
たものでなる。コア51は平板状の磁性体をコ字
型に打ち抜いたものである。スプール52の両端
には突出片54,55が設けられており、凸部5
6,57が形成されている。これら突出片54,
55等は合成樹脂でなり、スプール52を成形す
る際に一体に成形される。この電磁石50がベー
ス30内に配置され、コア51の両端部が保持片
21,22に、穴41を利用して、ダイレクト溶
接される。 次にコイルの引出し線を端子片11〜14の
各々に溶接またはハンダ付けする。例えば端子片
11,12は動作用コイル端子とし、端子片1
3,14は復帰用コイル端子とする。 この電磁石50の上に、平板状磁性体をコ字型
に打ち抜いて作られた可動鉄片60が装着され
る。可動鉄片60の凹部61,62は前記凸部5
6,57と係合し、ヒンジ部を形成する。合成樹
脂でなるカード70の凸部71が第7図あるいは
第8図に示すように可動片81の中央部分を押圧
する。ネジ65は凸部71の突出具合いを調整す
るためのものである。 そして、表側蓋48、裏側蓋49を取り付けて
表側開口部31、裏側開口部32を閉塞する。こ
のとき、可動鉄片60の凸部63,64が表側蓋
48の内側面に当たることにより凹部61,62
と凸部56,57の係合を確保する。 最後に、端子片11〜18を切断して第6図、
第7図、第8図に示すように折り曲げるとともに
端子板フレーム10を切り離して完成する。 第10図及び第11図は他の実施例を示し、ベ
ース30aの形状が前記の実施例とは異なつてお
り、ダイオード保持用溝部38がベース30aの
外側に設けられている。そしてこの溝部38に端
子片13,14の一部が露出しており、さらにこ
の部分はベース30aの内側に開口している穴4
7,48によつて内側にも露出している。端子片
13,14のこの露出部分はベース内外に露出し
ているので、ダイオード91のリード線91a,
91bをダイレクト溶接することができる。この
第10図及び第11図において、他の部分は前記
実施例と多少形状が異なるのみで略同等なので同
一の符号を付して説明は省略する。なお48aは
ケース(蓋)である。
【発明の効果】
この発明の電磁継電器の製造方法によれば、コ
イルの逆起電力吸収用ダイオード内蔵の薄型でコ
ンパクトな電磁継電器を極めて簡単に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの発明の一実施例にか
かる製造方法における各工程を示し、第1図は端
子板フレーム10を示す斜視図、第2図は端子板
フレーム10をインサート成形して形成されたベ
ース30を示す斜視図、第3図及び第4図はベー
ス30の一部をそれぞれ切断して示す斜視図、第
5図は電磁石50と可動鉄片60を示す斜視図、
第6図は表側蓋48を除いた状態の平面図、第7
図は表側蓋48をとりつけた状態で示す第6図の
ABCD線断面図、第8図は表側蓋48をとりつけ
た状態で示す第6図のEF線断面図、第9図は表
側蓋48をとりつけた状態で示す第6図のGH線
断面図、第10図及び第11図は他の実施例を示
し、第10図はケース48a及び可動鉄片を除い
た状態の平面図、第11図は第10図のAB線断
面図である。 10…端子板フレーム、11〜18…端子片、
30,30a…ベース、33,34…側壁部、3
5…底壁部、36,37,38…ダイオード保持
用溝部、50…電磁石、51…コア、52…スプ
ール、53…コイル、60…可動鉄片、70…カ
ード、81…可動片、82,83…コモン接点、
84…常閉接点、85…常開接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属板を打ち抜き曲げ加工して、各々の内端
    が対向している少なくとも2個のコイル用端子片
    を含む多数の端子片を有する端子板フレームを形
    成する工程と、該端子板フレームが含まれるよう
    絶縁性合成樹脂をインサート成形することによ
    り、電磁石の収容場所、接点機構の収容場所及び
    これらの間に位置する溝部を有し上記のコイル用
    端子片の各々の内端がこの溝部内で合成樹脂壁部
    から表裏両面とも露出している箱状ベースを形成
    する工程と、上記ベース内に露出している他の端
    子片の内端に可動接触片を溶接して上記接点機構
    の収容場所に接点機構を形成する工程と、上記ベ
    ースに設けられた溝部内に電磁石のコイルの逆起
    電力吸収用ダイオードを配置することにより該ダ
    イオード本体側部を位置決めする工程と、このダ
    イオードの両リード線を、上記の表裏両面とも露
    出して対向している上記2個のコイル用端子片の
    内端にそれぞれ溶接することによつて該ダイオー
    ドの固定及び電気的接続を行う工程と、上記ベー
    ス内に露出しているさらに別の端子片の内端にコ
    アを溶接することにより電磁石を上記電磁石の収
    容場所に固定する工程と、上記可動接触片を押圧
    するための可動鉄片を上記電磁石に回動自在に装
    着する工程と、上記各端子片を切断して端子板フ
    レームを切り離す工程とを有することを特徴とす
    る電磁継電器の製造方法。
JP8032578A 1978-06-30 1978-06-30 Electromagnetic relay Granted JPS556760A (en)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995008180A1 (fr) * 1993-09-17 1995-03-23 Omron Corporation Relai electromagnetique et sa fabrication

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