JPS6246928B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246928B2
JPS6246928B2 JP53001222A JP122278A JPS6246928B2 JP S6246928 B2 JPS6246928 B2 JP S6246928B2 JP 53001222 A JP53001222 A JP 53001222A JP 122278 A JP122278 A JP 122278A JP S6246928 B2 JPS6246928 B2 JP S6246928B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire mesh
plastic
plastic sheet
high frequency
coaxial cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53001222A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53109190A (en
Inventor
Fuoozeru Otsutomaaru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUUBUFUERUDORAATO IZORIIRUERUKE AG UIRUDETSUGU
Original Assignee
KUUBUFUERUDORAATO IZORIIRUERUKE AG UIRUDETSUGU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUUBUFUERUDORAATO IZORIIRUERUKE AG UIRUDETSUGU filed Critical KUUBUFUERUDORAATO IZORIIRUERUKE AG UIRUDETSUGU
Publication of JPS53109190A publication Critical patent/JPS53109190A/ja
Publication of JPS6246928B2 publication Critical patent/JPS6246928B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/1808Construction of the conductors
    • H01B11/1817Co-axial cables with at least one metal deposit conductor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/22Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
    • B01J20/26Synthetic macromolecular compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/22Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
    • B01J20/26Synthetic macromolecular compounds
    • B01J20/264Synthetic macromolecular compounds derived from different types of monomers, e.g. linear or branched copolymers, block copolymers, graft copolymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/22Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
    • B01J20/26Synthetic macromolecular compounds
    • B01J20/265Synthetic macromolecular compounds modified or post-treated polymers
    • B01J20/267Cross-linked polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/281Sorbents specially adapted for preparative, analytical or investigative chromatography
    • B01J20/282Porous sorbents
    • B01J20/285Porous sorbents based on polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/1808Construction of the conductors

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Communication Cables (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は105/Ω・cm以上の導電率の金属内部
導体と、10-10/Ω・cm以下の導電率及び
10-12sec/Ω・cm以下の誘電率を有するプラスチ
ツク材料より成り、前記内部導体を同心的に取り
巻く誘電体と、前記誘電体を取り巻く金属外部導
体と、外側保護被覆として前記外部導体を取り巻
くプラスチツク外装とを有する特にアンテナ導線
用同軸ケーブルに関する。
この種の同軸ケーブルは一般に公知であつて、
主としてテレビ及び超短波アンテナを対応する受
信装置に接続する為のアンテナ線として利用され
ている。従来殆ど大部分利用されていたこの種の
同軸ケーブルに於ては外部導体として誘導体の周
りを反対方向の巻回方向にて巻回され、交叉部分
にて互に編合された細い銅素線の2つの大体同じ
大きさの群より成る金網が設けられ、これらの銅
素線は大抵は裸又は亜鉛メツキされていた。この
ような外部導体として金網を設けられた同軸ケー
ブルは、例えばコーナにケーブルを敷設する際ケ
ーブルに強い彎曲を生ずる場合にも彎曲部におい
て如何なる反射位置も生ぜず金網が著しく可撓性
で、従つてケーブルの彎曲範囲に於てもケーブル
のサージインピーダンスの本質的な変化が生じな
いように、彎曲した誘電体に適合出来る為に何等
影響を受けない利点を有する。このような利点は
アンテナ線としてのこのケーブルの主な使用目的
に於て重要である。何故ならばアンテナ線は、テ
レビや極短波受信装置の大部分が設置される住宅
に於て、居間のアンテナ及びTV/超短波の端子
の間に張られた部分にて大抵多くのコーナ部を経
て案内されなければならず、従つて夫々のコーナ
部のケーブルにて反射位置が生ずる場合にはアン
テナ線に沿つて著しい損失を生ずる。(例えばア
ンテナ線が7個のコーナ部を案内され、各コーナ
部にて到来電力の半分が反射されアンテナ線に沿
つての電力は非常に減衰される)。
このような外部導体として金網が設けられた公
知の同軸ケーブルに於ては、金網を貫通して出る
エネルギーは零でなく、周波数が増大するにつれ
て益々増大する欠点がある。何故ならば、これに
よつて一方では周波数の増大と共に増加する放射
損失を生じ、他方では周波数の増大と共に外部か
らケーブル内への入射が増大し、これに伴つてノ
イズレベルが高くなり、ケーブルの伝送特性が周
波数の増大と共に劣化するからである。従つて外
部導体として金網を設けられた公知の同軸ケーブ
ルはVHF範囲従つて高々300MHzの周波数迄使用
可能であるに過ぎず、VHF範囲の上部従つて約
100MHzの範囲で伝送特性が著しく劣化される。
上述の欠点に基づき多くの住宅に設けられた、
VHF範囲で作動するテレビ送信機の受信を行う
ように定められた共通アンテナ装置が、UHF範
囲で作動するテレビ送信機の個々の家庭への受信
の為或いは後から取付けられたUHFアンテナの
個々の家庭への伝送の為に不適当となり、従つて
共通アンテナの全ケーブル装置系を取換えずに済
むようにする為に受信されるべきUHF帯をVHF
範囲へ変換する為の周波数変換器を装置のアンテ
ナ増巾器及びデカツプラ子中に設ける必要があつ
た。
従つて既に10年以上前から、敷設可能で前述の
如き外部導体として金網を設けられた同軸ケーブ
ルと同じ又は類似した有利な特性を有し、しかも
VHF範囲のみならずUHF範囲に於ても、即ち約
3GHz迄使用可能の冒頭に述べた如き種類の同軸
ケーブルを開発することが試みられて来た。しか
し従来この目的で提案された試みはまだ満足な結
果を得られるものではなかつた。
勿論、外部導体として円筒形の銅管又は管状ベ
ントエツジに沿つて縫合わせ目なしに接結された
銅板を利用する場合には大なる困難を伴わずに、
伝送範囲が更に3GHz以上に拡大され得るけれど
も、このような外部導体を有する同軸ケーブルは
全く可撓性を有せず、伝送特性に悪影響を与えな
いでは数メーターの程度の曲率半径の彎曲しか可
能ではなかつた。従つてこれらの同軸ケーブルは
既に予め準備されたケーブル通路がある場合でも
住宅内に敷設するには適当でなかつた。何故なら
ば、先ず第1に今日に於て、可撓性プラスチツク
管から成るケーブル通路は大抵それ自体全長にわ
たつて直線的に導かれることがなく所定の位置で
部分的に1メーターよりも遥かに小さい曲率半径
で彎曲され、又第2に開放端部の端末ボツクスの
ところからケーブル通路にケーブルを引き通す場
合1メーターより遥かに小さい曲率半径の同軸ケ
ーブルの彎曲部が生ずるからである。従つて外部
導体として銅管又は管状にベントに接合される銅
板を有する同期ケーブルはアンテナ装置にはアン
テナ増巾器或いは周波数変換器を有するアンテナ
の接続用のみにしか利用出来ず、その場合ケーブ
ルの直線的な案内及びこれによりアンテナの下方
に垂直に増巾器及び変換器装置を配置することが
必要条件であつた。
外部導体として銅管又は管状ベントに接合され
た銅板により冒頭に述べた種類の同軸ケーブルに
於て3GHz以上迄の伝送範囲が本質的な困難を伴
わずに達成できるという経験に基づいて、先ず第
1に、このように構成されたケーブルの可撓性を
当接縁で継目無しベントに接合される銅板の代り
に外部導体としてケーブルの長手方向に伸長して
誘電体の周りにストリツプ側縁が重なるようにし
て巻付けられる銅箔を利用することによつて改善
することを試みたのである。実際上このような外
部導体として銅箔ストリツプを設けられた同軸ケ
ーブルは敷設されない間は本質的に可撓性が改善
されて殆んど3GHz迄の伝送範囲が達成され得る
のである。しかし、敷設された後ではケーブルを
ケーブル通路内に敷設し、この敷設によつてケー
ブルの敷設路に沿つて生じた強過ぎる彎曲を取除
いても伝達範囲の上限は屡々約300乃至500MHzに
しか達しないで多くの場合100MHz迄にしか達し
なかつたのである。この場合研究の結果ケーブル
がケーブルに通路を通して挿通される際に通路の
入口部分で強く彎曲されこれによつて引入れられ
たケーブルの全長にわたつて分布される銅箔内の
横裂きが形成されてそれぞれの横裂き部分に、反
射部分及び更に放射部分が生ずることが判つた。
これによつてこのような外部導体として銅箔ス
トリツプを設けられた同軸ケーブルの利用は実際
上除外された。何故ならばケーブルが敷設の際に
一定の曲率半径以下に彎曲されてはならないとい
う必要条件を実際に施行者に与えることは、ケー
ブルがコーナの周りを案内して自由に敷設するの
に全く適していないことは別問題としても、不可
能であるからである。
このように銅箔ストリツプの実際上避けられな
い横裂きの不都合な作用を少なくとも部分的に排
除する為に、銅箔ストリツプを包囲し、銅箔スト
リツプと共に同軸ケーブルの外部導体を形成する
金網によつてこれらの横裂き部分に於ける反射を
出来るだけ阻止することが試みられた。この場合
金網が横裂きを橋絡してこれにより横裂き部分に
於ける反射が著しく排除されるということがこの
着想の基本的な理由であつた。しかし例えば1G
Hzで僅かに約10μの如き侵入深さ、従つて銅箔の
厚さよりも著しく小さい凹入深さでも進行波が先
ず横裂き部に達する迄ケーブルの長さ方向に沿つ
て誘導体に向いた銅箔の内壁を進行し、ここで進
行波が、外側に被覆される金網による横裂きの橋
絡を可能となす為に横裂き部分を通り銅箔により
包囲された内部空間から出なければならず、金網
の素線を経て始めて横裂き部分を通過できるので
ある。銅箔により包囲される内部空間から進行波
により横裂き部分に於ける反射損失が著しく増大
され、橋絡によつて得られる反射の減少が、導線
が横裂き部分に於ける反射の増大により更に負荷
が増大される見かけの負荷抵抗によつて部分的に
取消される。従つて銅箔上に被着された金網は再
びケーブルの伝送範囲の上限を或る程度向上させ
るが、横裂き部分に於ける放射損失が増大し、又
その部分の反射の不完全な抑制作用しか得られな
い為に期待を遥かに離れて劣化させる。このよう
な理由から銅箔ストリツプ及びこれの上に被着さ
れる金網より成る外部導体を有する同軸ケーブル
も満足とは言えない。
外部導体として金網を有する冒頭に述べた種類
の同軸ケーブルの特性と同じ又は類似の敷設可能
性に関する有利な特性にてVHF範囲のみならず
UHF範囲に於ても可能とするような冒頭に述べ
た種類の同軸ケーブルを開発する為の他の試みは
外部導体として金網を設けられた同軸ケーブルの
UHF範囲に於ける伝送特性の改善に向けられた
のである。或る程度の改善は、金網のメツシユ巾
を縮小させ、これにより一方では外方に向うケー
ブルの放射損失を、又他方ではケーブル内への外
部からの入射を低下させ、従つてノイズレベルを
低下させることによつて達成出来たけれども、金
網のメツシユ巾の縮小は同時に又ケーブルの可撓
性の劣化を招いたのである。何故ならば当然金網
の個々の素線の変形降伏は金網メツシユが小さく
なる程小さくなるからである。このようなケーブ
ルの可撓性の劣化は、ケーブルを敷設の際にコー
ナ部の周りを案内しなければならない位置に於け
る反射が金網の特定のメツシユ巾より小さくなる
と著しく増大し、従つてこのメツシユ巾から小さ
くなると最初に金網のメツシユ巾の減少に伴つて
増大するケーブルの伝送範囲の上限が再び低下す
るようになす。このような理由により外部導体と
して金網を有し、金網のメツシユ巾の減小により
達成可能なケーブルの伝送範囲の上限の向上は遥
かに期待より下回ることになる。
従つて本発明の目的は、冒頭に述べた、外部導
体として金網を設けられた公知の同軸ケーブルと
同様の可撓性及び敷設可能性に関して同じか又は
類似の有利な特性でUHF範囲に於ても尚良好に
使用可能な冒頭に述べた種類の同軸ケーブルを提
供することである。
本発明によりこの目的は冒頭に述べた種類の同
軸ケーブルに於て、金網の素線を誘電体に密接す
る目の大きいメツシユを形成するように網状に配
置し、プラスチツク・シートストリツプは金網に
金網被覆が面するように金網上にらせん状に、側
縁を重ねて巻かれ、かつ金網の個々のメツシユヘ
トラフ状のくぼみの形に圧入され、それによつて
金網の個々のメツシユが短絡され、またプラスチ
ツクの外装の内壁をプラスチツク・シートストリ
ツプのトラフ状のくぼみ部に嵌合させることによ
つて達成される。
このような金属被覆されたプラスチツクのシー
トの利点はプラスチツクのシートの金属被覆の充
分な厚みで外部の妨害電磁波の作用を阻止する実
際上完全な遮蔽が得られ、これにより甚だ低いノ
イズレベル及び同時に殆ど完全な外部に向うケー
ブルの放射の抑制及びこれに関連して放射損失の
抑制が得られる。
本発明の同軸ケーブルでは外部導体は誘電体上
に被着された可撓性の金網及び金属被覆されたプ
ラスチツクシートの金属被覆より組合されて形成
され、その際プラスチツクシートの金属被覆が同
時にケーブルを外方に対して遮蔽していて、この
為にプラスチツクシートは金網上に被着され、金
属被覆が金網と直接に電気的接触状態に保たれ
る。この場合片側でも又両側でも金属被覆された
プラスチツクシートが利用出来、その際プラスチ
ツクシートは、片側のみが金属被覆された場合に
はその金属被覆された側が内方に向つて金網上に
被着されるが、しかし両側が金属被覆されたプラ
スチツクシートを利用することが推奨される。何
故ならば、両側が金属被覆されたプラスチツクシ
ートの場合の金属被覆の合計厚さ(両側共金属被
覆の場合)が片側のみの金属被覆の厚さと同じ場
合には片側のみ金属被覆されたプラスチツクシー
トの場合よりも膨張及び耐引裂抵抗特性が良好で
あるからである。
可撓性の金網は上記二つの実施形態に於て有利
に冒頭に述べた公知の同軸ケーブルの場合と同様
に反対方向の巻回方向でらせん状に誘電体の周り
に巻付けられ、交叉位置で互に網合された裸又は
金属めつきされた素線の二つの大体同じ大きさの
群より成る金網より形成されるか、又は二つの互
に上下に重ねられた層の状態で配置され、均一に
誘電体の周囲に分布されて反対方向の巻回方向で
らせん状に誘電体の周りに巻付けられる裸又は金
属めつきされた素線の二つの大体同じ大きさの群
より形成することが出来、後者の場合には互に向
き合う側で交叉位置で電気的接触状態にされる両
方の群の素線は、電気的な観点のみから言えば誘
電体を包囲する一つの金網を形成するが、しかし
金網のこの形成方法は生産技術的には前者の素線
編合せ網の形成よりも本質的に製造費用が僅かし
か要せず、伝送特性の劣化も生ぜず、しかもケー
ブルの可撓性の僅かな改善を与え、従つて素線編
合せ網よりも総じて望ましく、その場合外側の層
に配置される群の素線は上述の望ましい本発明の
同軸ケーブルの実施形態の場合層の外側でプラス
チツクシートの金属被覆と直接の電気的接触状態
にされる。
さらに、もし本発明の同軸ケーブルの上述の望
ましい実施形態に於て両側が金属被覆されたシー
ストリツプが利用される場合には、プラスチツク
のシートストリツプの両面上の各金属被覆は、シ
ートストリツプの各縁部で相互に導電的に接触さ
れているか、またはシートストリツプの両表面に
分布された複数の個所で導電的に接触されている
場合が有利である。この特許請求の範囲第4項記
載の実施形態の具体的な実施方法は以下の通りで
ある。原理的に有利なストリツプ縁部に於ける電
気的接触は、シートが既に金属被覆される前に切
断され、次に小さい間隔で互に平行で金属被覆装
置を通して案内されるようにすることによつて達
成される。従つて、この場合ストリツプの縁部も
本質的に隙間なく金属被覆されるが、一方今日通
常行われる既に金属被覆された一枚のシートウエ
ブからシートストリツプを切断する場合、作動の
良好な切断刃によつて行われる時には一般にシー
トストリツプの両側の金属被覆の間の接触が行わ
れず、使い古された刃による場合偶然の圧漬範囲
でのみ接触が生ずるからである。しかし又今日通
常行われる切断方法を行う場合にもシートストリ
ツプの両側の金属被覆の間の接触は、ストリツプ
の面上に分布された個所に於て、小さい孔をあけ
られたプラスチツク・シートに対する金属被覆が
行われることによつて達成し得る。何故ならば孔
が充分小さい直径の場合はプラスチツク・シート
の金属被覆の際に金属によつて充填され、この金
属が表面張力によつて孔内に保持されて、両側の
金属被覆の後にプラスチツク・シートの両側の金
属被覆の間の接触を生ぜしめるからである。
シートストリツプの両側の金属被覆の間の電気
的接触は、これによつて特にストリツプ縁部に於
ける中断されない接触状態の場合に外部導体とし
ての銅管による場合と等価的な方法で導電体によ
るケーブルの完全に閉鎖された包囲作用を与え、
これによつてケーブルの遮蔽が可成り改善される
のに対し、一方シートストリツプの両側の金属被
覆の間の接触を行わない場合にはケーブル内部空
間から外部空間に向つて位置する(プラスチツク
ストリツプによつて充填された)間隙が生じ、こ
れを通つて過大ではないとしてもケーブル内部空
間からの外部への放射が生じ得るようになるか
ら、重要な意味が存するのである。更に又シート
ストリツプの両側の金属被覆の間に電気的接触が
ある場合、特にストリツプ縁部に於て直接の電気
的接続がある場合には、シートストリツプがらせ
ん状に巻付けられ、シートストリツプの両側の金
属被覆の間に接触がない場合に生ずるような外部
導体の誘導抵抗成分は存在しない。何故ならばこ
の場合シートストリツプを通つて流れる電流は、
もはや大部分シートストリツプのらせん状の巻回
の経路に従わないで、実際上完全にケーブルの軸
線に平行な方向に金属被覆に沿つて流れるからで
ある。
両側が金属化されてらせん状に巻付けられるシ
ートストリツプが設けられる場合には、シートス
トリツプの両側の金属被覆が望ましくは各ストリ
ツプ縁部又はストリツプの表面上に分布された複
数の個所にて導電接触をなすことが絶対的に必要
である。何故ならば、さもなけらば外側導体を通
つて流れる全部の電流がシートストリツプのらせ
ん状の経路に従わざるを得ず、これによつて外側
導体のらせん状の経路によつて生ずる比較的大き
い誘導作用によつて、ケーブルがVHF範囲でも
使用不可能となる程大きなケーブルの減衰を生ず
る恐れがあるからである。この場合らせん状に巻
付けられたシートストリツプの重なり合う範囲に
於ける出来るだけ良好な接触を得る為に、シート
ストリツプの縁部の重なり合う範囲の巾がシート
ストリツプの巾の20%乃至40%の間にある場合有
利である。
プラスチツクシートの材料としては本発明の同
軸ケーブルの総ての実施形態に於て、ポリプロピ
レンが利用されるのが有利であるが、このものは
本発明に於ける目的に対して伸展性及び耐引裂抵
抗に関しても、又被着される金属被覆の良好なシ
ートの伸展の際にも耐え得る附着力に関しても著
しく良好な特性を有するのである。純粋なシート
の厚み(金属被覆なしで)は10乃至100μの間の
範囲にあつて、20乃至30μのシートの厚みが大抵
の場合充分である。
プラスチツクの金属被覆の材料としては従来ア
ルミニウムが最も有利なものとして証明されてい
る。何故ならばアルミニウムの附着力はその表面
の酸化層の為に実際に最も良好で、シートの伸展
の際にも最大の抵抗力を有するからである。これ
に反してプラスチツクの金属被覆として銅を利用
する場合は筒の伸展の際にもなお銅被覆の耐久的
附着作用を得ることが望まれる場合は銅の被覆の
厚さを出来るだけ薄く保つことが必要である。一
般にアルミニウム被覆の場合には容易にプラスチ
ツクシートの両側にそれぞれ約25μの厚さ迄施し
得るが、一方銅被覆の場合には25μの厚さは既に
臨界的なものである。銅被覆の場合にはシートは
如何なる場合にも両側が金属被覆されなければな
らず、両側に於けるそれぞれの厚さはケーブルに
対する電気的必要条件が許容する限り出来るだけ
20μ以下、望ましくは10μ以下になさねばならな
い。VHF範囲の下限従つて30MHzにて銅に於け
る透過深さは尚約50μであるから、プラスチツク
シートの両側の10μの厚さの銅被覆ではVHF範
囲の下方の部分にて良好な遮蔽作用が得られず、
従つてプラスチツクシートの金属被覆の材料とし
て銅を利用する場合には、VHF範囲の下方部分
にても満足な遮蔽作用を得んと望む場合に20μの
銅被覆の厚さの上述の上限値(従つて両側を合せ
て40μ)迄にしなければならないが、或は銅被覆
を設けられたプラスチツクシートの大きい伸展性
の為、従つてケーブルの大なる可撓性の為に
VHF範囲の下方の部分に於ける金属被覆された
プラスチツクシートの良好な遮蔽作用を犠性にし
なければならないのである。このような犠性は、
本発明の同軸ケーブルの上述の最初に述べた両方
の構成形態に於ける如く、誘電体を包囲する金属
又は素線編合せ網がある場合には困難な問題とは
ならない。何故ならばVHF範囲の下方部分に於
けるこのような金網又は素線編合せ網の遮蔽作用
は尚比較的良好で、従つて金網上に被着されるプ
ラスチツクは更に高い周波数の場合に始めてケー
ブルの遮蔽作用を受け持つのであるが、概して言
えばプラスチツクシートの金属被覆に対しては可
能な場合にはアルミニウムを利用することが推奨
され、又VHF範囲の下方部分に於ける遮蔽作用
を考慮すれば誘電体を包囲する金網或いは素線編
合せ網を設けられたケーブルに於てプラスチツク
シートの片側又は両側のアルミニウム被覆の全体
の厚さを少なくとも20μ、望ましくは50μ以上に
なすことが推奨される。プラスチツクシートの金
属被覆の材料として銅を利用することは実際に、
外部導体としての銅管の場合と等価的な方法でケ
ーブル内部空間の完全な包囲が望まれる場合にし
か推奨されない。何故ならばこの場合シートスト
リツプの重なり合う範囲に於ける甚だ良好な接触
が保証されなければならず、アルミニウム被覆に
よつてはアルミニウムの表面酸化の為達成出来な
いからである。しかし上述のケーブルに内部空間
の完全な包囲は、更にストリツプの両側の金属被
覆の間でシートストリツプ縁部に於ける連続せる
電気的接触を有する両側が金属被覆されたシート
ストリツプを前提とし、従つて金属被覆の為の銅
の利用は実際上両側でストリツプ縁部にわたつて
金属被覆されたシートストリツプと関連する場合
しか問題とならない。金属被覆の為に銅を利用す
ることが上述の理由によつてケーブルの外部導体
を形成しているシートストリツプを有する上述の
ケーブルである。この場合及び又金属被覆の為の
銅の利用が必要な他の大抵の場合シートストリツ
プの重なり合う範囲の最良の接触状態を得る為に
銅被覆の銀めつきが推奨されるが、その場合銀の
被覆の厚さは費用の点で0.5μ以下でなければな
らないが、このことは最良の接触状態を得る目的
の為に全く適切である。銅被覆の厚さ自体はらせ
ん状に巻付けられ金属被覆によりケーブルの外部
導体を形成するシートストリツプを有する前述の
ケーブルの場合シートストリツプの両側でそれぞ
れ少なくとも0.8μ、しかし望ましくは20μ以上
となさねばならない。
本発明は更に上述の同軸ケーブルの製造方法に
関し、この製造方法は、金属内部導体上に、それ
を同心的に取り巻くプラスチツクの誘電体を被着
し、また該誘電体上に、それを取り巻く金網及び
該金網を取り巻く少なくとも一方の面に金属被覆
を施したプラスチツクのシートストリツプを含む
外部導体を被着し、また該外部導体上に外部保護
被覆してプラスチツクの外装を被着した高周波導
線用の高周波同軸ケーブルを製造する方法におい
て、金網の素線を目の大きいメツシユを形成する
ために網状に配置し、プラスチツクのシートスト
リツプを金網上に被着し、その際、プラスチツク
のシートストリツプはその金属被覆が金網に面す
るようにしてらせん状に縁部が重なり合つて金網
上に巻回されており、プラスチツクの外装を圧力
を加えて押出すことによつて外部導体上に被着
し、その際金属被覆されたプラスチツクのシート
ストリツプは目の大きい金網の個々のメツシユ中
にトラフ状の凹部が形成されるように圧入され且
つプラスチツクの外装の材料がプラスチツクのシ
ートストリツプのトラフ状の凹部中に充填される
のに充分な高い圧力で押出され、その際プラスチ
ツクの外装の内側の表面の凸状の成形部はプラス
チツクのシートストリツプのトラフ状の凹部内に
嵌合されることを特徴としている。
この場合プラスチツク外被は50℃乃至200℃の
範囲の温度及び5気圧以上の圧力望ましくは10気
圧乃至50気圧の圧力でプラスチツクシートに対し
て押圧されるのが望ましい。
プラスチツクシートの内層が、誘電体を一部分
でしか覆つていない金網であるような本発明の同
軸ケーブルの上述の望ましい実施形態の場合には
本発明の方法によつてプラスチツクシートは誘電
体の素線編合せ網によつて覆われていない位置に
て金網の素線の間の中間空間に圧入され、プラス
チツク外被の内壁は節状の隆起部がプラスチツク
シートのこれらのトラフ状のくぼみに適合される
のである。
本発明は以下に於て図面を参照して実施例につ
き詳述される。
本発明の同軸ケーブルは銅より成る内部導体1
と、この内部導体を同心的に取り巻くポリエチレ
ンより成る中実誘電体2と、この誘電体2を取り
巻く銅素線より成る金網3と、この金網3と共に
ケーブルの外部導体を形成して縁部が重なり合つ
てらせん状に金網3の周りを取り巻き、両側が金
属被覆されていて両側にアルミニウム被覆を有す
るポリプロピレンより成るプラスチツクシート4
と、外側保護被覆としてこの金属被覆されたプラ
スチツクシート4を包囲するポリ塩化ビニルより
成るプラスチツク外装5とにより成つている。
図示された同軸ケーブルの構造は、附加的な金
属被覆されたプラスチツクシート4及び金網3を
有する構成迄は冒頭に述べた外部導体として金網
を設けられた公知の同軸ケーブルに相当してい
る。
対応する構造の公知の同軸ケーブル(即ち同様
に構成され、寸法決めされ、金属被覆されたプラ
スチツクシートを有せず金網のメツシユ巾が小さ
い)に比較して、図示された大きなメツシユ巾を
有する同軸ケーブルは実質上比較的に高い伝送範
囲の上限値を有する。このことは本質的には両側
が金属被覆されたプラスチツクシートの遮蔽作用
に帰因するもので、これがケーブル内部空間を約
200MHzから上方に於て殆ど完全に外部空間に対
して遮蔽し、これによつて第1にケーブルに対す
る外部の妨害電磁界或いはケーブル内へのいわゆ
る入射を完全に阻止し、これにより同時にケーブ
ルのノイズレベルを低く保ち、第2に公知のケー
ブルに於て約200乃至300MHzから迅速に上昇する
金網を外方に通過する放射を著しく抑圧するので
ある。
しかし、このような本質的に良好な伝送特性に
もかかわらず、図示されたケーブルの可撓性及び
従つてコーナの周り及び縁部に於ける敷設可能性
が公知のケーブルの甚だ良好な可撓性よりも更に
良好である。可撓性の改善は本質的には公知のケ
ーブルに比較して図示されたケーブルの金網3の
メツシユ巾が大きいことに帰因する。この大なる
メツシユ巾は金属被覆されたプラスチツクシート
4により企図されたケーブルの遮蔽により可能と
なされる。
公知のケーブルに於ては、これに対応して金網
のメツシユ巾を大きくすることは、金網のメツシ
ユ巾を大となすことによつて放射損失も増大し、
これによつて伝送範囲の上限も更に低下するから
不可能であつた。しかし図示されたケーブルに於
ては金網3のメツシユ巾を大きくすることは更に
他の利点を与える。何故ならば、これによつてプ
ラスチツク外被5を被着する際のこれに対応する
押圧力によつて金属被覆されたプラスチツクシー
ト4が金網によつて覆われない誘電体2の部分に
トラフ状に金網3の素線の間の空間6内に押圧圧
入され、その際にプラスチツク外被5の内壁が節
状の隆起部7でプラスチツクシート4のこれらト
ラフ状のくぼみ部8に嵌合されるようになるので
ある。これによつてプラスチツク外被5、金属被
覆されたプラスチツクシート4及び金網3の間に
一種の歯形が生じ、これによつてケーブルの機械
的安定性の本質的な向上及び誘電体2を包囲する
部分3,4及び5の緊密状態が得られ、これによ
つて再びケーブルに大なる彎曲部のある場合に金
属被覆されたプラスチツクシート4の引裂き伸展
荷重が著しく低減されるのである。試験の結果
は、プラスチツクシート4自体が実際上殆ど生じ
ないようなケーブルの異常に大きい彎曲に際して
も実際に金網3及びプラスチツク外被5の間の緊
密な埋込み作用によつて引裂を生ぜず、又ケーブ
ルのこのような強い彎曲の際に何等著しい反射が
生じないことが示されている。
次の表には図示された同軸ケーブルのサンプル
の試験の際に見出された波動抵抗、周波数曲線及
び不均等反射減衰量の如き特性値の測定結果が示
されている。このサンプルは75Ωの公称波動抵抗
値は、0.73mmの内部導体直径、4.6mmの外部導体
の内径、6.5mmのケーブル直径及び4.75Kg/100mm
のケーブル重量を有し、ポリエチレンの誘電体及
び0.15mmの64本の銅素線より成る金網並びに10μ
の厚さのアルミニウム被覆をそれぞれ両側に有す
る20μの厚さのポリプロピレンより成る金属被覆
されたプラスチツクシート及びポリ塩化ビニルよ
り成るプラスチツク外被を設けられている。
波動抵抗の測定値:75Ω±3Ω 伝送範囲内に於け る不均等反射減衰 量の測定値 :35dB 100mのケーブ ル長に対する周波 数曲線即ち減衰 : 50MHz 6.5dB(6.39dB) 100MHz 9.0dB(8.09dB) 200MHz 13.0dB(10.1dB) 300MHz 15.5dB(11.4dB) 600MHz 22.0dB(13.7dB) 800MHz 27.0dB(14.7dB) この場合括弧内に示された減衰値は、仮定的な
理想状態の即ち上述のサンプルと同じ内径の外部
導体及び同じ直径の内部導体、内部導体としての
銅素線、外部導体としての直線的な肉厚の銅管及
びサンプルの場合と同じ誘電体を有する完全に外
部放射がなく反射がない同軸ケーブルが有すると
思われる減衰を示している。このような括弧内に
与えられた理想的な同軸ケーブル減衰は、原理的
に表皮効果による比較的大きな内部導体の抵抗或
いはケーブルの長手方向抵抗と、ケーブルの成端
抵抗によつて形成される横方向抵抗との間の電圧
分配により惹起されたもので、従つて与えられた
上述の構成条件にてその他は理想的な状態にても
劣化しない減衰値である。これにより、サンプル
に於ける反射及び放射損失により生ずる減衰は例
えば800MHzにて僅かに12.3dBであつて、従つて
比較的小さく、又これによりサンプルに於ける伝
送範囲の上限は1GHz以上であることが示されて
いる。殆ど3GHz迄の改良は、金属被覆されたプ
ラスチツクシートとして両側に銅被覆を、又縁部
に沿うこれらの被覆の間の直接の電気的接続によ
り、又銅被覆の上に薄い銀被覆を有するシートス
トリツプが利用され、これによつて既述の如くケ
ーブルの内部空間の閉じたそれぞれ放射を阻止す
る包囲体が形成されることより達成出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による同軸ケーブルの望まし
い実施形態のケーブル端部の展開斜視図である。 1…内部導体、2…誘導体、3…金網、4…金
属化されたプラスチツクシート、5…プラスチツ
ク外装、7…節状の隆起部、8…トラフ状のくぼ
み。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属の内部導体と前記内部導体を同心的に取
    り巻くプラスチツクの誘電体と、前記誘電体を取
    り巻く金属製の金網および少なくとも一方の面に
    金属被覆を有するプラスチツクのシートストリツ
    プから成る外部導体と、外側保護被覆として外部
    導体を取り巻くプラスチツクの外装とから成る、
    高周波同軸ケーブルにおいて、金網の素線が誘電
    体に密接する目の大きいメツシユを形成するよう
    に網状に配置され、プラスチツクのシートストリ
    ツプは金網に金属被覆が面するように金網上にら
    せん状に、側縁部を重ねて巻かれ、かつ金網の
    個々のメツシユヘトラフ状のくぼみの形に圧入さ
    れ、それによつて金網の個々のメツシユが短絡さ
    れ、またプラスチツクの外装の内壁がプラスチツ
    クのシートストリツプのトラフ状のくぼみ部に嵌
    合されることを特徴とする高周波同軸ケーブル。 2 プラスチツクの外装の内壁が節状の隆起部7
    を備え、該隆起部がプラスチツクのシートストリ
    ツプ4の圧入によつて形成されたトラフ状のくぼ
    み8中に係合する特許請求の範囲第1項記載の高
    周波同軸ケーブル。 3 プラスチツクのシートストリツプ4が両面に
    金属被覆を備えている特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の高周波同軸ケーブル。 4 プラスチツクンのシートストリツプ4の両面
    上の各金属被覆は、前記シートストリツプ4の各
    縁部で相互に導電的に接触されているか、または
    前記シートストリツプ4の両表面に分布された複
    数の個所で導電的に接触されている特許請求の範
    囲第3項記載の高周波同軸ケーブル。 5 プラスチツクのシートストリツプ4のストリ
    ツプ縁部の重なり範囲の幅が、プラスチツクのシ
    ートストリツプ4の幅の20%と40%との間にある
    特許請求の範囲第3項又は第4項記載の高周波同
    軸ケーブル。 6 プラスチツクのシートストリツプ4の金属被
    覆がアルミニウムより成る特許請求の範囲第1項
    から第5項までのいずれか1項記載の高周波同軸
    ケーブル。 7 プラスチツクのシートストリツプ4の片面又
    は両面上の該ストリツプの金属被覆の全体の厚さ
    が合計して少なくとも20μmになる特許請求の範
    囲第1項から第6項までのいずれか1項記載の高
    周波同軸ケーブル。 8 金網3は、誘電体2の回りを相互に反対の回
    転方向にらせん状に巻回して編み合わされたほぼ
    同数の非絶縁素線の2つの群から形成されている
    特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか
    1項記載の高周波同軸ケーブル。 9 金網3は、非絶縁素線の2つの同じ群から形
    成されており、各群は重なり合つた2つの素線層
    の1つを形成しており、各群の素線は誘導体2の
    周囲に均一に分布して巻回されており、2つの群
    の素線は相互に反対の回転方向でらせん状に誘電
    体2に巻回され、かつ相互に対向し合つて交差す
    る個所で導電的に接触する特許請求の範囲第1項
    から第7項までのいずれか1項記載の高周波同軸
    ケーブル。 10 金網3の素線が金属の被覆を備えている特
    許請求の範囲第8項又は第9項記載の高周波同軸
    ケーブル。 11 金属内部導体上に、それを同心的に取り巻
    くプラスチツクの誘電体を被着し、また該誘電体
    上に、それを取り巻く金網及び、該金網を取り巻
    く少なくとも一方の面に金属被覆を施したプラス
    チツクのシートストリツプを含む外部導体を被着
    し、また該外部導体上に外部保護被覆としてプラ
    スチツクの外装を被着した高周波導線用の高周波
    同軸ケーブルを製造する方法において、前記金網
    の素線を目の大きいメツシユを形成するために網
    状に配置し、前記プラスチツクのシートストリツ
    プを前記金網上に被着し、その際、プラスチツク
    のシートストリツプはその金属被覆が金網に面す
    るようにしてらせん状に縁部が重なり合つて金網
    上に巻回されており、プラスチツクの外装を圧力
    を加えて押出すことによつて外部導体上に被着
    し、その際金属被覆されたプラスチツクのシート
    ストリツプは目の大きい金網の個々のメツシユ中
    にトラフ状の凹部が形成されるように圧入され且
    つプラスチツクの外装の材料がプラスチツクのシ
    ートストリツプのトラフ状の凹部中に充填される
    のに充分な高い圧力で押出され、その際、プラス
    チツクの外装の内側の表面の凸状の成形部はプラ
    スチツクのシートストリツプのトラフ状の凹部内
    に嵌合されることを特徴とする高周波同軸ケーブ
    ルを製造する方法。 12 50℃乃至200℃の範囲の温度及び5気圧の
    圧力を加えて、プラスチツクの外装を前記外部導
    体上に被着する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
JP122278A 1977-01-12 1978-01-11 Coaxial cable and method of producing same Granted JPS53109190A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH37277A CH604384A5 (ja) 1977-01-12 1977-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53109190A JPS53109190A (en) 1978-09-22
JPS6246928B2 true JPS6246928B2 (ja) 1987-10-05

Family

ID=4185516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP122278A Granted JPS53109190A (en) 1977-01-12 1978-01-11 Coaxial cable and method of producing same

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4187391A (ja)
JP (1) JPS53109190A (ja)
AT (1) AT358115B (ja)
BE (1) BE862815A (ja)
CA (1) CA1092210A (ja)
CH (1) CH604384A5 (ja)
DE (2) DE7708020U1 (ja)
ES (1) ES465912A1 (ja)
FR (1) FR2377690A1 (ja)
GB (1) GB1582808A (ja)
IT (1) IT1088942B (ja)
SE (1) SE433043B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63166046U (ja) * 1987-04-20 1988-10-28
CN110783027A (zh) * 2019-11-06 2020-02-11 安徽华上电缆科技有限公司 一种环保防蚁鼠控制电缆
KR102522900B1 (ko) * 2022-10-20 2023-04-18 주식회사 볼트온 유해물질 발생을 최소화할 수 있는 써모커플의 제조방법

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2396444A1 (fr) * 1977-06-28 1979-01-26 Cables De Lyon Geoffroy Delore Reconstitution d'un conducteur exterieur d'un cable coaxial
DE2915740C2 (de) * 1979-04-19 1983-08-04 Philips Kommunikations Industrie AG, 8500 Nürnberg Koaxiales Hochfrequenzkabel für die Übertragung von Hochspannungsimpulsen
USRE32225E (en) * 1981-08-07 1986-08-12 Harvey Hubbell Incorporated Oil well cable
JPS59104424U (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 三菱電線工業株式会社 遮へいケ−ブル
US4694122A (en) * 1986-03-04 1987-09-15 Cooper Industries, Inc. Flexible cable with multiple layer metallic shield
JPH071643B2 (ja) * 1987-07-21 1995-01-11 住友電気工業株式会社 同軸ケーブル
GB8827681D0 (en) * 1988-11-25 1988-12-29 Gaddis F Bubble/water agitation device
US4965412A (en) * 1989-04-06 1990-10-23 W. L. Gore & Associates, Inc. Coaxial electrical cable construction
JP2898341B2 (ja) * 1990-04-09 1999-05-31 株式会社八光電機製作所 膀胱造影検査器具
GB2249212B (en) * 1990-08-21 1994-06-01 Yoshida Kogyo Kk Metal-shielded cable suitable for electronic devices
GB9300843D0 (en) * 1993-01-18 1993-03-10 Westland Helicopters Method of connecting screened multicore cables to a connector body
US6825418B1 (en) * 2000-05-16 2004-11-30 Wpfy, Inc. Indicia-coded electrical cable
US6687880B2 (en) * 2001-09-19 2004-02-03 Virtual Silicon Technology, Inc. Integrated circuit having a reduced spacing between a bus and adjacent circuitry
JP2006210096A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 同軸ケーブル及びその製造方法
US7763343B2 (en) * 2005-03-31 2010-07-27 American Superconductor Corporation Mesh-type stabilizer for filamentary coated superconductors
US8905108B2 (en) 2007-06-04 2014-12-09 Encore Wire Corporation Method and apparatus for applying labels to cable
US8826960B1 (en) 2009-06-15 2014-09-09 Encore Wire Corporation System and apparatus for applying labels to cable or conduit
US11319104B1 (en) 2009-01-30 2022-05-03 Encore Wire Corporation System and apparatus for applying labels to cable or conduit
US7954530B1 (en) 2009-01-30 2011-06-07 Encore Wire Corporation Method and apparatus for applying labels to cable or conduit
JP2011044953A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Sony Corp Av機器用の有線伝送線路
US8853539B2 (en) * 2009-09-11 2014-10-07 Heng Chen Cable with current leakage detection function
US8308505B2 (en) * 2009-12-09 2012-11-13 Scott Hatton Guarded coaxial cable assembly
WO2012049775A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 トヨタ自動車株式会社 モータ用導線およびモータ用コイル
USD745851S1 (en) * 2013-07-10 2015-12-22 Paracable, Inc. Electronics cable
USD779440S1 (en) 2014-08-07 2017-02-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Overhead transmission conductor cable
USD815047S1 (en) * 2014-09-25 2018-04-10 Conway Electric, LLC Overbraided electrical cord with X pattern

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978194A (ja) * 1972-12-02 1974-07-27

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3051771A (en) * 1958-08-15 1962-08-28 Int Standard Electric Corp Electrostatic shield for high voltage cables
US3240867A (en) * 1962-10-09 1966-03-15 Belden Mfg Co Shielded conductor in an extensible cable
US3484532A (en) * 1966-10-18 1969-12-16 Haveg Industries Inc Electrical conductor with light-weight electrical shield
US3474186A (en) * 1967-04-13 1969-10-21 Moore & Co Samuel Electrostatically shielded wire bundle
FR1539881A (fr) * 1967-08-08 1968-09-20 Thomson Houston Comp Francaise Perfectionnements aux lignes et câbles électriques coaxiaux, notamment pour descentes d'antennes réceptrices de télévision
US3927247A (en) * 1968-10-07 1975-12-16 Belden Corp Shielded coaxial cable
DE1814814A1 (de) * 1968-12-14 1970-07-23 Mildner Raymond Charles Elektrischer Leiter fuer Hochfrequenzkabel
US3643007A (en) * 1969-04-02 1972-02-15 Superior Continental Corp Coaxial cable
US3594491A (en) * 1969-06-26 1971-07-20 Tektronix Inc Shielded cable having auxiliary signal conductors formed integral with shield
DE2525149A1 (de) * 1975-06-06 1976-12-30 Felten & Guilleaume Carlswerk Fernmeldekabel mit konstruktionselementen aus verbundfolien

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978194A (ja) * 1972-12-02 1974-07-27

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63166046U (ja) * 1987-04-20 1988-10-28
CN110783027A (zh) * 2019-11-06 2020-02-11 安徽华上电缆科技有限公司 一种环保防蚁鼠控制电缆
KR102522900B1 (ko) * 2022-10-20 2023-04-18 주식회사 볼트온 유해물질 발생을 최소화할 수 있는 써모커플의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
SE433043B (sv) 1984-05-07
FR2377690A1 (fr) 1978-08-11
BE862815A (fr) 1978-05-02
DE2711380A1 (de) 1978-07-20
AT358115B (de) 1980-08-25
US4187391A (en) 1980-02-05
JPS53109190A (en) 1978-09-22
DE2711380B2 (de) 1978-10-26
DE2711380C3 (de) 1979-07-05
SE7714198L (sv) 1978-07-20
DE7708020U1 (de) 1978-07-06
CH604384A5 (ja) 1978-09-15
CA1092210A (en) 1980-12-23
ATA867377A (de) 1980-01-15
FR2377690B1 (ja) 1982-05-28
GB1582808A (en) 1981-01-14
ES465912A1 (es) 1978-09-16
IT1088942B (it) 1985-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6246928B2 (ja)
US7872611B2 (en) Leaky coaxial antenna
US5132491A (en) Shielded jacketed coaxial cable
US5389736A (en) Power and control cable with a two layer metallic sheath for marine applications
US6563052B2 (en) Electric installation cable
US20090283296A1 (en) coaxial cable
US9209510B2 (en) Corrugated stripline RF transmission cable
JP4152560B2 (ja) 同軸ケーブル
DE4310662C2 (de) Hochfrequenzkabel
US20020074153A1 (en) Electrical line and process for producing the same
KR101074845B1 (ko) 실내매설용 세경 방사 동축케이블
WO2013161124A1 (ja) 漏洩同軸ケーブル
US6211459B1 (en) Shielded bulk cable
US20130037301A1 (en) Multi-Conductor Stripline RF Transmission Cable
US20070105437A1 (en) Coaxial cable
US20050173144A1 (en) Cable comprising twisted metallic conductors with high electrical performance for use in digital systems
KR100296317B1 (ko) 고기능 누설동축케이블
KR101481785B1 (ko) 전파 손실 및 전파 감쇄에 대한 균일화를 위한 동축케이블 구조
US6781051B1 (en) Radiating cable
RU27263U1 (ru) Кабель высокочастотный одночетверочный для цифровых сетей сельской связи
EP0429531B1 (en) Electromagnetic screening with an elastomeric layer comprising a metallic particulate filler
Smith et al. Design and characteristics of coaxial cables for Community Antenna Television
JP2001126552A (ja) 極細同軸ケーブル及びこれを用いた多芯ケーブル
Hinchliffe Recent developments in coaxial cables for television distribution
JP2001338536A (ja) 同軸ケーブル